JP2009265022A - 鋳造内部欠陥検査支援装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱処理前、後の鋳巣モデルの位置合わせを行うことにより鋳造品の内部欠陥の種類の判別精度向上を図ることができる鋳造内部欠陥検査支援装置及び方法を提供する。
【解決手段】三次元形状モデル取得手段が得た三次元形状モデルに基づいて加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aを得、加熱処理前、後の鋳巣モデル20M,20Aを鋳巣モデル分割領域22毎に位置合わせ(ベストフィット処理)する。形状変化を精度高く把握でき、ひいては内部欠陥の種類(加熱処理で形状変化するガス巣及び加熱処理で形状変化しない引け巣)を精度高く判定できる。
【選択図】図5

Description

本発明は、鋳造品にできる鋳巣などの内部欠陥の検査を支援するための鋳造内部欠陥検査支援装置及び方法に係り、特に、内部欠陥の種類を判定する装置及び方法に関する。
従来の鋳造内部欠陥検査支援装置の一例として、特許文献1に示される装置がある。特許文献1に示される装置は、同じ三次元座標に存在する鋳造品の鋳巣について、X線CT(コンピュータ断層)画像から得た三次元形状モデルを用いて、同一位置に存在する鋳巣の加熱処理前、後の形状差異(体積変化)を求める。そして、前記変化量がある閾値以上である場合、その鋳巣をガス巣とするように鋳巣の種類の判別を行うにしている。この装置では、形状差異の算出を、三次元形状モデルを位置合わせした状態で行っている。
特開2005−77324号公報
ところで、上述した従来技術では、加熱処理前、後で鋳造品の形状が変化した場合、この形状変化(位置ずれ)により鋳巣位置ひいては鋳巣の体積が変化する一方、前記加熱処理によって鋳巣の体積が変化する。
このため、三次元形状モデルを位置合わせするようにした前記従来技術では、鋳巣の体積変化(増加)が、加熱処理に伴うものなのか、あるいは位置ずれに起因するものなのかを区別できず、鋳造品の内部欠陥(鋳巣)の種類の判別精度が低く、改善が求められているというのが実情であった。
また、前記従来技術では、鋳巣の加熱処理前、後の形状差異(体積変化)を求め、その変化量がある閾値以上である場合、その鋳巣をガス巣とするように鋳巣の種類の判別を行うにしている。しかし、前記閾値(前記鋳巣の種類の判別尺度に相当し、以下、適宜、判別尺度ともいう。)ついては、どのように算出されるものなのかについてなんら示されておらず、閾値が曖昧なものになっている。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、加熱処理前、後の鋳巣モデルの位置合わせを行うことにより鋳造品の内部欠陥の種類の判別精度向上を図ることができる鋳造内部欠陥検査支援装置及び方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、鋳巣の種類の判別尺度の適切な算出を行うことにより鋳造品の内部欠陥の種類の判別精度向上を図ることができる鋳造内部欠陥検査支援装置及び方法を提供することにある。
本発明は、検査対象の鋳造品に施される加熱処理前、後の実測に基づいて該鋳造品に対する三次元形状モデルを、前記加熱処理前、後に対応して加熱処理前、後三次元形状モデルとして得る三次元形状モデル取得手段を有し、前記加熱処理前、後三次元形状モデルを用いて前記鋳造品の鋳巣の種類を判別する鋳造内部欠陥検査支援装置において、前記三次元形状モデルから、前記鋳造品の鋳巣に該当する部分を分離して鋳巣モデルとして得る鋳巣モデル取得手段と、前記三次元形状モデルにおける前記鋳造品の鋳巣を含む部分を鋳巣モデル分割領域として区画して得る鋳巣モデル分割領域設定手段と、前記鋳巣モデルにおける加熱処理前、後三次元形状モデルの夫々に対応する加熱処理前、後鋳巣モデルについて、前記鋳巣モデル分割領域毎に位置合わせを行う分割領域対応位置合わせ手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明は、三次元形状モデル取得手段が得た三次元形状モデルに基づいて加熱処理前、後鋳巣モデルを得、加熱処理前、後の鋳巣モデルを鋳巣モデル分割領域毎に位置合わせするので、鋳巣モデルひいては鋳巣の形状変化ひいては内部欠陥の種類を精度高く判定できる。
