JP2008307116A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者には突然有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技が生じたことは知らされない遊技機が多く、逆にガセを含み、遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技であるかのような大入賞口の開放のパターンを遊技者に積極的に意識させて、それ以降の遊技状態の興趣を高めるパチンコ遊技機は知られていなかった。
【解決手段】大入賞口の開放モード態様として従来の確変大当りや通常大当りに用いられる第1の開放モード態様と遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技で用いられる第2の開放モード態様に加えて、第1の開放モード態様の後に第2の開放モード態様を行う確変大当りや通常大当りを導入して、遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技と同じ第2の開放モード態様により、確変でない場合であっても連荘の期待や、連荘したとの錯覚を起こさせることができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、パチンコ遊技機に関し、特に大入賞口の開放モード態様を複数備える遊技機に関する。
従来の遊技機の中には、確変大当りや通常大当りの大当り遊技の他に例えば突然確変大当り遊技や突然時短大当り遊技というような遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技を設けたものが知られている。この種の遊技機は、確変大当りや通常大当りの大当り遊技の場合には大入賞口の開放時間は比較的長くかつ比較的多くのラウンド数が展開され出玉を期待でき、突然確変大当り遊技の場合には確変大当りや通常大当りの遊技状態の場合と比較して大入賞口の開放時間は短くかつ少ないラウンド数しか展開されないため出玉は殆ど期待できないが、高確率状態に突入するという特徴を有し、突然時短大当り遊技の場合には確変大当りや通常大当りの遊技状態の場合と比較して大入賞口の開放時間は短くかつ少ないラウンド数しか展開されないため出玉は殆ど期待できないが、時短状態に突入するという特徴を有するものである。
特開2007−38032号公報
しかしながら、遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技が行われるような遊技機においては、遊技者は、突然確変大当り遊技が単独で実施される際には、大入賞口が極めて短く開放される大当り遊技が行われることを知っており、高確率状態への移行が行われたことが報知される前に、大入賞口の開放状況を一見することにより突然確変大当り遊技の判別が可能である。そのため、逆に突然確変大当り遊技のために行う大入賞口の開放状況を遊技者にわからなくして、突然、確変が生じたように見せて興趣を高める手法がとられており、遊技者に突然確変大当り遊技が生じたことは知らされないことが多い。突然時短大当り遊技の場合も同様である。従ってガセを含み、遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技であるかのような大入賞口の開放のパターンを遊技者に積極的に意識させて、それ以降の遊技状態の興趣を高めるパチンコ遊技機は知られていない。
本発明では、突然確変大当り遊技や突然時短大当り遊技のような遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技の大入賞口の開放モードを擬装した開放モードを確変大当りや通常大当りの開放モードの終わりや中途に設け、積極的に遊技者にその態様を見せることで、大入賞口の開放状況に注目している遊技者は、通常大当り遊技が終了して遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技になって、再び連荘が起こりそうだ又は連荘が起ったと錯覚を効果的に起こすことができ、パチンコ球技機における興趣を高めることができる。また表示画面上でも遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技が生じたような演出を行って、遊技者の興趣を更に高めることができる。
請求項1記載のパチンコ遊技機は、遊技盤上に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞に基づいて乱数値を取得し、前記乱数値に基づいて大当りを判定する大当り判定手段と、前記大当りと判定された場合の大当り遊技で大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で実行する出玉有り大当り遊技と、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技とを含み、前記遊技盤上の表示画面上で前記大当り遊技演出を行うパチンコ遊技機において、前記大当たり遊技に、前記大入賞口を前記第1の開放モード態様で実行した後に前記第2の開放モード態様で実行する第3の開放モード態様の出玉有り大当り遊技を更に含むことを特徴とする。なお遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技とは例えば、大当たり後に確率変動遊技や時短遊技の特典が付いた遊技等を含む概念である。
請求項1記載の発明によれば、遊技盤上に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞に基づいて乱数値を取得し、前記乱数値に基づいて大当りを判定する大当り判定手段と、前記大当りと判定された場合の大当り遊技で大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で実行する出玉有り大当り遊技と、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技とを含み、前記遊技盤上の表示画面上で前記大当り遊技演出を行うパチンコ遊技機において、前記大当たり遊技に、前記大入賞口を前記第1の開放モード態様で実行した後に前記第2の開放モード態様で実行する第3の開放モード態様の出玉有り大当り遊技を更に含む大当り遊技を含むので、遊技者に、確変大当りや通常大当りの大当り遊技終了後に、遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技という大当り遊技が当たったかのような錯覚を生じさせる効果を生ずる。
