JP3092046U - 保護帽子 - Google Patents

保護帽子

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JP3092046U
JP3092046U JP2002005817U JP2002005817U JP3092046U JP 3092046 U JP3092046 U JP 3092046U JP 2002005817 U JP2002005817 U JP 2002005817U JP 2002005817 U JP2002005817 U JP 2002005817U JP 3092046 U JP3092046 U JP 3092046U
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hat
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博 高橋
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株式会社所沢義肢製作所
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外見がほとんど普通の帽子と変わらずあらゆ
る形状の帽子にあう、かつ後頭部を特によく保護し、洗
濯その他の取扱いが容易な頭部の保護帽子。 【解決手段】 後頭部を広く覆ういろいろな外形に仕立
てた帽子に、同じく後頭部を手厚く保護した多様な緩衝
材を多様な裏地により取りつけ、または緩衝材を面ファ
スナーなどで接離自在に取りつけ、ファッション性をも
たせると同時に後頭部が特によく保護されるように構成
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、障害者等が突発的な発作などで未知なる様相の転倒をした場合、ま たはスポーツ時等、転倒時に頭部を衝撃から保護するための帽子に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
障害者等が頭部保護のために被る保護帽子は、表面が皮革製でヘッドギア・ヘ ルメット形で外出の際に外見が悪く、違和感があった。
【0003】 部分的に緩衝材を内部に付けたりするものはあったが、衝撃を受けやすい後頭 部について、更に考慮をはらったものはなかった。なお、前方や側方へ倒れたと きは、多くの場合本能的に手が出て顔や頭が地面等に打ち当たるのを防ぐことが できるが、障害者の自損事故やスキー、スケート、スノーボードなどのスポーツ をする者の転倒事故の場合には、後頭部を強打して大事に至る場合が多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
保護帽子の形状を幅広い年齢層に対応する、外見上は普通の帽子で、かつ後頭 部を特によく保護するとともに洗濯その他の扱いも容易にできる保護帽子を提供 することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記問題を解決するために、後頭部にあたる部分を幅広にした筒状の 緩衝材を多様な裏地で覆ったもの、または複数個の緩衝材を頭部の側面の全周に 相互に間隔を置くことなく接触するように、接離自在に配置し、その着脱を容易 にし、あらゆる形状の帽子に合い、ファッションを楽しめるように構成したこと を特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 後頭部を幅広く覆った帽子、図1(a)、(b)の表地(1)の内側に、頭部 の側面の全周に接触する形にし、かつ後頭部に当たる部分を幅広にした筒状のス ポンジ等からなる緩衝材(3)を配置し、裏地(2)によって緩衝材(3)をそ の下縁より上縁に至る全幅にわたり被覆した。
【0007】 以上のように、普通の帽子に緩衝材を内蔵した形なので、外見上は障害者やス ポーツをする者用の保護帽子とわかりにくく、見た目が不自然でなくなる。
【0008】 図2の保護帽子は、図1の保護帽子の構成のうち、裏地の形態を変化させたも のである(裏地例1)。その構成は、帽子の裏地の下端縁(2−2)を表地の下 縁部(1−1)に固着し、裏地の上縁部(2−1)を緩衝材(3)の上縁部(3 −1)より上方に延長させ雄または雌の面ファスナー(4)を取りつけ、表地の 対面箇所に雌または雄の面ファスナー(5)を取りつけ、前記の両ファスナーを 互いに接着させることによって図2(b)に示すように緩衝材(3)を全面的に 被覆する。
【0009】 以上のように構成すれば、外見上好ましいことにくわえて、緩衝材(3)を着 脱可能にすることにより、洗濯が容易となり、裏地部分が少なくなるとともに頭 頂部分には裏地がないから通気もよくなる。
【0010】 図3の保護帽子は、図1の保護帽子の構成のうち、同じく裏地の形態を変化さ せたものである(裏地例2)。その構成は、帽子裏地を複数枚の裏地片(6)と し、各裏地片の下端縁(6−2)を表地の下縁部(1−2)に固着し、各裏地片 の上端部(6−1)を緩衝材の上端縁(3−1)より上方に僅か延長させて接着 部とし、該接着部の内面に雄または雌の面ファスナー(4)を取りつけ、表地の 対面箇所に雌または雄の面ファスナー(5)を取りつけ、それぞれ対応する前記 の両ファスナーを互いに接着させることによって図3(b)に示すように緩衝材 を断続的に被覆するようにした。
【0011】 図4の保護帽子は、図3の保護帽子の構成に加えて、帽子下端縁に折り返し部 (7)を固着し、緩衝材下縁部を裏地と折り返し部(7)とで二重に覆い、帽子 下縁部の補強を図り、頭部の接触部のフィット感を増大させたものである。(裏 地例3)。
【0012】 図5の保護帽子は、後頭部を広く覆う外形に仕立てた帽子の表地の内側に、横 長の緩衝材(3)の中央部を取りつけ、緩衝材(3)の形状を、図5のように横 長の緩衝材の幅広にした一端部で後頭部全体を覆い、幅広にした他端部で後頭部 全体を覆う形にし、かつ前記一端部の内側に雄の面ファスナー(4)、他端部の 外側に雌の面ファスナー(5)を取りつけ、頭の大きさに合わせて任意に位置を 変えて接着できるように構成した。
【0013】 図6の保護帽子は、特に、複数個の緩衝材(3)を頭部の側面の全周に図のよ うに相互に間隔を置くことなく接触するように、面ファスナー(4)または(5 )等により接離自在に配置し、かつ後頭部に当たる位置にある緩衝材(3−3) を他の緩衝材より縦長に形成するようにした。
【0014】 図6の保護帽子においては、複数個の緩衝材(3)の下辺をテープ、ワイヤー 等でつなげたものにするとさらに着脱がしやすくなる。
【0015】 また、図6の保護帽子においては、緩衝材(3)を布地で覆い、かつ布地で覆 った該緩衝材を雄または雌の面ファスナー、またはスナップ(4)または(5) により、帽子の表地の内側側部に対して接離自在に配置した。この構成によれば 、洗濯その他の取扱いがさらに便利になる。
【0016】 さらに、図6の保護帽子においては、複数個の緩衝材(3)は上辺が短く、下 辺が長く、頭の形状に合わせて丸みをもたせてあるので、頭にフィットしやすく 、帽子の形状に合わせて上辺同士の間隔を調節することにより、どんな形の帽子 にもあう構成になっている。
【0017】 以上の保護帽子において、緩衝材の雌の面ファスナーの部分を、パイル地に代 えた場合または緩衝材の外面をパイル地とし、表地の内面を雄の面ファスナーと した場合には、接離部の範囲が広くなり、着脱しやすくなる。
【0018】 両耳の場所に当たる部分からアゴベルト(8)を取りつけ、顎に固定すること により、転倒時に保護帽子が脱げることがない。
【0019】
【考案の効果】
本考案は以上の説明により、幅広い年齢層に対応する、外見上は普通の帽子で 、かつ衝撃を強く受けやすい後頭部を特によく保護することにより、外出の際に も違和感なく、自然に見える保護帽子となる。また、緩衝材を着脱させることに より、洗濯が容易で、どんな形状の帽子にも合う保護帽子ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本考案に係る保護帽子の一例
を示す断面図で(a)は特に装着した状態を示す。
【図2】保護帽子の裏地例1を示す断面図で(a)は緩
衝材を取りつける前、(b)は取りつけた後を示す。
【図3】保護帽子の裏地例2を示す断面図で(a)は緩
衝材を取りつける前、(b)は取りつけた後を示す。
【図4】折り返し部と組み合わせた保護帽子の裏地例3
を示す断面図である。
【図5】頭の大きさに合わせることのできる保護帽子の
緩衝材の一例を示す断面図である。
【図6】複数個の緩衝材を接離自在に配置した保護帽子
の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
(1)表地 (2)裏地 (3)緩衝材 (1−1)表地の下縁部 (2−1)裏地の上縁部 (2−2)裏地の下縁部 (3−1)緩衝材の上端縁 (4)雄または雌の面ファスナー (5)雌または雄の面ファスナー (6)裏地片 (6−1)裏地片の上端部 (6−2)裏地片の下端縁 (7)帽子の折り返し部 (8)アゴバンド