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
本発明は、次の(1)〜(4)項の態様で構成される。(1)〜(4)項の態様が夫々請求項1〜4に相当している。
(1)検査対象の鋳造品に施される加熱処理前、後の実測に基づいて該鋳造品に対する三次元形状モデルを、前記加熱処理前、後に対応して加熱処理前、後三次元形状モデルとして得る三次元形状モデル取得手段を有し、前記加熱処理前、後三次元形状モデルを用いて前記鋳造品の鋳巣の種類を判別する鋳造内部欠陥検査支援装置において、前記三次元形状モデルから、前記鋳造品の鋳巣に該当する部分を分離して鋳巣モデルとして得る鋳巣モデル取得手段と、前記三次元形状モデルにおける前記鋳造品の鋳巣を含む部分を鋳巣モデル分割領域として区画して得る鋳巣モデル分割領域設定手段と、前記鋳巣モデルにおける加熱処理前、後三次元形状モデルの夫々に対応する加熱処理前、後鋳巣モデルについて、前記鋳巣モデル分割領域毎に位置合わせを行う分割領域対応位置合わせ手段と、を備えたことを特徴とする鋳造内部欠陥検査支援装置。
(2) (1)項に記載の鋳造内部欠陥検査支援装置において、前記分割領域対応位置合わせ手段で位置合わせされた状態での前記加熱処理前、後鋳巣モデルの体積変化率を前記鋳巣毎に算出する鋳巣体積変化率算出手段と、該鋳巣体積変化率算出手段が算出した鋳巣の体積変化率を予め定めた閾値と比較して前記鋳巣がガス巣であるか引け巣であるかを判定する鋳巣種類判定手段と、を備え、前記閾値は、前記鋳造品に対する鋳造圧と、前記加熱処理による圧縮応力との比に基づいて得られることを特徴とする鋳造内部欠陥検査支援装置。
(3)検査対象の鋳造品に施される加熱処理前、後の実測に基づいて該鋳造品に対する三次元形状モデルを、前記加熱処理前、後に対応して加熱処理前、後三次元形状モデルとして得る三次元形状モデル取得工程を有し、前記加熱処理前、後三次元形状モデルを用いて前記鋳造品の鋳巣の種類を判別する鋳造内部欠陥検査支援方法において、前記三次元形状モデルから、前記鋳造品の鋳巣に該当する部分を分離して鋳巣モデルとして得る鋳巣モデル取得工程と、該鋳巣モデル取得工程で得られた鋳巣モデルにおける前記鋳造品の鋳巣を含む部分を鋳巣モデル分割領域として区画して得る鋳巣モデル分割領域設定工程と、前記鋳巣モデルにおける加熱処理前、後三次元形状モデルの夫々に対応する加熱処理前、後鋳巣モデルについて、前記鋳巣モデル分割領域毎に位置合わせを行う分割領域対応位置合わせ工程と、を備えたことを特徴とする鋳造内部欠陥検査支援方法。
(4) (3)項に記載の鋳造内部欠陥検査支援方法において、前記位置合わせ工程で位置合わせされた状態での前記加熱処理前、後三次元形状モデルの鋳巣モデルの鋳巣の体積変化率を前記鋳巣毎に算出する鋳巣体積変化率算出工程と、該鋳巣体積変化率算出工程が算出した鋳巣の体積変化率を予め定めた閾値と比較して前記鋳巣がガス巣であるか引け巣であるかを判定する鋳巣種類判定工程と、を備え、前記閾値は、前記鋳造品に対する鋳造圧と、前記熱処理による圧縮応力との比に基づいて得られることを特徴とすることを特徴とする鋳造内部欠陥検査支援方法。
(1)、(3)項に記載の発明によれば、三次元形状モデル取得手段が得た三次元形状モデルに基づいて加熱処理前、後鋳巣モデルを得、加熱処理前、後の鋳巣モデルを鋳巣モデル分割領域毎に位置合わせするので、鋳巣モデルひいては鋳巣の形状変化ひいては内部欠陥の種類を精度高く判定できる。
