JP2009266260A - 記録対象情報記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の電源断時に記憶している記録対象情報を保持するときの省電力化を図ることができる記録対象情報記憶装置を提供する。
【解決手段】予め定められた記録対象情報を収集する記録対象情報収集手段11aと、前記記録対象情報収集手段11aが収集した記録対象情報を記憶する揮発性の第1記憶手段13と、前記第1記憶手段13が記憶している記録対象情報が予め定められた所定条件を満たすときに記憶される第2記憶手段Cと、を有する記録対象情報記憶装置1において、前記記録対象情報収集手段11aが収集した記録対象情報を前記第1記憶手段13と共に記憶する第3記憶手段14と、装置における電源断のときに前記第3記憶手段14がその記憶内容を保持するのに必要な電力を前記第3記憶手段14にのみ供給する予備電源19と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、予め定められた記録対象情報を収集する記録対象情報収集手段と、前記記録対象情報収集手段が収集した記録対象情報を記憶する揮発性の第1記憶手段と、前記第1記憶手段が記憶している記録対象情報が予め定められた所定条件を満たすときに記憶される第2記憶手段と、を有する記録対象情報記憶装置に関するものである。
車両の運行状況を記録する運行記憶装置は、特許文献1に記載の如く、運行状況を常時記憶する第1記憶手段と、車両が所定の条件を満たしたときに第1記憶手段に記憶された情報を不揮発性の第2記憶手段に記憶するに当たり、万一、第2記憶手段に記憶させることができない状況の際に、第1記憶手段に記憶された情報を副記憶手段に記憶させている。これは万一第2記憶手段に書き込み再度できるようになった際に、副記憶手段に記憶された情報を第2記憶手段に転送するためであり、所定の条件下では情報が失われることがないようにしていた。
なお、第1記憶手段は高速且つ頻繁の書き込みが必要であることから、SDRAM(synchronous dynamic random access memory)等の揮発性メモリが用いられており、第2記憶手段及び副記憶手段は第1記憶手段のように高速且つ頻繁の書き込みを必要としないことから、フラッシュメモリ等の低価格のメモリが用いられている。
特開2008−65454号公報
しかしながら、上述した運行記憶装置では、万一の電源断時にも第2記憶手段或いは副記憶手段に記憶された情報を転送できるようにするための予備電源を備えていたため、所定の条件を満たすときに第2記憶手段が書き込み可能かの判定及び書き込みができない際に副記憶手段への情報の転送を行うために消費電力が大きくある程度の予備電源の容量が必要であった。このような問題は、ドライブレコーダに限定するものではなく、例えばデジタルタコグラフ、加速度記憶装置等の各種記録対象情報記憶装置に同様に発生する問題である。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、装置の電源断時に記憶している記録対象情報を保持するときの省電力化を図ることができる記録対象情報記憶装置を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の記録対象情報記憶装置は、図1の基本構成図に示すように、予め定められた記録対象情報を収集する記録対象情報収集手段11aと、前記記録対象情報収集手段11aが収集した記録対象情報を記憶する揮発性の第1記憶手段13と、前記第1記憶手段13が記憶している記録対象情報が予め定められた所定条件を満たすときに記憶される第2記憶手段Cと、を有する記録対象情報記憶装置1において、前記記録対象情報収集手段11aが収集した記録対象情報を前記第1記憶手段13と共に記憶する第3記憶手段14と、装置における電源断のときに前記第3記憶手段14がその記憶内容を保持するのに必要な電力を前記第3記憶手段14にのみ供給する予備電源19と、を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明の記録対象情報記憶装置によれば、記録対象情報収集手段11aによって記録対象情報が収集されると、当該記録対象情報は第1記憶手段13に記憶されると共に第3記憶手段14に記憶される。そして、所定条件を満たしたときに、第1記憶手段13への記録対象情報の記憶が失敗した場合に装置の電源が断たれると、第3記憶手段14は予備電源19からの電力によって記録対象情報を保持し続ける。
請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載の記録対象情報記憶装置において、前記第1記憶手段13から前記第2記憶手段Cへの前記記録対象情報の記憶が正常終了したか異常終了したか否かを示す終了情報を前記第3記憶手段14に記憶させる制御を行う終了情報記憶制御手段11bと、前記第3記憶手段14が記憶している終了情報に異常終了が設定されているときに、前記第3記憶手段14に記憶している記録対象情報を前記第2記憶手段Cに記憶させる制御を行う異常時記憶制御手段11cと、を有することを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明の記録対象情報記憶装置によれば、記録対象情報が第1記憶手段13から前記第2記憶手段Cへの記憶結果を示す終了情報が終了情報記憶制御手段11bによって第3記憶手段14に記憶される。そして、装置の起動時、リセット時等に第3記憶手段14に記憶している終了情報に異常終了が設定されていると、第3記憶手段14に記憶している記録対象情報が異常時記憶制御手段11cによって第2記憶手段Cに記憶される。
