JP2009254725A - 超音波診断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波診断装置において、簡便な方法で容易にモニタ位置の調整を行う。
【解決手段】第1アーム21、第2アーム22、旋回部材24、第3アーム25、スライド部材26が相互に回転またはスライドできるように連接され、スライド部材26にモニタ27が取り付けられるモニタ支持機構20と、第3アーム25に取り付けられた回転部材37と操作卓13のノブ31に取り付けられた回転部材33とをチルト回転用ワイヤ34,35で接続し、操作卓13のノブ31の動きに連動して第3アーム25を旋回部材24に対して相対的に回転させる回転動作機構30と、スライド部材26と操作卓のノブ31aとをスライド用ワイヤ34a,35aで接続し、操作卓13のノブ31aの動きに連動してスライド部材26を第3アーム25に対して相対的にスライドさせるスライド動作機構30aとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、超音波診断装置のモニタ位置の調整に関する。
超音波診断装置は、超音波を用いて患者の断層像等を撮影するもので、撮影した画像はモニタに表示される。超音波診断装置によって患者の検査を行う場合には、検査者は片手で超音波プローブを患者の体に当てて移動させ、もう一方の手で操作卓上のスイッチ類を操作しながらモニタに映し出された画像を観察する。この際、検査者は患者とモニタとを同時に見ることのできる位置に座って超音波プローブの操作とモニタの画像の観察を行うので、モニタの位置は検査者が超音波プローブを操作しながら観察しやすい位置に調整できることが必要となる。
一方、超音波診断装置は重量が大きいので、検査を行う場合には移動しないようにキャスタを固定した状態とする。このため、検査中に超音波診断装置全体を移動させてモニタの位置を調整することは困難であることから、図7に示すように、超音波診断装置本体300の上に設けた複数の支持部材171から175をそれぞれ回転可能に連接した支持機構170を取り付け、この支持機構170の一端にモニタ160を取り付け、モニタ160の位置を調整する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1には、各支持部材を回転駆動するモータと各支持部材の回転角度を検出する各検出器とを備え、モニタの設定位置における各支持部材の回転角度を記憶しておき、超音波診断装置の使用を開始する際にモニタの位置を設定位置に自動的に位置決めする方法が提案されている。
特開2007−21088号公報
ところで、超音波診断においては、検査者は患者の検査部位などによって検査中にモニタの位置を微調整したい場合がある。従来、このような微調整は検査者がモニタを直接手で動かすことによって行っていた。しかし、モニタの位置は画像を観察しやすい位置にセットするので、手が届きにくく、手動でモニタ位置の調整をしようとした場合には、一旦検査を止めてモニタの位置調整をした後、再度検査を続けることが必要となり、検査が不便になるという問題があった。
本発明は、簡便な方法で容易にモニタ位置の調整を行うことを目的とする。
本発明の超音波診断装置は、ベースと、画像を表示するモニタと、複数の支持部材が相互に回転またはスライドできるように連接された連接体で、その連接体の一端がベースに取り付けられ、その連接体の他端にモニタが取り付けられるモニタ支持機構と、ベースに取り付けられた操作卓と、を備える超音波診断装置であって、少なくとも1つの第1の支持部材と操作卓のノブとを回転用ワイヤで接続し、操作卓のノブの動きに連動して第1の支持部材を他の支持部材に対して相対的に回転させる回転動作機構と、少なくとも1つの第2の支持部材と操作卓のノブとをスライド用ワイヤで接続し、操作卓のノブの動きに連動して第2の支持部材を他の支持部材に対して相対的にスライドさせるスライド動作機構と、を有することを特徴とする。
本発明の超音波診断装置において、回転動作機構は、操作卓の第1のノブに取り付けられた第1の回転部材と、第1の支持部材を他の支持部材に対して相対的に回転させる回転軸と同軸になるように第1の支持部材に取り付けられた第2の回転部材と、第1の回転部材の外周と第2の回転部材の外周とを各回転部材の各回転中心を挟んだ両側でそれぞれ接続する一対の回転用ワイヤとを含み、第1の回転部材の回転に連動して第1の支持部材を他の支持部材に対して相対的に回転させ、スライド動作機構は、操作卓の第2のノブに取り付けられた第3の回転部材と、第3の回転部材の外周と他の支持部材に対して相対的にスライド移動する第2の支持部材とを第3の回転部材の回転中心を挟んだ両側でそれぞれ接続する一対のスライド用ワイヤと、第2の支持部材に隣接する他の支持部材に取り付けられたローラとを含み、一方のスライド用ワイヤは第3の回転部材の外周と第2の支持部材のスライド方向の一方端とを接続し、他方のスライド用ワイヤは第3の回転部材の外周と第2の支持部材のスライド方向の他方端とを接続し、いずれか一方のスライド用ワイヤは第2の支持部材に隣接する他の支持部材に取り付けられたローラを介して折り返され、他方のスライドワイヤと共に第3の回転部材に向かって延び、第3の回転部材の回転に連動して第2の支持部材を他の支持部材に対して相対的にスライドさせること、としても好適である。
