JP3194918U - ヘルメット用バイザ - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘルメットの形状に依存せず、着脱可能なヘルメット用バイザを提供する。【解決手段】ヘルメット用バイザは、庇本体1と庇取付部材から成る。庇本体1は、三日月状の庇部2と、庇部2の曲率が大きい円弧状辺に延設される帯状片部と、帯状片部のヘルメット内面に貼り付ける側の面に設けられた第1の面ファスナ(フック)3を備える。また、ヘルメットの内面に貼着される庇取付部材は、帯状片部と実質的に同じ形状を成し、ヘルメット内面に貼り付ける側の面は粘着面で、他方の面が第2の面ファスナ(ループ)である。第1の面ファスナ(フック)3と第2の面ファスナ(ループ)とが結合することにより、庇がヘルメットに装着される。【選択図】図1
Description
本考案は、ヘルメット用バイザに関し、特に、自転車ヘルメット用バイザに関するものである。
従来から、自転車等の乗り物の乗車者の頭部保護のためのヘルメットに庇(ひさし)が取り付けられたものが知られている。かかる庇は、自転車等の走行中に日差しを遮り、快適な走行を実現するために取付けられる。庇の取付形態としては、ヘルメットと予め一体となっているものや、ヘルメットから取り外しが可能なものが存在した。
しかし、取り外し可能な庇の多くは、特定のヘルメットにのみ取付け可能であり、多様なヘルメットに装着可能なものではなかった。
しかし、取り外し可能な庇の多くは、特定のヘルメットにのみ取付け可能であり、多様なヘルメットに装着可能なものではなかった。
このようなことから、ヘルメットの前面部だけの庇において、庇背面から伸びた紐材を庇上面に着脱可能にし、その紐材をヘルメットの内部構造の額部分と帽体の隙間を通してヘルメットの帽体部分に巻き付けることで、庇を取り付ける構造が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。特許文献1に開示されたヘルメット用庇は、ヘルメットの外殻に着ける庇ではなく、ヘルメットの内装を利用し取り付ける構造となっており、多様なヘルメットへの取付けを可能にするものである。
しかしながら、特許文献1に開示されたヘルメット用庇の場合、ヘルメットの内部構造の額部分と帽体の間に2箇所の隙間が必要であり、この隙間がなければ取付けられないという問題がある。
しかしながら、特許文献1に開示されたヘルメット用庇の場合、ヘルメットの内部構造の額部分と帽体の間に2箇所の隙間が必要であり、この隙間がなければ取付けられないという問題がある。
上記状況に鑑みて、本考案は、ヘルメットの形状に依存せず着脱可能なヘルメット用バイザを提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本考案のヘルメット用バイザは、庇本体と庇取付部材から成る。庇本体は、三日月状の庇部と、庇部の曲率が大きい円弧状辺に延設される帯状片部と、帯状片部のヘルメット内面に貼り付ける側の面に設けられた第1の面ファスナ(フック)と、を備える。ヘルメットの内面に貼着される庇取付部材は、帯状片部と実質的に同じ形状を成し、ヘルメット内面に貼り付ける側の面は粘着面で、他方の面が第2の面ファスナ(ループ)である。そして、庇本体の第1の面ファスナ(フック)と庇取付部材の第2の面ファスナ(ループ)とが結合することにより、ヘルメットに装着し得る構造となっている。
本考案のヘルメット用バイザにおいては、庇本体を構成する帯状片部は、帯状の長手方向に略等間隔で2以上の切れ込み部が形成されていることが好ましい。これにより、帯状片部とヘルメット内面との密着性を高めることができる。
本考案のヘルメット用バイザにおいて、庇本体を構成する帯状片部に切れ込み部が存在する場合、切れ込み部が伸縮素材によって塞がれ、1つの帯状を呈するものであっても良い。帯状片部が1つの帯状のものとなることで、帯状片部の強度を高めることができる。
本考案のヘルメット用バイザにおいては、庇本体を構成する帯状片部のヘルメット内面に貼り付ける側の裏面は、タオル地またはパイル地の素材が用いられることが好ましい。帯状片部のヘルメット内面に貼り付ける側の裏面は、直接、使用者の額に接触するので、皮膚に優しい素材が適しているからである。
