JP2009264228A - 内燃機関の点火装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】点火装置の間隙部へ絶縁性樹脂を効率良く充填させ得る内燃機関の点火装置を提供する。
【解決手段】絶縁性樹脂900は、樹脂誘導路211dによってコイルケース400の底面Zから内環間隙部S2へと誘導され、当該内環間隙部S2の空間に充填される。そして、内環間隙部S2へ流入した絶縁性樹脂900が増加するにつれて、内環間隙部S2に分布する気体が徐々に押し出され、排気誘導路211eを経由して当該気体を内環間隙部211dの外部へ放出させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、内燃機関の点火装置に関し、特に、絶縁性樹脂を注入させる際に用いて好適のものである。
内燃機関に用いられる点火装置は、プラグホール内に点火コイルを挿通させた状態にて固定される。かかる点火装置は、バッテリー電源の電圧を駆動信号に応じて昇圧させ、かかる昇圧電圧を点火プラグに印加し、当該点火プラグを放電させる。
例えば、特開2006−278424号公報(特許文献1)では、かかる内燃機関に用いられる点火装置の一例が記されている。図8に示す如く、特許文献1に係る内燃機関の点火装置10は、イグナイタ1と中心鉄芯2と二次コイル3と一次コイル4とコイルケース5と高圧端子6とから構成される。かかる点火装置10では、イグナイタ1に駆動信号が印加されると、イグナイタ1では、バッテリー電源の電圧を駆動信号に応じて断発的に一次コイル4へと供給させる。これにより、一次コイル4では中心鉄芯2を通過する磁束に変化を生じさせるので、二次コイル3ではこれを受けて誘導起電力が発生する。その後、これによって発生した昇圧電圧は、高圧端子6に印加され、当該高圧端子6と電気的に接続された点火プラグ(図示なし)を放電させる。
図9(a)には、かかる点火装置10の完成品が示されている。図示の如く、中心鉄芯2及び一次コイル4及び二次コイル3は、同心的に組合された状態にてコイルケース5のコイル格納部5bに格納される。また、二次コイル3の下部には、高圧端子6が配置され、二次ワイヤが接続される。更に、コイルケース5の上部では、イグナイタ格納部5aへイグナイタ1が取り付けられる。このとき、図示の如く、二次ボビン3の挟持部及び一次ボビン及びイグナイタ1によって流入経路Aが形成される。そして、かかる如くアセンブルされた点火装置1は、イグナイタ格納部5aに形成された開口部から絶縁性樹脂9が注入され、コイルケース5に形成された間隙部が当該絶縁性樹脂9によって充填される。このとき、二次ボビン310の外周面と一次ボビン210に形成された内周面との間に形成される内環間隙部S2には、図9(b)に示す如く、流入経路Aを通過する絶縁性樹脂9が充填される。
特開2006−278424号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、図9(b)に示す如く、流入経路Aの高さ寸法が極めて狭く設定されるので、流入経路Aにおける有効断面積がこれに応じて狭くなってしまう。このとき、流入経路Aを通過する絶縁性樹脂9が減少するので、内環間隙部S2では、絶縁性樹脂の充填効率(充填速度)が低下し、これにより、点火装置の樹脂充填工程に要する時間が長引くとの問題が生じる。また、樹脂充填工程に要する時間が十分に確保されないと、絶縁性樹脂の充填不良が多発するとの問題が発生する。更に、エポキシ樹脂等の高い粘性の絶縁性樹脂を用いる場合、流入経路Aを通過する絶縁性樹脂の流速は粘性及び有効断面の形状に応じて低下するため、これらの問題がより顕著なものとされる。
また、図9(b)に示す如く、流入経路Aにおける一次コイル4の底面は、当該底面の標高ELpがコイルケース5の底面の標高ELcより高い位置にレイアウトされると、流入経路Aにおいて堰の役割を果たし、絶縁性樹脂が効果的に内環間隙部S2へ誘導されなくなるとの問題が生じる。
