JP2007183512A - 撮影装置及び照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単に効果的なキャッチライト撮影を行うことができる撮影装置及び照明装置を提供する。
【解決手段】LED50を光源とするストロボ18は、LED50の前段に所定形状の開口部52A〜52Cを有するマスク52がスライド自在に設けられている。マスク52をスライドさせ、所望の開口部52A〜52CをLED50の前段に位置させることにより、光源の形状を切り替えることができる。これにより、被写体の瞳に写し込むキャッチライトの形状を切り替えることができる。
【選択図】 図3
【解決手段】LED50を光源とするストロボ18は、LED50の前段に所定形状の開口部52A〜52Cを有するマスク52がスライド自在に設けられている。マスク52をスライドさせ、所望の開口部52A〜52CをLED50の前段に位置させることにより、光源の形状を切り替えることができる。これにより、被写体の瞳に写し込むキャッチライトの形状を切り替えることができる。
【選択図】 図3
Description
本発明は撮影装置及び照明装置に係り、特に被写体の瞳にキャッチライトを映し込める撮影装置及び照明装置に関する。
ポートレート撮影を行う際の撮影技法の一つとしてキャッチライト撮影が知られている。キャッチライト撮影は、被写体の瞳に輝きとなる光(キャッチライト)を映し込む撮影技法であり、瞳の輝きで人物を生き生きとした感じに撮影できるという効果が得られる。
このキャッチライトを瞳に映し込む方法としては、ストロボを用いる方法が一般的であるが、遊技場などに設置されるアミューズメントシールプリント機では、より撮影効果を高めるために、星型等のライトを用いて瞳にキャッチライトを映し込む方法が提案されている(たとえば、特許文献1〜3参照)。
特開2004−287369号公報
特開2002−64726号公報
特開2002−56457号公報
しかしながら、特許文献1〜3に記載された方法は、アミューズメントシールプリント機用のため、コンパクトカメラやカメラ付き携帯電話機などの携帯式の撮影機器で実施しようとした場合、規模が大きくなりすぎるという欠点があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、簡単に効果的なキャッチライト撮影を行うことができる撮影装置及び照明装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替え可能な照明手段を備えたことを特徴とする撮影装置を提供する。
請求項1に係る発明によれば、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることができる。これにより、被写体の瞳に映し込むキャッチライトにバリエーションを持たせることができる。
請求項2に係る発明は、前記目的を達成するために、前記照明手段は、ストロボと兼用されることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置を提供する。
請求項2に係る発明によれば、ストロボと兼用される。これにより、撮影装置の構成をコンパクト化することができる。
請求項3に係る発明は、前記目的を達成するために、前記照明手段は、光源の前段に所定形状の開口部を有するマスク部材を装着して、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置を提供する。
請求項3に係る発明によれば、光源の前段に所定形状の開口部を有するマスク部材を装着して、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替える。
請求項4に係る発明は、前記目的を達成するために、前記照明手段は、光源が二次元配列された多数の点光源で構成され、点灯させる点光源を切り替えることにより、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置を提供する。
請求項4に係る発明によれば、光源が二次元配列された多数の点光源で構成される。そして、点灯させる点光源を切り替えることにより、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替える。
請求項5に係る発明は、前記目的を達成するために、前記点光源が撮影レンズの周囲に配列されることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置を提供する。
請求項5に係る発明によれば、点光源が撮影レンズの周囲に配列される。
請求項6に係る発明は、前記目的を達成するために、前記照明手段が、所定距離離れた被写体に対して撮影範囲とほぼ一致する範囲を照射する光を出射可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の撮影装置を提供する。
請求項6に係る発明によれば、所定距離離れた被写体に対して撮影範囲とほぼ一致する範囲が照射される。これにより、たとえば撮影者自身を撮影する際(いわゆる自分撮り)、撮影可能な範囲を簡単に認識することができる。
請求項7に係る発明は、前記目的を達成するために、前記照明手段は、光源の色を切り替え可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の撮影装置を提供する。
