JP2009246832A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 被写体に対する所要の撮影報知を過不足なく行う。
【解決手段】 撮像装置(10)は人物を被写体として当該被写体の像を撮像する際にその被写体に対して撮像に必要な指示を与えることが可能であり、被写体の動き、被写体の顔の表情、被写体の目の状態、被写体の顔の向きの一つまたは複数若しくは全てを検知する検知手段(25)、検知手段による検知結果に対応して被写体の動きを止め、被写体の表情変化を促し、被写体の目の状態変化を促し、被写体の顔の向きの変化を促す旨の各指示情報を被写体に向けて可視表示する指示手段(26、20)を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、撮像装置、撮像方法及びプログラムに関し、詳細には、被写体である人物に対して所要の撮影報知を行うことができる撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
一般的に、カメラで人物(以下、被写体)を撮影する場合、被写体に対する指示は、そのカメラの操作者(以下、撮影者)からの音声で行われる。たとえば、フレームに収まるように「もう少し右に寄って」などの発声によって行われるが、静寂を求められる場所でのこのような発声ははばかられるし、そもそも、撮影者がいないとき、すなわち、セルフタイマー撮影やリモコン撮影を行うときには、前記の「指示」それ自体が得られないので、被写体は、正しくフレームに収まっているのどうかを知る術がない。
そこで、下記の特許文献1には、フレーム(構図)内の被写体の位置をカメラ側で検知し、フレーム内の被写体位置が不適正な場合に、それを修正するための指示(報知)をカメラから出すようにした撮像装置が記載されている。
図8は、従来技術の撮像装置を示す図である。この図において、撮像装置1の前面には撮影レンズ2やファインダ3及びストロボ4などが設けられている他、さらに、上下左右の各方向を示す四つの矢印形指示部5〜8が設けられている。
同文献における報知(被写体に対する指示)は、前記の四つの矢印形指示部5〜8によって行われるようになっている。具体的には、被写体がフレーム中心から右寄りに位置している場合は、被写体から見て右方向の矢印形指示部7を点灯させ、または、左寄りに位置している場合は、被写体から見て左方向の矢印形指示部5を点灯させている。あるいは、被写体がフレーム中心にあるものの、小さすぎる場合(つまり、遠方に位置している場合)は、被写体から見て下方向の矢印形指示部6を点灯させ、または、大きすぎる場合(つまり、近くに位置している場合)は、被写体から見て上方向の矢印形指示部8を点灯させるようになっている。
特開2005−167789号公報
前記のとおりであるから、従来技術によれば、四つの矢印形指示部5〜8により、被写体の適正位置への修正を指示(報知)できるという利点が得られる。しかしながら、被写体に対する報知は「位置」だけでなく、たとえば、低速シャッタ撮影時の被写体ブレ防止のための静止報知や、あるいは、ポートレート撮影時の笑顔報知、顔方向報知、目開け報知など多岐にわたるが、前記の従来技術は、これらの様々な報知にまったく対応できない。
したがって、前記の従来技術は、位置の報知以外については依然として撮影者の発声指示に頼らざるを得ないから、静寂な環境での使用に不都合を来たし、また、撮影者不在の撮影、つまり、セルフタイマー撮影やリモコン撮影を行う場合にも不都合を来すという問題点がある。
そこで、本発明は、被写体に対する所要の撮影報知を過不足なく行うことができる撮像装置、撮像方法及びプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、複数の報知項目に対応した被写体の状態を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に基づいて、前記被写体に対し前記複数の報知項目ごとの報知を行う報知手段と、前記被写体を撮像する撮像手段と、を備えたことを特徴とする撮像装置である。
