JP2010177150A - 放電ランプ点灯装置および投射型映像表示装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置および投射型映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】投射型映像表示装置に用いる放電ランプの電極対の一方に熱負荷が偏らないように電極対に印加される交番電力のタイミングを制御して放電ランプの寿命を延長する。
【解決手段】電極対に印加される電圧は、カラーホイルのフィルタ色の境界域毎に発生する切替信号により極性が反転するとともに、青色領域(B)において極性を反転させる(a,b,c)。これにより、カラーホイル2回転毎(T)にランプ電極の正と負の時間が等しくなり、電極双方の熱負荷が均等に保たれる。
【選択図】図3

Description

本発明は、投射型映像表示装置において使用される高輝度放電ランプを点灯するための放電ランプ点灯装置、および放電ランプ点灯装置を用いた投射型映像表示装置に関する。
投射型映像表示装置(以下、単に「プロジェクタ」とも記載する)としては、液晶表示素子の透過光で投射映像を得る液晶プロジェクタと、DMD(Digital Micro−mirror Device)素子などの反射型ミラーデバイス素子の反射光で投射映像を得るDLP(Digital Light Processing)(登録商標)プロジェクタがある。いずれの方式のプロジェクタも、白色光源からの白色光をプリズム等の光学デバイスで3原色(赤:R、緑:G、青:B)の光に分解し、それぞれの色に対応する表示素子に照射して、この照射光を映像信号で変調することにより投射映像を生成している。特に、会議場や劇場等の高輝度、高信頼性を要求される業務用のプロジェクタとしてはDLPプロジェクタがよく使われている。プロジェクタに使用される白色光源としては、高圧水銀ランプやキセノンランプなどの高輝度の放電ランプが用いられる場合が多い。
DLPプロジェクタでは3原色の光を投射映像の各画素に対応したDMD素子に照射し、その反射角度の変化によって投射レンズへの出力光を制御して投射映像を得ている。
このDLPプロジェクタにはR、G、Bの3原色の光に対応して独立した3個のDMD素子を搭載する方式もあるが、この方式は高画質を実現できる反面、構成が複雑になるとともにDMD素子が高価であるので高価格なプロジェクタとなってしまう。そこで、3原色の光を順次、時系列的にDMD素子に照射する方式が低価格のプロジェクタとして普及している。
そして、3原色を得る方法としては、3原色をそれぞれ透過する3個の光学フィルタ(セグメント)を平面上に並べたカラーホイルと呼ばれる円盤を白色光源としての放電ランプの光軸と直交して回転させて、放電ランプの白色光から順次に時分割的に3原色を得る方法が用いられている。また、投射映像の輝度を高めるために白色フィルタを加えた4色セグメントのカラーホイルも用いられる。
放電ランプは直流電源で駆動すると、アーク放電時に電子が陽極に衝突して陰極よりも高温度になり、結果としてランプ寿命が短くなるので電極対には所定の周波数の交流を印加して陽極と陰極を周期的に交番させて駆動する。
カラーホイルは、映像の1フレームの周期(例えば、NTSC方式の場合には1/60秒)に同期し、同じ周期か、その整数分の1の周期で回転制御される。
前述の放電ランプの交番周期は、極性が交番することにより輝度の不連続が発生してフリッカなどにより映像の品質を低下させるので、交番の周期は1/100秒以下であることが望ましい。また切替のタイミングがカラーホイルのセグメントの領域中であると、極性切替時に発光の瞬断やオーバーシュート、リンギング等が発生して映像の品質を低下させる場合がある。このため、カラーホイルの各セグメントの境界で極性を切り替える制御が行われる。
