JP2009247561A - ガスコンロ用焼き網及びそれに用いられる容器 - Google Patents

ガスコンロ用焼き網及びそれに用いられる容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009247561A
JP2009247561A JP2008098527A JP2008098527A JP2009247561A JP 2009247561 A JP2009247561 A JP 2009247561A JP 2008098527 A JP2008098527 A JP 2008098527A JP 2008098527 A JP2008098527 A JP 2008098527A JP 2009247561 A JP2009247561 A JP 2009247561A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
gas
grill
gas stove
saucer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008098527A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Nakamura
章人 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAHICHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
YAMAHICHI SEISAKUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAHICHI SEISAKUSHO KK filed Critical YAMAHICHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP2008098527A priority Critical patent/JP2009247561A/ja
Publication of JP2009247561A publication Critical patent/JP2009247561A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Abstract

【課題】 自動消火装置が搭載されたガスコンロでも、感熱センサのサイズ、形状の別に関わらず、安定して使用することができるガスコンロ用焼き網を提供する。
【解決手段】 予め設定された温度になるとガスの供給を遮断或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網であって、ガス火が直接あたる受皿部110と、この受皿部110の中央に設けられた容器120と、前記受皿部110にセットされる網部130と、中間網部140とを備えており、前記容器120は、水を貯留することができるようになっており、中間網部140の中央には、容器120が入る開口141が開設されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、予め設定された温度になるとガスの供給を遮断或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網と、このガスコンロ用焼き網に用いられる容器とに関する。
ガスコンロには、予め設定された温度になるとガスの供給を遮断或いは最小限とする自動消火装置が搭載されているものがある。この自動消火装置は、揚げ物調理中に過熱された調理油の発火を防止したり、空焚き防止にも役立っており、バーナーが複数あるガスコンロでは、1つのバーナーにのみに設置されていることが多い。
なお、この種の自動消火装置は、例えば、特開平11−201460に開示されているように、感熱センサがバーナーの中心に立設された感熱センサを有し、この感熱センサが鍋等の底面に接触して底面の温度を検出し、底面が予め設定された温度(約250℃)になると自動的にガスの供給を遮断或いは最小限とするように構成されている。
ところで、魚や餅を焼くための焼き網を自動消火装置が搭載されたバーナーで使用すると、焼き網の受皿部に感熱センサが接触するため、きわめて短時間でガスの供給が遮断されて自動消火されるか、ガスの供給が最小限となりいわゆるとろ火となる。鍋等では汁物が入っているので、加熱されても火が直接あたる底面の温度が100℃を超えることがない。このため、自動消火装置が作動しないのである。
しかし、焼き網では、受皿部は汁物に相当するものがなく直火が直接にあたるので、すぐに250℃(予め設定された温度)を超えるため、きわめて短時間で自動消火されるのである。
これでは、自動消火装置が搭載されたバーナーでは焼き網を用いて魚や餅を焼くことができない。
なお、発明者は、焼き網の受皿部の中央部、すなわち自動消火装置が接触する部分を開口することでかかる事態(短時間での自動消火)が回避されるのではないかと考えて実験を行ったが、開口の縁部が過熱されるためか、約1分という短時間で自動消火装置が作動して、ガスの供給が最小限とされてとろ火となり、その後5分30秒経過時点で消火された。
