JP2007124767A - 電気機器 - Google Patents

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淳 半澤
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    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

【課題】特別な設定を行うことなく、突入電流の集中を防ぐことができる電気機器を提供する。
【解決手段】放電ランプ14に給電する点灯装置13を備える電気機器に、乱数を発生させるための初期値、例えば製造番号を記憶した不揮発性の記憶部18と、電源が投入され、給電が開始された場合、記憶部18が記憶している初期値に基づいて乱数を発生させる制御部10と、発生させた乱数に応じた時間を計時する時計部16とを備え、制御部10は、給電が開始された時からの経過時間を時計部16に計時させ、時計部16が前記乱数に応じた時間を計時した場合、点灯装置13が放電ランプ14に給電を開始するように構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源が投入された場合、計時を開始し、特定の時間を計時した場合、放電ランプのような負荷に給電を開始する電気機器に関する。
リアプロジェクタは、映像表示用の放電ランプ、放電ランプに給電する点灯装置、及び点灯装置による給電を制御する制御部を備えている。電源が投入された場合、制御部に電力が供給され、制御部は計時を開始する。そして、予め設定された特定の遅延時間を計時した場合、制御部は、点灯装置に制御信号を与えて、放電ランプを点灯させる。
このように構成されたリアプロジェクタが複数台設置されたテレビ局又は監視カメラのモニタ室などにおいては、各リアプロジェクタに異なる特定の遅延時間を設定することによって、同時に各リアプロジェクタの電源が投入された場合であっても、各リアプロジェクタで生ずる突入電流を時間的に分散させることができるため、電源投入時に大電流が一時に流れて外部のブレーカが落ちるという事態を避けることができる。
上述の問題は、リアプロジェクタに限らず、ブラウン管ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、蛍光灯、モータなどの負荷を有する電気機器も同様に有している。
特開平1−99085号公報
しかしながら、従来のリアプロジェクタにおいては、各リアプロジェクタに、異なる遅延時間を設定する必要があり、遅延時間の設定が面倒であるという問題があった。
特に複数のリアプロジェクタに、新たなリアプロジェクタを導入する場合、又は一部を交換する場合、各リアプロジェクタに設定した遅延時間を調べ、該遅延時間と異なる遅延時間を新たなリアプロジェクタに設定する必要があり、設定作業が非常に面倒であるという問題があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、電源が投入された場合、乱数を発生させ、乱数に応じた時間を計時した後、負荷に給電するように構成することにより、遅延時間の設定を行うことなく、突入電流の集中を防ぐことができる電気機器を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、初期値、例えば製造番号を記憶する記憶手段を備え、該記憶手段が記憶している初期値に基づいて乱数を発生させ、該乱数に応じた時間を計時した後、負荷に電力を供給するように構成することにより、遅延時間の設定を行うことなく、突入電流の集中を防ぐことができる電気機器を提供することにある。
本発明の他の目的は、操作部が操作された場合、操作部の操作に応じた初期値を記憶しておき、該初期値に基づいて乱数を発生させるように構成することにより、遅延時間の設定を行うことなく、操作部の操作によって毎回異なるタイミングで給電を開始させることができ、突入電流の集中を防ぐことができる電気機器を提供することにある。
本発明の他の目的は、計時手段の計時結果を初期値として乱数を発生させるように構成することにより、遅延時間の設定を行うことなく、毎回異なるタイミングで給電を開始させることができ、突入電流の集中を防ぐことができる電気機器を提供することにある。
本発明の他の目的は、乱数を発生させ、乱数に応じた時間を計時した後、映像を表示するための放電ランプに給電するように構成することにより、遅延時間の設定を行うことなく、放電ランプの点灯による突入電流の集中を防ぐことができる電気機器を提供することにある。
