JP4805985B2 - 車両用定電流発光装置 - Google Patents

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本発明は、発光素子に関し、特に、車両用定電流発光装置に関する。
従来、例えば、車両の照明においてはバッテリーを電源としているが、バッテリー電圧が一定レベルに維持されることができないので、バッテリー電源を車両照明とするには整流して電圧を安定化させなければならない。
従来の車両用定電圧発光装置は、図3に示されるように、車両の電源61に電気的に接続されるのであるが、電源61に電気的に接続された整流器62と、サージ抑制器63と、発光部64と、発光部64及び整流器62の間に接続されている電圧調整部65とをそなえている。発光部64は、複数の発光素子D、D、・・・及び複数の電流制限抵抗素子R1、R1、・・・を有する。発光素子D、D、・・・は、直列された発光素子対D、Dを互いに並列してなる。
電圧調整部65は、定電圧集積回路ICと、2の抵抗素子R2、R2と、容量素子Cとからなり、発光部64へ給電する前に電源61からの駆動電圧を安定化させる働きをする。
上記発光装置では、電源61が不安定なため、駆動電圧が変動すると、電圧調整部65は、駆動電圧値を適切値に調整し、発光部64に安定した電流を供給することができるが、電圧調整部65は駆動電圧の変動に応じて連続的に調整しなければならないので、動作温度が高温となり、電圧調整部65の動作安定性及び使用寿命が低下するという問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、動作温度の低減を実現することができる車両用定電流発光装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明の第1の発明によれば、電源(4)から駆動電圧(V1)が入力される車両用定電流発光装置であって、発光手段(1)と電流制限手段(2)を備えてなり、前記発光手段(1)は、発光素子(D)からなる少なくとも1つの発光モジュール(11)と、電源(4)に接続された陽極と前記発光モジュール(11)に接続された陰極とを有する第1の保護素子(12−1)とを有し、前記電流制限手段(2)は、前記発光手段(1)と前記電源(4)との間を電気的に導通/遮断する第1のスイッチ(Q1)と、前記第1のスイッチ(Q1)に電気的に接続されており、前記電源(4)に駆動電圧(V1)が供給されると、前記電源(4)及び前記発光手段(1)の間を導通させるように前記第1のスイッチ(Q1)を作動させ、前記電源(4)から前記発光手段(1)及び前記第1のスイッチ(Q1)に流れる電流を生じさせて、前記発光手段(1)を作動させるように、前記発光手段(1)が前記電源(4)に電気的に接続されるようにする第1のバイアス部と、前記第1のスイッチ(Q1)に電気的に接続された第2のスイッチ(Q2)と、前記第1のスイッチ(Q1)及び前記第2のスイッチ(Q2)に電気的に接続されており、前記第1のスイッチ(Q1)に流れた電流が所定のしきい値を超えたとき、前記第2のスイッチ(Q2)を作動させ、前記第2のスイッチ(Q2)の導通作用によって前記第1のスイッチ(Q1)に作用して前記発光手段(1)と前記電源(4)との間の導通を遮断するように切り替えられ、前記発光手段(1)に流れる電流を切断する第2のバイアス部とをそなえ、前記第1のスイッチ(Q1)は、前記第1のバイアス部に電気的に接続された第1の制御端(G)と、前記発光手段(1)に電気的に接続された前記第1の入力端(D)と、前記第2のバイアス部に電気的に接続された第1の出力端(S)とを有し、前記第2のスイッチ(Q2)は、前記第1の出力端(S)及び前記第2のバイアス部に電気的に接続された第2の制御端(B)と、前記第1の制御端(G)及び前記第1のバイアス部に電気的に接続された第2の入力端(C)と、前記第2のバイアス部に電気的に接続された