JP2009259539A - 点灯装置及び照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者の利便性を損ねることなく、寿命による故障の発生前に、安全に回路を停止する。
【解決手段】通電時間計測部161は、点灯回路110が交流電圧を入力した時間(通電時間)を計測する。乱数生成部164は、所定の範囲内の乱数を生成する。寿命判定時間算出部165は、所定の寿命時間と、乱数生成部164が生成した乱数との和(寿命判定時間)を算出する。寿命判定部169は、通電時間計測部161が計測した通電時間と、寿命判定時間算出部165が算出した寿命判定時間とを比較して、通電時間が寿命判定時間より長い場合に、点灯回路110が寿命であると判定する。
【選択図】図2

Description

この発明は、放電灯などのランプを点灯する点灯装置に関する。
放電灯などのランプを点灯する点灯装置において、寿命による故障の発生を防ぐため、通電時間などを記憶し、寿命に達する前に、点灯回路の動作を停止したり、利用者に寿命を報知したりする技術がある。
特開2001−185374号公報 特開2006−236635号公報
事業所など、複数の照明器具を使用する環境において、複数の照明器具の通電時間がほぼ等しい場合がある。通電時間が所定の時間に達した場合に、点灯回路の動作を停止させると、照明が一斉に消えてしまい、利用者の利便性を損ねる場合がある。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、利用者の利便性を損ねることなく、故障が発生する前に安全に点灯装置を停止させることを目的とする。
この発明にかかる点灯装置は、
交流電圧を入力し、入力した交流電圧からランプに印加する電圧を生成する点灯回路と、
上記点灯回路が交流電圧を入力した時間を計測して、通電時間とする通電時間計測部と、
所定の範囲内の乱数を生成する乱数生成部と、
所定の寿命時間と、上記乱数生成部が生成した乱数との和を算出して、寿命判定時間とする寿命判定時間算出部と、
上記通電時間計測部が計測した通電時間と、上記寿命判定時間算出部が算出した寿命判定時間とを比較して、上記通電時間が上記寿命判定時間より長い場合に、上記点灯回路が寿命であると判定する寿命判定部とを有することを特徴とする。
この発明にかかる点灯装置によれば、乱数生成部が生成した乱数によりランダム化した寿命判定時間に基づいて、寿命判定部が寿命を判定するので、点灯回路が寿命であると寿命判定部が判定するタイミングが、放電灯点灯装置ごとに異なり、複数の放電灯点灯装置の通電時間が同じであっても、寿命であると判定する放電灯点灯装置と、まだ寿命でないと判定する放電灯点灯装置とが混在することとなり、ランプが一斉に消灯するなどの不具合の発生を防ぐことができる。
実施の形態1.
実施の形態1について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、この実施の形態における照明器具800の外観を示す斜視図である。
照明器具800は、ランプLAを接続するランプソケット810(ランプ接続部)を有し、ランプソケット810に接続した放電灯などのランプLAを点灯する。
照明器具800は、内部に放電灯点灯装置100を有する。放電灯点灯装置100は、商用電源などから交流電圧を入力し、ランプLAに印加する電圧を生成する。
図2は、この実施の形態における放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成を示すブロック構成図である。
放電灯点灯装置100(点灯装置)は、点灯回路110、通電検出回路150、マイコン160を有する。
点灯回路110は、電源スイッチSWなどを介して接続した商用電源などの交流電源ACから低周波交流電圧を入力し、ランプLAに印加する高周波交流電圧を生成する。
点灯回路110は、ダイオードブリッジDB、コンデンサC11、チョークコイルL21、昇圧制御回路PFC、スイッチング素子Q22、ダイオードD23、コンデンサC24、ドライブ回路135、スイッチング素子Q31,Q32、チョークコイルL41、コンデンサC42、コンデンサC43を有する。
ダイオードブリッジDB(整流回路部)は、交流電源ACから入力した交流電圧を全波整流し、脈流電圧を生成する。
コンデンサC11は、スイッチング素子Q22などが発生するスイッチングノイズを外部に漏らさないようにするアクロスザラインコンデンサである。
チョークコイルL21、昇圧制御回路PFC、スイッチング素子Q22、ダイオードD23、コンデンサC24は、アクティブフィルタ回路である。アクティブフィルタ回路は、ダイオードブリッジDBが整流した脈流電圧を昇圧して、直流電圧を生成するとともに、点灯回路110の力率を改善する。
スイッチング素子Q31,Q32は、ハーフブリッジ回路であり、アクティブフィルタ回路が生成した直流電圧から、高周波の矩形波電圧を生成する。
