JP2009258881A - 生産スケジュール編集システム、方法及びプログラム - Google Patents

生産スケジュール編集システム、方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】一旦作成された生産スケジュールを編集することが可能であり、かつ、複数の編集者が同一項目を編集する、いわゆる編集の競合に適切に対処できる生産スケジュール編集システム及び方法を提供すること。
【解決手段】マスタデータ20を記憶した記憶部と、マスタデータ20を受け取る受取部13と、編集用データ21を生成する複製部14と、編集コマンドに基づいて仮編集データ22を生成する編集操作部15と、仮編集データ22中でマスタデータ20に対して編集された項目を特定する特定部16と、マスタデータ20中の項目の中で、編集された項目と一致する項目にタグ情報が付加されていれば、入力された編集コマンドの有効又は無効を判定する判定部17と、有効と判定された編集コマンドを反映させ、かつ、タグ情報を付加した仮編集データ22を生成し、マスタデータ20に更新する更新部18と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、時系列的に配列された複数の項目が表された生産スケジュールデータの編集操作を受け付ける生産スケジュール編集システム、方法及びプログラムに関する。
一般に、工場においては、原材料から製品を製造するために生産スケジュールを計画部門が立案している。例えば、製鉄工場においては、鉄鉱石などの原料受け入れ、製銑、製鋼、鋳造、圧延、出荷といった生産プロセスが存在しており、計画部門は、各々の生産プロセスにおいて、製品(半製品を含む)の処理順序を示す生産スケジュールを立案する。
このような生産スケジュールは、製品(半製品を含む)を示す項目が時系列的に配列されてなり、例えば、製鋼工程におけるキャストの順序、キャスト内のチャージの順序、熱延工程におけるサイクルの順序、サイクル内のスラブの順序、チャージ内のスラブの順序が挙げられる。
このように計画部門が生産スケジュールを立案することを支援する先行技術が存在する。以下、このような先行技術を例示する。
特許文献1には、溶銑需給管理スケジューリング方法が提案されている。このスケジューリング方法は、需要側である製鋼工程における溶銑需要条件に基づいて、その上工程である製銑工程に操業条件を立案することにより、上工程と下工程とを逆転させた操業スケジュールを立案している。この操業スケジューリング方法は、精度の高い溶銑需給管理スケジュールを組むことができる。
特許文献2には、生産管理支援システムが提案されている。この生産管理支援システムは、オーダー入力手段で製品オーダーを入力すれば、製品の通過工程を決定し、決定された通過工程のリードタイム及び能率に基づいて工程毎の納期及び能力バランスを調整している。この生産管理支援システムは、短時間で正確な生産計画を作成することができる。
特開平9−249903号公報 特開2002−149223号公報
上記した特許文献1は、上工程と下工程とを逆転させた操業スケジュールを立案することにより、精度の高い溶銑需給管理スケジュールを提供する溶銑需給管理スケジューリング方法を提案している。
また、上記した特許文献2は、オーダー入力手段で製品オーダーを入力すれば、製品の通過工程を決定することにより、工程毎の納期及び能力バランスを調整できる生産管理支援システムを提案している。
ところで、計画部門が、一旦作成された生産スケジュールを、操業変動などに応じて適宜修正(編集)することを受け付けることができれば利便である。
一般に、計画者が発注者の注文に応じて生産スケジュールを作成しても、操業変動などが生じることにより、その生産スケジュールに基づいて生産された製品が注文者の要求する数量、品質を満たさなくなることがある。
このような場合、計画者は、注文者の要求する数量、品質を満たすようにするために、一旦作成された生産スケジュールを修正(編集)する。
このような生産スケジュールは、膨大な数の項目により成立しているので、複数の計画者が生産スケジュールを編集することがある。このような場合、複数の計画者が、同一の項目を、生産スケジュール内において挿入、削除、移動することがある。このような場合、複数の編集者が同一の項目を編集するという、いわゆる編集の競合が生じてしまう。
このような問題に対処するには、複数の編集者が、予め編集者毎に編集権限のある生産スケジュールを限定しておく、いわゆる事前割当を行っておくことが考えられる。
しかしながら、このような手法では、コンピュータによる自動スケジュール最適化システムを導入した場合には、全体最適を目指す上では支障がある。人手で事前割当をしてしまっては、最適なスケジューリングを行う機会を逃す機会があり、事前割当のような追加条件はなるべく省略した方が良いからである。
本発明は、上記事情を考慮して提案されるものであり、一旦作成された生産スケジュールを、操業変動などに応じて適宜編集することが可能であり、かつ、複数の編集者が同一項目を編集するという、いわゆる編集の競合に適切に対処することができる生産スケジュール編集システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
これらの課題を解決するために、本発明の実施形態の一例として、生産スケジュールマスタデータを複製して生産スケジュール編集用データを生成し、生成された生産スケジュール編集用データ上で編集者による編集コマンドの入力による項目の編集を受け付け、編集対象とされている項目を特定し、特定した項目についての更新の有効又は無効を、生産スケジュールマスタデータ中の項目に付加されているタグ情報を有無により判定し、有効と判定された編集コマンドのみを反映させ、かつ、タグ情報が付加された生産スケジュール仮編集データを生成し、生産スケジュールマスタデータに更新する生産スケジュール編集システム、方法及びプログラムを提供する。