請求項2記載のパチンコ遊技機は、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記第1の開放モード態様が、1回の開放時間が所定の時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第2の開放モード態様が、1回の開放時間が前記所定の時間より短い時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第3の開放モード態様に含まれるラウンド回数が前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と前記第2の開放モード態様に含まれるラウンドの回数の和と同程度であることを特徴とする。
なお、第1の開放モード態様での所定回数とは、通常最大16回であり、本願発明では、16回以内の範囲で、5回とか7回とかの複数回大入賞口を開放する大当り遊技を含む概念である。また第2の開放モード態様での所定回数とは通常2回である。
請求項2記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記第1の開放モード態様が、1回の開放時間が所定の時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第2の開放モード態様が、1回の開放時間が前記所定の時間より短い時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第3の開放モード態様に含まれるラウンド回数が前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と前記第2の開放モード態様に含まれるラウンドの回数の和と同程度である大当り遊技を含むので、遊技者は、第1の開放モード態様で実行する出玉の期待できる確変大当り遊技又は通常大当り遊技に当たった後に出玉の殆ど期待できない遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技の第2の開放モード態様に当たった、それとも確変大当たり遊技又は通常大当り遊技であって第3の開放モード態様の大当り遊技に当たったのか判別がつきにくく、興趣が向上する。
請求項3記載のパチンコ遊技機は、遊技盤上に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞に基づいて乱数値を取得し、前記乱数値に基づいて大当りを判定する大当り判定手段と、前記大当りと判定された場合の大当り遊技で大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で実行する出玉有り大当り遊技と、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技とを含み、前記遊技盤上の表示画面上で前記大当り遊技演出を行うパチンコ遊技機において、前記大当り遊技に、前記大入賞口を前記第1の開放モード態様で実行した後、前記第2の開放モード態様で実行し、更にその後に前記第1の開放モード態様を実行する第4の開放モード態様の出玉有り大当り遊技を更に含むことを特徴とする。
請求項3記載の発明によれば、遊技盤上に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞に基づいて乱数値を取得し、前記乱数値に基づいて大当りを判定する大当り判定手段と、前記大当りと判定された場合の大当り遊技で大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で実行する出玉有り大当り遊技と、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技とを含み、前記遊技盤上の表示画面上で前記大当り遊技演出を行うパチンコ遊技機において、前記大当り遊技に、前記大入賞口を前記第1の開放モード態様で実行した後、前記第2の開放モード態様で実行し、更にその後に前記第1の開放モード態様を実行する第4の開放モード態様の出玉有り大当り遊技を更に含むので、遊技者に、確変大当り遊技や通常大当り遊技の大当り遊技終了後に、遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技に当り、更に確変大当り遊技や通常大当り遊技の大当りに当たったかのような錯覚を生じさせる効果を生ずる。
請求項4記載のパチンコ遊技機は、請求項3に記載の発明の構成に加えて、前記第1の開放モード態様が、1回の開放時間が所定の時間であるラウンドを複数種類の所定回数から繰り返すものからなり、前記第2の開放モード態様が、1回の開放時間が前記所定の時間より短い時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第4の開放モード態様に含まれるラウンドの回数が前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と前記第2の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と更にその後に実行される前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数の和と同程度であることを特徴とする。
