JP2009257186A - 可変バルブタイミング装置の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可変バルブタイミング装置を備えたシステムにおいて、エンジン始動時に実バルブタイミングを算出できないときのエンジン始動性を確保できるようにする。
【解決手段】エンジン停止時に記憶した実バルブタイミングの記憶データがバッテリクリアされた場合、エンジン始動時にカム角センサからカム角信号が出力されるまでは、実バルブタイミングを算出できないが、この期間に現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置を制御するバルブタイミング維持制御を実行する。一般に、可変バルブタイミング装置を備えたシステムでは、エンジン停止直前に実バルブタイミングをエンジンの始動に適した位置に制御しておくため、エンジン始動時に実バルブタイミングを算出できない期間に、バルブタイミング維持制御を実行することで、実バルブタイミングがエンジンの始動可能な範囲から外れてしまうことを防止することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置の制御装置に関する発明である。
近年、車両に搭載される内燃機関においては、出力向上、燃費節減、排気エミッション低減等を目的として、吸気バルブや排気バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置を採用したものが増加しつつある。現在、実用化されている可変バルブタイミング装置は、クランク軸に対するカム軸の回転位相(カム軸位相)を変化させることで、カム軸によって開閉駆動される吸気バルブや排気バルブのバルブタイミングを変化させるように構成され、内燃機関の運転中にクランク角センサから出力されるクランク角信号とカム角センサから出力されるカム角信号とに基づいて実バルブタイミング(実カム軸位相)を算出し、この実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるように可変バルブタイミング装置を制御するようにしたものがある。
また、可変バルブタイミング装置の製造ばらつきや経時変化等による実バルブタイミングの算出誤差を補正するために、特許文献1(特開2001−82190号公報)に記載されているように、バルブタイミング(カム軸位相)を強制的に可変バルブタイミング装置の機械的な可動範囲の限界位置(例えば最遅角位置)まで変化させてバルブタイミングの基準位置を学習し、この基準位置を基準にして実バルブタイミング(例えば基準位置からの進角量)を算出するようにしたものがある。
特開2001−82190号公報
ところで、内燃機関の始動時には、クランキング開始後にクランク角センサからクランク角信号が出力されると共にカム角センサからカム角信号が出力されるが、カム角センサからカム角信号が出力されるまでは、クランク角センサとカム角センサの出力信号に基づいた実バルブタイミングの算出を開始することができない。
そこで、本発明者は、モータ駆動式の可変バルブタイミング装置において、内燃機関の停止時に、その直前のカム角センサの出力信号に基づいて算出した実バルブタイミングをバックアップRAM(内燃機関の停止中も車載バッテリをバックアップ電源として記憶データを保持するメモリ)に記憶しておき、次の内燃機関の始動時に、カム角センサからカム角信号が出力されるまでの期間は、可変バルブタイミング装置のモータの回転速度等に基づいてバルブタイミング変化量を算出し、前回の停止時に記憶した実バルブタイミングにバルブタイミング変化量を積算して実バルブタイミングを求めるシステムを研究している。
しかし、内燃機関の停止時に実バルブタイミングをバックアップRAMに記憶しても、内燃機関の停止中に車載バッテリの脱着等によるバックアップ電源の遮断によりバックアップRAMの記憶データが消された場合(いわゆるバッテリクリアされた場合)には、次の内燃機関の始動時にカム角センサからカム角信号が出力されるまで、実バルブタイミングを算出することができない。
この対策として、例えば、上記特許文献1の技術を利用して、内燃機関の始動時にバルブタイミングを強制的に可変バルブタイミング装置の機械的な可動範囲の限界位置まで変化させてバルブタイミングを強制的に基準位置に制御することで、現在の実バルブタイミング(=基準位置)を早期に認識して、実バルブタイミングの算出を早期に開始できるようにすることが考えられる。
