JP7479052B2 - ドライブレコーダ - Google Patents

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Description

本開示は、ドライブレコーダに関する。
駐車監視モードを備えるドライブレコーダが既に知られている(例えば特許文献1参照)。ドライブレコーダは、駐車中、周囲を監視する監視処理を実行する。監視処理では、例えば、衝撃の発生に応じて、周囲を撮影した映像を記録媒体に記録する。
特開2019-144784号公報
ドライブレコーダは、例えば車両のエンジン停止又はアクセサリスイッチのオフ操作に伴って駐車監視モードに移行して監視処理を開始し得る。このドライブレコーダでは、駐車中における映像記録の発生を、駐車が解消されるときに、ユーザに通知することが考えられる。
一方、車両のエンジン停止又はアクセサリスイッチのオフ操作時点では、通常、ユーザは車両乗員としてまだ車室内に存在する。ユーザは、更にしばらくの間、荷物を車外に取り出すなどの作業のために、車両から離れない可能性がある。従って、監視処理の開始初期には、ユーザの行動によって生じた衝撃に応じて映像記録が行われる可能性がある。
すなわち、ユーザが駐車車両を離れる前に車両に与えた衝撃に起因した映像記録についても、ユーザが駐車車両に戻ってきたときに、ユーザに通知されてしまう可能性がある。こうした通知は、ユーザにとって不要であることが多い。
そこで、本開示の一側面によれば、ユーザが駐車車両を離れる前に車両に与えた衝撃に起因した通知を抑制可能なドライブレコーダに関する技術を提供できることが望ましい。
本開示の一側面によれば、車両に搭載されるドライブレコーダが提供される。ドライブレコーダは、監視処理部と、通知部と、通知制御部と、を備える。
監視処理部は、車両の駐車開始を示す第一の事象が検知されると、駐車中の車両を監視するための監視処理を開始し、監視処理では、衝撃の発生に応じて、周囲を撮影した映像を記録媒体に記録するように構成される。
通知部は、監視処理部による映像記録に関する情報を、出力装置を通じてユーザに通知するように構成される。通知制御部は、第一の事象の検知後、車両からの車両乗員の離脱を示す第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報が通知部によって通知されないように、対応する映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成される。
従って、本開示の一側面によれば、ユーザが駐車車両を離れる前に車両に与えた衝撃に起因した通知が、ユーザに対して実行されるのを抑制可能なドライブレコーダを提供することができる。
本開示の一側面によれば、第二の事象は、車両のドアロックであり得る。この場合、通知制御部は、第一の事象の検知後、ドアロックが検知される前に発生した映像記録に関する情報が通知部によって通知されないように、対応する映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成され得る。ドアロックに基づけば、車両乗員が車両から離れる事象を比較的簡単に、且つ精度よく検知することが可能である。
本開示の一側面によれば、ドライブレコーダは、車両バッテリからの電力供給を受けて動作するように構成され得る。この場合、通知制御部は、車両バッテリの電圧変動に基づき、ドアロックを検知するように構成されてもよい。こうした検知方法によれば、ドアロックを比較的簡単に検知することが可能である。
本開示の一側面によれば、通知制御部は、第二の事象が検知されたことを条件に、第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成されてもよい。こうした構成によれば、効率的に目的の通知制御を実現することが可能である。
本開示の一側面によれば、通知制御部は、期間設定部と、第一の通知設定部と、第二の通知設定部とを備えてもよい。期間設定部は、第一の事象発生からの所定期間を、非通知期間に設定するように構成され得る。
第一の通知設定部は、非通知期間において、発生した映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成され得る。第二の通知設定部は、非通知期間の終了時までに第二の事象が検知されていない場合には、非通知期間の終了後、第二の事象を検知する前に発生した映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成され得る。こうした構成によれば、ユーザが駐車車両を離れる前に車両に与えた衝撃に起因した通知が、ユーザに対して実行されるのを効果的に抑制することができる。
本開示の一側面によれば、期間設定部は、上記所定期間として、第一の事象発生から所定時間が経過するまでの期間を、非通知期間に設定し、非通知期間において、第二の事象を検知した場合には、所定時間の経過を待たずに非通知期間を終了するように構成されてもよい。
