JP2009262850A - 負荷駆動回路 - Google Patents

負荷駆動回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2009262850A
JP2009262850A JP2008117132A JP2008117132A JP2009262850A JP 2009262850 A JP2009262850 A JP 2009262850A JP 2008117132 A JP2008117132 A JP 2008117132A JP 2008117132 A JP2008117132 A JP 2008117132A JP 2009262850 A JP2009262850 A JP 2009262850A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
line
zener diode
side power
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008117132A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4788929B2 (ja
Inventor
Takeyuki Wakamori
猛幸 若森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP2008117132A priority Critical patent/JP4788929B2/ja
Publication of JP2009262850A publication Critical patent/JP2009262850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4788929B2 publication Critical patent/JP4788929B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Abstract

【課題】負荷をより適切に保護しつつも、製品搭載性及び製品普及性の向上を図ることが可能な負荷駆動回路を提供する。
【解決手段】過電圧保護ブロック20は、第1分岐ラインLB1上に抵抗R4及び第2ツェナーダイオードZD2が設けられている。第2ツェナーダイオードZD2は上流に抵抗R4を有しているため、小容量のものが用いられている。また、異常電圧供給時には、第2トランジスタQ2が導通状態となり、第3トランジスタQ3は非導通状態となる。これにより、第1トランジスタQ1のベース電圧が確保されず、発光ダイオードLED1,LED2への電圧供給が遮断される。
【選択図】図3