本発明によれば、生産スケジュール仮編集データ中で生産スケジュールマスタデータに対して編集された項目を特定し、特定された項目について、編集の有効又は無効を、現状の生産スケジュールマスタデータとの関係で判定し、有効と判定された編集のみを反映した生産スケジュールマスタデータを生成するので、複数の項目を時系列的に配列した生産スケジュールデータを、複数の編集者が編集した場合に、複数の編集者が、同一の項目を編集するという、いわゆる編集の競合が生じても、その競合に適切に対処することができる。
そのため、複数の編集者が同時に編集作業を行っても、各編集者は、編集の競合が生じないように他の編集者による編集状況を気にしながら編集作業を行う必要がなく、効率的に編集作業を行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図を参照しながら説明する。尚、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。
[生産スケジュール編集システムの全体構成]
図1は、本実施形態に係る生産スケジュール編集システムの全体構成を示す図である。インターネット等の通信ネットワークNは、コンピュータ等で構成される編集用端末1と生産スケジュールデータ管理サーバ2とを接続している。
編集用端末1と生産スケジュールデータ管理サーバ2とは、所定の通信プロトコルに従った通信を行う。生産スケジュールデータ管理サーバ2は、生産スケジュールマスタデータ20を備えている。
生産スケジュールデータ管理サーバ2は、生産スケジュールマスタデータ20を生産スケジュールマスタデータベースに記憶させている。尚、記憶部には、生産スケジュールマスタデータ20が対応する。編集用端末1は、生産スケジュールデータ管理サーバ2と通信を行うことにより、生産スケジュールデータ管理サーバ2に記憶された生産スケジュールマスタデータ20の編集作業を可能としている。
[編集用端末の機能構成]
図2は、本実施形態に係る編集用端末の機能構成を示す図である。編集用端末1は、受取部13、複製部14、編集操作部15、特定部16、判定部17、更新部18を備える。
受取部13は、生産スケジュールデータ管理サーバ2との間で所定の通信プロトコルに従った通信を行うことにより、生産スケジュールデータ管理サーバ2に記憶された生産スケジュールマスタデータ20を受け取る。受け取った生産スケジュールマスタデータ20を所定の記憶領域に記憶させる。尚、生産スケジュールマスタデータ20とは、製品(半製品を含む)を示す項目が時系列的に配列された生産スケジュールデータであって、後述する編集処理を行う際に基礎となる生産スケジュールデータのことをいう。
複製部14は、受取部13により受け取られた生産スケジュールマスタデータ20を複製することにより生産スケジュール編集用データ21を生成する。尚、生産スケジュール編集用データ21の内容と生産スケジュールマスタデータ20の内容は同一である。
複製部14は、生産スケジュール編集用データ21を生産スケジュール編集用データベースに記憶させる。生産スケジュール編集用データ21とは、実際に、編集者が編集用端末1を操作することにより生産スケジュールを編集することができる生産スケジュールデータのことをいう。
編集操作部15は、入力された編集コマンドに基づいて、生産スケジュール編集用データ21に表された複数の項目の全て又は一部の編集を行うことにより、生産スケジュール仮編集データ22を生成する。編集操作部15は、生産スケジュール仮編集データ22を生産スケジュール仮編集データベースに記憶させる。尚、編集コマンドとは、生産スケジュールの編集をコンピュータに指示するためのコマンドのことをいい、例えば、生産スケジュールに含まれる項目の挿入、削除、移動を指示するコマンドが考えられる。
特定部16は、特定用テーブルT1(図6)を備えており、生産スケジュール仮編集データ22と、生産スケジュールマスタデータ20とに基づいて、生産スケジュール仮編集データ22中で生産スケジュールマスタデータ20に対して編集された項目を特定する。
判定部17は、生産スケジュールマスタデータ20に表された生産スケジュールの中で、特定部16により特定された編集された項目と一致する項目にタグ情報TG(図9、図12)が付加されていれば、編集コマンドの有効又は無効を判定する。
更新部18は、生産スケジュール仮編集データ22に対して、判定部17により有効と判定された編集コマンドを反映させた生産スケジュール仮編集データ22を生成する。そして、更新部18は、生成した生産スケジュール仮編集データ22を、生産スケジュールデータ管理サーバ2と所定のプロトコルに従った通信を行って送信し、生産スケジュールマスタデータ20に更新する。
[編集用端末1のハードウェア構成図]
図3は、本実施形態に係る編集用端末1のハードウェア構成を示す図である。尚、生産スケジュールデータ管理サーバ2も、編集用端末1と同様の構成を持つ。
編集用端末1は、制御部を構成するCPU(Central Processing Unit)310、バスライン200、通信I/F(I/F:インタフェース)320、メインメモリ330、BIOS(Basic Input Output System)340、表示装置350、I/Oコントローラ360、キーボード及びマウス等の入力装置370、ハードディスク380、光ディスクドライブ390、並びに半導体メモリ410を備える。尚、ハードディスク380、光ディスクドライブ390、並びに、半導体メモリ410をまとめて記憶装置420と呼ぶ。