かかる問題を解消するため、自動消火装置が作動しないようにしたガス網焼き器が創案されている(特開平07−248119)。このガス網焼き器は『上面に間隔をおいて焼き網が架設された赤熱板と、バーナの中心部に設けたセンサ保護リング内に上方へばね付勢された感熱センサを上下動自在に装着してなるガスこんろと、センサ保護リングに着脱自在に被着された耐熱性断熱材よりなるキャップ状の遮熱カバーとを備え、感熱センサの出力でガス供給を遮断するように』構成されている。
特開平11−201460 特開平07−248119
しかしながら、平成19年12月12日付けの『ガスこんろの安全対策について〜ガス事業法及び液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律の施行令改正について〜』(経済産業省製品安全課)において、『全口バーナーに調理油過熱防止装置と立ち消え安全装置の搭載を法的に義務づける』とされた。
なお、『調理油過熱防止装置』とは、『予め設定された温度になるとガスの供給を遮断或いは最小限とする自動消火装置』のことである。
すべてのバーナーに調理油過熱防止装置(自動消火装置)が搭載されると、従来のガスコンロ用焼き網が使用できなくなる。
特許文献2に記載されたものであれば、自動消火装置が搭載されたガスコンロでも使用できるが、キャップ状の遮熱カバーは感熱センサに密着しなければならないため、感熱センサのサイズ、形状に応じた多種多様のものを準備する必要がある。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたもので、自動消火装置が搭載されたガスコンロでも、感熱センサのサイズ、形状の別に関わらず、安定して使用することができるガスコンロ用焼き網と、このガスコンロ用焼き網に用いられ容器を提供することを目的としている。
本発明に係るガスコンロ用焼き網は、予め設定された温度になるとガスの供給を停止或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網であって、ガス火が直接あたる受皿部と、この受皿部の中央に設けられた容器と、前記受皿部にセットされる網部とを備えており、前記容器は、水を貯留することができるようになっている。
また、本発明に係る他のガスコンロ用焼き網は、予め設定された温度になるとガスの供給を停止或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網であって、ガス火が直接あたる受皿部と、この受皿部の中央に設けられた容器と、前記受皿部にセットされる網部と、前記受皿部にセットされ、前記網部より下側に位置する中間網部とを備えており、前記容器は、水を貯留することができ、前記中間網部には、前記容器が入る開口が設けられている。
前記容器は、水を貯留する容器本体と、この容器本体を閉塞する蓋体とを有しており、前記蓋体には蒸気孔が開設されている。
前記容器は、受皿部に固定されていない。この場合には、受皿部の中央には、容器を載置するための凹部が形成されていることが望ましい。
前記容器の容器本体は、受皿部と一体になっているタイプもある。
また、前記容器の容器本体の底面は、受皿部の底面部より下方に突出しているタイプものある。
前記容器は、上面が焼き網より下方に位置している。
さらに、本発明に係る容器は、予め設定された温度になるとガスの供給を停止或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網の受皿部の中央にセットされる容器であって、水を貯留する容器本体と、この容器本体を閉塞する蓋体とを有しており、前記蓋体には蒸気孔が開設されている。
本発明に係るガスコンロ用焼き網は、感熱センサが接触する部分、すなわち受皿部の中央には水を貯留した容器が設けられているので、加熱中に容器内部の水が沸騰している間は受皿部の底面部の中央は感熱センサの作動範囲外である約100℃に保たれる。このため、従来のように感熱センサが作動してガスの供給を遮断或いは最小限とする自動消火装置が作動しないので、魚や餅をこんがりと焼き上げることができる。
図1は本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網を構成する受皿部の図面であって、同図(A)は概略的平面図、同図(B)は概略的正面図、図2は本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網を構成する網部の図面であって、同図(A)は概略的平面図、同図(B)は概略的側面図、図3は本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網を構成する中間網部の概略的平面図、図4は本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網を構成する容器の図面であって、同図(A)は蓋体の概略的平面図、同図(B)は蓋体の概略的正面図、同図(C)は容器本体の概略的正面図、図5は本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網の使用状態の概略的断面図、図6は本発明の他の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網の使用状態の概略的断面図、図7は本発明のさらにその他の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網の使用状態を示す概略的断面図である。