本発明は、簡便な方法で容易にモニタ位置の調整を行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施形態の超音波診断装置10は、電子機器が搭載された本体11と、本体11の上面に設けられたベース12と、ベース12に回転自在に取り付けられた操作卓13と、ベース12の上面に取り付けられ、第1アーム21、第2アーム22、旋回部材24、第3アーム25、スライド部材26を含むモニタ支持機構20と、モニタ支持機構20のスライド部材26に取り付けられたモニタ27とを備えている。
図2に示すように、モニタ支持機構20の第1アーム21は、一端がベース12の上面に固定され、ベース12の上面から上に立ち上がりながら後方に向かってS字上にカーブし、他端はベース12の上面に沿った面になるように形成されている。第2アーム22の一端面は第1アーム21の他端の面に合わさるように取り付けられている。第2アーム22の一端面と第1アーム21の他端面は互いの接触面内で旋回できるように、第1アーム21と第2アーム22との接続部には図示しない回転軸が取り付けられている。
第2アームの他端には旋回部材24が第2アーム22に対して水平方向に旋回自在となるように取り付けられている。図2及び図3に示すように、旋回部材24の一端は、第2アーム22に設けられた回転軸75の周りに回転するよう第2アーム22に接続され、旋回部材24の他端にはチルト回転の回転軸38が取り付けられたフレーム23が設けられている。旋回部材24の回転軸38には、第3アーム25の一端が回転自在に取り付けられている。
図5に示すように、第3アーム25はL字形のアームであり、回転軸38と反対側には固定ブロック51が固定されている。固定ブロック51は溝型の断面を持つフレームであり、ウェブが第3アーム25に固定されている。また、上下フランジの間にはガイドパイプ52が固定されている。上下フランジにはそれぞれガイドパイプ52の中心孔に通じる貫通孔が設けられており、後述するスライドバー62がその中をスライドできるよう構成されている。
図5に示すように、固定ブロック51のガイドパイプ52の中にはスライドバー62が上下方向にスライド自在に貫通しており、スライドバー62はスライドフレーム61の上下フランジ63,64の間に取り付けられており、スライドフレーム61はスライド部材26に取り付けられている。そして、スライドバー62が固定ブロック51のガイドパイプ52の中を上下にスライドすると、スライドフレーム61及びスライド部材26はスライドバー62とともに固定ブロック51に対して上下方向にスライド移動することができる。
スライドフレーム61の固定ブロック51と反対側にあるウェブにはモニタ27が固定されており、モニタ27はスライド部材26と共に固定ブロック51に対して上下方向にスライド移動することができる。
以上説明したように、本実施形態のモニタ支持機構20はベース12に固定され、モニタ27の水平旋回とチルトと上下方向のスライドとが可能となるように第1アーム21、第2アーム22、旋回部材24、第3アーム25、スライド部材26が連接されている。第1アーム21、第2アーム22、旋回部材24、第3アーム25、スライド部材26は連接体を構成する。
図1に示すように、操作卓13には回転軸32の周りに回転する3つの回転式のノブ31,31a,31bが取り付けられ、各ノブ31,31a,31bには各ノブ31,31a,31bと共に回転するプーリ状の回転部材33,33a,33bが取り付けられている。ノブ31,31a,31bは円筒形で、その円筒面の一部が操作卓13の操作面の上に突出し、超音波診断装置10を用いて検査を行う検査者が手で回転させることができるよう構成されている。図1及び図4に示すように、回転部材33には第3アーム25をチルト回転させるチルト回転用ワイヤ34,35が取り付けられ、図1及び図5に示すように、回転部材33aにはスライド部材26を上下方向にスライド移動させるスライド用ワイヤ34a,35aが取り付けられ、図1及び図6に示すように、回転部材33bには旋回部材24を旋回させる旋回用ワイヤ34b,35bが取り付けられている。チルト回転用ワイヤ34,35、スライド用ワイヤ34a,35a、旋回用ワイヤ34b,35bはそれぞれスリーブ36,36a,36bの中を通って操作卓13から第3アーム25、スライド部材26、旋回部材24まで導かれている。