従って、本発明は上記課題に鑑み、点火装置の間隙部へ絶縁性樹脂を効率良く充填させ得る内燃機関の点火装置の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では次のような内燃機関の点火装置の構成とする。即ち、巻回された一次巻線を具備する一次ボビンと、巻回された二次巻線を具備すると共に前記一次ボビンの内筒部へ前記二次巻線の巻回部が挿通される二次ボビンと、前記一次ボビン及び前記二次ボビンを格納させるコイルケースと、前記一次ボビン及び前記二次ボビン及び前記コイルケースによって形成される隙間部に充填された絶縁性樹脂とを備える内燃機関の点火装置において、前記一次ボビンは、前記絶縁性樹脂が前記コイルケースの内部に充填される際、前記隙間部のうち当該一次ボビン及び前記二次ボビンによって形成される内環間隙部へ前記絶縁性樹脂を積極的に誘導させる樹脂誘導路と、前記内環間隙部に分布する気体を当該内環間隙部の外部へ放出させる排気誘導路とが形成され、前記樹脂誘導路は、当該樹脂誘導路の底面の標高が前記排気誘導路の底面の標高より低い標高とされることを特徴とする内燃機関の点火装置。
このとき、前記樹脂誘導路は、当該樹脂誘導路の底面の標高が前記コイルケースの底面の標高より低い標高とされ、前記絶縁性樹脂は、前記コイルケースの底面と前記樹脂誘導路の底面とによって形成される下り勾配を流下するのが好ましい。
また、前記排気誘導路は、当該排気誘導路の底面の標高が前記コイルケースの底面の標高より高い標高とされるのが好ましい。
更に、前記一次ボビンは、少なくとも前記樹脂誘導路の近傍にテーパー部が形成されているのが好ましい。
本発明に係る内燃機関の点火装置によると、樹脂誘導路の底面の標高が排気誘導路の底面の標高より低く設定されるので、注入される絶縁性樹脂は、樹脂誘導路へ優先的に流れ込む。そして、樹脂誘導路を低く設定することにより、絶縁性樹脂の流路における流入断面積が広くなり、絶縁性樹脂は効率よく内環間隙部へと充填される。
また、樹脂誘導路の底面Xの標高がコイルケースの底面の標高より低く設定されるので、絶縁性樹脂は、顕著なエネルギー損失を受けることなく、効率よく内環間隙部へと充填される。
更に、排気誘導路の底面の標高がコイルケースの底面の標高より高い標高とされるので、内環間隙部に分布する気体が効率良く外部へ排出され、これにより、内環間隙部では、短時間で絶縁性樹脂の充填が完了する。
以下、本発明に係る実施の形態につき図面を参照して説明する。先ず、図1を参照して、内燃機関の点火装置(以下、点火装置と呼ぶ)に用いられるイグナイタ100について説明する。図1に示す如く、イグナイタ100は、筐体110と端子群111とヒートシンクHpと制御基板Cbとスイッチング素子Swとから構成される。
筐体110は、図示の如く、コネクタ部110aと嵌合部110bと格納部110cとが一体的に形成され、複数の導電端子から構成される端子群111を適宜に配している。かかる端子群111は、コネクタ部110a又は格納部110cの内外部において適宜に露出されている。コネクタ部110aには、図示されないECUに設けられたハーネスが接続され、バッテリー電源が端子111aに駆動信号が端子111bに印加され、端子111cがグランドへアースされる。
ヒートシンクHpは、高放熱性の板体に形成され、筐体110の格納部に配置されている。かかるヒートシンクHpは、制御基板Cb及びスイッチング素子Swを積層させ、ボンディングワイヤが適宜に配線されている。
制御基板Cbは、セラミック基板上に省電力トランジスタ又はこの他の電気的素子が実装され、セルフシャットオフ回路又はイオン電流検出回路等の機能的回路が適宜設けられている。かかる制御基板Cbは、端子111bへ入力された駆動信号を修正しスイッチング素子Swへ出力させる。
スイッチング素子Swは、IGBT、MOSFET、バイポーラトランジスタ、ダーリントントランジスタ等が適宜に用いられる。例えば、スイッチング素子SwとしてIGBTが採用される場合、当該IGBTは、コレクタ端子がヒートシンクに接続され、ゲート端子に制御基板Cbから送信される駆動信号が印加される。そして、かかるIGBTでは、駆動信号に応じて、コレクタ端子からエミッタ端子へ向けてキャリヤを通過させる。