図2は、一般的な4色のカラーホイルの構成を模式的に示す図である。図2に示すように、4色の扇形の各セグメントの中心角度(面積)は等しくない。この図2の例では、G(緑)とW(白色)とB(青)のセグメントの角度が同じであるのに対して、R(赤)のセグメントの角度が広く設定されている。すなわち、カラーホイルが1回転する際にカラーホイルを透過する光量の割合がR、G、B、Wで異なるように構成されている。これは放電ランプの発光エネルギーのスペクトル分布や人間の眼の色感度等を考慮して決定される。また、この割合は当然ながら使用する光源によっても変化する。
このような4色(偶数色)のカラーホイルにおいては、セグメントの境界で放電ランプの極性切替を行った場合には、例えば図2でセグメントの角度の大きいR(赤)の期間では、放電ランプの極性が常時、一方の極性(例えば正の電圧が連続する)であるため電極対の片方にエネルギーが集中して、放電ランプの劣化を進行させることになる。一方、3色(奇数色)のカラーホイル(図示せず)の場合には、カラーホイルが1回転するたびに放電ランプの極性が反転するので、たとえカラーホイルを透過する光量の割合がR、G、Bで異なったとしても、このような問題は発生しない。
このような、一方の電極にエネルギーが集中せずに、両方の電極に均等な負担をかける方法として、例えば特許文献1に示す方法が提案されている。特許文献1に示す方法は、4色(偶数色)のセグメントを有するカラーホイルのセグメントの境界で放電ランプの極性を切り替える方式において、極性反転の切替を奇数回分、定期的に無視する方法である。
これは、例えば、図2の例で説明すると、図2でWとBのセグメントの境界で電極の極性切替を行わないと、Rのセグメントの極性は、前回までの極性とは反転するので極性の偏りが補正される。
特開2008−146837号公報
しかしながら、特許文献1に示す方法は、放電極性の偏りを補正するために間欠的に極性反転の切替動作を無視するものであり、この切替動作が無視される周期や長さによっては投射映像に極性反転に伴うフリッカ等が発生して画質が低下する場合がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、電極対の双方のエネルギー分布をより正確に均等にして放電ランプの寿命を延長できるとともに、投射映像の画質を維持することができる放電ランプ点灯装置と、この放電ランプ点灯装置を用いた投射型映像表示装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明の放電ランプ点灯装置は、放電ランプで発光する白色光の光路中で回転する偶数色のセグメントを有するカラーホイルにより、時分割的に偶数色の透過光を発生させて映像表示素子に照射することにより投射映像を生成する投射型映像表示装置の放電ランプ点灯装置であって、放電ランプに印加する電圧の極性を切り替える極性反転信号を発生する極性反転信号発生部と、極性反転信号に基づいて放電ランプに印加する電圧の極性を切り替えるランプ極性切替部と、を備え、極性反転信号発生部は、偶数色の各セグメントの境界部において極性反転信号を発生するとともに、偶数色の中の少なくとも1つの特定色に対応するセグメントの領域内においても追加の極性反転信号を発生することを特徴とする。
これにより、放電ランプの電極に印加される正と負の電圧の期間が、カラーホイルが2回転する毎に同じ時間になり、電極対の一方に熱エネルギーが偏ることがなく放電ランプの寿命の低下を抑制できる。
また本発明の放電ランプ点灯装置では、追加の極性反転信号は、特定色に対応するセグメントの領域内の始端の近傍または終端の近傍のタイミングで発生されてもよい。
これにより、カラーホイルのセグメントの両端に近い部分で放電ランプの電極の極性を切り替えるので、極性切替時に発生するオーバーシュートやリンギングなどの影響を抑制し、投射映像の品質を維持することができる。
また本発明の放電ランプ点灯装置では、偶数色は、赤色、青色、緑色および白色の4色であり、特定色は青色であってもよい。
これにより、カラーホイルのセグメントの人の視感度の低い青色領域で放電ランプの電極の極性を切り替えるので、極性切替時に発生するオーバーシュートやリンギングなどの影響を抑制し、投射映像の品質を維持することができる。