(2)、(4)項に記載の発明によれば、鋳巣がガス巣であるか引け巣であるかの判定に用いる閾値(判別尺度)を、鋳造品に対する鋳造圧と、加熱処理による圧縮応力との比に基づいて得ており、判別尺度の算出が明確となり、ひいては鋳巣の種類の判定精度を向上できる。
本発明によれば、三次元形状モデル取得手段が得た三次元形状モデルに基づいて加熱処理前、後の鋳巣モデルを得、加熱処理前、後の鋳巣モデルを鋳巣モデル分割領域毎に位置合わせするので、鋳巣モデルひいては鋳巣の形状変化ひいては内部欠陥の種類を精度高く判定できる。
以下、本発明の一実施の形態に係る鋳造内部欠陥検査支援装置及び方法を図1〜図7に基づいて説明する。図1において、本発明の一実施の形態に係る鋳造内部欠陥検査支援装置(以下、検査支援装置ともいう。)1は、鋳造品をX線にて走査することでCT断層画像を撮影するX線CTスキャナ2と、ディスプレイ装置3と、入力装置4と、に接続されている。
検査支援装置1は、X線CTスキャナ2からのCT断層画像に基づき検査対象の鋳造品(以下、検査対象の鋳造品を、以下、単に鋳造品ともいう。)の内部欠陥検査の助けとなる情報を作成する装置であり、三次元形状モデル取得手段7、三次元形状モデル位置合わせ手段8、鋳巣モデル取得手段9、鋳巣モデル分割領域設定手段10、ベストフィット処理手段(分割領域対応位置合わせ手段)11、鋳巣体積変化率算出手段12、判別尺度計算手段13、鋳巣種類判定手段14、及びメモリ15を備えている。
検査支援装置1は、例えば、パーソナルコンピュータやワークステーションなどの汎用コンピュータシステムに、三次元形状モデル取得手段7、三次元形状モデル位置合わせ手段8、鋳巣モデル取得手段9、鋳巣モデル分割領域設定手段10、ベストフィット処理手段11、鋳巣体積変化率算出手段12、判別尺度計算手段13、鋳巣種類判定手段14などの処理内容を記述したプログラムを実行させることにより実現することができる。前記メモリ15は、前記プログラムを予め格納していると共に、検査支援装置1に備えられている前記各手段の作業エリアとして用いられるようになっている。
三次元形状モデル取得手段7は、X線CTスキャナ2から入力される断層画像群から、ポリゴン(多角形面要素)で表現される鋳造品の三次元形状モデルを形成し、この三次元形状モデルの形成を、前記鋳造品に施される加熱処理前の実測及び加熱処理後の実測に基づいて行うことによって、加熱処理前の三次元形状モデル及び加熱処理後の三次元形状モデル(以下、適宜、加熱処理前、後三次元形状モデルという。)を得る。
加熱処理前、後三次元形状モデルは、同等座標軸(本実施形態ではX、Y、Z軸の直交座標軸)で表示され形状及び位置が把握され得るようになっている。
三次元形状モデル位置合わせ手段8は、加熱処理前、後三次元形状モデルについて原点位置(0,0,0)を基準にして位置合わせする。
鋳巣モデル取得手段9は、三次元形状モデル取得手段7が得た加熱処理前、後三次元形状モデルについて、前記鋳造品の鋳巣に該当する部分のモデルと、前記鋳造品における前記鋳巣に該当する部分を除く部分のモデル(以下、鋳造品外観モデルという。)と、に分離し、図4(c)に示すように、前記鋳造品の鋳巣に該当する部分のモデルを鋳巣モデル20として得る。
鋳巣モデル分割領域設定手段10は、図4(c)に示すように三次元形状モデルにおける前記鋳造品の鋳巣を含み鋳巣が密集した部分(鋳巣密集部分)を、前記鋳巣が発生していない部分を境目として区画することにより、鋳巣モデル分割領域22として得る。この際、鋳巣モデル分割領域22は前記鋳巣の密集度を考慮して設定される。鋳巣モデル分割領域22には、複数の鋳巣モデル20が含まれている。鋳巣モデル20における加熱処理前、後三次元形状モデルに対応するものを夫々加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aという。なお、便宜上、加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aを、適宜、鋳巣モデル20と総称する。