制御部300は、編集用端末1を統括的に制御する部分であり、ハードディスク380に記憶された各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、上述したハードウェアと協働し、本発明に係る各種機能を実現している。
通信I/F320は、編集用端末1が、通信ネットワークN(図1)を介して生産スケジュールデータ管理サーバ2等(図1)と情報を送受信する場合のネットワーク・アダプタである。通信I/F320は、モデム、ケーブル・モデム及びイーサネット(登録商標)・アダプタを含んでよい。
BIOS340は、編集用端末1の起動時にCPU310が実行するブートプログラムや、編集用端末1がハードウェアに依存するプログラム等を記録する。
表示装置350は、ブラウン管液晶装置(CRT)、液晶表示装置(LCD)等のディスプレイ装置を含む。
I/Oコントローラ360には、ハードディスク380、光ディスクドライブ390、及び半導体メモリ410等の記憶装置420を接続することができる。
入力装置370は、生産スケジュールの編集者による編集コマンドの入力を行うためのものである。
ハードディスク380は、本ハードウェアを編集用端末1として機能させるための各種プログラム、本発明の機能を実行するプログラム及び後述するテーブル及びレコードを記憶する。なお、編集用端末1は、外部に別途設けたハードディスク(図示せず)を外部記憶装置として利用することもできる。
光ディスクドライブ390としては、例えば、DVD−ROMドライブ、CD−ROMドライブ、DVD−RAMドライブ、CD−RAMドライブを使用することができる。この場合は各ドライブに対応した光ディスク400を使用する。光ディスク400から光ディスクドライブ390によりプログラムまたはデータを読み取り、I/Oコントローラ360を介してメインメモリ330またはハードディスク380に提供することもできる。
なお、本発明でいうコンピュータとは、記憶装置420、CPU310等を備えた情報処理装置をいい、編集用端末1は、記憶装置420、CPU310等を備えた情報処理装置により構成され、この情報処理装置は、本発明のコンピュータの概念に含まれる。
この編集用端末1では、受取部13、複製部14、編集操作部15、特定部16、判定部17、更新部18にはCPU310が主として対応する。また、受取部13と更新部18には通信I/F320も対応する。更に、編集操作部15には入力装置370も対応する。また、この編集用端末1は、生産スケジュールマスタデータ20、生産スケジュール編集用データ21、生産スケジュール仮編集データ22の各々を、記憶装置420の所定の記憶領域に記憶させる。
尚、編集用端末1は、本発明の原理が適用可能である限り、携帯電話、PDA(Personal Data Assistant)、ゲーム機等の様々な端末で実現してよい。
図4は、生産スケジュールデータの概要を示す図であり、図4(a)は生産スケジュールマスタデータ20、図4(b)は生産スケジュール編集用データ21、図4(c)は生産スケジュール仮編集データ22の概要を示す図である。
[生産スケジュールマスタデータの概要]
生産スケジュールマスタデータ20は、先述したように、時系列的に配列された複数の項目が表された生産スケジュールデータであって、後述する編集処理を行う際に基礎となる生産スケジュールデータのことをいう。生産スケジュールマスタデータ20は、製鋼工程におけるキャストの順序、キャスト内のチャージの順序、熱延工程におけるサイクルの順序、サイクル内のスラブの順序、チャージ内のスラブの順序を決める際等に、用いられる。
[生産スケジュール編集用データの概要]
生産スケジュール編集用データ21は、先述したように、実際に、編集者が編集用端末1を操作することにより生産スケジュールを編集することができる生産スケジュールデータのことをいう。生産スケジュール編集用データ21は、複製部14により複製されたものである。
[生産スケジュール仮編集データの概要]
生産スケジュール仮編集データ22は、編集操作部15により入力された編集コマンドを反映させた生産スケジュールデータのことをいう。この生産スケジュール仮編集データ22は、後述するように、編集者がどの項目を編集対象としたのかを確認するため等に用いられる。
次に、編集コマンド列について説明する。編集コマンド列とは、前記編集コマンドが複数配列されて形成されたコマンド列のことをいう。
[項目入力枠が固定されていない場合における編集コマンド列]
図5は、項目入力枠が固定されていない場合における編集コマンド列を示す図である。尚、項目入力枠とは、後述するように、予め生産スケジュールデータ中における位置が固定されており、編集者が製品(半製品を含む)の内容を入力するための枠のことをいう。このような編集コマンド列で編集される生産スケジュールマスタデータ20は、例えば、製鋼工程におけるキャストの順序、キャスト内のチャージの順序、熱延工程におけるサイクルの順序、サイクル内のスラブの順序を決める際に、用いられる。
図5に示す編集コマンド列は、3つの編集コマンドが配列されて構成されている。
「B:削除」は、項目「B」を削除することを指示する編集コマンドである。「K:挿入[C]」は、項目「K」を項目「C」の次の位置に挿入することを指示する編集コマンドである。「H:移動[D]」は、項目「H」を項目「D」の次の位置に移動することを指示する編集コマンドである。
尚、「削除」と「挿入」とが同じ項目に対して指示されている場合には、編集コマンドは、「移動」と規定される。
このような編集コマンド列は、生産スケジュール編集用データ21に反映されて、図示するような生産スケジュール仮編集データ22を生成する。
[項目入力枠が固定されていない場合における編集された項目の特定手法]
