JP2009189633A - 超音波診断装置 - Google Patents

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康司 柳原
Kiyoshi Matsumura
清志 松村
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Abstract

【課題】超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができるとともに、処理装置が邪魔になることを防止することができる超音波診断装置を提供する。
【解決手段】操作者が指示を入力するための操作装置2と、超音波画像を表示させるための画像表示装置6と、超音波を送波して得られた受信信号に基づいて超音波画像を作成し、前記画像表示装置6に表示する制御を行うための処理装置7とを備え、前記操作装置2と前記処理装置7とが別々に構成され、処理装置7は被検者を載せる寝台Bを挟んで前記操作装置2とは反対側に配置されており、さらに前記処理装置7は床面に設置される基台15に、ケーブル収容装置5を介して移動自在に設けられることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、超音波を送波して得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成する超音波診断装置に関する。
従来の超音波診断装置は、操作者が指示を入力するための操作装置と、超音波画像を表示するための画像表示装置と、超音波を送波して得られたエコー信号に基づいて超音波画像データを作成し表示する制御を行うための処理装置とが一体的に移動可能な構造になっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−339708号公報
従来の超音波診断装置は、操作者から手の届く位置に操作装置を位置させるために、被検体が寝ている寝台に対して操作者が居る側に置かれる。しかし、操作装置から処理装置まで一体的になっているために、サイズが大きな従来の超音波診断装置を、寝台に対し操作者と同側に置くと、操作者の居る側の空間が大きく占有されてしまっていた。
そこで、本願出願人は、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用すべく、操作者が指示を入力するための操作装置と、超音波画像を表示するための画像表示装置と、前記指示に基づいて送波された超音波に対して得られた受信信号に基づいて超音波画像を作成し、前記画像表示装置に表示させる制御を行うための処理装置とを備え、前記操作装置は前記処理装置と別体である超音波診断装置を提案している(特願2007−226055号)。
上記特願2007−226055号の超音波診断装置では、前記操作装置と別体である前記処理装置は、寝台に対して操作者が居る側とは反対側に設置されている。ここで、超音波検査を行うときには、前記操作装置を操作するとともに超音波プローブを持ってスキャンを行う操作者の他に、被検体が寝台へ乗り降りしたり、検査の体勢を変えたりすることを補助する補助者が寝台のすぐ横に立つ場合がある。この場合、補助者は、通常、操作者が居る側とは反対側、すなわち前記処理装置側に立つので、前記処理装置が邪魔になることが懸念される。
本発明の目的は、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができるとともに、処理装置が邪魔になることを防止することができる超音波診断装置を提供することにある。
この発明は、前記課題を解決するためになされたもので、第1の観点の発明は、操作者が指示を入力するための操作装置と、超音波画像を表示させるための画像表示装置と、超音波を送波して得られた受信信号に基づいて超音波画像を作成し、前記画像表示装置に表示する制御を行うための処理装置とを備え、前記操作装置と前記処理装置とが別々に構成され、該処理装置は被検者を載せる寝台を挟んで前記操作装置とは反対側に配置されており、さらに前記処理装置は床面に設置される基台に移動自在に設けられることを特徴とする超音波診断装置である。
第2の観点の発明は、第1の観点の発明において、前記画像表示装置は、前記基台の上にスライド自在に設けられた支柱から延びたアーム又は前記処理装置から延びたアームに支持されていることを特徴とする超音波診断装置である。
第3の観点の発明は、第1又は2の観点の発明において、前記基台は、転倒防止脚を有することを特徴とする超音波診断装置である。
