JP2006074368A - 電子カメラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 構図アシスト用のフレームを表示可能な電子カメラにおいて、表示装置が見づらい条件の下でも、撮影者が意図する構図に撮像画像を近づける。
【解決手段】 本発明の電子カメラは、表示部と、撮像部と、抽出部と、指示部とを備えている。表示部は、撮影の構図を決定するためのガイド表示を行う。撮像部は、被写体を撮像して画像データを生成する。抽出部は、画像データから、被写体の領域を抽出する。指示部は、抽出された被写体の領域に基づいて、ガイド表示が示す撮影の構図に被写体を近づけるための指示を出力する。従って、被写体または撮影者がこの指示に従うだけで、ガイド表示が見づらい条件の下においても、撮影者が意図する構図に撮像画像を近づけることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、構図アシスト用のフレームを表示可能な電子カメラに関する。
従来より、撮影者が撮影の構図を決定しやすいようにするために、構図アシスト用のフレームを表示する電子カメラが知られている(例えば、特許文献1参照)。構図アシスト用のフレームは、例えば、被写体人物を収めるための枠を画像の左右のいずれかに偏って配置させたものである。この構図アシスト用のフレームでは、人物とは反対側から画像の中央に亘って空間ができるので、この空間に風景を効果的に収めることができる。この構図アシスト用のフレームを用いる場合、画像の中央、即ち、風景側に被写体の顔を向かせることで、落ち着いた雰囲気を演出することが多い。
一般に、構図アシスト用のフレームは、電子カメラの背面の液晶表示装置に、被写体のスルー画と重ねて表示される。撮影の際は、表示画像における被写体の位置及び大きさが構図アシスト用のフレームに合うように、電子カメラの向き、撮影レンズのズーム位置、被写体と電子カメラとの距離などを変えていた。そして、構図アシスト用のフレームに被写体画像が合ったところで撮影していた。
特開2002−314874号公報 (第6−7項、図4−図5)
上述のように構図アシスト用のフレームを用いる場合、撮影者は、液晶表示装置を見ながら撮影するが、太陽光が当たる等によって液晶表示装置が見づらいことがある。このような撮影条件の下では、撮影者は、被写体人物が構図アシスト用のフレームに収まっているか否かの確認はできても、被写体人物の顔の向き等の細かい点の確認は困難である。このため、例えば前述したように被写体人物を偏って配置させる構図アシスト用のフレームを用いる場合、被写体人物の顔が風景の方を向いていないことに気づかずに撮影してしまうことがあった。従って、容易な方法により、撮影者が意図する構図に撮像画像をできる限り近づけることが望まれていた。
本発明の目的は、構図アシスト用のフレームを表示可能な電子カメラにおいて、表示装置が見づらい条件の下でも、撮影者が意図する構図に撮像画像を近づける技術を提供することである。
請求項1の電子カメラは、表示部と、撮像部と、抽出部と、指示部とを備えていることを特徴とする。表示部は、撮影の構図を決定するためのガイド表示を行う。撮像部は、被写体を撮像して画像データを生成する。抽出部は、画像データにおける、被写体の領域を抽出する。指示部は、抽出された被写体の領域に基づいて、ガイド表示が示す撮影の構図に被写体を近づけるための指示を出力する。
請求項2の発明は、請求項1記載の電子カメラにおいて、以下の点を特徴とする。第1に、抽出部は、被写体の顔領域を抽出する。第2に、指示部は、抽出された顔領域に基づいて、画像データが示す画像における顔の大きさ、顔の向き、及び被写体の視線の方向の少なくともいずれかを被写体状態として推定して、被写体状態を撮影の構図に近づけるための指示を出力する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の電子カメラにおいて、指示内容の表示、及び音声の少なくともいずれかとして指示部による指示が出力されることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかの電子カメラにおいて、以下の点を特徴とする。第1に、被写体が撮影の構図に合致している状態が第1の所定時間続いたか否かを、抽出された被写体の領域に基づいて判定する合致判定部を備えている。第2に、合致している状態が第1の所定時間続いたと合致判定部が判定したときから第2の所定時間経過後に、撮影を開始する。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかの電子カメラにおいて、以下の点を特徴とする。第1に、抽出された被写体の領域に基づいて、被写体が撮影の構図に合致したか否かを判定し、合致したと判定した後、被写体が撮影合図動作を行ったか否かを判定する動作判定部を備えている。第2に、撮影合図動作を行ったと動作判定部が判定したときから、予め定められた時間経過後に、撮影を開始する。