ドライブ回路135は、スイッチング素子Q31,Q32を交互にオンオフする。
チョークコイルL41は、ランプLAを流れる電流を制限する。
コンデンサC43は、ハーフブリッジ回路が生成した矩形波電圧の直流成分をカットする。
コンデンサC42は、始動時にチョークコイルL41と共振して、ランプLAのフィラメント間に高電圧を発生させ、ランプLAの放電を開始させる。
通電検出回路150は、点灯回路110が低周波交流電圧を入力しているか否かを検出して、検出結果を表わす電源検出信号を生成して、出力する。
マイコン160(マイクロコンピュータ)は、図示していないROMなどの記憶装置が記憶したプログラムを実行することにより、通電時間計測部161、通電時間記憶部162、寿命時間記憶部163、乱数生成部164、寿命判定時間算出部165、寿命判定時間記憶部166、寿命判定部169、点灯制御部171などの機能ブロックを実現する。
なお、通電時間計測部161などは、マイコン160がプログラムを実行することにより実現するのではなく、アナログ回路、デジタル回路、アナログデジタル混合回路などにより実現してもよい。
通電時間記憶部162は、マイコン160が内蔵する不揮発性メモリを用いて、通電時間を記憶する。通電時間とは、点灯回路110が交流電圧を入力した累計時間である。
通電時間計測部161(通電計時部)は、通電検出回路150が出力した電源検出信号を入力する。通電時間計測部161は、入力した電源検出信号に基づいて、通電検出回路150が交流電圧を入力している場合に、タイマなどを用いて、通電検出回路150が交流電圧を入力し始めてからの経過時間を計測する。通電時間計測部161は、計測した経過時間が1時間に達すると、通電時間記憶部162が記憶した通電時間を読み出し、読み出した通電時間に1を加え、1を加えた通電時間を通電時間記憶部162に記憶させる。通電時間計測部161は、その後1時間が経過するたびに、通電時間記憶部162が記憶した通電時間に1を加える。なお、1時間未満の通電を切り捨てることによる計測誤差を少なくするため、通電時間計測部161は、通電開始後30分が経過した時点で、通電時間記憶部162が記憶した通電時間に1を加え、その後は1時間ごとに1を加える構成としてもよい。あるいは、通電時間計測部161は、分単位で通電時間を計測し、通電時間記憶部162は、分単位の通電時間を記憶してもよい。
なお、通電時間計測部161は、1時間経過するごとに通電時間記憶部162が記憶した通電時間を更新するのではなく、点灯回路110が交流電圧を入力しなくなったことを通電検出回路150が検出した場合に、交流電圧を入力していた経過時間を、通電時間記憶部162が記憶した通電時間に加える構成としてもよい。
寿命時間記憶部163は、不揮発性メモリを用いて、あらかじめ、寿命時間を記憶している。点灯回路110は、長時間使用すると寿命により故障する。点灯回路110の故障による事故などの発生を防ぐため、点灯回路110に寿命による故障が発生する累計通電時間よりも短い時間を、寿命時間に設定しておく。寿命時間記憶部163は、例えば、「40000」(時間)を寿命時間として記憶している。
なお、「寿命時間」とは、寿命判定の目安となる時間の意味であり、必ずしも点灯回路110の絶対寿命時間や期待寿命時間と一致しなくてもよい。
乱数生成部164(任意選択時間設定部)は、所定の範囲内の乱数(任意設定時間)を生成する。乱数生成部164は、例えば、−1000以上0以下の乱数を生成する。
寿命判定時間算出部165は、寿命時間記憶部163が記憶した寿命時間と、乱数生成部164が生成した乱数との和を算出し、寿命判定時間とする。
寿命判定時間記憶部166は、不揮発性メモリを用いて、寿命判定時間算出部165が算出した寿命判定時間を記憶する。
寿命判定部169は、通電時間記憶部162が記憶した通電時間と、寿命判定時間記憶部166が記憶した寿命判定時間とを比較する。寿命判定部169は、通電時間が寿命判定時間よりも長い場合に、点灯回路110が寿命であると判定する。
点灯制御部171は、寿命判定部169が判定した判定結果に基づいて、昇圧制御回路PFCを制御する昇圧制御信号やドライブ回路135を制御するドライブ制御信号を生成する。
例えば、点灯制御部171は、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定した場合、昇圧制御回路PFCの動作を停止する昇圧制御信号を生成し、ドライブ回路135の動作を停止させるドライブ制御信号を生成する。
これにより、昇圧制御回路PFCは、動作を停止し、スイッチング素子Q22はオフのままとなり、アクティブフィルタ回路は、昇圧動作をしなくなる。また、ドライブ回路135も、動作を停止し、スイッチング素子Q31,Q32はオフのままとなる。ハーフブリッジ回路は、高周波交流電圧の生成を停止し、ランプLAが消灯する。