第2の出力端(E)とを有し、前記第2のバイアス部は、その一端が前記第1の出力端(S)及び前記第2の制御端(B)に電気的に接続され、他端が前記第2の出力端(E)に電気的に接続された第1の抵抗素子(R10)を有し、前記第1のバイアス部は、前記電源(4)に電気的に接続されるように前記第2の出力端(E)に電気的に接続された分圧器を有し、前記分圧器は、直列につないだ第2の抵抗素子(R20)と第3の抵抗素子(R30)とを有し、前記第1の制御端(G)及び前記第2の入力端(C)は、直列につないだ前記第2の抵抗素子(R20)及び前記第3の抵抗素子(R30)の接続点に電気的に接続され、前記定電流発光装置はさらに、輝度増強手段(3)を有し、該輝度増強手段(3)は、前記電流制限手段(2)に電気的に接続された結合抵抗素子(R6)と、前記結合抵抗素子(R6)に電気的に接続された第3のスイッチ(Q3)と、制動電圧(V2)が入力されるように前記第3のスイッチ(Q3)に電気的に接続された第3のバイアス部とをそなえ、前記結合抵抗素子(R6)は、一端が前記第1の出力端(S)及び前記第2の制御端(B)に電気的に接続され、他端が前記第3のスイッチ(Q3)に電気的に接続され、前記第3のスイッチ(Q3)は、前記第3のバイアス部に電気的に接続された第3の制御端(G)と、前記結合抵抗素子(R6)に電気的に接続された第3の入力端(D)と、前記第2の出力端(E)に電気的に接続された第3の出力端(S)と、を備え、前記第3のバイアス部は、前記制動電圧が供給されると、前記第3のスイッチ(Q3)を導通するように駆動させ、前記結合抵抗素子(R6)が前記第1の抵抗素子(R10)に並列に接続され、前記第2のスイッチ(Q2)が導通する前に前記発光手段(1)及び前記第1のスイッチ(Q1)に流れる電流の量を大きくすることができるように前記しきい値を変更することができることを特徴とする車両用定電流発光装置が提供される。
の発明によれば、第の発明において、前記第1のスイッチ(Q1)としては、前記第1の制御端(G)としてのゲートと前記第1の入力端(D)としてのドレインと前記第1の出力端(S)としてのソースをそなえている金属酸化物半導体電界効果トランジスタMOSであることを特徴とする定電流発光装置が提供される。
の発明によれば、第の発明において、前記第2のスイッチ(Q2)としては、前記第2の制御端(B)としてのベースと前記第2の入力端(C)としてのコレクタと前記第2の出力端(E)としてのエミッタとをそなえているバイポーラ接合トランジスタであることを特徴とする車両用定電流発光装置が提供される。
の発明によれば、第1の発明において、前記発光モジュール(11)はさらに、前記発光素子(D)を前記電源(4)に電気的に接続する電流制限抵抗素子(R)を有することを特徴とする車両用定電流発光装置が提供される。
本発明の車両用発光装置によれば、発光手段における発光モジュールの第1の発光素子と第2の発光素子に流れる電流が電流しきい値を超えないとき、第1のスイッチは導通すると共に、第2のスイッチがオフにされる。一方、第1の発光素子と第2の発光素子に流れる電流が電流しきい値を超えると、第2のスイッチは導通し、第1のスイッチをオフにし、発光手段に流れる電流を切断することができる。第1と第2のスイッチのスイッチングにより、電源の駆動電圧が不安定で変動があっても発光手段に流れる電流を安定化することができる。したがって、本発明によるスイッチング設計によれば、連続作動による過熱を防止することができる。したがって、各作動素子の温度低く保つことができ、高い安定性及び長い使用寿命を有する効果がある。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明にかかる車両用定電流発光装置の一実施形態を機能的に示すブロック図、図2は、図1の回路図である。この実施の形態の車両用定電流発光装置は、発光手段1と、電流制限手段2と、輝度増強手段3とをそなえ、車両の電源4及び制動装置5に電気的に接続されるように適用される。電源4は、駆動電圧V1を出力するように作動されることができ、制動装置5は、制動電圧V2を出力するように作動されることができる。