本発明の電子カメラでは、表示部は、撮影の構図を決定するためのガイド表示を行い、抽出部は、撮像により得られた画像データから被写体の領域を抽出する。指示部は、抽出された被写体の領域に基づいて、被写体を撮影の構図に近づけるための指示を出力する。従って、被写体または撮影者がこの指示に従うだけで、ガイド表示が見づらい場合でも、撮影者が意図する構図に撮像画像を近づけることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
<本実施形態の構成>
図1は、本実施形態における電子カメラのブロック図である。図に示すように、電子カメラ12は、交換可能な撮影レンズ14と、フォーカルプレーンシャッタ16と、CCD(撮像素子)18と、アナログ信号処理部20と、A/D変換部22と、タイミングジェネレータ26と、絞り駆動機構28と、シャッタ制御部30と、レンズ駆動部32と、指示部34と、MPU(Micro Processor Unit)38と、操作部40と、システムバス44と、画像処理部46と、画像メモリ48と、プログラムメモリ50と、モニタ制御部54と、液晶モニタ(Liquid Crystal Display)56と、カードインターフェース58と、交換可能なメモリカード(記録媒体)60とを有している。
撮影レンズ14は、レンズ群66と、絞り68とを有するズームレンズであり、ピント位置をずらすことなく焦点距離(即ち、画角)を調節可能である。レンズ駆動部32は、MPU38からの指令に従って、レンズ群66を光軸方向に移動させてピントを合わせ、また、焦点距離を調節する。絞り駆動機構28は、MPU38からの指令に従って絞り68を調節して、撮影レンズ14を透過する光量を調節する。シャッタ制御部30は、MPU38からの指令に従って、フォーカルプレーンシャッタ16の先幕及び後幕(図示せず)の走行を制御する。アナログ信号処理部20及びA/D変換部22は、CCD18からの画素出力に、クランプ処理、感度補正処理、A/D変換などを施し、デジタルの画像データを生成する。MPU38は、システムバス44を介して電子カメラ12のシステム制御を行う。操作部40は、不図示の電源釦、撮影モード選択釦、レリーズ釦などの設定用の釦群を有している。
本実施形態の電子カメラ12は、従来の撮影モードに加えて、シーンアシスト+顔認識モード、第1セルフ撮影モード、第2セルフ撮影モードの3つの撮影モードを有することを主な特徴とする。以下、これら3つの撮影モードについて説明する。シーンアシスト+顔認識モードでは、構図アシスト用のフレームが表示され、撮影者及び被写体人物に対して移動等の指示が行われる。第1、第2セルフ撮影モードは、同様に構図アシスト用のフレームを表示するものであるが、撮影者自身が被写体であることを想定したものである。即ち、第1または第2セルフ撮影モードに設定し、撮影者が撮影範囲に入ると、ガイド表示等により撮影者に移動等の指示が行われる。この後、セルフタイマーにより自動的に撮影される。
これら3つの撮影モードでは、液晶モニタ56上において、撮影者により選択された構図アシスト用のフレームが被写体画像と重ねて表示される。図2は、プログラムメモリ50に予め記憶されている構図アシスト用のフレーム(点線部分)の数例を示している。図2(a)は被写体人物を右にして、画面の左から中央に亘って風景を収めることを想定したものである。図2(b)は、図2(a)で被写体人物を左にしたものである。図2(c)は、ポートレートを撮る際に被写体人物の顔や上半身の配置の目安に用いるものである。図2(d)は、ツーショット用のものである。
そして、プログラムメモリ50は、これら4つの構図アシスト用のフレームに対してそれぞれ以下の付帯情報を記憶している。なお、付帯情報は、被写体人物の顔の向き及び視線の方向はどちら向きが望ましいかを示すものである。図2(a)の構図アシスト用のフレームの付帯情報は、被写体人物の顔の向き及び視線の方向はやや左向きが望ましいというものである。これは、画像の左側から中央に亘って空間ができるので、空間側に被写体人物の顔を向かせた方が落ち着いた雰囲気を演出できるからである。図2(b)の構図アシスト用のフレームの付帯情報は、被写体人物の顔の向き及び視線の方向はやや右向きが望ましいというものである。図2(c)の構図アシスト用のフレームの付帯情報は、被写体人物の顔の向き及び視線の方向は正面向きが望ましいというものである。図2(d)の構図アシスト用のフレームの付帯情報は、右側の被写体人物の顔の向き及び視線の方向はやや左向きが望ましく、左側の被写体人物の顔の向き及び視線の方向はやや右向きが望ましいというものである。これは、互いに向き合った方が親しげな雰囲気を演出できるからである。
指示部34は、被写体人物の位置等が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致するように、移動等の指示を行う。この指示は、音声や、電子カメラ12のカメラボディの正面に設けられた発光部の点灯及び点滅で行われる。図3は、電子カメラ12の正面図である。図に示すように、指示部34は、正面側音声出力窓72、第1発光部Sa、第2発光部Sb、第3発光部Sc、第4発光部Sd、第5発光部Seをカメラボディの正面に有している。なお、図には示していないが、指示部34は、カメラボディの背面側に背面側音声出力窓74を有している。第1〜第4発光部Sa〜Sdは、第5発光部Seの位置を基準として、上下左右の方向にそれぞれ配置されている。第1発光部Sa、第2発光部Sb、第3発光部Sc、第4発光部Sdは、出光面が三角形であり、第5発光部Seは出光面が円形である。第1〜第5発光部Sa〜Seは、発光ダイオードにより例えば緑色に発光する。