請求項4記載の発明によれば、前記第1の開放モード態様が、1回の開放時間が所定の時間であるラウンドを複数種類の所定回数から繰り返すものからなり、前記第2の開放モード態様が、1回の開放時間が前記所定の時間より短い時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第4の開放モード態様に含まれるラウンドの回数が前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と前記第2の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と更にその後に実行される前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数の和と同程度であるので、遊技者に、ラウンド回数が複数種類ある確変大当り遊技や通常大当り遊技のどれかの大当り遊技終了後に、遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技に当り、更に確変大当り遊技や通常大当り遊技の大当り遊技に当たったかのような錯覚を生じさせる効果を生ずる。前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と前記第2の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と更にその後に実行される前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数の和と同程度となる大当り遊技とは、例えば、前記第1の開放モード態様が1回の開放時間が所定の時間であるラウンドを複数種類の所定回数(ここでは5ラウンドと7ラウンドの2種類とすると)から繰り返す所定回数の最大値が16回であれば、まず第1の開放モード態様に含まれる7回のラウンドを行い、前記第2の開放モード態様に含まれる2回のラウンドを行い、更に前記第1の開放モード態様に含まれる7回又は5回のラウンドを行うようなラウンドの回数の和がほぼ14回から16回の範囲の大当り遊技を言う。
請求項5に記載のパチンコ遊技機は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記遊技盤上の表示画面上で行われる前記第3の開放モード態様と前記第4の開放モード態様に対応する大当り遊技演出が、前記第2の開放モード態様に対応する大当り遊技演出と同様の演出を含み、前記第2の開放モード態様に対応する大当り遊技演出が前記第1の開放モード態様に対応する大当り遊技演出とは異なるように演出表示されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、前記遊技盤上の表示画面上で行われる前記第3の開放モード態様と前記第4の開放モード態様に対応する大当り遊技演出が、前記第2の開放モード態様に対応する大当り遊技演出と同様の演出を含み、前記第2の開放モード態様に対応する大当り遊技演出が前記第1の開放モード態様に対応する大当り遊技演出とは異なるように演出表示される。そのため一連の大当り遊技であるにもかかわらず、遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当りと同様の第2の開放モード態様に対応する演出が行われ、その演出が、それまでの第1の開放モード態様とは異なるように表示されるので、いかにも最初の大当り遊技が終了し、その後に遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当りに当り、更に連荘に突入するまたは突入したかのような印象を表示画面の演出からも遊技者に与えて、パチンコ遊技の興趣が一層向上する。
請求項6に記載のパチンコ遊技機は、請求項1から請求項5のいずれかに記載の発明において、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技が突然確変であることを特徴とする。
請求項6の発明によれば、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技が突然確変であるため、遊技者は、突然確変により連荘になったのか、その様な大当り態様の開放モードに当選したのか区別がつきにくく、遊技者の興趣を高めることができる。
本発明によれば、大入賞口の開放モード態様として従来の確変大当り遊技や通常大当り遊技に用いられる第1の開放モード態様と遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技で用いられる第2の開放モード態様に加えて、第1の開放モード態様の後に第2の開放モード態様を行う確変大当り遊技や通常大当り遊技を導入したため、遊技者に遊技状態を有利な状態に変化させる特典付き大当りと同じ開放モード態様により、確変でない場合であっても連荘の期待や、連荘したとの錯覚を起こさせることができ、パチンコ遊技のおける興趣を高めることができる。また表示画面上でも遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当りと同様の第2の開放モード態様に対応する演出が行われ、その演出が、それまでの第1の開放モード態様とは異なるように表示されるので、いかにも最初の大当り遊技が終了し、その後に遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当りに当り、更に連荘に突入するまたは突入したかのような印象を表示画面の演出からも遊技者に与えて、大入賞口の開放モード態様のみならず、表示画面に着目している遊技者にも、何かが起こりそうだと言う錯覚を起こさせることができ、パチンコ遊技のおける興趣を更に高めることができる。
図1は、本発明を適用するパチンコ遊技機1であり、遊技枠10に本体11を開扉可能に支持している。本体11の前面上部には、丸窓12にガラス13を嵌めたフロント扉14を有し、その内方に遊技盤2を備える。本体11の前面下部には、貸球及び賞球を受止める上皿31、内方で溢れた球を受止める下皿32、遊技盤2に球を打出す発射ハンドル4、効果音等を出音する左右スピーカ51,52を備える。上皿31には、遊技中に遊技者操作を演出に関与させてミニゲーム的な遊技者参加型演出を実現する左・中・右ボタン3L,3C,3Rから成る遊技者操作スイッチ30を備える。33,34は凸状のスイッチ間セパレータである。フロント扉14には、装飾や各種状態表示に用いるランプ類61〜69を備える。
遊技盤2には、次の1)〜6)の遊技部品を備える。
1)センターユニット7
このユニット7は、飾り枠71内に、特定の入賞口である始動口81,82への始動入賞を契機に取得する内部抽選役たる大当りの抽選用乱数に基づく当否結果を、上段図柄DA、中段図柄DB、下段図柄DCの各演出図柄の変動を伴う所定の導出演出を経て導出させる演出装置70を具備する。この演出装置70は、各演出図柄DA,DB,DC及び背景等の動画表示とを可能にした画像演出部7Aと、右側に配置する可動式棺扉Kを含む補助演出部7Cとから成る。711はワープルート球入口、712はワープルートから入球した球が揺動する球ステージ、713はステージ上の所定の位置に来た球が有利な条件で遊技盤上に落ちる球出口である。