ベストフィット処理手段11は、鋳巣モデル20(加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aに)ついて、図4及び図5に示すように、前記鋳巣モデル分割領域22毎に、位置合わせを行う。この位置合わせは、近接して存在する加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aの頂点50の位置が最適位置になるように、すなわちベストフィット処理がなされるように行う。なお、本実施形態では、鋳巣モデルの位置合わせを行う前〔ベストフィット処理を行う場合を示す図5(b)に対し、ベストフィット処理を行わない場合を示す図5(a)参照〕に形状変化を示していない、すなわちこの段階で引け巣であると想定される鋳巣モデル20を基準にしてベストフィット処理を行うようにしており、この際、加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aの頂点50の位置の重なりを考慮して位置合わせする(ベストフィット処理を行う)ようにしている。
鋳巣体積変化率算出手段12は、前記ベストフィット処理手段11で位置合わせされた状態での加熱処理前鋳巣モデル20Mに対する前記加加熱処理後鋳巣モデル20Aの体積比(以下、加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aの体積変化率又は単に鋳巣の体積変化率ともいう。)を鋳巣モデル20毎に算出する。
判別尺度計算手段13は、前記鋳造品に対する鋳造圧と、前記熱処理による圧縮応力との比に基づいて閾値(判別尺度)を求める。
鋳巣種類判定手段14は、鋳巣体積変化率算出手段12が算出した各鋳巣の体積変化率と判別尺度計算手段13が求めた閾値(判別尺度)とを比較し、前記鋳造品の鋳巣の種類〔ガス巣(型内への溶湯の充填中に生じるエアを巻き込んだ鋳巣)、引け巣(型内に充填された溶湯が凝固するときに生じる凝固収縮による鋳巣)〕を判別する。具体的には、各鋳巣(鋳巣モデル20)の体積変化率が閾値(判別尺度)未満の場合は、これに対応する鋳巣が、引け巣であり、閾値(判別尺度)以上の場合はガス巣であると判定する。
なお、鋳巣のうちガス巣は、上述したようにエアを含んでいることから、鋳造品の加熱処理前に比して、加熱処理後はその体積が大きくなる一方、引け巣については加熱処理前、後で大きな体積変化が生じない特性を有している。このため、加熱処理前、後の鋳巣モデル20M,20Aの位置合わせを行うと、鋳巣モデル20に対応する鋳巣がガス巣である場合には、後述する図5(b)、(c)に示されるように、加熱処理後鋳巣モデル20A内に加熱処理前鋳巣モデル20Mが含まれることになる。
上述したように構成された鋳造内部欠陥検査支援装置1の作用を、図2〜図7に基づいて説明する。
この鋳造内部欠陥検査支援装置1では、図2〜図3に示す処理を実行して鋳巣の種類の判定(ガス巣・引け巣の判別)を行う。すなわち、図2のステップS11で、X線CTスキャナ2による検査対象の鋳造品に対して所定間隔でX線の走査によりCT断層画像を得、このCT断層画像は、検査支援装置1の三次元形状モデル取得手段7に入力される。ステップS11に続いて、三次元形状モデル取得手段7が、X線CTスキャナ2から入力される断層画像群から、鋳造品の三次元形状モデル(3Dモデル)を形成する(ステップS12)。この段階で得られた三次元形状モデルは、前記加熱処理前の鋳造品の三次元形状モデル、すなわち熱処理前三次元形状モデルに相当し、前記加熱処理後三次元形状モデルとは異なるものである。