発光手段1は、例えば、照明用の車両用灯具に用いられ、電源4及び制動装置5に電気的に接続されるように適用され、複数の並列接続された発光モジュール11、11、・・・及び3つの第1〜第3の保護素子12−1、12−2、12−3を設けている。ここで、発光手段1を電源4に電気的に接続するとは、電源4から供給される駆動電圧V1により発光手段1の発光モジュール11が発光するように発光手段1を作動せしめることをいう。また、発光手段1を制動装置5に電気的に接続するとは、制動装置5からの制動電圧V2により輝度増強手段3が作動して、発光手段1の発モジュール11の輝度を増大せしめることをいう。
発光モジュール11のそれぞれは、第1の発光素子D1と、第2の発光素子D2と、一対の電流制限抵抗素子R、Rからなっている。なお、発光素子の数は、この例では、2つであるが、特に制限されないことは言うまでもない。それぞれの発光モジュール11の電流制限抵抗素子Rは並列接続されていると共に、第1の発光素子D1と第1及び第2の保護素子12−1、12−2との間に直列接続されている。電流制限抵抗素子Rは、発光素子D1,D2に流れる電流を制限するための抵抗である。
第1〜第3の保護素子12−1、12−2、12−3としては、例えば1N4007のような市販のダイオードを用いることができる。第1の保護素子12−1は、電源4に接続された陽極と発光モジュール11に接続された陰極とを有する。第2の保護素子12−2は、制動装置5に接続された陽極と発光モジュール11に接続された陰極とを有する。第3の保護素子12−3は、制動装置5に接続された陽極と輝度増強手段3に接続された陰極とを有する。第1〜第2の保護素子12−1,12−2は、本発明の回路に対する電源4の不正接続に起因するダメージを未然に防止することができる。
第1の保護素子12−1は、電源4の駆動電圧V1が正の電圧であるとき、ONする。第2の保護素子12−2は、制動装置5の制動電圧V2が正であり、且つ制動電圧V2が駆動電圧V1よりも大きいとき、ONする。第3の保護素子12−3は、制動装置5の制動電圧V2が正であるとき、ONする。
電流制限手段2は、第1のスイッチQ1と、第2のスイッチQ2と、第1のバイアス部と、第2のバイアス部と、第1の容量素子C1とを有する。この例では、第2のバイアス部としては、一対の第1の抵抗素子R10、R10を用いる。第1のバイアス部としては、第2と第3の抵抗素子R20、R30を分圧器として用いる。
この例では、第1のスイッチQ1としては、nチャンネルデプレション形金属酸化物半導体(n-channel depletion-type metal-oxide-semiconductor)電界効果トランジスタ(MOSFET)である。実際、同一の機能を果たすことができれば他の素子も用いられてよく、特に制限されない。第1のスイッチQ1は、ゲートとして、第1のバイアス部に電気的に接続された第1の制御端Gと、ドレインとして、発光手段1の発光モジュール11における第2の発光素子D2の陰極に電気的に接続された第1の入力端Dと、ソースとして、第2のバイアス部の第1の抵抗素子R10に電気的に接続された第1の出力端Sとを有する。第1のスイッチQ1としては、第1の入力端D及び第1の出力端Sの間に駆動電圧V1により大きい電圧が受けられる構成とする。
第2のスイッチQ2としては、例えばnpnバイポーラジャンクションランジスタ(BJT)を用いる。第2のスイッチQ2は、第1の出力端S及び第2のバイアス部における第1の抵抗素子R10に電気的に接続された第2の制御端Bと、第1の制御端G及び第1のバイアス部に電気的に接続された第2の入力端Cと、グラウンドGNDに接続(以下、接地)された第2の出力端Eとを有する。