本発明の投射型映像表示装置は、放電ランプで発光する白色光の光路中で回転する偶数色のセグメントを有するカラーホイルにより、時分割的に偶数色の透過光を発生させて映像表示素子に照射することにより投射映像を生成する投射型映像表示装置であって、上記の放電ランプ点灯装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電極対の双方のエネルギー分布をより正確に均等にして放電ランプの寿命を延長できるとともに、投射映像の画質を維持することができる放電ランプ点灯装置と、この放電ランプ点灯装置を用いた投射型映像表示装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における放電ランプ点灯装置と投射型映像表示装置の構成を示すブロック図である。
投射型映像表示装置1は、映像入力端子2に入力された映像信号(例えば、DVDの再生映像)に対して、DMD素子5を駆動するためのIP(Interlace−Progressive)変換、リサイズ、フレームレート変換、ガンマ補正等の画像処理を施す画像処理部3と、画像処理部3の出力画像信号でDMD素子5をドライブするためのDMD駆動部4と、放電ランプ6と、カラーホイル7と、輝度分布を均一化するためのロッドインテグレータ8と、ミラー9と、投射レンズ10と、カラーホイル7を回転させるモータ11と、カラーホイル7の回転を映像信号に同期させるためのモータ駆動部12と、カラーホイル7のセグメントの位置を検知する位置センサ13と、位置センサ13の検知信号に基づいて放電ランプ6に印加する電圧の極性を反転させる信号を発生する極性反転信号発生部14と、放電ランプ6に必要な電圧を印加するためのランプ駆動部15と、極性反転信号発生部14の信号を受けて放電ランプに印加する電圧の極性を反転するランプ極性切替部16とを備えている。
放電ランプ6の点灯で発生する高輝度の白色光は、カラーホイル7を透過して3原色と白色光に時分割で分光され、ロッドインテグレータ8で輝度分布が均一化されるとともに適正な投射角度でミラー9に照射、屈折されてDMD素子5に照射され、その反射光が投射レンズ10で拡大されてスクリーン(図示しない)に映像として投射される。
図3は、本実施の形態における放電ランプ点灯装置の動作を示す放電ランプ6の波形図である。なお、ここで放電ランプ点灯装置は図1における放電ランプ6、位置センサ13、極性反転信号発生部14、ランプ駆動部15およびランプ極性切替部16を含む部分である。
図3(a)、(b)、(c)は、それぞれ、極性反転信号発生部14が発生する反転信号(図面の上段)と、放電ランプ6に流れる電流波形(図面の下段)との関係を示す図である。なお、下段の波形図は、波形と図2に示すカラーホイル7のフィルタR(赤)、G(緑)、W(白色)、B(青)との相対位置を併記したものである。
まず図3(a)について説明する。信号(反転信号)は、4色セグメントの境界部毎に発生させ、かつ、B(青)のセグメントの中間点でも信号aを発生させる。このため放電ランプ6に印加される電圧波形は、下段のようになる。
図3(a)で明らかなように、例えば最初のRのセグメントに注目すると、次のRのセグメントでは極性が反転している。このことは、他の色のセグメントについても同様である。すなわち、カラーホイル7が2回転する時間Tの前半と後半(1回転目と2回転目)とは、4色それぞれのセグメントにおいて極性が反転しており、放電ランプに印加される電圧の極性の正と負の累積時間が等しい。これは、カラーホイル7を透過する光量の割合がR、G、Bで異なったとしても同じである。
次の図3(b)は、図3(a)における反転信号aの位置を反転信号bの位置、すなわちWのセグメント領域に近い位置(Bのセグメントの始端の近傍)にしたものであり、次の図3(c)は、同様に反転信号aの位置を反転信号cの位置、すなわちRのセグメント領域に近い位置(Bのセグメントの終端の近傍)にしたものである。
図3(b)、(c)で明らかなように、いずれの場合も図3(a)と同様にカラーホイル7の1回転目と2回転目とは、それぞれのセグメントにおいて極性が反転しており、このため放電ランプ6に印加される電圧の極性の正と負の累積時間が等しい。