第4の観点の発明は、第1〜3のいずれか一の観点の発明において、前記操作装置は、キャスター付の移動台上に設置されていることを特徴とする超音波診断装置である。
第5の観点の発明は、操作者が指示を入力するための操作装置と、超音波画像を表示させるための画像表示装置と、超音波を送波して得られた受信信号に基づいて超音波画像を作成し、前記画像表示装置に表示する制御を行うための処理装置と、を備え、被検体を載せる寝台の載置部と床面との隙間空間に、前記処理装置が設置されていることを特徴とする超音波診断装置である。
第6の観点の発明は、第5の観点の発明において、前記操作装置及び前記画像表示装置は、前記処理装置から延びたアームに支持されていることを特徴とする超音波診断装置である。
第7の観点の発明は、第6の観点の発明において、前記アームは、回動可能に前記処理装置に設けられていることを特徴とする超音波診断装置である。
第8の観点の発明は、第5〜7のいずれか一の観点の発明において、前記処理装置は、前記隙間空間において移動自在に設置されていることを特徴とする超音波診断装置である。
第9の観点の発明は、第6〜8のいずれか一の観点の発明において、前記処理装置には、前記画像表示装置の他、第二の画像表示装置が第二のアームによって支持されていることを特徴とする超音波診断装置である。
第1の観点の発明によれば、前記操作装置と前記処理装置とが別々に構成され、該処理装置は被検者を載せる寝台を挟んで前記操作装置とは反対側に配置されているため、操作者の居る側の空間が従来より広くなり、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。また、前記処理装置は、前記基台に移動自在に設けられているので、前記処理装置の位置を自由に変えることができる。これにより、前記処理装置が邪魔になることを防止することができる。
第2の観点の発明によれば、前記基台の上にスライド自在に設けられた支柱から延びたアーム又は前記処理装置から延びたアームに、前記画像表示装置が支持されているので、寝台に対して操作者の居る側の空間が、前記画像表示装置の支持のために占有されることがなくなる。
第3の観点の発明によれば、前記転倒防止脚により前記処理装置の転倒を防止することができる。
第4の観点の発明によれば、前記移動台を移動させることによって前記操作装置の位置を自由に変えることができる。
第5の観点の発明によれば、前記処理装置は、前記寝台の載置部と床面との間の隙間空間に設置されているので、超音波診断装置が設置された部屋のスペースを有効に利用することができるとともに、前記処理装置が邪魔になることを防止することができる。
第6の観点の発明によれば、前記操作装置及び前記画像表示装置が、前記処理装置から延びたアームに支持されているので、前記操作装置及び前記画像表示装置の支持のために占有される空間が少なくなり、超音波診断装置を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
第7の観点の発明によれば、前記アームを回動させることにより、操作者が前記操作装置を操作しやすく、前記画像表示装置を見やすい位置に、前記操作装置及び前記画像表示装置を移動させることができる。
第8の観点の発明によれば、前記操作装置及び前記画像表示装置が前記アームを介して支持されている前記処理装置が、前記隙間空間において移動自在に設置されているので、検査部位に応じて前記操作装置及び前記画像表示装置を移動させることができる。
第9の観点の発明によれば、前記画像表示装置の他、第二の画像表示装置を備えるので、例えば前記画像表示装置に表示される超音波画像を操作者が見るとともに、前記第二の画像表示装置に表示される超音波画像を被検体が見ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて詳細に説明する。
(第一実施形態)
先ず、第一実施形態について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る超音波診断装置を示す正面図、図2は図1に示す超音波診断装置の平面図、図3は図1に示す超音波診断装置の一部破断側面図である。
超音波診断装置1は、操作者が指示を入力するための操作装置2と、超音波の送受信を行うためのプローブ3と、このプローブ3のケーブル4を収容するケーブル収容装置5と、超音波画像を表示するための画像表示装置6と、操作者の指示に基づいて前記プローブ3を駆動し得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成し前記画像表示装置6に表示する制御を行うための処理装置7とを備えている。