図4に示すように、第3アーム25をチルト回転させる回転動作機構30は、操作卓13の回転軸32の周りに回転自在に取り付けられた回転部材33と、旋回部材24のフレーム23に取り付けられた回転軸38と同軸になるように第3アーム25に取り付けられた回転部材37と、回転部材33と回転部材37の各外周を接続する一対のチルト回転用ワイヤ34,35とを備えている。回転部材33はその外周にピン43が設けられており、各チルト回転用ワイヤ34,35のそれぞれの一端はピン43に接続されている。そして一対のチルト回転用ワイヤ34,35は、ピン43からそれぞれ回転部材33の回転中心がある回転軸32を挟んだ両側の外周に沿って回転部材33に巻きつけられている。一方のチルト回転用ワイヤ34は、回転部材33に巻きつけられた後、回転部材33の外周の接線方向に延び、他方のチルト回転用ワイヤ35は、操作卓13に取り付けられたブラケット46に回転自在に取り付けられたローラ45によってその方向が回転部材33の外周の接線方向から一方のチルト回転用ワイヤ34に沿う方向に転換され、各チルト回転用ワイヤ34,35は共通の方向に沿って延びる。一対のチルト回転用ワイヤ34,35は共通のスリーブ36の中を通って第3アーム25に取り付けられた回転部材37に向かって延びている。
第3アーム25に取り付けられたプーリ状の回転部材37はその外周にピン44が設けられており、一方のチルト回転用ワイヤ34は回転部材37の外周の接線方向から回転部材37の外周に巻きつけられた後、ピン44に接続されている。また、他方のチルト回転用ワイヤ35は、旋回部材24に設けられたブラケット48に回転自在に取り付けられたローラ47によってその方向が回転部材37の一方のチルト回転用ワイヤと異なる接線方向に転換され、回転部材37の外周に沿って一方のチルト回転用ワイヤと異なる方向に向かって回転部材37の外周に巻きつけられている。そして、他方のチルト回転用ワイヤ35は、一方のチルト回転用ワイヤ34と反対方向からピン44に接続されている。ピン44側から見ると、一対のチルト回転用ワイヤ34,35は、ピン44からそれぞれ回転部材37の回転中心がある回転軸38を挟んだ両側の外周に沿って回転部材37に巻きつけられ、回転部材33に向かって延びている。
検査者によって、操作卓13に設けられたノブ31が図4に示す黒矢印の方向に回転されると、一方のチルト回転用ワイヤ34に黒矢印の方向に引っ張り力がかかり、その引張り力は回転部材37を回転軸38の周りに黒矢印の方向に向かって回転させる。回転部材37は第3アーム25に取り付けられているので、回転部材37の回転によって第3アーム25は、旋回部材24に対して黒矢印の方向に向かって相対的に旋回する。また、検査者によって、操作卓13に設けられたノブ31が図4に示す白矢印の方向に回転されると、他方のチルト回転用ワイヤ35に白矢印の方向に引っ張り力がかかり、その引張り力は、回転部材37を回転軸38の周りに白矢印の方向に向かって回転させ、回転部材37の取り付けられている第3アーム25を旋回部材24に対して白矢印の方向に向かって相対的に旋回させる。つまり、回転動作機構30は、回転部材33の回転によって一対のチルト回転用ワイヤ34,35のいずれか一方に引っ張り力を掛けて回転部材37、第3アーム25を旋回部材24に対して回転させる。第3アーム25が回転すると、第3アーム25にスライド部材26を介して取り付けられているモニタ27の表示面が上下にチルトする。
図5に示すように、スライド部材26をスライドさせるスライド動作機構30aは、操作卓13の回転軸32の周りに回転自在に取り付けられた回転部材33aと、第3アーム25に取り付けられた固定ブロック51に設けられたブラケット55に回転自在に取り付けられたローラ53と、固定ブロック51に対して上下方向にスライド自在に取り付けられたスライドフレーム61と、回転部材33aとスライドフレーム61の上フランジ63と下フランジ64とにそれぞれ接続された一対のスライド用ワイヤ34a,35aとを備えている。先に説明した回転動作機構30と同様に、回転部材33aはその外周にピン43aが設けられており、一対のスライド用ワイヤ34a,35aのそれぞれの一端はピン43aに接続されている。そしてスライド用ワイヤ34a,35aは、ピン43aからそれぞれ回転部材33aの回転中心がある回転軸32を挟んだ両側の外周に沿って回転部材33aに巻きつけられている。一方のスライド用ワイヤ34aは、回転部材33aに巻きつけられた後、回転部材33aの外周の接線方向に延び、他方のスライド用ワイヤ35aは、操作卓13に取り付けられたブラケット46aに回転自在に取り付けられたローラ45aによってその方向が回転部材33aの外周の接線方向から一方のスライド用ワイヤ34aに沿う方向に転換され、各スライド用ワイヤ34a,35aは共通の方向に沿って延びる。一対のスライド用ワイヤ34a,35aは共通のスリーブ36aの中を通ってスライドフレーム61に向かって延びている。