請求項2記載の発明は、前記複数の報知項目の中から任意の報知項目を設定する第一の設定手段と、前記第一の設定手段により設定された報知項目に対応する報知を行うように、前記報知手段を制御する報知制御手段と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置である。
請求項3記載の発明は、複数の撮影条件の組と複数の報知項目の組とを対応付けて記憶する記憶手段と、前記複数の撮影条件の組の中から一の組を設定する第二の設定手段と、を備え、前記第一の設定手段は、前記第二の設定手段により設定された前記撮影条件の組に対応付けて記憶されている前記報知項目の組を、前記記憶手段から読み出して設定する、ことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置である。
請求項4記載の発明は、前記検知手段は、被写体が、前記複数の報知項目に対応した状態にあるか否かをそれぞれ検知し、前記報知手段は、前記検知手段により被写体が前記状態にあると検知された報知項目について、被写体が前記状態にある旨の報知を行う、ことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の撮像装置である。
請求項5記載の発明は、前記検知手段は、複数の指示項目に対応した被写体の状態の度合いをそれぞれ検知し、前記報知手段は、前記検知手段により検知された被写体の状態の度合いに応じた報知を行う、ことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の撮像装置である。
請求項6記載の発明は、前記報知手段は、複数の発光手段を備え、前記検知手段により検知された被写体の状態の度合いに応じた数だけ、前記発光手段を発光させることにより報知を行う、ことを特徴とする請求項5記載の撮像装置である。
請求項7記載の発明は、前記報知手段は、複数色の光を発光する発光手段を備え、前記検知手段により検知された被写体の状態の度合いに応じた色の光を、前記発光手段に発光させることにより報知を行う、ことを特徴とする請求項5記載の撮像装置である。
請求項8記載の発明は、前記報知手段は、表示手段を備え、前記検知手段により検知された被写体の状態の度合いに応じた文字を、前記表示手段に表示させることにより報知を行う、ことを特徴とする請求項5記載の撮像装置である。
請求項9記載の発明は、前記検知手段は、前記複数の指示項目に対応した被写体の状態である、被写体の動き、被写体の顔の表情、被写体の目の状態、被写体の顔の向き、をそれぞれ検知し、前記報知手段は、前記検知手段による検知結果に対応して、被写体の動きの状態を報知するための動き情報、被写体の表情の状態を報知するための表情情報、被写体の目の状態の状態を報知するための目情報、被写体の顔の向きの状態を報知するための顔の向き情報の各情報を報知する、ことを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の撮像装置である。
請求項10記載の発明は、前記報知手段は、前記複数の指示項目に対応した報知内容をそれぞれ示すマークを備え、前記検知手段による検知結果に基づいて、前記被写体に対し、前記マークを点灯させることにより報知する、ことを特徴とする請求項1から9いずれか1項に記載の撮像装置である。
請求項11記載の発明は、複数の報知項目に対応した被写体の状態を検知する検知工程と、前記検知工程による検知結果に基づいて、前記被写体に対し前記複数の報知項目ごとの報知を行う報知工程と、前記被写体を撮像する撮像工程と、を含むことを特徴とする撮像方法である。
請求項12記載の発明は、人物を被写体として当該被写体の像を撮像する際に、その被写体に対して撮像に必要な指示を与えることが可能な撮像装置のコンピュータを、複数の報知項目に対応した被写体の状態を検知する検知手段と、前記検知手段による検知結果に基づいて、前記被写体に対し前記複数の報知項目ごとの報知を行う報知手段と、前記被写体を撮像する撮像手段と、して機能させることを特徴とするプログラム。
本発明によれば、被写体に対する所要の撮影報知を過不足なく行うことができる。
以下、本発明の実施形態を、デジタルカメラへの適用を例にして、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係るデジタルカメラを示す図であり、(a)はその外観図、(b)〜(d)はその要部拡大図である。
