JP2003302691A - カメラの表示装置 - Google Patents

カメラの表示装置

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JP2003302691A
JP2003302691A JP2002107952A JP2002107952A JP2003302691A JP 2003302691 A JP2003302691 A JP 2003302691A JP 2002107952 A JP2002107952 A JP 2002107952A JP 2002107952 A JP2002107952 A JP 2002107952A JP 2003302691 A JP2003302691 A JP 2003302691A
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JP2002107952A
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Atsushi Maruyama
淳 丸山
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Cameras In General (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】自分撮り用の反射鏡を備えたカメラにおいて、
撮影者が警告に注意を向けやすく、また、警告内容を認
識し易い表示を行うことができるようにすること。 【解決手段】発光層17を挟んで複数の透明電極16と
複数のアルミ電極18とが直交するように配置し、これ
らの複数の電極に電圧を順次かつ選択的に印加すること
によって文字列やアイコンを表示する。また、アルミ電
極18は、自分撮りモード時において反射鏡の働きもす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、測距装置によって測定した被写体
距離が撮影可能範囲外である場合等に、LED等で警告
表示を行うカメラが提案され、また、実用化もされてい
る。しかし、通常、このようなカメラの警告表示部はカ
メラの背面に設けられていた。このため、撮影者が自分
自身を撮影する場合(以下、自分撮りモードと称す
る。)や撮影を他人に依頼するような場合に、警告表示
に気づかない、又は、警告表示の意味を認識できないこ
とがあった。
【0003】そこで、特開2001−215603号公
報では、LED等でなる警告表示部をカメラの前面に設
けることにより、被写体側からでも警告表示を視認でき
るようにする技術が開示されている。
【0004】また、上記公報には自分撮りモードで撮影
を行う場合に撮影者が構図を確認するための反射鏡が設
けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述したような自分撮
りモードで撮影を行う場合や、2ショット写真等を撮影
する場合には、カメラに構図確認用の反射鏡が設けられ
ていると便利である。また、カメラに前述したような警
告を行わせる警告機能が設けられていれば更に便利であ
る。
【0006】しかしながら、上記公報では、反射鏡以外
の部分で警告表示がなされるので、自分撮りモード時に
撮影者は反射鏡のほうに注意が向いてしまい、警告表示
に注意が向かない可能性がある。また、上記公報では警
告表示を行う場合に、LED等を点灯させることで行っ
ているが、LEDの点灯だけでは警告内容を撮影者に認
識させるのに十分ではない場合がある。
【0007】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、自分撮り用の反射鏡を備えたカメラにおいて、撮
影者が警告に注意を向けやすく、また、警告内容を認識
し易い表示を行うことができるカメラの表示装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によるカメラの表示装置は、複数の鏡面電
極パターンと、複数の透明電極パターンと、上記複数の
鏡面電極パターンと上記複数の透明電極パターンの間に
配された発光層と、を具備し、カメラのレリーズ押下げ
に応動して、上記鏡面電極パターン及び上記透明電極パ
ターンから上記発光層に電圧を印加することにより上記
発光層を発光させることを特徴とする。
【0009】即ち、本発明のカメラの表示装置は、鏡面
電極パターンと透明電極パターンとに挟まれた発光層を
レリーズ押し下げに応じて発光させることにより、表示
を行う。また、本発明によるカメラの表示装置は、鏡面
電極パターンにより反射鏡の役割も担う。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】[第1の実施の形態]図2は、本発明の第