前記操作装置2は、前記画像表示装置6及び前記処理装置7と別体であり、キャスター付の移動台8上に設置され、位置を自由に変えることができるようになっている。前記操作装置2は、被検体が横たわる寝台Bに対して操作者の座るイスAが置かれた側に置かれている。また、前記操作装置2は、前記処理装置7と無線通信するための操作装置側無線通信部9を有している。そして、操作者が、前記操作装置2によって指示を入力すると、その指示信号が前記操作装置側無線通信部9により、前記処理装置7へ送信されるようになっている。
前記画像表示装置6は、前記ケーブル収容装置5及び前記処理装置7の側面に固定された支柱10から延びたアーム11に支持されている。ただし、特に図示しないが、前記画像表示装置6は、前記処理装置7から延びたアームに支持されていてもよい。
前記アーム11は、前記支柱10から延びた第一水平アーム11aと、この第一水平アーム11aから水平に延びた第二水平アーム11bと、この第二水平アーム11bから垂直に延びた上下アーム11cとからなる。このアーム11内には、ケーブル(図示省略)が配策され、このケーブルを介して前記処理装置7で作成された超音波画像のデータが前記画像表示装置6へ入力されるようになっている。
前記第一水平アーム11aは、前記支柱10との接続部で水平方向に回動するようになっている。また、前記第二水平アーム11bは、前記第一水平アーム11aとの接続部で水平方向に回動するようになっている。さらに、前記上下アーム11cは、長さが可変であるとともに、前記第二水平アーム11bとの接続部で水平方向に回動するようになっている。これにより、前記画像表示装置6を検査者の姿勢に応じて見やすい位置に移動させることができ、検査者が自然な体勢で検査することができるようになっている。
前記画像表示装置6は、前記上下アーム11cとの接続部において、上下方向に回動するようになっており、画面の角度を調節することができるようになっている。
前記処理装置7は、前記操作装置2と無線通信するための処理装置側無線通信部12を有している。また、前記処理装置7は、前記プローブ3におけるプローブ本体3aと前記処理装置7とを接続するケーブル4のコネクタ4aを接続するためのプローブコネクタ13を有している。
前記処理装置7及び前記ケーブル収容装置5は一体になっており、寝台Bを挟んで前記操作装置2が置かれた側とは反対側に配置されている。そして、前記ケーブル収容装置5は、前記ケーブル4を収容するためのケーブル収容筐体14を有している。このケーブル収容筐体14は、床面Fに設置された基台15にスライド自在に設けられている。前記基台15は、両端部に転倒防止脚15a,15aを有し、平面視コの字形状になっていて、前記ケーブル収容装置5及びこのケーブル収容装置5と一体の前記画像表示装置6、前記処理装置7の転倒を防止できるようになっている。前記基台15は、特に図示しないが、アンカーボルト等によって床面Fに固定されていてもよい。
図4は、前記ケーブル収容筐体14の下部及び前記基台15の断面を示す図である。この図4に示すように、前記ケーブル収容筐体14の下部は、左右に突出する凸部14aを有し、車輪14bを有している。前記基台15は、断面略C字形状になっており、この基台15内に、前記凸部14aを有する前記ケーブル収容筐体14の下部がスライド自在に設けられている。特に図示しないが、前記ケーブル収容筐体14の下部は、位置固定のための手段を有していてもよい。
また、特に図示しないが、前記支柱10の下部も前記ケーブル収容筐体14の下部と同様の構成になっており、前記基台15内にスライド自在に設けられている。
前記ケーブル収容筐体14の上方には、前記処理装置7が一体に設けられている。従って、本例では、前記処理装置7は、前記ケーブル収容筐体14を介して前記基台15に移動自在に設けられたものとなっている。また、前記支柱10も、前記処理装置7及び前記ケーブル収容筐体14と一体になっており、前記ケーブル収容装置5、前記画像表示装置6及び前記処理装置7は、一体になった状態で前記基台7に移動自在に設けられている。
前記ケーブル収容筐体14は、床面Fからの高さが150cmであり、床面Fからの高さH=100cm(寝台Bよりも高い)までの部分は厚さT=10cmになっている。このような厚さにすることで、寝台Bに対して前記ケーブル収容装置5が置かれた側の空間を、このケーブル収容装置5が占める割合を小さくすることができ、スペースを有効利用できる。また、前記ケーブル収容筐体14は、床面Fからの高さ100cm〜130cmの範囲は突出部16になっており、この突出部16の厚さは20cmになっている。