第2の制御端Bとしては、バイポーラジャンクショントランジスタのベースで、第2の入力端Cとしては、コレクタで、第2の出力端Eとしてはエミッタである。実際、本発明の他の例としては、第2のスイッチQ2としてはMOSFETを用いてもよいが、npnBJTの導通電圧がMOSFETよりも低いため、第1の抵抗素子R10の抵抗を小さくすることができ、第1の抵抗素子R10のパワーロスを低減することができるので、第2のスイッチとしては、npnBJTを用いることが好ましい。
第2のバイアス部の第1の抵抗素子R10、R10は並列接続されており、それぞれの一端が、第1の出力端S及び第2の制御端Bに電気的に接続され、他端が、接地された第2の出力端Eに電気的に接続されている。第1のバイアス部における分圧器としての第2の抵抗素子R20は、一端が第1の保護素子12−1及び第2の保護素子12−2を介して電源4及び制動装置5に電気的に接続されている。
第2の抵抗素子R20の他端は、第3の抵抗素子R30の一端に電気的に直列接続されている。第1の制御端G及び第2の入力端Cは、第2と第3の抵抗素子R20、R30の接続点に電気的に接続されている。
第3の抵抗素子R30の他端は、接地された第2の出力端Eに電気的に接続されている。第1の容量素子C1は、ノイズをろ過するために第3の抵抗素子R30と並列に接続されている。
輝度増強手段3は、第3の保護素子12−3の陰極に接続され、第3の保護素子12−3を介して制動装置5、及び電流制限装置2に電気的に接続され、第3のバイアス部の分圧器としての第4及び第5の抵抗素子R4,R5と、第2の容量素子C2と、複数の結合抵抗素子R6と、第3のスイッチQ3とを有する。
第4の抵抗素子R4は、一端が第3の保護素子12−3の陰極に接続され、第3の保護素子12−3を介して制動装置5に電気的に接続され、他端が第5の抵抗素子R5、第2の容量素子C2及び第3のスイッチQ3の制御端Gに電気的に接続されている。第5の抵抗素子R5は、一端が、第4の抵抗素子R4の他端、第2の容量素子C2の一端及び第3のスイッチQ3の第3の制御端Gに電気的に接続され、他端が接地されている。第2の容量素子C2は、制動装置5からの制動電圧V2のノイズをカットするフィルタとして作動するものであり、第5の抵抗素子R5に並列に接続され、一端が第5の抵抗素子R5の一端、及び第4の抵抗素子R4の他端に接続され、他端が接地されている。
複数の結合抵抗素子R6は並列接続されており、並列接続された結合抵抗素子R6の一端が第1の出力端S、第2の制御端B及び抵抗素子R10の一端に電気的に接続され、他端が第3のスイッチQ3の入力端Dに電気的に接続されている。
この例では、第3のスイッチQ3としては、nチャンネルデプレション形MOSFETであり、第4の抵抗素子R4の他端と第5の抵抗素子R5及び第2の容量素子C2の一端との接続点に電気的に接続された第3の制御端G、結合抵抗素子R6の他端に電気的に接続された第3の入力端Dと、接地された第2の出力端Eに電気的に接続された第3の出力端Sを有する。第3の制御端GはMOSFETにおけるゲート、第3の入力端Dはドレイン、第3の出力端Sはソースとして用いられる。
電源4とグラウンドGNDの間には、サージ抑制器15が設けられている。また、制動装置5とグラウンドGNDの間には、サージ抑制器16が設けられている。サージ抑制器15は、電源4からの駆動電圧V1による発光手段1や電流制限手段2へのサージ電流を抑制する。サージ抑制器16は、制動装置5からの制動電圧V2による発光手段1、電流制限手段2や輝度増強手段3へのサージ電流を抑制する。
次に、本発明の車両用発光装置の動作について説明する。
電源4は、抵抗素子R20及び容量素子C1を有する分圧器としての第1のバイアス部に駆動電圧V1を供給する。電源4からの正の駆動電圧V1により、第1の保護素子12−1がONして、第1のバイアス部の抵抗素子20,R30に電流が流れ、第1のスイッチQ1の第1の制御端Gの電圧が第1のスイッチQ1の導通電圧を超えて、第1のスイッチQ1の第1の制御端Gを導通させる。