かかる構成を具備するイグナイタ100では、ECUから駆動信号が供給されると、当該駆動信号は、制御基板Cbに搭載された各種機能的回路によって修正され、スイッチング素子Swへ送信される。このとき、スイッチング素子Swでは、駆動信号がパルス波形とされているので、当該スイッチング素子Swへ入力された電力を断続的に開放させる。
図2には、一次コイルが示されている。図示の如く、一次コイル200は、絶縁性の被膜が施された銅線材から成る一次ワイヤ220が一次ボビン210に巻回されている。当該一次ボビン210は、円筒部212とフランジ部211と図示されない下端部とが一体的に形成されている。
かかる一次ボビン210は、絶縁性の材質から成り、フランジ部211の表面に開口を有する内筒部212aが設けられ、これにより、円筒部212が中空状に形成されている。フランジ部211には、浅い箱状の凹部211aと、径方向に突出した梁状体211b及び211cと、当該フランジ部211の所定領域に設けられた樹脂誘導路211d及び排気誘導路211eとが形成されている。
図示の如く、樹脂誘導路211dは、矩形状の欠きが略径方向に形成され、フランジ部211の外部と内筒部212aとが連通されている。また、かかる樹脂誘導経路211dには、幅B及び高さHから成る矩形状の欠きによって当該樹脂誘導経路211dの底面Xが形成されている。かかる樹脂誘導経路211dは、水平に形成されても良く、フランジ部211の外部から円筒部212に向かって下り勾配を形成させても良い。尚、幅B及び高さHから成る矩形断面は、従来例における絶縁性樹脂の流入経路の断面と比較して、十分に広い面積とされる状態に設計される。
一方、排気誘導路211eにあっても、略矩形状の通路がフランジ部211の一部に加工され、当該排気誘導路211eの底面Yが形成されている。
このとき、樹脂誘導路211dは、樹脂誘導路211dの底面Xの標高が排気誘導路211eの底面Yの標高より低い標高とされるのが好ましい。これにより、絶縁性樹脂がコイルケースの内部に充填される際、絶縁性樹脂が樹脂誘導路211dへ優先的に誘導され、他方、一次ボビン200及び二次ボビン300によって形成される間隙部に分布する気体を当該間隙部から外部へと放出させる。また、樹脂誘導通路211dは、底面Xの標高が低位置に形成されているので、絶縁性樹脂が充填される際に、当該絶縁性樹脂によって形成される液面レベルとの差が拡大し、絶縁性樹脂による圧力ヘッドが上昇する。
また、一次ワイヤ220は、一端が梁状体211bに結ばれた後、円筒部212の表面に巻き崩れすることなく複数ターン巻回され、末端が梁状体211cに結ばれる。このとき、一次ワイヤ220の一端と梁状体211bとによって、又は、一次ワイヤ220の末端と梁状体211cとによって、ワイヤ端子221及びワイヤ端子222がそれぞれ形成される。
図3には、二次コイルが示されている。当該二次コイル300は、二次ボビン310とボビン端子320と二次ワイヤ330とから構成される。ここで、二次ボビン310は、絶縁性の材質から成り、フランジ部311及び円筒部312及び図示されない下端部が一体的に形成されている。そして、段付状に形成されたフランジ部311には、径方向に延在する複数の舌片311aと、ボビン端子320を固定させる狭持部とが形成されている。また、二次ボビン310には、フランジ部311の上面に開口を有する内筒部312aが形成されており、当該内筒部312aには、図示されない珪素鋼板から成る中心鉄芯が挿入される。
ボビン端子320は、導電性材が細板体に形成され、適宜な形状に折り曲げられている。かかるボビン端子320は、二次ボビン310の狭持部にて固定され、更に、イグナイタ接続端320bがイグナイタに配された端子に溶接され、ワイヤ接続端320aが二次ワイヤ330の一端に巻き付けられている。