請求項7に係る発明によれば、光源の入りを切り換えることができる。これにより、キャッチライトのバリエーションを更に増やすことができ、撮影効果をより高めることができる。
請求項8に係る発明は、前記目的を達成するために、撮影により得られた画像から被写体の瞳に映り込んだ前記照明手段からの光の部分を抽出する抽出手段と、撮影により得られた画像のうち前記抽出手段で抽出された部分の形状を所定の形状に加工する画像処理手段と、を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の撮影装置を提供する。
請求項8に係る発明によれば、撮影により得られた画像から被写体の瞳に映り込んだ照明手段からの光の部分が抽出手段によって抽出される。そして、その抽出された部分の形状が画像処理手段によって所定の形状に加工される。これにより、瞳に映し込むキャッチライトのバリエーションを増やすことができ、撮影効果を更に向上させることができる。
請求項9に係る発明は、前記目的を達成するために、光源から被写体に向けて照明光を照射する照明装置であって、前記光源から出射する光の形状を切り替える切替手段を備えたことを特徴とする照明装置を提供する。
請求項9に係る発明によれば、光源から出射する光の形状を切替手段によって切り替えることができる。
請求項10に係る発明は、前記目的を達成するために、前記切替手段は、前記光源の前段に所定形状の開口部を有するマスク部材を装着して、前記光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることを特徴とする請求項9に記載の照明装置を提供する。
請求項10に係る発明によれば、切替手段は、光源の前段に所定形状の開口部を有するマスク部材を装着して、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替える。
請求項11に係る発明は、前記目的を達成するために、前記光源が二次元配列された多数の点光源で構成され、前記切替手段は、点灯させる点光源を切り替えることにより、前記光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることを特徴とする請求項9に記載の照明装置を提供する。
請求項11に係る発明によれば、光源が二次元配列された多数の点光源で構成され、切替手段は、点灯させる点光源を切り替えることにより、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替える。
請求項12に係る発明は、前記目的を達成するために、前記光源の色を切り替える光源色切替手段を備えたことを特徴とする請求項9、10又は11に記載の照明装置を提供する。
請求項12に係る発明によれば、光源色切替手段によって光源の色を切り替えることができる。
本発明に係る撮影装置及び照明装置によれば、簡単に効果的なキャッチライト撮影を行うことができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る撮影装置及び照明装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1、図2は、それぞれ本発明が適用されたデジタルカメラの第1の実施の形態の正面斜視図と背面斜視図である。
図1に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ10のカメラボディ12は、薄型の四角い箱状に形成されており、その正面には、撮影レンズ14、ファインダ窓16、ストロボ18等が設けられている。また、上面には、シャッタボタン20、モードスイッチ22、電源ボタン24等が設けられている。
また、図2に示すように、カメラボディ12の背面には、ファインダ接眼部26、モニタ28、ズームボタン30、十字ボタン32、MENU/OKボタン34、再生ボタン36、ファンクションボタン38、BACKボタン40等が設けられている。
また、図示されていないが、カメラボディ12の底面には、開閉自在なバッテリカバーが設けられており、そのバッテリカバーの内側にバッテリを収納するためのバッテリ収納室と、メモリカードを装填するためのメモリカードスロットとが設けられている。
シャッタボタン20は、いわゆる「半押し」と「全押し」とからなる二段ストローク式のスイッチで構成されている。デジタルカメラ10は、このシャッタボタン20を半押しすると、撮影準備、すなわち、AE(Automatic Exposure:自動露出)、AF(Auto Focus:自動合焦)、AWB(Automatic White Balance:自動ホワイトバランス)を実行し、全押しすると、撮影(画像記録)を行う。
撮影レンズ14は、沈胴式のズームレンズで構成されており、デジタルカメラ10の電源をONすると、カメラボディ12から繰り出され、OFFすると、カメラボディ12に収容される。
ストロボ18は、LEDを光源として用いており、その光源となるLEDの前段にマスクをかぶせることにより、光源から出射する光の形を変え、特殊なキャッチライト撮影ができるように構成している。この点については、後に詳述する。
モードスイッチ22は、シャッタボタン20の回りを所定のステップで回動自在に設けられている。デジタルカメラ10は、このモードスイッチ22の設定位置により、「オート撮影モード」、「シーン撮影(人物/風景/スポーツ/夜景)モード」、「A(絞り優先)/S(シャッタ速度優先)/M(マニュアル)/P(プログラム)撮影モード」に設定される。
