JP2009260646A - 通信制御方法、通信システムおよび通信制御装置 - Google Patents

通信制御方法、通信システムおよび通信制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】システムの優れた拡張可能性を維持しつつ、端末紛失時のセキュリティを十分に確保する。
【解決手段】異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル61A、61B、61Cの間では、第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている。そのため、設定可能な番号の総数が有限な状況において、システムの優れた拡張可能性を維持できる。また、仮に紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信した場合であっても、着信者番号が、第4の電話番号に対応した内線番号又は第5の電話番号に対応した内線番号であると認識され、第1の呼の切断指示が発着信制御装置へ送信される。そのため、上記のような紛失した着信側端末からの発信呼(第1の呼)は切断されてしまい、その結果、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ダミー番号を用いた電話番号の秘匿を行う通信制御方法、通信システムおよび通信制御装置に関する。
発信者端末の電話番号と着信者端末の電話番号のうち一方又は両方を秘匿して、発信者端末−着信者端末間で通話するシステムが知られている(特許文献1、2、3参照)。例えば、特許文献1には、発信者端末の電話番号と着信者端末の電話番号の少なくとも一方をダミーのIDに対応させて記憶するデータベースを持ち、発信者端末が接続先情報と共に出力するサービスコードに応じて、「発信者番号のみ秘匿」、「着信者番号のみ秘匿」、「発信者番号と着信者番号の両方を秘匿」のうち1つを選択可能とするシステムが提案されている。
特開2001−268230号公報 特開2005−57418号公報 特開2008−42588号公報
特許文献1記載のシステムでは、ダミーのID(秘匿用の電話番号)が1ユーザに対し1つ必要とされるため、公衆網から払い出される番号がユーザ数分必要となってしまう。ところが、実際に公衆網から払い出し可能な番号の総数には限りがあるため、上記システムは拡張可能性の点で改善の余地がある。
一方、特許文献2には、実際の電話番号と公開番号との対応付けを中継システムに登録しておき、発信者からの公開番号宛の着信を中継システムで実際の電話番号に転送することで、発信者には実際の電話番号を秘匿とするシステムが提案されている。特許文献3には、実際の電話番号と公開番号との対応付けを中継システムに登録しておき、中継システムで転送する際に、発番号を実際の電話番号から公開番号に変換することで、実際の発信者の電話番号を秘匿した上で、着信者の端末には公開番号による発信者表示を可能とするシステムが提案されている。
ところが、特許文献2、3の技術では、公開番号に対し着信側から発信を行うと、当該公開番号に対応付けられた発信者の電話番号に着信するため、着信者が端末を紛失した場合に、第三者が、着信者端末の着信履歴に残った公開番号に発信を行った際に、当該公開番号に対応付けられた発信者端末へ接続可能となり、セキュリティの点で改善の余地がある。
本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、システムの優れた拡張可能性を維持しつつ、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することを目的とする。
本発明に係る通信制御方法は、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が発着信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システム、における通信制御方法であって、発信側端末が、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信するステップと、着信者番号変換装置が、発信側端末から送信された接続要求を受信し、前記第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信するステップと、内線番号変換装置が、着信者番号変換装置から送信された接続要求を受信し、前記第3の電話番号を、該第3の電話番号に対応した内線番号に変換し、前記第1の電話番号、および前記第3の電話番号に対応した内線番号を含んだ変換後の接続要求を送信するステップと、発着信制御装置が、内線番号変換装置から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせるステップと、第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第3の電話番号に対応した内線番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースを備えた番号管理装置が、発着信制御装置から前記第1の呼の発着信情報を受信し、前記第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するステップと、番号管理装置が、前記第1の電話番号を該データテーブルと照合するステップと、番号管理装置が、前記第1の電話番号に対応付けられた、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信し、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を発着信制御装置に送信する、又は、第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信するステップと、発着信制御装置が、前記第1の呼の切断指示を受信した場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第4の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第5の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行うステップと、内線番号変換装置が、発着信制御装置からの前記第2の呼の接続要求を受信した後、該接続要求の発信者番号に設定された第4の電話番号に対応した内線番号を第4の電話番号に変換し該第4の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信する、又は、該接続要求の発信者番号に設定された第5の電話番号に対応した内線番号を第5の電話番号に変換し該第5の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信するステップと、着信側端末が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号が発信者番号に設定され前記第2の電話番号が着信者番号に設定された、内線番号変換装置からの前記接続要求を受信するステップと、着信側端末が、受信した前記接続要求に応答するステップと、発着信制御装置が、着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続するステップと、を備え、番号管理装置は、発着信制御装置から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号に対応した内線番号又は前記第5の電話番号に対応した内線番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置へ送信し、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている、ことを特徴とする。
また、本発明に係る通信システムは、発信側端末と着信者番号変換装置と内線番号変換装置と発着信制御装置と番号管理装置と着信側端末とを含んで構成され、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が発着信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システムであって、発信側端末は、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信する発信部を備え、着信者番号変換装置は、発信側端末から送信された接続要求を受信し、前記第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信する着番号変換送信部を備え、内線番号変換装置は、着信者番号変換装置から送信された接続要求を受信し、前記第3の電話番号を、該第3の電話番号に対応した内線番号に変換し、前記第1の電話番号、および前記第3の電話番号に対応した内線番号を含んだ変換後の接続要求を送信する変換送信部と、発着信制御装置からの前記第2の呼の接続要求を受信した後、該接続要求の発信者番号に設定された第4の電話番号に対応した内線番号を第4の電話番号に変換し該第4の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信する、又は、該接続要求の発信者番号に設定された第5の電話番号に対応した内線番号を第5の電話番号に変換し該第5の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信する逆変換送信部と、を備え、発着信制御装置は、内線番号変換装置から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせる番号問合せ部と、前記第1の呼の切断指示を受信した場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第4の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第5の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う発信制御部と、着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する呼接続部と、を備え、番号管理装置は、第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第3の電話番号に対応した内線番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースと、発着信制御装置から前記第1の呼の発着信情報を受信し、前記第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するデータテーブル導出部と、前記第1の電話番号を該データテーブルと照合する照合部と、前記第1の電話番号に対応付けられた、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信し、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を発着信制御装置に送信する、又は、第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信する番号送信制御部と、を備え、着信側端末は、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号が発信者番号に設定され前記第2の電話番号が着信者番号に設定された、内線番号変換装置からの前記接続要求を受信する接続要求受信部と、受信した前記接続要求に応答する応答部と、を備え、前記データテーブル導出部は、発着信制御装置から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号に対応した内線番号又は前記第5の電話番号に対応した内線番号である場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置へ送信し、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている、ことを特徴とする。