図6は、編集された項目を特定するために用いられる特定用テーブルT1を示す図である。尚、編集された項目の特定処理は、後述するように2度実行される。そのため、基礎となる生産スケジュールマスタデータ20は、後述するように2種類準備される。
特定用テーブルT1は、複数の升目Mを碁盤状に配列している。複数の升目Mのうち、碁盤の外周に位置する項目配列升目M12に、生産スケジュールマスタデータ20に表された項目(A〜I)と、生産スケジュール仮編集データ22に表された項目(A,C,K,D,H,E,F,G,I)とを、基準升目M13を基準として、互いに垂直方向をなすように配列している。
特定部16は、各升目Mより生産スケジュールマスタデータ20及び生産スケジュール仮編集データ22へ向けた垂線上の項目が共通しているか否かを判断する。特定部16は、前記垂線上の項目が共通していると判断した場合には、その升目Mにおいて対角線となるラインを引く。特定部16は、このように項目が共通している升目Mにおいて、対角線を、基準点P1から基準点P1とは碁盤上で対角線上に位置する頂点P2に向けたラインと並行に引き、ついで、基準点P1から頂点P2に向けた最短経路を求める。
このように基準点P1から頂点P2に向けた最短経路を求める手法は、例えばダイクストラの最短経路探索アルゴリズムが存在する。このような最短経路アルゴリズムにより、基準点P1から頂点P2に向けた最短経路を求めた後、特定部16は、前記最短経路を基準点P1から頂点P2へと向けて辿り、前記最短経路が水平又は垂直方向である升目Mに対応する生産スケジュール仮編集データ中の項目が、生産スケジュールマスタデータ20に対して編集されていると特定する。
図中、升目M1、M3、M5、M7〜M9、M11は、最短経路アルゴリズムを実行する前に対角線が引かれた升目である。特定部16は、最短経路アルゴリズムをこのような対角線を引いた状態で行う。最短経路アルゴリズムを行って最短経路を求めると、図示するように、升目M1、M3、M5、M7〜M9、M11では最短経路が対角線状であるのに対し、升目M2、升目M4、升目M6、升目M10では最短経路が水平又は垂直方向である。
特定部16は、このように最短経路が対角線状である升目M1、M3、M5、M7〜M9、M11は、対応する生産スケジュール仮編集データ中の項目が編集されていないと特定する。一方、最短経路が水平又は垂直である升目M2、M4、M6、M10の垂線上に位置する生産スケジュール仮編集データ22中の項目が、生産スケジュールマスタデータ20に対して編集されていると特定する。
尚、特定部16によって編集されていると特定された項目を表示装置350(図3)により表示すれば、編集者は、自身がどの項目を編集対象としているかを容易に視認することができる。
特定部16は、先述した特定用テーブルT1を用いた特定処理を行うので、編集対象となっている項目及び編集対象となっていない項目を効率的に特定することができる。
また、このような最短経路アルゴリズムにより求められた最短経路は、升目M2においては水平方向(生産スケジュールマスタデータ20の配列方向)である。升目M4においては垂直方向(生産スケジュール仮編集データ22の配列方向)である。升目M6においては垂直方向である。升目M10においては水平方向である。
従って、特定部16は、升目M2及び升目M10に対応する項目「B」、項目「H」が、生産スケジュール仮編集データ22中で削除されたと特定する。
一方、特定部16は、升目M4、升目M6に対応する項目「K」、項目「H」が、生産スケジュール仮編集データ22中で挿入されたと特定する。
このように特定部16は、最短経路が升目M2、M4、M6、M10において水平方向か垂直方向であるかに応じて、項目が挿入されたか削除されたかを特定するので、項目が挿入されたか削除されたかを容易に特定することができる。
図7は、編集コマンド列の別例を示す図である。
[項目入力枠が固定されている場合における編集コマンド列]
項目入力枠とは、先述したように、予め生産スケジュールデータ中における位置が固定されており、編集者が製品(半製品)の内容を入力するための枠である。このように、項目入力枠が固定されている場合には、編集コマンドは以下の通りとなる。このような編集コマンド列で編集される生産スケジュールマスタデータ20は、例えば、製鋼工程におけるチャージ内のスラブの順序を決める際に、用いられる。
「B:削除」は、項目「B」を削除することを指示する編集コマンドである。「E:移動[3]」は、項目「E」を最初の項目から数えて3番目の項目入力枠に移動することを指示する編集コマンドである。「C:移動[5]」は、項目「C」を最初の項目から数えて5番目の項目入力枠に移動することを指示する編集コマンドである。「G:挿入[7]」は、項目「G」を最初の項目から数えて7番目の項目入力枠に挿入することを指示する編集コマンドである。
このような編集コマンド列は、生産スケジュール編集用データ21に反映されて、図示するような生産スケジュール仮編集データ22を生成する。
[項目入力枠が固定されている場合における編集された項目の特定手法]
特定部16は、図7に示されているように、生産スケジュールマスタデータ20における項目入力枠と、生産スケジュール仮編集データ22における項目入力枠とを対比する。そのため、特定部16は、予め項目入力枠が固定されている生産スケジュールデータにおいて、どの項目が編集されたかを容易に特定することができる。尚、編集された項目の特定処理は、後述するように2度実行される。そのため、基礎となる生産スケジュールマスタデータ20は、後述するように2種類準備される。