これらの図において、デジタルカメラ10の上面にはシャッタボタン11が設けられ、また、陰に隠れて見えない背面には液晶パネルを用いた構図確認用の表示部(後述の表示部23)や操作部(後述の操作部28)などが設けられている。さらに、前面には、撮影レンズ12や光学ファインダ13及びストロボ14などが設けられている他、撮影レンズ12の回りに複数(ここでは5個)の発光部15〜19からなる報知部20が設けられている。
発光部15〜19の報知用途は、予めそれぞれ定められており、特にそれに限定されないが、たとえば、一番上の発光部15は「静止報知」、上から二番目の発光部16は「笑顔報知」、中央の発光部17は「目の開報知」、下から二番目の発光部18は「顔の向き報知」、一番下の発光部19は「被写体の位置報知」といった各用途になっている。
これらの発光部15〜19は、各々個別に点灯/消灯することができるようになっており、その点灯/消灯により、被写体に対して、撮影に必要な所要の報知情報を可視表示できるようになっている。たとえば、(b)のように一番上の発光部15だけが点灯(黒丸は点灯、白丸は消灯を表す)した場合は、被写体ブレがあることを示し、この場合、被写体に対する報知は「静止していません」になる。また、(c)のように一番上の発光部15と二番目の発光部16だけが点灯した場合は、被写体ブレと笑顔が足りない(または笑顔でない)ことを示し、この場合、被写体に対する報知は「静止していません」と「笑顔になっていません」になる。このように、発光部15〜19の個別点灯または組み合わせ点灯により、被写体に対して現在の被写体自身の状態について報知することができる。ちなみに、(d)は全ての発光部15〜19が消灯している場合である。この場合、被写体ブレなし、笑顔あり、目の開きよし、顔の向きよし、被写体の位置よしであり、要するに、そのまま撮影しても所望の写真が支障なく得られることを示している。
なお、被写体に対する報知手段は、前記の5個の発光部15〜19からなる報知部20だけでなく、それに加えて、たとえば、冒頭で説明した従来技術のもの(四つの矢印形報知部5〜8)を併設してもよい。
図2は、デジタルカメラ10の機能ブロックを示す図である。この図において、デジタルカメラ10は、撮影レンズ12を介して結像した被写体の像を電気的なフレーム画像に変換する、たとえば、CCDやCMOS等からなる撮像部21と、撮像部21から周期的(たとえば、毎秒30フレーム)に出力されるフレーム画像をフレーム単位に一時的に保持するバッファメモリ22と、バッファメモリ22に保持されているフレーム画像を構図確認用のスルー画像として逐次表示したり撮影済み画像を再生表示したりする表示部23と、撮影済み画像を記録保存する内蔵型または着脱可能型の記憶部24と、バッファメモリ22に保存されているフレーム画像に基づいて被写体の状態を検知する検知部25と、この検知部25の検知結果に従い、前記の報知手段(5個の発光部15〜19からなる報知部20及び必要であれば四つの矢印形報知部5〜8)の可視表示態様(点灯/消灯)を制御駆動する報知駆動部26とを備える。そして、これらの各部の動作を統括制御する、たとえば、マイクロプロセッサ等のコンピュータで構成された制御部27と、シャッタボタン11を含む各種操作ボタンにより構成された操作部28と、各部に電源を供給する一次電池または二次電池からなる電源部29とを備える。
また、制御部27に実装された不揮発性メモリ27aには、制御部27が各種処理を実行するためのプログラムが記憶されている。制御部27は、各種処理の実行時に、記憶部24から前記プログラムを読み出す。そして、制御部27は、読み出した前記プログラムとの協働により、本発明における、第一の設定手段、報知制御手段、第二の設定手段、として機能する。
ここで、検知部25は、被写体がブレているか否かを検知し、また被写体のブレの度合いを検知する被写体ブレ検知部25aと、被写体が笑顔か否かを検知し、また笑顔の度合いを検知する笑顔検知部25bと、被写体の目の状態(閉じているか開いているかや、目の開き度合い)を検知する目の状態検知部25cと、被写体の顔の向き(正面を向いているか横を向いているかや、正面に対しどれ位の角度でずれて横を向いているか等)を検知する顔の向き検知部25dと、被写体の位置(左右への偏り、偏りの度合いや前後位置等)を検知する被写体の位置検知部25eを含む。