上記の通信制御方法および通信システムによれば、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、第4の電話番号に対応した内線番号として同一の番号が重複して設定されているため、設定可能な番号の総数が有限な状況において、システムの優れた拡張可能性を維持できる。また、仮に、紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信した場合には、着信者番号が、第4の電話番号に対応した内線番号又は第5の電話番号に対応した内線番号であると認識され、第1の呼の切断指示が発着信制御装置へ送信されるため、上記のような発信側端末への発信の呼(第1の呼)は切断されてしまい、その結果、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
ところで、発着信制御装置と番号管理装置とは、1つの通信制御装置により構成することができる。その際、本発明は、以下のように通信制御装置に係る発明として記述することもでき、同様の作用・効果を奏する。
本発明に係る通信制御装置は、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が、自己の通信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システム内に存在する通信制御装置であって、第1の呼として発信側端末から送信された、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求に対し、着信者番号変換装置により、前記第2の電話番号が第3の電話番号に変換され、内線番号変換装置により、前記第3の電話番号が該第3の電話番号に対応した内線番号に変換された後の、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号に対応した内線番号を含んだ変換後の接続要求を受信する接続要求受信部と、第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第3の電話番号に対応した内線番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースと、前記変換後の接続要求に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するデータテーブル導出部と、前記第1の電話番号を該データテーブルと照合する照合部と、前記第1の電話番号に対応付けられた、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを出力し、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を出力する、又は、第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを出力する番号出力制御部と、前記第1の呼の切断指示が出力された場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とが出力された場合、前記第4の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とが出力された場合、前記第5の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う発信制御部と、着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する呼接続部と、を備え、前記データテーブル導出部は、第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号に対応した内線番号又は前記第5の電話番号に対応した内線番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を前記発信制御部へ出力し、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている、ことを特徴とする。
ところで、本発明は、「内線番号変換装置」および「内線番号変換装置による動作」を省略した構成とすることもでき、以下のように記述することができる。
本発明に係る通信制御方法は、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が発着信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システム、における通信制御方法であって、発信側端末が、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信するステップと、着信者番号変換装置が、発信側端末から送信された接続要求を受信し、前記第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信するステップと、発着信制御装置が、着信者番号変換装置から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせるステップと、第3の電話番号をキーとして、第3の電話番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースを備えた番号管理装置が、発着信制御装置から前記第1の呼の発着信情報を受信し、前記第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するステップと、番号管理装置が、前記第1の電話番号を該データテーブルと照合するステップと、番号管理装置が、前記第1の電話番号に対応付けられた前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信し、前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を発着信制御装置に送信する、又は、第5の電話番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信するステップと、発着信制御装置が、前記第1の呼の切断指示を受信した場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第4の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第5の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行うステップと、着信側端末が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号が発信者番号に設定され前記第2の電話番号が着信者番号に設定された、発着信制御装置からの前記接続要求を受信するステップと、着信側端末が、受信した前記接続要求に応答するステップと、発着信制御装置が、着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続するステップと、を備え、番号管理装置は、発着信制御装置から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置へ送信し、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されている、ことを特徴とする。
また、本発明に係る通信システムは、発信側端末と着信者番号変換装置と発着信制御装置と番号管理装置と着信側端末とを含んで構成され、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が発着信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システムであって、発信側端末は、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信する発信部を備え、着信者番号変換装置は、発信側端末から送信された接続要求を受信し、前記第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信する着番号変換送信部を備え、発着信制御装置は、着信者番号変換装置から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせる番号問合せ部と、前記第1の呼の切断指示を受信した場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第4の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第5の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う発信制御部と、着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する呼接続部と、を備え、番号管理装置は、第3の電話番号をキーとして、第3の電話番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースと、発着信制御装置から前記第1の呼の発着信情報を受信し、前記第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するデータテーブル導出部と、前記第1の電話番号を該データテーブルと照合する照合部と、前記第1の電話番号に対応付けられた前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信し、前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を発着信制御装置に送信する、又は、第5の電話番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信する番号送信制御部と、を備え、着信側端末は、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号が発信者番号に設定され前記第2の電話番号が着信者番号に設定された、発着信制御装置からの前記接続要求を受信する接続要求受信部と、受信した前記接続要求に応答する応答部と、を備えており、前記データテーブル導出部は、発着信制御装置から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号である場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置へ送信し、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されている、ことを特徴とする。