2)上始動口81、下始動口82
上始動口81への入球による始動入賞一個につき例えば3個の賞球を、下始動口82への入球による始動入賞一個につき例えば4個の賞球を各払出すと共に、例えば4個の保留記憶の上限内で何れかの始動入賞一個につき、例えば0〜839の範囲内で高速更新する大当り抽選用乱数を一つ取得し、後記主制御部MCのRAMに記憶する。通常時、大当りとなるのは取得した乱数が3種類の当選数値何れかに一致する場合であり、当選確率は3/840=1/280である。初回当選を条件に突入し得る確率変動遊技(以下、確変という)時は当選数値が10倍に増え、当選確率は1/28となる。
大当り当選時、例えば0〜99の範囲内で高速更新する当り種別抽選用乱数による振り分けにより、次のア)〜オ)の内部当選フラグで区分する5種類の当り種別に振り分けられる。括弧内の数字は振分率である。
ア)内部当選フラグ1の確変突入付2ラウンドの低出玉当り或は出玉無当り(10%)
出玉は殆ど期待できないが確変に突入する。突然確変になる印象から2R突然確変大当り(2R突確当り)という。
イ)内部当選フラグ2の確変突入付7ラウンドの出玉有当り(10%)
出玉はある程度期待でき、確変にも突入する。7R確変大当り(7R確変当り)という。
ウ)内部当選フラグ3の通常の7ラウンドの出玉有当り(10%)
出玉はある程度期待でき、確変には突入しない。7R通常大当り(7R通常当り)という。
エ)内部当選フラグ4の確変突入付16ラウンドの出玉有当り(35%)
高出玉を期待でき、確変にも突入する。16R確変大当り(16R確変当り)という。
オ)内部当選フラグ5の通常の16ラウンドの出玉有当り(35%)
高出玉を期待できるが、確変には突入しない。16R通常大当り(16R通常当り)という。
下始動口82は、常時は上始動口81により入球不可の状態にあり、普通電動役物に係る電動チューリップ820の花弁8a,8bが開かれることにより入球可能となる。尚、風営法関連法規上、役物とは入賞を容易にするための特別の装置をいい(風営法施行規則第7条ぱちんこ遊技機第五)、普通電動役物は大入賞口以外の入賞口の入口を拡大等するものであり、大入賞口の入口を拡大等する特別電動役物と区別される概念である。
3)特別電動役物に係る大入賞口9
大当り導出後の大当り遊技時、前方を覆う球受部材90を手前に倒して大入賞口9を開放する。この開放動作は、当り種別に応じたラウンド数について繰り返される。入賞一個につき例えば14個の賞球を払出す。7R確変当り、7R通常当り、16R確変当り、16R通常当りの何れかの出玉有当りの場合、最大例えば28秒の1ラウンドの開放毎に、最大例えば9個の入賞を許容する。2R突確当りの場合、1ラウンドの最大開放時間は、極短時間の例えば0.2秒となる。
本実施形態では、前述の2R突確当りには、第2の開放モード態様に該当する極短時間の例えば0.2秒となる1ラウンド開放を2回実行するパターンAが行われる。また前述の7R確変当り、7R通常当りには、第1の開放モード態様に該当する最大例えば28秒の1ラウンド開放を7回実行するパターンBと第1の開放モード態様に該当する最大例えば28秒の1ラウンド開放を5回実行し、その後に第2の開放モード態様に該当する極短時間の例えば0.2秒となる1ラウンド開放を2回実行(2R突確当りと同じ開放モード態様)して合計で7ラウンドとなる第3の開放モード態様に該当するパターンCに振り分けが行われる。また前述の16R確変当り、16R通常当りには、第1の開放モード態様に該当する最大例えば28秒の1ラウンド開放を16回実行するパターンDと第1の開放モード態様に該当する最大例えば28秒の1ラウンド開放を7回実行し、その後に第2の開放モード態様に該当する極短時間の例えば0.2秒となる1ラウンド開放を2回実行し、再び第1の開放モード態様に該当する最大例えば28秒の1ラウンド開放を7回実行する合計で16ラウンドとなる第4の開放モード態様に該当するパターンEとに振り分けが行われる。
ここでのパターンBとパターンC、パターンDとパターンEの振り分け確率は各々1/2とするが、パターンCは、パターンBと比較して、ラウンド数の和は等しいものの、第1の開放モード態様に該当するラウンド数が少なく、出玉が少なくなるので、パターンCよりパターンBの振り分け確率を高くしても良い。同様にパターンEは、パターンDと比較して、ラウンド数の和は等しいものの、第1の開放モード態様に該当するラウンド数が少なく、出玉が少なくなるので、パターンEよりパターンDの振り分け確率を高くしても良い。
また7R通常当りの場合には、パターンCの振り分け確率はパターンBより少なくする方が好ましく、16R通常当りの場合には、パターンEの振り分け確率はパターンDより少なくする方が好ましい。いずれも通常当りであり、頻繁に出現する割には確変に移行しないと遊技者に見破られて、興趣が減退するからである。
なお、ここでの振り分けは前記大当り当選時に当り種別抽選用乱数によって大入賞口の開放のパターンの振り分けを行っているが、抽選でパターンの振り分けを行っても良いのは当然である。またラウンド間のインターバルは通常2秒であるが、第1の開放モード態様が終了し、第2の開放モード態様が開始するまでのインターバルと第2の開放モード態様が終了し、再び第1の開放モード態様が開始するまでのインターバルは、5秒から10秒程度に長く取るのが効果的である。このようにすると遊技者は、大当りラウンドが継続しているのではなく、ラウンド回数の少ない大当りに当選してその後に突然確変に当選したまたは更にラウンド回数の少ない大当りに当選したとの錯覚を起こし易いからである。
4)普通図柄の変動契機となるスルーゲートGT
スルーゲートGTへの球通過により、例えば0〜251の範囲内で高速更新する普通図柄抽選用乱数を取得し、主制御部MCのRAMに記憶する。普通図柄抽選の当選確率は、出玉有当りに基づく大当り遊技の終了後、例えば50回分の大当りの当否導出について付帯させる時間短縮遊技(以下、時短という)時は例えば251/252、時短時でない通常時は例えば3/252である。所定時間例えば0.5秒にわたる普通図柄の変動後、その当選が導出された時は、電動チューリップ820の花弁8a,8bを所定態様で開放させる。例えば、時短時は1.2秒の開放を1秒のインターバルを挟んで3回繰り返し、通常時は0.2秒の開放を1回だけする。なお突然時短大当りの場合には、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で大入賞口を開放後、例えば50回分の大当りの当否導出について251/252の普通図柄抽選の当選確率に変更し、その当選が導出された時は、電動チューリップ820の花弁8a,8bを1.2秒の開放を1秒のインターバルを挟んで3回繰り返す態様で開放させる等である。更に時短時として、上記例に限らず、普通図柄の変動時間の短縮、当選確率の上昇、電動チューリップ820の花弁8a,8bの開放時間延長、開放回数の増加のうちの一つあるいは二つ以上を行うものであっても良い。