本開示の一側面によれば、第二の通知設定部は、非通知期間の終了時までに第二の事象が検知されていない場合には、非通知期間の終了後、第二の事象が検知されたことを条件に、第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成されてもよい。
本開示の一側面によれば、第二の通知設定部は、非通知期間の終了後において、発生した映像記録に関する情報を通知対象に設定し、第二の事象が検知されたことを条件に、第二の事象を検知する前に通知対象に設定された映像記録に関する情報を、非通知対象に再設定するように構成されてもよい。こうした構成によれば、第二の事象が検知されないことで、いつまでも映像記録に関する情報が通知対象から外されてしまう可能性を抑制することができる。
本開示の一側面によれば、通知部は、非通知対象に設定された映像記録に関する情報をユーザに通知せず、通知対象に設定された映像記録に関する情報をユーザに通知するように構成され得る。
本開示の一側面によれば、通知制御部は、第二の事象が最初に検知される前に発生した映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成されてもよい。
本開示の一側面によれば、通知制御部は、第二の事象が検知される度に、対応する第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成されてもよい。第二の事象が一度検知されても、実際には車両乗員が車両から離れていない可能性がある。このような可能性に対し、第二の事象が複数回検知されることを考慮した上記構成は、有意義である。
本開示の一側面によれば、通知制御部は、第二の事象が複数回検知された場合、第二の事象の発生間隔が所定間隔を超える前に検知された第二の事象に限って、対応する第二の事象が検知される度に、対応する第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成されてもよい。この構成によれば、非通知対象の設定を、適切に行うことが可能である。
ドライブレコーダの構成を表すブロック図である。 プロセッサが実行するモード切替処理を表すフローチャートである。 プロセッサが実行する駐車監視処理を表すフローチャートである。 プロセッサが実行する通知関連処理を表すフローチャートである。 プロセッサが実行する登録関連処理を表すフローチャートである。 図6A及び図6Bは、バッテリ電圧変動を例示するグラフである。 第一変形例においてプロセッサが実行する駐車監視処理の一部を表すフローチャートである。 第二変形例においてプロセッサが実行する駐車監視処理の一部を表すフローチャートである。
以下に本開示の例示的実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に示す本実施形態のドライブレコーダ1は、車両の常時電源に接続されて、車両エンジンが停止した駐車中にも動作するように構成される車載用のドライブレコーダである。このドライブレコーダ1は、車室内において車両前方を撮影可能な位置に配置される。
ドライブレコーダ1は、図1に示すように、制御部10、カメラ21、マイクロフォン23、画像処理回路25、メディアリーダ/ライタ30、ディスプレイ40、スピーカ50、加速度センサ60、測位器70、入力インタフェース80、及び電源制御回路90を備える。
制御部10は、プロセッサ11と、メモリ13とを備える。プロセッサ11は、メモリ13が記憶するコンピュータプログラムに従う処理を実行することにより、ドライブレコーダ1内の各部を制御する。
メモリ13は、RAM、ROM、及びフラッシュメモリを備えることができる。ROMは、コンピュータプログラムを記憶する。RAMは、コンピュータプログラムに従う処理実行時に作業領域として使用される。フラッシュメモリは、設定データや映像データ等の各種データを記憶するために使用される。
カメラ21は、車両前方を撮影するように構成される。カメラ21は、複数のカメラを備えてもよく、それにより、車両前方に加えて、車両後方及び車室内の少なくとも一方を撮影するように構成されてもよい。
画像処理回路25は、カメラ21から入力される映像信号及びマイクロフォン23から入力される車室内の音声信号に基づいて、音声を含む記録用の映像データを生成し、制御部10に入力する。制御部10は、この映像データのうち条件を満足する記録対象のデータを選択的に、フラッシュメモリ(メモリ13)又はメモリカード等の記録メディア内のデータ保存領域に記録する。
記録メディアは、ユーザ操作により、メディアリーダ/ライタ30に挿入される。メディアリーダ/ライタ30は、挿入された記録メディアに対するデータ読込及びデータ書込が可能な構成にされる。メディアリーダ/ライタ30は、制御部10が、記録メディアに、画像処理回路25から入力される映像データを記録したり、再生対象の映像データを読み出したりするために使用される。
ディスプレイ40は、制御部10に制御されて、設定画面や再生画面等のユーザ向けの各種画面を表示するように構成される。スピーカ50は、ユーザに向けて各種案内を音声出力するように、制御部10に制御される。ディスプレイ40及びスピーカ50は出力装置に対応する。