ワイヤ接続端320aに巻き付けられた二次ワイヤ330は、図示の如く、円筒部312に巻回され、図示されない高圧端子へ電気的に接続される。尚、かかる二次ワイヤ330によって、当該二次ワイヤによる巻回部331が形成される。
図4には、コイルケースが示されている。図示の如く、コイルケース400は、PPS(Poly-phenylene-sulfide)等の難燃性とされる熱可塑性樹脂が材料として用いられ、かかる材料によってイグナイタ格納部410とコイル格納部420とが一体的に形成されている。コイル格納部420は、内部に中空部413が形成され、薄肉状の円筒体を成している。イグナイタ格納部410は、当該コイルケース400の底面Zと複数の壁面412aとから形成される殻状体であって、適宜に開口部が設けられている。かかる壁面412aには、嵌入部411と片持梁415とが形成されている。嵌入部411は、凸断面の突部が半矩形状に形成されている。片持梁415には、固定ボルトを挿通させる導電性の固定孔416が埋設されている。尚、コイルケース400の内壁には界面活性剤が塗布されているのが好ましい。これにより、壁面と絶縁性樹脂とにおける境界摩擦が低下し、絶縁性樹脂の流動性が向上する。
図5には内燃機関に用いられる点火装置1000の組立てられる状態が示されている。図示の如く、二次ボビン310は、二次巻線330の巻回部331が一次ボビン210の内筒部212aに挿通され、一次コイル200と二次コイル300とが同心的に組み合わされる。このとき、二次ボビン310に形成された舌片311aは、それぞれ一次ボビン210の凹部211aへ嵌込まれる。そして、二次ボビン310の円筒部312の外周面と一次ボビン210の内筒部212の側壁との間に内環間隙部が形成される。
また、かかる如くアセンブリされた一次ボビン210及び二次ボビン310は、コイルケース400におけるコイル格納部420の内部へと格納される。このとき、一次ボビン210の外周面とコイルケース400における中空部413の内壁との間に外環間隙部が形成される。
更に、イグナイタ100をコイルケース400へ接続する際、二次コイル300のボビン端子320と一次コイル200に形成されたワイヤ端子221及び222とがイグナイタ100の適宜な端子へ当接され、各当接部では抵抗溶接が施されて電気的に接続される。そして、イグナイタ100の嵌合部110bがコイルケース400の嵌入部411へ嵌め込まれると、制御基板Cbを配する格納部110dは、コイルケース400におけるイグナイタ格納部410の適切な位置へ固定される。このとき、樹脂誘導路211dでは、底面Xに対面する状態にてイグナイタ格納部410の底部がレイアウトされ、全体として矩形状の流路が形成される。同様に、排気誘導路211eにあっても、イグナイタ格納部410の底部を伴って略矩形状の通気路が形成される。
そして、コイルケース400のイグナイタ格納部410に設けられた開口部から絶縁性樹脂900が注入されると、当該絶縁性樹脂900は、コイルケース400のイグナイタ格納部410にて適宜な液面を保ち、一次ボビン210とコイルケース400の内部に形成された間隙部が当該絶縁性樹脂900によって充填される。このとき、一次ボビン210とコイルケース400の内部に形成された間隙部には、樹脂誘導路211dへ導かれた絶縁性樹脂900が流れ込む。尚、かかる絶縁性樹脂900は、エポキシ樹脂等の絶縁特性の高い熱硬化性樹脂が用いられる。
図6(a)には、完成状態とされた点火装置の断面図が示されている。点火装置1000は、前述の如く、イグナイタ100と一次コイル200と二次コイル300と中心鉄芯500とがコイルケース400の内部にレイアウトされている。かかる部品によって形成される間隙部には、絶縁性樹脂900が充填され、その後、当該絶縁性樹脂900が硬化される。また、かかる点火装置1000には、中心鉄芯500と高圧端子600と緩衝材700と外装鉄芯800とが併せて構成されている。