第1のスイッチQ1がONして、発光手段1及び電源4の間に生じる電流が、電源4から電流制限抵抗素子R、第1と第2の発光素子D1、D2、第1のスイッチQ1、第2のバイアスの第1の抵抗素子R10を通して、グラウンドGNDに流れる。これによって、発光手段1の発光モジュール11の第1と第2の発光素子D1、D2を作動させることができる。
駆動電圧V1の変動があり、第1のスイッチQ1を経た電流量が予め決められたしきい値を超えたとき、第1の抵抗素子(R10)の両端間の電圧が大きくなり、例えば、0.7[Volt]に達し、第2の制御端Bと第2の出力端Eとの間に所要の導通電圧を超える電圧がかかり、第2のスイッチQ2を導通させる。第2のスイッチQ2が導通すると、第1の制御端Gに流れる電流量が少なくなり、第1の制御端Gの電圧が第1のスイッチQ1の導通電圧よりも低くなって、第1のスイッチQ1がオフになり、発光手段1及び電源4の間の電気回路が遮断される。これにより、発光手段1に流れる電流が遮断され、発光手段1の発光モジュール11の第1と第2の発光素子D1、D2が作動しなくなる。
発光手段1に流れる電流が遮断されると、抵抗素子R10に流れる電流がなくなり、第2の制御端Bにおける電圧が所要の導通電圧よりも低くなり、第2のスイッチQ2がオフになる。これにより、第1の制御端Gに第1のスイッチQ1の導通電圧が超える電圧が再びかかり、第1のスイッチQ1を導通させる。第1のスイッチQ1が導通すると、電源4から発光手段1にいたる電気回路が完成され、発光手段1の発光モジュール11の第1と第2の発光素子D1、D2が再び作動して発光する。したがって、第1のスイッチQ1と第2のスイッチQ2における切替えによって、発光手段1の発光モジュール11に流れる電流を安定化することができる。
この例では、ブレーキの操作により、制動装置5が作動し、制動装置5から制動電圧V2が供給される。制動装置5から正の制動電圧V2が供給されると、第3の保護素子12−3がONし、制動装置5から第3の保護素子12−3を介して制動電圧V2を第3のバイアス部に出力する。制動電圧V2が第3のバイアス部の分圧器としての第4と第5の抵抗素子R4、R5に入力されると、第3の制御端Gと第3の出力端Sとの間に第3のスイッチQ3の導通電圧を超える電圧がかかり、第3のスイッチQ3を導通させる。
第3のスイッチQ3が導通すると、結合抵抗素子R6が第1の抵抗素子R10に並列接続されるので、その合成抵抗によって、より低い等価抵抗値が生じるため、第3のスイッチQ3が導通する前に比べて、第1の出力端Sに同じ電流値が流れると、第2の制御端Bと第2の出力端Eとの間の電圧がより低くなり、第2のスイッチQ2を導通するには第1の出力端Sに流れる電流量を増加しなければならない。
よって、第3のスイッチQ3が導通する前と比べて、第2のスイッチQ2が導通するときの第1のスイッチQ1に流れる電流は増加しなければならない。また、第3のスイッチQ3が導通すると、第1の出力端Sと第2の出力端Eとの間の抵抗値がより低くなるため、発光手段1及び第1のスイッチQ1に流れる電流が増大し、第1と第2の発光素子D1、D2の発光がより明るくなる。
言い換えれば、結合抵抗素子R6を第1の抵抗素子R10に並列接続させると、第2のスイッチQ2を導通させるために、発光手段1及び第1のスイッチQ1に大電流が流れることを許容するように第1のスイッチQ1に流れる電流の値のしきい値の変更することができる。この大電流が第1と第2の発光素子D1、D2に流れることができるので、点灯の輝度を高めることができる。したがって、ブレーキがかかると、輝度増強手段3によって第1と第2の発光素子D1、D2の発光がより明るくなり、警告表示が良好となる。