前記ケーブル収容筐体14には、上下方向にスライド可能なカバー17が取り付けられている。そして、このカバー17を下方にスライドさせることにより、前記ケーブル収容筐体14の床面Fからの高さ65cm〜100cmの範囲の内部が露出し、操作者が前記ケーブル収容筐体14内のケーブル収容空間14cにアクセスすることができるようになっている。これにより、保守作業を行いやすくなり、前記プローブ3のケーブル4を後述する動滑車20から外したり、前記ケーブル4を前記動滑車20に装着することが可能になる。
図5は、図1に示す超音波診断装置の開口部付近を示す一部破断拡大側面図、図6は、図1に示す超音波診断装置の開口部付近を示す拡大正面図である。これらの図に示すように、前記ケーブル収容筐体14の突出部16の床面Fからの高さ120cm〜130cmの範囲は、開口部14dになっている。このように、床面Fから高さ120cm以上の位置に、前記ケーブル収容空間14cの開口部14dが設けられているので、寝台Bに寝た患者よりも十分高い位置から前記ケーブル4が出入りすることになり、前記ケーブルが患者に不快感を与えることを防止することができるようになっている。
前記プローブコネクタ13は、前記開口部14dよりも上方の位置となっていて、前記プローブ3のケーブル4は、前記開口部14dから前記ケーブル収容空間14c内に収容されている。
前記ケーブル4は、前記ケーブル収容空間14c内において、U字状に曲がった状態で収容されている。このような状態で前記ケーブル4が収容されることにより、このケーブル4が曲げられる部分が、U字状の下端(前記動滑車20を掛けた部分)の1カ所だけで済み、前記ケーブル4を傷めなくてすむ。
前記開口部14dには、ケーブルストッパ18が設けられている。このケーブルストッパ18は、前記ケーブル4の外径より狭い隙間のスリット18aである。そして、このスリット18aに前記ケーブル4を弾性変形させて挟むことにより、前記ケーブル4を係止させることができるようになっており、これにより、操作者の意に反して前記ケーブル4が前記開口部14dから出たり、前記ケーブル収容空間14cに引き込まれたりすることを防止できるようになっている。
また、前記開口部14dには、前記ケーブル4の下面に当たりうるローラ19が設けられている。このローラ19により、前記開口部14dからの前記ケーブル4の出入りが円滑に行われるようになっている。
前記ケーブル収容筐体14の内部構成について図7に基づいて説明する。図7は、前記ケーブル収容筐体14に取り付けられた前記カバー17を下方にスライドさせ、前記ケーブル収容筐体14の床面F(図5では図示省略)からの高さ65cm〜100cmの範囲の内部を露出させた状態の動滑車20付近の拡大側面図である。
前記ケーブル4のU字状の下端には、例えば直径10mm以上の動滑車20が掛けられている。この動滑車20により、動滑車20の半径(例えば5mm以上)より小さな曲率で前記ケーブル4が曲がることを防止することができる。
前記動滑車20は、前記ケーブル収容空間14c内における前記ケーブル収容筐体14の背面に上下方向に固定されたレール21に、ホルダ20aを介して上下移動可能に保持されている。また、前記動滑車20は、重り22により、下向きに付勢されている。この重り22は、前記ケーブル4を前記ケーブル収容空間14cに円滑に引き込む力となる。
さらに、前記動滑車20には、ケーブルロック23が設置されている。このケーブルロック23は、回動可能なレバー状部材からなっている。このようなケーブルロック23により、前記動滑車20から前記ケーブル4が外れることを防止でき、安定性・信頼性が向上する。
前記レール21の床面Fから高さ70cmの位置には、動滑車ロック24が設けられている。この動滑車ロック24は、シーソー状に動いて姿勢を変えるシーソー状部材である。この動滑車ロック24により、後述するように前記ケーブル4を外した前記動滑車20を、床面Fから高さ70cm以上の位置に止めておくことができ、前記動滑車20に前記ケーブル4を脱着する際の作業が行いやすくなる。
図8〜図10は、前記ケーブル4を前記動滑車20から外す手順を示している。前記ケーブル4を前記動滑車20から外すには、先ず、前記カバー17を下方にスライドさせ、前記ケーブル収容筐体14の床面F(図8〜図10では図示省略)からの高さ65cm〜100cmの範囲の内部を露出させた状態で、前記ケーブル4を引き出し、図8に示すように前記動滑車20を前記動滑車ロック24よりも上の位置まで上昇させる。
次に、図9に示すように、前記動滑車ロック24をシーソー状に動かして前記レール21の上面21aよりも突出させ、前記動滑車20を下げて、前記動滑車ロック24に前記動滑車20を載せる。そして、図10に示すように、前記ケーブルロック23を回して上げ、前記ケーブル4を前記動滑車20から外す。
