JP2011165591A - 車両用灯具の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリの搭載スペースや搭載重量の増大を回避し、かつエンジン始動時等における給電電圧レベルの低下による車両用灯具の消灯を回避する。
【解決手段】相互に直列接続された発光素子1,2及び、定電流回路R1を有する車両用灯具を制御するための装置であって、電源端子VBと接地端子GNDとの間に接続されるツェナーダイオードZD12と、ベースがツェナーダイオードのアノードに接続され、コレクタが電源端子に接続され、エミッタが接地端子に接続される第1トランジスタQ1と、ベースが第1トランジスタのコレクタ及び電源端子VBに接続され、コレクタが電源端子に接続され、エミッタが接地端子に接続される第2トランジスタQ2と、ベースが第2トランジスタのコレクタに接続され、コレクタが発光素子と定電流回路との接点に接続され、エミッタが電源端子と定電流回路との接点に接続される第3トランジスタQ3と、を備える制御装置。
【選択図】図1
【解決手段】相互に直列接続された発光素子1,2及び、定電流回路R1を有する車両用灯具を制御するための装置であって、電源端子VBと接地端子GNDとの間に接続されるツェナーダイオードZD12と、ベースがツェナーダイオードのアノードに接続され、コレクタが電源端子に接続され、エミッタが接地端子に接続される第1トランジスタQ1と、ベースが第1トランジスタのコレクタ及び電源端子VBに接続され、コレクタが電源端子に接続され、エミッタが接地端子に接続される第2トランジスタQ2と、ベースが第2トランジスタのコレクタに接続され、コレクタが発光素子と定電流回路との接点に接続され、エミッタが電源端子と定電流回路との接点に接続される第3トランジスタQ3と、を備える制御装置。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用灯具の点灯制御技術に関する。
交差点などでの停車時にエンジンを停止させるアイドルストップ式自動車が知られている。このようなアイドルストップ式自動車では、再発進時にはその都度スタータモータへ給電してエンジンを再始動する必要がある。しかし、スタータモータによるエンジン始動や再始動には大きな電力が必要となり、電力消費量が多くなる。特に、バッテリ容量が十分ではない場合、バッテリ温度が低い場合あるいはバッテリが劣化している場合などにおいて、このバッテリに接続された車載装置(電気負荷)への給電電圧レベルが低下し、車載装置の動作に支障を生じたり、ドライバーに違和感を与えたりする場合があった。この問題を改善するための従来例として、特開2003−161239号公報(特許文献1)には、別のバッテリを用意しておくことで電圧低下を防ぐ技術が提案されている(特許文献1の図1等)。
しかしながら、自動車に搭載可能なバッテリの総容量は、バッテリ搭載に許容されるスペース、許容重量、製造コストの点で限界がある。このため、通常のバッテリに加えてエンジン始動時に照明負荷やオーディオ機器等に給電を行うための補助バッテリを増設することは車両側の負担が大きい。特にコスト面を考えると、通常のバッテリのみで対応可能な改善技術が望まれる。特に車両用灯具に着目すると、アイドルストップ時(エンジン始動時)の給電電圧レベルの低下により、車両用灯具が消灯してしまう可能性があり、これを改善可能な技術が望まれている。
本発明に係る具体的態様は、バッテリの搭載スペースや搭載重量の増大を回避し、かつエンジン始動時等における給電電圧レベルの低下による車両用灯具の消灯を回避し得る技術を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る一態様の車両用灯具の制御装置(制御回路)は、相互に接続された発光素子及び定電流回路を有する車両用灯具を制御するための装置であって、(a)電源端子と接地端子との間に接続されるツェナーダイオードと、(b)ベース(制御端子)がツェナーダイオードのアノードに接続され、コレクタ(第1端子)が電源端子に接続され、エミッタ(第2端子)が接地端子に接続される第1トランジスタと、(c)ベース(制御端子)が第1トランジスタのコレクタ及び電源端子に接続され、コレクタ(第1端子)が電源端子に接続され、エミッタ(第2端子)が接地端子に接続される第2トランジスタと、(d)ベース(制御端子)が第2トランジスタのコレクタに接続され、コレクタ(第1端子)が発光素子と定電流回路との接点に接続され、エミッタ(第2端子)が電源端子と定電流回路との接点に接続される第3トランジスタと、を含む車両用灯具の制御装置である。