本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100は、予め設定された温度になるとガスの供給を遮断或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網であって、ガス火が直接あたる受皿部110と、この受皿部110の中央に設けられた容器120と、前記受皿部110にセットされる網部130とを備えており、前記容器120は、水を貯留することができるようになっている。
前記受皿部110は、図1等に示すように、全体として長方形の薄皿状に形成されており、複数のスリット112が設けられた底面部111と、この底面部111の縁部から立ち上げ形成された立壁部113とが一体に形成されたものである。前記底面部111の中央には、スリット112が形成されておらず、容器120を載置するための円形の凹部114が形成されている。また、この受皿部110の深さ寸法は、口述する容器120の高さ寸法より大きく設定されている。なお、この受皿部110は、ホーロー引きの鉄製である。
なお、前記受皿部110の立壁部113の中腹部には内側向きに突出した段部115が設けられている。この段部115は、受皿部110の底面部111にセットされた中間網部140の縁部を上側からおさえて、中間網部140のがたつきや熱による変形を抑える部分である。
また、この受皿部110の底面部111にはパンチングメタル状の板材にセラミックスをコーティングした中間網部140がセットされる。そして、この中間網部140は、上述した段部115によって縁部を上側からおさえられる。なお、図3に示すように、この中間網部140の中央には、容器120が入る開口141が開設されている。
一方、容器120は、水を貯留することができる有底円筒状の容器本体121と、この容器本体121を閉塞する蓋体122とを有している。容器本体121は、容器120を前記凹部114に載置した状態で、底面部111に密着するように平坦になっている。また、前記蓋体122には、横向きの略三角形状の所定個(図面では2つ)の蒸気孔123が開設されている。なお、この容器120の高さ寸法は、前記受皿部110の深さ寸法より小さく設定されている。なお、この容器120は、例えば、耐熱性の印刷が施されたブリキ製である。
また、前記蓋体122には、容器120を使用する際の注意事項、例えば、『水を入れてください。』等が印刷されている。
前記蒸気孔123が蓋体122に開設されているため、容器200の内部の水が沸騰しても、容器200が破裂することがない。しかも、蒸気孔123は横向きに開設されているため、焼いている魚や餅に蒸気が直接あたらないようになっているので、魚や餅が蒸気でベトベトになることが最小限に抑えられる。
かかる容器120は、受皿部110の底面部111の中央に形成された凹部114に嵌まり込むことで位置決めされるようになっている。従って、凹部114に嵌まり込んだ容器120は、調理中にガスコンロ用焼き網100を若干動かした程度では、不用意に動かないようになっている。
前記網部130は、針金からなる長方形状の外枠体131と、この外枠体131を縦横に碁盤目状に横切る針金(外枠部131の針金より細めのもの)からなる複数の桟部132と、前記外枠部131に設けられ、網部130を受皿部110に固定するための針金からなるフック部133と、外枠部131と同等の針金から構成され、外枠部131を横切る把手用枠体134と、この把手用枠体134から延出される把手135とを有している。なお、把手135の把持部136は、耐熱性の合成樹脂で構成されている。
なお、前記把手用枠体134の幅寸法は、容器120の外径寸法とほぼ同一に設定されている。これは、網部130を受皿部110にセットすると、把手用枠体134が容器120を両側から挟み込んで受皿部110内で動かないようにするためである。容器120が自由に動くことができるならば、使用中に容器120が動いて熱湯がこぼれだすという事故のおそれがあるためである。
次に、このような部材から構成されるガスコンロ用焼き網を使用する手順は以下の通りである。
まず、容器本体121に水を入れ、蓋体122で閉塞する。この水が入った容器120を網部130を外した受皿部110の中央の凹部141に載置する。そして、網部130を受皿部110に取り付ける。
次のような条件で実験を行った。
ガスコンロとしては、パロマ工業株式会社製、リンナイ株式会社製、株式会社ハーマン製の感熱センサSが設けられたものを用いた。これらのガスコンロは、250℃でガスの供給を遮断或いは最小限とする感熱センサSが設けられている。また、これらのガスコンロでは、感熱センサSの作動温度を290〜300℃に変更することもできるようになっている。なお、パロマ工業株式会社、リンナイ株式会社、株式会社ハーマンの3社の家庭用のガスコンロのシェア合計は約90%である。なお、以前は松下電工株式会社も家庭用のガスコンロ事業を行っていたが、同社は2007年4月に同事業から撤退している。
実験1