第2の保護素子12−2の陰極の電圧は、電源4からの駆動電圧V1と制動装置5の制動電圧V2の中でより大きな電圧に等しい電圧となり、発光手段1とグラウンドGNDとの間には、制動装置5からの制動電圧V2と電源4からの駆動電圧V1の高い電圧が印加されるので、制動装置5の制動電圧V2を制御することにより、発光手段1に流れる電流を制御することができ、発光手段1の輝度表示を精度良く制御することができる。
以上により、発光手段1における発光モジュール11の第1の発光素子D1と第2の発光素子D2に流れる電流が電流しきい値を超えないとき、第1のスイッチ(Q1)を導通させると共に、第2のスイッチ(Q2)がオフになる。一方、第1の発光素子D1と第2の発光素子D2に流れる電流が電流しきい値を超えると、第2のスイッチ(Q2)を導通させ、第1のスイッチQ1がオフになり、発光手段1に流れる電流を切断することができる。
第1と第2のスイッチQ1、Q2のスイッチングにより、電源4の駆動電圧V1が不安定で変動があっても発光手段1に流れる電流を安定化することができる。ブレーキがかかると、制動装置5から第3の保護素子12−3を通して、制動電圧V2を輝度増強手段3に供給して、第3のスイッチQ3をオンすることにより、ブレーキ操作時の発光手段1の輝度を増強することができる。
したがって、本発明によるスイッチング設計によれば、連続作動による過熱を防止することができるとともに、ブレーキ操作時における、発光手段1の輝度を明るくすることができる。
以上説明した実施の形態は、あくまでも本発明の技術的内容を明らかにする意図のものにおいてなされたものであり、本発明はそうした具体例に限定して狭義に解釈されるものではなく、本発明の精神とクレームに述べられた範囲で、いろいろと変更して実施できるものである。
以上により、本発明の車両用発光装置は、作動素子の温度が低く保つことができ、高い安定性及び長い使用寿命を有する点で有用である。
本発明にかかる車両用定電流発光装置の一例を機能的に示すブロック図である。 図1の回路図である。 従来の車両用電圧安定型発光装置の概略回路図である。
符号の説明
1 発光手段
11 発光モジュール
12−1 第1の保護素子
12−2 第2の保護素子
12−3 第3の保護素子
2 電流制限手段
3 輝度増強手段
4 電源
5 制動装置
B 第2の制御端(ベース)
C 第2の入力端(コレクタ)
C1、C2 容量素子
D 第1、第3の入力端(ドレイン)
D1、D2 発光素子
E 第2の出力端(エミッタ)
G 第1、第3の制御端(ゲート)
Q1、Q2、Q3 スイッチ
R 電流制限抵抗素子
R10、R20、R30、R4、R5 抵抗素子
R6 結合抵抗素子
S 第1、第3の出力端(ソース)

Claims (4)

  1. 電源(4)から駆動電圧(V1)が入力される車両用定電流発光装置であって、
    発光手段(1)と電流制限手段(2)を備えてなり、
    前記発光手段(1)は、発光素子(D)からなる少なくとも1つの発光モジュール(11)と、電源(4)に接続された陽極と前記発光モジュール(11)に接続された陰極とを有する第1の保護素子(12−1)とを有し、
    前記電流制限手段(2)は、
    前記発光手段(1)と前記電源(4)との間を電気的に導通/遮断する第1のスイッチ(Q1)と、
    前記第1のスイッチ(Q1)に電気的に接続されており、前記電源(4)に駆動電圧(V1)が供給されると、前記電源(4)及び前記発光手段(1)の間を導通させるように前記第1のスイッチ(Q1)を作動させ、前記電源(4)から前記発光手段(1)及び前記第1のスイッチ(Q1)に流れる電流を生じさせて、前記発光手段(1)を作動させるように、前記発光手段(1)が前記電源(4)に電気的に接続されるようにする第1のバイアス部と、
    前記第1のスイッチ(Q1)に電気的に接続された第2のスイッチ(Q2)と、