上記の制御装置においては、電源端子からの供給電圧が低下したときにはツェナーダイオードがオフ状態となり、第1トランジスタもオフ状態となる。すなわち供給電圧の低下が検出される。これに伴い、第2トランジスタおよび第3トランジスタがオン状態となり、定電流回路の両端が第3トランジスタを経由して短絡する。すなわち、電源端子の電圧低下時には電流制限用である定電流回路がバイパスされることによりその分の電圧降下が抑えられるので、発光素子の発光を維持できる。したがって、バッテリの搭載スペースや搭載重量の増大を回避し、かつエンジン始動時等における給電電圧レベルの低下による車両用灯具の消灯を回避することが可能となる。
本発明に係る他の態様の車両用灯具の制御装置(制御回路)は、相互に直列接続された発光素子及び定電流回路を有する車両用灯具を制御するための装置であって、(a)電源端子と接地端子との間に接続されるツェナーダイオードと、(b)ベース(制御端子)がツェナーダイオードのアノードに接続され、コレクタ(第1端子)が電源端子に接続され、エミッタ(第2端子)が接地端子に接続される第1トランジスタと、(c)ベース(制御端子)が第1トランジスタのコレクタ及び電源端子に接続され、コレクタ(第1端子)が発光素子と定電流回路との接点に接続され、エミッタ(第2端子)が接地端子と定電流回路との接点に接続される第2トランジスタと、を含む車両用灯具の制御装置である。
上記の制御装置においては、電源端子からの供給電圧が低下したときにはツェナーダイオードがオフ状態となり、第1トランジスタもオフ状態となる。すなわち供給電圧の低下が検出される。これに伴い、第2トランジスタがオン状態となり、定電流回路の両端が第2トランジスタを経由して短絡する。すなわち、電源端子の電圧低下時には電流制限用である定電流回路がバイパスされることによりその分の電圧降下が抑えられるので、発光素子の発光を維持できる。したがって、バッテリの搭載スペースや搭載重量の増大を回避し、かつエンジン始動時等における給電電圧レベルの低下による車両用灯具の消灯を回避することが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の車両用灯具の制御装置の構成を示す回路図である。本例における車両用灯具は、直列接続された2つの発光素子1、2及び抵抗素子R1を有している。これらの発光素子1、2は、その一端(発光素子1側)が逆接ダイオードD1および抵抗素子R1を経由して電源端子VBと接続され、他端(発光素子2側)が接地端子と接続されており、電源端子VBから電圧が供給されると、各発光素子1、2に電流が流れ、当該各発光素子1、2が点灯する。各発光素子1、2は、例えば半導体光源(LED)であるが、これに限定されない。また、抵抗素子R1は電流制限用抵抗素子であり、その個数は図示の1つに限定されない。また、抵抗素子R1に代えて、半導体素子等による定電流回路を用いてもよい。
図1は、第1実施形態の車両用灯具の制御装置の構成を示す回路図である。本例における車両用灯具は、直列接続された2つの発光素子1、2及び抵抗素子R1を有している。これらの発光素子1、2は、その一端(発光素子1側)が逆接ダイオードD1および抵抗素子R1を経由して電源端子VBと接続され、他端(発光素子2側)が接地端子と接続されており、電源端子VBから電圧が供給されると、各発光素子1、2に電流が流れ、当該各発光素子1、2が点灯する。各発光素子1、2は、例えば半導体光源(LED)であるが、これに限定されない。また、抵抗素子R1は電流制限用抵抗素子であり、その個数は図示の1つに限定されない。また、抵抗素子R1に代えて、半導体素子等による定電流回路を用いてもよい。
図1に示す車両用灯具の制御装置は、上記した車両用灯具の点灯状態を制御するための装置であり、主要な構成として、ツェナーダイオードZD12、第1トランジスタQ1、第2トランジスタQ2、第3トランジスタQ3を備える。
