JP2009267391A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2009267391A5
JP2009267391A5 JP2009079530A JP2009079530A JP2009267391A5 JP 2009267391 A5 JP2009267391 A5 JP 2009267391A5 JP 2009079530 A JP2009079530 A JP 2009079530A JP 2009079530 A JP2009079530 A JP 2009079530A JP 2009267391 A5 JP2009267391 A5 JP 2009267391A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow rate
silicon
band gap
range
rate ratio
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009079530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009267391A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2009079530A priority Critical patent/JP2009267391A/ja
Priority claimed from JP2009079530A external-priority patent/JP2009267391A/ja
Priority to PCT/JP2009/057006 priority patent/WO2009123325A1/ja
Priority to US12/935,138 priority patent/US8119545B2/en
Priority to KR1020107021877A priority patent/KR20100129311A/ko
Priority to TW098110757A priority patent/TW200952078A/zh
Publication of JP2009267391A publication Critical patent/JP2009267391A/ja
Publication of JP2009267391A5 publication Critical patent/JP2009267391A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Claims (12)

  1. 複数の孔を有する平面アンテナにより処理容器内にマイクロ波を導入してプラズマを生成するプラズマCVD装置を用い、被処理体上にプラズマCVD法によって窒化珪素膜の積層体を形成する窒化珪素膜積層体の製造方法であって、
    シリコン含有化合物ガスと窒素ガスを含む成膜ガスを用い、処理圧力を0.1Pa以上1333Pa以下の範囲内で一定に設定し、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスとの流量比(シリコン含有化合物ガス流量/窒素ガス流量)を0.005以上0.2以下の範囲内から選択した第1の流量比でプラズマCVDを行い、2.5eV以上7eV以下の範囲内の第1のバンドギャップを有する窒化珪素膜を形成する第1のCVD工程と、
    前記第1のCVD工程の前または後に、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスを含む成膜ガスを用い、前記第1のCVD工程と同じ処理圧力で、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスとの流量比(シリコン含有化合物ガス流量/窒素ガス流量)を0.005以上0.2以下の範囲内で前記第1のCVD工程とは異なる第2の流量比に設定することにより、2.5eV以上7eV以下の範囲内で前記第1のバンドギャップとは異なる第2のバンドギャップを有する窒化珪素膜を形成する第2のCVD工程と、
    を備えたことを特徴とする窒化珪素膜積層体の製造方法。
  2. 処理圧力を0.1Pa以上4Pa以下の範囲内で一定に設定するとともに、前記第1の流量比より前記第2の流量比が大きくなるように設定することにより、前記第1のバンドギャップを前記第2のバンドギャップよりも大きくすることを特徴とする請求項1に記載の窒化珪素膜積層体の製造方法。
  3. 処理圧力を40Pa以上1333Pa以下の範囲内で一定に設定するとともに、前記第1の流量比より前記第2の流量比が大きくなるように設定することにより、前記第2のバンドギャップを前記第1のバンドギャップよりも大きくすることを特徴とする請求項1に記載の窒化珪素膜積層体の製造方法。
  4. 前記第1のCVD工程と前記第2のCVD工程を繰り返し行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の窒化珪素膜積層体の製造方法。
  5. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に、複数の孔を有する平面アンテナにより処理容器内にマイクロ波を導入してプラズマを生成させるプラズマCVD装置を用い、被処理体上にプラズマCVD法によって窒化珪素膜を形成するに際し、
    シリコン含有化合物ガスと窒素ガスを含む成膜ガスを用い、処理圧力を0.1Pa以上1333Pa以下の範囲内で一定に設定し、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスとの流量比(シリコン含有化合物ガス流量/窒素ガス流量)を0.005以上0.2以下の範囲内から選択した第1の流量比でプラズマCVDを行い、2.5eV以上7eV以下の範囲内の第1のバンドギャップを有する窒化珪素膜を形成する第1のCVD工程と、
    前記第1のCVD工程の前または後に、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスを含む成膜ガスを用い、前記第1のCVD工程と同じ処理圧力で、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスとの流量比(シリコン含有化合物ガス流量/窒素ガス流量)を0.005以上0.2以下の範囲内で前記第1のCVD工程とは異なる第2の流量比に設定することにより、2.5eV以上7eV以下の範囲内で前記第1のバンドギャップとは異なる第2のバンドギャップを有する窒化珪素膜を形成する第2のCVD工程と、が行われるように、コンピュータに前記プラズマCVD装置を制御させるものであることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  6. 処理圧力を0.1Pa以上4Pa以下の範囲内で一定に設定するとともに、前記第1の流量比より前記第2の流量比が大きくなるように設定することにより、前記第1のバンドギャップを前記第2のバンドギャップよりも大きくすることを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  7. 処理圧力を40Pa以上1333Pa以下の範囲内で一定に設定するとともに、前記第1の流量比より前記第2の流量比が大きくなるように設定することにより、前記第2のバンドギャップを前記第1のバンドギャップよりも大きくすることを特徴とする請求項5に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  8. 前記第1のCVD工程と前記第2のCVD工程を繰り返し行うように、コンピュータに前記プラズマCVD装置を制御させるものであることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  9. プラズマCVD法により被処理体上に窒化珪素膜を形成するプラズマCVD装置であって、
    被処理体を載置台に載置して収容する処理容器と、
    前記処理容器の前記開口部を塞ぐ誘電体部材と、
    前記誘電体部材の外側に設けられ、前記処理容器内にマイクロ波を導入するための複数の孔を有する平面アンテナと、
    前記処理容器内に原料ガスを供給するガス供給装置と、
    前記処理容器内を減圧排気する排気装置と、
    前記処理容器内で、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスを含む成膜ガスを用い、処理圧力を0.1Pa以上1333Pa以下の範囲内で一定に設定し、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスとの流量比(シリコン含有化合物ガス流量/窒素ガス流量)を0.005以上0.2以下の範囲内から選択した第1の流量比でプラズマCVDを行い、2.5eV以上7eV以下の範囲内の第1のバンドギャップを有する窒化珪素膜を形成する第1のCVD工程と、
    前記第1のCVD工程の前または後に、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスを含む成膜ガスを用い、前記第1のCVD工程と同じ処理圧力で、シリコン含有化合物ガスと窒素ガスとの流量比(シリコン含有化合物ガス流量/窒素ガス流量)を0.005以上0.2以下の範囲内で前記第1のCVD工程とは異なる第2の流量比に設定することにより、2.5eV以上7eV以下の範囲内で前記第1のバンドギャップとは異なる第2のバンドギャップを有する窒化珪素膜を形成する第2のCVD工程と、が行われるように制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とするプラズマCVD装置。
  10. 処理圧力を0.1Pa以上4Pa以下の範囲内で一定に設定するとともに、前記第1の流量比より前記第2の流量比が大きくなるように設定することにより、前記第1のバンドギャップを前記第2のバンドギャップよりも大きくすることを特徴とする請求項9に記載のプラズマCVD装置。
  11. 処理圧力を40Pa以上1333Pa以下の範囲内で一定に設定するとともに、前記第1の流量比より前記第2の流量比が大きくなるように設定することにより、前記第2のバンドギャップを前記第1のバンドギャップよりも大きくすることを特徴とする請求項9に記載のプラズマCVD装置。
  12. 前記制御部は、前記第1のCVD工程と前記第2のCVD工程を繰り返し行うように制御するものであることを特徴とする請求項9から11のいずれか1項に記載のプラズマCVD装置。
JP2009079530A 2008-03-31 2009-03-27 窒化珪素膜の製造方法、窒化珪素膜積層体の製造方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体およびプラズマcvd装置 Pending JP2009267391A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009079530A JP2009267391A (ja) 2008-03-31 2009-03-27 窒化珪素膜の製造方法、窒化珪素膜積層体の製造方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体およびプラズマcvd装置
PCT/JP2009/057006 WO2009123325A1 (ja) 2008-03-31 2009-03-30 窒化珪素膜の製造方法、窒化珪素膜積層体の製造方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体およびプラズマcvd装置
US12/935,138 US8119545B2 (en) 2008-03-31 2009-03-30 Forming a silicon nitride film by plasma CVD
KR1020107021877A KR20100129311A (ko) 2008-03-31 2009-03-30 질화규소막의 제조 방법, 질화규소막 적층체의 제조 방법, 컴퓨터 판독 가능한 기억 매체, 및 플라즈마 cvd 장치
TW098110757A TW200952078A (en) 2008-03-31 2009-03-31 Process for producing silicon nitride film, process for producing silicon nitride film laminate, computer-readable storage medium, and plasma cvd device