5)表示器ボード80
演出装置70における画像演出部7Aでの演出図柄DA,DB,DCの変動及び確定停止表示とリンクして風営法関連法規でいう特別図柄を変動及び停止させる7セグメントLEDから成る特別図柄表示装置SD、大当り抽選用乱数の保留記憶数(以下、特別図柄保留記憶数という)を消灯、点灯、点滅の組合せで表示させる特別図柄保留記憶数表示器H1,H2、緑ランプGLと赤ランプRLの交互点灯により普通図柄を変動させ当選時は緑ランプGLで外れ時は赤ランプRLで各点灯を停止させる普通図柄表示装置ND、普通図柄抽選用乱数の保留記憶数を消灯、点灯、点滅の組合せで表示させる普通図柄保留記憶数表示器h1,h2、大当りの上限ラウンド数を点灯により表示させる複数のラウンド表示器REを備える。本実施形態では、確変に移行したことを報知しないため、確変報知ランプ等は備えていない。
6)その他
入賞1個につき所定数例えば13個の賞球を払出す一般入賞口23〜26、風車27、略円形の遊技領域20を区画し且つ発射ハンドル4により打出す球を導くレール21、球戻り防止片22、入賞を逃した球を排出するアウト口29を備える。図示は省略したが遊技領域20には独特のゲージに従い、多数の遊技釘が打たれている。
図2は、以上の遊技を制御する制御装置CNを示す。CPU、ROM、RAMを各備える主制御部MC、第1,第2周辺制御部SC1,2を備える。主制御部MCには、I/OポートINを介して、上始動口81の入球センサ81s、下始動口82の入球センサ82s、スルーゲートGTの入球センサ83s、大入賞口9の入球センサ9s、一般入賞口23〜26の入球センサ23s〜26s等を入力している。主制御部MCから各周辺制御部SC1,2へは中継基板CBを介して一方通行的にコマンドを送信している。周辺制御部SC1,2相互間は、双方向的にデータを送受信している。
主制御部MCからは、ドライバ回路Dr0を介して、特別図柄表示装置SD、普通図柄表示装置ND、特別図柄用の保留表示部H1〜H2、普通図柄用の保留表示部h1〜h2、電動チューリップ820の花弁8a,8bを開閉させるソレノイド等による開閉用駆動部D1、大入賞口9の球受部材90を開閉させるソレノイド等による開閉用駆動部D2を制御している。第1周辺制御部SC1からは、ドライバ回路Dr1を介して、表示装置70を制御している。第2周辺制御部SC2からは、ドライバ回路Dr2を介して、スピーカ51,52及びランプ類61〜69を制御している。主制御部MCでは、周辺制御部SC1,2側に送信するコマンドで特定される演出時間の経過をタイマ管理し、主制御部MCの制御と周辺制御部SC1,2の制御とが整合するようにしている。
主制御部MCのROMには、大当り抽選処理等の遊技の主制御を担う遊技プログラムが格納されており、RAMはそのワーク領域として取得乱数の一時保存やフラグ変数の保存場所として使用される。
本実施形態のパチンコ遊技機の作動状況について以下に記載する。遊技者が本体11の前面下部の発射ハンドル4を操作して遊技盤2に球を打出すと、球は遊技盤2を流下しながら、スルーゲートGTを通過したり、一般入賞口23〜26、上始動口81に入賞するものもあるが多くは入賞を逃しアウト口29より排出される。ここで一般入賞口23〜26に入賞したものは、入球センサ23s〜26sによって検出され、所定数例えば13個の賞球が払出される。スルーゲートGTを通過した場合には、入球センサ83sによって検出され、普通図柄抽選用乱数が取得され、主制御部MCのRAMに記憶される。この記憶は4個まで可能であり、保留記憶数の表示が、普通図柄保留記憶数表示器h1,h2の消灯、点灯、点滅の組合せで表示される。普通図柄の変動は入球センサ83sの検出より開始され、約2秒間の緑ランプGLと赤ランプRLの交互点灯変動が行われ、当選した場合には緑ランプGLの点灯で、外れた場合には赤ランプRLの点灯の表示が行われる。
普通図柄抽選に当選して、緑ランプGLの点灯すると、下始動口82の普通電動役物に係る電動チューリップ820の花弁8a,8bが所定時間開かれることにより、通常時は上始動口81の始動入賞しか期待できないが、当選時には入球が困難な下始動口82への入球も可能となり、始動入賞の可能性が高まるようにされている。また時短時には更に有利な電動チューリップ820の花弁8a,8bの開放が行われるようになっている。
上始動口81又は下始動口82の何れかで始動入賞が有ると、主制御部MCは、特別図柄保留記憶数が上限の4に達していないことを条件に、その記憶数をプラス1して、大当り抽選用乱数を一つ取得し、RAMの特別図柄保留記憶エリアに格納する始動口処理を実行する。保留記憶数が上限4に達している場合、始動入賞により賞球は払出されるが、大当り抽選の対象からは除外されるいわゆる無駄球となる。
図3に示すように、主制御部MCでの特別図柄変動処理では、特別図柄保留記憶数が0でない場合(S1)、その記憶数をマイナス1して(S2)、RAMの特別図柄保留記憶エリアにおいて大当り抽選用乱数のシフト処理をして一つ空きを確保すると共に最先取得に係る乱数を大当り判定の対象とする(S3)。
続いて、確変の場合は(S4)、10倍の当選数値範囲をもつ大当り判定用の高確率テーブルをセットし(S5)、非確変の通常時は通常の当選数値範囲をもつ大当り判定用の低確率テーブルをセットし(S6)、最先取得に係る判定対象の大当り抽選用乱数について大当り判定をする(S7)。
大当りの場合(S8)、当り種別抽選により内部当選フラグをセットし(S9)、大当り遊技処理(S10)を行われる。ステップS7,S8で大当りに非当選の外れが判定されると、内部当選フラグに0を格納して、外れ遊技処理(S11)が行われる。