さらに、本発明に係る通信制御装置は、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が、自己の通信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システム内に存在する通信制御装置であって、第1の呼として発信側端末から送信された、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求に対し、着信者番号変換装置により、前記第2の電話番号が第3の電話番号に変換された後の、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を受信する接続要求受信部と、第3の電話番号をキーとして、第3の電話番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースと、前記変換後の接続要求に含まれた第3の電話番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するデータテーブル導出部と、前記第1の電話番号を該データテーブルと照合する照合部と、前記第1の電話番号に対応付けられた前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号と前記第2の電話番号とを出力し、前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を出力する、又は、第5の電話番号と前記第2の電話番号とを出力する番号出力制御部と、前記第1の呼の切断指示が出力された場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号と前記第2の電話番号とが出力された場合、前記第4の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号と前記第2の電話番号とが出力された場合、前記第5の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う発信制御部と、着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する呼接続部と、を備え、前記データテーブル導出部は、第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を前記発信制御部へ出力し、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されている、ことを特徴とする。
ところで、上記の未登録者着信可否設定情報は、設定変更可能とされている。このため、第4の電話番号に対応した内線番号が存在しない場合に、第1の呼を切断させるか否かを設定可能とされている。
本発明によれば、システムの優れた拡張可能性を維持しつつ、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
以下、本発明にかかる各種の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
(通信システムおよび各装置の構成)
まず、本実施形態にかかる通信システムの構成について説明する。図1に示すように、本実施形態にかかる通信システム1は、複数の端末(発信側端末10、着信側端末70)と、交換局20と、着信者番号変換装置30と、内線番号変換装置40と、発着信制御装置50と、番号管理装置60とを含んで構成される。このうち、交換局20と着信者番号変換装置30は移動通信網80内に設けられ、内線番号変換装置40と発着信制御装置50と番号管理装置60はIP網90内に設けられている。移動通信網80とIP網90は、図示しないゲートウェイ装置により相互接続される。
通信システム1では、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、第3の電話番号、第4の電話番号および第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求は、IP網90内の発着信制御装置50へルーティングされるよう構成されている。
以下、各装置の機能ブロック構成を説明する。
発信側端末10は、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信する発信部11を備え、着信者番号変換装置30は、発信側端末10から送信された接続要求を受信し、第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、第1の電話番号および第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信する着番号変換送信部31を備えている。
内線番号変換装置40は、変換送信部41と逆変換送信部42とを備えている。このうち、変換送信部41は、着信者番号変換装置30から送信された接続要求を受信し、第3の電話番号を、該第3の電話番号に対応した内線番号に変換し、第1の電話番号、および第3の電話番号に対応した内線番号を含んだ変換後の接続要求を送信する。逆変換送信部42は、発着信制御装置50からの第2の呼の接続要求を受信した後、該接続要求の発信者番号に設定された第4の電話番号に対応した内線番号を第4の電話番号に変換し該第4の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信する、又は、該接続要求の発信者番号に設定された第5の電話番号に対応した内線番号を第5の電話番号に変換し該第5の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信する。
発着信制御装置50は、番号問合せ部51と発信制御部52と呼接続部53とを備えている。このうち、番号問合せ部51は、内線番号変換装置40から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置60へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせる。発信制御部52は、第1の呼の切断指示を受信した場合、第1の呼を切断し、第4の電話番号に対応した内線番号と第2の電話番号とを受信した場合、第4の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、第5の電話番号に対応した内線番号と第2の電話番号とを受信した場合、第5の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う。呼接続部53は、着信側端末70からの応答に対し、第1の呼と第2の呼とを接続し、発信側端末10と着信側端末70との間を呼接続する。
番号管理装置60は、番号管理データベース(以下「番号管理DB」という)61とデータテーブル導出部62と照合部63と番号送信制御部64とを備えている。このうち、番号管理DB61は、第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第3の電話番号に対応した内線番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶している。データテーブル導出部62は、発着信制御装置50から第1の呼の発着信情報を受信し、第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出する。照合部63は、第1の電話番号を該データテーブルと照合する。番号送信制御部64は、第1の電話番号に対応付けられた、第4の電話番号に対応した内線番号がデータテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号に対応した内線番号と第2の電話番号とを発着信制御装置50に送信し、第4の電話番号に対応した内線番号がデータテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、第1の呼の切断指示を発着信制御装置50に送信する、又は、第5の電話番号に対応した内線番号と第2の電話番号とを発着信制御装置50に送信する。
なお、図示は省略したが、番号管理DB61は、上記の未登録者着信可否設定情報をユーザごとに記憶しており、この未登録者着信可否設定情報はユーザにより設定変更可能とされている。番号送信制御部64は、上記の未登録者着信可否設定情報を参照して、上述した制御動作を行う。また、番号管理DB61には、未登録者用のダミーIDとしての第5の電話番号050-Sと、第5の電話番号050-Sに対応した内線番号800Sとが、予め記憶されている。
着信側端末70は、第4の電話番号又は第5の電話番号が発信者番号に設定され第2の電話番号が着信者番号に設定された、内線番号変換装置40からの接続要求を受信する接続要求受信部71と、受信した接続要求に応答する応答部72と、を備えている。
上記のうち、番号管理装置60のデータテーブル導出部62は、発着信制御装置50から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、第4の電話番号に対応した内線番号又は第5の電話番号に対応した内線番号である場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置50へ送信する機能を有している。
また、番号管理DB61では、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されていることを特徴とする。
具体的には、図2に示すように番号管理DB61では、第2の電話番号「090-A」に対応付けられたデータテーブル61A、第2の電話番号「090-B」に対応付けられたデータテーブル61B、第2の電話番号「090-C」に対応付けられたデータテーブル61C、の3つの異なるデータテーブル間では、第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の内線番号800X、800Y、800Zが重複して設定されている。
ところで、図1の各装置および各端末は、ハードウェアの観点からみると、例えば図7に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU100Aと、ROM及びRAMで構成される主記憶部100Bと、不揮発性メモリなどで構成される補助記憶部100Cと、データ通信を行う通信制御部100Dと、情報の表示や情報の印刷出力などを行う出力部100Eと、文字・数字入力及び実行指示を行うためのキーで構成される操作部100Fとを含んで構成される。なお、図1にて説明した各機能は、図7に示すCPU100A及び主記憶部100B上に所定のソフトウェアを読み込ませて所定のアプリケーションを実行するとともに、CPU100Aの制御の下で通信制御部100Dを動作させ、主記憶部100Bや補助記憶部100Cにおけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
(本実施形態の処理フロー)
以下、図4、図5、図6を用いて、図1の通信システム1において実行される処理フローを説明する。各電話番号の具体例は、図2、図3、図6に示す例を用いて説明する。
まず、発信側端末10の発信部11が、発番号の第1の電話番号(090-X)および着番号の第2の電話番号(090-A)を含んだ接続要求を送信する(図4のステップS1)。そして、発信側端末10の最寄りの交換局20は、着番号(第2の電話番号:090-A)が着信者番号変換装置30による変換処理の対象となっているか否かを判定する所定の判定処理を行う(ステップS2)。本実施形態では、着信側端末70の電話番号(第2の電話番号:090-A)が着信者番号変換装置30による変換処理の対象となっていることを前提とする。そのため、ステップS2では着番号が着信者番号変換装置30による変換処理の対象となっていると判定され、発信側端末10からの接続要求は着信者番号変換装置30へ転送される。