電源ボタン24は、デジタルカメラ10の電源スイッチとして機能し、一定時間押下することにより、デジタルカメラ10の電源がオン又はオフする。
モニタ28は、カラーLCDで構成されている。このモニタ28は、再生モード時に撮影済み画像を表示するための画像表示部として利用されるとともに、各種設定時にGUIとして利用される。また、撮影時には必要に応じてスルー画像が表示され、電子ファインダとして利用される。
ズームボタン30は、望遠側へのズームを指示するズームテレボタンと、広角側へのズームを指示するズームワイドボタンとで構成され、このズームボタン30が操作されることにより、撮影レンズ14がズーミングされる。
十字ボタン32は、上下左右4方向に押圧操作可能に設けられており、各方向にはデジタルカメラ10の設定状況に応じた機能が割り当てられる。
MENU/OKボタン34は、各モードの通常画面からメニュー画面への遷移を指示するボタン(MENUボタン)としての機能と、選択内容の確定、処理の実行等を指示するボタン(OKボタン)としての機能を有しており、デジタルカメラ10の設定状況に応じた機能が割り当てられる。
再生ボタン36は、撮影モードから再生モードへの移行を支持するボタンとして機能し、この再生ボタンを押下することにより、メモリカードに記録されている撮影済み画像がモニタ28に再生表示される。
ファンクションボタン38は、各モードの通常画面から各種設定画面への遷移を指示するボタンとして機能する。たとえば、撮影モード時にこのファンクションボタン38を押下すると、画質、感度等の設定画面に遷移し、再生モード時にこのファンクションボタン38を押下すると、プリント予約等の設定画面に遷移する。
BACKボタン40は、入力操作のキャンセル等を指示するボタンとして機能する。
図3は、第1の実施の形態のデジタルカメラのストロボ設置部の構成を示す正面部分断面図である。
上述したように、ストロボ18は、LED50を光源として構成されている。なお、本例では、3つのLEDを並列配置して光源を構成しているが、使用するLEDの数は、これに限定されるものではない。また、使用するLEDは高輝度の白色LEDを使用するものとするが、R、G、B三色のLEDを用いて所定の色温度の光を生成するようにしてもよい。
この光源としてのLED50の前段には、板状のマスク52がガイドレール54に沿ってスライド自在に支持されている。
このマスク52は、横方向に細長い矩形の板状に形成されており、一定の間隔をもって所定形状の開口部52A、52B、52Cが形成されている。具体的には、矩形の開口部52Aと、星型の開口部52Bと、四つの円形の開口部52Cとが形成されている。
ストロボ18は、このマスク52をスライド移動させて、光源としてのLED50の前段に所望の開口部52A〜52Cを位置させることにより、被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることができる。すなわち、矩形の開口部52Aを位置させることにより矩形の光、星型の開口部52Bを位置させることにより星型の光、四つの円形の開口部52Cを位置させることにより、四つの円形の光を出射させることができる。
なお、矩形の開口部52Aは、光源としてのLED50の全面全てを開放するように形成され、この矩形の開口部52Aを位置させることにより、通常のストロボとして機能させることができる。
マスク52の駆動は、マスク駆動モータ56によって行われる。マスク駆動モータ56の出力軸には、駆動ギア57が連結されており、駆動ギア57は、マスク52の下縁部に一体形成されたラック58に噛み合わされている。この結果、マスク駆動モータ56を駆動すると、駆動ギア57が回転し、マスク52がガイドレール54に沿ってスライド移動する。
図4は、デジタルカメラ10の電気的構成を示すブロック図である。同図に示すように、デジタルカメラ10は、CPU110、操作部(シャッタボタン20、モードスイッチ22、電源ボタン24、ズームボタン30、十字ボタン32、MENU/OKボタン34、再生ボタン36、ファンクションボタン38、BACKボタン40等)112、ROM114、RAM116、EEPROM118、VRAM120、時計/カレンダ部122、撮影光学系124、撮影光学系駆動部126、撮像素子128、タイミングジェネレータ130、アナログ信号処理部132、A/Dコンバータ134、画像入力コントローラ136、画像信号処理部138、圧縮伸張処理部140、画像抽出部142、メディアコントローラ144、メモリカードM、電源制御部146、バッテリB、ストロボ18、エンコーダ148、OSD部150、AE/AWB検出部152、AF検出部154、ストロボ制御部156、マスク駆動モータ56、モータドライバ158等で構成されている。
CPU110は、デジタルカメラ10の全体の動作を統括制御する制御手段として機能するとともに、各種の演算処理を行う演算処理手段として機能し、操作部112からの入力に基づき所定の制御プログラムに従って各回路を制御する。
ROM114には、CPU110が実行する制御プログラム及び制御に必要な各種データ等が格納されており、EEPROM118には、ユーザ設定情報等の各種設定情報等が格納されている。
RAM116は、CPU110の演算作業用領域として利用されるとともに、画像データの一時記憶領域として利用され、VRAM120は、表示用の画像データ専用の一時記憶領域として利用される。