しかし、近年、燃費向上等を目的として、バルブタイミングの可変範囲を広くする傾向があるため、内燃機関の始動時に実バルブタイミングを強制的に基準位置まで変化させると、実バルブタイミングが内燃機関の始動可能なバルブタイミングの範囲から外れてしまう可能性があり、始動が困難になる可能性がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、従って本発明の目的は、内燃機関の始動時に実バルブタイミングを算出できないときに、実バルブタイミングが内燃機関の始動可能な範囲から外れてしまうことを防止できて、始動性を確保できる可変バルブタイミング装置の制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置の制御装置において、実バルブタイミングを算出する実バルブタイミング算出手段と、内燃機関の始動時に、実バルブタイミング算出手段により実バルブタイミングを算出可能になる前は現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置を制御し、実バルブタイミング算出手段により実バルブタイミングを算出可能になった後は該実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるように可変バルブタイミング装置を制御するバルブタイミング制御手段と備えた構成としたものである。
一般に、可変バルブタイミング装置を備えたシステムでは、内燃機関の始動性を確保するために、内燃機関の停止直前に実バルブタイミングを内燃機関の始動に適した位置に制御しておくものが多い。従って、本発明のように、内燃機関の始動時に、実バルブタイミングを算出可能になる前は現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置を制御すれば、内燃機関の始動時に実バルブタイミングを算出できないときに、実バルブタイミングが内燃機関の始動可能な範囲から外れてしまうことを防止できて、始動性を確保できる。
本発明は、請求項2のように、実バルブタイミングの情報を検出するセンサの出力信号に基づいて実バルブタイミングを算出するシステムに適用しても良い。このようにすれば、内燃機関の始動時に実バルブタイミングの情報を検出するセンサの出力信号が出力されたときに、実バルブタイミングを算出可能となる。
また、請求項3のように、可変バルブタイミング装置が、内燃機関のクランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させることでバルブタイミングを変化させるように構成されている場合には、実バルブタイミングの情報を検出するセンサとして、カム軸の回転に同期してカム角信号を出力するカム角センサを用いるようにすれば良い。このようにすれば、内燃機関の始動時のクランキング開始後にカム角センサからカム角信号が出力されたときに、実バルブタイミングを算出可能となる。
更に、本発明は、請求項4のように、内燃機関の始動時に、前回の停止時に記憶した実バルブタイミングの情報に基づいて実バルブタイミングを算出するシステムに適用しても良い。このようにすれば、内燃機関の始動時に、実バルブタイミングの情報を検出するセンサの出力信号(例えばカム角信号)が出力される前でも、前回の停止時に記憶した実バルブタイミングの情報に基づいて実バルブタイミングを算出することができる。一方、内燃機関の停止中に車載バッテリの脱着等によるバックアップ電源の遮断により前回の停止時に記憶した実バルブタイミングの記憶データが消された場合(いわゆるバッテリクリアされた場合)には、内燃機関の始動時に、実バルブタイミングの情報を検出するセンサの出力信号(例えばカム角信号)が出力されるまでは、実バルブタイミングを算出できないが、その期間、現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置を制御することで、実バルブタイミングが内燃機関の始動可能な範囲から外れてしまうことを防止できる。
また、請求項5のように、バルブタイミングの基準位置を基準位置学習手段により学習し、この基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出するようにしても良い。このようにすれば、可変バルブタイミング装置の製造ばらつきや経時変化等による実バルブタイミングの算出誤差を補正することができる。
更に、請求項6のように、基準位置学習手段により基準位置を学習する前は所定の暫定基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出するようにすると良い。このようにすれば、例えば、基準位置の学習値(記憶データ)がバッテリクリアされた場合の始動時に、基準位置を学習する前でも、暫定基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出することができる。
この場合、請求項7のように、暫定基準位置は、基準位置の設計狙い値に設定すると良い。可変バルブタイミング装置の製造ばらつきや経時変化等によって基準位置が設計狙い値からそれほど大きく外れることはないため、暫定基準位置を基準位置の設計狙い値に設定すれば、基準位置の学習前に暫定基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出する場合でも、実バルブタイミングの算出精度をある程度確保することができる。
近年、燃費向上等を目的として、バルブタイミングの可変範囲を広くする傾向があるため、内燃機関の始動時にバルブタイミングの基準位置を学習するために実バルブタイミングを強制的に基準位置まで変化させると、実バルブタイミングが内燃機関の始動可能なバルブタイミングの範囲から外れて始動が困難になる可能性がある。