次に、ステップS11で計測された鋳造品について、加熱処理を施す(S13)。ここで施す加熱処理は、鋳造品の内部欠陥をガス巣と引け巣とに判別できるようにするためにガス巣内のガスを加熱によって膨張させ、結果としてガス巣の形状を加熱前の形状と異なる形状にしようとするものである。加熱処理の処理条件は、鋳造品の材質や形状、大きさなどによって異なるが、例えば、アルミダイカスト品の場合には、加熱温度を例えば520℃としている。
そして、ステップS13で加熱処理が施された鋳造品(すなわち、加熱処理後の鋳造品)に対してステップS11、S12の処理が実行され、三次元形状モデル取得手段7が、加熱処理後の鋳造品の三次元形状モデル(3Dモデル)を形成する。
ステップS12に続いて、三次元形状モデル位置合わせ手段8が、加熱処理前、後三次元形状モデルについて原点位置(0,0,0)を基準にして位置合わせする(ステップS14)。
ステップS14に続いて、鋳巣モデル取得手段9が、三次元形状モデル取得手段7が得た三次元形状モデル(加熱処理前、後三次元形状モデル)を鋳造品外観モデル及び鋳巣モデル20に分離することにより鋳巣モデル20(加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20A)を得る(ステップS15)。図5に、一つの鋳巣モデル分割領域22〔図4(c)参照〕を対象にしたステップS15の処理で得られる加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aの一例を示す。図5に示す例では、加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aが夫々4個(以下、適宜、加熱処理前第1〜第4、後第1〜第4鋳巣モデル20M1〜20M4,20A1〜20A4という。)含まれたものになっている。
ステップS15に続いて、鋳巣モデル20(加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20A)の位置合わせ処理(ステップS16)及び形状差異判別処理(ステップS17)を順次実行し、鋳造品の鋳巣の種類を判別するようにしている。
ステップS16の鋳巣モデル20(加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20A)の位置合わせ処理は、ステップS18〜S20を含み、大略、不良にならない(規格外の)極微小な鋳巣を削除し、この状態で、図5(b)、(c)に示すように、鋳巣モデル20(加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20A)の位置合わせ(ベストフィット処理)を行う(後述のステップS20)。
ステップS17の形状差異判別処理は、ステップS21〜S23を含み、大略、判別尺度計算法で求めた閾値(判別尺度)で形状差異を判別するようにしている。
ステップS18では、不良にならない(規格外の)極微小体積の鋳巣を削除し、後述する鋳巣の位置合わせを精度高く行えるようにしている。
ステップS18に続くステップS19のサブルーチン(鋳巣密集度を用いた分割領域の算出)では、図3(a)及び図4に示す処理を行う。ステップS19では、まず、図3及び図4(a)に示すように、X線CTスキャナ2からのCT断層画像について、断層面毎に鋳巣発生分布を算出する(図3(a)ステップS31)。
ステップS31に続くステップS32で、図4(b)に示すように、鋳巣モデル20について、鋳巣密集部分〔前記鋳造品の鋳巣を含む部分であり、前記鋳巣が発生していない部分を境目として区画される部分〕毎にラベリング処理を行う。この際、連続して発生している鋳巣は1つであるとして処理を行う。