なお、被写体ブレの検知原理は、たとえば、特開平10−171005号公報に記載されており、また、笑顔や目の状態、顔の向きの検知原理は、たとえば、特開2007−94535号公報に記載されており、さらに、被写体の位置検知の原理も、たとえば、特開2005−167789号公報に記載されており、いずれも公知技術であるので、ここでは、その詳細に言及しない。
このような構成において、デジタルカメラ10を、たとえば、三脚にセットしてユーザ自身をセルフタイマー撮影することを考える。このとき、デジタルカメラ10の構成要素のうちの実施形態特有の部分、つまり、検知部25や報知駆動部26及び報知部20を無視した場合、デジタルカメラ10は、セルフタイマーの時間経過に伴い、撮像部21からのフレーム画像を撮影画像として記憶部24に記録保存する。このとき、たとえば、低速シャッタ撮影が行われた場合は被写体の動きに起因するブレが生じた画像が記録されることになる。あるいは、笑顔でないまたは笑顔が足りない画像が記録されることもあり得るし、横向き等の顔の向きが好ましくない画像が記録されることもあり得る。さらには、冒頭で説明したようにフレーム内の被写体位置が不適切な画像が記録されることもあり得る。これらはいずれも、自分自身をセルフタイマー撮影する際、撮影後でなければ確認できないことを意味するので、所望の写真が得られるまでは、何度も撮影をやり直さなければならないという面倒がある。
これに対して、検知部25や報知駆動部26及び報知部20を有する本実施形態のデジタルカメラ10では、かかる不都合を生じない。すなわち、ユーザ自身を撮影する場合であっても、報知部20の点灯/消灯といった可視化報知に従うだけで、被写体ブレや笑顔、目の状態、顔の向き、被写体の位置のいずれも満足することができ、それ故、所望の写真を一回の撮影で得ることができるという格別の効果が得られるのである。
なお、本願の技術は、以上の実施形態に限定されず、その思想の範囲内において様々な変形例や発展例を包含することはもちろんであり、たとえば、次のようにしてもよい。
図3は、第一の変形例を示す図である。この図に示すように、5個の発光部15〜19からなる報知部20は、笑顔検知部25bによって検知された笑顔の度合いを、その点灯数で表すようになっていてもよい。たとえば、左端は笑顔の度合いが最低(ほとんど笑っていない)の場合を示しており、この場合、点灯数が1個(一番下の発光部19しか点灯していない)となっているが、笑顔の度合いが高まるにつれて点灯数が2個、3個、4個、5個と増加するようになっていてもよい。このようにすると、被写体は、発光部15〜19の点灯数を見ながら表情を工夫するだけで、容易に所望の度合いの笑顔を意識的に作り出すことができるようになる。
図4は、第二の変形例を示す図である。以上の実施形態では、5個の発光部15〜19からなる報知部20によって被写体に対する報知を行うようにしているが、その報知は単に「点灯」と「消灯」でしかなく、被写体に報知内容が伝わりにくいという欠点を指摘できる。この第二の変形例は、かかる欠点に対処するものであり、要するに、報知内容を端的に表現したマークを表示するようにしたものである。たとえば、この図において、笑顔マーク30、目状態マーク31、顔向きマーク32、被写体ブレマーク33を用いるようにしたものである。これらのマーク30〜33は、前記の実施形態の5個の発光部15〜19と併設してもよいし、それらの代わりに用いてもよい。
加えて、これらのマーク30〜33の点灯色や点滅パターンを変えることによって、それらのマークの意味の度合いを表現してもよい。たとえば、笑顔検知部25bによって検知された笑顔の度合いを、笑顔マーク30の色を、赤色、黄色、緑色と変化させるようにして表してもよい。一般的に赤色は否定的意味合いを、緑色は肯定的意味合いを、また、黄色はその中間的意味合いを持つと解釈されるので、この場合、赤色点灯は笑顔が足りない、緑色点灯は笑顔である、黄色点灯はその中間の笑顔(微笑み)である、と直感的に把握することができ、被写体に報知内容が伝わりにくいという欠点を解消できる。