図4は、第1〜第5発光部Sa〜Seの指示内容を示す表である。第1発光部Sa、第2発光部Sb、第3発光部Sc、第4発光部Sdは、点滅することにより、被写体人物に対して移動の指示を行う。第1発光部Saが点滅している場合、電子カメラ12に近づく方向の移動指示(前への移動指示)を示す。第3発光部Scが点滅している場合、電子カメラ12から遠ざかる方向の移動指示(後ろへの移動指示)を示す。第2発光部Sbが点滅している場合、カメラボディの正面を見ていると思われる被写体人物に対しては、右への移動指示となる。なお、左右の方向は、カメラボディの背面の液晶モニタ56を見ている撮影者と、カメラボディの正面を見ている被写体人物とで逆になる。第4発光部Sdが点滅している場合、カメラボディの正面を見ていると思われる被写体人物に対しては、左への移動指示となる。
また、第1発光部Sa、第2発光部Sb、第3発光部Sc、第4発光部Sdは、点灯することにより、被写体人物に対して顔の向きの指示を行う。第1発光部Saが点灯している場合、顔をもっと上に向ける指示を示す。第3発光部Scが点灯している場合、顔をもっと下に向ける指示を示す。第2発光部Sbが点灯している場合、顔をもっと右に向ける指示を示す。第4発光部Sdが点灯している場合、顔をもっと左に向ける指示を示す。第5発光部Seは、被写体人物の位置、被写体人物の顔の向き、及び被写体人物の視線の方向が選択されている構図アシスト用のフレームに合致したときに、例えば緑色に点灯する。
<本実施形態の動作説明>
図5、図6、図7は、本実施形態の電子カメラ12の動作を示す流れ図である。図5は、動作フローの導入部分であり、シーンアシスト+顔認識モードでの動作内容を主に示す。図6は、図5において、第1セルフ撮影モードに設定された後の動作内容を示す。図7は、図5において、第2セルフ撮影モードに設定された後の動作内容を示す。以下、図に示すステップ番号に従って、電子カメラ12の動作を説明する。
[ステップS1]電子カメラ12の電源釦がオンされると、電源オン処理が行われる。この後、ユーザは、操作部40の釦群を操作して、撮影モードなどを設定する。撮影者は、シーンアシスト+顔認識モード、第1セルフ撮影モード、第2セルフ撮影モードのいずれかに設定する場合、このときに構図アシスト用のフレームを選択可能である。そして、ステップS2に進む。
[ステップS2]MPU38は、シーンアシスト+顔認識モードに設定されているか否かを判定する。シーンアシスト+顔認識モードに設定されている場合、ステップS6に進み、そうでない場合、ステップS3に進む。
[ステップS3]MPU38は、第1セルフ撮影モードに設定されているか否かを判定する。第1セルフ撮影モードに設定されている場合、図6のステップS16に進み、そうでない場合、ステップS4に進む。
[ステップS4]MPU38は、第2セルフ撮影モードに設定されているか否かを判定する。第2セルフ撮影モードに設定されている場合、図7のステップS27に進み、そうでない場合、ステップS5に進む。
[ステップS5]設定された撮影モードでの撮影が行われ、電子カメラの動作は終了する。この場合の動作は公知なので、説明を省略する。
[ステップS6]MPU38は、CCD18の電子シャッタ動作により、予め設定されたフレームレート(例えば30fps)でスルー画用の連写撮影を開始させる。そして、連続的に生成される複数の画像データは、画像処理部46により色補間などの画像処理を施された後、画像メモリ48に取り込まれ、液晶モニタ56にスルー画表示される。このとき、選択されている構図アシスト用のフレームもスルー画に重ねて表示される。この動作の詳細は公知なので説明を省略する。そして、ステップS7に進む。
[ステップS7]スルー画用の連写開始から所定時間経過後に、MPU38は、スルー画用に生成された複数の画像データの内、最新のものを画像メモリ56から読み込む。なお、後述するステップS10を介して再度ステップS7に到達する場合には、所定時間の経過を待たずに最新のものを読み込んでもよい。そして、MPU38は、読み込んだ画像データが示す画像における、被写体人物の顔領域を抽出する。
具体的には、選択されている構図アシスト用のフレームが示す顔の枠内において、唇、目、眉毛等の顔の特徴点を探し、枠内になければ、枠外に範囲を広げて探す。唇の位置は、例えば、周囲よりもやや赤い領域を検出することで判定できる。目の位置は、例えば、瞳に相当する黒く丸い部分と、その両側の白い部分とを検出することで判定できる。両眉毛の位置は、例えば、両目の上方において周囲よりもやや黒い2つの領域を検出することで判定できる。そして、これら顔の特徴点を内側に含むと共にほぼ肌色と見なせる領域を検出し、これにより画像における顔の位置、及び顔の領域面積を判定する。そして、ステップS8に進む。