一方のスライド用ワイヤ34aはスライドフレーム61のスライド方向である上下方向に沿って上フランジ63に延び、他端が上フレーム63の下面側に取り付けられている。他方のスライド用ワイヤ35aは、固定ブロック51に設けられたブラケット55に回転自在に取り付けられたローラ53によって一方のスライド用ワイヤ34aと反対方向の下方向に折り返され、上フランジ63とスライド方向に沿って反対側に有る下フランジ64の上面に接続されている。
固定ブロック51に設けられたブラケット56には回転自在にコンスタンバネ54が取り付けられている。コンスタンバネ54は、薄い帯板をゼンマイ状に巻き込んで形成したもので、巻き込まれている側はブラケット56に回転自在になるように取り付けられ、帯板の延伸部57はスライドフレーム61の下フランジ64に取り付けられている。コンスタンバネ54は、スライド部材26と固定ブロック51との相対位置が変化してもモニタ27とスライド部材26の荷重が一定して固定ブロック51にかかるように動作するものである。
検査者によって、操作卓13に設けられたノブ31aが図5に示す黒矢印の方向に回転されると、一方のスライド用ワイヤ34aに黒矢印の方向に引っ張り力がかかり、その引張り力はスライドフレーム61の上フランジ63を下方向に引っ張る。モニタ27とスライド部材26との荷重はコンスタンバネ54を介して固定ブロック51によって支持されているので、一方のスライド用ワイヤ34aの上フランジ63を下方向に引っ張る力がスライドバー62とガイドパイプ52との間の摩擦力よりも大きくなると、スライドフレーム61は下方向に向かってスライドする。スライドフレーム61が下方向にスライドするとスライドフレーム61を含むスライド部材26とスライド部材26に取り付けられているモニタ27は固定ブロック51の取り付けられている第3アーム25に対して相対的に下方向にスライドする。検査者によって、操作卓13に設けられたノブ31aが図5に示す白矢印の方向に回転されると、他方のスライド用ワイヤ35aに白矢印の方向に引っ張り力がかかり、その引張り力はローラを介して固定ブロック51にかかると共に、スライドフレーム61の下フランジ64を上方向に引っ張る。そして、他方のスライド用ワイヤ35aの下フランジ64を上方向に引っ張る力がスライドバー62とガイドパイプ52との間の摩擦力よりも大きくなると、スライドフレーム61は上方向に向かってスライドする。スライドフレーム61が上方向にスライドするとスライドフレーム61を含むスライド部材26とスライド部材26に取り付けられているモニタ27は固定ブロック51の取り付けられている第3アーム25に対して相対的に上方向にスライドする。
図6に示すように、旋回部材24を旋回させる回転動作機構30bは、操作卓13の回転軸32の周りに回転自在に取り付けられた回転部材33bと、第2アーム22に取り付けられた回転軸75と同軸になるように旋回部材24に取り付けられたプーリ状の回転部材71と、回転部材33bと回転部材71の各外周を接続する一対の旋回用ワイヤ34b,35bとを備えている。回転部材33bはその外周にピン43bが設けられており、回転部材71の外周にはピン72が設けられている。また、操作卓13に設けられたブラケット46bにはローラ45bが回転自在に取り付けられ、第2アーム22に設けられたブラケット76にはローラ74が回転自在に取り付けられている。先に図4を参照して説明した回転動作機構30と同様に各旋回用ワイヤ34b,35bのそれぞれの一端はピン43bに他端はピン72に接続されている。そして、回転動作機構30と同様に操作卓13のノブ31bを回転させるとその回転動作に連動して回転部材71が回転軸75の周りに回転し、旋回部材24を左右方向に旋回させる。旋回部材24には第3アーム25とスライド部材26を介してモニタ27が取り付けられているので、ノブ31bを回転させることによってモニタ27の表示面を左右に旋回させることができる。