図5は、第三の変形例を示す図である。この変形例は、「被写体に報知内容が伝わりにくいという欠点」を解消するために、その報知内容を“文字”で伝えるようにしたものである。具体的には、デジタルカメラ10の前面に、横長矩形状の表示パネル34を配置し、この表示パネル34に所要の文字列(ここでは笑顔を促す“はいチーズ!”)を単純表示またはスクロール表示したものである。このようにすれば、被写体は、その文字列を読むことによって、どのようにすればよいかを間違いなく知ることができる。たとえば、“はいチーズ!”であれば、即座に「笑顔」を作ってシャッタータイミングを待つことができ、所望の写真を確実に得ることができる。また、例えば、笑顔検知部25bによって検知された笑顔の度合いに応じて、互いに異なるメッセージを表示パネル34に表示させてもよい。例えば、笑顔検知部25bによって検知された笑顔の度合いが中程度であれば、「“少し、笑顔が足りません”」と表示する。このようにしても、被写体は、その文字列を読むことによって、どのようにすればよいかを間違いなく知ることができ、所望の写真を確実に得ることができる。
なお、上記の文字列(“はいチーズ!”や“少し、笑顔が足りません”)は、あくまでも一例に過ぎない。撮影条件に応じた適切な文字列を表示すればよいことは当然である。撮影条件に対応した適切な文字列を表示するためには、たとえば、「ベストショット」とも称される撮影シーン選択機能を利用することができる。撮影シーン選択機能とは、予め様々な撮影シーン(ポートレート撮影、夜景撮影、風景撮影・・・・)を想定して、それらのシーンに応じた最適撮影条件をテーブルで保持しておき、撮影者によって任意のシーンが選択された場合にテーブルから、その選択シーンに応じた最適撮影条件を読み出してカメラにセットするという撮影補助機能のことである。
図6は、撮影シーン選択機能に用いられる最適撮影条件テーブルの概念図である。この最適撮影条件テーブル35は、制御部27に実装された不揮発性メモリ27aに予め書き込まれたものであり、撮影シーン(ポートレート撮影、夜景撮影、風景撮影・・・・)の名称を格納するシーン名フィールド35aと、それらのシーンに応じた最適撮影条件(シャッタ速度や絞り及びストロボの有無等)を格納する撮影条件フィールド35bとを有するほか、さらに、各シーンごとの被写体に対する指示メッセージを格納するメッセージフィールド35cを有する。
たとえば、図示の例では、ポートレート撮影シーンに“はいチーズ!”、夜景撮影シーンに“動かないでください”というメッセージが格納されている。前者のメッセージはポートレート撮影の場合に笑顔が欠かせないからであり、また、後者のメッセージは夜景撮影の場合に低速シャッタによって被写体ブレのおそれがあり、被写体の動きを止める必要があるからである。このように、撮影シーンに対応した適切で且つ分かりやすいメッセージを格納しておけばよい。
図7は、撮影シーン選択機能を用いた場合の動作フローを示す図である。なお、このフローは、記憶部24に記憶されている前記プログラムと、図2の制御部27との協働により周期的に実行される。このフローでは、まず、撮像部21から取り出されたフレーム画像を構図確認用のスルー画像として表示部23に出力し(ステップS1)、ユーザによるベストショットシーンの設定指示有無を判定する(ステップS2)。ベストショットシーンの設定指示がある場合は、ベストショットシーンの選択画面を表示部23に表示する(ステップS3)。ここで、ベストショットシーンの選択画面とは、図6に示した最適撮影条件テーブル35のシーン名フィールド35aの格納情報をリスト表示し、そのうちの一つのシーン名を選択可能にした画面である。
ベストショットシーンの選択を検知(ステップS4のYES)すると、次いで、選択されたベストショット項目(シーン名)に対応する報知項目(被写体に対する報知項目であって、たとえば、ポートレート撮影であれば「笑顔」、夜景撮影であれば「静止」である。)を設定する(ステップS5)。
一方、ベストショットシーンの設定指示がない場合(ステップS2のNO)は、次いで、報知項目の選択画面を表示部23に表示する(ステップS6)。ここで、報知項目の選択画面とは、たとえば、「笑顔」、「静止」、「位置」といった被写体に対して行うべき報知項目を選択可能にした画面である。
報知項目の選択を検知(ステップS7のYES)すると、次いで、選択された報知を設定する(ステップS8)。