加速度センサ60は、加速度を検出して、その検出信号を制御部10に入力する。制御部10は、加速度センサ60から入力される加速度の検出信号に基づき、車両の衝撃を検知し、対応する映像データを、上記データ保存領域に記録するように構成される。
測位器70は、車両の現在位置を測定するように構成される。測位器70は、例えばGPS衛星からの衛星信号に基づき、車両の現在位置を測定するように構成される。測定された現在位置の情報は、測位器70から制御部10に入力される。制御部10は、この情報に基づき、映像に対応する車両位置情報を、映像データに関連付けるように動作し得る。
入力インタフェース80は、ドライブレコーダ1を操作するユーザからの操作信号を制御部10に入力するように構成される。入力インタフェース80は、ドライブレコーダ1に設けられた各種操作スイッチを構成要素として備えることができる。
電源制御回路90は、車両内のヒューズボックス100を通じて常時電源及びACC(アクセサリ)電源に接続され、電源からの供給電力に基づき、ドライブレコーダ1内の各部に適切な電力を供給するように構成される。
ドライブレコーダ1は、常時電源に接続されることによって、車両の駐車中であっても、車両バッテリからの電力供給を受けて動作することができる。すなわち、電源制御回路90は、駐車中において、車両バッテリから供給される電力を、ドライブレコーダ1内の各部に供給する。
本実施形態において、電源制御回路90は、ACC電源からの入力に基づき、アクセサリスイッチのオン/オフを検知し、これを通知する通知信号を制御部10に入力するように構成される。
ACC電源のオン/オフは、アクセサリスイッチのオン/オフによって生じる。周知のように、アクセサリスイッチは、ユーザが車両の運転を開始しようとするとき、オンに切り替えられ、駐車するとき、オフに切り替えられる。従って、制御部10は、上記通知信号に基づいて、車両の運転開始及び駐車開始を知ることができる。
本実施形態のドライブレコーダ1は、動作モードとして、通常モードと駐車監視モードとを有する。通常モードは、アクセサリスイッチがオンにされているとき、換言すれば、車両が非駐車中であるときに選択されるドライブレコーダ1の動作モードである。通常モードでは、ドライブレコーダ1の主たる処理として、車両運転中の映像データを記録する処理が実行される。
一方、駐車監視モードは、アクセサリスイッチがオフにされているとき、換言すれば車両が駐車中であるときに選択されるドライブレコーダ1の動作モードである。駐車監視モードでは、例えば、車両周囲をカメラ21により撮影し、衝撃を検知したときに、その事象前後の撮影映像を含む映像データを記録する駐車監視処理が実行される。
プロセッサ11は、通常モードにおいて、図2に示すモード切替処理を実行し、駐車開始を示すアクセサリスイッチのオフ事象を検知すると(S110でYes)、ドライブレコーダ1の動作モードを、通常モードから駐車監視モードに切り替える(S120)。具体的には、プロセッサ11は、駐車監視モードに対応する処理として図3に示す駐車監視処理を開始する。同時に通常モードに対応する処理を終了する。
駐車監視処理を開始すると、プロセッサ11は、タイマーを起動する(S210)。タイマーは、起動時からの経過時間をカウントするように動作する。タイマーは、衝撃検知による映像記録の存在を、ユーザに知らせない期間である非通知期間の設定のために使用される。
非通知期間は、タイマー起動時から所定時間が経過するまでの期間に設定される。所定時間は、例えば、駐車開始から車両乗員が離れるまでの時間を考慮して5分程度の時間に定められ得る。タイマーは、予め設定された時間としての上記所定時間が経過するとイベント信号を出力するように構成され得る。以下、上記所定時間のことを「設定時間」と表現する。
タイマー起動後、プロセッサ11は、設定時間が経過したか否かを判断する(S220)。プロセッサ11は、設定時間が経過していないと判断すると(S220でNo)、車両のドアロック事象が発生したか否かを判断する(S230)。
S230において、プロセッサ11は、現時点を終点とする一定期間に観測されたバッテリ電圧の変動軌跡と、予め登録されたドアロック時の電圧変動パターンとの照合により、車両のドアロック事象が発生したか否かを判断することができる。すなわち、本実施形態では、バッテリ電圧に基づくS230の処理によって、ドアロックが検知される。
バッテリ電圧は、車両バッテリの電圧であり、常時電源電圧に対応する。プロセッサ11は、電源制御回路90から提供される常時電源電圧の情報から、バッテリ電圧を把握することができる。
S230における判断のために、プロセッサ11は、電源制御回路90からの上記情報に基づき、観測されたバッテリ電圧を一定時間分メモリ13に記録する処理を並列実行することができる。更に、プロセッサ11は、事前にドアロック時の電圧変動パターンを登録するように動作する。登録のために実行される処理については、図5を用いて後述する。