図7においては、特定部16は、項目「B」は削除されていること、項目「C」は最初から5番目の項目に移動されていること、項目「E」は最初から3番目の項目に移動されていること、項目Gは最初から7番目の項目として挿入されていること、が特定できる。尚、特定部16によって特定された項目を表示装置350(図3)により表示すれば、編集者は、自身がどの項目を編集対象としているかを容易に視認することができる。
[有効/無効判定テーブルの概要]
図8は、有効/無効判定テーブルT2の概要を示す図である。
判定部17は、特定部16により特定された編集対象とされている項目の変更の有効又は無効を有効/無効判定テーブルT2を用いて判定する。
有効/無効判定テーブルT2は、編集者別テーブルT2(#1)、スケジュール別テーブルT2(#2)、生産ライン別テーブルT2(#3)で構成されており、それぞれ、編集者、スケジュール、生産ラインに応じて優先順位が割り当てられている。
図9は、判定部17による編集コマンドの有効又は無効の判定処理の概要を示す図である。
[編集コマンドの有効又は無効判定処理]
判定部17は、生産スケジュールマスタデータ20中の項目の中で、特定部16により特定された編集された項目と一致する項目にタグ情報TGが付加されていれば、入力された編集コマンドの有効又は無効を判定する。
図示する生産スケジュールマスタデータ20は、スケジュール順に沿って、項目「A」、「C」、「K」、「D」、「H」、「E」、「F」、「G」、「I」、「J」の順に配列されており、最初に準備された生産スケジュールマスタデータ20(図4(a))とは異なり、項目「B」が削除されている。また、項目「K」が項目「C」の次の位置に挿入されている。項目「H」が項目「D」の次の位置に移動している。項目「J」が項目「I」の次の位置に移動している。
そして、削除された項目「B」には編集者「Aさん」を示すタグ情報TGが付加されている。挿入された項目「K」には編集者「Aさん」を示すタグ情報TGが付加されている。移動された項目「H」には編集者「Eさん」を示すタグ情報TGが付加されている。挿入された項目「J」には編集者「Bさん」を示すタグ情報TGが付加されている。
また、生産スケジュールマスタデータ20は、生産スケジュールを実行すべき生産ライン情報を含んでいる。図示する生産スケジュールマスタデータ20は、「生産ラインe」を含んでいる。
一方、図示する生産スケジュール仮編集データ22は、スケジュール順に沿って、項目「A」、「J」、「D」、「E」、「F」、「G」、「H」、「I」の順に配列されており、生産スケジュールマスタデータ20とは異なり、項目「J」が項目「A」の次の位置に挿入されようとしている。項目「K」が削除されようとしている。項目「H」が項目「H」の次の位置に移動されようとしている。また、生産スケジュール仮編集データ22も、生産スケジュールマスタデータ20と同様に、生産スケジュールを実行すべき生産ライン情報を含んでいる。図示する生産スケジュール仮編集データ22は、「生産ラインa」を含んでいる。
判定部17は、生産スケジュール仮編集データ22の編集者名を把握している。判定部17は編集者名をログイン情報等により把握することができる。そのため、判定部17は、生産スケジュール仮編集データ22中で特定された編集対象とされている項目の編集者名を把握することができる。
判定部17は、生産スケジュール仮編集データ22中で特定された編集対象とされている項目と共通する項目が、生産スケジュールマスタデータ20中に存在すれば、生産スケジュールマスタデータ20中で付加されているタグ情報TGにより、生産スケジュールマスタデータ20における項目の編集者名を特定する。
次に、判定部17は、生産スケジュール仮編集データ22の編集者名と、タグ情報TGにより特定した編集者名とに基づいて、いずれの編集者による編集を優先すべきかを判定することにより、生産スケジュール仮編集データ22における編集コマンドの有効又は無効を判定する。この判定には、編集者別の有効/無効判定テーブルT2(#1)(図8(a))を用いる。
また、判定部17は、生産スケジュール仮編集データ22における編集コマンドの有効又は無効を判定するために、スケジュール別の有効/無効判定テーブルT2(#2)(図8(b))や、生産ライン別の有効/無効判定テーブルT2(#3)(図8(c))を用いる。
以下、図10を用いて、編集コマンドの有効又は無効の判定処理の概要を詳述する。図10は、編集コマンドの有効又は無効の判定処理の概要を示す図である。尚、この判定処理は本発明の一実施形態であり、この例には限定されない。
判定部17は、編集コマンドの有効又は無効の判定には、編集者別有効/無効判定テーブルT2(#1)、スケジュール別有効/無効判定テーブルT2(#2)、生産ライン別有効/無効判定テーブルT2(#3)を順次参照する。
判定部17は、生産スケジュールマスタデータ20及び生産スケジュール仮編集データ22の概要が図9に示すものであれば、以下の判定処理を行う。
[編集者別判定処理]
判定部17は、生産スケジュールマスタデータ20中に付加されたタグ情報TGに示された編集者名と、生産スケジュール仮編集データ22の編集者名とに基づいた判定処理を行う。以下の編集者別判定処理は、編集者により優先順位により項目の編集の有効又は無効を判定することができる。例えば、複数の生産ラインを統括するような編集者による編集を、個別の生産ラインを管轄する編集者による編集よりも優先的に扱うことができる。そのため、生産現場の全体を見据えて生産スケジュールを組むことができる。
具体的には、
1.「J:挿入[A]」については、優先順位はDさんとBさんとで等しいので判定ができない。
2.「K:削除」については、優先順位はDさんよりもAさんが上なので、Dさんにより入力された編集コマンドを無効と判定する。
3.「H:移動[G]」については、優先順位はDさんがEさんよりも上なので、Dさんにより入力された編集コマンドを有効と判定する。