中心鉄芯500は、珪素鋼板を複数枚積層させ略円柱体を成している。かかる中心鉄芯500は、二次コイル300の内筒部312aに挿入され、周囲に絶縁性樹脂900が充填される。当該中心鉄芯500は、シリコン又はウレタン等から成る被覆材を周面に貼付けても良い。また、緩衝材700は、中心鉄芯500の上端部に配置され、絶縁性樹脂900の膨張によって生じる応力を吸収する。尚、中心鉄芯500には、磁束の飽和が生じないように、端部へ永久磁石を適宜設けても良い。
高圧端子600は、二次ボビン310の下端部に配置され、二次ワイヤ330と電気的に接続される。かかる高圧端子600は、プラグホールへ配された点火プラグ(図示なし)に点火装置1000が接続されると、当該点火プラグの頭部端子と電気的に接続される。
外装鉄芯800は、珪素鋼板が円筒状に加工され、コイルケース400におけるコイル格納部420に装着されている。かかる外装鉄芯800は、一次コイル200及び二次コイル300及び中心鉄芯500と協働して電磁回路を構成する。
かかる如く構成された点火装置1000では、イグナイタ100に駆動信号が印加されると、一次コイル200には、駆動信号に応じてバッテリー電力が断続的に供給される。このとき、二次コイル300では、当該二次コイル300を貫通する磁束が変動するので、誘導起電力が発生し、バッテリー電力の電圧を昇圧させる。その後、昇圧された電圧は、高圧端子600へ印加され、当該高圧端子600へ電気的に接続された点火プラグを放電させる。
図6(b)には、コイルケース400におけるイグナイタ格納部410の拡大図が示されている。尚、同図は、絶縁性樹脂900をコイルケース400の内部に充填される際の状態が示されており、便宜的にイグナイタ100を図示省略している。また、絶縁性樹脂900の流入経路Reと、絶縁性樹脂900の流入によって排出される気体の流出経路Raとが追加図示され、更に、樹脂誘導路211dの底面Xの標高ELpと、排気誘導路211eの底面Yの標高ELsと、コイルケース400の底面Zの標高ELcとが示されている。
図示の如く、絶縁性樹脂900を充填させる前では、コイルケース400の内部に種々の間隙部S1〜S4が形成される。
頭部間隙部S1は、コイルケース400におけるイグナイタ格納部410に形成され、当該イグナイタ格納部410の内壁と図示省略されたイグナイタ100の外周面とコイルの端部等とによって形成される。
内環間隙部S2は、二次ボビン310の外周面と一次ボビン210に形成された内筒部212aの壁面との間に形成される。但し、かかる内環間隙部S2は、「二次ワイヤ220の表面と一次ボビン210に形成された内筒部212aの壁面との間に形成された間隙」を含む意とする。
外環間隙部S3は、一次ボビン210の外周面とコイルケース400の内壁との間に形成される。かかる外環間隙部S3には、図示されない部分に流路が形成されており、当該流路から絶縁性樹脂が流れ込む。
鉄芯側間隙部S4は、中心鉄芯500の周面と二次ボビンに形成された内筒部312aの壁面との間に形成される。尚、中心鉄芯500の外径と内筒部312aの内径とを一致させ、鉄芯側間隙部S4を省略させても良い。
尚、コイルケース400の内部に形成される間隙は、上述の領域に限定されるものでなく、点火装置1000の構成によって種々の形態に適宜変更される。
標高ELpは、樹脂誘導路211dの底面Xの標高とされる。かかる標高ELpは、底面Xの平均高さとしても良く、底面Xの最大高さとしても良い。樹脂誘導路211dの底面Xは、傾斜の無い水平面としても良く、所定の勾配を設けても良い。このとき、底面Xは、一次コイル200の外周面から内筒部212aに向かって下り勾配とされるのが好ましい。これにより、絶縁性樹脂900における動水勾配が増加し、内環間隙部S2に絶縁性樹脂900が充填され易くなる。
標高ELcは、コイルケース400の底面Zの標高とされる。かかる標高ELcは、底面Zの平均高さとしても良く、底面Zの最大高さ又は最小高さとしても良い。コイルケース400の底面Zは、傾斜の無い水平面としても良く、標高ELpを下回らない範囲にて所定の勾配を設けても良い。このとき、底面Zは、樹脂誘導路211dに向かって下り勾配とされるのが好ましい。