[ステップS8]MPU38は、選択されている構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報と、抽出した顔領域とを比較する。この比較は、画像における顔の領域面積、顔の位置、視線の方向、顔の向きの4点から行われる。以下、これら4点を合わせて被写体状態という。そして、MPU38は、被写体状態と、構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報とが合致しているか否かを判定し、合致しない場合、どのようにずれているかを判定して指示部34に伝達する。以下、図2(a)の構図アシスト用のフレームが選択されている場合を例に挙げて、この判定方法を説明する。ここで、図8(a)は、液晶モニタ56に表示される画像の一例である。
MPU38は、第1に、顔の領域面積について判定する。図8(a)の場合、画像における被写体人物の顔領域は、構図アシスト用のフレームが示す顔の枠よりも小さい。従って、MPU38は、顔の領域面積については、合致しておらず、小さいと判定する。
MPU38は、第2に、顔の位置について判定する。図8(a)の場合、画像における被写体人物の顔領域は、構図アシスト用のフレームが示す顔の枠よりも右に位置している。従って、MPU38は、顔の位置については、合致しておらず、右にずれていると判定する。
MPU38は、第3に、視線の方向について判定する。図9は、視線の方向の判定方法を示す説明図である。MPU38は、まず、先に検出した瞳の両側の白い領域(白目に相当)の面積比を判定する。図9(a)に示すように、瞳の右側の白目の面積と、左側の白目の面積とが等しければ、右も左も向いていないと判定する。図9(b)に示すように、瞳の右側の白目の面積が左側より小さければ右を向いていると判定する。図9(c)に示すように、瞳の左側の白目の面積が右側より小さければ左を向いていると判定する。図9(d)に示すように、瞳の外縁の下側のカーブが見えていれば、上を向いていると判定する。図9(e)に示すように、瞳の外縁の上側のカーブが見えていれば、下を向いていると判定する。図9(a)のように、右も左も向いていないと判定されており、さらに、瞳の外縁の上下のカーブが見えない場合、正面を向いていると判定される。そして、図8(a)の場合、被写体人物の視線は、正面方向に向けられている。一方、この構図アシスト用のフレームの付帯情報は、前述したように、『被写体人物の顔の向き及び視線の方向はやや左向きが望ましい』というものである。従って、MPU38は、視線の方向については、合致しておらず、もっと左を向くべきであると判定する。
MPU38は、第4に、顔の向きについて判定する。図10は、顔の向きの判定方法を示す説明図である。MPU38は、まず、画像における両目の面積を比較する。図10(a)に示すように、画像において右側の目の面積の方が左側の目の面積より小さい場合、右を向いていると判定する。一方、図10(b)に示すように、画像において左側の目の面積の方が右側の目の面積より小さい場合、左を向いていると判定する。顔が上を向いているか下を向いているかは、例えば、先に判定した視線の方向と同じ方向に判定すればよい。そして、図8(a)の場合、被写体人物の顔は、正面を向いている。従って、MPU38は、顔の向きついては、構図アシスト用のフレームの付帯情報と合致しておらず、もっと左を向くべきであると判定する。
図8(b)は、図2(d)に示したツーショット用の構図アシスト用のフレームが選択されている場合の液晶モニタ56の表示例である。図8(b)の例では、どちらの被写体人物の被写体状態も、構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報と合致していると判定される。以上のように被写体状態を判定後、ステップS9に進む。
[ステップS9]ステップS8において、構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報と、被写体状態とが合致していると判定された場合、ステップS11に進む。そうでない場合、ステップS10に進む。
[ステップS10]指示部34は、ステップS8でのMPU38の判定結果に基づいて、被写体人物及び撮影者に指示を行う。顔の向きに関しては、第1〜第4発光部Sa〜Sdにより、被写体人物に対して指示する。視線の方向に関しては、正面側音声出力窓72により、被写体人物に対して指示する。移動方向に関しては、背面側音声出力窓74により、撮影者に対して指示する。
顔の領域面積が小さいと判定された場合、指示部34は、例えば『カメラを前に移動して下さい』という音声を背面側音声出力窓74から発し、撮影者に対して前への移動指示を行う。顔の領域面積が大きいと判定された場合、同様に、『カメラを後ろ移動して下さい』等の音声を発すればよい。
被写体人物の顔領域が構図アシスト用のフレームの顔部分よりも右にずれていると判定された場合、指示部34は、例えば『カメラを右に移動して下さい』という音声を背面側音声出力窓74から発し、電子カメラ12を右に移動させるように撮影者に指示する。顔領域が構図アシスト用のフレームの顔部分よりも左にずれていると判定された場合、同様に、『カメラを左に移動して下さい』等の音声を発すればよい。
視線の方向について、もっと左を向くべきであると判定された場合、指示部34は、例えば『もう少し視線を右に向けて下さい』等の音声を正面側音声出力窓72から発し、被写体人物に対して視線の方向の指示を行う。なお、MPU38が左または右として処理する方向は、カメラボディの背面の液晶モニタ56の表示画像を見る場合の左右方向である。従って、MPU38の判定結果として出力される左右方向は、カメラボディの正面を見ている被写体人物にとっての左右方向とは逆になる。これは、本ステップで後述する被写体人物への顔の向きの指示と、ステップS20での被写体人物への移動方向の指示においても同様である。