時計/カレンダ部122は、現在日時を計時し、CPU110からの指令に応じて計時した現在時刻情報をCPU110に出力する。
撮影光学系124は、撮影レンズ14、絞り、シャッタを含み、撮影レンズ14は、フォーカスレンズとズームレンズとを含んで構成されている。
撮影光学系駆動部126は、CPU110からの指令に応じて撮影レンズ14を構成するフォーカスレンズ及びズームレンズを駆動し、フォーカシング及びズーミング行う。また、CPU110からの指令に応じて、絞りを駆動し、撮像素子128に入射する光量を調節するとともに、シャッタを駆動し、撮像素子128の露光/遮光を制御する。
撮像素子128は、カラーCCDで構成されており、その受光面には多数のフォトダイオードが配列されている。撮影光学系126を介して撮像素子128の受光面に入射した光は、各フォトダイオードによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換されて、各フォトダイオードに蓄積される。
タイミングジェネレータ(TG)130は、CPU110からの指令に従い、主として撮像素子128を駆動するためのタイミング信号を生成する。撮像素子128は、このタイミングジェネレータ130から加えられるタイミング信号に従って各フォトダイオードに蓄積された信号電荷を読み出し、電圧信号(画像信号)として出力する。
アナログ信号処理部132は、撮像素子128から順次出力される画像信号を相関二重サンプリング処理(撮像素子の出力信号に含まれるノイズ(特に熱雑音)等を軽減することを目的として、撮像素子の1画素毎の出力信号に含まれるフィードスルー成分レベルと画素信号成分レベルとの差をとることにより正確な画素データを得る処理)するとともに、増幅して出力する。
A/Dコンバータ134は、アナログ信号処理部132から出力されたR、G、Bのアナログの画像信号をデジタルの画像信号に変換する。
画像入力コントローラ136は、所定容量のラインバッファを内蔵し、A/Dコンバータ134から出力された1画像分の画像信号を蓄積して、RAM116に格納する。
画像信号処理部138は、同時化回路(単板CCDのカラーフィルタ配列に伴う色信号の空間的なズレを補間して色信号を同時式に変換する処理回路)、ホワイトバランス補正回路、ガンマ補正回路、輪郭補正回路、輝度・色差信号生成回路等を含み、CPU110からの指令に従って入力された画像信号に所要の信号処理を施して、輝度データ(Yデータ)と色差データ(Cr,Cbデータ)とからなる画像データ(YUVデータ)を生成する。また、CPU110からの指令に従って入力された画像データに所定の信号処理を施して、画像を加工する。
圧縮伸張処理部140は、CPU110からの指令に従って入力された画像データに圧縮処理を施し、所定フォーマット(たとえば、JPEG)の圧縮画像データを生成する。また、入力された圧縮画像データに伸張処理を施し、非圧縮の画像データを生成する。
画像抽出部142は、CPU110からの指令に従って入力された画像から特定の画像領域を抽出する。
メディアコントローラ144は、CPU110からの指令に従ってメディアスロットに装填されたメモリカードMに対してデータの読み出し及び書き込みを制御する。
電源制御部146は、CPU110からの指令に従ってバッテリBからデジタルカメラ各部への電力供給を制御する。
エンコーダ148は、CPU110からの指令に従って入力された画像信号をモニタ28に表示するための映像信号(たとえば、NTSC信号やPAL信号、SCAM信号)に変換し、モニタ28に出力する。
OSD(On Screen Display)部150は、CPU110からの指令に従ってモニタ28に表示するための文字や図形を示す信号をエンコーダ148に出力する。
AE/AWB検出回路152は、CPU110からの指令に従って、入力された画像信号からAE制御及びAWB制御に必要な物理量を算出する。たとえば、AE制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(たとえば16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の積算値を算出する。CPU110は、このAE/AWB検出回路152から得た積算値に基づいて被写体の明るさ(被写体輝度)を検出して、撮影に適した露出値(撮影EV値)を算出し、算出した撮影EV値と所定のプログラム線図から絞り値とシャッタースピードを決定する。また、AWB制御に必要な物理量として、1画面を複数のエリア(例えば、16×16)に分割し、分割したエリアごとにR、G、Bの画像信号の色別の平均積算値を算出する。CPU110は、得られたRの積算値、Bの積算値、Gの積算値から分割エリアごとにR/G及びB/Gの比を求め、求めたR/G、B/Gの値のR/G、B/Gの色空間における分布等に基づいて光源種判別を行う。そして、判別された光源種に適したホワイトバランス調整値に従って、たとえば各比の値がおよそ1(つまり、1画面においてRGBの積算比率がR:G:B≒1:1:1)になるように、ホワイトバランス調整回路のR、G、B信号に対するゲイン値(ホワイトバランス補正値)を決定する。