このようにして、点灯回路110が故障する前に、点灯回路110の動作を安全に停止する。また、ランプLAを消灯することにより、利用者に照明器具800が故障したと認識させ、照明器具800の交換を促す。
なお、昇圧制御回路PFCやドライブ回路135の動作を停止させる具体的方法としては、昇圧制御回路PFCやドライブ回路135に供給される制御電源を遮断することが好ましい。これにより、昇圧制御回路PFCやドライブ回路135が故障した場合でも安全に回路の動作を停止することができるとともに、昇圧制御回路PFCやドライブ回路135における消費電力を削減できる。
なお、この例では、乱数生成部164が生成する乱数が負の値であるが、寿命時間記憶部163が、上記の例よりも短い時間を寿命時間として記憶し、乱数生成部164が正の値(例えば0以上500以下)あるいは正負いずれかの値(例えば−800以上700以下)の乱数を生成することとしてもよい。
乱数生成部164が生成する乱数を正の値に限る構成とすると、寿命時間記憶部163が記憶した寿命時間よりも通電時間が短い場合に、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定することはなく、実際に故障が発生しない限り、放電灯点灯装置100は正常に動作する。したがって、この場合において、寿命時間記憶部163が記憶した「寿命時間」は、放電灯点灯装置100が正常に動作することを製造者が保証する「保証時間」とみることができる。
事業所など、複数の照明器具800が設置されている場所において、複数の照明器具800が一つの交流電源AC及び電源スイッチSWに接続されている場合がある。このような場合において、複数の照明器具800の通電時間はすべて同じとなる。
この実施の形態における放電灯点灯装置100は、寿命時間記憶部163が記憶した寿命時間に、乱数生成部164が生成した乱数を加えて、寿命判定時間とし、通電時間と寿命判定時間とを比較することにより、点灯回路110が寿命であるか否かを判定する。したがって、複数の照明器具800の通電時間が同じであっても、寿命であると寿命判定部169が判定するタイミングが異なる。上の例で言えば、最も早い照明器具800は、寿命時間の1000時間前に寿命であると判定してランプLAを消灯し、最も遅い照明器具800は、寿命時間になったときに寿命であると判定してランプLAを消灯する。したがって、乱数生成部164が生成した乱数が小さい(絶対値が大きい)照明器具800が、寿命であると判定してランプLAを消灯した時点では、乱数生成部164が生成した乱数が大きい(絶対値が小さい)照明器具800は、まだ寿命であると判定せず、ランプLAの点灯を続ける。
これにより、あるエリアに設置されている複数の照明器具800が同一電源ライン上に接続されている場合など使用時間がほぼ同じである場合であっても、複数の照明器具800が一斉に消灯して、エリア内が真っ暗になってしまうのを防ぐことができる。
この実施の形態における放電灯点灯装置100(点灯装置)は、交流電圧を入力し、入力した交流電圧からランプLAに印加する電圧を生成する点灯回路110と、上記点灯回路110が交流電圧を入力した時間を計測して、通電時間とする通電時間計測部161と、所定の範囲内の乱数を生成する乱数生成部164と、所定の寿命時間と上記乱数生成部164が生成した乱数との和を算出して、寿命判定時間とする寿命判定時間算出部165と、上記通電時間計測部161が計測した通電時間と、上記寿命判定時間算出部165が算出した寿命判定時間とを比較して、上記通電時間が上記寿命判定時間より長い場合に、上記点灯回路110が寿命であると判定する寿命判定部169とを有するので、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定するタイミングが、放電灯点灯装置100ごとに異なる。これにより、複数の放電灯点灯装置100の通電時間が同じであっても、寿命であると判定する放電灯点灯装置100と、まだ寿命でないと判定する放電灯点灯装置100とが混在することとなり、ランプLAが一斉に消灯するなどの不具合の発生を防ぐことができる。
この実施の形態における点灯回路110は、上記点灯回路110が寿命であると上記寿命判定部169が判定した場合に、上記ランプLAに印加する電圧の生成を停止するので、点灯回路110が故障する前に、安全に点灯回路110の動作を停止することができるとともに、利用者に放電灯点灯装置100の寿命を認識させ、交換を促すことができる。
この実施の形態における照明器具800は、上記点灯装置(放電灯点灯装置100)と、上記点灯装置が生成した電圧を印加するランプLAを接続するランプ接続部(ランプソケット810)とを有するので、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定するタイミングが、照明器具800ごとに異なり、ランプLAが一斉に消灯するなどして、利用者の利便性を損なうのを防ぐことができる。