視線の方向がもっと上、下、または右を向くべきであると判定された場合も、同様に正面側音声出力窓72から音声を発すればよい。なお、被写体人物に対する視線の方向の指示は、第1〜第4発光部Sa〜Sdを、移動の指示とは別の色で発光させることで行ってもよい。例えば第1〜第4発光部Sa〜Sdのいずれかをオレンジ色で点灯させることで、視線をもっと上、右、下、または左に向けることを指示すればよい。但し、視線の方向に対する指示は、音声の方が望ましいと考えられる。なぜなら、例えば被写体人物が右や左を向いていたら、電子カメラ12が視界に入らないからである。
顔の向きについて、もっと上を向くべきであると判定された場合、指示部34は、第1発光部Saを点灯させることで、顔をもっと上に向けるように被写体人物に指示する。顔をもっと下に向けるべきであると判定された場合、指示部34は、第3発光部Scを点灯させることで、顔をもっと下に向けるように被写体人物に指示する。顔をもっと左に向けるべきであると判定された場合、指示部34は、第2発光部Sbを点灯させることで、顔をもっと右に向けるように被写体人物に指示する。顔をもっと右に向けるべきであると判定された場合、指示部34は、第4発光部Sdを点灯させることで、顔をもっと左に向けるように被写体人物に指示する。この後、撮影者及び被写体人物は、指示に従って、撮影の構図に近づける。そして、ステップS6に戻る。
なお、ツーショット用の構図アシスト用のフレームが選択されている場合、被写体人物は2人と考えられるので、第1〜第4発光部Sa〜Sdの指示がどちらの被写体人物に対してなのかが分からないおそれがある。この場合、全ての指示は、正面側音声出力窓72からの音声により、2人の被写体人物に対して別々に行えばよい。例えば、『右側の人はもっと前に移動して下さい。左側の人はもっと右を向いて下さい』等である。或いは、カメラボディの正面側に第1〜第5発光部Sa〜Seと同様のものをもう1つ設けることで、2人の被写体人物に対して別々に指示してもよい。
[ステップS11]指示部34は、第5発光部Seを点灯させることにより、被写体状態が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致したことを被写体人物に知らせる。また、指示部34は、『合致しました』等の音声を背面側音声出力窓74から発することにより、被写体状態が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致したことを撮影者に知らせる。そして、ステップS12に進む。
[ステップS12]MPU38は、レリーズ釦が全押しされたか否かを判定する。全押しされた場合、ステップS15に進み、そうでない場合、ステップS13に進む。
[ステップS13]MPU38は、ステップS6〜S9と同様の動作により、被写体状態が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致しているか否かを判定し、合致しない場合、どのようにずれているかを判定して指示部34に伝達する。合致している場合、ステップS12に戻り、合致してない場合、ステップS14に進む。
[ステップS14]指示部34は、例えば『ずれました』などの音声を正面側音声出力窓72及び背面側音声出力窓74の両方から同時に発することにより、ずれたことを撮影者及び被写体人物に知らせる。同時に、指示部34は、第5発光部Seを消灯させる。この後、MPU38は、どのようにずれたのかを指示部34に伝達し、ステップS10に戻る。
[ステップS15]公知の動作により静止画撮影が行われ、静止画の画像データが生成される。画像処理部52は、生成された画像データに、ホワイトバランス調整、色補間、色補正、輪郭強調、ガンマ補正、画像圧縮などの画像処理を施す。この後、画像データは、カードインターフェース64を介してメモリカード68に記録される。これにより、電子カメラ12の動作は終了する。
[ステップS16]図6のステップS16〜ステップS26は、第1セルフ撮影モードでの処理である。撮影者は、ステップS1で撮影モードを第1セルフ撮影モードに設定した後、電子カメラ12の撮影範囲に移動する。この後、ステップS16では、電子カメラ12はステップS6と同様の処理を行う。そして、ステップS17に進む。
[ステップS17〜S19]電子カメラ12は、ステップS7〜S9と同様の処理を行う。そして、ステップS18において、構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報と、被写体状態とが合致していると判定された場合、ステップS21に進む。そうでない場合、ステップS20に進む。
[ステップS20]指示部34は、ステップS18でのMPU38の判定結果に基づいて、撮影者である被写体人物に移動等の指示を行う。