図4に示すように大当り遊技処理では、内部当選フラグにより5つの大当りの遊技処理が行われる。内部当選フラグが1の場合(S110)には、2R突確当りと判定され(S120)、大入賞口を出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様でパターンAを実行する(S130)。演出装置70の表示画面上で2R突確当り事前演出の告知をして、大入賞口を約0.2秒の開放時間で2回連続的に開放し(図5(A)参照)、その後は確変状態にセットされる。
内部当選フラグが2の場合(S140)には、7R確変当りと判定され(S150)、大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを7回繰り返すパターンB(図5(B)参照)と大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを5回繰り返した後に、大入賞口を出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で約0.2秒の開放時間で2回連続的に開放するパターンC(図5(C)参照)とに振り分けがされて(S160)、そのどちらかのパターンを実行する(S170,S180)。いずれのパターン終了後にも確変状態にセットされる。そのためパターンCが選択された場合には、遊技者に、当初から確変当たりに当たったのか、通常当りから2R突確当りに当たったのかの判別がつきにくいこととなる。特にパターンCで第1の開放モード態様が終了し、第2の開放モード態様が開始するまでのインターバルを5秒から10秒程度に長く設定すれば効果的である。
内部当選フラグが3の場合(S190)には、7R通常当りと判定され(S200)、大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを7回繰り返すパターンB(図5(B)参照)と大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを5回繰り返した後に、大入賞口を出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で約0.2秒の開放時間で2回連続的に開放するパターンC(図5(C)参照)とに振り分けがされて(S210)、そのどちらかのパターンを実行する(S220,S230)。いずれのパターン終了後にも通常状態にセットされる。そのためパターンCが選択された場合には、通常当りにも係わらず、大入賞口の開放モード態様が通常当りに2R突確当りと同じ動作が付け加わっているため、遊技者に、通常当りの後2R突確当りになって、確変状態になるのではないかと言う錯覚を起こさせ易いことになる。特にパターンCで第1の開放モード態様が終了し、第2の開放モード態様が開始するまでのインターバルを5秒から10秒程度に長く設定すれば効果的である。
内部当選フラグが4の場合(S240)には、16R確変当りと判定され(S250)、大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを16回繰り返すパターンD(図5(D)参照)と大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを7回繰り返した後に、大入賞口を出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で約0.2秒の開放時間で2回連続的に開放し、その後に更に大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを7回繰り返すパターンE(図5(E)参照)とに振り分けがされて(S260)、そのどちらかのパターンを実行する(S270,S280)。いずれのパターン終了後にも確変状態にセットされる。そのためパターンEが選択された場合には、遊技者に、当初から確変突入付きパターンEが発現したのか、連荘によりパターンBの後、パターンAを経由して確変突入付きパターンBが発現したのか、連荘によりパターンCの後、確変突入付きパターンBが発現したのか判別がつきにくいこととなる。特にパターンEで第1の開放モード態様が終了し、第2の開放モード態様が開始するまでのインターバルと第2の開放モード態様が終了し、再び第1の開放モード態様が開始するまでのインターバルは、5秒から10秒程度に長く設定すればより効果的である。このようにすると遊技者は、当初はラウンド回数の少ない大当りに当選したと一旦失望するが、その後に突然確変に当選して、更にラウンド回数の少ない大当りで連荘しているとの錯覚を起こし易いからである。
内部当選フラグが5の場合(S290)には、16R通常当りと判定され(S290)、大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを16回繰り返すパターンD(図5(D)参照)と大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを7回繰り返した後に、大入賞口を出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で約0.2秒の開放時間で2回連続的に開放し、その後に更に大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で最大で約28秒開放するラウンドを7回繰り返すパターンE(図5(E)参照)とに振り分けがされて(S310)、そのどちらかのパターンを実行する(S320,S330)。いずれのパターン終了後にも通常状態にセットされる。そのためパターンEが選択された場合には、遊技者に、当初から通常のパターンEが発現したのか、連荘によりパターンBの後、パターンAを経由して通常当りのパターンBが発現したのか、連荘によりパターンCの後、通常当りのパターンBが発現したのか判別がつきにくく、連荘が生じたと言う錯覚を起こさせ易いことになる。特にパターンEで第1の開放モード態様が終了し、第2の開放モード態様が開始するまでのインターバルと第2の開放モード態様が終了し、再び第1の開放モード態様が開始するまでのインターバルは、5秒から10秒程度に長く設定すればより効果的である。このようにすると遊技者は、当初はラウンド回数の少ない大当りに当選したと一旦失望するが、その後に突然確変に当選して、更にラウンド回数の少ない大当りで連荘しているとの錯覚を起こし易いからである。なお、いずれのラウンドにおいても28秒以内に大入賞口に例えば9個以上の入球があった場合には、そのラウンドはその時点で終了することとしている。