前記ケーブル4に前記動滑車20を掛ける手順は、前記ケーブル4を前記動滑車20から外す手順の逆である。
本例の超音波診断装置1によれば、前記操作装置2と前記処理装置7とが別々に構成され、前記処理装置7は寝台Bを挟んで前記操作装置2とは反対側に配置されているため、操作者の居る側の空間が従来より広くなり、超音波診断装置1を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。また、前記ケーブル収容装置5、前記画像表示装置6及び前記処理装置7は、前記基台15にスライド自在に設けられているので、これらを例えば図11に示すように正面から見て左側へ移動させることで、寝台Bを挟んで操作者の居る側とは反対側の中央部に、補助者が立つスペースを作ることができ、前記ケーブル収容装置5、前記画像表示装置6及び前記処理装置7が補助者の邪魔になることを防止することができる。また、検査部位に応じて補助者が立つ位置は異なるが、前記ケーブル収容装置5、前記画像表示装置6及び前記処理装置7を、検査部位に応じて邪魔にならないような位置に移動させることができる。
また、前記支柱10から延びたアーム11に、前記画像表示装置6が支持されているので、寝台Bに対して操作者の居る側の空間が、前記画像表示装置6の支持のために占有されることがなくなる。
(第二実施形態)
次に、本発明の第二実施形態について、図12に基づいて説明する。図12は、本発明の第二実施形態に係る超音波診断装置を示す斜視図である。
本例の超音波診断装置30は、操作者が指示を入力するための操作装置31と、超音波の送受信を行うためのプローブ32と、超音波画像を表示するための画像表示装置33と、操作者の指示に基づいて前記プローブ32を駆動し得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成し前記画像表示装置33に表示する制御を行うための処理装置34とを備えている。
前記プローブ32は、ケーブル35を介して前記操作装置31と接続されている。前記操作装置31には、プローブホルダ36が設けられ、このプローブホルダ36に前記プローブ32が保持されるようになっている。
前記画像表示装置33は、前記操作装置31に設けられている。前記画像表示装置33は、前記操作装置31との接続部において、上下方向に回動するようになっており、画面の角度を調節することができるようになっている。
前記操作装置31は、後述するように寝台Bの載置部100と床面Fとの隙間空間Sに設けられた処理装置34のアームジョイントユニット39から延びたアーム37に支持されている。前記操作装置31は、前記アーム37との接続部において水平方向に回動可能となっている。
前記アーム37は、隙間空間Sから寝台Bの側方へ延びた後、上方へ延びた形状となっている。また、前記アーム37は蛇腹部37aを有し、この蛇腹部37aにおいて上下に伸縮可能になっている。さらに、前記アーム37は、前記アームジョイントユニット39との接続部において、水平方向に回動するようになっている。
前記処理装置34は、寝台Bの載置部100と床面Fとの隙間空間Sに設けられている。本例では、前記処理装置34は、床面Fに固定されている。ただし、本発明では、前記処理装置34は、前記載置部100と床面Fとの隙間空間Sに設けられていれば床面Fに固定される場合に限られるものではなく、特に図示しないが、例えば前記載置部100の下面に固定されていてもよい。
前記処理装置34は、前記プローブ32で得られたエコー信号に基づいて超音波画像を作成する信号処理ユニット38と、この信号処理ユニット38と並設され、前記アーム37が接続されたアームジョイントユニット39とを有している。前記信号処理ユニット38及び前記アームジョイントユニット39は、電気的に接続されており、前記プローブ32で得られたエコー信号は、前記アーム37内に配策されたケーブル(図示省略)によって前記アームジョイントユニット39へ入力された後、前記信号処理ユニット38へ入力されて超音波画像が作成されるようになっている。また、前記信号処理ユニット38で作成された超音波画像のデータは、前記アームジョイントユニット39へ出力され、前記アーム37内のケーブルを介して前記画像表示装置33へ入力され、超音波画像として表示されるようになっている。
ここで、前記処理装置34は、特に図示しないが、床面F上に設けられたレール上に移動可能に設けられていてもよい。このように前記処理装置34を移動可能にすることで、検査部位に応じた位置に前記操作装置31及び前記画像表示装置33を移動させることができる。