AF検出回路154は、CPU110からの指令に従って、入力された画像信号からAF制御に必要な物理量を算出する。本実施の形態のデジタルカメラ10では、画像のコントラストによりAF制御を行うものとし、AF検出回路154は、入力された画像信号から画像の鮮鋭度を示す焦点評価値を算出する。CPU110は、このAF検出回路154で算出される焦点評価値が極大となるように、撮影光学系駆動部126の駆動を制御し、フォーカスレンズの移動を制御する。
ストロボ制御部156は、CPU110からの指令に従ってストロボ18の発光を制御する。
モータドライバ158は、CPU110からの指令に従ってマスク駆動モータ56を駆動し、マスク52の移動を制御する。
なお、マスク52は、「原点位置」、「星位置」、「丸位置」の間をスライド移動するものとし、「原点位置」に移動することにより、矩形状の開口部52Aが光源としてのLED50の前段に位置する(図5(a)参照)。また、「星位置」に移動することにより、星型の開口部52Bが光源としてのLED50の前段に位置し(図5(b)参照)、「丸位置」に移動することにより、四つの円形状の開口部52Cが光源としてのLED50の前段に位置する(図5(c)参照)。
次に、本実施の形態のデジタルカメラ10による基本的な撮影、再生の処理動作について説明する。
デジタルカメラ10は、電源ボタン24を押下すると、撮影モードの下で起動する。
まず、撮影光学系駆動部126が駆動され、撮影レンズ14が所定位置まで繰り出される。
そして、撮影レンズ14が所定位置まで繰り出されると、撮像素子128によってスルー画像用の撮影が行われ、モニタ28にスルー画像が表示される。
すなわち、撮像素子128で連続的に画像が撮像され、その撮像素子128から連続的に得られた画像信号から画像信号処理部138で画像データが連続的に生成される。生成された画像データは、VRAM120を介して順次エンコーダ148に加えられ、エンコーダ148からモニタ28に出力される。これにより、撮像素子128で捉えた画像がモニタ28にスルー表示される。
撮影者は、このモニタ28に表示されたスルー画像を見て構図を決定し、シャッタボタン20を半押しする。シャッタボタン20が半押しされると、CPU110にS1ON信号が入力され、このS1ON信号に応動して、CPU110は撮影準備処理、すなわち、AE、AF、AWBの処理を実行する。
まず、撮像素子128から出力された画像信号をアナログ信号処理部132、A/Dコンバータ134、画像入力コントローラ136を介して取り込み、AE/AWB検出部152及びAF検出部154に加える。
AE/AWB検出部152は、入力された画像信号からAE制御及びAWB制御に必要な物理量を算出し、CPU110に出力する。CPU110は、このAE/AWB検出部152からの出力に基づき、絞り値とシャッタースピードを決定するとともに、ホワイトバランス補正値を決定する。
また、AF検出部154は、入力された画像信号からAF制御に必要な物理量を算出し、CPU110に出力する。CPU110は、このAF検出部154からの出力に基づき撮影光学系駆動部126の駆動を制御し、フォーカスレンズの移動を制御して、撮影レンズ14のピントを主要被写体に合わせる。
撮影者は、モニタ28に表示されるスルー画像を確認し、撮影レンズ14のピント状態等を確認して撮影を実行する。すなわち、シャッタボタン20を全押しする。
シャッタボタン20が全押しされると、CPU110にS2ON信号が入力され、このS2ON信号に応動して、CPU110は撮影処理(記録処理)を実行する。
まず、上記のAE処理で求めた絞り値、シャッタースピードで撮像素子128を露光し、記録用の画像信号の取り込みを行う。
撮像素子128から出力された一コマ分の画像信号は、アナログ信号処理部132、A/Dコンバータ134を介して画像入力コントローラ136に取り込まれ、RAM116に格納される。RAM116に格納された画像信号は、CPU110の制御の下、画像信号処理部138に加えられ、輝度データと色差データとからなる画像データ(YUVデータ)が生成される。生成された画像データは、一旦、RAM116に格納されたのち、圧縮伸張処理部140に加えられる。圧縮伸張処理部140は、入力された画像データを所定の圧縮フォーマットに従って圧縮する。
圧縮された画像データは、RAM116に格納され、所定フォーマットの静止画像ファイル(たとえば、Exif)として、メディアコントローラ144を介してメモリカードMに記録される。
以上のようにしてメモリカードMに記録された画像データは、デジタルカメラ10のモードを再生モードに設定することにより、モニタ28に再生表示される。
再生モードへの移行は、再生ボタン36を押下することにより行われる。
再生ボタン36が押下されると、CPU110は、メディアコントローラ144を介してメモリカードMに最後に記録された画像ファイルの圧縮画像データを読み出す。読み出された圧縮画像データは、圧縮伸張処理部140に加えられ、非圧縮の画像データとされたのちVRAM120に加えられる。そして、VRAM120からエンコーダ148を介してモニタ28に出力される。これにより、メモリカードMに記録されている画像がモニタ28に再生表示される。
画像のコマ送りは、十字ボタン32の左右のキー操作で行なわれ、右キーが操作されると、次の画像ファイルがメモリカードMから読み出され、モニタ28に再生表示される。また、十字ボタン32の左キーが操作されると、一つ前の画像ファイルがメモリカードMから読み出され、モニタ28に再生表示される。
次に、ストロボ18を用いた特殊撮影の方法について説明する。
