JP4270076B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
両コネクタハウジングが嵌合される前は、短絡端子は、保持部により、一方のコネクタハウジングの嵌合方向後方への変位を規制されて短絡位置に保持されており、この短絡位置においては、短絡端子が複数本の端子金具と接触して、端子金具同士を短絡状態にするようになっている。そして、両コネクタハウジングが嵌合されるに伴い、短絡端子はその保持状態から解放される。その後、両コネクタハウジングを嵌合させるにつれて、短絡端子は、押し込み部に押し込まれて仕切壁の上に乗り上げつつ収容室内を一方のコネクタハウジングの嵌合方向後方に移動する。両コネクタハウジングが正規嵌合すると、短絡端子と端子金具との間に仕切壁が介在することで端子金具の短絡が解除される。この仕切壁は、一方のコネクタハウジングの嵌合方向後方、即ち奥部に設けられているから、仕切壁が異物と突き当たって変形するのを防止できる。
また、解除案内面が形成されていることにより、両コネクタハウジングを嵌合する際に、押し込み部が解除案内面と摺接することで保持部が撓み変形し、弾性爪と収容室の一側壁との係合が解除される。このように請求項1の発明によれば、弾性爪と収容室の一側壁との係合の解除動作を、両コネクタハウジングの嵌合動作と共に円滑に行うことができる。
両コネクタハウジングが正規嵌合すると、他方のコネクタハウジングに形成した連れ戻し部と、短絡端子に形成した連れ戻し係止部とが係合する。両コネクタハウジングを離間させる際には、短絡端子は、他方のコネクタハウジングに引き連れられて、短絡位置まで自動的に移動する。短絡端子が短絡位置に移動すると、短絡端子に形成された係止爪と、収容室の壁面に形成された係止部とが係止して、短絡端子が一方のコネクタハウジングの嵌合方向前方へ変位するのを規制する。すると、係止爪と係止部との間の係合力が、連れ戻し部と連れ戻し係止部との間の係合力よりも大きく設定されていることから、連れ戻し部と連れ戻し係止部との間の係合が解除されて、短絡端子を短絡位置に残したまま、他方のコネクタハウジングを一方のコネクタハウジングから離間させることができる。
まず、雌側コネクタハウジング14について説明する。図1及び図2に示すように、雌側コネクタハウジング14は合成樹脂によりブロック状に形成されている。雌側コネクタハウジング14内には、複数のキャビティ15(本実施形態では4つ)が幅方向に並んで形成されている。各キャビティ15には雌側端子金具13が挿入されており、これら雌側端子金具13の底面には、後述するランス16が係止する係止突起17が突出されている。各キャビティ15の底面には、両持ち状のランス16が一体的に形成されており、このランス16は前述した雌側端子金具13の係止突起17に係止可能に形成されている。雌側コネクタハウジング14の下面における前後方向の中央には、各キャビティ15に連通するリテーナ装着口18が開口しており、このリテーナ装着口18にはリテーナ19が組み付けられている。前述した雌側端子金具13は、リテーナ19及びランス16により、各キャビティ15の内部に二重に抜け止めされている。
次に、雄側コネクタハウジング12について説明する。図1及び図3に示すように、雄側コネクタハウジング12は合成樹脂製であり、その下面側には雄側コネクタハウジング12全体を図示しない固定壁に取り付けるためのブラケット固定部55が設けられている。また、雄側コネクタハウジング12の前半領域は、前面に開口する嵌合凹部33となっており、ここに雌側コネクタハウジング14が収容される。
収容室34には、導電性を有する板材からなる短絡端子11が前後方向に移動可能に収容されている。図1及び図4に示すように、短絡端子11は、本体部40と、本体部40から前方に突出して形成される保持部41とからなる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
11…短絡端子
12…雄側コネクタハウジング(一方のコネクタハウジング)
13…雌側端子金具(端子金具)
14…雌側コネクタハウジング(他方のコネクタハウジング)
15…キャビティ
25…押し込み部
28…解除案内面
30…連れ戻し部
32…連れ戻し係止部
34…収容室
35…仕切壁
38…係止爪
39…係止部
41…保持部
45…弾性接触片
47…弾性爪
Claims (3)
- 互いに嵌合可能な雌雄のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジング内には、複数本の端子金具を収容するキャビティと、仕切壁により前記キャビティと仕切られると共に、前記端子金具を短絡可能な短絡端子を収容する収容室とが設けられ、
前記短絡端子は、前記端子金具と接触する短絡位置と、前記端子金具と非接触状態となる解除位置との間で移動可能に設けられたコネクタにおいて、
前記短絡端子は、保持部によって前記一方のコネクタハウジングと係合することで、前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向後方への変位を規制されて前記短絡位置に保持されるようになっており、前記短絡端子が前記短絡位置にあるときには、前記短絡端子に設けられた弾性接触片が、前記仕切壁の前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向前方側の端縁よりも前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向前方の位置で前記端子金具と接触することで前記端子金具同士を短絡状態とするようになっており、