図3は、この実施の形態における放電灯点灯装置100が、点灯回路110の寿命を判定する寿命判定処理の流れを示すフローチャート図である。
寿命判定処理は、放電灯点灯装置100に交流電源ACからの交流電圧が供給され、マイコン160が動作を開始したときに実行される。
動作開始工程S511において、放電灯点灯装置100が交流電源ACから入力した交流電圧から生成した制御電源電圧により、マイコン160が動作を開始する。
乱数生成工程S512において、乱数生成部164が乱数を生成する。
寿命判定時間算出工程S513において、寿命判定時間算出部165が、寿命時間記憶部163が記憶した寿命時間と、乱数生成工程S512で乱数生成部164が生成した乱数とを加算して、寿命判定時間を算出する。算出した寿命判定時間を、寿命判定時間記憶部166が記憶する。
寿命判定工程S514において、寿命判定部169が、寿命判定時間算出工程S513で寿命判定時間記憶部166が記憶した寿命判定時間と、通電時間記憶部162が記憶した通電時間とを比較する。通電時間が寿命判定時間より長い場合、ランプLAを点灯せず、寿命判定処理を終了する。通電時間が寿命判定時間以内である場合、ランプ点灯工程S515へ進む。
ランプ点灯工程S515において、点灯制御部171が、昇圧制御回路PFCを動作させる昇圧制御信号を生成し、出力する。また、点灯制御部171は、ドライブ回路135を動作させ、予熱周波数・始動周波数・点灯周波数の高周波交流電圧を順に生成させるドライブ制御信号を生成し、出力する。昇圧制御信号に基づいて、昇圧制御回路PFCが動作して、アクティブフィルタ回路が動作し、ドライブ制御信号に基づいて、ドライブ回路135が動作して、ハーフブリッジ回路が高周波矩形波電圧を生成し、ランプLAが点灯する。
経過時間計測工程S516において、通電時間計測部161が、通電開始からの経過時間を計測する。通電開始から1時間以上経過した場合、通電時間加算工程S517へ進む。通電開始から1時間未満しか経過していない場合、経過時間計測工程S516を繰り返す。
通電時間加算工程S517において、通電時間計測部161が、経過時間計測工程S516で計測した通電開始からの経過時間を0にリセットする。通電時間計測部161は、通電時間記憶部162が記憶した通電時間に1を加える。
寿命判定工程S518において、寿命判定部169が、寿命判定時間算出工程S513で寿命判定時間記憶部166が記憶した寿命判定時間と、通電時間加算工程S517で通電時間記憶部162が記憶した通電時間とを比較する。通電時間が寿命判定時間を超えている場合、ランプ消灯工程S519へ進む。通電時間が寿命判定時間以下である場合、経過時間計測工程S516に戻る。
ランプ消灯工程S519において、点灯制御部171が、昇圧制御回路PFCの動作を停止させる昇圧制御信号を生成し、出力する。また、点灯制御部171は、ドライブ回路135の動作を停止させるドライブ制御信号を生成し、出力する。昇圧制御信号に基づいて、昇圧制御回路PFCが動作を停止し、ドライブ制御信号に基づいて、ドライブ回路135が動作を停止して、点灯回路110の動作が安全に停止する。
その後、寿命判定処理を終了する。
このように、通電開始時に毎回、乱数生成部164が乱数を生成し、寿命判定時間算出部165が寿命判定時間を算出することにより、寿命判定時間を確実に設定することができる。また、通電開始のたびに、寿命判定時間が変化するので、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定してランプLAを消灯したのち、利用者が電源スイッチSWを切って、再び電源スイッチSWを入れると、まだ寿命でないと寿命判定部169が判定してランプLAを点灯する場合がある。通電時間が増えると、点灯回路110が寿命であると判定する確率が高くなるので、まだ寿命でないと判定してランプLAを点灯する場合よりも、寿命であると判定してランプLAを点灯しない場合のほうが、徐々に多くなる。これにより、利用者に、照明器具800の寿命末期により、調子が悪くなってきていると認識させ、照明器具800の交換を促す。また、寿命時間と比べて通電時間が比較的短い場合、何回か電源スイッチSWを操作すれば、ランプLAを点灯する場合があるので、照明器具800を交換している暇がないような場合であっても、一時的に、ランプLAを点灯することができる。
なお、寿命判定工程S518を省略し、通電開始時にのみ寿命判定をする構成としてもよい。
この実施の形態における乱数生成部164は、上記点灯回路110が交流電圧の入力を開始したときに、上記乱数を生成するので、寿命判定時間を確実に設定することができる。
この実施の形態における乱数生成部164は、上記点灯回路110が交流電圧の入力を開始するたびに、上記乱数を生成するので、通電のたびに寿命判定時間が異なり、ランプLAを消灯することにより、放電灯点灯装置100の寿命を利用者に認識させたのち、利用者がすぐに放電灯点灯装置100を交換しない場合、ランプLAを点灯することができる。
実施の形態2.