    前記第1のスイッチ(Q1)及び前記第2のスイッチ(Q2)に電気的に接続されており、前記第1のスイッチ(Q1)に流れた電流が所定のしきい値を超えたとき、前記第2のスイッチ(Q2)を作動させ、前記第2のスイッチ(Q2)の導通作用によって前記第1のスイッチ(Q1)に作用して前記発光手段(1)と前記電源(4)との間の導通を遮断するように切り替えられ、前記発光手段(1)に流れる電流を切断する第2のバイアス部とをそなえ
    前記第1のスイッチ(Q1)は、前記第1のバイアス部に電気的に接続された第1の制御端(G)と、前記発光手段(1)に電気的に接続された前記第1の入力端(D)と、前記第2のバイアス部に電気的に接続された第1の出力端(S)とを有し、
    前記第2のスイッチ(Q2)は、前記第1の出力端(S)及び前記第2のバイアス部に電気的に接続された第2の制御端(B)と、前記第1の制御端(G)及び前記第1のバイアス部に電気的に接続された第2の入力端(C)と、前記第2のバイアス部に電気的に接続された第2の出力端(E)とを有し、
    前記第2のバイアス部は、その一端が前記第1の出力端(S)及び前記第2の制御端(B)に電気的に接続され、他端が前記第2の出力端(E)に電気的に接続された第1の抵抗素子(R10)を有し、
    前記第1のバイアス部は、前記電源(4)に電気的に接続されるように前記第2の出力端(E)に電気的に接続された分圧器を有し、
    前記分圧器は、直列につないだ第2の抵抗素子(R20)と第3の抵抗素子(R30)とを有し、
    前記第1の制御端(G)及び前記第2の入力端(C)は、直列につないだ前記第2の抵抗素子(R20)及び前記第3の抵抗素子(R30)の接続点に電気的に接続され、
    前記定電流発光装置はさらに、輝度増強手段(3)を有し、
    該輝度増強手段(3)は、
    前記電流制限手段(2)に電気的に接続された結合抵抗素子(R6)と、
    前記結合抵抗素子(R6)に電気的に接続された第3のスイッチ(Q3)と、
    制動電圧(V2)が入力されるように前記第3のスイッチ(Q3)に電気的に接続された第3のバイアス部とをそなえ、
    前記結合抵抗素子(R6)は、一端が前記第1の出力端(S)及び前記第2の制御端(B)に電気的に接続され、他端が前記第3のスイッチ(Q3)に電気的に接続され、
    前記第3のスイッチ(Q3)は、
    前記第3のバイアス部に電気的に接続された第3の制御端(G)と、
    前記結合抵抗素子(R6)に電気的に接続された第3の入力端(D)と、
    前記第2の出力端(E)に電気的に接続された第3の出力端(S)と、を備え、
    前記第3のバイアス部は、前記制動電圧が供給されると、前記第3のスイッチ(Q3)を導通するように駆動させ、前記結合抵抗素子(R6)が前記第1の抵抗素子(R10)に並列に接続され、前記第2のスイッチ(Q2)が導通する前に前記発光手段(1)及び前記第1のスイッチ(Q1)に流れる電流の量を大きくすることができるように前記しきい値を変更することができることを特徴とする車両用定電流発光装置。
  2. 前記第1のスイッチ(Q1)としては、前記第1の制御端(G)としてのゲートと前記第1の入力端(D)としてのドレインと前記第1の出力端(S)としてのソースをそなえている金属酸化物半導体電界効果トランジスタMOSであることを特徴とする請求項に記載の車両用定電流発光装置。
  3. 前記第2のスイッチ(Q2)としては、前記第2の制御端(B)としてのベースと前記第2の入力端(C)としてのコレクタと前記第2の出力端(E)としてのエミッタとをそなえているバイポーラ接合トランジスタであることを特徴とする請求項に記載の車両用定電流発光装置。
  4. 前記発光モジュール(11)はさらに、前記発光素子(D)を前記電源(4)に電気的に接続する電流制限抵抗素子(R)を有し、
    前記電流制限抵抗素子(R)は、前記発光素子(D)と前記保護素子(12)との間に直列接続されることを特徴とする請求項1に記載の車両用定電流発光装置。
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