標高ELsは、排気誘導路211eの底面Yの標高とされる。かかる標高ELsは、樹脂誘導路211dにおける底面Xの標高ELpより高い標高とされるのが好ましい。これにより、樹脂誘導路211dには注入された絶縁性樹脂900が優先的に流入するので、排気誘導路211eでは、内環間隙部S2に分布する気体を当該内環間隙部S2の外部へ放出させる。ここで、内環間隙部S2の外部とは、コイルケース400におけるイグナイタ格納部410の空間であって且つ一次ボビン210に形成された内筒部212aの領域を排除した領域、又は、イグナイタ格納部410に形成された開口部の外部領域を指す。また、内環間隙部S2に分布する気体とは、当該内環間隙部S2の空間に分布する気体を指し、絶縁性樹脂900の含浸を完了させるために排除されるべき気体を指す。
尚、ここで用いられる標高とは、海抜レベル等のように地理学上用いられるレベルを意味するよりも、互いの底面の高さを比較するための基準であって、単に高さを意味するものとして解釈するのが好ましい。
次に、コイルケース400の内部における絶縁性樹脂900及び内環間隙部S2に分布する気体の流れについて説明する。尚、ここで説明される絶縁性樹脂900は、硬化される前の液体状態を指す。図6(b)に示す如く、絶縁性樹脂900がイグナイタ格納部410の開口部から注入されると、当該イグナイタ格納部410に所定の液面を形成させ、これにより、流入経路Reを辿る絶縁性樹脂900の流れが発生する。
ここで、図示の如く、一次ボビン310には、端部にテーパー部Tpが形成されているのが好ましい。また、かかるテーパー部Tpは、一次ボビン310における内周面の全周に形成されても良く、樹脂誘導路211近傍の一部領域に形成されても良い。これにより、絶縁性樹脂900は、内環間隙部S2へと効率よく導かれる。
絶縁性樹脂900は、樹脂誘導路211dによってコイルケース400の底面Zから内環間隙部S2へと誘導され、当該内環間隙部S2の空間に充填される。そして、内環間隙部S2へ流入した絶縁性樹脂900が増加するにつれて、内環間隙部S2に分布する気体が徐々に押し出され、図示の如く、排気誘導路211eを経由して当該気体を内環間隙部S2の外部へ放出させる。尚、特許請求の範囲に記される「内環間隙部に分布する気体を当該内環間隙部の外部へ放出させる」の文意は、内環間隙部211dに分布する気体のうち少なくとも一部の気体を外部へ放出させることを指し、従って、当該気体の全てを外部へ放出させる場合も含み、当該気体の一部のみを放出させる場合も含む。即ち、排気誘導路211eは、内環間隙部211dに分布する気体の全てを排出させることとしても良く、当該気体の一部のみを排出させることとしても良い。ここで、排気誘導路211eが内環間隙部S2の一部の気体を排出させている場合、内環間隙部S2における残りの気体は、一次ボビン210及び二次ボビン310によって形成される輪環状の開口のうち、絶縁性樹脂900が流入している領域を除く他の領域から排出される。
尚、樹脂誘導路211dは、当該樹脂誘導路211dの底面Xの標高ELpがコイルケース400の底面Zの標高ELcより低い標高とされるのが好ましい。これにより、底面Z〜底面X〜内環間隙部S2に至る一連の流入経路では、全体として略下り勾配が形成されるので、絶縁性樹脂の流れに係るエネルギー損失が減少し、樹脂誘導路211dが効率良く内環間隙部S2へ誘導される。ここで、「略下り勾配」の語意は、コイルケース400の底面Zの標高ELcから樹脂誘導路211dの底面Xの標高ELpを差し引いた値ΔELが正とされる全ての場合を含む。従って、底面Z及び底面Xが各々水平面とされる場合であっても、底面Z及び底面Xによって形成される流入経路は、上述した値ΔELが正であることを条件として「略下り勾配」に含まれることとされる。
また、排気誘導路211eは、排気誘導路211eの底面Yの標高ELsがコイルケース400の底面Zの標高ELcより高い標高とされるのが好ましい。かかる場合、底面Z〜底面Y〜内環間隙部S2に至る一連の流入経路では、底面Yによって絶縁性樹脂の流路に堰が形成される。従って、液面レベルが標高ELs以下の場合、絶縁性樹脂900は、底面Yを乗り越えることなく、樹脂誘導路211dへ優先的に導かれる。一方、液面レベルが標高ELs以上の場合、絶縁性樹脂900は、底面Yの標高ELsが高所にレイアウトされているので、当該底面Yを乗り越える流量が抑制され、これにより、樹脂誘導路211dへ積極的に流れ込む。