そこで、請求項8のように、内燃機関の始動完了後に基準位置を学習するようにすると良い。このようにすれば、内燃機関の始動時に基準位置の学習によって実バルブタイミングが内燃機関の始動可能なバルブタイミングの範囲から外れて始動が困難になることを防止できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を具体化した一実施例を説明する。
まず、図1に基づいてシステム全体の概略構成を説明する。
内燃機関であるエンジン11は、クランク軸12からの動力がタイミングチェーン13(又はタイミングベルト)により各スプロケット14、15を介して吸気側カム軸16と排気側カム軸17とに伝達されるようになっている。また、吸気側カム軸16側には、モータ駆動式の可変バルブタイミング装置18が設けられている。この可変バルブタイミング装置18によって、クランク軸12に対する吸気側カム軸16の回転位相(カム軸位相)を変化させることで、吸気側カム軸16によって開閉駆動される吸気バルブ(図示せず)のバルブタイミングを変化させるようになっている。
また、吸気側カム軸16の外周側には、吸気側カム軸16の回転に同期して所定のカム角毎にカム角信号を出力するカム角センサ19が取り付けられている。一方、クランク軸12の外周側には、クランク軸12の回転に同期して所定のクランク角毎にクランク角信号を出力するクランク角センサ20が取り付けられている。
次に、図2に基づいて可変バルブタイミング装置18の概略構成を説明する。可変バルブタイミング装置18の位相可変機構21は、吸気側カム軸16と同心状に配置された内歯付きのアウタギヤ22と、このアウタギヤ22の内周側に同心状に配置された外歯付きのインナギヤ23と、これらアウタギヤ22とインナギヤ23との間に配置されて両者に噛み合う遊星ギヤ24とから構成されている。アウタギヤ22は、クランク軸12と同期して回転するスプロケット14と一体的に回転するように設けられ、インナギヤ23は、吸気側カム軸16と一体的に回転するように設けられている。また、遊星ギヤ24は、アウタギヤ22とインナギヤ23に噛み合った状態でインナギヤ23の回りを円軌道を描くように旋回することで、アウタギヤ22の回転力をインナギヤ23に伝達する役割を果たすと共に、インナギヤ23の回転速度(=吸気側カム軸16の回転速度)に対する遊星ギヤ24の旋回速度(公転速度)を変化させることで、アウタギヤ22に対するインナギヤ23の回転位相(カム軸位相)を調整するようになっている。
一方、エンジン11には、遊星ギヤ24の旋回速度を可変するためのモータ26が設けられている。このモータ26の回転軸27は、吸気側カム軸16、アウタギヤ22及びインナギヤ23と同軸上に配置され、このモータ26の回転軸27と遊星ギヤ24の支持軸25とが、径方向に延びる連結部材28を介して連結されている。これにより、モータ26の回転に伴って、遊星ギヤ24が支持軸25を中心に回転(自転)しながらインナギヤ23の外周の円軌道を旋回(公転)できるようになっている。また、モータ26には、モータ26の回転速度RM(回転軸27の回転速度)を検出するモータ回転速度センサ29(図1参照)が取り付けられている。
この可変バルブタイミング装置18は、定常時に吸気側カム軸16をクランク軸12の回転速度の1/2の回転速度で駆動するようにアウタギヤ22とインナギヤ23と遊星ギヤ24が構成され、クランク軸12の回転速度の1/2の回転速度(定常時にはクランク軸12の回転速度の1/2=吸気側カム軸16の回転速度となる)に対してモータ26の回転速度RMを調整することで、吸気バルブのバルブタイミング(カム軸位相)を変化させるようになっている。
バルブタイミングを変化させないときは、モータ26の回転速度RMをアウタギヤ22の回転速度(クランク軸12の回転速度の1/2の回転速度)に一致させて、遊星ギヤ24の旋回速度をアウタギヤ22の回転速度に一致させることで、アウタギヤ22とインナギヤ23との回転位相の差を現状維持してバルブタイミング(カム軸位相)を現状維持する。
そして、バルブタイミングを変化させるときは、モータ26の回転速度RMをアウタギヤ22の回転速度に対して変化させて、遊星ギヤ24の旋回速度をアウタギヤ22の回転速度に対して変化させることで、アウタギヤ22とインナギヤ23との回転位相の差を変化させてバルブタイミング(カム軸位相)を変化させる。
例えば、バルブタイミングを進角する場合には、モータ26の回転速度RMをアウタギヤ22の回転速度よりも速くして、遊星ギヤ24の旋回速度をアウタギヤ22の回転速度よりも速くすることで、アウタギヤ22に対するインナギヤ23の回転位相を進角してバルブタイミング(カム軸位相)を進角する。
一方、バルブタイミングを遅角する場合には、モータ26の回転速度RMをアウタギヤ22の回転速度よりも遅くして、遊星ギヤ24の旋回速度をアウタギヤ22の回転速度よりも遅くすることで、アウタギヤ22に対するインナギヤ23の回転位相を遅角してバルブタイミング(カム軸位相)を遅角する。