ツェナーダイオードZD12は、電源端子VBと接地端子GNDとの間に接続される。詳細には、ツェナーダイオードZD12は、カソード側が電源端子VBと接続され、アノード側が接地端子GNDと接続されている。本例では、ツェナーダイオードZD12のアノードと接地端子GNDとの間には2つの抵抗素子R2、R3が接続されている。抵抗素子R2と抵抗素子R3とは直列接続されている。
第1トランジスタQ1は、NPN型のトランジスタである。第1トランジスタQ1のベースは、抵抗素子R2を経由してツェナーダイオードZD12のアノードに接続され、かつ抵抗素子R3を経由して接地端子GNDに接続されている。また、第1トランジスタQ1のコレクタは、抵抗素子R4を経由して電源端子VBに接続され、かつ抵抗素子R4および抵抗素子R1を介して発光素子1に接続されている。また、第1トランジスタQ1のエミッタは、発光素子2及び接地端子GNDに接続されている。
第2トランジスタQ2は、NPN型のトランジスタである。第2トランジスタQ2のベースは、第1トランジスタQ1のコレクタに接続され、かつ抵抗素子R4を経由して電源端子VBに接続され、抵抗素子R8を経由して接地端子GNDに接続されている。第2トランジスタQ2のコレクタは、2つの抵抗素子R5、R6を経由して電源端子VBに接続されている。また、第2トランジスタQ2のエミッタは、発光素子2及び接地端子GNDに接続されている。
第3トランジスタQ3は、PNP型のトランジスタである。第3トランジスタQ3のベースは、抵抗素子R6を経由して第2トランジスタQ2のコレクタに接続され、かつ抵抗素子R5を経由して電源端子VBに接続されている。第3トランジスタのコレクタは、抵抗素子R7を経由して、発光素子1と抵抗素子R1との接点N1に接続されている。第3トランジスタのエミッタは、電源端子VBと抵抗素子R1との接点N2に接続されている。
次に、本実施形態の車両用灯具の制御装置の動作について詳述する。
車両に搭載されたバッテリから定格電圧が供給されている場合には、電源端子VBから必要な大きさの電圧が供給される。このとき、ツェナーダイオードZD12はオン状態となる。また、抵抗素子R2、R3によって分圧された電圧が第1トランジスタQ1のベースに供給され、第1トランジスタQ1がオン状態となる。それにより、第1トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間が導通するため、第2トランジスタQ2はオフ状態となり、第3トランジスタQ3もオフ状態となる。各発光素子1、2には、逆接ダイオードD1および抵抗素子R1を経由して電源端子VBから電圧が供給される。それにより、各発光素子1、2が発光する。つまり、各発光素子1、2に流れる電流は抵抗素子R1で制御されることになる。
一方、アイドルストップ時など、バッテリからの供給電圧が低下した場合には、電源端子VBから供給される電圧も低下する。このとき、ツェナーダイオードZD12はオフ状態となり、第1トランジスタQ1もオフ状態となる。すなわち、電源端子VBの電圧の低下が検出される。このとき、抵抗素子R4を経由して第2トランジスタQ2のベースに電圧が供給され、第2トランジスタQ2がオン状態となる。また、これに伴って第3トランジスタQ3もオン状態となる。それにより、接点N2と接点N1の間が第3トランジスタQ3を経由して接続される。換言すれば、抵抗素子R1が短絡(ショート)したことになる。このとき、電源端子VBの電圧は逆接ダイオードD1および第3トランジスタQ3を経由して発光素子1、2に供給される。すなわち、電源端子VBの電圧が低下した際には、電流制限用である抵抗素子R1がバイパスされることによりその分の電圧降下が抑えられるので、発光素子1、2の発光を維持できる。
なお、発光素子1、2に直接的に電圧を印加すると、発光素子1、2の順方向電圧−順方向電流の特性によって明るさを制御できないため、保護のために電流制限用の抵抗素子R7を設けている。この抵抗素子R7は、抵抗素子R1よりも相対的に低い抵抗値を有する。また、この抵抗素子R7に代えて定電流回路を設けてもよい。それにより、発光素子1、2の明るさを制御できる。
(第2実施形態)