プロセッサ11は、ドアロック事象が発生していないと判断すると(S230でNo)、S240に移行し、衝撃が発生したか否かを判断する。S240において、プロセッサ11は、加速度センサ60の出力(上記検出信号)に基づき、基準以上の加速度変化が生じているかを判断することによって、衝撃が発生したかを判断することできる。すなわち、本実施形態では、加速度センサ60の出力に基づくS240の処理によって、衝撃が検知される。
プロセッサ11は、衝撃が発生していないと判断すると(S240でNo)、S220に移行する。プロセッサ11は、衝撃が発生したと判断すると(S240でYes)、すなわち衝撃を検知すると、S250に移行する。
S250において、プロセッサ11は、映像記録処理を実行する。映像記録処理において、プロセッサ11は、衝撃検知時点を基準とした注目期間にカメラ21により撮影された周囲の映像及びマイクロフォン23により収集された音声を含む映像データを、記録対象のデータとしてフラッシュメモリ(メモリ13)又は記録メディア内の上記データ保存領域に書き込む。以下では、データ保存領域に書き込まれた映像データのことを、録画データとも表現する。
画像処理回路25から提供される映像データは、逐次RAMのバッファ領域に書き込まれ、一時記憶され、古いデータから順次上書き消去される。S250において、プロセッサ11は、バッファ領域に一時記憶されている映像データのうち、注目期間の映像データを選択的に、データ保存領域に書き込むことにより保存する。衝撃検知時点を基準とした注目期間は、例えば、衝撃検知時点より一定時間前からの期間であって、衝撃検知時点、及び衝撃検知後の時点を含む所定時間長の期間であり得る。
S250で注目期間の映像データを記録すると、プロセッサ11は、記録された映像データ、即ち録画データを、非通知対象に設定して(S260)、S220に移行する。本実施形態のドライブレコーダ1は、S260で非通知対象に設定された録画データの存在を、ユーザに知らせないように動作する。プロセッサ11は、S260での設定情報を、録画データに関連付けてデータ保存領域に格納することができる。
このように、プロセッサ11は、設定時間が経過するまでの期間においては(S220でNo)、ドアロックが検知されるまで、衝撃が検知される度に、対応する映像データを録画データとしてデータ保存領域に書き込み(S250)、この録画データを非通知対象に設定する(S260)ように動作する。
プロセッサ11は、設定時間が経過するまでの期間に、S230でドアロック事象が発生したと判断すると、すなわちドアロックを検知すると(S230でYes)、ドアロック検知を示すフラグをセットした後(S270)、S280に移行する。
プロセッサ11は、ドアロック検知しないまま設定時間が経過すると、S220で肯定判断して、S270の処理を実行することなく、S280に移行する。S280において、プロセッサ11は、タイマーの動作を解除し、非通知期間を終了する。
その後、プロセッサ11は、駐車監視モードの終了条件が満足されているか否かを判断する(S290)。駐車監視モードの終了条件が満足されていると判断すると(S290でYes)、プロセッサ11は、駐車監視処理を終了する。
駐車監視モードの終了条件が満足されていないと判断すると(S290でNo)、プロセッサ11は、S300以降の処理を実行する。プロセッサ11は、S300以降の処理を、上記終了条件が満足されるまでの間、繰返し実行する。
S300において、プロセッサ11は、加速度センサ60の出力に基づき、衝撃が発生したかを判断し、衝撃が発生していないと判断すると(S300でNo)、S330に移行する。S300の処理は、S240の処理と同様である。
一方、衝撃が発生していると判断すると(S300でYes)、プロセッサ11は、映像記録処理を実行する(S310)。S310の処理は、S250の処理と同様である。プロセッサ11は更に、S310での映像記録処理による録画データを、通知対象に設定し(S320)、S330に移行する。通知対象は、録画データの存在をユーザに知らせる対象である。プロセッサ11は、S320での設定情報を、録画データに関連付けてデータ保存領域に格納することができる。
S330において、プロセッサ11は、S230での処理と同様に、ドアロック事象が発生したか否かを判断し、ドアロック事象が発生していないと判断すると(S330でNo)、S290に移行する。
プロセッサ11は、ドアロック事象が発生したと判断すると(S330でYes)、S340に移行し、ドアロック検知を示す上述のフラグがセットされているか否かを判断する。プロセッサ11は、フラグがセットされていると判断すると(S340でYes)、S290に移行する。
フラグがセットされていないと判断すると(S340でNo)、プロセッサ11は、S350に移行する。つまり、ドアロック検知が、駐車監視処理開始後の初回の検知であるとき、プロセッサ11は、S350に移行する。
S350において、プロセッサ11は、ドアロックが検知される前の録画データを、全て非通知対象に設定する。プロセッサ11は更に、S360において、ドアロック検知を示す上述のフラグをセットする。S350での設定により、既にS320で通知対象に設定されていたドアロック前の録画データは、非通知対象に変更される。この変更は、プロセッサ11が、録画データに関連付けられた設定情報を更新することにより実現され得る。