[スケジュール別判定処理]
判定部17は、編集者別判定処理が不可能だった場合にスケジュール別判定処理を行う。以下のスケジュール別判定処理は、スケジュール時刻に基づいて編集コマンドの有効または無効を判定できる。よって、より生産現場の状況に即した生産スケジュールを組むことができる。
具体的には、
1.「J:挿入[A]」については、優先順位は生産スケジュール仮編集データ中の順序のほうが、生産スケジュールマスタデータ中の順序よりも上なので、有効と判定する。
2.「K:削除」については、優先順位は、生産スケジュール仮編集データ中の順序と生産スケジュールマスタデータ中の順序とが同じなので、判定ができない。
3.「H:移動[G]」については、優先順位は生産スケジュール仮編集データ中の順序のほうが、生産スケジュールマスタデータ中の順序よりも下なので、無効と判定する。
[生産ライン別判定処理]
判定部17は、編集者別判定処理とスケジュール別判定処理が不可能だった場合に生産ライン別判定処理を行う。
具体的には、
1.「J:挿入[A]」、「K:削除」、「H:移動[G]」全てについては、優先順位は生産ラインaのほうが生産ラインeよりも上なので、有効と判定する。
尚、編集者別、スケジュール別、生産ライン別と順次判定していっても、有効又は無効と判定ができない場合には、編集コマンドを無効と判断すればよい。以上、詳述したように、判定部17は、編集コマンドの有効又は無効の判定を、編集者別、スケジュール別、生産ライン別の順番に行ったが、本発明はこの例には限られず、編集者別に判断された有効又は無効と、スケジュール別に判断された有効又は無効と、生産ライン別に判断された有効又は無効との組合せにより行ってもよい。例えば、編集者別、スケジュール別、生産ライン別というそれぞれの基準のうち、2以上の基準で有効と判断された場合のみに、編集コマンドを有効とすればよい。
[編集コマンド修正処理]
図11は、有効と判定された編集コマンドの修正処理の概要を示す図である。生産スケジュール編集用データ21が、項目「A」、「B」、「C」、「D」、「E」の順序で配列されており、これに反映させるべき編集コマンドが「F:挿入[B]」と「G:挿入[F]」であるとする。尚、これらの編集コマンドがそのまま生産スケジュール編集用データ21に対して反映されることはないが、説明のため、これらの編集コマンドをそのまま反映させて生成した生産スケジュール仮編集データ22を生産スケジュール仮編集データ(1)とする。
上述した有効又は無効の判定処理により、「F:挿入[B]」が無効と判定され、「G:挿入[F]」が有効と判定されたとする。その場合、「G:挿入[F]」は、項目「G」を項目「F」の次の位置に挿入する編集コマンドであるので、「F:挿入[B]」という編集コマンドが反映されないと、項目「G」をどの項目の次に挿入するかが判定できなくなる。
更新部18は、判定部17による判定結果を生産スケジュール編集用データ21に反映させる前に、どの項目の次に挿入するか判定できなくなった項目「G」を、編集されていない項目「B」の次に挿入する指示を与える必要がある。そのため、更新部18は、「G:挿入[F]」を「G:挿入[B]」に修正する。
このように更新部18が、編集コマンドを必要に応じて修正するので、他の編集コマンドが生産スケジュール編集用データ21に反映されなくなっても、生産スケジュールマスタデータ20を正しく更新することができる。
[生産スケジュールマスタデータ更新]
図12は、生産スケジュールマスタデータ更新の概要を示す図である。更新部18は、無効とされた編集コマンドを削除する一方、有効とされた編集コマンドを反映させて、生産スケジュール仮編集データ22を生成する。尚、有効とされた編集コマンドを、先述したように、必要に応じて修正する。
更新部18は、生成された生産スケジュール仮編集データ22を生産スケジュールマスタデータ20に更新する。更新する際には、生産スケジュール編集用データ21の編集者名を示すタグ情報TGを付加する。
このように、更新する際に、生産スケジュール編集用データ21の編集者名を示すタグ情報TGを付加するので、後で他の編集者が更新された生産スケジュールマスタデータ20を編集する際に、先述したように、タグ情報TGを用いた編集コマンドの有効又は無効の判定処理が行われる。そのため、同一の項目の編集が競合することを防止できる。
尚、有効とされた編集コマンドのみが反映されて生成された生産スケジュール仮編集データを更新する前に、表示装置350がその生産スケジュール仮編集データを表示して、その内容で良いかどうかの確認を編集者に対して取るようにしてもよい。編集者はその内容で不服ならば編集操作をやり直すことになる。
[生産スケジュール編集処理のフローチャート]
図13は、本実施形態に係る生産スケジュール編集処理のフローチャートである。この処理は、編集用端末1のプログラムによって行われる。
S1:受取部13は、生産スケジュールデータ管理サーバ2と通信を行うことにより、生産スケジュールマスタデータ20を受け取る。そして、受け取った生産スケジュールマスタデータ20を記憶装置420(図3)の所定の記憶領域に記憶させる。
S2:複製部14は、生産スケジュールマスタデータ20を複製することにより、生産スケジュール編集用データ21を生成する。そして、生成した生産スケジュール編集用データ21を記憶装置420(図3)の所定の記憶領域に記憶させる。尚、生産スケジュール編集用データ21の内容は、生産スケジュールマスタデータ20の内容と同一である。
S3:編集操作部15は、生産スケジュール編集用データ21に対する編集操作を受け付ける。編集者は、マウスやキーボード等を用いて編集操作を行う。
S4:編集操作部15は、入力された編集コマンドに基づいて生産スケジュール仮編集データを生成する。