着信者番号変換装置30では、着番号変換送信部31が、発信側端末10からの接続要求を受信し、第2の電話番号(090-A)を第3の電話番号(050-A)に変換し、第1の電話番号(090-X)および第3の電話番号(050-A)を含んだ変換後の接続要求を送信する(ステップS3)。変換後の接続要求は、図示しないゲートウェイ経由でIP網90内の内線番号変換装置40へ転送される。
内線番号変換装置40では、変換送信部41が、着信者番号変換装置30から転送された接続要求を受信し、第3の電話番号(050-A)を、該第3の電話番号に対応した内線番号(内線800A)に変換し、第1の電話番号(090-X)、および第3の電話番号に対応した内線番号(内線800A)を含んだ変換後の接続要求を送信する(ステップS4)。
発着信制御装置50では、番号問合せ部51が、内線番号変換装置40から転送された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置60へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせる(ステップS5)。
番号管理装置60では、上記問合せを受信すると、番号情報の導出処理(図5)が実行開始される。まず、データテーブル導出部62は、発着信制御装置50からの上記第1の呼の発着信情報を受信し(図5のステップS60)、発着信情報に含まれた着番号が、第3の電話番号に対応した内線番号(内線800A)であることを確認する(ステップS61)。ここで、もし着番号が、第3の電話番号に対応した内線番号(内線800A)でなければ、データテーブル導出部62は、第1の呼を切断させるべく、第1の呼の切断指示を発着信制御装置50へ送信する(ステップS69)。このように着番号が、第3の電話番号に対応した内線番号(内線800A)でないケースとしては、着番号が、第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)又は第5の電話番号に対応した内線番号(内線800S)であるケース、即ち、紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信したケースが想定される。即ち、仮に、紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信した場合には、着信者番号が、第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)又は第5の電話番号に対応した内線番号(内線800S)であると認識され、第1の呼の切断指示が発着信制御装置へ送信されるため、上記のような発信側端末への発信の呼(第1の呼)は切断されてしまい、その結果、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
一方、ステップS61で、着番号が、第3の電話番号に対応した内線番号(内線800A)であると確認された場合は、データテーブル導出部62は、発着信情報に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号(内線800A)をキーとして、第2の電話番号(090-A)と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出する(ステップS62)。ここでは、図2の番号管理DB61において、第2の電話番号(090-A)に対応付けられたデータテーブルとして、図3に示す第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブルが導出される。
そして、照合部63が、第1の電話番号(090-X)を上記データテーブルと照合し(ステップS63)、第1の電話番号(090-X)に対応付けられた「第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)」がデータテーブルに存在するか否かを判定する(ステップS64)。
ここで、第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)がデータテーブルに存在する場合、番号送信制御部64は、第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)と第2の電話番号(090-A)とを発着信制御装置50に送信する(ステップS65)。一方、ステップS64で第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)がデータテーブルに存在しない場合、番号送信制御部64は、予め設定された未登録者着信可否設定情報を参照し、未登録者への着信不可と設定されていれば、第1の呼を切断させるべく、第1の呼の切断指示を発着信制御装置50へ送信する(ステップS69)。一方、未登録者への着信可能と設定されていれば、未登録者用のダミー番号としての「第5の電話番号(050-S)に対応した内線番号(内線800S)」を導出し(ステップS67)、第5の電話番号に対応した内線番号(内線800S)と第2の電話番号(090-A)とを発着信制御装置50に送信する(ステップS68)。
以上のような番号情報の導出処理(図5)により、(1)第1の呼の切断指示、(2)第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)と第2の電話番号(090-A)、(3)第5の電話番号に対応した内線番号(内線800S)と第2の電話番号(090-A)、のうち何れかが、番号管理装置60から発着信制御装置50へ送信されることとなる。
図4に戻り、発着信制御装置50では、発信制御部52が、番号管理装置60から第1の呼の切断指示を受信したか否かを判定し(ステップS7)、第1の呼の切断指示を受信したと判定した場合、第1の呼を切断する(ステップS8)。一方、ステップS7で否定判定の場合は、受信した電話番号を用いて以下のように第2の呼の発信を行う(ステップS9)。即ち、第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)と第2の電話番号(090-A)とが受信された場合、発信制御部52は、第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)を発信者番号に設定し、第2の電話番号(090-A)を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う。一方、第5の電話番号に対応した内線番号(内線800S)と第2の電話番号(090-A)とを受信した場合、発信制御部52は、第5の電話番号に対応した内線番号(内線800S)を発信者番号に設定し、第2の電話番号(090-A)を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う。
上記第2の呼は内線番号変換装置40へ転送され、内線番号変換装置40では、逆変換送信部42が、発着信制御装置50からの第2の呼の接続要求を受信した後、該接続要求の発信者番号に設定された第4の電話番号に対応した内線番号(内線800X)を第4の電話番号(050-X)に逆変換し該第4の電話番号(050-X)が発信者番号に設定された接続要求を送信する、又は、該接続要求の発信者番号に設定された第5の電話番号に対応した内線番号(内線800S)を第5の電話番号(050-S)に逆変換し該第5の電話番号(050-S)が発信者番号に設定された接続要求を送信する(ステップS10)。その後、第2の呼は、図示しないゲートウェイ経由で移動通信網80内の交換局20へ転送され、着信側端末70へルーティングされる。
着信側端末70では、接続要求受信部71が、第4の電話番号(050-X)又は第5の電話番号(050-S)が発信者番号に設定され第2の電話番号(090-A)が着信者番号に設定された、内線番号変換装置40からの接続要求を受信する(ステップS11)。ここで、例えば、登録者用のダミーIDである第4の電話番号(050-X)が発信者番号に設定され第2の電話番号(090-A)が着信者番号に設定された接続要求を受信した場合、着信側端末70内の電話帳に、ダミーIDである第4の電話番号(050-X)が既に登録されていれば、当該第4の電話番号(050-X)に対応する発信者(Xさん)が特定され、図6に示すように発信者名(Xさん)と発番号(050-X)が着信側端末70に表示出力される。ここで表示出力される発番号は、発信側端末の実際の発番号(090-X)ではなく、ダミーIDである第4の電話番号(050-X)となる。
そして、着信側端末70のユーザが応答すると、応答部72が、発着信制御装置50に対し応答する(例えば、所定の応答信号を発着信制御装置50へ送信する)(ステップS12)。
そして、発着信制御装置50の呼接続部53は、着信側端末70からの応答を検知すると、第1の呼と第2の呼とを接続し、発信側端末10と着信側端末70との間を呼接続する(ステップS13)。これにより、発信側端末10と着信側端末70との間で通話が開始される(ステップS14)。
以上のような本実施形態の通信システムでは、前述したように、仮に紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信した場合であっても、着信者番号が、第4の電話番号に対応した内線番号又は第5の電話番号に対応した内線番号であると認識され、第1の呼の切断指示が発着信制御装置へ送信される。そのため、上記のような発信側端末への発信の呼(第1の呼)は切断されてしまい、その結果、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
また、番号管理DBでは、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている。そのため、設定可能な番号の総数が有限な状況において、システムの優れた拡張可能性を維持することができる。
(発着信制御装置と番号管理装置を1つの装置で構成した場合について)
第1実施形態における発着信制御装置50と番号管理装置60は、1つの通信制御装置により構成することもできる。その場合の通信制御装置の構成について、以下、概説する。
図8に示すように、通信システム1のIP網90内に、図1の発着信制御装置50と番号管理装置60を統合させた通信制御装置100が設けられる。この通信制御装置100の機能ブロック構成は、例えば、以下のように構成することができる。即ち、通信制御装置100は、接続要求受信部101と、番号管理DB102と、データテーブル導出部103と、照合部104と、番号出力制御部105と、発信制御部106と、呼接続部107とを備える。各構成部の機能は以下のとおりである。
接続要求受信部101は、第1の呼として発信側端末から送信された、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求に対し、着信者番号変換装置により、第2の電話番号が第3の電話番号に変換され、内線番号変換装置により、第3の電話番号が該第3の電話番号に対応した内線番号に変換された後の、第1の電話番号および第3の電話番号に対応した内線番号を含んだ変換後の接続要求を受信する。
番号管理DB102は、第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第3の電話番号に対応した内線番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶している。図1、図2に示す番号管理DBと同様の構成である。
データテーブル導出部103は、変換後の接続要求に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出する。図1のデータテーブル導出部62と同様の機能を持つ。