まず、従来のガスコンロ用焼き網を用いて、感熱センサSを高温側に変更したリンナイ株式会社製のコンロで2匹のあじを焼く実験を行った。なお、ガスコックは強火にセットし、自動消火装置の感熱センサSの作動温度は290〜300℃の高温側にセットした。
加熱開始〜1分30秒:強火を維持する。なお、最初の30秒はあじを載せない空焼き の状態であり、30秒経過時にあじを載せた。
1分30秒〜22分:この間は数秒間だけ強火にはなるが、すぐにとろ火になるという 変化が繰り返された。
13分30秒経過時点であじを引っくり返した。
19分経過時点でガスコンロ用焼き網100の中央部の温度は約90℃であり、直火があたっている部分の温度は約110℃であった。
22分間かけてあじを焼いたが、尾っぽの部分が生焼けで全体に焦げ目がつかない焼き上がりとなった。
実験2
これに対して、従来のガスコンロ用焼き網を用いて、感熱センサSがないガスコンロを用いて同条件で2匹のあじを焼く実験を行った。
これによると、空焼き30秒の後にあじを載せて約4分で引っくり返すと、9分で全体がこんがりと焼けた食べごろの状態になった。
これらの実験1及び実験2から判明することは、感熱センサSが装備されたガスコンロでは、従来のガスコンロ用焼き網では、感熱センサSを高温側に変更してもうまくあじを焼くことができない、ということである。これは、感熱センサSがいくら高温側に変更されていたとしても、従来のガスコンロ用焼き網の受皿部が過熱されるため、すぐにガスの供給が最小限とされてとろ火となるためである。
次に、本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100を用いた実験を行った。
実験3
感熱センサSを高温側に変更した状態のパロマ工業株式会社製のガスコンロで本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100(容器120に水を入れて蓋体122で閉塞した状態)をガスコックを強火状態に維持して15分間加熱したところ、以下のようになった。
加熱開始〜5分30秒:強火を維持
5分30秒〜6分0秒:とろ火になる。
6分0秒〜9分30秒:強火になる。
9分30秒〜10分0秒:とろ火になる。
10分0秒〜13分0秒:強火になる。
13分0秒〜13分55秒:とろ火になる。
13分55秒〜15分0秒:強火になる。
すなわち、15分間中1分55秒がとろ火であった。
実験4
感熱センサSを高温側に変更した状態のリンナイ株式会社製のガスコンロで本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100(容器120に水を入れて蓋体122で閉塞した状態)をガスコックを強火状態に維持して15分間加熱したところ、以下のようになった。
加熱開始〜7分0秒:強火を維持
7分0秒〜7分15秒:とろ火になる。
7分15秒〜15分0秒:強火になる。
すなわち、15分間中15秒がとろ火であった。
実験5
感熱センサSを高温側に変更した状態の株式会社ハーマン製のガスコンロで本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100(容器120に水を入れて蓋体122で閉塞した状態)をガスコックを強火状態に維持して15分間加熱したところ、以下のようになった。
加熱開始〜9分0秒:強火を維持
9分0秒〜9分20秒:とろ火になる。
9分20秒〜15分0秒:強火になる。
すなわち、15分間中20秒がとろ火であった。
これらの実験3〜実験5から判明することは、本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100を用いた場合には、ガスコンロの感熱センサSの上には水が入った容器120があるため、感熱センサSが作動する時間がきわめて短くなるということである。
実験6
感熱センサSを高温側に変更した状態のリンナイ株式会社製のガスコンロで本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100(容器120に水を入れて蓋体122で閉塞した状態)を用いて実際にさけの切り身を焼く実験を行った。
加熱開始〜20秒:強火で空焼きし、20秒経過時点でさけを載せた。
20秒〜3分0秒:強火を維持する。
3分0秒〜6分0秒:3分経過時点でガスコックを捻って中火にし、そのままの状態を 維持した。
6分0秒:感熱センサSが作動し、一瞬とろ火になるがすぐに中火に復帰する。
9分0秒:容器200の蓋体122蒸気孔123から蒸気が吹き出す。この時点でさけ を引っくり返す。
11分30秒:こんがりと焼けたので、消火する。なお、加熱開始から10分経過時の ガスコンロ用焼き網100の中央の温度は約130℃、直火の上の温度 は約245℃であった。
この実験6から判明することは、実験1とは違って、感熱センサSを有するガスコンロであっても、本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100を用いると、魚を食べごろにこんがりと焼くことができるということである。