S5:特定部16は、生産スケジュールマスタデータ20と生産スケジュール仮編集データ22とを対比することにより、生産スケジュールマスタデータ20に対して、生産スケジュール仮編集データ22中でどの項目が編集対象とされているかを特定する。このような編集対象の特定は後述するステップS7においても行われるので、図中ではステップ名は便宜上「編集コマンドの特定(1)」とされている。
S6:受取部13は、生産スケジュールデータ管理サーバ2より、再度、生産スケジュールマスタデータ20を受け取り、記憶装置420の所定の記憶領域に記憶させる。後述するステップS7における編集コマンドの特定において用いるためである。
S7:特定部16は、再度、生産スケジュールマスタデータ20と生産スケジュール仮編集データ22とを対比することにより、生産スケジュール仮編集データ22においてどの項目が編集対象とされているかを特定する。この特定処理は、先述したステップS5における特定処理「編集コマンドの特定(1)」とは、後述するように異なる処理であるため、便宜上、「編集コマンドの特定(2)」とされている。
特定部16は、ステップS7における特定処理を、最新の生産スケジュールマスタデータ20に対して編集者がどの項目を編集対象としようとしているかを特定するために行う。ステップS1において受け取った時点の生産スケジュールマスタデータ20は、他の編集者により既に編集されている可能性があるからである。
S8:判定部17は、ステップS6において受け取った生産スケジュールマスタデータ20と、ステップS4において生成された生産スケジュール仮編集データ22とに基づいて、編集コマンドの有効又は無効を判定する。
S9,S10:更新部18は、ステップS8において有効とされた編集コマンドのみを反映した生産スケジュール仮編集データを生成し、生産スケジュールマスタデータ20に更新する。更新部18は、更新されたデータを、生産スケジュールデータ管理サーバ2と通信を行って送信する。
尚、更新前に生産スケジュール仮編集データ22を、更新部18が表示装置350(図3)に表示してもよい。こうすれば、その時点で編集者が認証操作を行うことができる。編集者が認証操作を行えば、生産スケジュール仮編集データ22が生産スケジュールマスタデータ20に更新され、編集者がキャンセル操作を行えば、再度、ステップS3における編集操作を行う。
本実施形態に係る生産スケジュール編集システムの全体構成を示す図である。 本実施形態に係る編集用端末の機能構成を示す図である。 本実施形態に係る編集用端末のハードウェア構成を示す図である。 生産スケジュールデータの概要を示す図である。 項目入力枠が固定されていない場合における編集コマンド列を示す図である。 編集された項目を特定するために用いられる特定用テーブルを示す図である。 項目入力枠が固定されている場合における編集コマンド列を示す図である。 有効/無効判定テーブルの概要を示す図である。 判定部による編集コマンドの有効又は無効の判定処理の概要を示す図である。 編集コマンドの有効又は無効の判定処理の概要を示す図である。 有効と判定された編集コマンドの修正処理の概要を示す図である。 生産スケジュールマスタデータ更新の概要を示す図である。 本実施形態に係る生産スケジュール編集処理のフローチャートである。
符号の説明
1 編集用端末
2 生産スケジュールデータ管理サーバ
13 受取部
14 複製部
15 編集操作部
16 特定部
17 判定部
18 更新部
20 生産スケジュールマスタデータ
21 生産スケジュール編集用データ
22 生産スケジュール仮編集データ
350 表示装置
420 記憶装置
M 升目
M12 項目配列升目
M13 基準升目
N 通信ネットワーク
P1 基準点
P2 頂点(基準点とは碁盤上において対向線上の頂点)
T1 特定用テーブル
TG タグ

Claims (13)

  1. 生産スケジュールマスタデータを記憶した記憶部と、
    前記生産スケジュールマスタデータを受け取る受取部と、
    前記生産スケジュールマスタデータを複製することにより生産スケジュール編集用データを生成する複製部と、
    入力された編集コマンドに基づいて、前記生産スケジュール編集用データ中の項目を編集することにより、生産スケジュール仮編集データを生成する編集操作部と、
    前記生産スケジュール仮編集データと、前記生産スケジュールマスタデータとに基づいて、前記生産スケジュール仮編集データ中で前記生産スケジュールマスタデータに対して編集された項目を特定する特定部と、
    前記生産スケジュールマスタデータ中の項目の中で、前記編集された項目と一致する項目にタグ情報が付加されていれば、入力された前記編集コマンドの有効又は無効を判定する判定部と、
    前記判定部により有効と判定された前記編集コマンドを反映させ、かつ、前記タグ情報を付加した前記生産スケジュール仮編集データを生成し、前記生産スケジュールマスタデータに更新する更新部と、
    を備えることを特徴とする、生産スケジュール編集システム。
  2. 前記判定部は、
    前記タグ情報に示された編集者名と、前記生産スケジュール編集用データの編集者名とに基づいて、前記生産スケジュールマスタデータ中の前記項目の変更と、前記生産スケジュール仮編集データ中の前記項目の変更とのいずれを優先すべきかを判定することにより、入力された前記編集コマンドの有効又は無効を判定することを特徴とする、請求項1に記載の生産スケジュール編集システム。
  3. 前記判定部は、
    前記生産スケジュールマスタデータ及び前記生産スケジュール仮編集データ中の前記項目に付加されたスケジュール時刻と前記生産スケジュールを実行する生産ラインとの少なくとも1つに基づいて、入力された前記編集コマンドの有効又は無効を判定することを特徴とする、請求項1に記載の生産スケジュール編集システム。