請求項3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1又は2に記載の記録対象情報記憶装置において、前記第3記憶手段14が、前記第1記憶手段13とは異なる揮発性メモリであることを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明の記録対象情報記憶装置によれば、第1記憶手段13とは異なる揮発性メモリを第3記憶手段14に用いることができる。
請求項4記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1〜3の何れか1項に記載の記録対象情報記憶装置において、前記第2記憶手段Cが、装置に対して取り外し可能な記憶媒体であることを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明の記録対象情報記憶装置によれば、第2記憶手段Cが取り外された状態で、第2記憶手段Cへの記録対象情報の記憶ができない場合でも、その記録対象情報は第3記憶手段に記憶しておくことができる。
以上説明したように請求項1に記載した本発明の記録対象情報記憶装置によれば、収集した記録対象情報を第1記憶手段及び第3記憶手段の双方に記憶し、所定条件を満たして第2記憶手段への記憶が終了した後は、記録対象情報の転送等の処理が不要となり、第3記憶手段は予備電源からの電力でのみ記憶内容を保持することから、電源断時等の消費電力を低減させることができるため、予備電源の容量を小さくすることができる。従って、装置に大容量の電池等を搭載することなく、所定条件を満たす前までの記録対象情報を記憶することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、第1記憶手段から第2記憶手段への記録対象情報の記憶結果を終了情報として第3記憶手段に記憶し、起動時等にその終了情報が異常終了を示していると、第3記憶手段に記憶している記録対象情報を第2記憶手段に記憶するようにしたことから、第2記憶手段の異常、記憶途中の電源断等が発生しても、記録対象情報を確実に復旧して第2記憶手段に記憶することができる。従って、第2記憶手段に関する記憶異常が発生しても、記録対象情報記憶装置自体を取り外す等の作業が必要ないため、メンテナンス性を向上することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、第3記憶手段のみを不揮発性メモリとすることで、第1記憶手段にのみ揮発性メモリを用いれば良くなるため、双方ともに揮発性メモリを用いる場合よりもコストダウンを図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の何れか1項に記載の発明の効果に加え、第2記憶手段が取り外された状態で、装置の電源が断たれても、記録対象情報は第3記憶手段に記憶されているので、記録対象情報の喪失を防止することができる。
以下、本発明に係る図1に示す記録対象情報記憶装置1をドライブレコーダに適用した場合の最良の形態を、図2乃至図4の図面を参照して以下に説明する。
図2において、ドライブレコーダ10は、運転者の視界を妨げないように、貨物輸送用トラック、タクシー、乗用車等の車両に搭載されている。ドライブレコーダ10は、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)11、CPU11のためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM12、各種のデータを格納するとともにCPU11の処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在の揮発性メモリであるSDRAM(Synchronous DRAM)13、装置本体が電源オフ状況の間も記憶内容の保持が可能な不揮発性メモリであるSRAM(Static Random Access Memory)14等を有して構成している。
上述したROM12には、特許請求の範囲に記載の図1に示す記録対象情報収集手段11a、終了情報記憶制御手段11b、異常時記憶制御手段11c等の各種手段としてCPU11(コンピュータ)を機能させるための各種プログラムを記憶している。
SDRAM13は、請求項の範囲に記載の図1に示す第1記憶手段に相当し、ドライブレコーダ10の電源(図示せず)を切ると記憶内容が失われる半導体メモリであり、ビデオメモリ等が任意に用いられる。SDRAM13は、車両の走行中、運行中等に収集した記録対象情報を記憶するのに十分な記憶容量のものが用いられる。