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008092419 2008-03-31
JP2009079530A JP2009267391A (ja) 2008-03-31 2009-03-27 窒化珪素膜の製造方法、窒化珪素膜積層体の製造方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体およびプラズマcvd装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009267391A JP2009267391A (ja) 2009-11-12
JP2009267391A5 true JP2009267391A5 (ja) 2012-08-09

Family

ID=41392777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009079530A Pending JP2009267391A (ja) 2008-03-31 2009-03-27 窒化珪素膜の製造方法、窒化珪素膜積層体の製造方法、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体およびプラズマcvd装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009267391A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6787813B2 (ja) * 2017-02-16 2020-11-18 株式会社Kokusai Electric 半導体装置の製造方法、基板処理装置およびプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998033362A1 (fr) * 1997-01-29 1998-07-30 Tadahiro Ohmi Dispositif a plasma
JP3978817B2 (ja) * 1997-07-17 2007-09-19 ソニー株式会社 半導体装置の製造方法
JP4332263B2 (ja) * 1998-10-07 2009-09-16 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 薄膜トランジスタの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6038975B2 (ja) 半導体基板を処理する方法
JP5789149B2 (ja) 原子層成長方法及び原子層成長装置
JP2015138913A5 (ja)
JP2016540124A5 (ja)
JP6413293B2 (ja) 成膜方法及び記憶媒体
JP2014208883A5 (ja)
GB201121034D0 (en) Apparatus and method for depositing a layer onto a substrate
JP2018166142A5 (ja)
JP2009170557A (ja) 成膜方法及び成膜装置
JP2012104720A5 (ja)
JP2015053445A5 (ja)
JP2006156675A5 (ja)
JP2011168881A5 (ja)
JP2010267925A5 (ja) 半導体装置の製造方法、基板処理方法及び基板処理装置
WO2011097178A3 (en) Methods for nitridation and oxidation
JP2011252221A5 (ja)
TW201247931A (en) Film deposition method and apparatus
JP2009200483A5 (ja)
JP2008124078A5 (ja)
JP2017228580A5 (ja)
JP2009094115A5 (ja)
JP6011420B2 (ja) 縦型熱処理装置の運転方法、縦型熱処理装置及び記憶媒体
JP6280721B2 (ja) TiN膜の成膜方法および記憶媒体
JP2012072475A5 (ja)
WO2006101130A1 (ja) 成膜装置及び成膜方法