Description

本発明は、負荷駆動回路に関する。
従来、例えば負荷に電圧を供給して負荷を駆動する負荷駆動回路において、異常電圧が供給されたときに、負荷や回路部品を保護するものが知られている。また、負荷駆動回路には、正常電圧供給時に所定電圧を負荷に供給し、異常電圧供給時には半導体スイッチング素子がオン状態となって異常電圧を分圧し、分圧された電圧を負荷に供給する構成のものが提案されている(特許文献1参照)。
特開平10−315846号公報
しかし、従来の負荷駆動回路によれば、異常電圧を分圧して負荷に供給しているため、異常電圧が大きな値となると、過剰な電圧が負荷に供給されてしまい、負荷を適切に保護できなくなる可能性がある。また、異常電圧からの保護にツェナーダイオードを用いた場合、その容量が大きくなってしまう。そして、ツェナーダイオードの容量が大きくなってしまうと放熱性の観点から、基板上の実装面積が増大して製品内(例えば灯具点灯装置内)への搭載性が悪化すると共に、コスト増による製品普及の障害となってしまう。さらに、ツェナーダイオードの電力容量が大きくなると、個々のツェナーダイオードのツェナー電圧の差も大きくなり、負荷を適切に保護しにくくなってしまう。
本発明はこのような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、負荷をより適切に保護しつつも、製品搭載性及び製品普及性の向上を図ることが可能な負荷駆動回路を提供することにある。
本発明の負荷駆動回路は、電圧が供給される入力端子と、入力端子からの電圧を定電圧化して負荷に供給する定電圧ブロックと、入力端子から定電圧ブロックへ電圧を供給する入力側電源ラインと、定電圧ブロックにて定電圧化された定電圧を負荷側に電圧を供給する出力側電源ラインと、入力端子に異常電圧が供給されたときに、異常電圧の負荷側への供給を遮断する過電圧保護ブロックと、を備えている。
定電圧ブロックは、入力側電源ラインに第1主電極が接続され、出力側電源ラインに第2主電極が接続される第1スイッチング素子と、第1スイッチング素子の制御電極にアノードが接続され、カソードが補助ラインを通じてグランド接続される第1ツェナーダイオードと、第1スイッチング素子の第1主電極と制御電極との間を接続する接続ライン上に設けられた第1抵抗と、を有している。
過電圧保護ブロックは、入力側電源ラインから分岐される第1分岐ライン及び第2分岐ラインと、第1分岐ライン上に設けられ、一端が入力側電源ライン側に向いて配置された第2抵抗と、第1分岐ライン上に設けられてカソードが第2抵抗の他端側に接続される第2ツェナーダイオードと、第2分岐ライン上に設けられ、第1主電極が入力側電源ライン側に接続され、第2主電極がグランド側に接続され、第2ツェナーダイオードのアノードが制御電極に接続される第2スイッチング素子と、補助ライン上に第1主電極及び第2主電極が接続され、第2分岐ラインのうち入力側電源ラインと第2スイッチング素子の第1主電極との間の接続点から分岐された第3分岐ラインが制御電極に接続される第3スイッチング素子と、を有している。
この負荷駆動回路によれば、過電圧保護ブロックは、第1分岐ライン上に設けられ、一端が入力側電源ライン側に向いて配置された第2抵抗と、第1分岐ライン上に設けられてカソードが第2抵抗の他端側に接続される第2ツェナーダイオードとを備えている。このため、異常電圧供給時には第2ツェナーダイオードのツェナー電圧以上の電圧が印加されて第2ツェナーダイオードを介して電流が流れる。このとき、第2ツェナーダイオードの上流側に第2抵抗が設けられているため、第2ツェナーダイオードの電力容量を小さくすることができ、製品搭載性及び製品普及性の向上を図ることができる。
また、第2ツェナーダイオードのアノードは第2スイッチング素子の制御電極に接続されているため、異常電圧供給時には第2スイッチング素子が導通状態となる。さらに、第2分岐ラインの接続点から分岐された第3分岐ラインが制御電極に接続される第3スイッチング素子を備えている。このため、異常電圧供給時において第2スイッチング素子が導通状態となると、第3スイッチング素子は非導通状態となり、第1スイッチング素子の制御電極に電圧が供給されず、第1スイッチング素子は非導通状態となる。このため、異常電圧供給時に負荷に供給する電圧を遮断することができる。
また、第2ツェナーダイオードの電力容量を小さくすることができるため、個々のツェナーダイオードのツェナー電圧のバラツキを小さくでき、負荷を保護すべき電圧値をより正確にすることができる。
従って、負荷をより適切に保護しつつも、製品搭載性及び製品普及性の向上を図ることができる。
本発明の負荷駆動回路によれば、負荷をより適切に保護しつつも、製品搭載性及び製品普及性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明するが、これに先だって、異常電圧供給時に負荷に電圧を供給する回路の例を説明する。図1は、負荷駆動回路の第1比較例を示す回路構成図である。
図1に示すように、第1比較例に係る負荷駆動回路100は、車両用の灯具点灯回路(負荷駆動回路の一例)であって、入力端子V1と、定電圧ブロック110と、入力側電源ラインL1と、出力側電源ラインL2と、過電圧保護ブロック120と、抵抗R2,R3と、発光ダイオードLED1,LED2とを備えている。
入力端子V1は、電源側から電圧が供給される端子である。定電圧ブロック110は、入力端子V1からの電圧を定電圧化し、定電圧を負荷である発光ダイオードLED1,LED2側に供給するものである。入力側電源ラインL1は、入力端子V1からの定電圧ブロック110へ電圧を供給するラインである。出力側電源ラインL2は、定電圧ブロック110にて定電圧化された定電圧を発光ダイオードLED1,LED2側に供給するラインである。過電圧保護ブロック120は、レギュレータ故障等により発生した異常電圧から、定電圧ブロック110及び負荷となる発光ダイオードLED1,LED2を保護するものである。
詳細に、定電圧ブロック110は、NPN型のトランジスタQ1と、ツェナーダイオードZD1と、抵抗R1とを備えている。トランジスタQ1は、コレクタが入力側電源ラインL1に接続され、エミッタが出力側電源ラインL2側に接続されている。また、ベースは、ツェナーダイオードZD1を介してグランド接続されている。ツェナーダイオードZD1は、アノードがグランド接続され、カソードがトランジスタQ1のベースに接続されている。また、抵抗R1は、トランジスタQ1のコレクタとベースとを接続する接続ラインL3上に設けられている。