S360でフラグをセットすると、プロセッサ11は、S290に移行する。このようにして、プロセッサ11は、非通知対象期間の経過後、衝撃を検知する度に、録画データをデータ保存領域に書き込むと共に、その録画データを通知対象に設定する。非通知期間の経過時点でドアロックを検知していない場合には、ドアロックをはじめて検知したとき(S340でNo)、その時点より前の録画データを非通知対象に再設定する(S350)。
上記駐車監視処理によれば、プロセッサ11は、駐車開始からドアロックが検知されるまでの録画データを通知対象に設定しないように動作する。但し、ドアロックのし忘れや、ドアロックを検知できないケースも想定される。このようなケースに備えて、プロセッサ11は、非通知期間の経過後には、録画データを通知対象に設定し、そのままドアロックが検知されない場合には、非通知期間経過後の録画データの存在を、ユーザに知らせるように動作する。
プロセッサ11は、車両の運転開始時、図4に示す通知関連処理を実行するように構成される。この通知関連処理は、運転開始時にアクセサリスイッチがオンに切り替えられ、ACC電源がオンに切り替わったことに起因して、プロセッサ11が、通常モードによる処理を開始する際に、併せて実行される。通知対象に設定された録画データが存在するとき、プロセッサ11は、この通知関連処理にて、録画データの存在をユーザに知らせる。
図4に示す通知関連処理を開始すると、プロセッサ11は、録画データに関連付けられた設定情報を参照し、通知対象に設定された録画データがデータ保存領域内に存在するか否かを判断する(S410)。
通知対象に設定された録画データが存在すると判断すると(S410でYes)、プロセッサ11は、録画データに関する通知画面をディスプレイ40に表示させると共に、通知音をスピーカ50に出力させることにより、録画データの存在をユーザに向けて音で通知する(S420)。
通知画面は、録画データが存在することを、通知対象の録画データの数と共に記した画面であり得る。通知画面は、通知対象の録画データをリスト表示した画面であってもよい。通知画面は、リストアップされた録画データを、再生対象としてユーザが選択可能な画面であってもよい。
この通知画面には、データ保存領域に保存されている非通知対象の録画データに関する情報を表示しないように、プロセッサ11は、ディスプレイ40に対する表示制御を行う。非通知対象の録画データは、ユーザが積極的に入力インタフェース80を通じて全録画データのリスト表示指示を入力したときに、対応する別の画面で再生可能に表示され得る。
プロセッサ11は、通知対象の録画データが存在しないとき、S410で否定判断して、録画データに関する通知を行わずに、図4に示す通知関連処理を終了する。S410では、非通知対象の録画データが存在していても、通知対象の録画データが存在しないときには、否定判断される。従って、ドアロック検知前の衝撃により保存された録画データの存在は、ユーザに通知されない。
ドアロック検知のために必要な電圧変動パターンの登録は、プロセッサ11が駐車監視モードへの移行時に、駐車監視処理に先駆けて図5に示す登録関連処理を実行することにより実現される。
登録関連処理を開始すると、プロセッサ11は、電圧変動パターンが既に登録されているか否かを判断する(S510)。電圧変動パターンが既に登録されていると判断すると(S510でYes)、そのまま登録関連処理を終了する。
電圧変動パターンが登録されていないと判断すると(S510でNo)、プロセッサ11は、ドアロック操作の実行をディスプレイ40及びスピーカ50を通じてユーザに指示する(S520)。
但し、本実施形態において登録したい電圧変動パターンは、車両ドアの内側に設けられたスイッチを通じた車室内からのドアロック操作ではなく、車両乗員が駐車車両から離れるときに行うリモートコントローラ又は車外側スイッチによるドアロック操作によって生じるバッテリ電圧の変動パターンである。従って、S520では、プロセッサ11は、車外からのドアロック操作の実行をユーザに対して指示することができる。
S520におけるドアロック操作の指示後、プロセッサ11は、バッテリ電圧を監視して、ドアロック操作がなされた否かを判断する(S530)。例えば、プロセッサ11は、基準以上の電圧低下が生じたときに、ドアロック操作がなされたと判断することができる。
ドアロック操作がなされていないと判断すると(S530でNo)、プロセッサ11は、タイムアウト時間が経過したか否かを判断する(S540)。タイムアウト時間は、例えば1分間であり得る。タイムアウト時間が経過していないと判断すると(S540でNo)、プロセッサ11は、S530に移行する。
これにより、プロセッサ11は、ドアロック操作がなされるか、タイムアウト時間が経過するまで、S530,S540の判断を繰返し実行する。プロセッサ11は、タイムアウト時間が経過すると(S540でYes)、電圧変動パターンを登録することなく、登録関連処理を終了する。