照合部104は、図1の照合部63と同様に、第1の電話番号を上記のデータテーブルと照合する。
番号出力制御部105は、第1の電話番号に対応付けられた、第4の電話番号に対応した内線番号が上記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号に対応した内線番号と第2の電話番号とを出力し、第4の電話番号に対応した内線番号が上記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、第1の呼の切断指示を出力する、又は、第5の電話番号に対応した内線番号と第2の電話番号とを出力する。
発信制御部106は、第1の呼の切断指示が出力された場合、第1の呼を切断し、第4の電話番号に対応した内線番号と第2の電話番号とが出力された場合、第4の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、第5の電話番号に対応した内線番号と第2の電話番号とが出力された場合、第5の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う。
呼接続部107は、図1の呼接続部53と同様に、着信側端末からの応答に対し、第1の呼と第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する。
かかる通信制御装置100において、データテーブル導出部103は、第1の呼の発着信情報における着信者番号が、第4の電話番号に対応した内線番号又は第5の電話番号に対応した内線番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を発信制御部へ出力する構成とされている。これにより、仮に紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信した場合であっても、着信者番号が、第4の電話番号に対応した内線番号又は第5の電話番号に対応した内線番号であると認識され、第1の呼の切断指示が発着信制御装置へ送信される。そのため、上記のような発信側端末への発信の呼(第1の呼)は切断されてしまい、その結果、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
また、番号管理DB102では、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている。そのため、設定可能な番号の総数が有限な状況において、システムの優れた拡張可能性を維持することができる。
[第2実施形態]
(通信システムおよび各装置の構成)
まず、本実施形態にかかる通信システムの構成について説明する。図9に示すように、本実施形態にかかる通信システム2は、複数の端末(発信側端末110、着信側端末170)と、交換局120と、着信者番号変換装置130と、発着信制御装置150と、番号管理装置160とを含んで構成される。このうち、交換局120と着信者番号変換装置130は移動通信網180内に設けられ、発着信制御装置150と番号管理装置160はIP網190内に設けられている。移動通信網180とIP網190は、図示しないゲートウェイ装置により相互接続される。
通信システム2では、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、第3の電話番号、第4の電話番号および第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求は、IP網190内の発着信制御装置150へルーティングされるよう構成されている。
以下、各装置の機能ブロック構成を説明する。
発信側端末110は、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信する発信部111を備え、着信者番号変換装置130は、発信側端末110から送信された接続要求を受信し、第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、第1の電話番号および第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信する着番号変換送信部131を備えている。
発着信制御装置150は、番号問合せ部151と発信制御部152と呼接続部153とを備えている。このうち、番号問合せ部151は、着信者番号変換装置130から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置160へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせる。発信制御部152は、第1の呼の切断指示を受信した場合、第1の呼を切断し、第4の電話番号と第2の電話番号とを受信した場合、第4の電話番号を発信者番号に設定し、第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、第5の電話番号と第2の電話番号とを受信した場合、第5の電話番号を発信者番号に設定し、第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う。呼接続部153は、着信側端末170からの応答に対し、第1の呼と第2の呼とを接続し、発信側端末110と着信側端末170との間を呼接続する。
番号管理装置160は、番号管理DB161とデータテーブル導出部162と照合部163と番号送信制御部164とを備えている。このうち、番号管理DB161は、第3の電話番号をキーとして、第3の電話番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶している。データテーブル導出部162は、発着信制御装置150から第1の呼の発着信情報を受信し、第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出する。照合部163は、第1の電話番号を該データテーブルと照合する。番号送信制御部164は、第1の電話番号に対応付けられた第4の電話番号が上記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号と第2の電話番号とを発着信制御装置50に送信し、第4の電話番号が上記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、第1の呼の切断指示を発着信制御装置150に送信する、又は、第5の電話番号と第2の電話番号とを発着信制御装置150に送信する。
なお、図示は省略したが、番号管理DB161は、上記の未登録者着信可否設定情報をユーザごとに記憶しており、この未登録者着信可否設定情報はユーザにより設定変更可能とされている。番号送信制御部164は、上記の未登録者着信可否設定情報を参照して、上述した制御動作を行う。また、番号管理DB161には、未登録者用のダミーIDとしての第5の電話番号050-Sが予め記憶されている。
着信側端末170は、第4の電話番号又は第5の電話番号が発信者番号に設定され第2の電話番号が着信者番号に設定された、発着信制御装置150からの接続要求を受信する接続要求受信部171と、受信した接続要求に応答する応答部172と、を備えている。
上記のうち、番号管理装置160のデータテーブル導出部162は、発着信制御装置150から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、第4の電話番号又は第5の電話番号である場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置150へ送信する機能を有している。
また、番号管理DB161では、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されていることを特徴とする。
具体的には、図10に示すように番号管理DB161では、第2の電話番号「090-A」に対応付けられたデータテーブル161A、第2の電話番号「090-B」に対応付けられたデータテーブル161B、第2の電話番号「090-C」に対応付けられたデータテーブル161C、の3つの異なるデータテーブル間では、第4の電話番号として、同一の番号050-X、050-Y、050-Zが重複して設定されている。
ところで、図9の各装置および各端末は、ハードウェアの観点からみると、例えば図7に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU100Aと、ROM及びRAMで構成される主記憶部100Bと、不揮発性メモリなどで構成される補助記憶部100Cと、データ通信を行う通信制御部100Dと、情報の表示や情報の印刷出力などを行う出力部100Eと、文字・数字入力及び実行指示を行うためのキーで構成される操作部100Fとを含んで構成される。なお、図9にて説明した各機能は、図7に示すCPU100A及び主記憶部100B上に所定のソフトウェアを読み込ませて所定のアプリケーションを実行するとともに、CPU100Aの制御の下で通信制御部100Dを動作させ、主記憶部100Bや補助記憶部100Cにおけるデータの読み出し及び書き込みを行うことで実現される。
(本実施形態の処理フロー)
以下、図12、図13、図14を用いて、図9の通信システム2において実行される処理フローを説明する。各電話番号の具体例は、図10、図11、図14に示す例を用いて説明する。
まず、発信側端末110の発信部111が、発番号の第1の電話番号(090-X)および着番号の第2の電話番号(090-A)を含んだ接続要求を送信する(図12のステップS21)。そして、発信側端末110の最寄りの交換局120は、着番号(第2の電話番号:090-A)が着信者番号変換装置130による変換処理の対象となっているか否かを判定する所定の判定処理を行う(ステップS22)。本実施形態では、着信側端末170の電話番号(第2の電話番号:090-A)が着信者番号変換装置130による変換処理の対象となっていることを前提とする。そのため、ステップS22では着番号が着信者番号変換装置130による変換処理の対象となっていると判定され、発信側端末110からの接続要求は着信者番号変換装置130へ転送される。
着信者番号変換装置130では、着番号変換送信部131が、発信側端末110からの接続要求を受信し、第2の電話番号(090-A)を第3の電話番号(050-A)に変換し、第1の電話番号(090-X)および第3の電話番号(050-A)を含んだ変換後の接続要求を送信する(ステップS23)。変換後の接続要求は、図示しないゲートウェイ経由でIP網190内の発着信制御装置150へ転送される。
発着信制御装置150では、番号問合せ部151が、転送された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置160へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせる(ステップS24)。
番号管理装置160では、上記問合せを受信すると、番号情報の導出処理(図13)が実行開始される。まず、データテーブル導出部162は、発着信制御装置150からの上記第1の呼の発着信情報を受信し(図13のステップS80)、発着信情報に含まれた着番号が、第3の電話番号(050-A)であることを確認する(ステップS81)。ここで、もし着番号が第3の電話番号(050-A)でなければ、データテーブル導出部162は、第1の呼を切断させるべく、第1の呼の切断指示を発着信制御装置150へ送信する(ステップS89)。このように着番号が第3の電話番号(050-A)でないケースとしては、着番号が、第4の電話番号(050-X)又は第5の電話番号(050-S)であるケース、即ち、紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信したケースが想定される。即ち、仮に、紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信した場合には、着信者番号が、第4の電話番号(050-X)又は第5の電話番号(050-S)であると認識され、第1の呼の切断指示が発着信制御装置へ送信されるため、上記のような発信側端末への発信の呼(第1の呼)は切断されてしまい、その結果、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