更に、樹脂誘導路211dでは、矩形断面の面積が十分広く設計されるので、絶縁性樹脂900が内環間隙部S2へ積極的に誘導される。このとき、矩形断面の幅Bの寸法を広く設計することにより、絶縁性樹脂900が内環間隙部S2へより積極的に誘導される。
図7には、絶縁樹脂の充填速度に係る観察結果が示されている。同図では、本実施の形態に係る点火装置の観察結果が上段に示され、従来例に係る点火装置の観察結果が下段に示されている。
同図の破線にて示す如く、本実験では、外部から観察可能な半透明の一次ボビン210及びコイルケース400が使用される。また、コイルケース400は、イグナイタ格納部410を除く他の構成が切除され、当該イグナイタ格納部410のみが利用される。更に、通常の製造工程と条件を一致させるため、イグナイタ100及び二次コイル300が適宜組み込まれる。即ち、本実験で用いられる観察用アセンブリは、イグナイタ格納部410とイグナイタ100と一次ボビン210と二次コイル300とから構成される。そして、点火装置1000と同様に各々の構成が組み立てられる。尚、イグナイタ格納部410の底部と一次ボビン210のフランジ部211とは、液状の絶縁性樹脂900を一次ボビン210の外部へ漏出させない状態にシール接合される。かかる構成により、当該観察用アセンブリに絶縁性樹脂が注入されると、当該絶縁性樹脂の充填状態が外部から観察される。ここで、本実施の形態に係る点火装置に対応させて製作された装置を観察用アセンブリExeとし、従来例に係る点火装置に対応させて製作された装置を観察用アセンブリExaとする。また、絶縁性樹脂の注入条件は双方同一である。以下、各時刻T0〜T2における絶縁性樹脂900の注入状態について、観察用アセンブリExeと観察用アセンブリExaとを対比しつつ検討する。
時刻T0では、イグナイタ格納部410の開口から絶縁性樹脂900の真空充填を開始させる。このとき、観察用アセンブリExeでは、イグナイタ格納部410の頭部間隙S1にて絶縁性樹脂900の液面が急激に上昇する。但し、この時刻では、一次ボビン210の内筒部212aへ絶縁性樹脂900が殆ど進入するに至っていない。また、観察用アセンブリExaにあっても、絶縁性樹脂900の充填状態は、観察用アセンブリExeの状態と略同一とされている。従って、観察用アセンブリExe及び観察用アセンブリExaの両者に相違は観察されなかった。
時刻T1では、絶縁性樹脂900の真空充填が開始されてから10sec経過した状態が示されている。このとき、観察用アセンブリExeでは、絶縁性樹脂900が一次ボビン210の中間点まで到達しているのが観察される。そして、図示の如く、一次ボビンに設けられた排気誘導路211eから、内環間隙部S2に分布する気体hi0が排出されているのが観察できる。一方、観察用アセンブリExaでは、絶縁性樹脂900が一次ボビン210の略中間点まで到達しているものの、気体hi1が効率よく排出されていないので、観察用アセンブリExeの充填状態と比較して若干の遅れが見られる。
時刻T1’では、時刻T1〜時刻T2における或る時点の充填状態が示されている。このとき、観察用アセンブリExeでは、樹脂誘導路211dの流路に導かれ、絶縁性樹脂900の充填状態が更に進行している。また、内環間隙部S2に分布する気体hi0は、絶縁性樹脂900によって押し出され、排気誘導路211eから排出している状態が観察される。一方、観察用アセンブリExaでは、外気へ排出される通路が適宜に確立されていないため、多くの気体hi1が排出されることなく、一次ボビンの内部に浮遊している。