本実施の形態のデジタルカメラ10では、ストロボ18を用いて特殊な形状のキャッチライトを被写体の瞳に写し込む撮影を行うことができる。
通常のストロボ撮影において、マスク52は「原点位置」に位置しており、図5(a)に示すように、光源としてのLED50の前方は開放されている。この状態でストロボ撮影を行うと、被写体の瞳には、光源の形状として、矩形状のキャッチライトが写り込む。
一方、マスク52を「星位置」に移動させると、図5(b)に示すように、星型の開口部52Bが光源としてのLED50の前段に位置する。この状態でストロボ撮影を行うと、被写体の瞳には、光源の形状として、図6(a)に示すように、星型のキャッチライトが写り込む。
また、マスク52を「丸位置」に移動させると、図5(c)に示すように、四つの円形の開口部52Cが光源としてのLED50の前段に位置する。この状態でストロボ撮影を行うと、被写体の瞳には、光源の形状として、図6(b)に示すように、四つの円形状のキャッチライトが写り込む。
ここで、マスク52の移動は、ストロボモードの切り替えに連動して行われ、ストロボモードを「キャッチライト(星)」に設定すると、マスク52が「星位置」に移動し、「キャッチライト(丸)」に設定すると、マスク52が「丸位置」に移動する。
ストロボモードの切り換え指示は、たとえば、撮影モード中に十字ボタン32の右キーを押すことにより行われ、右キーを押すごとにストロボモードが、「強制発光」、「オート」、「赤目軽減」、「キャッチライト(星)」、「キャッチライト(丸)」、「発光禁止」に切り替えられる。
そして、ストロボモードを「キャッチライト(星)」に設定すると、マスク52が「星位置」に移動して、ストロボ18が強制発光し、「キャッチライト(丸)」に設定すると、マスク52が「丸位置」に移動して、ストロボ18が強制発光する。
以上説明したように、本実施の形態のデジタルカメラ10によれば、光源から出射する光の形を変えることができるので、キャッチライト撮影を行う際、瞳に写し込む光の形状を簡単に切り替えることができる。
また、ストロボ18と兼用しているので、デジタルカメラ自体を大型化させることもなく、コンパクトな構成で簡単に特殊効果の得られる撮影を行うことができる。
なお、本実施の形態では、ストロボ18と兼用しているが、別途、キャッチライト用の照明手段をカメラボディ12に設置してもよい。たとえば、図7に示すように、ストロボ60に加えて、キャッチライト用の照明装置62を別途設置してもよい。この場合、ストロボ60はキセノン管を光源に用いて構成してもよい。また、照明装置62は、上記実施の形態のストロボ18と同様にLEDを光源とし、その光源の前段に設けたマスク64をスライドさせて、光源の形を切り替えられるように構成する。
また、本実施の形態では、マスク52に形成する開口部として、光源としてのLEDの全面を開放する矩形状の開口部52Aと、星型の開口部52Bと、四つの円形状の開口部52Cを用意しているが、開口部の形状は、これに限定されるものではない。この他、三角形や五角形、六角形などの種々の形状を形成することができる。
なお、図8に示すように、矩形の枠状の開口部52Dを形成することにより、撮影者自身を撮影(いわゆる自分撮り)する際の画角確認用の照明光を発光させることもできる。すなわち、図9に示すように、所定距離離れた被写体に対して、撮影範囲とほぼ一致する範囲の枠状の光70を出射するようにマスク52に開口部52Dを形成する。これにより、ストロボ18から照射される光を基に撮影範囲を把握でき、自分撮りを簡単に行うことができる。
上記実施の形態では、マスク52をマスク駆動モータ56で駆動して移動させるようにしているが、撮影者が手動で移動させるようにしてもよい。この場合、カメラボディ12にスライド式のレバーを取り付け、このレバーのスライド操作でマスク52を移動させるように構成する。
また、上記実施の形態では、板状のマスク52をスライドさせて、開口部52A〜52Cの位置を切り替えているが、図10に示すように、筒状のマスク80で光源(たとえばLED)82の周囲を囲い、マスク82を回転させて、開口部80A、80Bの位置を切り替えるようにしてもよい。
図11は、本発明が適用されたデジタルカメラの第2の実施の形態の正面図である。
本実施の形態のデジタルカメラ200では、ストロボ18に加えてキャッチライト用の照明装置210を備えており、この照明装置210から照射される光の形状を切り替えることにより、被写体の瞳に写し込むキャッチライトの形状を切り替える。
なお、照明装置210を備えている点、及び、ストロボ18に切り替え式のマスクが備えられていない点以外は、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同じ構成なので、ここでは照明装置210の構成についてのみ説明する。
この照明装置210は、カメラボディ12の正面所定領域に点光源としてのLED212を縦横一定の間隔で多数二次元配列することにより正方形の照明パネルとして構成されている。
各LED212は、ON(点灯)/OFF(消灯)がCPU110によって個別に制御されており、このLED212のON/OFFを個別に制御することにより、光源としての全体の形状を切り替える。
以上のように構成された第2の実施の形態のデジタルカメラ200の作用は次のとおりである。