前記保持部は、前記両コネクタハウジングが嵌合するにつれて、前記短絡端子が前記他方のコネクタハウジングに形成された押し込み部で押し込まれることにより、前記短絡端子と前記一方のコネクタハウジングとの係合を解除する構成とされており、前記短絡端子は、前記押し込み部で押し込まれて前記仕切壁の上に乗り上げつつ、前記収容室内を前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向後方に移動し、
前記両コネクタハウジングが正規嵌合すると、前記短絡端子は前記解除位置に移動して前記端子金具と離間し、前記端子金具同士の短絡を解除するようになっており、
かつ、前記保持部は、前記短絡端子から前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向前方に延設されてなると共に、前記収容室の一側壁と弾接する方向にバネ性を有しており、
前記保持部には、前記短絡端子が前記短絡位置にあるときには前記保持部と弾接する前記収容室の一側壁と係合して、前記短絡端子が前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向後方へ変位するのを規制する弾性爪と、前記両コネクタハウジングが嵌合するときには前記押し込み部と摺接して、前記弾性爪と前記収容室の一側壁との係合を解除する方向に前記保持部を撓ませる解除案内面とが形成されていることを特徴とするコネクタ。 - 前記短絡端子には、前記両コネクタハウジングが正規嵌合したときに、前記他方のコネクタハウジングに形成された連れ戻し部と係合する連れ戻し係止部が形成されており、
前記連れ戻し部と、前記連れ戻し係止部とは、前記両コネクタハウジングを離間させる際に、前記他方のコネクタハウジングが前記短絡端子を連れ戻し可能に係合するように形成されており、
前記短絡端子には、前記短絡端子が短絡位置にあるときには、前記短絡端子が一方のコネクタハウジングの嵌合方向前方へ変位するのを規制するための係止爪が形成されており、
前記収容室のうち前記係止爪と対向する壁面には、前記係止爪と係合する係止部が形成されており、前記係止爪と前記係止部との間の係合力は、前記連れ戻し部と前記連れ戻し係止部との間の係合力よりも大きく設定されていることで、前記連れ戻し部と前記連れ戻し係止部との係合が解除可能になっていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 互いに嵌合可能な雌雄のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジング内には、複数本の端子金具を収容するキャビティと、仕切壁により前記キャビティと仕切られると共に、前記端子金具を短絡可能な短絡端子を収容する収容室とが設けられ、
前記短絡端子は、前記端子金具と接触する短絡位置と、前記端子金具と非接触状態となる解除位置との間で移動可能に設けられたコネクタにおいて、
前記短絡端子は、保持部によって前記一方のコネクタハウジングと係合することで、前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向後方への変位を規制されて前記短絡位置に保持されるようになっており、前記短絡端子が前記短絡位置にあるときには、前記短絡端子に設けられた弾性接触片が、前記仕切壁の前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向前方側の端縁よりも前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向前方の位置で前記端子金具と接触することで前記端子金具同士を短絡状態とするようになっており、
前記保持部は、前記両コネクタハウジングが嵌合するにつれて、前記短絡端子が前記他方のコネクタハウジングに形成された押し込み部で押し込まれることにより、前記短絡端子と前記一方のコネクタハウジングとの係合を解除する構成とされており、前記短絡端子は、前記押し込み部で押し込まれて前記仕切壁の上に乗り上げつつ、前記収容室内を前記一方のコネクタハウジングの嵌合方向後方に移動し、
前記両コネクタハウジングが正規嵌合すると、前記短絡端子は前記解除位置に移動して前記端子金具と離間し、前記端子金具同士の短絡を解除するようになっており、
かつ、前記短絡端子には、前記両コネクタハウジングが正規嵌合したときに、前記他方のコネクタハウジングに形成された連れ戻し部と係合する連れ戻し係止部が形成されており、
前記連れ戻し部と、前記連れ戻し係止部とは、前記両コネクタハウジングを離間させる際に、前記他方のコネクタハウジングが前記短絡端子を連れ戻し可能に係合するように形成されており、
前記短絡端子には、前記短絡端子が短絡位置にあるときには、前記短絡端子が一方のコネクタハウジングの嵌合方向前方へ変位するのを規制するための係止爪が形成されており、
前記収容室のうち前記係止爪と対向する壁面には、前記係止爪と係合する係止部が形成されており、前記係止爪と前記係止部との間の係合力は、前記連れ戻し部と前記連れ戻し係止部との間の係合力よりも大きく設定されていることで、前記連れ戻し部と前記連れ戻し係止部との係合が解除可能になっていることを特徴とするコネクタ。
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