次に、検知部25を用いて被写体の状態を検知する(ステップS9)と共に、カメラの状態を検知する(ステップS10)。次に、被写体状態の検知結果に基づいて、設定された報知項目に対応した表示部(図2の表示部15〜19)を点灯する(ステップS11)と共に、報知項目に対応したマーク30〜33を表示部23に表示し(ステップS12)、撮影指示(シャッタレリーズまたはセルフタイマーの時間経過若しくはリモコン操作)を検知(ステップS13のYES)すると、そのときに撮像部21から取り出されたフレーム画像を圧縮処理する等して記憶部24に記憶(ステップS14)してからフローを終了する。
以上、説明したとおり、本実施形態によれば、立ち位置の修正はもちろんのこと、被写体ブレのおそれがある場合の静止報知、ポートレート撮影の場合の目の開き、笑顔、顔の向きといった被写体に対する様々な報知を与えることができるので、とりわけ、ユーザ自身を被写体として撮影する場合に、撮り直しを行うことなく、容易に所望の写真、たとえば、良好な立ち位置、被写体ブレなし、笑顔、目の開きや顔の向きも良好な写真を1回の撮影で容易に得ることができるという格別の効果が得られる。
また、表示部15〜19の単なる点灯/消灯という表示形態ではなく、報知内容を表現したマーク30〜33を用いるようにすれば、その報知内容を分かりやすく被写体に伝えることができる。あるいは、表示パネル34を用いて文字情報を表示するようにすれば、報知内容の伝達をより確実に分かりやすく行うことができる。また、表示部23に、マーク30〜33を表示させたので、セルフタイマー撮影以外の通常の撮影時において、デジタルカメラ10を構えるユーザも、被写体の状態を確認できる。
また、撮影シーン選択機能(ベストショット)と併用すれば、各シーンに対応した適切な報知項目(たとえば、夜景撮影シーンでは低速シャッタになるので被写体ブレのおそれが高いから、適切な報知項目は被写体の「静止」になる。)を選択して被写体に指示することができる。
なお、以上の説明では、デジタルカメラ10への適用を例にしたが、これに限定されない。撮影機能付きの電子機器であればよく、たとえば、カメラ付き携帯電話機、カメラ付き情報端末、カメラ付きゲーム機などいずれであってもよい。
また、以上の説明では、デジタルカメラ10によりユーザ自身をセルフタイマー撮影することを前提とした。しかし、ユーザ以外の被写体を、デジタルカメラ10により撮影してもよいことはいうまでも無い。この場合であっても、ユーザ以外の被写体が報知部20の点灯/消灯等の可視化報知に従うだけで、被写体ブレや笑顔、目の状態、顔の向き、被写体の位置のいずれも満足することができ、それ故、所望の写真を一回の撮影で得ることができる。
実施形態に係るデジタルカメラを示す図であり、(a)はその外観図、(b)〜(d)はその要部拡大図である。 デジタルカメラ10の機能ブロックを示す図である。 第一の変形例を示す図である。 第二の変形例を示す図である。 第三の変形例を示す図である。 シーン選択機能に用いられる最適撮影条件テーブルの概念図である。 撮影シーン選択機能を用いた場合の動作フローを示す図である。 従来技術の撮像装置を示す図である。
符号の説明
S4 ステップ(第二の設定手段)
S5 ステップ(第一の設定手段)
S8 ステップ(第一の設定手段)
S11 ステップ(報知制御手段)
10 デジタルカメラ(撮像装置)
20 報知部(報知手段)
25 検知部(検知手段)
26 報知駆動部(報知手段)
27 制御部(報知制御手段)
35 最適撮影条件テーブル(記憶手段)

Claims (12)

  1. 複数の報知項目に対応した被写体の状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づいて、前記被写体に対し前記複数の報知項目ごとの報知を行う報知手段と、
    前記被写体を撮像する撮像手段と、
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記複数の報知項目の中から任意の報知項目を設定する第一の設定手段と、