タイムアウト時間が経過する前にドアロック操作がなされたと判断すると(S530でYes)、プロセッサ11は、その操作によるバッテリ電圧の低下開始時点からバッテリ電圧の回復時までの期間に観測されたバッテリ電圧の時系列データを、電圧変動パターンとして登録する(S550)。このとき、高周波成分を取り除くようにフィルタ処理したバッテリ電圧の時系列データを登録してもよい。その後、プロセッサ11は、登録関連処理を終了する。プロセッサ11は、電圧変動パターンを、フラッシュメモリに保存することができる。
図6A及び図6Bは、それぞれ異なる車種の車両におけるドアロック操作による電圧変動パターンを示す。ドアロック操作によっては、ドアロックモータの動作だけではなく、車両ランプ(例えばハザードランプ)の点滅によるアンサーバック動作が生じるため、車種によって、バッテリ電圧の変動パターンは異なる。本実施形態では、このように車種に応じた電圧変動パターンを登録しておくことにより、精度よくバッテリ電圧に基づいて車外からのドアロック操作を検知することができる。
プロセッサ11は、この登録関連処理を通じて登録された電圧変動パターンと、観測されたバッテリ電圧の変動軌跡(時系列データ)との一致度に基づき、ドアロック事象の発生を判断することができる。
例えば、プロセッサ11は、電圧低下開始時点を基点とした時間軸での各時点の登録値と観測値との間の誤差の累積(例えば二乗誤差和)が基準未満であるか否かによって、登録された電圧変動パターンと、観測されたバッテリ電圧の変動軌跡が一致するか否かを判断することができる。
本実施形態では、上述した通り登録関連処理でタイムアウトが生じると、登録された電圧変動パターンが存在しないまま、プロセッサ11は、駐車監視処理を開始し、S230の処理を実行することになる。こうしたケースにおいて、プロセッサ11は、ドアロックを検知することができないため、S230及びS330においてドアロック事象が発生していないと一律に判断して、図3に示す駐車監視処理を実行することができる。
以上に説明した本実施形態のドライブレコーダ1によれば、アクセサリスイッチのオフ操作に応じて駐車監視処理が実行されることにより、ユーザが駐車車両を離れる前に生成された衝撃検知時の録画データの存在を、ユーザに対して通知しないようにしつつ、ユーザが駐車車両を離れた後に生じた衝撃検知時の録画データの存在を、次回運転開始時にユーザに対して通知することができる。従って、ユーザが駐車車両を離れる前に車両に与えた衝撃に起因した通知によって、ユーザが混乱したりユーザに不満が生じたりするのを抑制することができる。
本実施形態では特に、バッテリ電圧の変動パターンに基づいてドアロックを検知し、これによってユーザの駐車車両からの離脱を検知する。このため、通知しない動作のために、ドライブレコーダ1の複雑な配線作業を作業者に強いずに済む。従って、本実施形態によれば、利便性の高いドライブレコーダ1を提供することができる。
ところで、本実施形態では、駐車監視処理開始後、最初に検知したドアロック事象の検知時点より前の録画データを非通知対象に設定し、二回目以降のドアロック事象を考慮しない。
一方、ドアロック操作は、ユーザが駐車開始後、駐車車両を離れる前に複数回実行される可能性がある。従って、プロセッサ11は、駐車監視処理(図3)において、S330で肯定判断したとき、S340-S360の処理に代えて、図7に示すS370の処理を実行するように構成されてもよい(第一変形例)。
以下に説明する第一変形例のドライブレコーダ1は、プロセッサ11がS340-S360の処理に代えて、図7に示すS370の処理を実行する点で、上述した主の実施形態とは異なるが、その他の点で、基本的に上記主の実施形態と一致する。従って、以下では、主の実施形態と同一構成部分の説明を、適宜省略する。
第一変形例によれば、プロセッサ11は、非通知期間の経過後においてドアロックを検知すると(S330でYes)、その検知が駐車監視処理開始後の初回の検知であるか否かにかかわらず、S370に移行する。そして、新しく検知されたドアロックの検知時点より前の録画データを非通知対象に設定する(S370)。その後、S290(図3)に移行する。プロセッサ11は、ドアロックを検知していないとき(S330でNo)、上記主の実施形態と同様に、S370の処理を実行することなく、S290に移行する。
このようにして、第一変形例では、非通知期間終了後、ドアロックが検知される度に(S330でYes)、当該検知時点より前の録画データが非通知対象に設定される(S370)。
従って、第一変形例によれば、駐車開始後、ユーザが駐車車両を離れる前に複数回ドアロック操作を実行する可能性のある環境でも、ユーザが駐車車両を離れる前の衝撃により生じた録画データを非通知対象に設定することができる。
更なる変形例として、プロセッサ11は、駐車監視処理(図3)において、S330で肯定判断したとき、S340-S360の処理に代えて、図8に示すS380-S395の処理を実行するように構成されてもよい(第二変形例)。
以下に説明する第二変形例のドライブレコーダ1は、プロセッサ11がS340-S360の処理に代えて、図8に示すS380-S395の処理を実行する点で、上記主の実施形態とは異なるが、その他の点で、基本的に上記主の実施形態と一致する。従って、以下では、主の実施形態と同一構成部分の説明を、適宜省略する。