顔の領域面積が小さいと判定された場合、指示部34は、第1発光部Saを点滅させることで、電子カメラ12に近づく方向の移動(前への移動)を指示する。顔の領域面積が大きいと判定された場合、指示部34は、第3発光部Scを点滅させることで、電子カメラ12から遠ざかる方向の移動(後ろへの移動)を指示する。被写体人物の顔領域が構図アシスト用のフレームの顔部分よりも右にずれていると判定された場合、指示部34は、第2発光部Sbを点滅させることで、『右への移動』を被写体人物に指示する。ここでの『右への移動』は、前記したようにMPU38が左として処理している方向への移動である。顔領域が構図アシスト用のフレームの顔部分よりも左にずれていると判定された場合、第4発光部Sdを点滅させることで、左への移動を指示する。視線の方向、及び顔の向きについては、ステップS10と同様に指示する。そして、ステップS16に戻る。
[ステップS21]指示部34は、第5発光部Seを点灯させることにより、被写体状態が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致したことを被写体人物に知らせる。なお、『合致しました』等の音声を正面側音声出力窓72から発することにより知らせてもよい。MPU38は、合致を知らせたときを基準(時刻ゼロ)として、経過時間のカウントを開始する。そして、ステップS22に進む。
[ステップS22]MPU38は、ステップS16〜S19と同様の動作により、被写体状態が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致しているか否かを判定する。合致しない場合、ステップS23に進み、合致している場合、ステップS24に進む。
[ステップS23]指示部34は、例えば『ずれました』などの音声を正面側音声出力窓72から発すると共に第5発光部Seを消灯させることにより、ずれたことを知らせる。この後、MPU38は、どのようにずれたのかを指示部34に伝達し、ステップS20に戻る。
[ステップS24]MPU38は、合致を知らせたときからの経過時間が所定時間Aに達したか否かを判定する。ここでの所定時間Aは、撮影者に入力させて設定してもよいし、プログラムメモリ50に予め記憶されているもの(例えば5秒)を用いてもよい。所定時間に達した場合、ステップS25に進み、そうでない場合、ステップS22に戻る。
[ステップS25]MPU38は、セルフタイマーをスタートさせる。ここでのセルフタイマーは、所定時間B経過後に、ステップS26に進んで自動的に撮影を開始するものである。この所定時間Bは、撮影者に入力させて設定してもよいし、プログラムメモリ50に予め記憶されているもの(例えば3秒)を用いてもよい。
[ステップS26]電子カメラ12は、ステップS15と同様の処理により静止画撮影を行った後、動作を終了する。
[ステップS27〜S30]図7のステップS27〜ステップS35は、第2セルフ撮影モードでの処理である。ステップS27〜S30では、電子カメラ12は、ステップS16〜S19と同様の処理を行う。そして、ステップS29において、構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報と、被写体状態とが合致していると判定された場合、ステップS32に進む。そうでない場合、ステップS31に進む。
[ステップS31]指示部34は、ステップS29でのMPU38の判定結果に基づいて、ステップS20と同様に、撮影者である被写体人物に移動等の指示を行う。
[ステップS32]指示部34は、ステップS21と同様に、被写体状態が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致したことを被写体人物に知らせる。そして、ステップS33に進む。
[ステップS33]ステップS33〜S35の処理は、被写体が撮影合図動作を行ったか否かを判定する処理である。本実施形態では、目を3回閉じる動作を撮影合図動作の一例として挙げて説明する。ステップS33では、電子カメラ12は、ステップS6と同様に所定のフレームレートでスルー画用の連写撮影を行う。また、MPU38は、連写撮影の開始に同期して、連写撮影期間のカウントを開始する。
[ステップS34]連写撮影期間が所定時間C(例えば3秒)に達したとき、MPU38は、連写撮影期間のカウントをリセットした後、連写撮影期間のカウントを再度開始すると共にステップS35に処理を移行する。なお、連写撮影期間のカウントのリセット後も、連写撮影は継続して行われる。
[ステップS35]MPU38は、連写撮影期間のカウント開始後に生成される画像データを画像メモリ48から読み込み、この画像データから動作判定用の画像領域を抽出して、これを画像メモリ48に記憶させる。ここでの動作判定用の画像領域は、目を3回閉じる動作の判定用なので、ステップS28で検出した両目を含む領域であり、顔の全領域の半分あれば十分である。このように画像データを読み込んで画像領域を抽出する動作を、連写撮影期間のカウント開始後に生成される全ての画像データに対して行う。なお、ステップS34、S35の処理が再度行われる場合、一度読み込んだ画像データは読み込まない。また、ここで読み込む画像データ数は、生成される全てに限定されるものではない。MPU38の処理速度等に応じて任意に設定すればよく、例えば、生成される全ての内3コマに1コマの割合で読み込んでもよい。