一方、ステップS81で、着番号が第3の電話番号(050-A)であると確認された場合は、データテーブル導出部162は、発着信情報に含まれた第3の電話番号(050-A)をキーとして、第2の電話番号(090-A)と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出する(ステップS82)。ここでは、図10の番号管理DB161において、第2の電話番号(090-A)に対応付けられたデータテーブルとして、図11に示す第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブルが導出される。
そして、照合部163が、第1の電話番号(090-X)を上記データテーブルと照合し(ステップS83)、第1の電話番号(090-X)に対応付けられた第4の電話番号(050-X)がデータテーブルに存在するか否かを判定する(ステップS84)。
ここで、第4の電話番号(050-X)がデータテーブルに存在する場合、番号送信制御部164は、第4の電話番号(050-X)と第2の電話番号(090-A)とを発着信制御装置150に送信する(ステップS85)。一方、ステップS84で第4の電話番号(050-X)がデータテーブルに存在しない場合、番号送信制御部164は、予め設定された未登録者着信可否設定情報を参照し、未登録者への着信不可と設定されていれば、第1の呼を切断させるべく、第1の呼の切断指示を発着信制御装置150へ送信する(ステップS89)。一方、未登録者への着信可能と設定されていれば、未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号(050-S)を導出し(ステップS87)、第5の電話番号(050-S)と第2の電話番号(090-A)とを発着信制御装置150に送信する(ステップS88)。
以上のような番号情報の導出処理(図13)により、(1)第1の呼の切断指示、(2)第4の電話番号(050-X)と第2の電話番号(090-A)、(3)第5の電話番号(050-S)と第2の電話番号(090-A)、のうち何れかが、番号管理装置160から発着信制御装置150へ送信されることとなる。
図12に戻り、発着信制御装置150では、発信制御部152が、番号管理装置160から第1の呼の切断指示を受信したか否かを判定し(ステップS26)、第1の呼の切断指示を受信したと判定した場合、第1の呼を切断する(ステップS27)。一方、ステップS26で否定判定の場合は、受信した電話番号を用いて以下のように第2の呼の発信を行う(ステップS28)。即ち、第4の電話番号(050-X)と第2の電話番号(090-A)とが受信された場合、発信制御部152は、第4の電話番号(050-X)を発信者番号に設定し、第2の電話番号(090-A)を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う。一方、第5の電話番号(050-S)と第2の電話番号(090-A)とを受信した場合、発信制御部152は、第5の電話番号(050-S)を発信者番号に設定し、第2の電話番号(090-A)を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う。
上記第2の呼は、図示しないゲートウェイ経由で移動通信網180内の交換局120へ転送され、着信側端末170へルーティングされる。
着信側端末170では、接続要求受信部171が、第4の電話番号(050-X)又は第5の電話番号(050-S)が発信者番号に設定され第2の電話番号(090-A)が着信者番号に設定された、発着信制御装置150からの接続要求を受信する(ステップS29)。ここで、例えば、登録者用のダミーIDである第4の電話番号(050-X)が発信者番号に設定され第2の電話番号(090-A)が着信者番号に設定された接続要求を受信した場合、着信側端末170内の電話帳に、ダミーIDである第4の電話番号(050-X)が既に登録されていれば、当該第4の電話番号(050-X)に対応する発信者(Xさん)が特定され、図14に示すように発信者名(Xさん)と発番号(050-X)が着信側端末170に表示出力される。ここで表示出力される発番号は、発信側端末の実際の発番号(090-X)ではなく、ダミーIDである第4の電話番号(050-X)となる。
そして、着信側端末170のユーザが応答すると、応答部172が、発着信制御装置150に対し応答する(例えば、所定の応答信号を発着信制御装置150へ送信する)(ステップS30)。
そして、発着信制御装置150の呼接続部153は、着信側端末170からの応答を検知すると、第1の呼と第2の呼とを接続し、発信側端末110と着信側端末170との間を呼接続する(ステップS31)。これにより、発信側端末110と着信側端末170との間で通話が開始される(ステップS32)。
以上のような本実施形態の通信システムでも、第1実施形態と同様に、仮に紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信した場合であっても、着信者番号が、第4の電話番号又は第5の電話番号であると認識され、第1の呼の切断指示が発着信制御装置へ送信される。そのため、上記のような発信側端末への発信の呼(第1の呼)は切断されてしまい、その結果、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
また、番号管理DBでは、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されている。そのため、設定可能な番号の総数が有限な状況において、システムの優れた拡張可能性を維持することができる。
(発着信制御装置と番号管理装置を1つの装置で構成した場合について)
第2実施形態における発着信制御装置150と番号管理装置160は、1つの通信制御装置により構成することもできる。その場合の通信制御装置の構成について、以下、概説する。
図15に示すように、通信システム2のIP網190内に、図9の発着信制御装置150と番号管理装置160を統合させた通信制御装置200が設けられる。この通信制御装置200の機能ブロック構成は、例えば、以下のように構成することができる。即ち、通信制御装置200は、接続要求受信部201と、番号管理DB202と、データテーブル導出部203と、照合部204と、番号出力制御部205と、発信制御部206と、呼接続部207とを備える。各構成部の機能は以下のとおりである。
接続要求受信部201は、第1の呼として発信側端末から送信された、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求に対し、着信者番号変換装置により、第2の電話番号が第3の電話番号に変換された後の、第1の電話番号および第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を受信する。
番号管理DB202は、第3の電話番号をキーとして、第3の電話番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶している。図9、図10に示す番号管理DBと同様の構成である。
データテーブル導出部203は、変換後の接続要求に含まれた第3の電話番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出する。図9のデータテーブル導出部162と同様の機能を持つ。
照合部204は、図9の照合部163と同様に、第1の電話番号を上記のデータテーブルと照合する。
番号出力制御部205は、第1の電話番号に対応付けられた第4の電話番号が上記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号と第2の電話番号とを出力し、第4の電話番号が上記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、第1の呼の切断指示を出力する、又は、第5の電話番号と第2の電話番号とを出力する。
発信制御部206は、第1の呼の切断指示が出力された場合、第1の呼を切断し、第4の電話番号と第2の電話番号とが出力された場合、第4の電話番号を発信者番号に設定し、第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、第5の電話番号と第2の電話番号とが出力された場合、第5の電話番号を発信者番号に設定し、第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う。
呼接続部207は、図9の呼接続部153と同様に、着信側端末からの応答に対し、第1の呼と第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する。
かかる通信制御装置200において、データテーブル導出部203は、第1の呼の発着信情報における着信者番号が、第4の電話番号又は第5の電話番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を発信制御部へ出力する構成とされている。これにより、仮に紛失した着信側端末から、着信履歴を利用して発信側端末へ発信した場合であっても、着信者番号が、第4の電話番号又は第5の電話番号であると認識され、第1の呼の切断指示が発着信制御装置へ送信される。そのため、上記のような発信側端末への発信の呼(第1の呼)は切断されてしまい、その結果、端末紛失時のセキュリティを十分に確保することができる。
また、番号管理DB202では、異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されている。そのため、設定可能な番号の総数が有限な状況において、システムの優れた拡張可能性を維持することができる。
第1実施形態に係る通信システムの構成図である。 番号管理DBの構造およびデータ例を示す図である。 導出されたデータテーブルの一例を示す図である。 第1実施形態の処理を示す流れ図である。 番号情報の導出処理のサブルーチンを示す流れ図である。 図4の処理を説明するための図である。 第1、第2実施形態の各装置および各端末のハードウェア構成図である。 第1実施形態にて発着信制御装置と番号管理装置を1つの装置で構成した場合の通信システムの構成図である。 第2実施形態に係る通信システムの構成図である。 番号管理DBの構造およびデータ例を示す図である。 導出されたデータテーブルの一例を示す図である。 第2実施形態の処理を示す流れ図である。 番号情報の導出処理のサブルーチンを示す流れ図である。 図11の処理を説明するための図である。 第2実施形態にて発着信制御装置と番号管理装置を1つの装置で構成した場合の通信システムの構成図である。
符号の説明