SRAM14は、電源を切っても記憶内容を保持することができる半導体メモリであり、フラッシュメモリ等が任意に用いられる。SRAM14は、SDRAM13に記憶される記録対象情報と同一の記録対象情報が同期して記憶される。即ち、SDRAM13とRAM14には、同一の記録対象情報が記憶されることになる。ただし、記憶容量の関係上、予備記憶手段としてのSRAM14には、記録対象情報の一部のみを記録するようにしても良い。
SRAM14は、記録対象情報と終了情報とを記憶する領域を有している。そして、記録対象情報は、ドライブレコーダ10であることから、例えば事故発生時の前後の前方映像、車両速度、急加減速などの車両状況を示すデータを有している。なお、記録対象情報のデータ構造等は、装置の種類や仕様、記録目的などに応じて任意に定められる。また、終了情報は、上記記録対象情報のカードCへの記憶が正常終了か異常終了かを示すデータを有している。
ドライブレコーダ10はさらに、カメラ15と、加速度センサ16と、カード挿入部17と、を有する構成となっている。そして、カメラ15は、インタフェース回路(I/F)15iを介してCPU11と電気的に接続されている。
カメラ15は、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ、赤外線カメラ等の各種カメラを任意に用いることができる。そして、カメラ15は、車両の前方映像を常時撮像しており、この撮像した画像信号は、インタフェース回路15iによって変換、圧縮処理等が行われ、撮像情報としてCPU11に入力される。なお、撮像情報は、動画、静止画などドライブレコーダ2の構成、仕様等に応じて任意に定められるものである。
また、本最良の形態では、車両の前方を撮像するようにカメラ15を筐体の内部に設けている場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、例えば、車両の後方、周辺、車両の運転者、営業用の車両の運転者、乗客、車内、乗降用のドア等を撮像するように車両の任意の箇所に設ける、車両に予め搭載されたカメラを用いる、複数のカメラを用いるなどのように種々異なる実施形態とすることができる。そして、複数のカメラ15を車両における所望の箇所に配置することで、衝撃の原因解析等により貢献することができる撮像情報を収集できる。
加速度センサ16は、3軸(X、Y、Z)方向の加速度・傾き・衝撃等を検出する3軸加速度センサを用いている。なお、3軸加速度センサは、周知であるように、薄いシリコンの梁(ビーム)によって錘を支え、加速度によって錘が動くことで梁が歪み、この歪みを梁上に形成したピエゾ抵抗素子等の抵抗変化で加速度を検出するようにしたものである。そして、加速度センサ16は、CPU11と電気的に接続されており、検出した加速度を示す加速度信号をCPU11に出力する。なお、加速度センサ16は、車両の前後方法と該進行方向に直交する方向の加速度を検出できるものが好ましい。
また、本最良の形態では、加速度センサ16を上述したカメラ15に対応させて設けており、加速度センサ16aを筐体の内部に設ける場合について説明するが、車両の測定ポイントに1又は複数の加速度センサ16を配置するなど種々異なる実施形態とすることができる。
カード挿入部17は、装着されたカードCに対してCPU11から指定された各種データの書き込み、読み込みを行うもので、カードCの挿入部17に対する挿入は手動で行い、カードCの排出は、排出キーの操作に応じてカード挿入部17内の排出機構(図示せず)が自動で行う。
カードCは、図1に示す特許請求の範囲に記載の第2記憶手段に相当し、例えばCompact Flash等のドライブレコーダ10のカード挿入部17に着脱自在のメモリカード等のカード状記録媒体を用いている。カードCは、周知であるように、通電しなくても記憶内容が消えないメモリと、外部との入出力を受け持つコントローラ回路と、を有している。なお、カードCについては、ドライブレコーダ10の仕様等に応じて種々異なるタイプのメモリカード等を用いることができる。カード挿入部17に挿入されたカードCは、所定条件を満たすときに記録対象情報がカード挿入部17によって書き込まれることで記憶される。
ドライブレコーダ10はさらに、インタフェース部18を有しており、インタフェース部18はCPU11と電気的に接続されている。そして、このインタフェース部18には、車両の速度センサ3、図示しないイグニッション(IGN)スイッチを接続しており、この速度センサ31が出力した車両の速度に応じた速度信号等はCPU11に入力される。そして、この速度信号がCPU11によって車両状況情報を構成する中の1項目として検出されて記憶される。なお、カードCに記憶する記録対象情報の構成内容によっては、車両のブレーキ、左右ターン、舵角等の各種信号を車両からインタフェース部18を介してCPU11に入力させることもできる。
ドライブレコーダ10はさらに、予備電源19を有している。予備電源19は、バックアップ用の電池、コンデンサー等が用いられ、SRAM14と電気的に接続している。予備電源19は、ドライブレコーダ10における電源断のときに、SRAM14がその記憶内容を所定時間にわたって保持するのに必要な電力をSRAM14にのみ供給する構成となっている。