本考案のヘルメット用バイザにおいては、三日月状の庇部は、撥水性と柔軟性を備えることが好ましい。自転車走行中には、雨が降ることも考えられるので、撥水性がある素材が適しているし、また、本考案のバイザは着脱可能であるので、取外して、バッグの中等に収納するためには、柔軟性を備えたものが適しているからである。さらに、柔軟性があり、庇が不要になれば、ヘルメットから取り外し、庇本体を丸めてズボンなどのポケットに収納することが可能である。
本考案のヘルメット用バイザによれば、ヘルメットの形状に依存せず、多種多様なヘルメットに、簡易に、着脱自在に庇を取付けられるといった効果を有する。
以下、本考案の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明していく。なお、本考案の範囲は、以下の実施例や図示例に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
図1は、実施例1の庇の平面図を示している。図1に示されるように、庇本体1は、三日月状の庇部2と、庇部2の曲率が大きい円弧状辺に延設される帯状片部と、帯状片部のヘルメット6の内面に貼り付ける側の面に設けられた第1の面ファスナ(フック)3を備えている。
庇本体1を構成する帯状片部は、帯状の長手方向に略等間隔で2つの切れ込み部8が形成されている。これにより、帯状片部とヘルメット内面の湾曲面との密着性を高めることができる。図1では、切れ込み部8は2つであるが、3つ以上であっても良い。
庇本体1を構成する帯状片部は、帯状の長手方向に略等間隔で2つの切れ込み部8が形成されている。これにより、帯状片部とヘルメット内面の湾曲面との密着性を高めることができる。図1では、切れ込み部8は2つであるが、3つ以上であっても良い。
図2は、実施例1の庇の底面図を示している。庇本体1の帯状片部の裏面4は、パイル地の素材が用いられている。素材としては、タオル地、パイル地等の素材などの吸水性、速乾性に優れた素材を用いるのが良い。吸水性、速乾性に優れることにより、庇を、水洗いにより洗濯をし、繰り返し使用できる。
図3は、実施例1のヘルメットの底面図を示している。図に向かって下が、ヘルメット6の前方部である。図3に示されるように、ヘルメット6の前方部の内側には、庇取付部材の第2の面ファスナ(ループ)5が貼り付けられている。ヘルメット6の内面に貼着される庇取付部材は、帯状片部と実質的に同じ形状を成す。庇取付部材では、ヘルメット6の内面に貼り付ける側の面は粘着面で、他方の面が第2の面ファスナ(ループ)5である。
図4は、実施例1のヘルメットへの庇取付け後の斜視図を示している。
図4に示されるように、庇本体1とヘルメット6は、ヘルメット6の内側で接合しているので、ヘルメット6に庇を取り付けた状態では、外部からは、第1の面ファスナ(フック)3や帯状片部の裏面4が見えない構造である。
このように、ヘルメット6の内側に庇を貼り付けた状態では、帯状片部の裏面4が額に触れることから、発汗による蒸れを防止するための構造が必要となる。そのため、帯状片部の裏面4には吸水性に優れた素材が用いられている。
図4に示されるように、庇本体1とヘルメット6は、ヘルメット6の内側で接合しているので、ヘルメット6に庇を取り付けた状態では、外部からは、第1の面ファスナ(フック)3や帯状片部の裏面4が見えない構造である。
このように、ヘルメット6の内側に庇を貼り付けた状態では、帯状片部の裏面4が額に触れることから、発汗による蒸れを防止するための構造が必要となる。そのため、帯状片部の裏面4には吸水性に優れた素材が用いられている。
図5は、実施例2の庇の平面図を示している。図5に示されるように、実施例2では、庇本体1を構成する帯状片部に切れ込み部8が存在し、切れ込み部8が伸縮素材7によって塞がれ、1つの帯状を呈するものとなっている。帯状片部が1つの帯状のものとなることで、帯状片部の強度を高めることができる。
伸縮素材7は、軟質のゴム製の樹脂であることが好ましいが、柔軟性のある素材であれば、他の素材でも良い。柔軟性のある素材にすることにより、庇本体1の帯状片部をヘルメットの内側に折り曲げ、ヘルメット6の形状に合わせて第1の面ファスナ(フック)3を介して貼り付ける際に、貼りやすくなる。
伸縮素材7は、軟質のゴム製の樹脂であることが好ましいが、柔軟性のある素材であれば、他の素材でも良い。柔軟性のある素材にすることにより、庇本体1の帯状片部をヘルメットの内側に折り曲げ、ヘルメット6の形状に合わせて第1の面ファスナ(フック)3を介して貼り付ける際に、貼りやすくなる。
図6は、実施例3の庇の平面図を示している。図6に示されるように、実施例3では、実施例1と比べて、庇本体1を構成する帯状片部の両端の部材9が広がる形状となっている。