前述した各種センサの出力は、エンジン制御回路(以下「ECU」と表記する)30に入力される。このECU30は、マイクロコンピュータを主体として構成され、内蔵されたROM(記憶媒体)に記憶された各種のエンジン制御プログラムを実行することで、エンジン運転状態に応じて燃料噴射弁(図示せず)の燃料噴射量や点火プラグ(図示せず)の点火時期を制御する。
また、ECU30は、後述する図5乃至図7のバルブタイミング制御用の各ルーチンを実行することで、次のようにしてバルブタイミング制御を実施する。
ECU30は、後述するようにバルブタイミングの基準位置やエンジン停止時の実バルブタイミングを、それぞれバックアップRAM(エンジン停止中も車載バッテリをバックアップ電源として記憶データを保持するメモリ)に記憶する。
図3のタイムチャートに示すように、通常(ECU30のバックアップRAMの記憶データが保持されている場合)のエンジン始動時には、クランキング開始後にクランク角センサ20からクランク角信号が出力された後にカム角センサ19からカム角信号が出力される時点t1 までは、クランク角センサ20とカム角センサ19の出力信号に基づく実バルブタイミングの算出を開始することができないが、この期間は、可変バルブタイミング装置18のモータ26の回転角度とアウタギヤ22の回転角度(つまりクランク軸12の回転角度の1/2の回転角度)との差に基づいてバルブタイミング変化量を算出し、前回のエンジン停止時に記憶した実バルブタイミングにバルブタイミング変化量を積算して実バルブタイミングを求める。
その後、カム角センサ19からカム角信号が出力された時点t1 以後は、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号と、カム角センサ19から出力されるカム角信号とに基づいてカム角センサベース位相(クランク角信号に対するカム角信号の回転位相)を算出し、このカム角センサベース位相と基準位置(学習値)とを用いて、基準位置を基準とした実バルブタイミング(基準位置からの進角量)を算出する。
実バルブタイミング=カム角センサベース位相−基準位置
この場合、ECU30の電源オン直後(例えばイグニッションスイッチのオン直後)から実バルブタイミングを算出可能であるため、ECU30の電源オン直後から実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるように可変バルブタイミング装置18のモータ26をF/B制御(フィードバック制御)するバルブタイミングF/B制御を実行する。
一方、図4のタイムチャートに示すように、エンジン停止中に車載バッテリの脱着等によるバックアップ電源の遮断によりECU30のバックアップRAMの記憶データが消された場合(いわゆるバッテリクリアされた場合)には、ECU30の電源オン後に、実バルブタイミングの値を初期値(例えば0℃A)に設定すると共に、基準位置の値を暫定基準位置(例えば基準位置の設計狙い値)に設定する。
この場合、エンジン始動時に、クランキング開始後にカム角センサ19からカム角信号が出力される時点t1 までは、実バルブタイミングを算出することができない。この期間は、現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置18を制御するバルブタイミング維持制御を実行する。
その後、カム角センサ19からカム角信号が出力された時点t1 以後は、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号と、カム角センサ19から出力されるカム角信号とに基づいてカム角センサベース位相を算出し、このカム角センサベース位相と暫定基準位置(例えば基準位置の設計狙い値)とを用いて、暫定基準位置を基準とした実バルブタイミング(暫定基準位置に対する進角量)を算出する。
実バルブタイミング=カム角センサベース位相−暫定基準位置
そして、実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるように可変バルブタイミング装置18をF/B制御するバルブタイミングF/B制御を実行する。
その後、エンジン11の始動が完了した時点t2 で、基準位置の学習を開始する。具体的には、バルブタイミング(カム軸位相)を強制的に可変バルブタイミング装置18の機械的な可動範囲の限界位置(例えば最遅角位置)まで変化させて、そのときのカム角センサベース位相をバルブタイミングの基準位置としてECU30バックアップRAMに記憶することで基準位置を学習する。
この基準位置の学習が完了した時点t3 以後は、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号とカム角センサ19から出力されるカム角信号とに基づいてカム角センサベース位相を算出し、このカム角センサベース位相と基準位置(学習値)とを用いて、基準位置を基準とした実バルブタイミング(基準位置に対する進角量)を算出する。
実バルブタイミング=カム角センサベース位相−基準位置
そして、実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるように可変バルブタイミング装置18のモータ26をF/B制御するバルブタイミングF/B制御を実行する。