1、2…通信システム、10、110…発信側端末、11、111…発信部、20、120…交換局、30、130…着信者番号変換装置、31、131…着番号変換送信部、40、140…内線番号変換装置、41、141…変換送信部、42、142…逆変換送信部、50、150…発着信制御装置、51、151…番号問合せ部、52、152…発信制御部、53、153…呼接続部、60、160…番号管理装置、61、161…番号管理DB、61A、61B、61C、161A、161B、161C…データテーブル、62、162…データテーブル導出部、63、163…照合部、64、164…番号送信制御部、70、170…着信側端末、71、171…接続要求受信部、72、172…応答部、80、180…移動通信網、90、190…IP網、100、200…通信制御装置、100A…CPU、100B…主記憶部、100C…補助記憶部、100D…通信制御部、100E…出力部、100F…操作部、101、201…接続要求受信部、102、202…番号管理DB、103、203…データテーブル導出部、104、204…照合部、105、205…番号出力制御部、106、206…発信制御部、107、207…呼接続部。

Claims (7)

  1. 発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が発着信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システム、における通信制御方法であって、
    発信側端末が、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信するステップと、
    着信者番号変換装置が、発信側端末から送信された接続要求を受信し、前記第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信するステップと、
    内線番号変換装置が、着信者番号変換装置から送信された接続要求を受信し、前記第3の電話番号を、該第3の電話番号に対応した内線番号に変換し、前記第1の電話番号、および前記第3の電話番号に対応した内線番号を含んだ変換後の接続要求を送信するステップと、
    発着信制御装置が、内線番号変換装置から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせるステップと、
    第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第3の電話番号に対応した内線番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースを備えた番号管理装置が、発着信制御装置から前記第1の呼の発着信情報を受信し、前記第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するステップと、
    番号管理装置が、前記第1の電話番号を該データテーブルと照合するステップと、
    番号管理装置が、前記第1の電話番号に対応付けられた、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信し、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を発着信制御装置に送信する、又は、第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信するステップと、
    発着信制御装置が、前記第1の呼の切断指示を受信した場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第4の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第5の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行うステップと、
    内線番号変換装置が、発着信制御装置からの前記第2の呼の接続要求を受信した後、該接続要求の発信者番号に設定された第4の電話番号に対応した内線番号を第4の電話番号に変換し該第4の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信する、又は、該接続要求の発信者番号に設定された第5の電話番号に対応した内線番号を第5の電話番号に変換し該第5の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信するステップと、
    着信側端末が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号が発信者番号に設定され前記第2の電話番号が着信者番号に設定された、内線番号変換装置からの前記接続要求を受信するステップと、
    着信側端末が、受信した前記接続要求に応答するステップと、
    発着信制御装置が、着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続するステップと、
    を備え、
    番号管理装置は、発着信制御装置から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号に対応した内線番号又は前記第5の電話番号に対応した内線番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置へ送信し、
    異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  2. 発信側端末と着信者番号変換装置と内線番号変換装置と発着信制御装置と番号管理装置と着信側端末とを含んで構成され、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が発着信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システムであって、
    発信側端末は、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信する発信部を備え、
    着信者番号変換装置は、発信側端末から送信された接続要求を受信し、前記第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信する着番号変換送信部を備え、
    内線番号変換装置は、
    着信者番号変換装置から送信された接続要求を受信し、前記第3の電話番号を、該第3の電話番号に対応した内線番号に変換し、前記第1の電話番号、および前記第3の電話番号に対応した内線番号を含んだ変換後の接続要求を送信する変換送信部と、
    発着信制御装置からの前記第2の呼の接続要求を受信した後、該接続要求の発信者番号に設定された第4の電話番号に対応した内線番号を第4の電話番号に変換し該第4の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信する、又は、該接続要求の発信者番号に設定された第5の電話番号に対応した内線番号を第5の電話番号に変換し該第5の電話番号が発信者番号に設定された接続要求を送信する逆変換送信部と、を備え、
    発着信制御装置は、
    内線番号変換装置から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせる番号問合せ部と、
    前記第1の呼の切断指示を受信した場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第4の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第5の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う発信制御部と、
    着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する呼接続部と、を備え、
    番号管理装置は、
    第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第3の電話番号に対応した内線番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースと、
    発着信制御装置から前記第1の呼の発着信情報を受信し、前記第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するデータテーブル導出部と、
    前記第1の電話番号を該データテーブルと照合する照合部と、
    前記第1の電話番号に対応付けられた、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信し、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を発着信制御装置に送信する、又は、第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信する番号送信制御部と、を備え、
    着信側端末は、
    前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号が発信者番号に設定され前記第2の電話番号が着信者番号に設定された、内線番号変換装置からの前記接続要求を受信する接続要求受信部と、
    受信した前記接続要求に応答する応答部と、を備え、
    前記データテーブル導出部は、発着信制御装置から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号に対応した内線番号又は前記第5の電話番号に対応した内線番号である場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置へ送信し、
    異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている、
    ことを特徴とする通信システム。
  3. 発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が、自己の通信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システム内に存在する通信制御装置であって、
    第1の呼として発信側端末から送信された、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求に対し、着信者番号変換装置により、前記第2の電話番号が第3の電話番号に変換され、内線番号変換装置により、前記第3の電話番号が該第3の電話番号に対応した内線番号に変換された後の、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号に対応した内線番号を含んだ変換後の接続要求を受信する接続要求受信部と、
    第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第3の電話番号に対応した内線番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号に対応した内線番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースと、
    前記変換後の接続要求に含まれた第3の電話番号に対応した内線番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するデータテーブル導出部と、
    前記第1の電話番号を該データテーブルと照合する照合部と、
    前記第1の電話番号に対応付けられた、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを出力し、前記第4の電話番号に対応した内線番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を出力する、又は、第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とを出力する番号出力制御部と、