ステップS32に続くステップS33で、図4(c)に示すように、鋳巣モデル取得手段9が得た鋳巣モデル20における前記鋳造品の鋳巣を含む部分について前記鋳巣が発生していない部分を境目とし、前記鋳巣の密集度を考慮して前記鋳巣モデル分割領域22を定める。この鋳巣モデル分割領域22には、複数の鋳造モデル〔図5(a)、(b)では上述したように、1つの鋳巣モデル分割領域22に加熱処理前第1〜第4、後第1〜第4鋳巣モデル20M1〜20M4,20A1〜20A4を含んだ例を示している。〕が含まれており、前記鋳巣モデル20の位置合わせは、鋳巣モデル分割領域22毎に行うようにしている。
ステップS19に続くステップS20のサブルーチン(加熱処理前、後の鋳巣モデル20M,20Aの鋳巣モデル分割領域22毎の位置合わせ)では、図5(b)、(c)に示すように、加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aについて、加熱処理前鋳巣モデル20Mを基準にして、加熱処理後鋳巣モデル20Aを鋳巣モデル分割領域22毎に位置合わせ(分割領域対応位置合わせ)する(図3ステップS36、S37)。図5(b)に示す例では、一つの鋳巣モデル分割領域22に対応して加熱処理前第1〜第4、後第1〜第4鋳巣モデル20M1〜20M4,20A1〜20A4を含んでいる。
前記図5(b)に対し図5(a)に、前記ステップS20(ベストフィット処理)を行わない場合の加熱処理前第1〜第4、後第1〜第4鋳巣モデル20M1〜20M4,20A1〜20A4を示す。そして、前記ステップS20(ベストフィット処理)を行わない場合、加熱処理前第1〜第4、後第1〜第4鋳巣モデル20M1〜20M4,20A1〜20A4は相互に近傍に配置されるものの、位置合わせされておらず、形状変化を精度高く把握することが困難である。これに対して、図5(b)に示すように、前記ステップS20(ベストフィット処理)を実行する本実施形態によれば、加熱処理前第1〜第4、後第1〜第4鋳巣モデル20M1〜20M4,20A1〜20A4を適切に位置合わせすることができ、これにより形状変化を精度高く把握できることになる。
図5(a)に示される例では、加熱処理前第1〜第3、後第1〜第3鋳巣モデル20M1〜20M3,20A1〜20A3が引け巣であり、加熱処理前第4、後第4鋳巣モデル20M4,20A4がガス巣となっている。そして、加熱処理前第4、後第4鋳巣モデル20M4,20A4がガス巣であることから、前記ステップS20(ベストフィット処理)を実行した場合、図5(b)、(c)に示されるように、加熱処理後第4鋳巣モデル20A4(すなわち、加熱処理により形状が大きくなった鋳巣モデル20)内に加熱処理前第4鋳巣モデル20M4が含まれることになる。
ステップS20(図3ステップS36、S37)の処理により、加熱処理しても形状変化を生じない引け巣を基準にして位置合わせすることができ、最適な位置合わせ(即ち、ベストフィット)を行うことでき、鋳巣の種類の判別処理精度を向上できる。
形状差異判別処理を行うステップS17に含まれるステップS21(鋳巣体積変化率算出手段12、鋳巣体積変化率算出工程)では、加熱処理前、後の鋳巣モデル20M,20Aについて、鋳巣毎に膨脹率(体積変化率)を求める。ステップS21に続くステップS22で全鋳巣を対象にして前記ステップS21の処理が完了したか否かの判定を行う。
ステップS22でNOと判定すると、ステップS21に戻り、YESと判定すると、ステップS23に進む。ステップS23(鋳巣種類判定手段14、鋳巣種類判定工程)では、後述する判別尺度計算法で算出した閾値(判別尺度)を用いてガス巣と引け巣の分離(判別)を行う。
ここで、前記判別尺度計算法、すなわち鋳造品に発生するガス巣と引け巣の判別に用いられる閾値(判別尺度)の計算法について、図6及び図7に基づいて、説明する。まず、型内への溶湯の充填が圧縮応力X1〔MPa〕で行われ、充填完了時におけるガス体積V0が算出され、圧縮応力X1及びガス体積V0が記憶される〔図6ステップS61、図7(a)〕。次に、鋳造圧X2〔MPa〕で製品が離型され、前記鋳造圧X2が記憶される〔図6ステップS62、図7(b)〕。
