JP4802554B2 - 放電灯点灯装置及び照明器具 - Google Patents
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Description
本発明の実施形態1の構成を図1に示す。本実施形態は、商用交流電源ACと、商用交流電源ACのON/OFFを制御できるスイッチSWと、スイッチSWを介して商用交流電源ACから給電される高圧放電灯点灯装置と、その負荷であるHIDランプLAから構成されている。高圧放電灯点灯装置に適合するHIDランプとして35W、70Wランプの2種類がある場合、スイッチSWの操作により高圧放電灯点灯装置にその負荷の情報を設定入力する。
本発明の実施形態2のフローチャートを図5に示す。回路構成については実施形態1と同様である。本実施形態では、スイッチSWの状態検出の後、降圧チョッパ回路2のスイッチング素子Q2を動作させる高周波発振回路7の発振回路IC3の発振動作が行われるようにした。このようにすることにより、スイッチSWの操作により接続された放電灯の定格電力を確定した後、放電灯の始動動作に移行できる。
本発明の実施形態3について図6を用いて説明する。回路構成については実施形態1と同様である。図6(a)は従来の点灯シーケンスを示しており、電源投入後、イグナイタにより高圧パルスを印加して放電灯を始動し、定電流制御によりランプ電圧を立ち上げて行き、その後、定電力制御に移行して、ランプ電圧の上昇につれてランプ電流が減少して行き、最終的に定格点灯に移行する。
図6(b),(c)のように、自動的に負荷設定モードに移行する効果は、電源投入毎に、負荷設定を使用者に促すことになるので、頻繁に定格負荷の異なるランプを取り替えて使用する用途の場合には、間違った設定で点灯することが防止できる。また、毎回負荷設定するのであれば、前回の負荷設定情報を記憶しておく必要が無いので、フラッシュメモリ等の記憶手段を省略できる可能性がある。
あるいは負荷設定モードヘは自動的に移行せず、図6(d)に示すように、スイッチSWのON/OFFを検出した時、或いは、負荷設定情報が無い時、負荷設定モードへ移行するようにしても良い。その効果としては、頻繁に定格負荷の異なるランプを取り替えて使用しない場合には、毎回の設定が煩わしいので必要なときだけ負荷設定モードに移行する方が好都合である。また、負荷設定情報を間違って設定してしまった時、使用者が間違って設定したと認識していない時でも、安定点灯の状態から明らかに設定ミスを認識できるときに、スイッチSWのON/OFFで負荷設定モードに移行し、適切な負荷情報を入力できると利便性が向上する。
負荷設定がされない場合、又は、設定を失敗した場合の動作について説明する。負荷設定モードで一定時間の間にスイッチSWのON/OFFによる情報入力が無い場合、或いは、設定を失敗して点灯回路が負荷設定情報を判別できない場合の動作として、負荷設定情報を判別するまでスイッチSWのON/OFFによる情報入力を待ち続ける、規定値の負荷設定で負荷を点灯させる、消灯して動作を停止させる、負荷設定モード開始の点滅等の合図を繰り返し、負荷設定情報の入力を促すなどするのが望ましい。
負荷設定モードを抜ける手段について説明する。負荷設定モードを抜ける手段としては、一定時間にわたりスイッチSWのON/OFFが無い場合や、スイッチSWの負荷設定の操作以外の特定のON/OFFのパターンあるいは時間を検出することにより、負荷設定モードを抜ける。その効果としては、毎回の負荷設定は必要ない場合には、操作が煩わしいので、一定時間で抜けるようにしておけば、使用者は通常使用時にはスイッチSWのON操作のみでよく、簡単である。あるいは、特定の操作で負荷設定モードを抜けるようにしておけば、安定点灯状態に早く移行できる。
負荷設定の完了を知らせる手段について説明する。負荷設定モードで、負荷設定情報を認識したことを使用者に知らせる手段としては、光源の明暗、点滅で知らせた後、自動的に安定点灯まで移行する、あるいは、一旦消灯し、自動的に安定点灯まで移行するなどの手段がある。スイッチSWのON/OFF操作によって、うまく設定できたかどうか使用者には分からないので、負荷設定情報を認識したことを使用者に知らせる手段を持っていれば、使用者は安心して操作を完了でき、安定点灯状態に移行するまで確認する必要が無い。
負荷設定モードでの負荷設定情報を記憶する不揮発性の記憶手段を有していても良い。次回の電源投入時に記憶手段を参照するようにし、毎回の電源投入時に負荷設定を入力しない場合には、記憶手段に設定された情報に従って負荷を点灯させるようにすることで、毎回の設定操作の煩わしさが無くなる。また、負荷設定された場合には、設定情報を記憶するようにして、次回の電源投入時に参照することが可能となる。
本発明の実施形態4について図7により説明する。本実施形態は、同一電源ラインに複数の照明器具が接続され、照明器具の対象負荷が2種類である場合に、それぞれに異なる負荷設定を行う手段について説明する。図7(a)の構成では、同一の電源ACに4つの照明器具A,B,C,Dが接続されているが、照明器具の接続数は4つに限定されるものではない。照明器具A,B,C,Dの対象負荷は、ここでは35Wと70Wの2つとする。照明器具A,B,C,Dは、それぞれ無負荷検出機能を有するものとし、無負荷状態での負荷設定モードの設定情報は、表1のように、判定した情報とは逆の設定がなされるものとする。
本発明の実施形態5について図8により説明する。本実施形態においても、同一電源ラインに複数の照明器具が接続され、照明器具の対象負荷が2種類である場合に、それぞれに異なる負荷設定を行う手段について説明する。図8では、同一の電源に4つの照明器具A,B,C,Dが接続されているが、照明器具の接続数は4つに限定されるものではない。照明器具A,B,C,Dの対象負荷は、ここでは35Wと70Wの2つとする。照明器具A,B,C,Dは、それぞれ無負荷検出機能を有するものとし、無負荷状態での負荷設定モードの設定情報は無効とし、前回の設定情報がある場合には、その設定情報を保持するものとする。