本実施形態の超音波診断装置10は、一対のチルト回転用ワイヤ34,35によって回転部材33、37を接続するという簡便な回転動作機構30を用いつつ、操作卓13に設けられたノブ31を回転させることで検査者が容易にモニタ27の上下方向の角度位置の調整を行うことができる。また、同様に、一対のスライド用ワイヤ34a,35aによって回転部材33aとスライド部材26とを接続するという簡便なスライド動作機構30aを用いつつ、操作卓13に設けられたノブ31aを回転させることで検査者が容易にモニタ27の上下方向の位置の調整を行うことができる。更に、一対の旋回用ワイヤ34b,35bによって回転部材33b,71を接続するという簡便なスライド動作機構30aを用いつつ、操作卓13に設けられたノブ31bを回転させることで検査者が容易にモニタ27の左右方向の旋回位置の調整を行うことができる。このように本実施形態は、簡便な方法で操作卓13に設けたノブ31,31a,31bの回転に連動して容易にモニタ27の位置、方向の調整を行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態における超音波診断装置の外形図である。 本発明の実施形態における超音波診断装置のモニタ支持機構を示す一部断面図である。 本発明の実施形態における超音波診断装置のモニタ支持機構を示す平面図である。 本発明の実施形態における超音波診断装置の回転動作機構を模式的に示す説明図である。 本発明の実施形態における超音波診断装置のスライド動作機構を模式的に示す説明図である。 本発明の実施形態における超音波診断装置の回転動作機構を模式的に示す説明図である。 従来技術による超音波診断装置を示す斜視図である。
符号の説明
10 超音波診断装置、11 本体、12 ベース、13 操作卓、20 モニタ支持機構、21 第1アーム、22 第2アーム、23 フレーム、24 旋回部材、25 第3アーム、26 スライド部材、27,160 モニタ、30,30b 回転動作機構、30a スライド動作機構、31,31a,31b ノブ、32,38,75 回転軸、33,33a,33b,37,71 回転部材、34,35 チルト回転用ワイヤ、34a,35a スライド用ワイヤ、34b,35b 旋回用ワイヤ、36,36a,36b スリーブ、43,43a,43b,44,72 ピン、45,45a,45b,47,53,74 ローラ、46,46a,46b,48,55,56,76 ブラケット、51 固定ブロック、52 ガイドパイプ、54 コンスタンバネ、57 延伸部、61 スライドフレーム、62 スライドバー、63 上フランジ、64 下フランジ、170 支持機構、171〜175 支持部材、300 超音波診断装置本体。

Claims (2)

  1. ベースと、
    画像を表示するモニタと、
    複数の支持部材が相互に回転またはスライドできるように連接された連接体で、その連接体の一端がベースに取り付けられ、その連接体の他端にモニタが取り付けられるモニタ支持機構と、
    ベースに取り付けられた操作卓と、を備える超音波診断装置であって、
    少なくとも1つの第1の支持部材と操作卓のノブとを回転用ワイヤで接続し、操作卓のノブの動きに連動して第1の支持部材を他の支持部材に対して相対的に回転させる回転動作機構と、
    少なくとも1つの第2の支持部材と操作卓のノブとをスライド用ワイヤで接続し、操作卓のノブの動きに連動して第2の支持部材を他の支持部材に対して相対的にスライドさせるスライド動作機構と、を有することを特徴とする超音波診断装置。
  2. 請求項1に記載の超音波診断装置であって、
    回転動作機構は、
    操作卓の第1のノブに取り付けられた第1の回転部材と、第1の支持部材を他の支持部材に対して相対的に回転させる回転軸と同軸になるように第1の支持部材に取り付けられた第2の回転部材と、第1の回転部材の外周と第2の回転部材の外周とを各回転部材の各回転中心を挟んだ両側でそれぞれ接続する一対の回転用ワイヤとを含み、第1の回転部材の回転に連動して第1の支持部材を他の支持部材に対して相対的に回転させ、
    スライド動作機構は、
    操作卓の第2のノブに取り付けられた第3の回転部材と、第3の回転部材の外周と他の支持部材に対して相対的にスライド移動する第2の支持部材とを第3の回転部材の回転中心を挟んだ両側でそれぞれ接続する一対のスライド用ワイヤと、第2の支持部材に隣接する他の支持部材に取り付けられたローラとを含み、一方のスライド用ワイヤは第3の回転部材の外周と第2の支持部材のスライド方向の一方端とを接続し、他方のスライド用ワイヤは第3の回転部材の外周と第2の支持部材のスライド方向の他方端とを接続し、いずれか一方のスライド用ワイヤは第2の支持部材に隣接する他の支持部材に取り付けられたローラを介して折り返され、他方のスライドワイヤと共に第3の回転部材に向かって延び、第3の回転部材の回転に連動して第2の支持部材を他の支持部材に対して相対的にスライドさせること、
    を特徴とする超音波診断装置。
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