照明装置210の発光パターンは、あらかじめ設定されており、発光モードの切り替えの指示に応じて切り替えられる。この発光モードの切り替え指示は、たとえば、撮影モード時に十字ボタン32の上キーを押下することにより行われ、十字ボタン32の上キーを押下するたびに発光モードが、「丸」、「星」、「四角」、「発光禁止」に切り替えられる。そして、発光モードが「丸」に設定されると、図12(a)に示すように、照明装置210の発光パターンがリング状に設定され、「星」に設定されると、図12(b)に示すように、照明装置210の発光パターンが星状に設定される。また、「四角」に設定されると、図12(c)に示すように、照明装置210の発光パターンが四角(全てのLED212が発光)に設定され、「発光禁止」に設定されると、発光が停止される。
発光モードを「丸」に設定し、図12(a)に示すように、照明装置210の発光パターンをリング状に設定すると、リング状の光が照明装置210から発光する。この状態で被写体を撮影すると、図13(a)に示すように、リング状の光がキャッチライトとして被写体の瞳に写し込まれる。
また、発光モードを「星」に設定し、図12(b)に示すように、照明装置210の発光パターンを星型に設定すると、星型の光が照明装置210から発光する。この状態で被写体を撮影すると、図13(b)に示すように、星型の光がキャッチライトとして被写体の瞳に写し込まれる。
また、発光モードを「四角」に設定し、図12(c)に示すように、照明装置210の発光パターンを四角に設定すると、四角形の光が照明装置210から発光する。この状態で被写体を撮影すると、図13(c)に示すように、四角形の光がキャッチライトとして被写体の瞳に写し込まれる。
このように、本実施の形態のデジタルカメラ200によれば、上記第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同様に照明装置210から出射する光の形を変えることができるので、キャッチライト撮影を行う際、瞳に写し込む光の形状を簡単に切り替えることができる。
なお、本実施の形態のデジタルカメラ200では、ストロボ18と別体で照明装置210をカメラボディ12に組み込んできるが、照明装置210をストロボとして利用することもできる。この場合、ストロボ18を省くことができ、カメラボディのコンパクト化を図ることができる。
また、本実施の形態では、点光源としてのLED212を縦横一定の間隔で二次元配列し、全体として正方形状の光源を構成するようにしているが、LED212の配列は、これに限定されるものではなく、長方形状や円形状に配列させてもよい。
また、LED212を配置する位置も特に限定されるものではなく、図14に示すように、撮影レンズ14の周囲を囲うように配列してもよい。
また、上記第1の実施の形態と同様に、所定距離離れた被写体に対して撮影範囲に合致した枠状の光を照明装置210から発光させて、撮影範囲を確認できるようにしてもよい。
また、上記第1及び第2の実施の形態のデジタルカメラでは、キャッチライト用の光源としてLEDを用いているが、光源はLEDに限定されるものではなく、他の照明手段を用いてもよい。
また、光源の色は、白色に限定されるものではなく、他の色を用いてもよい。この場合、光源としてR、G、B三色のLEDを用いて、各LEDの発光量を変えることにより、種々の色を切り替えて発光できるようにしてもよい。また、光源をカラーフィルタで覆うことにより、光源から発光する光の色を切り替えるようにしてもよい。また、単色の光を発光させるのではなく、複数の色の光を発光させるようにしてもよい。
なお、上記第1及び第2の実施の形態のデジタルカメラでは、所定形状のキャッチライトを瞳に写し込むことができることから、撮影された画像からキャッチライトの領域を容易に抽出することができる。このため、画像処理によってキャッチライトの形状を他の形状に容易に変形することができる。以下、この画像処理の手順について説明する。
たとえば、ストロボ18又は照明装置210から星型の光を発光させて、被写体を撮影したとする(撮影により得られた画像は、一時的にRAM116に格納)。この場合、図15(a)に示すように、撮影された被写体の瞳には、星型のキャッチライトが写し込まれる。
画像抽出部142は、ストロボ18又は照明装置210の発光パターンに合致した光源の領域を撮影により得られた画像から抽出する。本例の場合、星型の光を発光させているので、画像抽出部142は、星型の光源(キャッチライト)の領域を撮影により得られた画像から抽出する。なお、画像抽出の技法については公知の技術を用いるものとする。たとえば、撮影により得られた画像から顔領域を抽出し、抽出した顔領域から瞳の領域を抽出し、さらに瞳の領域から星型のキャッチライトの領域を抽出する。
抽出した星型のキャッチライトの領域情報は、CPU110に出力される。CPU110は、取得した情報に基づいて画像信号処理部138に画像の加工指令を出力する。そして、画像信号処理部138は、このCPU110からの指令に従ってRAM116に格納されている画像を処理し、図15(b)に示すように、キャッチライトの形状を変形させる(同図では丸形に変形)。
ここで、変形させるキャッチライトの形状は、あらかじめ用意された形状(星、丸、渦巻き、四角、三角等)の中からユーザが選択して設定するものとし、画像信号処理部138は、設定された形状にキャッチライトの形状を加工する。