また、過電圧保護ブロック120は、ダイオードD1とバリスタZNR1とを備えている。ダイオードD1は、入力側電源ラインL1上に設けられ、アノードが接続点Aを介して入力端子V1に接続され、カソードが定電圧ブロック110に接続されている。バリスタZNR1は、接続点Aを基点として入力側電源ラインL1から分岐された第1分岐ラインLB1上に設けられ、接続点Aの反対側でグランド接続されている。
このような負荷駆動回路100では、入力端子V1から正常な正常電圧が供給されると、定電圧ブロック110によって入力端子V1からの電圧が定電圧化され、定電圧が並列接続される抵抗R2,R3を介して、発光ダイオードLED1,LED2に供給される。
一方、入力端子V1から異常電圧が供給されると、過電圧保護ブロック120のバリスタZNR1を通して電流が流れ、定電圧ブロック110には微少な電流が流れることとなり、定電圧ブロック110のトランジスタQ1及び発光ダイオードLED1,LED2の故障が防止される。
しかし、第1比較例の場合、異常電圧供給時であっても、トランジスタQ1のベース電圧は確保されることとなり、負荷等への電圧供給は遮断されないこととなる。また、比較例1では、バリスタZNR1を用いているため、異常電圧から完全に保護できない。すなわち、バリスタZNR1は、その性能上、43V以上の異常電圧に対してしか保護できないことから、比較例1の負荷駆動回路100は異常電圧からの保護が不充分となっている。特に、バリスタZNR1は43V以上の異常電圧に対してしか保護できないため、バリスタZNR1の個体差によっては、44Vや45Vなど、43Vを上回る異常電圧に対してしか機能しない場合もあり、負荷の保護すべき電圧値を正確に設定し難くなってしまう。
図2は、負荷駆動回路の第2比較例を示す回路構成図である。なお、図2において図1と同一又は同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図2に示すように、第2比較例に係る負荷駆動回路200は、第1比較例と異なる過電圧保護ブロック220を有している。
過電圧保護ブロック220は、ダイオードD1と第2ツェナーダイオードZD2とを備えている。ダイオードD1は、入力側電源ラインL1上に設けられ、アノードが入力端子V1に接続され、カソードが接続点Aを介して定電圧ブロック110に接続されている。第2ツェナーダイオードZD2は、接続点Aを基点として入力側電源ラインL1から分岐された第1分岐ラインLB1上に設けられている。この第2ツェナーダイオードZD2は、カソードが入力側電源ラインL1側に接続され、アノードがグランド接続されている。
このような負荷駆動回路200では、入力端子V1から正常電圧が供給されると、定電圧ブロック110によって入力端子V1からの電圧が定電圧化され、定電圧が並列接続される抵抗R2,R3を介して発光ダイオードLED1,LED2に供給される。
一方、入力端子V1から異常電圧が供給されると、過電圧保護ブロック220の第2ツェナーダイオードZD2を通して電流が流れ、定電圧ブロック110には微少な電流が流れることとなり、定電圧ブロック110のトランジスタQ1及び発光ダイオードLED1,LED2の故障が防止される。
しかし、第2比較例の場合、異常電圧供給時であっても、トランジスタQ1のベース電圧は確保されることとなり、負荷等への電圧供給は遮断されないこととなる。また、比較例2では、バリスタZNR1に代えて第2ツェナーダイオードZD2を用いているため、43V未満の異常電圧に対しても、保護することができる。しかし、比較例2の回路構成の場合、第2ツェナーダイオードZD2の電力容量が、例えば5Wなど大きな値となってしまう。そして、第2ツェナーダイオードZD2の容量が大きくなってしまうと放熱性の観点から、基板上の実装面積が増大して製品内(例えば灯具点灯装置内)への搭載性が悪化すると共に、コスト増による製品普及の障害となってしまう。また、第2ツェナーダイオードZD2の電力容量が大きいと、第2ツェナーダイオードZD2の個体差も大きくなってしまうため、第1比較例と同様に、負荷を保護すべき電圧値を正確に設定し難くなってしまう。
図3は、本実施形態に係る負荷駆動回路1を示す回路構成図である。なお、図3において図1又は図2と同一又は同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。図3に示すように、本実施形態に係る負荷駆動回路1は、定電圧ブロック10と、過電圧保護ブロック20とを備えている。
定電圧ブロック10は、図1及び図2に示したものと同様であって、第1トランジスタ(第1スイッチング素子)Q1と、第1ツェナーダイオードZD1と、抵抗(第1抵抗)R1とを備えている。
第1トランジスタQ1は、入力側電源ラインL1にコレクタ(第1主電極)が接続され、出力側電源ラインL2にエミッタ(第2主電極)が接続されている。第1ツェナーダイオードZD1は、アノードが第1トランジスタQ1のベース(制御電極)に接続され、カソードが補助ラインLA1を通じてグランド接続されている。抵抗R1は、第1トランジスタQ1のコレクタとベースとを接続する接続ラインL3上に設けられている。
過電圧保護ブロック20は、第1〜第3分岐ラインLB1〜LB3と、抵抗(第2〜第4抵抗)R4〜R6と、第2ツェナーダイオードZD2と、NPN型の第2及び第3トランジスタ(第2及び第3スイッチング素子)Q2,Q3とを備えている。
第1分岐ラインLB1及び第2分岐ラインLB2は、入力側電源ラインL1から分岐されるラインである。抵抗R4は、第1分岐ラインLB1上に設けられ、一端が入力側電源ラインL1側に向いて配置されている。この抵抗R4は比較的抵抗値の高いものが用いられている。ツェナーダイオードZD2は、第1分岐ラインLB1上に設けられて、カソードが抵抗R4の他端側に接続されている。第2トランジスタQ2は、コレクタ(第1主電極)が入力側電源ラインL1側に接続され、エミッタ(第2主電極)がグランド側に接続され、ベース(制御電極)がツェナーダイオードZD2のアノード側に接続されている。また、ツェナーダイオードZD2のアノードは、抵抗R5を介してグランド接続されている。