前記製品離型時におけるガス体積V1は、式(1)で求められ、その算出値が記憶される〔図6ステップS63、図7(b)〕。
V1=V0/(X2/X1) … (1)
そして、鋳造品に施される加熱処理における鋳造品に付与される供給温度(加熱処理温度)時の圧縮応力X3〔MPa〕を用いて、前記加熱処理後のガス体積V2を次式(2)で求め、記憶する〔図6ステップS64、S65、図7(c)〕。
V2=V0/(X3/X1) … (2)
上述したように記憶された製品離型時におけるガス体積V1及び加熱処理後のガス体積V2から次式(3)から、膨脹率が求められ、この値が閾値A(判別尺度)とされる。すなわち、本実施形態では、鋳巣がガス巣であるか引け巣であるかの判定に用いられる閾値を、鋳造品に対する鋳造圧X2と前記熱処理による圧縮応力X3との比に基づいて得るようにしている。
膨脹率=V2/V1=〔V0/(X3/X1)〕/〔V0/(X2/X1)〕
=鋳造圧X2/圧縮応力X3=閾値A … (3)
本実施形態では、ステップS21で得られた加熱処理前、後鋳巣モデル20M,20Aにおける鋳巣毎の膨脹率D(体積変化率)を閾値Aと比較し、膨脹率Dが閾値A以上の場合は、鋳巣がガス巣であり、閾値A未満の場合は、鋳巣がガス巣であると判定する。
上述したように、不良にならない(規格外の)極微小体積の鋳巣を削除している(ステップS16、S18)ので、この分、鋳巣の位置合わせを精度高く行える。
また、鋳巣モデル取得手段9が得た鋳巣モデル20における前記鋳造品の鋳巣を含む部分について前記鋳巣が発生していない部分を境目として前記鋳巣の密集度に基づいて分割して鋳巣モデル分割領域22として得(図3ステップS33)、加熱処理前鋳巣モデル20Mを基準にして、加熱処理後鋳巣モデル20Aを鋳巣モデル分割領域22毎に位置合わせ(分割領域対応位置合わせ)する(図6ステップS36、S37)。このため、位置合わせを精度高く行え、この後に実行される判別処理精度を向上できる。
また、鋳巣の種類(ガス巣、引け巣)を判定するために用いる閾値(判別尺度)を、鋳造品に対する鋳造圧と、前記熱処理による圧縮応力との比に基づいて得るので、判定基準が明確になり、良好な判定を行うことができる。
本発明の一実施の形態に係る鋳造内部欠陥検査支援装置を模式的に示すブロック図である。 図1の鋳造内部欠陥検査支援装置の処理手順を示すフローチャートである。 図2のサブルーチン(ステップS19、S20)の内容を示し、(a)は、ステップS19(鋳巣密集度を用いた分割領域算出法)の内容を示し、(b)は、ステップS20(鋳巣モデルの鋳巣モデル分割領域毎の位置合わせ処理)の内容を示すフローチャートである。 図3のステップS31,S32,S33に夫々対応する鋳巣モデルを(a)、(b)、(c)に示す図である。 図2のステップS16(鋳巣モデルの位置合わせ処理)を説明するための図であり、(a)は、本実施形態による鋳巣モデルの位置合わせ処理(ステップS16)〔ひいてはベストフィット処理〕を実行しない場合に得られる加熱処理前、後鋳巣モデルについての位置合わせ状況を示す斜視図、(b)は、本実施形態により実行されるベストフィット処理により得られる加熱処理前、後鋳巣モデルについての位置合わせ状況を示す斜視図、(c)は、(b)の一部を拡大して示す斜視図である。 図1の鋳造内部欠陥検査支援装置に用いられる判別尺度計算法を説明するためのフローチャートである。 判別尺度計算法を示す図であり、(a)は、ダイカスト型内への溶湯の充填時の圧縮応力及び充填完了した際のガス体積を示し、(b)は、鋳造圧及び製品離型時のガス体積を示し、(c)は、加熱処理を行った後のガス体積及び膨脹率の算出式を示す図である。
符号の説明
1…鋳造内部欠陥検査支援装置、9…鋳巣モデル取得手段、10…鋳巣モデル分割領域設定手段、11…ベストフィット処理手段(分割領域対応位置合わせ手段)、12…鋳巣体積変化率算出手段、13…判別尺度計算手段、14…鋳巣種類判定手段、20…鋳巣モデル、20M,20A…加熱処理前、後鋳巣モデル、20M1〜20M4,20A1〜20A4…加熱処理前第1〜第4、後第1〜第4鋳巣モデル、22…鋳巣モデル分割領域。