次に、MPU38は、各画像領域を時間順に並べて、撮影合図動作が行われたか否かを判定する。具体的には例えば、瞳及び白目が消えて再度現れることが3回繰り返されているか否かを判定すればよい。目を閉じたときに瞳上に現れる肌の色と、瞳または白目の色とは、互いに大きく異なるので、この動作は、色の違いから判定可能である。
そして、撮影合図動作を行ってないと判定された場合、ステップS34に戻る。なお、以上の動作判定の処理期間においても、連写撮影による画像データの生成、及び連写撮影期間のカウントは継続されている。また、所定時間Cは、この動作判定に要する期間よりも十分長く設定されている。撮影合図動作を行ったと判定された場合、連写撮影及び連写撮影期間のカウントを停止後、ステップS25に進む。この後、前述と同様に撮影が行われ、電子カメラ12の動作は終了する。以上が本実施形態の電子カメラ12の動作説明である。
<本実施形態の効果>
構図アシスト用のフレームを用いる従来の撮影モードでは、被写体人物の顔認識は行われなかった。このため、被写体人物の顔の向きや視線の方向といった細かい点については、液晶表示装置上に写る被写体画像を見ることにより撮影者が確認していた。従って、液晶表示装置が見づらい場合、撮影者が意図する構図と、撮像画像とが大きく異なることがあった。
一方、本実施形態のシーンアシスト+顔認識モード、第1セルフ撮影モード、及び第2セルフ撮影モードでは、被写体人物の顔領域を抽出し、顔の領域面積、顔の位置、視線の方向、顔の向きを判定する。これに基づいて、構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報と、被写体状態とが合致しているか否か、合致していない場合にはどのようにずれているかを判定する。合致している場合にはその旨を音声や第5発光部Seの点灯により知らせ、合致していない場合にはどのようにすべきかを指示する。
従って、太陽光が当たる等により液晶モニタ56が見えなくても、撮影者及び被写体人物の少なくともいずれかが電子カメラ12の指示に従うだけで、撮影者が意図する構図で撮影できる。また、視線の方向や顔の向きといった細かい点まで指示を行うので、雰囲気のある写真が撮れる。さらに、第1及び第2セルフ撮影モードでは、電子カメラ12の指示に従うだけで、自分が意図する構図の写真を1人で撮ることができる。この結果、ユーザの利便性は大いに向上する。
<本実施形態の補足事項>
[1]なお、シーンアシスト+顔認識モードでは、移動方向の指示を撮影者に対して行い、電子カメラ12を移動させることで画像における被写体人物の位置を調整する例を述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えばステップS20と同様の方法により被写体人物に対して移動方向の指示を行い、被写体人物に移動してもらうことで画像における被写体人物の位置を調整してもよい。また、撮影者に対する移動の指示は、音声でなくガイド表示により行ってもよい。具体的に例えば、カメラボディの背面側に第1〜第5発光部Sa〜Seと同様のものを設けることで実施できる。また、第1及び第2セルフ撮影モードでは、被写体人物に対する移動方向の指示、及び顔の向きの指示を第1〜第5発光部Sa〜Seにより行う例を述べたが、これらの指示は音声により行ってもよい。
[2]撮影合図動作として、目を3回閉じる動作を挙げた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。例えば、顔の正面で手を3回振る動作でもよい。この場合も、連写により生成される画像を時間順に並べた場合に、瞳及び白目が手で覆われて見えない画像が飛び飛びにあるので、動作を判定できる。なお、撮影合図動作は、色の違いから動きを検出できる動作である方が、画像処理により判定しやすいので望ましいと考えられる。
[3]ステップS7において、スルー画用に生成される複数の画像データの内最新のものを読み込んで、顔認識等の処理を行う例を述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。MPU38が読み込む画像データは、MPU38の処理速度等に応じて任意に設定すればよい。例えば1秒に1コマの割合で画像データを読み込んで、1秒おきに指示内容を更新してもよい。
[4]被写体人物の顔の向き及び視線の方向はどちら向きが望ましいかを示す付帯情報としてプログラムメモリ50に予め記憶されたものを用い、これに従って指示を行う例を述べた。本発明は、かかる実施形態に限定されるものではない。各構図アシスト用のフレームの付帯情報は、撮影者の入力により設定するようにしてもよい。また、構図アシスト用のフレームも、撮影者の入力により所望のものを用いるようにしてもよい。
[5]最後に、請求項と本実施形態との対応関係を説明する。なお、以下に示す対応関係は、参考のために示した一解釈であり、本発明を限定するものではない。
請求項記載のガイド表示は、構図アシスト用のフレームに対応する。
請求項記載の表示部は、液晶モニタ56に対応する。
請求項記載の撮像部は、撮影レンズ14と、フォーカルプレーンシャッタ16と、CCD18と、アナログ信号処理部20と、A/D変換部22と、タイミングジェネレータ26と、これらに画像データを生成させるMPU38の機能とに対応する。