第3トランジスタQ3は、補助ラインLA1上にコレクタ(第1主電極)及びエミッタ(第2主電極)が接続されており、コレクタが第1ツェナーダイオードZD1のアノードに接続され、エミッタがグランド接続されている。また、第3トランジスタQ3のベース(制御電極)は、第3分岐ラインLB3によって第2分岐ラインLB2に接続されている。第3分岐ラインLB3は、一端が入力側電源ラインL1と第2トランジスタQ2のコレクタとの間の接続点Bに接続され、他端が第3トランジスタQ3のベースに接続されている。さらに、抵抗R6は、第2分岐ラインLB2のうち、入力側電源ラインL1と接続点Bとの間に設けられている。
このような負荷駆動回路1では、入力端子V1から正常電圧が供給されると、定電圧ブロック10によって入力端子V1からの電圧が定電圧化され、定電圧が並列接続される抵抗R2,R3を介して発光ダイオードLED1,LED2に供給される。具体的に説明すると、正常電圧供給時には、電流は抵抗R4及び第2ツェナーダイオードZD2を介して流れることなく、第2トランジスタQ2を非導通状態とする。一方で電流は、抵抗R6及び接続点Bを介して、第3トランジスタQ3に流れる。これにより、第3トランジスタQ3は導通状態となり、定電圧ブロック10の第1トランジスタQ1のベース電圧は、第1ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧となる。よって、定電圧ブロック10からは、(第1ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧)+(第3トランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間電圧)+(第1トランジスタQ1のベース−エミッタ間電圧)の定電圧が出力されることとなる。
一方、入力端子V1から異常電圧が供給されると、抵抗R4及び第2ツェナーダイオードZD2を通して電流が流れることとなる。そして、第2トランジスタQ2は導通状態となる。ここで、抵抗R4は比較的抵抗値が高く、第2ツェナーダイオードZD2のカソードには数10mA程度の電流が流れることとなる。よって、第2ツェナーダイオードZD2は、比較例2の場合のように電力容量が高いものでなく、小容量のものが用いられる。
また、第2ツェナーダイオードZD2のアノードは、グランド接続されている。このため、第2トランジスタQ2は、正常電圧供給時において空気伝搬などのノイズにより、ベース電圧が不安定となって導通状態とならないようになっている。また、第2ツェナーダイオードZD2のアノードは、単にグランド接続されているわけでなく、抵抗R5を介してグランド接続されているため、異常電圧供給時には、抵抗R5により第2トランジスタQ2を導通状態とする電圧を確保することができる。
ところで、異常電圧供給時に第2トランジスタQ2が導通状態となると、電流は抵抗R6及び接続点Bを介して第2トランジスタQ2を流れることとなる。よって、第3トランジスタQ3は非導通状態となる。これにより、第1トランジスタQ1のベース電圧は、第1ツェナーダイオードZD1のツェナー電圧とならず、第1トランジスタQ1は非導通状態となる。これにより、電圧供給が遮断され、定電圧ブロック10の第1トランジスタQ1及び発光ダイオードLED1,LED2の故障が第1比較例及び第2比較例の回路構成よりも的確に防止される。
このようにして、本実施形態に係る負荷駆動回路1によれば、過電圧保護ブロック20は、第1分岐ラインLB1上に設けられ、一端が入力側電源ラインL1側に向いて配置された抵抗R4と、第1分岐ラインLB1上に設けられてカソードが抵抗R4の他端側に接続される第2ツェナーダイオードZD2とを備えている。このため、異常電圧供給時には第2ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧以上の電圧が印加されて第2ツェナーダイオードZD2を介して電流が流れる。このとき、第2ツェナーダイオードZD2の上流側に抵抗R4が設けられているため、第2ツェナーダイオードZD2の電力容量を小さくすることができ、製品搭載性及び製品普及性の向上を図ることができる。
また、第2ツェナーダイオードZD2のアノードは第2トランジスタQ2のベースに接続されているため、異常電圧供給時には第2トランジスタQ2が導通状態となる。さらに、第2分岐ラインLB2の接続点Bから分岐された第3分岐ラインLB3がベースに接続される第3トランジスタQ3を備えている。このため、異常電圧供給時において第2トランジスタQ2が導通状態となると、第3トランジスタQ3は非導通状態となり、第1トランジスタQ1のベースに電圧が供給されず、第1トランジスタQ1は非導通状態となる。このため、異常電圧供給時に負荷に供給する電圧を遮断することができる。
また、第2ツェナーダイオードZD2の電力容量を小さくすることができるため、個々のツェナーダイオードのツェナー電圧のバラツキを小さくでき、負荷を保護すべき電圧値をより正確にすることができる。
従って、負荷をより適切に保護しつつも、製品搭載性及び製品普及性の向上を図ることができる。
また、本実施形態によれば、第2ツェナーダイオードZD2のアノードは、抵抗R5を介してグランド接続されている。このため、異常電圧供給時には、抵抗R5により第2トランジスタQ2を導通状態とする電圧を確保することができる。さらに、正常電圧供給時において空気伝搬などによるノイズにより第2トランジスタQ2をのベース側電圧が不安定となり、導通状態となってしまう事態を抑制することができる。
さらに、本実施形態によれば、第2分岐ラインLB2のうち、入力側電源ラインL1と接続点Bとの間に抵抗R6が設けられているため、第2トランジスタQ2及び第3トランジスタQ3を低容量化することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。例えば、本実施形態では、トランジスタQ1〜Q3を用いているが、これに代えて、MOS−FETなどの他のスイッチング素子を用いてもよい。
負荷駆動回路の第1比較例を示す回路構成図である。 負荷駆動回路の第2比較例を示す回路構成図である。 本実施形態に係る負荷駆動回路を示す回路構成図である。
符号の説明
1 負荷駆動回路
10 定電圧ブロック
20 過電圧保護ブロック
L1 入力側電源ライン
L2 出力側電源ライン
LB1 第1分岐ライン
LB2 第2分岐ライン
LB3 第3分岐ライン
LA1 補助ライン
R1〜R6 抵抗
LED1,LED2 発光ダイオード
ZD1,ZD2 ツェナーダイオード
Q1〜Q3 トランジスタ