第二変形例によれば、プロセッサ11は、非通知期間の経過後においてドアロックを検知すると(S330でYes)、その検知が駐車監視処理開始後の初回の検知であるか否かを判断する(S380)。初回であると判断すると(S380でYes)、S390に移行し、二回目以降であると判断すると(S380でNo)、S385に移行する。
S385において、プロセッサ11は、前回のドアロック検知から今回のドアロック検知までの経過時間である検知間隔が予め定められた時間間隔を超えているか否かを判断する。この時間間隔は、複数回のドアロックが、ユーザが駐車車両から離れる前に生じたものであるかを判断するために設定される。以下では、この時間間隔のことを設定間隔と表現する。
すなわち、上記設定間隔は、ユーザが駐車車両から離れる前に生じた二回目以降のドアロックについてのS385の判断が、否定判断となる間隔であり得る。設定間隔の適値は、実験等を通じて探索することができる。設定間隔は、例えば、数分程度の時間であり得る。
検知間隔が設定間隔以下であると判断すると(S385でNo)、プロセッサ11は、S390に移行する。検知間隔が設定間隔を超えていると判断すると(S385でYes)、プロセッサ11は、ドアロックを検知していないときと同様、S390,S395の処理を実行することなく、S290に移行する。
S390において、プロセッサ11は、今回のドアロック検知時点より前の録画データを非通知対象に設定する。その後、ドアロックを検知したことを、検知時刻と共に記したドアロック検知情報をメモリ13(RAM)に書き込んで一時記憶する(S395)。
ドアロック検知情報を一時記憶するのは、S385の処理でドアロックの検知間隔を特定するためである。プロセッサ11は、S270の処理(図3参照)においても、ドアロック検知情報をメモリ13に書き込むことができる。プロセッサ11は、このドアロック検知情報がないとき、S380においてドアロック検知が駐車監視処理開始後の初回の検知であると判断することができる。
このようにして、第二変形例では、非通知期間終了後、ドアロックの検知間隔が所定間隔を超えるまでは、ドアロックが検知される度に(S330でYes)、当該検知時点より前の録画データが非通知対象に設定される(S390)。
第二変形例によれば、第一変形例と同様の効果が得られる。更には、ユーザが駐車車両を離れて戻ってきた後に意図せず実行したドアロック操作によって、駐車中の録画データが通知されなくなる可能性を抑制することができる。
本開示は、上述の主の実施形態、並びに第一及び第二変形例に限定されるものではなく、種々の態様を採ることができる。
例えば、ドアロック検知は、バッテリ電圧に基づかず、車内ネットワークにおいて、ドアロック機構を制御する装置に対して入力されるドアロック信号を監視することにより実現されてもよい。ドアロック検知は、例えば、OBD(オンボードダイアグノーシス)ポートを通じてドアロック信号を監視することにより実現され得る。
ドアロック検知は、ドアロックモータの駆動電圧/電流を監視することによって実現されてもよい。ドアロック検知は、マイクロフォン23からの入力信号に基づいてドアロック時に発生するアンサーバック音を検知することにより実現されてもよい。
上記実施形態では、ドアロック事象を、駐車車両からの車両乗員の離脱を示す事象とみなして通知制御を行ったが、ドライブレコーダ1のカメラ21の映像解析により、駐車車両からの車両乗員の離脱事象を直接観測して、通知制御を行ってもよい。このために、カメラ21は、全方位を撮影可能に構成されてもよい。
上記実施形態では、ドアロック事象を検知した場合には、設定時間の経過を待たずに非通知期間を終了したが、ドアロック事象を検知しても非通知期間を終了しないように、プロセッサ11は、駐車監視処理を実行してもよい。すなわち、プロセッサ11は、S270の処理を実行した後、S220に移行してもよい。
上記実施形態における1つの構成要素が有する機能は、複数の構成要素に分散して設けられてもよい。複数の構成要素が有する機能は、1つの構成要素に統合されてもよい。上記実施形態の構成の一部は、省略されてもよい。上記実施形態の構成の少なくとも一部は、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換されてもよい。特許請求の範囲に記載の文言から特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
最後に、用語間の対応関係を説明する。プロセッサ11が駐車開始を示すアクセサリスイッチのオフ事象を契機に実行する駐車監視処理におけるS240-S250,S300-S310の処理は、監視処理部が実行する処理の一例に対応する。
プロセッサ11が実行する通知関連処理(図4参照)は、通知部が実行する処理の一例に対応する。プロセッサ11が実行するS210-S230,S260-S280,S320-S360,S370,S380-S395は、通知制御部が実行する処理の一例に対応する。