実施の形態2について、図4を用いて説明する。
この実施の形態では、寿命判定処理の別の例について説明する。
この実施の形態における照明器具800の外観、放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成は、実施の形態1で説明したものと同様なので、ここでは説明を省略する。
図4は、この実施の形態における放電灯点灯装置100が、点灯回路110の寿命を判定する寿命判定処理の流れを示すフローチャート図である。
なお、実施の形態1で説明した寿命判定処理と共通する工程には、同一の符号を付す。
動作開始工程S511終了後、記憶判定工程S521へ進む。
記憶判定工程S521において、寿命判定時間記憶部166が、寿命判定時間を記憶しているか否かを判定する。寿命判定時間を記憶している場合、寿命判定工程S514へ進む。寿命判定時間を記憶していない場合、乱数生成工程S512へ進む。
上記以外の工程は、実施の形態1で説明した工程と同様なので、ここでは説明を省略する。
実施の形態1のように、通電開始のたびに寿命判定時間を設定し直す構成とすると、必要に応じて、放電灯点灯装置100を交換せずともランプLAを点灯できる利点がある反面、ランプLAが点灯するので利用者が放電灯点灯装置100を交換せず、ぎりぎりまで使い続ける可能性がある。
そこで、この実施の形態では、通電開始時に寿命判定時間が設定されているかを判定し、設定されていない場合、乱数生成部164が乱数を生成し、寿命判定時間算出部165が寿命判定時間を算出して、寿命判定時間記憶部166が記憶する。他方、既に寿命判定時間が設定されている場合には、寿命判定時間を変更しない。
これにより、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169がひとたび判定したら、その後は、電源スイッチSWを入れ直しても、ランプLAを点灯することはなく、放電灯点灯装置100の交換を促進することができる。
この実施の形態における乱数生成部164は、上記点灯回路110が最初に交流電圧の入力を開始したときに、上記乱数を生成するので、その後は寿命判定時間が変化せず、寿命判定部169は一貫した寿命判定をする。これにより、放電灯点灯装置100の交換を促進することができ、点灯回路110が故障する前に、安全に放電灯点灯装置100を交換することができる。
実施の形態3.
実施の形態3について、図5を用いて説明する。
図5は、この実施の形態における放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成を示すブロック構成図である。
なお、実施の形態1で説明した放電灯点灯装置100と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
放電灯点灯装置100は、寿命判定時間算出部165,寿命判定時間記憶部166に代えて、通電判定時間算出部167、通電判定時間記憶部168を有する。
乱数生成部164は、所定の範囲内の乱数を生成する。乱数生成部164は、例えば、100以上1000以下の乱数を生成する。
通電判定時間算出部167は、通電時間記憶部162が記憶した通電時間と、乱数生成部164が生成した乱数との和を算出して、通電判定時間とする。
通電判定時間記憶部168は、不揮発性メモリを用いて、通電判定時間算出部167が算出した通電判定時間を記憶する。
寿命判定部169は、寿命時間記憶部163が記憶した寿命時間と、通電判定時間記憶部168が記憶した通電判定時間とを比較する。寿命判定部169は、通電判定時間が寿命時間より長い場合に、点灯回路110が寿命であると判定する。
点灯回路110が寿命であると判定した場合、寿命判定部169は、更に、寿命時間記憶部163が記憶した寿命時間と、通電時間記憶部162が記憶した通電時間とを比較する。寿命判定部169は、通電時間が寿命時間より長い場合、点灯回路110の寿命が尽きたと判定する。
実施の形態1では、寿命時間に乱数を加えてランダム化し、通電時間と比較することにより、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定する通電時間を放電灯点灯装置100ごとに異ならせる。この実施の形態では、通電時間に乱数を加えてランダム化し、寿命時間と比較することにより、同様の効果を奏する。
この実施の形態における放電灯点灯装置100(点灯装置)は、交流電圧を入力し、入力した交流電圧からランプLAに印加する電圧を生成する点灯回路110と、上記点灯回路110が交流電圧を入力した時間を計測して、通電時間とする通電時間計測部161と、所定の範囲内の乱数を生成する乱数生成部164と、上記通電時間計測部161が計測した通電時間と上記乱数生成部164が生成した乱数との和を算出して、通電判定時間とする通電判定時間算出部167と、上記通電判定時間算出部167が算出した通電判定時間と、所定の寿命時間とを比較して、上記通電判定時間が上記寿命時間より長い場合に、上記点灯回路110が寿命であると判定する寿命判定部169とを有するので、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定するタイミングが、放電灯点灯装置100ごとに異なる。これにより、複数の放電灯点灯装置100の通電時間が同じであっても、寿命であると判定する放電灯点灯装置100と、まだ寿命でないと判定する放電灯点灯装置100とが混在することとなり、ランプLAが一斉に消灯するなどの不具合の発生を防ぐことができる。