次に、ドライブレコーダ10のCPU11が実行する本発明に係る処理概要の一例を、図3のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1において、電力の供給により、車両のイグニッション(IGN)スイッチがONされたか否かが判定される。IGNスイッチがONされていないと判定された場合(S1でN)、この判定処理を繰り返すことで、IGNスイッチのONを待つ。一方、IGNスイッチがONされたと判定された場合(S1でY)、ステップS2に進む。
ステップS2において、カード挿入部17がカードCに対して情報の書き込みが可能(例えば、カードCの装着の有無、記憶可能容量等)であるか否かが判定される。書き込みが可能ではないと判定された場合(S2でN)、ステップS1に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、書き込みが可能であると判定された場合(S2でY)、ステップS3に進む。
ステップS3において、SRAM14に記憶されている終了情報に正常終了が設定されているか否かが判定される。正常終了であると判定された場合(S3でY)、ステップS6に進む。一方、正常終了ではないと判定された場合(S3でN)、ステップS4において、SRAM14に記憶している記録対象情報のカードCへの書き込みがカード挿入部17に要求されることで、カードCへの記録が開始され、ステップS5において、カード挿入部17からの完了通知によりカードCへの記録が終了され、その後ステップS6に進む。
ステップS6において、初期処理が実行されると、SDRAM13、SRAM14等の各種エリアに予め定められた初期値が設定され、これによりSRAM14の終了情報には初期値として「異常終了」が設定され、その後ステップS7に進む。
ステップS7において、カメラ15から車両の前方等を撮像した撮像情報が取得され、ステップS8において、加速度センサ16から入力された加速度信号が、3軸(X、Y、Z)方向の加速度・傾き・衝撃等を示す加速度情報が取得され、ステップS9において、取得された撮像情報と加速度情報とはSDRAM13に記録対象情報として記憶され、ステップS10において、記録対象情報としてSRAM14に記憶され、その後ステップS11に進む。
ステップS11において、SDRAM13の加速度情報に基づいて、車両の前後方向若しくは左右(車幅)方向の加速度が、予め定められた所定条件である記録トリガレベルを超えるか否かが判定される。記録トリガレベルを超えていないと判定された場合(S11でN)、ステップS7に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、記録トリガレベルを超えていると判定された場合(S11でY)、所定条件を満たしていると判定され、ステップS12に進む。
ステップS12において、カード挿入部17がカードCに対して情報の書き込みが可能であるか否かが判定される。カードCに書き込み可能と判定された場合(S12でY)、ステップS13において、SDRAM13に記憶している記録対象情報のカードCへの書き込みがカード挿入部17に要求されることで、カードCへの記録が開始され、ステップS14において、カード挿入部17からの完了通知によりカードCへの記録が終了され、その後ステップS15に進む。
ステップS15において、IGNスイッチがOFFであるか否かが判定される。IGNスイッチがOFFではないと判定された場合(S15でN)、ステップS7に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、IGNスイッチがOFFであると判定された場合(S15でY)、ステップS16において、正常終了を示すデータがSRAM14の終了情報に設定され、ステップS17において、終了処理が実行され、その後処理を終了する。
また、ステップS12でカードCに書き込み不能と判定された場合(S12でN)、ステップS18において、SRAM14への記録対象情報の記憶途中である場合はその記憶が停止され、ステップS19において、記録停止による異常終了を示すデータがSRAM14の終了情報に設定され、ステップS20において、図示しない表示部や出力部等にエラー出力が要求されることで、エラー警告が行われ、ステップS21において、IGNスイッチのOFFが待たれ、そのOFFの検出に応じて処理を終了する。
以上説明したように、CPU11は図3に示す処理プログラムを実行することで、CPU11が図1に示す請求項中の記録情報収集手段11a、終了情報記憶制御手段11b、及び、異常時記憶制御手段11cとして機能することになる。そして、図3中のステップS7〜S8が記録情報収集手段11a、ステップS16及びステップS19が終了情報記憶制御手段11b、ステップS4〜S5が異常時記憶制御手段11cにそれぞれ相当している。
次に、上述した構成によるドライブレコーダ10の動作(作用)の一例を、図4の図面を参照して以下に説明する。
図4において、ドライブレコーダ10は、電力供給に応じて起動され、その後IGNスイッチがONされてカードCへの書き込みが可能である場合、SRAM14の終了情報D2を確認する。ドライブレコーダ10は、終了情報D2に正常終了が設定されていると、記録対象情報D1である撮像情報と加速度情報を収集し、それらの情報をSDRAM13とSRAM14の双方に記録対象情報D1として記憶する(工程P1)。そして、記録対象情報D1の加速度情報から記録トリガレベルを超える加速度を検出したときに、所定条件を満たしたと判定して、SDRAM13の記憶対象情報D1をカードCに記憶する(工程P2)。