その後、時刻T2経過時において、真空充填から自然充填へと切り替えると、本実施例の場合には、時刻T1’の段階で気体hi0が十分に排出されているので、一次ボビン210の内部にボイドが現われることはない。一方、従来例の場合、時刻T1’の段階で多くの気体hi1が一次ボビン210の内部に残存しているので、T2に示す如く、ボイドが発生することとなる。尚、従来技術にてボイドが形成されない程度に充填樹脂を注入させるには、約30秒の時間を要するため、本実施例の場合、充填時間について約10秒間の短縮が実現されている。
上述の如く、本実施の形態に係る点火装置1000によると、樹脂誘導路211dの底面Xの標高が排気誘導路211eの底面Yの標高より低く設定されるので、注入される絶縁性樹脂900は、樹脂誘導路211dへ優先的に流れ込む。そして、樹脂誘導路211dを低く設定することにより、絶縁性樹脂900の流路における流入断面積が広くなり、絶縁性樹脂900は効率よく内環間隙部S2へと充填される。
また、樹脂誘導路211dの底面Xの標高ELpがコイルケース400の底面Zの標高ELcより低く設定されるので、絶縁性樹脂900は、高いエネルギー損失を受けることなく、効率よく内環間隙部S2へと充填される。
更に、排気誘導路211eの底面Yの標高ELsがコイルケース400の底面Zの標高ELcより高い標高とされるので、内環間隙部S2に分布する気体が効率良く外部へ排出され、これにより、内環間隙部S2では、短時間で絶縁性樹脂900の充填が完了する。
点火装置に用いられるイグナイタの構成を示す図 本実施の形態に係る一次ボビンを示す図 点火装置に用いられる二次ボビンを示す図 点火装置に用いられるコイルケースを示す図 本実施の形態に係る点火装置の組立図 点火装置の断面を示す図 本実施の形態に係るコイルケースの間隙部に充填される絶縁性樹脂の状態を示す図 従来例に係る点火装置の組立図 従来例に係るコイルケースの間隙部に充填される絶縁性樹脂の状態を示す図
符号の説明
1000 内燃機関の点火装置
210 一次ボビン
220 一次巻線
211d 樹脂誘導路
211e 排気誘導路
310 二次ボビン
330 二次巻線
331 二次巻線の巻線部
400 コイルケース
S2 内環間隙部
900 絶縁性樹脂
ELp 樹脂誘導路の底面の標高
ELs 排気誘導路の底面の標高
ELc コイルケースの底面の標高

Claims (4)

  1. 巻回された一次巻線を具備する一次ボビンと、巻回された二次巻線を具備すると共に前記一次ボビンの内筒部へ前記二次巻線の巻回部が挿通される二次ボビンと、前記一次ボビン及び前記二次ボビンを格納させるコイルケースと、前記一次ボビン及び前記二次ボビン及び前記コイルケースによって形成される隙間部に充填された絶縁性樹脂とを備える内燃機関の点火装置において、
    前記一次ボビンは、前記絶縁性樹脂が前記コイルケースの内部に充填される際、前記隙間部のうち当該一次ボビン及び前記二次ボビンによって形成される内環間隙部へ前記絶縁性樹脂を積極的に誘導させる樹脂誘導路と、前記内環間隙部に分布する気体を当該内環間隙部の外部へ放出させる排気誘導路とが形成され、
    前記樹脂誘導路は、当該樹脂誘導路の底面の標高が前記排気誘導路の底面の標高より低い標高とされることを特徴とする内燃機関の点火装置。
  2. 前記樹脂誘導路は、当該樹脂誘導路の底面の標高が前記コイルケースの底面の標高より低い標高とされ、
    前記絶縁性樹脂は、前記コイルケースの底面と前記樹脂誘導路の底面とによって形成される下り勾配を流下することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の点火装置。
  3. 前記排気誘導路は、当該排気誘導路の底面の標高が前記コイルケースの底面の標高より高い標高とされることを特徴とする請求項2に記載の内燃機関の点火装置。
  4. 前記一次ボビンは、少なくとも前記樹脂誘導路の近傍にテーパー部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の内燃機関の点火装置。
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