本発明に係る電気機器は、負荷に給電する給電手段を備える電気機器において、電源が投入された場合、乱数を発生させる乱数発生手段と、該乱数発生手段が発生させた乱数に応じた時間を計時する計時手段とを備え、前記給電手段は、前記計時手段が前記乱数に応じた時間を計時した場合、給電を開始する手段を備えることを特徴とする。
本発明にあっては、電源が投入された場合、乱数発生手段は乱数を発生させ、計時手段は、該乱数に応じた時間を計時する。そして、給電手段は、計時手段が前記時間を計時した場合、負荷に給電する。従って、同一電源に接続された複数の電気機器の電源が同時に投入された場合であっても、各電気機器の負荷に電力が供給される時間はばらつき、突入電流が一時に集中することはない。
本発明に係る電気機器は、乱数を発生させるための初期値を記憶する記憶手段を備え、前記乱数発生手段は、前記記憶手段が記憶した初期値に基づいて乱数を発生させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、乱数発生手段は、記憶手段が記憶している初期値に基づいて乱数を発生させる。従って、各電気機器が異なる初期値、例えば電気機器の製品番号を記憶している場合、同一電源に接続された複数の電気機器の電源が同時に投入されても、各電気機器の負荷に電力が供給される時間はばらつき、突入電流が一時に集中することはない。
本発明に係る電気機器は、操作部を備え、該操作部が操作された場合、前記操作部の操作に応じた初期値を記憶するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、操作部が操作された場合、操作部の操作に応じた初期値を記憶しておき、乱数発生手段は、該初期値に基づいて乱数を発生させる。従って、過去に各電気機器の操作部が異なる方法で操作された場合、同一電源に接続された複数の電気機器の電源が同時に投入されても、各電気機器の負荷に電力が供給される時間はばらつき、突入電流が一時に集中することはない。
本発明に係る電気機器は、前記計時手段が、電源投入前から時間を計時するようにしており、前記乱数発生手段は、前記計時手段の計時結果を初期値として乱数を発生させるようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、乱数発生手段が、計時手段の計時結果を初期値として乱数を発生させる。従って、同一電源に接続された電気機器の電源が同時に投入された場合であっても、各電気機器の計時手段が異なる時間を計時しているとき、各電気機器の負荷に電力が供給される時間はばらつき、突入電流が一時に集中することはない。
本発明に係る電気機器は、前記負荷は放電ランプであり、該放電ランプの光を光変調して投射するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、電源が投入された場合、乱数発生手段は乱数を発生させ、計時手段は、該乱数に応じた時間を計時する。そして、給電手段は、計時手段が前記時間を計時した場合、放電ランプに給電する。従って、同一電源に接続された複数の電気機器の電源が同時に投入された場合であっても、各電気機器の放電ランプに電力が供給される時間はばらつき、放電ランプへの突入電流が一時に集中することはない。
本発明によれば、同一電源に接続された複数の電気機器の電源が同時に投入された場合であっても、乱数で給電のタイミングをばらつかせることにより、電源投入時の突入電流の集中を防ぐことができる。
また、突入電流の集中を防ぐための特別な設定を行うことなく、電源投入時の突入電流の集中を防ぐことができる。従って、前記設定を行うための操作部、受付処理などが不要になり、低コストで突入電流を防ぐことができる電気機器を構成することができる。
更に、電気機器の外部に突入電流の集中を防ぐ特別な装置を設置することなく、電源投入時の突入電流の集中を防ぐことができる。
本発明によれば、初期値、例えば電気機器の製造番号に基づいて発生させた乱数で給電のタイミングをばらつかせることにより、電源投入時の突入電流の集中を防ぐことができる。
また、初期値として、既存のメモリが記憶している製造番号を利用するように構成した場合、突入電流の集中を防ぐために、別途初期値を用意する必要がなく、低コストで電気機器を構成することができる。
本発明によれば、操作部の操作に応じた初期値に基づいて発生させた乱数で給電のタイミングをばらつかせることにより、電源投入時の突入電流の集中を防ぐことができる。
本発明によれば、計時手段の計時結果を初期値とした乱数で給電のタイミングをばらつかせることにより、電源投入時の突入電流の集中を防ぐことができる。