プロセッサ11が実行するS210-S230,S280の処理は、期間設定部が実行する処理の一例に対応し、S260の処理は、第一の通知設定部が実行する処理の一例に対応し、S320-S360、S370,S380-S395の処理は、第二の通知設定部が実行する処理の一例に対応する。
1…ドライブレコーダ、10…制御部、11…プロセッサ、13…メモリ、21…カメラ、23…マイクロフォン、25…画像処理回路、30…メディアリーダ/ライタ、40…ディスプレイ、50…スピーカ、60…加速度センサ、70…測位器、80…入力インタフェース、90…電源制御回路、100…ヒューズボックス。

Claims (11)

  1. 車両に搭載されるドライブレコーダであって、
    前記車両の駐車開始を示す第一の事象が検知されると、駐車中の前記車両を監視するための監視処理を開始し、前記監視処理では、衝撃の発生に応じて、周囲を撮影した映像を記録媒体に記録するように構成される監視処理部と、
    前記監視処理部による映像記録に関する情報を、出力装置を通じて、ユーザに通知するように構成される通知部と、
    前記第一の事象の検知後、前記車両からの車両乗員の離脱を示す第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報が前記通知部によって通知されないように、対応する映像記録に関する情報を非通知対象に設定するように構成される通知制御部と、
    を備えるドライブレコーダ。
  2. 前記第二の事象は、前記車両のドアロックであり、
    前記通知制御部は、前記第一の事象の検知後、前記ドアロックが検知される前に発生した映像記録に関する情報が前記通知部によって通知されないように、対応する映像記録に関する情報を前記非通知対象に設定する請求項1記載のドライブレコーダ。
  3. 前記ドライブレコーダは、車両バッテリからの電力供給を受けて動作し、
    前記通知制御部は、前記車両バッテリの電圧変動に基づき、前記ドアロックを検知する請求項2記載のドライブレコーダ。
  4. 前記通知制御部は、前記第二の事象が検知されたことを条件に、前記第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報を前記非通知対象に設定する請求項1~請求項3のいずれか一項記載のドライブレコーダ。
  5. 前記通知制御部は、
    前記第一の事象発生からの所定期間を、非通知期間に設定するように構成される期間設定部と、
    前記非通知期間において、発生した映像記録に関する情報を前記非通知対象に設定するように構成される第一の通知設定部と、
    前記非通知期間の終了時までに前記第二の事象が検知されていない場合には、前記非通知期間の終了後、前記第二の事象を検知する前に発生した映像記録に関する情報を前記非通知対象に設定するように構成される第二の通知設定部と、
    を備える請求項1~請求項3のいずれか一項記載のドライブレコーダ。
  6. 前記期間設定部は、前記所定期間として、前記第一の事象発生から所定時間が経過するまでの期間を、前記非通知期間に設定し、前記非通知期間において、前記第二の事象を検知した場合には、前記所定時間の経過を待たずに前記非通知期間を終了する請求項5記載のドライブレコーダ。
  7. 前記第二の通知設定部は、前記非通知期間の終了時までに前記第二の事象が検知されていない場合には、前記非通知期間の終了後、前記第二の事象が検知されたことを条件に、前記第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報を前記非通知対象に設定する請求項5又は請求項6記載のドライブレコーダ。
  8. 前記第二の通知設定部は、前記非通知期間の終了後において、発生した映像記録に関する情報を通知対象に設定し、前記第二の事象が検知されたことを条件に、前記第二の事象を検知する前に前記通知対象に設定された前記映像記録に関する情報を、前記非通知対象に再設定するように構成され、
    前記通知部は、前記非通知対象に設定された前記映像記録に関する情報を前記ユーザに通知せず、前記通知対象に設定された前記映像記録に関する情報を前記ユーザに通知するように構成される請求項7記載のドライブレコーダ。
  9. 前記通知制御部は、前記第二の事象が最初に検知される前に発生した映像記録に関する情報を前記非通知対象に設定する請求項4、請求項7、又は請求項8記載のドライブレコーダ。
  10. 前記通知制御部は、前記第二の事象が検知される度に、対応する第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報を前記非通知対象に設定する請求項4、請求項7、又は請求項8記載のドライブレコーダ。
  11. 前記通知制御部は、前記第二の事象が複数回検知された場合、前記第二の事象の発生間隔が所定間隔を超える前に検知された第二の事象に限って、対応する第二の事象が検知される度に、前記対応する第二の事象が検知される前に発生した映像記録に関する情報を前記非通知対象に設定する請求項10記載のドライブレコーダ。
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