Claims (3)

  1. 電圧が供給される入力端子と、
    前記入力端子からの電圧を定電圧化して負荷に供給する定電圧ブロックと、
    前記入力端子から前記定電圧ブロックへ電圧を供給する入力側電源ラインと、
    前記定電圧ブロックにて定電圧化された定電圧を負荷側に電圧を供給する出力側電源ラインと、
    前記入力端子に異常電圧が供給されたときに、異常電圧の前記負荷側への供給を遮断する過電圧保護ブロックと、を備え、
    前記定電圧ブロックは、前記入力側電源ラインに第1主電極が接続され、前記出力側電源ラインに第2主電極が接続される第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子の制御電極にアノードが接続され、カソードが補助ラインを通じてグランド接続される第1ツェナーダイオードと、前記第1スイッチング素子の第1主電極と制御電極との間を接続する接続ライン上に設けられた第1抵抗と、を有し、
    前記過電圧保護ブロックは、前記入力側電源ラインから分岐される第1分岐ライン及び第2分岐ラインと、前記第1分岐ライン上に設けられ、一端が前記入力側電源ライン側に向いて配置された第2抵抗と、前記第1分岐ライン上に設けられてカソードが前記第2抵抗の他端側に接続される第2ツェナーダイオードと、前記第2分岐ライン上に設けられ、第1主電極が前記入力側電源ライン側に接続され、第2主電極がグランド側に接続され、前記第2ツェナーダイオードのアノードが制御電極に接続される第2スイッチング素子と、前記補助ライン上に第1主電極及び第2主電極が接続され、前記第2分岐ラインのうち前記入力側電源ラインと前記第2スイッチング素子の第1主電極との間の接続点から分岐された第3分岐ラインが制御電極に接続される第3スイッチング素子と、を有する
    ことを特徴とする負荷駆動回路。
  2. 前記第2ツェナーダイオードのアノードは、第3抵抗を介してグランド接続されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動回路。
  3. 前記第2分岐ラインのうち、前記入力側電源ラインと接続点との間に第4抵抗が設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の負荷駆動回路。
JP2008117132A 2008-04-28 2008-04-28 負荷駆動回路 Expired - Fee Related JP4788929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008117132A JP4788929B2 (ja) 2008-04-28 2008-04-28 負荷駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008117132A JP4788929B2 (ja) 2008-04-28 2008-04-28 負荷駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009262850A true JP2009262850A (ja) 2009-11-12
JP4788929B2 JP4788929B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=41389256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008117132A Expired - Fee Related JP4788929B2 (ja) 2008-04-28 2008-04-28 負荷駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4788929B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011165591A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具の制御装置
JP2011162087A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具の制御装置
KR20110101498A (ko) * 2010-03-08 2011-09-16 엘에스산전 주식회사 전자접촉기의 여자코일 제어회로
JP2012169198A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Iwasaki Electric Co Ltd Led点灯装置及びled電球
JP2013159288A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2013229197A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Iwasaki Electric Co Ltd 充電回路及び閃光放電ランプ点灯装置
JP2014156191A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具点灯回路
JP2014156195A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具点灯回路
JP2015116892A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 スタンレー電気株式会社 車両用灯具の点灯制御装置、車両用灯具システム
JP2022524318A (ja) * 2019-03-12 2022-05-02 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 光源駆動装置