なお、上述した実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100では、容器120と受皿部110とが別体になったものであったが、図6に示す他の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100Aのように、容器120Aの容器本体121Aが受皿部110Aと一体になったものもある。このタイプのガスコンロ用焼き網100Aでは、調理中に容器120Aが動かないのでより安全性が高い。
なお、このガスコンロ用焼き網100Aでも、容器本体121Aが受皿部110Aと一体になっていることを除けば、すなわち受皿部110Aの他の部分や容器200Aの他の部分や網部130Aや中間網部140Aは、上述したガスコンロ用焼き網100と同等である。
また、本発明のさらに他の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網100Bとしては、図7に示すように、容器120Bの容器本体121Bが受皿部110Bと一体になっており、かつ容器本体121Bの底面は、受皿部110Bの底面部111Bより下方に突出しているものがある。このタイプのものであると、容器120Bは受皿部110Bと一体になっているため、調理中に容器120Bが動かないのでより安全性が高い。しかも、容器本体121Bの底面が受皿部110Bの底面部111Bより下方に突出しているので、感熱センサSが低い位置にあるタイプのガスコンロにも対応することができる。
なお、このガスコンロ用焼き網100Bでも、容器本体121Bが受皿部110Aと一体になっており、かつ容器本体121Bの底面が受皿部110Bの底面部111Bより下方に突出していることを除けば、すなわち受皿部110Bの他の部分や容器200Bの他の部分や網部130Bや中間網部140Bは、上述したガスコンロ用焼き網100と同等である。
さらに、上述した実施の形態では、受皿部110と網部130との間に中間網部140が設けられていたが、中間網部140のないタイプであってもよい。
また、上述した実施の形態では、受皿部110の底面部111に複数のスリット112が設けられているとしたが、このスリット112が形成されないものであってもよいことはいうまでもない。
さらに、上述した実施の形態では、受皿部110はオープンになっているが、受皿部110の全体をカバーするカバー体を設けてもよい。この場合、カバー体は、受皿部110に開閉可能にヒンジ結合されているタイプものでもよいし、受皿部110とは別体になって着脱可能となっているタイプのものでもよい。カバー体には耐熱ガラスからなる除き窓が設けられていると、魚等の焼き状態を確認することができる。
本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網を構成する受皿部の図面であって、同図(A)は概略的平面図、同図(B)は概略的正面図である。 本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網を構成する網部の図面であって、同図(A)は概略的平面図、同図(B)は概略的側面図である。 本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網を構成する中間網部の概略的平面図である。 本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網を構成する容器の図面であって、同図(A)は蓋体の概略的平面図、同図(B)は蓋体の概略的正面図、同図(C)は容器本体の概略的正面図である。 本発明の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網の使用状態の概略的断面図である。 本発明の他の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網の使用状態の概略的断面図である。 本発明のさらにその他の実施の形態に係るガスコンロ用焼き網の使用状態を示す概略的断面図である。
符号の説明
100 ガスコンロ用焼き網
110 受皿部
120 容器
121 容器本体
122 蓋体
130 網部

Claims (9)

  1. 予め設定された温度になるとガスの供給を停止或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網であって、ガス火が直接あたる受皿部と、この受皿部の中央に設けられた容器と、前記受皿部にセットされる網部とを具備しており、前記容器は、水を貯留することができることを特徴とするガスコンロ用焼き網。
  2. 予め設定された温度になるとガスの供給を停止或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網であって、ガス火が直接あたる受皿部と、この受皿部の中央に設けられた容器と、前記受皿部にセットされる網部と、前記受皿部にセットされ、前記網部より下側に位置する中間網部とを具備しており、前記容器は、水を貯留することができ、前記中間網部には、前記容器が入る開口が設けられていることを特徴とするガスコンロ用焼き網。
  3. 前記容器は、水を貯留する容器本体と、この容器本体を閉塞する蓋体とを有しており、前記蓋体には蒸気孔が開設されていることを特徴とする請求項1又は2記載のガスコンロ用焼き網。