本実施形態では、更に遊技者に錯覚を起こさせて興趣を高めるため、演出装置70の表示画面上で、大入賞口の開放モード態様に対応する遊技演出を行うようにしている。図6はその一例であるが、図6(a)は図5(A)のパターンAに対応する演出画面であり、2R突確当りの大入賞口開放前の事前報知として、画面上の右下に車が登場して、すばやく画面上を走り去る演出画面を表示することで2R突確当りを報知するものである。したがってこの演出画面が出現したときには、2R突確当りの場合とガセの場合がある。
図6(b)、(c)は、7R確変当りと7R通常当りに用いられる遊技演出である。図6(b)は図5(B)のパターンBに対応する演出画面であり、出玉を期待できる第1の開放モード態様に対応して最初の1ラウンド演出からヘリコプタが右下に登場して、徐々にラウンド毎に左上に拡大移動して、それに引き続く最後の7ラウンド演出を終了する。遊技者は同種の演出画面により、ラウンドが進んで行くのを楽しむことができる。一方、図6(c)は、図5(C)のパターンCに対応する演出画面であり、出玉を期待できる第1の開放モード態様に対応して最初の1ラウンド演出からヘリコプタが右下に登場して、徐々にラウンド毎に中央に拡大移動しながら5ラウンド演出を終了し、その後出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様に対応して2R突確当りを報知する画面と同様に画面上の右下に車が登場して、すばやく画面上を走り去る演出画面を表示して事前報知を行う。そのため2R突確当でもないにも係わらず、確変に突入するかのような錯覚を起こさせ易くすることが出来る。
図6(d)、(e)は、16R確変当りと16R通常当りに用いられる遊技演出である。図6(d)は図5(D)のパターンDに対応する演出画面であり、出玉を期待できる第1の開放モード態様に対応して最初の1ラウンド演出からヘリコプタが右下に登場して、徐々にラウンド毎に左上に拡大移動して、それに引き続く中途の7ラウンド演出を終了する。ここまでは図6(b)のパターンBと同様の演出画面である。更に8ラウンド演出以降も、出玉を期待できる第1の開放モード態様に対応してヘリコプタがセスナに変化して最後にジェット機になるような発展演出を行って16ラウンド演出で終了する。一方、図6(e)は、図5(E)のパターンEに対応する演出画面であり、出玉を期待できる第1の開放モード態様に対応して最初の1ラウンド演出からヘリコプタが右下に登場して、徐々にラウンド毎に左上に拡大移動して、それに引き続く中途の7ラウンド演出を終了する。ここまでは図6(b)のパターンBと同様の演出画面である。この後、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様に対応して2R突確当りを報知する画面と同様に画面上の右下に車が登場して、すばやく画面上を走り去る演出画面を表示して事前報知を行う。更に再び10ラウンド演出以降は、出玉を期待できる第1の開放モード態様に対応してヘリコプタが右下に登場して、徐々にラウンド毎に左上に拡大移動して、それに引き続く最後の16ラウンド演出を終了する。そのため、遊技者は、16R当りにも係わらず、7R当りから2R突確当りを経由して再び7R当りに当たったと錯覚を起こし易く、興趣が向上する。
また本実施形態ではラウンド数を画面に表示していないが、表示することも可能である。但し、従来のように最初にラウンド数が表示されて、減算される表示であると当初に遊技者に解ってしまい興趣が減退する。そのためラウンド数表示は加算表示が好ましい。特にパターンEは、出玉を期待できる第1の開放モード態様の10ラウンド〜16ラウンドについても1〜7ラウンドの加算表示を行うと、遊技者は、16R当りにも係わらず、7R当りから2R突確当りを経由して再び7R当りに当たったと更に錯覚を起こし易く、興趣が向上する。
なお、2R突確当りの場合とガセの場合の事前報知として、画面上の右下に車が登場して、すばやく画面上を走り去る演出画面を同じものとしたが、厳密に同じものではなく、同様の演出画面であっても良い。例えば、ガセの場合には車自体は同じ形状であるがタイヤの一部の色が異なるなどの遊技者に時々ヒントを与えるような演出であっても良い。また第1の開放モード態様に対応する演出も上記のような連続演出だけではなく、関連する演出であれば良い。要は、遊技者が、第1の開放モード態様と第2の開放モード態様を演出においても区別できれば十分である。
上記実施形態により第3の開放モード態様と第4の開放モード態様に対応する大当り遊技演出が、前記第2の開放モード態様に対応する大当り遊技演出と同様の演出を含み、前記第2の開放モード態様に対応する大当り遊技演出が前記第1の開放モード態様に対応する大当り遊技演出とは異なるように演出表示されている。そのため一連の大当り遊技であるにもかかわらず、突然確変と同様の第2の開放モード態様に対応する演出が行われ、その演出が、それまでの第1の開放モード態様とは異なるように表示されるので、いかにも最初の大当り遊技が終了し、その後に突然確変に当り、更に連荘に突入するまたは突入したかのような印象を表示画面の演出からも遊技者に与えて、パチンコ遊技の興趣が一層向上する。
なお本実施形態では、内部当選フラグが1〜5の5種類に対応して、図5(A)〜図5(E)に示すような5種類の大入賞口の開閉のパターンを設定したが、これに限らず、例えば内部当選フラグが1〜3の3種類に対応して図5(A)〜図5(C)の3種類を選択し、2R確変の開放ラウンド、通常の開放ラウンド、通常の開放ラウンド数−2ラウンド+2R確変の開放ラウンドで後2者のラウンド回数が同じとなり、遊技者には、通常の開放ラウンド後に2R確変に当たったと言う錯覚を起こすことが出来る。更には、図5(C)の通常の開放ラウンド数を図5(B)の通常の開放ラウンド数と同じに設定しておけば、更にその効果は期待できる。このように大入賞口の開閉のパターンとして、通常の開放ラウンドの後に2R確変の開放ラウンドを含んだものを導入することにより、どのような内部当選により、大入賞口の開閉のパターンが変化しているのか、遊技者には判別が困難となるため、従来にはない新たな興趣を向上できるパチンコ遊技機を提供することが出来る。
また例えば図5(A)、図5(C)、図5(E)の3種類の大入賞口の開閉のパターンを設定すれば、2R確変の開放ラウンド、通常の開放ラウンド、通常の開放ラウンド+2R確変の開放ラウンド+通常の開放ラウンドからなるので、遊技者には、通常の開放ラウンド後に2R確変に当たり、更に通常の開放ラウンドに当たったと言う錯覚を起こすことが出来る。