このように、4色(偶数色)のカラーホイル7が1回転するごとに、特定の色セグメントの中で放電ランプ6の極性を反転することにより、容易に放電ランプ6に印加される電圧の極性の正と負の累積時間を等しくすることができる。これは、4つのセグメントの中心角度比(面積比)が異なっていても同様に成立する。
また、図3(b)および図3(c)に示すように、本実施の形態では、1回転ごとに付加する極性反転のタイミングは、カラーホイル7のBのセグメントの始端の近傍または終端の近傍としている。前述したように放電ランプ6の極性を反転すると、そのタイミングで投射映像にオーバーシュートやリンギング等の画質劣化が発生する場合がある。青色(B)は一般的に他の色と比較して、人間の目の感度、いわゆる視感度が低い。したがって、極性反転をBのセグメント中で行っても投射映像の画質劣化が目立ちにくい。さらに、カラーホイル7のセグメントの境界では、スポークタイム(映像出力に利用しないタイミング)が存在するため、極性反転タイミングをセグメント境界の近傍に設定することで画質劣化を目立ちにくくすることができる。
なお、上記実施の形態では、カラーホイル7のRのセグメントの面積の比率が最も大きい場合について説明したが、各セグメントの面積の比率は使用する放電ランプの種類等で適宜最適に選択すればよい。
次に本実施の形態の他の事例について図4および図5を用いて説明する。図4は、一般的なカラーホイルの他の構成を模式的に示す図である。このカラーホイル17は、4色のセグメントが中心角90°の等角で構成されている。各セグメントで選択される光の量の適正化は、上記の実施の形態では各セグメントの中心角(面積)の比率を変えることで行ったが、本実施の形態では、各セグメントの中心角は等しくして、放電ランプ6の発光輝度(放電ランプ6に通電される電流値)を変えることによって行う。
図5は、図4のカラーホイル17を用いた場合の放電ランプ点灯装置の動作を示す放電ランプの波形図である。
図5(a)、(b)、(c)は、図3と同様に信号(反転信号:図面の上段)と、放電ランプ6に流れる電流波形(図面の下段)との関係を示す図である。
まず図5(a)について説明する。信号(反転信号)は、4色セグメントの境界部毎に発生させ、かつ、B(青)のセグメントの中間点でも信号aを発生させる。このため電圧波形は、下段のようになる。
Rのセグメントに相当する電流波形は、他のセグメントに相当する電流波形に比べて、高くする(電流値が大)。このことにより、Rの光の輝度を高める。この場合も図5で明らかなように、例えば最初のRのセグメントに注目すると、次のRのセグメントでは極性が反転している。このことは、他の色のセグメントについても同様である。
すなわち、カラーホイルが2回転する時間Tの前半と後半(1回転目と2回転目)とは、4色それぞれのセグメントにおいて極性が反転しており、放電ランプに印加される電流の極性の正と負の累積時間が等しく、かつ正方向の電流の時間積と負方向の電流の時間積も等しい。電流の時間積が等しいので電極対の双方の熱負荷が均等になる。
次の図5(b)は、図5(a)における反転信号aの位置を図面の反転信号bの位置、すなわちWのセグメントの領域に近い位置(Bのセグメントの始端の近傍)にしたものであり、次の図5(c)は、同様に反転信号aの位置を反転信号cの位置、すなわちRのセグメントの領域に近い位置(Bのセグメントの終端の近傍)にしたものである。
図5(b)、(c)で明らかなように、いずれの場合も図5(a)と同様にカラーホイルの1回転目と2回転目とは、それぞれのセグメントにおいて極性が反転しており、かつ、正方向の電流の時間積と負方向の電流の時間積も等しい。電極対の双方の熱負荷が均等になる。
以上説明したように、本実施の形態の放電ランプ点灯装置によれば、偶数色のセグメントで構成されるカラーホイルを使う場合でも、各セグメントの境界部に加えて所定のセグメントの領域内で放電ランプの電極対の極性を反転させることで、放電電極の電極対の双方のエネルギー分布をより正確に均等にして放電ランプの寿命を延長できるとともに、投射映像の画質を維持することができる。