    前記第1の呼の切断指示が出力された場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とが出力された場合、前記第4の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号に対応した内線番号と前記第2の電話番号とが出力された場合、前記第5の電話番号に対応した内線番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う発信制御部と、
    着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する呼接続部と、
    を備え、
    前記データテーブル導出部は、第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号に対応した内線番号又は前記第5の電話番号に対応した内線番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を前記発信制御部へ出力し、
    異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号に対応した内線番号として、同一の番号が重複して設定されている、
    ことを特徴とする通信制御装置。
  4. 発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が発着信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システム、における通信制御方法であって、
    発信側端末が、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信するステップと、
    着信者番号変換装置が、発信側端末から送信された接続要求を受信し、前記第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信するステップと、
    発着信制御装置が、着信者番号変換装置から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせるステップと、
    第3の電話番号をキーとして、第3の電話番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースを備えた番号管理装置が、発着信制御装置から前記第1の呼の発着信情報を受信し、前記第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するステップと、
    番号管理装置が、前記第1の電話番号を該データテーブルと照合するステップと、
    番号管理装置が、前記第1の電話番号に対応付けられた前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信し、前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を発着信制御装置に送信する、又は、第5の電話番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信するステップと、
    発着信制御装置が、前記第1の呼の切断指示を受信した場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第4の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第5の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行うステップと、
    着信側端末が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号が発信者番号に設定され前記第2の電話番号が着信者番号に設定された、発着信制御装置からの前記接続要求を受信するステップと、
    着信側端末が、受信した前記接続要求に応答するステップと、
    発着信制御装置が、着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続するステップと、
    を備え、
    番号管理装置は、発着信制御装置から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置へ送信し、
    異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されている、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  5. 発信側端末と着信者番号変換装置と発着信制御装置と番号管理装置と着信側端末とを含んで構成され、発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が発着信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システムであって、
    発信側端末は、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求を送信する発信部を備え、
    着信者番号変換装置は、発信側端末から送信された接続要求を受信し、前記第2の電話番号を第3の電話番号に変換し、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を送信する着番号変換送信部を備え、
    発着信制御装置は、
    着信者番号変換装置から送信された接続要求を第1の呼として受信し、受信した第1の呼の発着信情報を番号管理装置へ送信することで、該発着信情報に対応する番号情報を問い合わせる番号問合せ部と、
    前記第1の呼の切断指示を受信した場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第4の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号と前記第2の電話番号とを受信した場合、前記第5の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う発信制御部と、
    着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する呼接続部と、を備え、
    番号管理装置は、
    第3の電話番号をキーとして、第3の電話番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースと、
    発着信制御装置から前記第1の呼の発着信情報を受信し、前記第1の呼の発着信情報に含まれた第3の電話番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するデータテーブル導出部と、
    前記第1の電話番号を該データテーブルと照合する照合部と、
    前記第1の電話番号に対応付けられた前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信し、前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を発着信制御装置に送信する、又は、第5の電話番号と前記第2の電話番号とを発着信制御装置に送信する番号送信制御部と、を備え、
    着信側端末は、
    前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号が発信者番号に設定され前記第2の電話番号が着信者番号に設定された、発着信制御装置からの前記接続要求を受信する接続要求受信部と、
    受信した前記接続要求に応答する応答部と、を備えており、
    前記データテーブル導出部は、発着信制御装置から受信した第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号である場合、第1の呼の切断指示を発着信制御装置へ送信し、
    異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されている、
    ことを特徴とする通信システム。
  6. 発信者番号としての第1の電話番号および着信者番号としての第2の電話番号とともに、前記第2の電話番号に予め対応付けられた第3の電話番号、前記第1の電話番号に予め対応付けられたダミー番号としての第4の電話番号、および未登録者用のダミー番号としての第5の電話番号が存在し、前記第3の電話番号、前記第4の電話番号および前記第5の電話番号のうち何れかを発信者番号とする接続要求が、自己の通信制御装置へルーティングされるよう構成された通信システム内に存在する通信制御装置であって、
    第1の呼として発信側端末から送信された、第1の電話番号および第2の電話番号を含んだ接続要求に対し、着信者番号変換装置により、前記第2の電話番号が第3の電話番号に変換された後の、前記第1の電話番号および前記第3の電話番号を含んだ変換後の接続要求を受信する接続要求受信部と、
    第3の電話番号をキーとして、第3の電話番号、第2の電話番号、および、第1の電話番号と第4の電話番号との複数の組合せから成るデータテーブル、を対応付けて記憶した番号管理データベースと、
    前記変換後の接続要求に含まれた第3の電話番号をキーとして、第2の電話番号と、該第2の電話番号に対応付けられたデータテーブルと、を導出するデータテーブル導出部と、
    前記第1の電話番号を該データテーブルと照合する照合部と、
    前記第1の電話番号に対応付けられた前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在する場合、当該第4の電話番号と前記第2の電話番号とを出力し、前記第4の電話番号が前記データテーブルに存在しない場合、未登録者への着信可否を示す未登録者着信可否設定情報に応じて、前記第1の呼の切断指示を出力する、又は、第5の電話番号と前記第2の電話番号とを出力する番号出力制御部と、
    前記第1の呼の切断指示が出力された場合、前記第1の呼を切断し、前記第4の電話番号と前記第2の電話番号とが出力された場合、前記第4の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行い、前記第5の電話番号と前記第2の電話番号とが出力された場合、前記第5の電話番号を発信者番号に設定し、前記第2の電話番号を着信者番号に設定して第2の呼として発信を行う発信制御部と、
    着信側端末からの応答に対し、前記第1の呼と前記第2の呼とを接続し、発信側端末と着信側端末との間を呼接続する呼接続部と、
    を備え、
    前記データテーブル導出部は、第1の呼の発着信情報における着信者番号が、前記第4の電話番号又は前記第5の電話番号であると判断した場合、第1の呼の切断指示を前記発信制御部へ出力し、
    異なる第2の電話番号に対応付けられた異なるデータテーブル間では、前記第4の電話番号として、同一の番号が重複して設定されている、
    ことを特徴とする通信制御装置。
  7. 前記未登録者着信可否設定情報は、設定変更可能とされていることを特徴とする請求項2又は5に記載の通信システム。
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