その後、エンジン停止時に、その直前のカム角センサ19の出力信号に基づいて算出した実バルブタイミングをECU30のバックアップRAMに記憶する。
以上説明したバルブタイミング制御は、ECU30によって図5乃至図7のバルブタイミング制御用の各ルーチンに従って実行される。以下、これらの各ルーチンの処理内容を説明する。
[バルブタイミング制御メインルーチン]
図5に示すバルブタイミング制御メインルーチンは、ECU30の電源オン中に所定周期で実行され、特許請求の範囲でいうバルブタイミング制御手段としての役割を果たす。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ101で、実バルブタイミングを算出可能であるか否かを、例えば、次の(1) 〜(3) の条件によって判定する。
(1) 実バルブタイミングの算出開始後であること
(2) バックアップRAMにエンジン停止時に記憶した実バルブタイミングの記憶データが保持されていること(つまりバッテリクリアされていないこと)
(3) カム角センサ19からカム角信号の出力が開始された後であること
これら(1) 〜(3) の条件のうちのいずれか1つでも満たせば、実バルブタイミングを算出可能であると判定するが、上記(1) 〜(3) の条件を全て満たさなければ、実バルブタイミングを算出可能ではないと判定する。
このステップ101で、実バルブタイミングを算出可能ではないと判定されれば、ステップ102に進み、後述する図6のバルブタイミング維持制御ルーチンを実行して、現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置18を制御するバルブタイミング維持制御を実行する。
一方、上記ステップ101で、実バルブタイミングを算出可能であると判定された場合には、ステップ103に進み、基準位置を学習済みであるか否か(バックアップRAMに基準位置の学習値の記憶データが保持されているか否か)を判定する。
このステップ103で、基準位置を未学習であると判定された場合には、ステップ104に進み、エンジン11の始動完了後であるか否かを、例えばエンジン回転速度が所定の完爆判定値を越えたか否かによって判定する。
このステップ104で、エンジン11の始動完了前であると判定された場合には、ステップ105に進み、基準位置を暫定基準位置(例えば基準位置の設計狙い値)に設定又は維持した後、ステップ107に進み、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号とカム角センサ19から出力されるカム角信号とに基づいてカム角センサベース位相を算出し、このカム角センサベース位相と暫定基準位置(例えば基準位置の設計狙い値)とを用いて、暫定基準位置を基準とした実バルブタイミング(暫定基準位置からの進角量)を算出する。
実バルブタイミング=カム角センサベース位相−暫定基準位置
その後、上記ステップ104で、エンジン11の始動完了後であると判定された場合には、ステップ106に進み、バルブタイミング(カム軸位相)を強制的に可変バルブタイミング装置18の機械的な可動範囲の限界位置(例えば最遅角位置)まで変化させて、そのときのカム角センサベース位相をバルブタイミングの基準位置としてECU30バックアップRAMに記憶することで基準位置を学習する。このステップ106の処理が特許請求の範囲でいう基準位置学習手段としての役割を果たす。
上記ステップ106で基準位置を学習した後、又は、上記ステップ103で基準位置を学習済みであると判定された場合には、ステップ107に進み、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号とカム角センサ19から出力されるカム角信号とに基づいてカム角センサベース位相を算出し、このカム角センサベース位相と基準位置(学習値)とを用いて、基準位置を基準とした実バルブタイミング(基準位置に対する進角量)を算出する。
実バルブタイミング=カム角センサベース位相−基準位置
このステップ107の処理が特許請求の範囲でいう実バルブタイミング算出手段としての役割を果たす。
尚、カム角センサ19からカム角信号の出力が開始される前は、可変バルブタイミング装置18のモータ26の回転角度とアウタギヤ22の回転角度(つまりクランク軸12の回転角度の1/2の回転角度)との差に基づいてバルブタイミング変化量を算出し、前回のエンジン停止時に記憶した実バルブタイミングにバルブタイミング変化量を積算して実バルブタイミングを求める。
この後、ステップ108に進み、エンジン運転状態(例えばエンジン回転速度や負荷等)に基づいて目標バルブタイミングを算出した後、ステップ109に進み、実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるように可変バルブタイミング装置18をF/B制御するバルブタイミングF/B制御を実行する。
[バルブタイミング維持制御ルーチン]
図6に示すバルブタイミング維持制御ルーチンは、前記図5のバルブタイミング制御メインルーチンのステップ102で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ201で、目標バルブタイミングVTtgを所定値Xに設定する。