負荷設定の具体例について説明する。上述の実施形態4,5のように、照明器具の対象負荷が2種類である場合についての負荷設定モードにおける負荷情報設定の具体例である。照明器具の対象負荷はここでは、表2に示すように、35Wと70Wの2つとする。照明器具に何れかのランプが接続されているものとし、電源投入後の所定期間後に負荷設定モードに移行したとする。
図9により負荷設定の具体例について説明する。上述の実施形態4,5のように、照明器具の対象負荷が2種類である場合についての負荷設定モードにおける負荷情報設定の具体例である。照明器具の対象負荷はここでは、35Wと70Wの2つとする。照明器具に何れかのランプが接続されているものとし、電源投入後の所定期間後に負荷設定モードに移行したとする。
(実施形態8)
2 降圧チョッパ回路
3 極性反転回路
4 イグナイタ回路
5 入力電圧検出回路
6 電流設定回路
7 高周波発振回路
AC 交流電源
SW スイッチ
LA HIDランプ
Claims (17)
- 交流電源にスイッチを介して接続され、定格電力の異なる複数の放電灯を取り替えて使用可能な対象負荷とし、そのうちの1つを定格点灯させる放電灯点灯装置において、前記スイッチの瞬時OFF操作による交流電源の切断時間を検出する手段を備え、その検出結果により対象負荷のうち1つの定格電力の点灯特性を選択する負荷設定モードと、負荷設定モードで選択された特性に従って負荷を点灯させる点灯モードを有することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、前記スイッチをONした電源投入後、或いは電源投入後の所定時間内、或いは安定点灯後に自動的に負荷設定モードへ移行することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1または2において、前記スイッチをONした電源投入後、或いは電源投入後の所定時間内、或いは安定点灯後に、前記スイッチの瞬時OFF操作を検出したときに負荷設定モードへ移行することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜3のいずれかにおいて、点灯モードで動作中に前記スイッチの瞬時OFF操作を検出した場合には負荷設定モードに移行することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、対象負荷は2種類であり、負荷設定モードでは、対象負荷のうち一方のみが設定可能であり、その負荷設定がされない場合は、他方の負荷設定となることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、負荷設定モードでは、前記スイッチの瞬時OFF操作の回数又はOFF時間の差異によって対象負荷を選定することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、負荷設定モードの開始時に、負荷の照度の明暗、点滅、最低照度レベルでの点灯、補助光源の点灯/点滅のいずれかにより負荷設定モードへの移行を使用者に知らせることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、負荷設定モードの終了時に、負荷の照度の明暗、点滅、最低照度レベルでの点灯、補助光源の点灯/点滅のいずれかにより負荷設定モードの終了を使用者に知らせることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、負荷設定モードの終了後、一旦消灯し、設定された負荷特性で再点灯することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、負荷設定モードにおいて、負荷設定がされなかった場合、或いは負荷設定が検出値外の場合に消灯する、または、対象となる負荷の最も小さい電力で点灯させることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、負荷設定モードにおいて、負荷設定がされなかった場合、或いは負荷設定が検出値外の場合に所定時間後に負荷設定モードを抜けて、前回の設定に従って負荷を点灯させることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、負荷設定モードにおいて、負荷設定がされなかった場合、或いは負荷設定が検出値外の場合に、再度負荷設定モードをやり直すことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、対象負荷は2種類であり、負荷の接続状態を検出する手段を有し、無負荷状態と検出した場合は、負荷設定モードによる負荷の設定情報とは異なる負荷の設定がされることを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1において、対象負荷は2種類であり、負荷の接続状態を検出する手段を有し、無負荷状態と検出した場合は、負荷設定モードによる負荷の設定情報に関わらず、負荷設定は改変されないことを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜14のいずれかにおいて、負荷設定モードによる設定情報の結果を記憶する不揮発性の記憶手段を有することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項15において、記憶手段に負荷設定情報が記憶されていないとき、電源投入後に自動的に負荷設定モードに移行することを特徴とする放電灯点灯装置。
- 請求項1〜16のいずれかに記載の放電灯点灯装置を具備する照明器具。
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