この形状は庇部2の曲線形状に沿った形状であるので、庇本体1の製作時の加工コストを抑えることができるという利点がある。
この形状は庇部2の曲線形状に沿った形状であるので、庇本体1の製作時の加工コストを抑えることができるという利点がある。
図7は、実施例4の庇の平面図を示している。図7に示されるように、実施例4では、実施例2と同様に、庇本体1を構成する帯状片部に切れ込み部が存在し、切れ込み部が伸縮素材7によって塞がれ、1つの帯状を呈するものとなっている。
また、実施例3と同様に、庇本体1を構成する帯状片部の両端の部材9が広がる形状となっている。実施例4によれば、庇本体1を構成する帯状片部の強度を高め、かつ、加工コストを抑えることができる。
また、実施例3と同様に、庇本体1を構成する帯状片部の両端の部材9が広がる形状となっている。実施例4によれば、庇本体1を構成する帯状片部の強度を高め、かつ、加工コストを抑えることができる。
本考案は、自転車用ヘルメットの庇に有用である。
1 庇本体
2 庇部
3 第1の面ファスナ(フック)
4 帯状片部の裏面
5 第2の面ファスナ(ループ)
6 ヘルメット
7 伸縮素材
8 切れ込み部
2 庇部
3 第1の面ファスナ(フック)
4 帯状片部の裏面
5 第2の面ファスナ(ループ)
6 ヘルメット
7 伸縮素材
8 切れ込み部
Claims (5)
- ヘルメットに着脱可能に装着できる庇(ひさし)であって、庇本体と庇取付部材から成り、
前記庇本体は、
三日月状の庇部と、
前記庇部の曲率が大きい円弧状辺に延設される帯状片部と、
前記帯状片部のヘルメット内面に貼り付ける側の面に設けられた第1の面ファスナ(フック)と、を備え、
ヘルメットの内面に貼着される前記庇取付部材は、
前記帯状片部と実質的に同じ形状を成し、
ヘルメット内面に貼り付ける側の面は粘着面で、他方の面が第2の面ファスナ(ループ)であり、
第1の面ファスナ(フック)と第2の面ファスナ(ループ)とが結合することにより、ヘルメットに装着し得ることを特徴とするヘルメット用バイザ。 - 前記帯状片部は、帯状の長手方向に略等間隔で2以上の切れ込み部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヘルメット用バイザ。
- 前記帯状片部は、前記切れ込み部が伸縮素材によって塞がれ、1つの帯状を呈することを特徴とする請求項2に記載のヘルメット用バイザ。
- 前記帯状片部のヘルメット内面に貼り付ける側の裏面は、タオル地またはパイル地の素材が用いられることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のヘルメット用バイザ。
- 前記庇部は、撥水性と柔軟性を備えることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のヘルメット用バイザ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005292U JP3194918U (ja) | 2014-10-03 | 2014-10-03 | ヘルメット用バイザ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014005292U JP3194918U (ja) | 2014-10-03 | 2014-10-03 | ヘルメット用バイザ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3194918U true JP3194918U (ja) | 2014-12-18 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005292U Expired - Fee Related JP3194918U (ja) | 2014-10-03 | 2014-10-03 | ヘルメット用バイザ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3194918U (ja) |
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2014
- 2014-10-03 JP JP2014005292U patent/JP3194918U/ja not_active Expired - Fee Related
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