    前記第一の設定手段により設定された報知項目に対応する報知を行うように、前記報知手段を制御する報知制御手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 複数の撮影条件の組と複数の報知項目の組とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記複数の撮影条件の組の中から一の組を設定する第二の設定手段と、
    を備え、
    前記第一の設定手段は、
    前記第二の設定手段により設定された前記撮影条件の組に対応付けて記憶されている前記報知項目の組を、前記記憶手段から読み出して設定する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の撮像装置。
  4. 前記検知手段は、
    被写体が、前記複数の報知項目に対応した状態にあるか否かをそれぞれ検知し、
    前記報知手段は、
    前記検知手段により被写体が前記状態にあると検知された報知項目について、被写体が前記状態にある旨の報知を行う、
    ことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記検知手段は、
    複数の指示項目に対応した被写体の状態の度合いをそれぞれ検知し、
    前記報知手段は、
    前記検知手段により検知された被写体の状態の度合いに応じた報知を行う、
    ことを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記報知手段は、
    複数の発光手段を備え、
    前記検知手段により検知された被写体の状態の度合いに応じた数だけ、前記発光手段を発光させることにより報知を行う、
    ことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  7. 前記報知手段は、
    複数色の光を発光する発光手段を備え、
    前記検知手段により検知された被写体の状態の度合いに応じた色の光を、前記発光手段に発光させることにより報知を行う、
    ことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  8. 前記報知手段は、
    表示手段を備え、
    前記検知手段により検知された被写体の状態の度合いに応じた文字を、前記表示手段に表示させることにより報知を行う、
    ことを特徴とする請求項5記載の撮像装置。
  9. 前記検知手段は、
    前記複数の指示項目に対応した被写体の状態である、被写体の動き、被写体の顔の表情、被写体の目の状態、被写体の顔の向き、をそれぞれ検知し、
    前記報知手段は、
    前記検知手段による検知結果に対応して、被写体の動きの状態を報知するための動き情報、被写体の表情の状態を報知するための表情情報、被写体の目の状態の状態を報知するための目情報、被写体の顔の向きの状態を報知するための顔の向き情報の各情報を報知する、
    ことを特徴とする請求項1から8いずれか1項に記載の撮像装置。
  10. 前記報知手段は、
    前記複数の指示項目に対応した報知内容をそれぞれ示すマークを備え、
    前記検知手段による検知結果に基づいて、前記被写体に対し、前記マークを点灯させることにより報知する、
    ことを特徴とする請求項1から9いずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 複数の報知項目に対応した被写体の状態を検知する検知工程と、
    前記検知工程による検知結果に基づいて、前記被写体に対し前記複数の報知項目ごとの報知を行う報知工程と、
    前記被写体を撮像する撮像工程と、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  12. 人物を被写体として当該被写体の像を撮像する際に、その被写体に対して撮像に必要な指示を与えることが可能な撮像装置のコンピュータを、
    複数の報知項目に対応した被写体の状態を検知する検知手段と、
    前記検知手段による検知結果に基づいて、前記被写体に対し前記複数の報知項目ごとの報知を行う報知手段と、
    前記被写体を撮像する撮像手段と、
    して機能させることを特徴とするプログラム。
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