VTtg=X
この後、ステップ202に進み、クランキング開始前であるか否かを判定し、クランキング開始前(つまりエンジン回転停止中)であると判定された場合には、ステップ203に進み、実バルブタイミングVTを所定値X(つまり目標バルブタイミングVTtgと同じ値)に仮設定する。
VT=X
この後、ステップ206に進み、仮設定した実バルブタイミングVT(=X)を目標バルブタイミングVTtg(=X)に一致させるように可変バルブタイミング装置18のモータ26をF/B制御することで、現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置18のモータ26を制御するバルブタイミング維持制御を実行する。
一方、上記ステップ202で、クランキング開始後(つまりエンジン回転中)であると判定された場合には、ステップ204に進み、後述する図7のバルブタイミング変化量算出ルーチンを実行して、演算周期当りのバルブタイミング変化量ΔVTを算出する。
この後、ステップ205に進み、前回の実バルブタイミングVTにバルブタイミング変化量ΔVTを加算して今回の実バルブタイミングVTを仮算出する。
この後、ステップ206に進み、仮算出した実バルブタイミングVTを目標バルブタイミングVTtg(=X)に一致させるように可変バルブタイミング装置18のモータ26をF/B制御することで、現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置18を制御するバルブタイミング維持制御を実行する。
[バルブタイミング変化量算出ルーチン]
図7に示すバルブタイミング変化量算出ルーチンは、前記図6のバルブタイミング維持制御ルーチンのステップ204で実行されるサブルーチンである。本ルーチンが起動されると、まず、ステップ301で、アウタギヤ22の演算周期当りの回転角度D(つまりクランク軸12の演算周期当りの回転角度の1/2の回転角度)を算出した後、ステップ302に進み、可変バルブタイミング装置18のモータ26の演算周期当りの回転角度Eを算出する。
この後、ステップ303に進み、モータ26の回転角度Eとアウタギヤ22の回転角度Dとの差を算出することで回転角度差Fを求めた後、ステップ304に進み、回転角度差Fに係数αを乗算して演算周期当りのバルブタイミング変化量ΔVTを求める。
ΔVT=F×α
以上説明した本実施例では、バルブタイミングの基準位置やエンジン停止時の実バルブタイミングを、それぞれECU30のバックアップRAMに記憶し、通常のエンジン始動時には、カム角センサ19からカム角信号が出力されるまでは、前回のエンジン停止時に記憶した実バルブタイミングにバルブタイミング変化量を積算して実バルブタイミングを求める。
その後、カム角センサ19からカム角信号が出力された後は、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号とカム角センサ19から出力されるカム角信号とに基づいてカム角センサベース位相を算出し、このカム角センサベース位相と基準位置(学習値)とを用いて、基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出することで、可変バルブタイミング装置18の製造ばらつきや経時変化等による実バルブタイミングの算出誤差を補正する。
一方、エンジン停止時に記憶した実バルブタイミングの記憶データがバッテリクリアされた場合には、エンジン始動時にカム角センサ19からカム角信号が出力されるまでは、実バルブタイミングを算出することができないが、この期間に、現在のバルブタイミングを維持するように可変バルブタイミング装置18のモータ26を制御するバルブタイミング維持制御を実行する。
一般に、可変バルブタイミング装置18を備えたシステムでは、エンジン11の始動性を確保するために、エンジン停止直前に実バルブタイミングをエンジン11の始動に適した位置に制御しておくため、本実施例のように、エンジン始動時に実バルブタイミングを算出できない期間に、バルブタイミング維持制御を実行することで、実バルブタイミングがエンジン11の始動可能な範囲から外れてしまうことを防止することができ、エンジン11の始動性を確保することができる。
また、本実施例では、基準位置を学習する前は、暫定基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出するようにしたので、基準位置の学習値(記憶データ)がバッテリクリアされた場合の始動時に、基準位置を学習する前でも、暫定基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出することができる。
更に、可変バルブタイミング装置18の製造ばらつきや経時変化等によって基準位置が設計狙い値から大きく外れることはほとんど無いことに着目して、暫定基準位置を基準位置の設計狙い値に設定するようにしたので、基準位置の学習前に暫定基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出する場合でも、実バルブタイミングの算出精度をある程度確保することができる。