点灯制御部171は、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定したが、点灯回路110の寿命が尽きたとまでは判定しなかった場合、昇圧制御回路PFCの動作を継続する昇圧制御信号と、高出力点灯周波数と低出力点灯周波数とを繰り返す高周波交流電圧をドライブ回路135に生成させるドライブ制御信号とを生成する。これにより、ランプLAが明滅し、点灯回路110が寿命であることを利用者に認識させる。
また、点灯制御部171は、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定し、更に、点灯回路110の寿命が尽きたと寿命判定部169が判定した場合、昇圧制御回路PFCの動作を停止する昇圧制御信号と、ドライブ回路135の動作を停止するドライブ制御信号とを生成し、ランプLAを消灯する。これにより、点灯回路110の寿命が尽きたことを利用者に認識させるとともに、点灯回路110が故障する前に、点灯回路110の動作を安全に停止する。
この実施の形態における点灯回路110は、上記点灯回路110が寿命であると上記寿命判定部169が判定した場合に、上記ランプLAに印加する電圧を変化させて、上記ランプLAを所定の周期で明滅させるので、点灯回路110が寿命であることを利用者に認識させ、放電灯点灯装置100の交換を促すことができる。
なお、ランプLAの点灯状態を変化させることにより、利用者に点灯回路110が寿命であることを認識させる方法としては、ランプLAを点滅させる方式も考えられる。しかし、ランプLAが放電灯である場合、ランプLAを点滅させるとランプLA自体の寿命を縮めることになるので、ランプLAを点滅させるよりも、ランプLAを明滅させるほうが好ましい。
また、ドライブ回路135が高出力点灯周波数の交流電圧を生成する期間の長さ、ドライブ回路135が低出力点灯周波数の交流電圧を生成する期間の長さ、及び全体の繰り返し周期は、あらかじめ設定した所定の長さ及び周期であってもよいし、通電時間と寿命時間との差に基づいて変化させてもよい。例えば、通電時間と寿命時間との差が大きい場合には、全体の周期を長くし、通電時間と寿命時間との差が小さくなるにつれて、全体の周期を短くする。あるいは、通電時間と寿命時間との差が大きい場合には、高出力点灯周波数の期間を長く、低出力点灯周波数の期間を短くし、通電時間と寿命時間との差が小さくなるにつれて、高出力点灯周波数の期間を短く、低出力点灯周波数の期間を長くする。これにより、点灯回路110の寿命が尽きるまであとどれくらいかを、利用者に認識させることができる。
点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定した場合に、ランプLAを明滅させることにより、点灯回路110が寿命であることを利用者に認識させて、放電灯点灯装置100の交換を促すとともに、ランプLAが完全に消灯して真っ暗になるのを防ぐことができる。利用者が放電灯点灯装置100を交換せず使い続けた場合には、点灯回路110の寿命が尽きたと寿命判定部169が判定し、ランプLAを消灯するので、点灯回路110が故障する前に点灯回路110の動作を安全に停止させることができる。
このように、ランプLAの明滅及び消灯だけでも、点灯回路110の寿命を利用者に認識させることができるが、この実施の形態における放電灯点灯装置100は、更に、寿命報知部172を有する。
寿命報知部172は、寿命判定部169の判定結果を利用者に報知する。報知の方法は、例えば、ブザー音を鳴らす、合成音声による案内をするなどである。
また、照明器具800をLANなどのネットワークを介して管理する管理装置がある場合、寿命報知部172は、寿命判定部169の判定結果を管理装置に対して送信することにより、管理装置に報知してもよい。
この実施の形態における放電灯点灯装置100(点灯装置)は、上記点灯回路110が寿命であると上記寿命判定部169が判定した場合に、上記点灯回路110が寿命であることを報知する寿命報知部172を有するので、ランプLAの消灯や明滅などの間接的な報知方法と異なり、点灯回路110が寿命であることを利用者に確実に了知させることができる。また、寿命報知部172が管理装置に寿命判定部169の判定結果を送信する構成の場合には、点灯回路110が寿命であることを寿命報知部172が管理装置に報知するので、管理装置が、照明器具800の状態を管理することができる。
なお、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定した場合に、寿命報知部172がブザーや音声案内などにより、利用者に点灯回路110が寿命であることを報知する構成であれば、点灯制御部171は、ランプLAの点灯状態を変化させなくてもよい。
実施の形態4.