本発明によれば、同一電源に接続された複数の電気機器の電源が同時に投入された場合であっても、乱数で給電のタイミングをばらつかせることにより、電源投入時の放電ランプへの突入電流の集中を防ぐことができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るリアプロジェクタ1の構成を示すブロック図である。図中14は、白色光を発する放電ランプ、例えば超高圧水銀ランプであり、放電ランプ14の発光中心が回転放物面状の鏡面を有する図示しないリフレクタの焦点に位置するように該リフレクタに固定されている。
リアプロジェクタ1は、放電ランプ14に電力を供給する点灯装置13、放電ランプ14の白色光を赤・緑・青の光に色時分割するカラーホイール15a、色時分割された光を光変調する光変調部15b、光変調された変調光をスクリーン15dに投射する投射レンズ群15c、及び制御部10を備えており、制御部10は、光変調部15bの光変調を制御することにより、変調光に係る映像をスクリーン15dに表示する。
点灯装置13は、交流電源2が接続され(図2参照)、交流電源2の交流を直流に変換する直流電源回路、直流電源回路の電圧を降圧することで放電ランプ14に供給する電力を増減させる点灯回路、放電ランプ14に約4kVの高電圧を印加して始動させる始動回路を備えており、制御部10から点灯開始の制御信号を受けた場合、放電ランプ14を点灯させる。
カラーホイール15aは、赤色、緑色及び青色の扇型のカラーフィルタが周方向に配されており、放電ランプ14の光域がカラーフィルタの回転通過域に位置するように配置されている。カラーホイール15aの中心部には、カラーホイール15aを等速回転させる図示しないモータの出力軸が接続されている。モータの回転は、制御部10が制御する。カラーホイール15aが等速回転している場合、白色光はカラーフィルタに順次的に入射し、白色光は時系列で赤・緑・青の光に色時分割される。
光変調部15bは、DMD(Digital Micromirror Device)及びDMD駆動部を備えている。
DMDは、映像データに係る映像の各ドット、例えばSVGA規格の600×800のドットに対応付けられた複数の微小可動ミラーを備えている。
DMD駆動部は、色時分割された赤・緑・青の光が、投射レンズ群15cへ又は投射レンズ群15cの外へ選択的に反射するように、各微小可動ミラーを選択的に±10度傾ける。DMDに入射した光は、DMDの微小可動ミラーにより光変調、即ち反射され、光変調された変調光は投射レンズ群15cに入射する。
投射レンズ群15cは、光変調部15bで光変調された変調光を拡大投射する投射レンズ、焦点を調整するためのフォーカスレンズ等備えている。
リアプロジェクタは、フォーカスレンズを投射レンズ群15cの光軸方向に移動させるためのステッピングモータを駆動するレンズ駆動部、フォーカスレンズの位置を検出するためのフォトインタラプタ等を備えている。制御部10は、ステッピングモータの回転によるフォーカスレンズの移動を制御することにより、投射レンズ群15cの焦点を調整する。
また、リアプロジェクタは、映像信号が入力される映像信号入力部11、及び映像信号処理部12を備えている。
映像信号処理部12は、映像信号入力部11に入力した映像信号を時系列順の赤・緑・青のフレーム画に係る映像信号に変換し、変換した映像信号を光変調部15bに与える。
更に、リアプロジェクタ1は、製造番号を記憶している不揮発性の記憶部18、RAM17、タイマー機能を有する時計部16及び操作部19を備えている。操作部19は、映像切替ボタン19a、電源ボタン19bなどを備えている。時計部16には、図示しない電池が接続されており、時計部16は、電源切断時においても常時動作している。
図2は、同一交流電源2に接続された複数台のリアプロジェクタ1を示すブロック図である。
複数台のリアプロジェクタ1は、電源スイッチ4及びブレーカ3を介して同一の交流電源2に接続されており、交流電源2は、電線5を通じてリアプロジェクタ1に電力を供給する。ブレーカ3は、一定電流が流れた場合、交流電源2及びリアプロジェクタ1間を遮断する。
電源スイッチ4は、交流電源2からリアプロジェクタ1への給電を入切りするスイッチである。リアプロジェクタ1は、電源が投入された場合、制御部10及び点灯装置13に電力が供給されるように構成されており、電力が供給された制御部10は、所定処理の実行を開始する。
図3は、給電に係る制御部10の処理手順を示すフローチャートである。