図2は、第2実施形態の車両用灯具の制御装置の構成を示す回路図である。本例においても、車両用灯具は、直列接続された2つの発光素子1、2及び抵抗素子R1′を有している。これらの発光素子1、2は、その一端(発光素子1側)が逆接ダイオードD1を経由して電源端子VBと接続され、他端(発光素子2側)が抵抗素子R1′を経由して接地端子と接続されており、電源端子VBから電圧が供給されると、各発光素子1、2に電流が流れ、当該各発光素子1、2が点灯する。各発光素子1、2は、例えば半導体光源(LED)であるが、これに限定されない。また、抵抗素子R1′は電流制限用抵抗素子であり、その個数は図示の1つに限定されない。また、抵抗素子R1′に代えて、半導体素子等による定電流回路を用いてもよい。
図2は、第2実施形態の車両用灯具の制御装置の構成を示す回路図である。本例においても、車両用灯具は、直列接続された2つの発光素子1、2及び抵抗素子R1′を有している。これらの発光素子1、2は、その一端(発光素子1側)が逆接ダイオードD1を経由して電源端子VBと接続され、他端(発光素子2側)が抵抗素子R1′を経由して接地端子と接続されており、電源端子VBから電圧が供給されると、各発光素子1、2に電流が流れ、当該各発光素子1、2が点灯する。各発光素子1、2は、例えば半導体光源(LED)であるが、これに限定されない。また、抵抗素子R1′は電流制限用抵抗素子であり、その個数は図示の1つに限定されない。また、抵抗素子R1′に代えて、半導体素子等による定電流回路を用いてもよい。
図2に示す車両用灯具の制御装置は、上記した車両用灯具の点灯状態を制御するための装置であり、主要な構成として、ツェナーダイオードZD12、第1トランジスタQ1、第2トランジスタQ2′を備える。
ツェナーダイオードZD12は、電源端子VBと接地端子GNDとの間に接続される。詳細には、ツェナーダイオードZD12は、カソード側が電源端子VBと接続され、アノード側が接地端子GNDと接続されている。本例においても、ツェナーダイオードZD12のアノードと接地端子GNDとの間には2つの抵抗素子R2、R3が接続されている。抵抗素子R2と抵抗素子R3とは直列接続されている。
第1トランジスタQ1は、NPN型のトランジスタである。第1トランジスタQ1のベースは、抵抗素子R2を経由してツェナーダイオードZD12のアノードに接続され、かつ抵抗素子R3を経由して接地端子GNDに接続されている。また、第1トランジスタQ1のコレクタは、抵抗素子R4を経由して電源端子VBに接続され、かつ抵抗素子R4および発光素子1、2を介して抵抗素子R1′に接続されている。また、第1トランジスタQ1のエミッタは、接地端子GNDに接続されていると共に、抵抗素子R1′を介して発光素子2に接続されている。
第2トランジスタQ2′は、NPN型のトランジスタである。第2トランジスタQ2′のベースは、第1トランジスタQ1のコレクタに接続され、かつ抵抗素子R4を経由して電源端子VBに接続され、抵抗素子R8を経由して接地端子GNDに接続されている。第2トランジスタQ2′のコレクタは、抵抗素子R7′を経由して、発光素子2と抵抗素子R1′との接点N3に接続されている。また、第2トランジスタQ2′のエミッタは、抵抗素子R1′と接地端子GNDとの接点N4に接続されている。
次に、第2実施形態の車両用灯具の制御装置の動作について詳述する。
車両に搭載されたバッテリから定格電圧が供給されている場合には、電源端子VBから必要な大きさの電圧が供給される。このとき、ツェナーダイオードZD12はオン状態となる。また、抵抗素子R2、R3によって分圧された電圧が第1トランジスタQ1のベースに供給され、第1トランジスタQ1がオン状態となる。それにより、第1トランジスタQ1のエミッタ−コレクタ間が導通するため、第2トランジスタQ2′はオフ状態となる。各発光素子1、2には、逆接ダイオードD1を経由して電源端子VBから電圧が供給される。それにより、各発光素子1、2が発光する。各発光素子1、2に流れる電流は抵抗素子R1′で制御されることになる。
一方、アイドルストップ時など、バッテリからの供給電圧が低下した場合には、電源端子VBから供給される電圧も低下する。このとき、ツェナーダイオードZD12はオフ状態となり、第1トランジスタQ1もオフ状態となる。すなわち、電源端子VBの電圧の低下が検出される。このとき、抵抗素子R4を経由して第2トランジスタQ2′のベースに電圧が供給され、第2トランジスタQ2′がオン状態となる。それにより、接点N3と接点N4の間が第2トランジスタQ2′を経由して接続される。換言すれば、抵抗素子R1′が短絡(ショート)したことになる。このとき、電源端子VBの電圧は逆接ダイオードD1を経由して発光素子1、2に供給される。すなわち、電源端子VBの電圧が低下した際には、電流制限用である抵抗素子R1′がバイパスされることによりその分の電圧降下が抑えられるので、発光素子1、2の発光を維持できる。