ドライブレコーダ10は、記録対象情報D1のカードCへの記憶が正常終了すると、その結果をSRAM14の終了情報D2にセットする。また、ドライブレコーダ10は、記録対象情報D1のカードCへの記憶が異常終了すると、その結果をSRAM14の終了情報D2にセットして、予備電源19の電力によってSRAM14に記憶している記録対象情報D1を保持することになる。
ドライブレコーダ10は、再起動等によりSRAM14の終了情報D2に異常終了が設定されていると、カードCへの記録対象情報D1の失敗により、その記録対象情報D1がSRAM14に保持されていると判定して、SRAM14からカードCに記録対象情報D1を転送して記憶する(工程P3)。
以上説明したドライブレコーダ10によれば、収集した記録対象情報D1をSDRAM(第1記憶手段)13及びSRAM(第3記憶手段)14の双方に記憶し、所定条件を満たしてカード(第2記憶手段)Cへの記憶が終了した後は、記録対象情報D1の転送等の処理が不要となり、SRAM14は予備電源19からの電力でのみ記憶内容を保持することから、電源断時等の消費電力を低減させることができるため、予備電源19の容量を小さくすることができる。従って、ドライブレコーダ10に大容量の予備電池19等を搭載することなく、所定条件を満たす前までの記録対象情報D1をSRAM14に記憶することができる。
また、SDRAM13からSRAM14への記録対象情報D1の記憶結果を終了情報D2としてSRAM14に記憶し、起動時等にその終了情報D2が異常終了を示していると、SRAM14に記憶している記録対象情報D1をカードCに記憶するようにしたことから、カードCの異常、記憶途中の電源断等が発生しても、記録対象情報D1を確実に復旧してカードCに記憶することができる。従って、カードCに関する記憶異常が発生しても、ドライブレコーダ10自体を車両から取り外す等の作業が必要ないため、メンテナンス性を向上することができる。
なお、上述した本実施形態では、図1に示す記録対象情報記憶装置1をドライブレコーダ10に適用した場合について説明したが、記録対象情報記憶装置1をデジタルタコグラフ、加速度記憶装置等の他の装置に適用、組み込むこともできる。そして、本発明における所定条件は、ドライブレコーダ10であれば記録トリガレベルの加速度の検出等、デジタルタコグラフであれば運行の所定変化の検出等、加速度記憶装置であれば記録トリガレベルの加速度を検出等ということになる。
このように上述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明に係る記録対象情報記憶装置の基本構成を示す図である。 本発明の記録対象情報記憶装置を適用したドライブレコーダの概略構成を示す構成図である。 図2のCPUが実行する本発明に係る処理概要の一例を示すフローチャートである。 ドライブレコーダにおける記録対象情報のデーターフローの一例を説明するための図である。
符号の説明
1 記録対象情報記憶装置
10 ドライブレコーダ
11a 記録対象情報収集手段(CPU)
11b 終了情報記憶制御手段(CPU)
11c 異常時記憶制御手段(CPU)
13 第1記憶手段(SDRAM)
14 第3記憶手段(SRAM)
C 第2記憶手段(カード)

Claims (4)

  1. 予め定められた記録対象情報を収集する記録対象情報収集手段と、前記記録対象情報収集手段が収集した記録対象情報を記憶する揮発性の第1記憶手段と、前記第1記憶手段が記憶している記録対象情報が予め定められた所定条件を満たすときに記憶される第2記憶手段と、を有する記録対象情報記憶装置において、
    前記記録対象情報収集手段が収集した記録対象情報を前記第1記憶手段と共に記憶する第3記憶手段と、
    装置における電源断のときに前記第3記憶手段がその記憶内容を保持するのに必要な電力を前記第3記憶手段にのみ供給する予備電源と、
    を有することを特徴とする記録対象情報記憶装置。
  2. 前記第1記憶手段から前記第2記憶手段への前記記録対象情報の記憶が正常終了したか異常終了したか否かを示す終了情報を前記第3記憶手段に記憶させる制御を行う終了情報記憶制御手段と、
    前記第3記憶手段が記憶している終了情報に異常終了が設定されているときに、前記第3記憶手段に記憶している記録対象情報を前記第2記憶手段に記憶させる制御を行う異常時記憶制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の記録対象情報記憶装置。
  3. 前記第3記憶手段が、前記第1記憶手段とは異なる揮発性メモリであることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録対象情報記憶装置。
  4. 前記第2記憶手段が、装置に対して取り外し可能な記憶媒体であることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の記録対象情報記憶装置。
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