実施の形態4について、図6を用いて説明する。
図6は、この実施の形態における放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成を示すブロック構成図である。
なお、実施の形態1で説明した放電灯点灯装置100と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
寿命判定部169は、通電時間記憶部162が記憶した通電時間と、寿命判定時間記憶部166が記憶した寿命判定時間とを比較して、通電時間のほうが寿命判定時間よりも長い場合に、点灯回路110が寿命であると判定する。
寿命判定部169は、更に、点灯回路110が寿命であると判定した場合、通電時間記憶部162が記憶した通電時間と、寿命時間記憶部163が記憶した寿命時間とを比較して、通電時間のほうが寿命時間よりも長い場合に、点灯回路110の寿命が尽きたと判定する。
点灯制御部171は、寿命判定部169の判定結果に基づいて、昇圧制御回路PFCを制御する昇圧制御信号と、ドライブ回路135を制御するドライブ制御信号とを生成する。点灯制御部171は、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定した場合、ランプLAを明滅させるよう、昇圧制御回路PFC及びドライブ回路135を制御し、更に、点灯回路110の寿命が尽きたと寿命判定部169が判定した場合、ランプLAを消灯するよう、昇圧制御回路PFC及びドライブ回路135を制御する。制御の詳細については、実施の形態3と同様なので、ここでは説明を省略する。
放電灯点灯装置100は、更に、通電時間初期化部181、パターンP82を有する。
パターンP82は、点灯回路110を実装したプリント配線板上に露出したパターンであり、ドライバーなどの工具を用いることにより、短絡させることが可能な配置になっている。
通電時間初期化部181は、パターンP82が短絡したか否かを判定し、パターンP82が短絡した場合、通電時間記憶部162が記憶した通電時間を初期化する。通電時間初期化部181により初期化される通電時間の初期値は、例えば、0であってもよいし、20000あるいは30000など寿命時間より小さい所定の値であってもよい。
上述したように、寿命時間記憶部163が記憶した寿命時間は、点灯回路110が故障する前に点灯回路110の動作を停止させるため、余裕を見て、短めの時間に設定する。したがって、交換された放電灯点灯装置100のなかには、まだまだ動作可能なものも含まれる。
また、点灯回路110を構成する部品の寿命はまちまちであり、寿命が長い部品もあれば、寿命が短い部品もある。したがって、寿命が短い部品(例えば、コンデンサC24)を交換することにより、点灯回路110全体の寿命を延ばすことができる。
点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定して、利用者に通知し、点灯回路110が故障する前に放電灯点灯装置100を新しいものに交換する。交換された古い放電灯点灯装置100は回収され、製造者などによって、寿命がどれくらい残っているかを検査され、残り寿命が短い部品については交換され、再使用可能な状態とされる。
製造者などは、再使用可能となった放電灯点灯装置100に通電し、パターンP82を短絡して、通電時間記憶部162が記憶した通電時間を初期化する。これにより、更に、所定の通電時間が経過したのち、点灯回路110が寿命であると寿命判定部169が判定することができる。
このように、放電灯点灯装置100を再使用可能とすることにより、資源を節約することができる。
この実施の形態における放電灯点灯装置100(点灯装置)は、上記通電時間計測部161が計測した通電時間をリセットする通電時間初期化部181を有するので、放電灯点灯装置100を再使用可能とした場合に、点灯回路110の寿命を寿命判定部169が正しく判定することができる。
また、通電時間初期化部181は、パターンP82の短絡を検出した場合に、通電時間計測部161が計測した通電時間をリセットするので、簡単な操作で、通電時間をリセットすることができる。
なお、利用者が勝手に通電時間をリセットしないようにするため、パターンP82は、放電灯点灯装置100を分解しなければ短絡させることができない位置に設けることが好ましい。
実施の形態5.