このように、本実施の形態のデジタルカメラでは、所定の形状のキャッチライトを被写体の瞳に写し込むことができることから、撮影された画像の中からキャッチライトの領域を容易に抽出することができる。そして、この抽出した領域の情報を利用することにより、画像処理によって、容易にキャッチライトの形状を変形することができる。
なお、上記実施の形態では、本発明をいわゆるコンパクトタイプのデジタルカメラに適用した場合を例に説明したが、本発明の適用は、これに限定されるものではなく、撮影機能を備えた全ての機器、たとえば、カメラ付き携帯電話機やビデオカメラ等にも適用することができる。また、いわゆる銀塩カメラにも適用することができる。
また、上記実施の形態では、キャッチライト用の照明装置をカメラボディに組み込んだ場合を例に説明したが、単体で構成してもよい。たとえば、図16に示すように、点光源としてのLED302を多数二次元配列したものを照明装置300として構成し、これをカメラボディ12に着脱自在に取り付けるようにしてもよい。この場合、上記第2の実施の形態のデジタルカメラと同様にLED302のON/OFFを個別に制御することにより、照明装置300から発光させる光の形を切り替える。この他、上記第1の実施の形態と同様に所定形状の開口部を有するマスクで光源としてのLED302を覆って光源の形状を切り替えるようにしてもよい。また、キャッチライト用の光源として利用する以外に外付けのストロボとして利用するようにしてもよい。
10…デジタルカメラ、12…カメラボディ、14…撮影レンズ、16…ファインダ窓、20…シャッタボタン、22…モードスイッチ、24…電源ボタン、26…ファインダ接眼部、28…モニタ、30…ズームボタン、32…十字ボタン、34…MENU/OKボタン、36…再生ボタン、38…ファンクションボタン、40…BACKボタン、50…LED、52…マスク、52A〜52D…開口部、56…マスク駆動モータ、57…駆動ギア、58…ラック、80…マスク、80A〜80B…開口部、82…LED、110…CPU0、112…操作部、114…ROM、116…RAM、118…EEPROM、120…VRAM、122…時計/カレンダ部、124…撮影光学系、126…撮影光学系駆動部、128…撮像素子、130…タイミングジェネレータ、132…アナログ信号処理部、134…A/Dコンバータ、136…画像入力コントローラ、138…画像信号処理部、140…圧縮伸張処理部、142…画像抽出部、144…メディアコントローラ、M…メモリカード、146…電源制御部、B…バッテリ、18…ストロボ、148…エンコーダ、150…OSD部、152…AE/AWB検出部、154…AF検出部、156…ストロボ制御部、158…モータドライバ、200…デジタルカメラ、210…照明装置、212…LED、300…照明装置、302…LED
Claims (12)
- 光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替え可能な照明手段を備えたことを特徴とする撮影装置。
- 前記照明手段は、ストロボと兼用されることを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- 前記照明手段は、光源の前段に所定形状の開口部を有するマスク部材を装着して、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
- 前記照明手段は、光源が二次元配列された多数の点光源で構成され、点灯させる点光源を切り替えることにより、光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮影装置。
- 前記点光源が撮影レンズの周囲に配列されることを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
- 前記照明手段が、所定距離離れた被写体に対して撮影範囲とほぼ一致する範囲を照射する光を出射可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5に記載の撮影装置。
- 前記照明手段は、光源の色を切り替え可能であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6に記載の撮影装置。
- 撮影により得られた画像から被写体の瞳に映り込んだ前記照明手段からの光の部分を抽出する抽出手段と、
撮影により得られた画像のうち前記抽出手段で抽出された部分の形状を所定の形状に加工する画像処理手段と、
を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6又は7に記載の撮影装置。 - 光源から被写体に向けて照明光を照射する照明装置であって、
前記光源から出射する光の形状を切り替える切替手段を備えたことを特徴とする照明装置。 - 前記切替手段は、前記光源の前段に所定形状の開口部を有するマスク部材を装着して、前記光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
- 前記光源が二次元配列された多数の点光源で構成され、前記切替手段は、点灯させる点光源を切り替えることにより、前記光源から被写体に向けて出射する光の形状を切り替えることを特徴とする請求項9に記載の照明装置。
- 前記光源の色を切り替える光源色切替手段を備えたことを特徴とする請求項9、10又は11に記載の照明装置。
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