また、エンジン11の始動完了後に基準位置を学習するようにしたので、エンジン始動時に基準位置の学習によって実バルブタイミングがエンジン11の始動可能なバルブタイミングの範囲から外れて始動が困難になることを防止できる。
尚、上記実施例では、クランク角センサ20から出力されるクランク角信号とカム角センサ19から出力されるカム角信号とに基づいて実バルブタイミングを算出するようにしたが、これに限定されず、実バルブタイミングの情報を検出するセンサを備えたシステムの場合には、そのセンサの出力信号に基づいて実バルブタイミングを算出するようにしても良い。
また、本発明の適用範囲は、吸気バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置を備えたシステムに限定されず、排気バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置を備えたシステムに本発明を適用しても良い。
更に、本発明の適用範囲は、モータ駆動式の可変バルブタイミング装置を備えたシステムに限定されず、油圧駆動式の可変バルブタイミング装置を備えたシステムに本発明を適用しても良い。
本発明の一実施例におけるバルブタイミング制御システム全体の概略構成図である。 可変バルブタイミング装置の概略構成図である。 通常のエンジン始動時のバルブタイミング制御を説明するタイムチャートである。 バッテリクリアされた場合のエンジン始動時のバルブタイミング制御を説明するタイムチャートである。 バルブタイミング制御メインルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 バルブタイミング維持制御ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。 バルブタイミング変化量算出ルーチンの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
11…エンジン(内燃機関)、12…クランク軸、16…吸気側カム軸、18…可変バルブタイミング装置、19…カム角センサ、20…クランク角センサ、21…位相可変機構、26…モータ、30…ECU(実バルブタイミング算出手段,バルブタイミング制御手段,基準位置学習手段)

Claims (8)

  1. 内燃機関の吸気バルブ及び/又は排気バルブのバルブタイミングを変化させる可変バルブタイミング装置の制御装置において、
    実バルブタイミングを算出する実バルブタイミング算出手段と、
    内燃機関の始動時に、前記実バルブタイミング算出手段により実バルブタイミングを算出可能になる前は現在のバルブタイミングを維持するように前記可変バルブタイミング装置を制御し、前記実バルブタイミング算出手段により実バルブタイミングを算出可能になった後は該実バルブタイミングを目標バルブタイミングに一致させるように前記可変バルブタイミング装置を制御するバルブタイミング制御手段と
    を備えていることを特徴とする可変バルブタイミング装置の制御装置。
  2. 前記実バルブタイミング算出手段は、実バルブタイミングの情報を検出するセンサの出力信号に基づいて実バルブタイミングを算出することを特徴とする請求項1に記載の可変バルブタイミング装置の制御装置。
  3. 前記可変バルブタイミング装置は、内燃機関のクランク軸に対するカム軸の回転位相を変化させることでバルブタイミングを変化させるように構成され、
    前記実バルブタイミングの情報を検出するセンサは、前記カム軸の回転に同期してカム角信号を出力するカム角センサであることを特徴とする請求項2に記載の可変バルブタイミング装置の制御装置。
  4. 前記実バルブタイミング算出手段は、内燃機関の始動時に、前回の停止時にメモリに記憶した実バルブタイミングの情報に基づいて実バルブタイミングを算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の可変バルブタイミング装置の制御装置。
  5. バルブタイミングの基準位置を学習する基準位置学習手段を備え、
    前記実バルブタイミング算出手段は、前記基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の可変バルブタイミング装置の制御装置。
  6. 前記実バルブタイミング算出手段は、前記基準位置学習手段により基準位置を学習する前は所定の暫定基準位置を基準にして実バルブタイミングを算出することを特徴とする請求項5に記載の可変バルブタイミング装置の制御装置。
  7. 前記暫定基準位置は、前記基準位置の設計狙い値であることを特徴とする請求項6に記載の可変バルブタイミング装置の制御装置。
  8. 前記基準位置学習手段は、内燃機関の始動完了後に前記基準位置を学習することを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の可変バルブタイミング装置の制御装置。
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