なお、発光素子1、2に直接的に電圧を印加すると、発光素子1、2の順方向電圧−順方向電流の特性によって明るさを制御できないため、保護のために電流制限用の抵抗素子R7′を設けている。この抵抗素子R7′は、抵抗素子R1′よりも相対的に低い抵抗値を有する。また、この抵抗素子R7′に代えて定電流回路を設けてもよい。それにより、発光素子1、2の明るさを制御できる。
以上のように各実施形態の制御装置によれば、バッテリの搭載スペースや搭載重量の増大を回避し、かつエンジン始動時等における給電電圧レベルの低下による車両用灯具の消灯を回避することが可能となる。これにより、車両側では電圧低下への対策をする場合に比べて低コスト化することができる。また、比較的簡素な構成であるから制御装置の規模(回路サイズ)が増大することもない。
なお、本発明は上述した各実施形態の内容に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々に変形して実施をすることが可能である。例えば、上記実施形態においては2つの発光素子を有する車両用灯具を例示していたが、3つ以上の発光素子を用いた車両用灯具であっても本発明を適用可能である。また、発光素子を並列に接続した部分があってもよい。また、上記実施形態においてはトランジスタの一例としてバイポーラ型トランジスタを挙げていたが、これらを電界効果型トランジスタ(FET)に置き換えることも可能である。
1,2…発光素子、R1,R1′,R2,R3,R4,R5,R6,R7,R7′…抵抗素子、Q1…第1トランジスタ、Q2、Q2′…第2トランジスタ、Q3…第3トランジスタ、ZD12…ツェナーダイオード、D1…逆接ダイオード、VB…電源端子、GND…接地端子、N1,N2,N3,N4…接点
Claims (4)
- 相互に接続された発光素子及び定電流回路を有する車両用灯具を制御するための装置であって、
電源端子と接地端子との間に接続されるツェナーダイオードと、
ベースが前記ツェナーダイオードのアノードに接続され、コレクタが前記電源端子に接続され、エミッタが前記接地端子に接続される第1トランジスタと、
ベースが前記第1トランジスタのコレクタ及び前記電源端子に接続され、コレクタが前記電源端子に接続され、エミッタが前記接地端子に接続される第2トランジスタと、
ベースが前記第2トランジスタのコレクタに接続され、コレクタが前記発光素子と前記定電流回路との接点に接続され、エミッタが前記電源端子と前記定電流回路との接点に接続される第3トランジスタと、
を含む車両用灯具の制御装置。 - 前記定電流回路と前記第3トランジスタのコレクタとの間に接続される抵抗素子を更に含む、請求項1に記載の車両用灯具の制御装置。
- 相互に接続された発光素子及び定電流回路を有する車両用灯具を制御するための装置であって、
電源端子と接地端子との間に接続されるツェナーダイオードと、
ベースが前記ツェナーダイオードのアノードに接続され、コレクタが前記電源端子に接続され、エミッタが前記接地端子に接続される第1トランジスタと、
ベースが前記第1トランジスタのコレクタ及び前記電源端子に接続され、コレクタが前記発光素子と前記定電流回路との接点に接続され、エミッタが前記接地端子と前記定電流回路との接点に接続される第2トランジスタと、
を含む車両用灯具の制御装置。 - 前記定電流回路と前記第2トランジスタのコレクタとの間に接続される抵抗素子を更に含む請求項3に記載の車両用灯具の制御装置。
Priority Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2010-02-15 JP JP2010029717A patent/JP2011165591A/ja active Pending
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