Claims (4)

  1. 検査対象の鋳造品に施される加熱処理前、後の実測に基づいて該鋳造品に対する三次元形状モデルを、前記加熱処理前、後に対応して加熱処理前、後三次元形状モデルとして得る三次元形状モデル取得手段を有し、前記加熱処理前、後三次元形状モデルを用いて前記鋳造品の鋳巣の種類を判別する鋳造内部欠陥検査支援装置において、
    前記三次元形状モデルから、前記鋳造品の鋳巣に該当する部分を分離して鋳巣モデルとして得る鋳巣モデル取得手段と、
    前記三次元形状モデルにおける前記鋳造品の鋳巣を含む部分を鋳巣モデル分割領域として区画して得る鋳巣モデル分割領域設定手段と、
    前記鋳巣モデルにおける加熱処理前、後三次元形状モデルの夫々に対応する加熱処理前、後鋳巣モデルについて、前記鋳巣モデル分割領域毎に位置合わせを行う分割領域対応位置合わせ手段と、
    を備えたことを特徴とする鋳造内部欠陥検査支援装置。
  2. 請求項1に記載の鋳造内部欠陥検査支援装置において、
    前記分割領域対応位置合わせ手段で位置合わせされた状態での前記加熱処理前、後鋳巣モデルの体積変化率を前記鋳巣毎に算出する鋳巣体積変化率算出手段と、
    該鋳巣体積変化率算出手段が算出した鋳巣の体積変化率を予め定めた閾値と比較して前記鋳巣がガス巣であるか引け巣であるかを判定する鋳巣種類判定手段と、を備え、
    前記閾値は、前記鋳造品に対する鋳造圧と、前記加熱処理による圧縮応力との比に基づいて得られることを特徴とする鋳造内部欠陥検査支援装置。
  3. 検査対象の鋳造品に施される加熱処理前、後の実測に基づいて該鋳造品に対する三次元形状モデルを、前記加熱処理前、後に対応して加熱処理前、後三次元形状モデルとして得る三次元形状モデル取得工程を有し、前記加熱処理前、後三次元形状モデルを用いて前記鋳造品の鋳巣の種類を判別する鋳造内部欠陥検査支援方法において、
    前記三次元形状モデルから、前記鋳造品の鋳巣に該当する部分を分離して鋳巣モデルとして得る鋳巣モデル取得工程と、
    該鋳巣モデル取得工程で得られた鋳巣モデルにおける前記鋳造品の鋳巣を含む部分を鋳巣モデル分割領域として区画して得る鋳巣モデル分割領域設定工程と、
    前記鋳巣モデルにおける加熱処理前、後三次元形状モデルの夫々に対応する加熱処理前、後鋳巣モデルについて、前記鋳巣モデル分割領域毎に位置合わせを行う分割領域対応位置合わせ工程と、
    を備えたことを特徴とする鋳造内部欠陥検査支援方法。
  4. 請求項3に記載の鋳造内部欠陥検査支援方法において、
    前記位置合わせ工程で位置合わせされた状態での前記加熱処理前、後三次元形状モデルの鋳巣モデルの鋳巣の体積変化率を前記鋳巣毎に算出する鋳巣体積変化率算出工程と、
    該鋳巣体積変化率算出工程が算出した鋳巣の体積変化率を予め定めた閾値と比較して前記鋳巣がガス巣であるか引け巣であるかを判定する鋳巣種類判定工程と、を備え、
    前記閾値は、前記鋳造品に対する鋳造圧と、前記熱処理による圧縮応力との比に基づいて得られることを特徴とする鋳造内部欠陥検査支援方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010096624A (ja) * 2008-10-16 2010-04-30 Toyota Motor Corp 鋳造内部欠陥検査支援装置及び方法
JP2016113932A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 マツダ株式会社 シリンダヘッドの燃焼室形状良否判定方法及び判定装置

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