以上説明した本例の超音波診断装置30によれば、前記処理装置34は、寝台Bの載置部100と床面Fとの間の隙間空間Sに設置されているので、超音波診断装置30が設置された部屋のスペースを有効に利用することができるとともに、前記処理装置34が邪魔になることを防止することができる。
また、前記操作装置31及び前記画像表示装置33が、前記処理装置34から延びたアーム37に支持されているので、前記操作装置31及び前記画像表示装置33の支持のために占有される空間が少なくなり、前記超音波診断装置30を設置する部屋のスペースを有効に利用することができる。
さらに、前記アーム37は水平方向に回動可能であり、また前記蛇腹部37aが伸縮可能となっているので、操作者が操作しやすく、前記画像表示装置33を見やすい位置に、前記操作装置31及び前記画像表示装置33を位置させることができる。
(第三実施形態)
次に、本発明の第三実施形態について、図13に基づいて説明する。図13は、本発明の第三実施形態に係る超音波診断装置を示す正面図である。本例の超音波診断装置40は、第二実施形態の超音波診断装置30と基本構成は同じであるが、前記アームジョイントユニット39が、前記信号処理ユニット38の上に設けられている。また、本例の超音波診断装置40は、第二の画像表示装置41を有している。この第二の画像表示装置41は、前記アームジョイントユニット39から延びた第二のアーム42に支持されている。前記第二の画像表示装置41は、前記第二のアーム42との接続部において上下方向に回動可能となっている。
前記第二のアーム42は、前記アームジョイントユニット39との接続部において水平方向に回動可能となっている。前記第二のアーム42内にはケーブル(図示省略)が配策され、前記信号処理ユニット38で作成された超音波画像のデータが、前記ケーブルを介して前記第二の画像表示装置41へ入力されるようになっている。
ここで、寝台Bは昇降部101を有し、この昇降部101により、載置部100の床面Fからの高さを調節することができるようになっている。また、前記載置部100は、第一板状部材100a、第二板状部材100b、第三板状部材100c、第四板状部材100dに分割して構成されている。本例では、被検体は前記第一板状部材100a側に頭が来るようにして前記載置部100に横たわる。
前記第一板状部材100aと前記第二板状部材100bとの接続部は、第一回動軸102aを有し、この第一回動軸102aを中心に、前記第一板状部材100aが前記第二板状部材100bに対して上方へ向かって回動可能となっている。また、前記第二板状部材100bと前記第三板状部材100cとの接続部は、第二回動軸102bを有し、この第二回動軸102bを中心に、前記第三板状部材100cが前記第二板状部材100bに対し下方へ向かって回動可能となっている。さらに、第三板状部材100cと第四板状部材100dとの接続部は、第三回動軸102cを有し、この第三回動軸102cを中心に、前記第四板状部材100dが上方へ向かって回動するようになっている。前記第一板状部材100a、前記第三板状部材100c及び前記第四板状部材100dが回動することにより、寝台Bはベッド形の形状(図13)と椅子形の形状(図14)とに可変になっている。
本例の超音波診断装置40によっても、第二実施形態の超音波診断装置30と同様の効果を得ることができる。また、第二実施形態と同様に、前記アーム37は、前記アームジョイントユニット39との接続部において水平方向に回動可能となっているので、例えば寝台Bの形状を図13に示すようにベッド形の形状から、図14に示すように椅子形の形状にすることによって被検体の位置が変わったとしても、前記アーム37を水平方向に回動させて、前記操作装置31及び前記画像表示装置33の位置を検査しやすい位置に変えることができる。
また、前記画像表示装置33の他、前記第二の画像表示装置41を備えるので、例えば操作者が前記画像表示装置33に表示された超音波画像を見ているときに、同じ画像を前記第二の画像表示装置41に表示させれば、被検体も超音波画像を見ることができる。そして、前記第二の画像表示装置41は、前記第二のアーム42との接続部において上下方向に回動可能になっているので、寝台Bをベッド形の形状にしたときと椅子形の形状にしたときとで、画面の角度を変えることにより、被検体が画面を見やすくすることができる。また、前記第二のアーム42を回動させることにより、前記第二の画像表示装置41を見やすい位置に移動させることができる。
以上、本発明を前記各実施形態によって説明したが、この発明はその主旨を変更しない範囲で種々変更実施可能なことはもちろんである。
本発明の第一実施形態に係る超音波診断装置を示す正面図である。 図1に示す超音波診断装置の平面図である。 図1に示す超音波診断装置の一部破断側面図である。 図1に示す超音波診断装置のケーブル収容筐体の下部及び基台の断面を示す図である。 図1に示す超音波診断装置の開口部付近を示す一部破断拡大側面図。 図1に示す超音波診断装置の開口部付近を示す拡大正面図である。 図1に示す超音波診断装置のケーブル収容筐体に取り付けられたカバーを下方にスライドさせ、内部を露出させた状態の動滑車付近の拡大側面図である。 動滑車ロックを解除した状態の動滑車ロック付近の拡大側面図である。 動滑車ロックを作動させた状態の動滑車ロック付近の拡大側面図である。 ケーブルロックを解除した状態の動滑車付近の拡大側面図である。 ケーブル収容装置、画像表示装置及び処理装置を、図1に示す状態から移動させた状態の超音波診断装置を示す正面図である。 本発明の第二実施形態に係る超音波診断装置を示す斜視図である。 本発明の第三実施形態に係る超音波診断装置を示す正面図である。 寝台を椅子形の形状としたときの第三実施形態の超音波診断装置を示す正面図である。
符号の説明
1,30,40 超音波診断装置
2,31 操作装置
6,33 画像表示装置
7,34 処理装置
8 移動台
10 支柱
11 アーム
15 基台
15a 転倒防止脚
37 アーム
41 第二の画像表示装置
42 第二のアーム
B 寝台
F 床面
S 隙間空間
100 載置部

Claims (9)

  1. 操作者が指示を入力するための操作装置と、超音波画像を表示させるための画像表示装置と、超音波を送波して得られた受信信号に基づいて超音波画像を作成し、前記画像表示装置に表示する制御を行うための処理装置とを備え、前記操作装置と前記処理装置とが別々に構成され、該処理装置は被検者を載せる寝台を挟んで前記操作装置とは反対側に配置されており、さらに前記処理装置は床面に設置される基台に移動自在に設けられる
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記画像表示装置は、前記基台の上にスライド自在に設けられた支柱から延びたアーム又は前記処理装置から延びたアームに支持されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記基台は、転倒防止脚を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の超音波診断装置。
  4. 前記操作装置は、キャスター付の移動台上に設置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  5. 操作者が指示を入力するための操作装置と、超音波画像を表示させるための画像表示装置と、超音波を送波して得られた受信信号に基づいて超音波画像を作成し、前記画像表示装置に表示する制御を行うための処理装置とを備え、被検体を載せる寝台の載置部と床面との隙間空間に、前記処理装置が設置されている
    ことを特徴とする超音波診断装置。
  6. 前記操作装置及び前記画像表示装置は、前記処理装置から延びたアームに支持されている
    ことを特徴とする請求項5に記載の超音波診断装置。
  7. 前記アームは、回動可能に前記処理装置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の超音波診断装置。
  8. 前記処理装置は、前記隙間空間において移動自在に設置されていることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
  9. 前記処理装置には、前記画像表示装置の他、第二の画像表示装置が第二のアームによって支持されている
    ことを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の超音波診断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105662469A (zh) * 2016-02-29 2016-06-15 于朝霞 一种超声科组合式检查诊断装置
WO2023048239A1 (ja) * 2021-09-27 2023-03-30 キヤノン株式会社 超音波診断装置
WO2023048240A1 (ja) * 2021-09-27 2023-03-30 キヤノン株式会社 超音波診断装置

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