電力が供給された場合、制御部10は、時計部16に計時を開始させる(ステップS10)。そして、制御部10は、記憶部18から製造番号を読み出し(ステップS11)、読み出した製造番号を初期値として、所定桁の乱数を発生させる(ステップS12)。例えば、制御部10は、線形漸化法によって乱数を発生させる。
次いで、制御部10は、発生させた乱数に応じた遅延時間を時計部16が計時したか否かを判定する(ステップS13)。遅延時間は、0〜約60秒の時間である。前記遅延時間を計時したと判定した場合(ステップS13:YES)、制御部10は、点灯装置13に点灯開始の制御信号を与えることで、放電ランプ14への給電を開始させ(ステップS14)、処理を終える。前記遅延時間を計時していないと判定した場合(ステップS13:NO)、制御部10は、再びステップS13の処理を実行する。
実施の形態1にあっては、複数台のリアプロジェクタ1が図2に示すように同一交流電源2に接続されていて、電源が同時に投入された場合であっても、各リアプロジェクタ1の放電ランプ14に給電されるタイミングは、製造番号に応じた乱数によってばらつくため、各リアプロジェクタ1の放電ランプ14への突入電流が一時に集中することを防ぐことができる。
また、製造番号に基づく乱数によって、給電のタイミングをばらつかせるため、突入電流の集中を防ぐための特別な遅延時間の設定は不要であり、電源投入時の突入電流の集中を防ぐことができる。
更に、遅延時間を設定するための操作部、受付処理などが不要であり、低コストでリアプロジェクタ1を構成することができる。
更にまた、突入電流の集中を防ぐための特別な装置をリアプロジェクタ1の外部に用意する必要することなく、突入電流の集中を防ぐことができる。
なお、実施の形態1ではリアプロジェクタ1を一例として説明したが、電源投入時に突入電流が発生する電気機器であれば、他の電気機器、例えばブラウン管ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、蛍光灯、モータなどを備える装置に本発明を適用しても良い。
また、乱数を発生させる初期値として、リアプロジェクタ1の製造番号を採用したが、各電気機器で発生する乱数がばらつくような初期値であれば、製造番号に限定されない。
(実施の形態2)
実施の形態2に係るリアプロジェクタ1は、給電に係る制御部10の処理手順のみが実施の形態1とは異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。
図4は、実施の形態2における給電に係る制御部10の処理手順を示すフローチャートである。
電力が供給された場合、制御部10は、時計部16の計時結果を取得し(ステップS20)、次いで時計部16のタイマー機能による計時を開始させる(ステップS21)。時計部16は電源投入前においても、図示しない電池によって時間又は時刻の計時を行っている。
そして、制御部10は、ステップS20で取得した計時結果に基づいて、つまり計時結果を初期値として、所定桁の乱数を発生させる(ステップS22)。
以下、実施の形態1におけるステップS13及びステップS14の処理と同様の遅延時間の計時及び給電に係るステップS23及びステップS24の処理を実行する。
実施の形態2に係るリアプロジェクタ1の他の構成、作用及び効果は、実施の形態1に係るリアプロジェクタ1の構成、作用及び効果と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態2にあっては、複数台のリアプロジェクタ1が図2に示すように同一交流電源2に接続されていて、電源が同時に投入された場合であっても、各リアプロジェクタ1の放電ランプ14に給電されるタイミングは、時計部16の計時結果に応じた乱数によってばらつくため、各リアプロジェクタ1の放電ランプ14への突入電流が一時に集中することを防ぐことができる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係るリアプロジェクタ1は、乱数を発生させるための初期値の記憶、及び給電に係る制御部10の処理手順のみが実施の形態1とは異なるため、以下では主に上記相違点について説明する。
実施の形態3に係るリアプロジェクタ1が備える記憶部18は、書き込み可能な不揮発性メモリである。
図5は、乱数を発生させるための初期値の記憶に係る制御部10の処理手順を示すフローチャートである。