なお、上記実施の形態では、カラーホイル7はR(赤)、G(緑)、B(青)、W(白色)の4色のセグメントで構成される例で説明したが、他の色の組み合わせでもよい。あるいは、4色よりも多数の偶数色のセグメントで構成されていてもよい。
また、上記実施の形態では、カラーホイル7が1回転するごとに特定色(青色)のセグメントの領域内で極性反転信号を1回追加するとして説明したが、極性反転信号の追加は1回に限定されるものではなく、放電電極の電極対の双方のエネルギー分布が均等になればよいので、任意の奇数回としてもよい。例えば、青色のセグメントの領域内で1回追加し、白色のセグメントの領域内で2回追加して、合計3回追加するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、カラーホイル7が1回転するごとに毎回、極性反転信号を追加するとして説明したが、追加しない回転期間を設けてもよい。例えば、カラーホイル7が2回転するごとに1回、特定色(青色)のセグメントの領域内で極性反転信号を追加するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、DLPプロジェクタとして放電ランプを1個搭載した1灯式を例に説明したが、放電ランプの個数を増やした2灯式や4灯式でも本発明を適用できることは言うまでもない。
本発明は、交流駆動の放電ランプとカラーホイルを搭載した投射型映像表示装置一般に広く利用することが可能である。
本発明の実施の形態における放電ランプ点灯装置と投射型映像表示装置の構成を示すブロック図 一般的なカラーホイルの構成を模式的に示す図 本発明の実施の形態における放電ランプ点灯装置の動作を示す放電ランプの波形図 一般的なカラーホイルの他の構成を模式的に示す図 図4の放電ランプ点灯装置の動作を示す放電ランプの波形図
1 投射型映像表示装置
2 映像入力端子
3 画像処理部
4 DMD駆動部
5 反射型ミラーデバイス素子
6 放電ランプ
7,17 カラーホイル
8 ロッドインテグレータ
9 ミラー
10 投射レンズ
11 モータ
12 モータ駆動部
13 位置センサ
14 極性反転信号発生部
15 ランプ駆動部
16 ランプ極性切替部

Claims (4)

  1. 放電ランプで発光する白色光の光路中で回転する偶数色のセグメントを有するカラーホイルにより、時分割的に前記偶数色の透過光を発生させて映像表示素子に照射することにより投射映像を生成する投射型映像表示装置の放電ランプ点灯装置であって、
    前記放電ランプに印加する電圧の極性を切り替える極性反転信号を発生する極性反転信号発生部と、
    前記極性反転信号に基づいて前記放電ランプに印加する電圧の極性を切り替えるランプ極性切替部と、を備え、
    前記極性反転信号発生部は、前記偶数色の各セグメントの境界部において前記極性反転信号を発生するとともに、前記偶数色の中の少なくとも1つの特定色に対応するセグメントの領域内においても追加の極性反転信号を発生することを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  2. 前記追加の極性反転信号は、前記特定色に対応するセグメントの領域内の始端の近傍または終端の近傍のタイミングで発生されることを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ点灯装置。
  3. 前記偶数色は、赤色、青色、緑色および白色の4色であり、前記特定色は青色であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の放電ランプ点灯装置。
  4. 放電ランプで発光する白色光の光路中で回転する偶数色のセグメントを有するカラーホイルにより、時分割的に前記偶数色の透過光を発生させて映像表示素子に照射することにより投射映像を生成する投射型映像表示装置であって、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の放電ランプ点灯装置を備えたことを特徴とする投射型映像表示装置。
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