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011162087A (ja) * 2010-02-10 2011-08-25 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具の制御装置
JP2011165591A (ja) * 2010-02-15 2011-08-25 Stanley Electric Co Ltd 車両用灯具の制御装置
KR20110101498A (ko) * 2010-03-08 2011-09-16 엘에스산전 주식회사 전자접촉기의 여자코일 제어회로
KR101717656B1 (ko) 2010-03-08 2017-03-20 엘에스산전 주식회사 전자접촉기의 여자코일 제어회로
JP2012169198A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Iwasaki Electric Co Ltd Led点灯装置及びled電球
JP2013159288A (ja) * 2012-02-08 2013-08-19 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具
JP2013229197A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Iwasaki Electric Co Ltd 充電回路及び閃光放電ランプ点灯装置
JP2014156191A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具点灯回路
JP2014156195A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Ichikoh Ind Ltd 車両用灯具点灯回路
JP2015116892A (ja) * 2013-12-17 2015-06-25 スタンレー電気株式会社 車両用灯具の点灯制御装置、車両用灯具システム
JP2022524318A (ja) * 2019-03-12 2022-05-02 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 光源駆動装置
JP7476221B2 (ja) 2019-03-12 2024-04-30 エルジー イノテック カンパニー リミテッド 光源駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4788929B2 (ja) 2011-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4788929B2 (ja) 負荷駆動回路
JP4690915B2 (ja) 集積回路用電源保護回路
JP5449842B2 (ja) 車両用灯具の点灯制御装置
JP2009525617A (ja) 温度制御式ledアレイ
US9980339B2 (en) Illumination device
JP2008042230A (ja) 負荷駆動回路、および保護方法
JP2007288882A (ja) 自動車用電子機器の電源保護回路
JP2008061339A (ja) インバータ回路
JP4722971B2 (ja) 車両用灯具
JP2009302367A (ja) 半導体素子の静電保護回路
JP2007318418A (ja) トランジスタの保護回路およびスイッチ回路
JP6739749B2 (ja) 調光信号増幅装置、電源装置、照明装置および照明システム
JP2008148380A (ja) 過電圧保護回路
JP2004139450A (ja) 電圧クランプ回路
JP4805985B2 (ja) 車両用定電流発光装置
JP6534345B2 (ja) 過電圧保護装置
US20170329378A1 (en) Load driving device
JP2008236605A (ja) プッシュプル回路
JP6678195B2 (ja) リレー駆動回路
JP2010010545A (ja) Esd保護回路
KR102284059B1 (ko) 드라이버 ic 및 led 칩이 통합된 무극성 led 패키지
JP2022067782A (ja) 駆動装置
JP2005224088A (ja) 負荷保護回路
JP6313592B2 (ja) モータ制御装置
JP5617618B2 (ja) 灯具点灯回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110527

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110622

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110705

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4788929

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees