JP2009254459A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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智哉 百瀬
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Abstract

【課題】複数の始動入賞口を備え、保留数の表示に際して新たな興趣を呼び起こすことが可能なパチンコ遊技機を提供する。
【解決手段】左右の始動入賞口51、52のいずれに遊技球が入賞したかが正面からは視認不可能に構成され、新規に保留分とされた入賞の存在を表示するときに、左右の始動入賞口51、52の各々に対応したキャラクタを表示した後、新規に保留分とされた入賞があった始動入賞口に対応したキャラクタのみを保留表示部40に残留させることにより、遊技球がいずれの始動入賞口に入賞したかを報知するパチンコ遊技機。
【選択図】 図7

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に、図柄の変動表示中における始動入賞口への遊技球の入賞を保留し、実行中であった変動表示の終了後に、保留しておいた入賞に対する図柄の変動表示を実行するパチンコ遊技機に関する。
従来から、始動入賞口への遊技球の入賞に伴い、図柄表示装置において図柄が変動表示され、変動表示の実行中にさらに始動入賞口に遊技球が入賞すると、その入賞を保留分として記憶し、実行中であった変動表示の終了後に、保留しておいた入賞に対する図柄の変動表示を実行するパチンコ遊技機が知られている。かかるパチンコ遊技機においては、通常、保留された入賞数(以下、「保留数」という。)を表示する保留ランプが設けられている。また、下記特許文献1記載のパチンコ遊技機のように、保留数をキャラクタで表示するものもある。
特開2005−87449号公報
ところで、複数の始動入賞口が設けられたパチンコ遊技機においては、どの始動入賞口に入賞したかによって、例えば、抽選結果が大当たりになる確率が異なったり、抽選結果が大当たりである場合の大当たりの種類の振り分け率が異なったりする等、遊技者にとっての有利・不利が異なるのが通常である。
しかし、従来のパチンコ遊技機では、どの始動入賞口に遊技球が入賞したかが視認可能に構成され、遊技球が入賞した時点で有利・不利が推察されてしまい、面白みに欠ける。この問題を解決するため、複数の始動入賞口を、どの始動入賞口に遊技球が入賞したかが視認できないように設けたとしても、単にその複数の始動入賞口の各々に対応して保留数を表示するだけでは、どの始動入賞口に遊技球が入賞したかがすぐに分かってしまい、新たな興趣を呼び起こすことができないという問題があった。
本発明は、上述した問題を解決するものであり、複数の始動入賞口を備えるパチンコ遊技機において、保留数の表示に際して新たな興趣を呼び起こすことが可能なパチンコ遊技機を提供することを目的とする。
本発明のパチンコ遊技機は、複数の始動入賞口と、遊技球の前記始動入賞口への抽選に有効な入賞に対して、抽選を行う抽選手段と、図柄の変動表示を経て抽選結果報知図柄を表示する図柄変動演出により、前記抽選の結果を報知する図柄表示装置と、遊技球の前記始動入賞口への抽選に有効な入賞があったときに当該入賞に対する前記図柄変動演出を前記図柄表示装置が即時開始できない場合、当該入賞を保留分として保留記憶部に記憶する保留記憶手段と、前記保留分とされた入賞の存在を保留表示部に表示する保留表示手段とを備えたパチンコ遊技機において、前記始動入賞口が、遊技球がいずれの前記始動入賞口に入賞したかが正面からは視認不可能に構成され、前記保留表示手段が、新規に保留分とされた入賞の存在を表示するときに、前記始動入賞口の各々に対応したキャラクタを表示した後、当該新規に保留分とされた入賞があった前記始動入賞口に対応したキャラクタのみを前記保留表示部に残留させることにより、遊技球がいずれの前記始動入賞口に入賞したかを報知することを特徴とする。
ここで、前記複数の始動入賞口が、第1の始動入賞口と、前記第1の始動入賞口よりも遊技者にとって有利な第2の始動入賞口とを含むことが好ましい。
本発明のパチンコ遊技機によれば、複数の始動入賞口が、いずれの始動入賞口に遊技球が入賞したかが正面からは視認不可能に設けられているので、遊技球が入賞した時点ではいずれの始動入賞口に入賞したかが分からず、保留表示手段により、各始動入賞口に対応したキャラクタが表示された後、どのキャラクタが保留表示部に残るかにより、初めて遊技球がいずれの始動入賞口に入賞したかが分かるので、複数のキャラクタのうちどのキャラクタが残るかを見る楽しみを遊技者に与えることができ、保留数の表示に際して新たな興趣を呼び起こすことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態のパチンコ遊技機は遊技盤1を備え、遊技盤1には、遊技者のハンドル操作により発射された遊技球が動作する遊技領域2が、レール7で囲まれて形成されている。遊技領域2の中央部には、表示画面4を備える図柄表示装置3が配設されている。表示画面4の下部は保留表示部40として用いられ、保留表示部40は、左側の左保留表示部41と右側の右保留表示部42とから構成される。表示画面4の下方には始動入賞装置5が配設され、始動入賞装置の下方には大入賞口6が配設されている。
始動入賞装置5は、図2(a)に示すように、上端部に遊技球が入る入口54が設けられ、表面が不透明とされることにより正面からは内部を視認できないように構成されるとともに、図2(b)(c)に示すように、内部に、左側に設けられた左始動入賞口51と右側に設けられた右始動入賞口52とを備えている。すなわち、本実施形態のパチンコ遊技機は、始動入賞装置5に遊技球が入ったとき、その遊技球が左始動入賞口51と右始動入賞口52のいずれに入賞したかが正面からは視認不可能に構成されている。始動入賞装置5内には傾動可能な可動片53が配設され、可動片53を左右のいずれに傾けるかにより、始動入賞装置5は、図2(b)に示すように左始動入賞口51に入賞可能で右始動入賞口52に入賞不可能な状態と、図2(c)に示すように右始動入賞口52に入賞可能で左始動入賞口51に入賞不可能な状態とに切替え可能である。始動入賞装置5に入った遊技球は、左右の始動入賞口51、52のいずれか一方に入賞することとなる。
図3に示すように、図1図示のパチンコ遊技機の電気系統は、遊技制御基板(メイン基板)20、図柄制御基板21、ランプ制御基板22、及び、音声制御基板23を備える。
遊技制御基板20は、抽選手段、保留記憶手段、及び、保留表示手段となるものであり、CPU24、ROM25、RAM26、入出力回路(I/O)27等から構成され、入出力回路27には、左始動入賞口51に入賞した遊技球を検出する左始動入賞検出スイッチ11、右始動入賞口52に入賞した遊技球を検出する右始動入賞検出スイッチ12、大入賞口6に入賞した遊技球を検出する大入賞口入賞検出スイッチ13、始動入賞装置5内の可動片53を動作させる始動入賞口ソレノイド14、及び、大入賞口6を開放動作させる大入賞口ソレノイド15がそれぞれ接続される。また、遊技制御基板20は、図柄制御基板21に対し各種コマンドを送信するとともに、図柄制御基板21から応答信号を受信する。
遊技制御基板20からの信号に基づいて始動入賞口ソレノイド14が動作して可動片53が傾動することにより、始動入賞装置5の状態は例えば図4に示すような各種パターンで「左」と「右」とに切替えられる。なお、「左」とは、左始動入賞口51に入賞可能で右始動入賞口52に入賞不可能な状態を言い、「右」とは、右始動入賞口52に入賞可能で左始動入賞口51に入賞不可能な状態を言う。例えば、図4のパターン(1)は、「左」と「右」とに同じ時間ずつ交互に切替えるパターンである。
RAM26には保留記憶部が設けられ、保留記憶部には、図5に示すように、保留された入賞に対する抽選結果が記憶される。図5の例では保留数は3で、1個目と2個目の保留記憶(すなわち、保留記憶部に記憶された情報)は「ハズレ」、3個目の保留記憶は「15ラウンド確変」の大当たりである。また、RAM26には、保留記憶カウンタが設けられ、パチンコ遊技機の電源投入時に保留記憶カウンタは初期値0とされる。
図柄制御基板21は、遊技制御基板20及び図柄表示装置3と共に保留表示手段となるものであり、CPU、ROM、RAM、入出力回路(I/O)等から構成され、入出力回路には図柄表示装置3が接続される。また、図柄制御基板21は、ランプ制御基板22及び音声制御基板23に対し各種コマンドを送信する。図柄表示装置3は、図柄制御基板21から演出コマンドを受信すると、受信した演出コマンドに従った演出を表示画面4上で展開する。
ランプ制御基板22は、CPU、ROM、RAM、入出力回路(I/O)等から構成され、入出力回路には装飾ランプ8が接続される。装飾ランプ8は、ランプ制御基板22からの制御信号に基づき各種パターンによる点滅動作を行う。
音声制御基板23は、CPU、ROM、RAM、入出力回路(I/O)等から構成され、入出力回路にはスピーカ9が接続される。スピーカ9は、音声制御基板23からの制御信号に基づき、図柄表示装置3において展開される演出内容に対応する音声を発生する。
以上のように構成されたパチンコ遊技機の動作について図6に基づいて説明する。遊技制御基板20は、左始動入賞口51または右始動入賞口52に遊技球が入賞したか否か、すなわち、左始動入賞検出スイッチ11または右始動入賞検出スイッチ12がオンしたか否かを繰り返し判定する(ステップS101)。なお、遊技制御基板20は、始動入賞口ソレノイド14に信号を送ることにより例えば図4のパターン(1)で可動片53を動作させるものとする。そして、遊技制御基板20は、左始動入賞検出スイッチ11または右始動入賞検出スイッチ12がオンすると、RAM26内に設けられた保留記憶部に記憶されている保留数が上限数の4未満か否かを、RAM26内に設けられた保留記憶カウンタを参照して判定し(S102)、4未満であれば抽選に有効な入賞として、保留記憶カウンタを1増加させるとともに(S103)、その入賞に対して大当たり抽選を行う(S104)。一方、保留数が4以上であれば、抽選に有効な入賞でないとしてその入賞に対する処理を終了する。すなわち、本実施形態では、抽選に有効な入賞を、保留数が所定の上限数(本実施形態では4)未満のときの入賞とする。
大当たり抽選について詳説すると、遊技制御基板20は、遊技制御基板20に設けられた図示しない乱数発生器から、大当たりか否かの抽選に用いる乱数と大当たりの種類の抽選に用いる乱数とを取得する。そして、遊技制御基板20は、大当たりか否かの抽選に用いる乱数を、RAM26内に設けられた大当たりテーブル内の数値と比較し、一致するものがあれば大当たり、無ければ外れと判定し、更に大当たりである場合には、大当たりの種類の抽選に用いる乱数を、RAM26内に設けられた大当たり種類テーブル内の数値と比較することにより、大当たりの種類を決定する。ここで、左右の始動入賞口51、52のいずれに入賞しても同じ大当たりテーブルを用いることにより、大当たりになる確率は左右の始動入賞口51、52で同じとされているが、左右の始動入賞口51、52のそれぞれに対応して大当たり種類テーブルを設けることにより、左右の始動入賞口51、52のいずれに入賞したかによって大当たりの種類の振り分け率は表1、2に示すように異なるものとされている。表1、2において、「15ラウンド確変」とは、15ラウンドの大当たり動作終了後に確変遊技となる、いわゆる確変大当たりを言い、「2ラウンド確変」とは、2ラウンドの(すなわち、開閉時間が極めて短い)大当たり動作終了後に確変遊技となる、いわゆる突確を言い、「15ラウンド通常」とは、15ラウンドの大当たり動作終了後に時短遊技となる、いわゆる通常大当たりを言う。
Figure 2009254459
Figure 2009254459
表1、2から分かるように、右始動入賞口52は左始動入賞口51よりも、出玉が多く望める「15ラウンド確変」の割合が高く、出玉が殆ど望めない「2ラウンド確変」の割合が低くなっており、遊技者にとって有利である。したがって、左始動入賞口51が本発明の第1の始動入賞口に、右始動入賞口52が本発明の第2の始動入賞口に相当する。
次に、遊技制御基板20は、大当たり抽選を行った始動入賞(左右の始動入賞口51、52のいずれかへの入賞)に対して、図柄変動演出を図柄表示装置3が即時開始できるか否かを判定する。本実施形態では、図柄変動演出中または大当たり動作中のとき図柄変動演出を即時開始できないと判断する(S105)。図柄変動演出とは、図柄表示装置3において、例えば3つの数字の変動を経て大当たりの場合には「777」を表示する等、図柄の変動表示を経て抽選結果報知図柄(抽選結果を報知する図柄)を表示する演出を言う。また、大当たり動作とは、大入賞口6を所定ラウンド数開放する動作を言う。前の始動入賞に対する図柄変動演出中は、図柄変動演出を即時開始できず、また、前の始動入賞に対する大当たり動作中は図柄表示装置3において大当たり演出が行われているので、図柄変動演出を即時開始できない。したがって、遊技制御基板20は図柄変動演出中または大当たり動作中であれば、図柄変動演出を即時開始できないと判断して、その始動入賞を保留分として(具体的には、その抽選結果を)保留記憶部に記憶する(S106)。
そして、遊技制御基板20は新規に保留分とされた入賞の存在を保留表示部40に表示する(S107)。この保留の表示について図7を用いて詳説する。図7(a)に示すように、左始動入賞口51に対応した3種のキャラクタ(特図1)と右始動入賞口52に対応した3種のキャラクタ(特図2)とが予め定められており、新規に入賞を保留分としたときには、まず、図7(b)に示すようにカプセルを表示画面4に表示し、次に、図7(c)に示すようにカプセルから左始動入賞口51に対応したキャラクタと右始動入賞口52に対応したキャラクタとが生じる表示を行った後、図7(d)に示すように両キャラクタが戦う様子を表示する。そして、新規に保留分とした入賞が左始動入賞口51への入賞であった場合には、図7(e)に示すように左始動入賞口51に対応したキャラクタが勝って左保留表示部41に残留する表示を行い、右始動入賞口52への入賞であった場合には、図7(f)に示すように右始動入賞口52に対応したキャラクタが勝って右保留表示部42に残留する表示を行う。遊技者はどちらのキャラクタが残留するかにより、左右の始動入賞口51、52のいずれへの入賞であったかが分かる。このように、本実施形態のパチンコ遊技機は、新規に保留分とされた入賞の存在を表示するときに、左右の始動入賞口51、52の各々に対応したキャラクタを表示した後、新規に保留分とされた入賞があった始動入賞口に対応したキャラクタのみを保留表示部40に残留させることにより、遊技球が左右いずれの始動入賞口に入賞したかを報知する。なお、各キャラクタが左右の始動入賞口51、52のいずれに対応しているかは、そのキャラクタが保留表示部40の左右どちら側に残るかで暗に示すことができるが、図7(a)のような図を表示画面4に表示するとともに、特図1が左始動入賞口51に、特図2が右始動入賞口52に対応することを表示することにより、明示しておいてもよい。
一方、遊技制御基板20はステップS104において図柄変動演出中でも大当たり動作中でもないと判定した場合、すなわち、大当たり抽選を行った始動入賞に対して図柄変動演出を即時開始できると判断した場合、保留記憶カウンタを1減少させ(S108)、図柄制御基板21に抽選結果に応じた信号を送る。この信号に応じて、図柄制御基板21は図柄表示装置3に図柄変動を開始させ(S109)、大当たりの場合には所定の大当たり図柄で停止させ、大当たりでない場合には大当たり図柄以外で停止させる(S110)。そして、大当たりの場合には、パチンコ遊技機は大当たり動作を行い(S111、S112)、大当たりでない場合には、その始動入賞に対する処理を終了する。大当たり動作について詳説すると、遊技制御基板20から大当たりの種類に応じた信号が大入賞口ソレノイド15に送られ、この信号に応じて大入賞口ソレノイド15が動作することにより、大入賞口6を所定ラウンド数開放させる大当たり動作が実行される。また、図柄表示装置3は、大当たり図柄での停止後、大入賞口6の大当たり動作が終了するまで、所定の大当たり演出を行う。
なお、図6には示していないが、遊技制御基板20は、図柄変動演出(及び大当たりの場合には大当たり動作)が終了すると、保留記憶部に保留記憶があるか否かを判断し、保留記憶があれば、古い順に保留記憶の消化を行う。すなわち、図柄変動演出を実行させるとともに大当たりの場合には大当たり動作を実行させ、保留表示部40に表示されていた対応するキャラクタを消去する。そして、保留記憶カウンタを1減少させ、消化した保留記憶を保留記憶部から消去する。
遊技制御基板20は始動入賞があったか否かを繰返し判断しているので(S101)、上述した図柄変動演出中あるいは大当たり動作中に抽選に有効な始動入賞があった場合には、その始動入賞は保留分とされる。すなわち、その始動入賞については、図6のステップS105でYESと判定されて、ステップS106、107の処理が行われる。
以上述べたように本実施形態のパチンコ遊技機は、左右の始動入賞口51、52のいずれに遊技球が入賞したかが正面からは視認不可能に構成され、新規に保留分とされた入賞の存在を表示するときに、左右の始動入賞口51、52の各々に対応したキャラクタを表示した後、新規に保留分とされた入賞があった始動入賞口に対応したキャラクタのみを保留表示部40に残留させることにより、左右の始動入賞口51、52のいずれへの入賞であったかを報知する。すなわち、どのキャラクタが保留表示部40に残るかで初めて遊技球が左右いずれの始動入賞口に入賞したかが分かるため、複数のキャラクタのうちどのキャラクタが残るかを見る楽しみを遊技者に与えることができ、保留数の表示に際して新たな興趣を呼び起こすことができる。
なお、上記実施形態においては、抽選に有効な始動入賞があった場合、乱数を取得してすぐに大当たり抽選(すなわち、取得した乱数と大当たりテーブル及び大当たり種類テーブルとの比較)を行い、その抽選結果を保留記憶部に記憶したが、抽選に有効な始動入賞があった場合に、乱数の取得のみを行って、その乱数を保留記憶部に記憶しておき、その始動入賞に対する図柄変動開始の直前あるいは直後に、記憶しておいた乱数と大当たりテーブル及び大当たり種類テーブルとの比較を行うようにしてもよい。
また、始動入賞口を3個以上設けても勿論よい。例えば、始動入賞口を3個設けた場合、第1の始動入賞口と、第1の始動入賞口よりも有利(すなわち遊技者にとって有利)な第2の始動入賞口と、第2の始動入賞口よりも有利な第3の始動入賞口とから構成することとしてもよいし、第1の始動入賞口と、第1の始動入賞口よりも有利な第2の始動入賞口と、第2の始動入賞口と同じ有利さの第3の始動入賞口とから構成することとしてもよい。
また、必ずしも始動入賞口によって有利・不利を異ならせる必要は無いが、どの始動入賞口に入賞したかが正面からは視認できないように構成するとともに、始動入賞口によって有利・不利を異ならせて、どのキャラクタが残るかでどの始動入賞口に入賞したかを報知すれば、遊技者はより興味を持ってキャラクタによる演出を見ることとなり、保留の表示の際の興趣をより向上することができる。
さらに、上記実施形態では、始動入賞装置5の正面からは視認不可能な内部に左始動入賞口51と右始動入賞口52とを設け、可動片53を傾動させることにより、左始動入賞口51にのみ入賞可能な状態と、右始動入賞口52にのみ入賞可能な状態とを切替えるように構成したが、遊技者がいずれの始動入賞口に入賞したかが正面から(すなわち、通常の遊技姿勢から)見た場合に分からないような構成であれば、他の構成でも勿論よい。
また、始動入賞装置5において可動片53が無いような構成、すなわち、左始動入賞口51と右始動入賞口52とのいずれにも入賞可能であって、遊技球の転動によりいずれかに入賞するような構成にしてもよい。
本発明の一実施形態に係るパチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 同パチンコ遊技機の始動入賞装置の図であり、(a)は正面図、(b)(c)は前壁を取り払って内部が見えるようにした図である。 同パチンコ遊技機の電気系統のブロック図である。 同パチンコ遊技機の始動入賞装置の切替パターンの例である。 同パチンコ遊技機の保留記憶部の内容例である。 同パチンコ遊技機の動作を示すフローチャートである。 同パチンコ遊技機の保留表示を説明するための図であり、(a)は各キャラクタを、(b)〜(f)は表示画面を示す。
符号の説明
3…図柄表示装置
20…遊技制御基板
21…図柄制御基板
26…RAM
40…保留表示部
51…左始動入賞口
52…右始動入賞口

Claims (2)

  1. 複数の始動入賞口と、
    遊技球の前記始動入賞口への抽選に有効な入賞に対して、抽選を行う抽選手段と、
    図柄の変動表示を経て抽選結果報知図柄を表示する図柄変動演出により、前記抽選の結果を報知する図柄表示装置と、
    遊技球の前記始動入賞口への抽選に有効な入賞があったときに当該入賞に対する前記図柄変動演出を前記図柄表示装置が即時開始できない場合、当該入賞を保留分として保留記憶部に記憶する保留記憶手段と、
    前記保留分とされた入賞の存在を保留表示部に表示する保留表示手段と
    を備えたパチンコ遊技機において、
    前記複数の始動入賞口が、遊技球がいずれの前記始動入賞口に入賞したかが正面からは視認不可能に構成され、
    前記保留表示手段が、新規に保留分とされた入賞の存在を表示するときに、前記始動入賞口の各々に対応したキャラクタを表示した後、当該新規に保留分とされた入賞があった前記始動入賞口に対応したキャラクタのみを前記保留表示部に残留させることにより、遊技球がいずれの前記始動入賞口に入賞したかを報知する
    ことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記複数の始動入賞口が、第1の始動入賞口と、前記第1の始動入賞口よりも遊技者にとって有利な第2の始動入賞口とを含むことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊技機。
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