電源が供給されている場合、制御部10は、操作部19の操作状態を監視し、操作部19が操作されたか否かを判定する(ステップS30)。操作部19が操作されたと判定した場合(ステップS30:YES)、制御部10は、操作部19の操作に応じた処理を実行する(ステップS31)。そして、制御部10は、操作部19の操作に応じた初期値を記憶部18に記憶させ(ステップS32)、処理を終える。例えば、制御部10は、操作部19が操作された時間、操作部19が操作された時に時計部16が計時している時刻、操作部19の種類に応じた初期値を記憶部18に記憶させる。操作部19が操作されていないと判定した場合(ステップS30:NO)、制御部10は、再びステップS30の処理を実行する。
図6は、実施の形態3における給電に係る制御部10の処理手順を示すフローチャートである。
電力が供給された場合、制御部10は、時計部16に計時を開始させる(ステップS40)。そして、制御部10は、記憶部18から初期値を読み出し(ステップS41)、読み出した初期値に基づいて、所定桁の乱数を発生させる(ステップS42)。
以下、実施の形態1におけるステップS13及びステップS14の処理と同様の遅延時間の計時及び給電に係るステップS43及びステップS44の処理を実行する。
実施の形態3に係るリアプロジェクタ1の他の構成、作用及び効果は、実施の形態1に係るリアプロジェクタ1の構成、作用及び効果と同様であるため、対応する箇所には同様の符号を付してその詳細な説明を省略する。
実施の形態3にあっては、複数台のリアプロジェクタ1が図2に示すように同一交流電源2に接続されていて、電源が同時に投入された場合であっても、各リアプロジェクタ1の放電ランプ14に給電されるタイミングは、過去の操作部19の操作内容に応じた乱数によってばらつくため、各リアプロジェクタ1の放電ランプ14への突入電流が一時に集中することを防ぐことができる。
本発明の実施の形態1に係るリアプロジェクタの構成を示すブロック図である。 同一交流電源に接続された複数台のリアプロジェクタを示すブロック図である。 給電に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態2における給電に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 乱数を発生させるための初期値の記憶に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態3における給電に係る制御部の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 リアプロジェクタ
2 交流電源
3 ブレーカ
4 電源スイッチ
5 電線
10 制御部
11 映像信号入力部
12 映像信号処理部
13 点灯装置
14 放電ランプ
15a カラーホイール
15b 光変調部
15c 投射レンズ群
15d スクリーン
16 時計部
17 RAM
18 記憶部
19 操作部
19a 映像切替ボタン
19b 電源ボタン

Claims (5)

  1. 負荷に給電する給電手段を備える電気機器において、
    電源が投入された場合、乱数を発生させる乱数発生手段と、
    該乱数発生手段が発生させた乱数に応じた時間を計時する計時手段と
    を備え、
    前記給電手段は、
    前記計時手段が前記乱数に応じた時間を計時した場合、給電を開始する手段を備える
    ことを特徴とする電気機器。
  2. 乱数を発生させるための初期値を記憶する記憶手段を備え、
    前記乱数発生手段は、
    前記記憶手段が記憶した初期値に基づいて乱数を発生させるようにしてある
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気機器。
  3. 操作部を備え、
    該操作部が操作された場合、前記操作部の操作に応じた初期値を記憶するようにしてある
    ことを特徴とする請求項2に記載の電気機器。
  4. 前記計時手段は、
    電源投入前から時間を計時するようにしており、
    前記乱数発生手段は、
    前記計時手段の計時結果を初期値として乱数を発生させるようにしてある
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載の電気機器。
  5. 前記負荷は放電ランプであり、
    該放電ランプの光を光変調して投射するようにしてある
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一つに記載の電気機器。
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