実施の形態5について、図7を用いて説明する。
この実施の形態では、実施の形態4と同様、放電灯点灯装置100を再使用可能とした場合に、点灯回路110の寿命を寿命判定部169が正しく判定できるようにする別の構成について説明する。
図7は、この実施の形態における放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成を示すブロック構成図である。
なお、実施の形態4で説明した放電灯点灯装置100と共通する部分については、同一の符号を付し、ここでは説明を省略する。
放電灯点灯装置100は、通電時間初期化部181、パターンP82に代えて、寿命時間設定部183を有する。
寿命時間設定部183は、寿命時間記憶部163に記憶させるべき寿命時間を入力し、入力した寿命時間を寿命時間記憶部163に記憶させる。
寿命時間設定部183が寿命時間を入力する方法としては、例えば、外部のコンピュータと接続するコネクタを設け、コネクタを介して、外部のコンピュータが送信した寿命時間を、寿命時間設定部183が受信する。
例えば、部品の交換などにより、点灯回路110の寿命が4万時間から6万時間に延びた場合、寿命時間設定部183は、例えば、「60000」を入力して、寿命時間記憶部163に記憶させる。
実施の形態4で説明した構成は、簡単な操作で通電時間をリセットできる反面、残り寿命を任意の値に設定することができない。
この実施の形態における放電灯点灯装置100(点灯装置)は、上記寿命時間を設定する寿命時間設定部183と、上記寿命時間設定部183が設定した寿命時間を記憶する寿命時間記憶部163とを有するので、任意の寿命時間を寿命時間記憶部163に記憶させることができ、残り寿命を任意の値に設定することができる。
実施の形態1における照明器具800の外観を示す斜視図。 実施の形態1における放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成を示すブロック構成図。 実施の形態1における放電灯点灯装置100が、点灯回路110の寿命を判定する寿命判定処理の流れを示すフローチャート図。 実施の形態2における放電灯点灯装置100が、点灯回路110の寿命を判定する寿命判定処理の流れを示すフローチャート図。 実施の形態3における放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成を示すブロック構成図。 実施の形態4における放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成を示すブロック構成図。 実施の形態5における放電灯点灯装置100の機能ブロックの構成を示すブロック構成図。
符号の説明
100 放電灯点灯装置、110 点灯回路、135 ドライブ回路、150 通電検出回路、160 マイコン、161 通電時間計測部、162 通電時間記憶部、163 寿命時間記憶部、164 乱数生成部、165 寿命判定時間算出部、166 寿命判定時間記憶部、167 通電判定時間算出部、168 通電判定時間記憶部、169 寿命判定部、171 点灯制御部、172 寿命報知部、181 通電時間初期化部、183 寿命時間設定部、800 照明器具、810 ランプソケット、AC 交流電源、C11,C24,C42,C43 コンデンサ、D23 ダイオード、DB ダイオードブリッジ、L21,L41 チョークコイル、LA ランプ、P82 パターン、PFC 昇圧制御回路、Q22,Q31,Q32 スイッチング素子、SW 電源スイッチ。

Claims (11)

  1. 交流電圧を入力し、入力した交流電圧からランプに印加する電圧を生成する点灯回路と、
    上記点灯回路が交流電圧を入力した時間を計測して、通電時間とする通電時間計測部と、
    所定の範囲内の乱数を生成する乱数生成部と、
    所定の寿命時間と、上記乱数生成部が生成した乱数との和を算出して、寿命判定時間とする寿命判定時間算出部と、
    上記通電時間計測部が計測した通電時間と、上記寿命判定時間算出部が算出した寿命判定時間とを比較して、上記通電時間が上記寿命判定時間より長い場合に、上記点灯回路が寿命であると判定する寿命判定部とを有することを特徴とする点灯装置。
  2. 交流電圧を入力し、入力した交流電圧からランプに印加する電圧を生成する点灯回路と、
    上記点灯回路が交流電圧を入力した時間を計測して、通電時間とする通電時間計測部と、
    所定の範囲内の乱数を生成する乱数生成部と、
    上記通電時間計測部が計測した通電時間と、上記乱数生成部が生成した乱数との和を算出して、通電判定時間とする通電判定時間算出部と、
    上記通電判定時間算出部が算出した通電判定時間と、所定の寿命時間とを比較して、上記通電判定時間が上記寿命時間より長い場合に、上記点灯回路が寿命であると判定する寿命判定部とを有することを特徴とする点灯装置。
  3. 上記乱数生成部は、上記点灯回路が交流電圧の入力を開始したときに、上記乱数を生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の点灯装置。
  4. 上記乱数生成部は、上記点灯回路が最初に交流電圧の入力を開始したときに、上記乱数を生成することを特徴とする請求項3に記載の点灯装置。
  5. 上記乱数生成部は、上記点灯回路が交流電圧の入力を開始するたびに、上記乱数を生成することを特徴とする請求項3に記載の点灯装置。
  6. 上記点灯回路は、上記点灯回路が寿命であると上記寿命判定部が判定した場合に、上記ランプに印加する電圧の生成を停止することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の点灯装置。
  7. 上記点灯回路は、上記点灯回路が寿命であると上記寿命判定部が判定した場合に、上記ランプに印加する電圧を変化させて、上記ランプを所定の周期で明滅させることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の点灯装置。
  8. 上記点灯装置は、
    上記点灯回路が寿命であると上記寿命判定部が判定した場合に、上記点灯回路が寿命であることを報知する寿命報知部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の点灯装置。
  9. 上記点灯装置は、
    上記通電時間計測部が計測した通電時間をリセットする通電時間初期化部を有することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の点灯装置。
  10. 上記点灯装置は、
    上記寿命時間を設定する寿命時間設定部と、
    上記寿命時間設定部が設定した寿命時間を記憶する寿命時間記憶部とを有することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の点灯装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の点灯装置と、
    上記点灯装置が生成した電圧を印加するランプを接続するランプ接続部とを有することを特徴とする照明器具。
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