JP2009252513A - コネクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング20内の端子金具30を抜止めするためのリテーナ24は、その後端縁においてヒンジ25を介してハウジング20の外面に連なった形態であり、ヒンジ25を支点として端子金具30に係止する係止姿勢と端子金具30から解離する係止解除姿勢との間で揺動する。係止姿勢においては、リテーナ24の外面がハウジング20の外面に対してほぼ面一状となり、係止解除姿勢においては、リテーナ24がハウジング20の外面から斜めに突出する。リテーナ24の前端縁には、その前端縁の長さ方向における略中央領域を部分的に前方へ突出させた形態の検知用突部28が形成されている。
【選択図】図7
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リテーナが係止解除姿勢であることを確実に検知できるようにすることを目的とする。
リテーナは、その後端縁のヒンジを支点として揺動するので、リテーナが係止解除姿勢に変位したときには、リテーナのうちヒンジから遠い部分ほどハウジングの外面からの突出寸法が大きくなる。この点に鑑み、本発明では、リテーナの前端縁に、更に前方へ突出する検知用突部を形成した。係止解除姿勢における検知用突部のハウジングの外面からの突出寸法は、検知用突部の形成されていないリテーナの前端縁に比べて大きくなるので、その分、フレームの後端面に対してリテーナが引っ掛かり易くなる。これにより、リテーナが係止解除姿勢であることを確実に検知することができる。
検知用突部が検知用凹部に係止することによって、リテーナが係止解除姿勢であることが検知される。この検知用凹部は溝状をなしているので、検知用突部が一旦検知用凹部に係止した状態になれば、その後、ハウジングが収容空間に対して位置ずれしても、検知用突部が検知用凹部から外れる虞がなく、検知動作の信頼性に優れている。
検知用凹部に対して検知用突部が浅く係止した状態になると、それ以降は、ハウジングが収容空間に対して位置ずれしながら進入しても、検知用突部は、誘導面によって検知用凹部の奥側へ誘導され、確実に検知凹部に対して係止した状態に至る。したがって、検知動作の信頼性に優れている。
検知用突部の前端縁を、前方に向かって肉薄となる楔状としたので、検知用突部は、フレームの後端面における検知用凹部の形成されていない領域と干渉し難く、確実に検知用凹部内に進入する。したがって、検知動作の信頼性が高い。
検知用凹部には2つの誘導面を形成したので、2つのリテーナの検知用突部を検知用凹部内に誘導することができる。また、検知用突部の前端縁は、誘導面と摺接可能なテーパ面を形成することにより楔状とされているので、1つの検知用凹部内に対し、2つの検知用突部が互いに干渉することなく同時に係止することができる。
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、1つのフレーム10と、フレーム10に収容される複数のハウジング20と、1つのハウジング20に対して複数ずつ収容される複数の端子金具30とを備えて構成されている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では検知用凹部の断面形状を三角形(V字形)としたが、検知用凹部の断面形状は、三角形に限らず、円弧形、方形、台形等、検知用突部が検知用凹部から外れ難い形状であれば、任意に変更してもよい。
(2)上記実施形態では検知用凹部に誘導面を形成したが、検知用凹部は、このような誘導面を有しない形態であってもよい。
(3)上記実施形態では検知用突部の前端縁を楔状としたが、検知用突部の前端縁の形状は、楔状に限らず、円弧形、方形、台形などであってもよい。
(4)上記実施形態では検知用突部を楔状にする手段として、検知用突部におけるハウジングとの対向面である内面側を斜めに切欠した形態としたが、検知用突部を楔状にする手段としては、ハウジングとの対向面とは反対側の外面のみを斜めに切欠してもよく、内面と外面の両面を斜めに切欠してもよい。
(5)上記実施形態では検知用凹部の形成領域を隔壁(収容空間)の幅方向における略中央部分としたが、検知用凹部の形成領域は隔壁(収容空間)の全幅に亘る範囲であってもよい。
(6)上記実施形態では1つの検知用凹部がその上側の収容空間に収容されるハウジングのリテーナと、下側の収容空間に収容されるハウジングのリテーナとで共用するようにしたが、各収容空間に収容されるハウジング毎に、専用の検知用凹部を個別に形成してもよい。
11…収容空間
13…検知用凹部
14…誘導面
20…ハウジング
24…リテーナ
25…ヒンジ
28…検知用突部
29…テーパ面
30…端子金具
Claims (5)
- 端子金具が挿入されているとともに、前記端子金具をリテーナの係止作用によって抜止めするようになっているハウジングと、
後方から前記ハウジングを収容するための複数の収容空間を有するフレームとを備えており、
前記リテーナは、その後端縁においてヒンジを介して前記ハウジングの外面に連なった形態であり、前記ヒンジを支点として前記端子金具に係止する係止姿勢と前記端子金具から解離する係止解除姿勢との間で揺動し得るようになっており、
前記係止姿勢においては、前記リテーナの外面が前記ハウジングの外面に対してほぼ面一状となり、
前記係止解除姿勢においては、前記リテーナが前記ハウジングの外面から斜めに突出するようになっているコネクタにおいて、
前記リテーナの前端縁には、その前端縁の長さ方向における略中央領域を部分的に前方へ突出させた形態の検知用突部が形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記フレームの後端面には、前記検知用突部の係止を可能とする溝状の検知用凹部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
- 前記検知用凹部には、前記検知用突部を前記検知用凹部の奥側へ誘い込むことが可能な誘導面が形成されていることを特徴とする請求項2記載のコネクタ。
- 前記検知用突部の前端縁は、前方に向かって肉薄となる楔状をなしていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
- 前記検知用凹部が、隣り合う2つの前記収容空間の間に配され、
前記検知用凹部には、前記検知用突部を前記検知用凹部の奥側へ誘い込むことが可能な一対の誘導面が、前記隣り合う2つの収容空間の並び方向と同じ方向に並ぶように形成され、
前記検知用突部の前端縁は、その前記ハウジングの外面との対向面に前記誘導面に対して摺接可能なテーパ面を形成することで、前方に向かって肉薄となる楔状とされていることを特徴とする請求項2ないし請求項4のいずれかに記載のコネクタ。
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