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後頭部を広く覆う外形に仕立てた帽子の
    表地の内側に、頭部の側面の全周に接触する形にした、
    かつ後頭部に当たる部分を幅広にした筒状の緩衝材を配
    置し、帽子裏地によって、前記緩衝材をその下縁より上
    縁に至る全幅にわたり被覆するように構成したことを特
    徴とする保護帽子。
  2. 【請求項2】 帽子裏地の下端縁を表地の下縁部に固着
    し、帽子裏地の上縁部を緩衝材の上端縁より上方に僅か
    延長させて接着部とし、該接着部の内面に雄または雌の
    面ファスナーを取りつけ、表地の対面箇所に雌または雄
    の面ファスナーを取りつけ、前記の両ファスナーを互い
    に接着させることによって緩衝材を全面的に被覆するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1に記載の保護帽
    子。
  3. 【請求項3】 帽子裏地を複数枚に分割して複数の裏地
    片とし、各裏地片の下端縁を表地の下縁部に固着し、各
    裏地片の上端部を緩衝材の上端縁より上方に僅か延長さ
    せて接着部とし、該接着部の内面に雄または雌の面ファ
    スナーを取りつけ、表地の対面箇所に雌または雄の面フ
    ァスナーを取りつけ、それぞれ対応する前記の両ファス
    ナーを互いに接着させることによって緩衝材を断続的に
    被覆するように構成したことを特徴とする請求項1に記
    載の保護帽子。
  4. 【請求項4】 後頭部を広く覆う外形に仕立てた帽子の
    表地の内側に、横長の緩衝材の中央側を取りつけ、該緩
    衝材の幅広にした一端部で後頭部全体を覆う形にし、幅
    広にした他端部で後頭部全体を覆う形にし、かつ前記一
    端部の内側と多端部の外側にそれぞれ雄または雌の面フ
    ァスナーを取りつけ、前記の面ファスナーで前記の一端
    部と他端部とを任意に位置を変えて接着できるように構
    成したことを特徴とする保護帽子。
  5. 【請求項5】 後頭部を広く覆う外形に仕立てた帽子の
    表地の内側側部に対して、複数個の緩衝材を、頭部の側
    面の全周に相互に間隔を置くことなく接触するように、
    接離自在に配置し、かつ後頭部に当たる位置にある緩衝
    材を他の緩衝材より縦長に形成したことを特徴とする保
    護帽子。
  6. 【請求項6】 緩衝材を布地で覆い、かつ布地で覆った
    該緩衝材を、雄と雌の面ファスナーまたはスナップによ
    り、帽子の表地の内側側部に対して接離自在に配置した
    ことを特徴とする請求項5に記載の保護帽子。
  7. 【請求項7】 緩衝材の外面をパイル地とし表地の内面
    を雄の面ファスナーとしたことを特徴とする、請求項5
    に記載の保護帽子。
  8. 【請求項8】 雌の面ファスナーが取りつけられた部分
    をパイル地に代えたことを特徴とする請求項2、請求項
    3、請求項4または請求項6に記載の保護帽子。
  9. 【請求項9】 アゴベルトを付設したことを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、
    請求項6、請求項7または請求項8に記載の保護帽子。
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