また例えば図5(A)、(B)、(D)、(E)の4種類であれば、2R確変の開放ラウンド、通常の開放ラウンド、通常の開放ラウンドの約2倍の開放ラウンド、通常の開放ラウンド+2R確変の開放ラウンド+通常の開放ラウンドのパターンとなり、遊技者には、通常の開放ラウンド後に2R確変に当たり、更にその後に通常の開放ラウンドに当たったと言う錯覚を起こすことが出来る。このように大入賞口の開放パターンとして、通常の開放ラウンドの後に2R確変の開放ラウンドを含み、更に通常の開放ラウンド行うものを導入することにより、どのような内部当選により、大入賞口の開閉のパターンが変化しているのか、遊技者には判別が困難となるため、従来にはない新たな興趣を向上できるパチンコ遊技機を提供することが出来る。
以上、本発明の実施形態について出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技として、大入賞口を短時間開放した後、以降の抽選確率を上昇させる突然確変大当り遊技の場合について説明したが、これはあくまでも例示にすぎず、遊技者に有利な状態としては、上記実施形態に記載のような抽選確率の確率変動に限らず、始動口への入賞条件を有利にする時短状態を含むものであり、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技が大入賞口を短時間開放した後、以降を時短状態とする突然時短大当り遊技の場合であっても良い。なお本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない範囲において、当業者の技術常識に基づいて適宜変更が可能である。
本発明遊技機の一例であるパチンコ遊技機の正面図。 制御装置のブロック図。 主制御部での特別図柄処理フローチャート。 大当り遊技処理のフローチャート。 大入賞口開放パターン。 表示装置上の演出例の説明図。
符号の説明
7A;画像演出部
70;演出装置
81;上始動口
82;下始動口
820;電動チューリップ
83;スルーゲートGT
9;大入賞口
CN;制御装置
MC;主制御部
SC1;周辺制御部
SC2;周辺制御部

Claims (6)

  1. 遊技盤上に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞に基づいて乱数値を取得し、前記乱数値に基づいて大当りを判定する大当り判定手段と、前記大当りと判定された場合の大当り遊技で大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で実行する出玉有り大当り遊技と、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技とを含み、前記遊技盤上の表示画面上で前記大当り遊技演出を行うパチンコ遊技機において、
    前記大当たり遊技に、前記大入賞口を前記第1の開放モード態様で実行した後に前記第2の開放モード態様で実行する第3の開放モード態様の出玉有り大当り遊技を更に含むことを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記第1の開放モード態様が、1回の開放時間が所定の時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第2の開放モード態様が、1回の開放時間が前記所定の時間より短い時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第3の開放モード態様に含まれるラウンド回数が前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と前記第2の開放モード態様に含まれるラウンドの回数の和と同程度であることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
  3. 遊技盤上に設けられた特定の入賞口への遊技球の入賞に基づいて乱数値を取得し、前記乱数値に基づいて大当りを判定する大当り判定手段と、前記大当りと判定された場合の大当り遊技で大入賞口を出玉を期待できる第1の開放モード態様で実行する出玉有り大当り遊技と、出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技とを含み、前記遊技盤上の表示画面上で前記大当り遊技演出を行うパチンコ遊技機において、
    前記大当り遊技に、前記大入賞口を前記第1の開放モード態様で実行した後、前記第2の開放モード態様で実行し、更にその後に前記第1の開放モード態様を実行する第4の開放モード態様の出玉有り大当り遊技を更に含むことを特徴とするパチンコ遊技機。
  4. 前記第1の開放モード態様が、1回の開放時間が所定の時間であるラウンドを複数種類の所定回数から繰り返すものからなり、前記第2の開放モード態様が、1回の開放時間が前記所定の時間より短い時間であるラウンドを所定回数繰り返すものであり、前記第4の開放モード態様に含まれるラウンドの回数が前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と前記第2の開放モード態様に含まれるラウンドの回数と更にその後に実行される前記第1の開放モード態様に含まれるラウンドの回数の和と同程度であることを特徴とする請求項3に記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記遊技盤上の表示画面上で行われる前記第3の開放モード態様と前記第4の開放モード態様に対応する大当り遊技演出が、前記第2の開放モード態様に対応する大当り遊技演出と同様の演出を含み、前記第2の開放モード態様に対応する大当り遊技演出が前記第1の開放モード態様に対応する大当り遊技演出とは異なるように演出表示されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記出玉は殆ど期待できない第2の開放モード態様で実行するが遊技状態を遊技者に有利な状態に変化させる特典付き大当り遊技が突然確変大当り遊技であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のパチンコ遊技機。
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