  4. 前記容器は、受皿部に固定されていないことを特徴とする請求項1、2又は3記載のガスコンロ用焼き網。
  5. 前記受皿部の中央には、容器を載置するための凹部が形成されていることを特徴とする請求項4記載のガスコンロ用焼き網。
  6. 前記容器の容器本体は、受皿部と一体になっていることを特徴とする請求項3記載のガスコンロ用焼き網。
  7. 前記容器の容器本体の底面は、受皿部の底面部より下方に突出していることを特徴とする請求項6記載のガスコンロ用焼き網。
  8. 前記容器は、上面が焼き網より下方に位置することを特徴とする請求項1又は2記載のガスコンロ用焼き網。
  9. 予め設定された温度になるとガスの供給を停止或いは最小限とする自動消火装置を有するガスコンロに使用するガスコンロ用焼き網の受皿部の中央にセットされる容器であって、水を貯留する容器本体と、この容器本体を閉塞する蓋体とを有しており、前記蓋体には蒸気孔が開設されていることを特徴とする容器。
JP2008098527A 2008-04-04 2008-04-04 ガスコンロ用焼き網及びそれに用いられる容器 Pending JP2009247561A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008098527A JP2009247561A (ja) 2008-04-04 2008-04-04 ガスコンロ用焼き網及びそれに用いられる容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008098527A JP2009247561A (ja) 2008-04-04 2008-04-04 ガスコンロ用焼き網及びそれに用いられる容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009247561A true JP2009247561A (ja) 2009-10-29

Family

ID=41308806

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008098527A Pending JP2009247561A (ja) 2008-04-04 2008-04-04 ガスコンロ用焼き網及びそれに用いられる容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009247561A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007915A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Mannen:Kk 焼き物調理器
JP2015216956A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 竹原製罐株式会社 焼き器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010007915A (ja) * 2008-06-25 2010-01-14 Mannen:Kk 焼き物調理器
JP2015216956A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 竹原製罐株式会社 焼き器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100931277B1 (ko) 직화 오븐기
KR100924424B1 (ko) 직화 가열용 조리기구
KR20190008319A (ko) 가열 조리기
JP2014200627A (ja) 加熱調理容器
JP5044339B2 (ja) グリル付き加熱調理器
JP2006300342A (ja) 燃焼加熱調理器
KR200467826Y1 (ko) 프라이팬 커버
RU2690147C2 (ru) Приспособление для рассеивания дыма для электрического барбекю
JP2009247561A (ja) ガスコンロ用焼き網及びそれに用いられる容器
JP2010027373A (ja) 電池ケースの脱着機構
JP3173614U (ja) 断熱機能を有する側板を備えたコンロ
KR100896198B1 (ko) 양면팬의 가스 밸브판
KR20110021541A (ko) 다용도 조리용기
JP5906212B2 (ja) 加熱調理容器
JP5896951B2 (ja) 加熱調理容器
KR101379055B1 (ko) 반사열을 이용한 숯불 구이기
KR101154028B1 (ko) 직화 조리기
JP5074846B2 (ja) グリルを備えた加熱調理器における加熱容器の位置固定構造
KR20140134913A (ko) 조리용기
KR101605612B1 (ko) 직화 조리용 뚜껑
KR200278443Y1 (ko) 조리기구
KR200361903Y1 (ko) 직화 조리기
KR200380139Y1 (ko) 휴대용 가스 렌지에 사용되는 조리기구
JPH0213728A (ja) グリル調理器
KR200409739Y1 (ko) 가스레인지 기기의 과열방지 복사열반사판