  4. 前記特定部は、
    升目が碁盤状に配列されており、前記生産スケジュールマスタデータに表された前記項目及び前記生産スケジュール仮編集データに表された前記項目を、前記碁盤の外周上に配列した項目配列升目に、基準升目を基準として互いに垂直方向をなすように配列した特定用テーブルを備えており、
    前記生産スケジュールマスタデータ及び前記生産スケジュール仮編集データへ向けた垂線上の項目が共通している升目において、基準点から、該基準点とは碁盤上の対角線上に位置する頂点に向けたラインと平行に対角線を引き、
    ついで、前記基準点から前記頂点への最短経路を求める最短経路アルゴリズムを実行して前記最短経路を求め、
    求めた前記最短経路を前記基準点から前記頂点へと辿って参照し、前記最短経路が水平又は垂直方向である前記升目から向けた前記垂線上に位置する前記生産スケジュール仮編集データ中の前記項目が、前記生産スケジュールマスタデータに対して編集されていると特定することを特徴とする、請求項1に記載の生産スケジュール編集システム。
  5. 前記特定部は、前記最短経路が水平又は垂直方向であるかに応じて、前記項目が挿入又は削除されたかを特定することを特徴とする、請求項4に記載の生産スケジュール編集システム。
  6. 前記生産スケジュールマスタデータ及び前記生産スケジュール編集用データは、予め、項目入力枠が固定されており、
    前記特定部は、前記生産スケジュールマスタデータ及び前記生産スケジュール仮編集データに対応する前記項目入力枠を比較することにより、前記生産スケジュール仮編集データ中で前記生産スケジュールマスタデータに対して編集された前記項目を特定することを特徴とする、請求項1に記載の生産スケジュール編集システム。
  7. 前記更新部により生成された前記生産スケジュール仮編集データを表示する表示部を更に備えることを特徴とする、請求項1に記載の生産スケジュール編集システム。
  8. 前記複製部、前記編集操作部、前記特定部、前記判定部、前記更新部、を備える編集用端末と、前記生産スケジュールマスタデータを記憶した前記記憶部を備える生産スケジュールデータ管理サーバとを、通信ネットワークを介して接続して構成されてなる、請求項1に記載の生産スケジュール編集システム。
  9. 前記編集用端末は、前記表示部を更に備えて構成されてなる、請求項8に記載の生産スケジュール編集システム。
  10. コンピュータが、
    生産スケジュールマスタデータを受け取る受取ステップと、
    前記生産スケジュールマスタデータを複製することにより生産スケジュール編集用データを生成する複製ステップと、
    入力された編集コマンドに基づいて、前記生産スケジュール編集用データ中の項目を編集することにより、生産スケジュール仮編集データを生成する編集操作ステップと、
    前記生産スケジュール仮編集データと、前記生産スケジュールマスタデータとに基づいて、前記生産スケジュール仮編集データ中で前記生産スケジュールマスタデータに対して編集された項目を特定する特定ステップと、
    前記生産スケジュールマスタデータ中の項目の中で、前記編集された生産スケジュールと一致する項目にタグ情報が付加されていれば、入力された前記編集コマンドの有効又は無効を判定する判定ステップと、
    有効と判定された前記編集コマンドを反映させ、かつ、前記タグ情報を付加した前記生産スケジュール仮編集データを生成し、前記生産スケジュールマスタデータに更新する更新ステップと、
    を実行することを特徴とする方法。
  11. コンピュータに、
    生産スケジュールマスタデータを受け取る受取ステップと、
    前記生産スケジュールマスタデータを複製することにより生産スケジュール編集用データを生成する複製ステップと、
    入力された編集コマンドに基づいて、前記生産スケジュール編集用データ中の項目を編集することにより、生産スケジュール仮編集データを生成する編集操作ステップと、
    前記生産スケジュール仮編集データと、前記生産スケジュールマスタデータとに基づいて、前記生産スケジュール仮編集データ中で前記生産スケジュールマスタデータに対して編集された項目を特定する特定ステップと、
    前記生産スケジュールマスタデータ中の項目の中で、前記編集された生産スケジュールと一致する項目にタグ情報が付加されていれば、入力された前記編集コマンドの有効又は無効を判定する判定ステップと、
    有効と判定された前記編集コマンドを反映させ、かつ、前記タグ情報を付加した前記生産スケジュール仮編集データを生成し、前記生産スケジュールマスタデータに更新する更新ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記判定ステップは、
    前記タグ情報に示された編集者名と、前記生産スケジュール編集用データの編集者名とに基づいて、前記生産スケジュールマスタデータ中の前記項目の変更と、前記生産スケジュール仮編集データ中の前記項目の変更とのいずれを優先すべきかを判定することにより、入力された前記編集コマンドの有効又は無効を判定することを特徴とする、請求項11に記載のプログラム。
  13. 前記判定ステップは、
    前記生産スケジュールマスタデータ及び前記生産スケジュール仮編集データ中の前記項目に付加されたスケジュール時刻と前記生産スケジュールを実行する生産ラインとの少なくとも1つに基づいて、入力された前記編集コマンドの有効又は無効を判定することを特徴とする、請求項11に記載のプログラム。
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