請求項記載の抽出部は、画像データにおける被写体人物の顔領域を抽出するMPU38の機能に対応する(ステップS5参照)。
請求項記載の指示部は、『顔の領域面積、顔の位置、視線の方向、顔の向きを判定して、これら4点(被写体状態)と、構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報とが合致しているか否かを判定するMPU38の機能と、指示部34と』に対応する(ステップS6参照)。
請求項記載の第1の所定時間は、所定時間Aに対応する(ステップS24参照)。
請求項記載の第2の所定時間は、所定時間Bに対応する(ステップS25参照)。
請求項記載の合致判定部は、被写体状態が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致しているか否かを判定し、合致を知らせたときから所定時間Aが経過したか否かを判定するMPU38の機能に対応する(ステップS22、S24参照)。
請求項記載の動作判定部は、『被写体状態が構図アシスト用のフレーム及びその付帯情報に合致しているか否かを判定し、合致したと判定した後、被写体が撮影合図動作を行ったか否かを判定するMPU38の機能』に対応する(ステップS27〜S29、S34、S35参照)。
請求項記載の予め定められた時間は、所定時間Bに対応する(ステップS25参照)。
以上詳述したように本発明は、電子カメラの分野において大いに利用可能である。
本実施形態の電子カメラのブロック図である。 電子カメラが予め記憶している構図アシスト用のフレーム例である。 電子カメラの正面図である。 第1〜第5発光部の指示内容を示す表である。 電子カメラの動作を示す流れ図の導入部分であり、シーンアシスト+顔認識モードでの動作内容を主に示す。 図5において、第1セルフ撮影モードに設定された後の動作内容を示す流れ図である。 図5において、第2セルフ撮影モードに設定された後の動作内容を示す流れ図である。 液晶モニタに表示される画像例であり、(a)は図2(a)の構図アシスト用のフレームが選択されている場合の例であり、(b)は図2(d)の構図アシスト用のフレームが選択されている場合の例である。 視線の方向の判定方法を示す説明図である。 顔の向きの判定方法を示す説明図である。
符号の説明
12 電子カメラ
14 撮影レンズ
16 フォーカルプレーンシャッタ
18 CCD
20 アナログ信号処理部
22 A/D変換部
26 タイミングジェネレータ
28 絞り駆動機構
30 シャッタ制御部
32 レンズ駆動部
34 指示部
38 MPU
40 操作部
44 システムバス
46 画像処理部
48 画像メモリ
50 プログラムメモリ
54 モニタ制御部
56 液晶モニタ
58 カードインターフェース
60 メモリカード
66 レンズ群
68 絞り
72 正面側音声出力窓
74 背面側音声出力窓

Claims (5)

  1. 撮影の構図を決定するためのガイド表示を行う表示部と、
    被写体を撮像して画像データを生成する撮像部と、
    前記画像データにおける、前記被写体の領域を抽出する抽出部と、
    抽出された前記被写体の領域に基づいて、前記ガイド表示が示す前記撮影の構図に前記被写体を近づけるための指示を出力する指示部と
    を備えていることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1記載の電子カメラにおいて、
    前記抽出部は、前記被写体の顔領域を抽出し、
    前記指示部は、抽出された前記顔領域に基づいて、前記画像データが示す画像における顔の大きさ、顔の向き、及び前記被写体の視線の方向の少なくともいずれかを被写体状態として推定して、前記被写体状態を前記撮影の構図に近づけるための指示を出力する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  3. 請求項1または請求項2記載の電子カメラにおいて、
    前記指示部による指示は、指示内容の表示、及び音声の少なくともいずれかとして出力される
    ことを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の電子カメラにおいて、
    前記被写体が前記撮影の構図に合致している状態が第1の所定時間続いたか否かを、抽出された前記被写体の領域に基づいて判定する合致判定部を備え、
    前記合致している状態が前記第1の所定時間続いたと前記合致判定部が判定したときから第2の所定時間経過後に、撮影を開始する
    ことを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の電子カメラにおいて、
    抽出された前記被写体の領域に基づいて、前記被写体が前記撮影の構図に合致したか否かを判定し、合致したと判定した後、前記被写体が撮影合図動作を行ったか否かを判定する動作判定部を備え、
    前記撮影合図動作を行ったと前記動作判定部が判定したときから、予め定められた時間経過後に、撮影を開始する
    ことを特徴とする電子カメラ。
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