1の実施の形態に係るカメラの表示装置を備えたカメラ
の外観構成図である。即ち、カメラ本体1の上面には、
本実施の形態に係る表示装置2、ヒンジ部3、レリーズ
釦4、ズーム釦5、モード釦6、及び液晶表示装置(L
CD)7が設けられている。
【0012】表示装置2は、前述した各種警告表示がな
される表示部である。また、この表示装置2は自分撮り
モードの際に撮影者が自身の姿や構図を確認するための
反射鏡としての役割も担う。なお、この表示装置2の詳
細については後述する。
【0013】ヒンジ部3は、表示装置2をカメラ本体1
に取り付けるための部材である。また、このヒンジ部3
により表示装置2を図2中矢印a方向に180度回動さ
せることができる。つまり、表示装置2を使用しない場
合には表示装置2を矢印a方向に180度倒しておくこ
とにより、邪魔になることがない。
【0014】レリーズ釦4は、図示しない第1レリーズ
スイッチと第2レリーズスイッチの2段階押し下げ式の
スイッチとして構成されたレリーズスイッチを操作する
ための釦であり、レリーズ釦4を半押し操作することに
より、第1レリーズスイッチがオンして、カメラに測距
や測光といった露出準備動作を開始させる。また、レリ
ーズ釦4を全押し操作することにより、第2レリーズス
イッチがオンして、カメラに露出動作を開始させる。ズ
ーム釦5は、カメラのズーミングを開始させるための釦
である。このズーム釦5の操作により、カメラのレンズ
鏡胴の繰り出し又は繰り込みといったズーム駆動を開始
させる。モード釦6は、カメラのモードを自分撮りモー
ドに、表示装置2を後述するEL表示モードに設定する
ための釦であり、モード釦6をオン操作することによ
り、カメラのモードが自分撮りモードに表示装置2の表
示モードがEL表示モードとなる。
【0015】LCD7には、撮影コマ数や日付等の撮影
に関する情報を表示する。
【0016】また、カメラ本体1の前面には、測距窓
8、ファインダ窓9、測光窓10、ストロボ窓11、レ
ンズ鏡胴12、撮影レンズ13、及びレンズ保護バリア
14が設けられている。
【0017】測距窓8の内部には図示しない測距センサ
が設けられており、測距窓8を介して測距センサに受光
した被写体の像に基づいて、被写体距離の測定を行うこ
とができる。ファインダ窓9は、自分撮りモード以外の
撮影時に、被写体を観察するための対物窓である。測光
窓10の内部には図示しない測光センサが設けられてお
り、測光窓10を介して測光センサに受光した光から被
写体輝度の測定を行うことができる。ストロボ窓11は
内部にストロボ用の発光管が設けられており、露出時に
必要に応じて発光管を発光させることにより、被写体に
補助光を照射することができる。レンズ鏡胴12の内部
には撮影レンズ13が設けられている。撮影レンズ13
は、測定された被写体距離に応じてピント合わせが行わ
れる。また、レンズ鏡胴12は、ズーム釦5の操作によ
りズーム駆動が行われる。レンズ保護バリア14は、撮
影レンズ13を保護するための部材である。また、レン
ズ保護バリア14は図示しないパワースイッチと連動し
ていて、図2中、矢印b方向に向けてレンズ保護バリア
14を開くことによりパワースイッチがオンとなり、こ
の結果、図2に示すようにレンズ鏡胴12が繰り出され
てカメラはセットアップ状態となる。このセットアップ
状態においてレリーズ釦4が操作された場合には、撮影
動作が開始する。
【0018】次に、図1を参照して上記表示装置2の構
成について説明する。なお、図1中に示された矢印C方
向が表示装置2の上面(表示面)を示す。なお、この表
示装置2は、上面が被写体方向を向くようにカメラ本体
1に取り付けられている。
【0019】表示装置2は、保護パネル15、透明電極
16、発光層17、アルミ電極18、及びベース材19
で構成されている。また、この表示装置2には電源20
が接続されている。
【0020】保護パネル15は、表示装置2内部の電極
や発光層を保護するための透明な板部材である。透明電
極16は、透明性の高いガラス等の部材上に導電性を持
つ金属酸化物半導体の薄膜を形成することにより構成さ
れた表示装置2用の電極である。発光層17は、無色透
明の電界発光(EL)素子からなり、電源20によって
電力を供給された場合に発光駆動する。アルミ電極18
は、表面に鏡面処理が施されていて、表示装置2用の電
極としての役割を担うとともに、自分撮りモード時には
前述の反射鏡の役割も担う。つまり、アルミ電極18の
間隔を電極同士が互いに影響しあわない程度に狭くする
ことにより、鏡としている。
【0021】ベース材19は、表示装置2の各電極1
6,18や発光層17、及び保護パネル15を戴置する
ための部材である。電源20は、表示装置2に電力を供
給する電源である。なお、この電源20は、カメラ自体
の電源と共用できることは勿論である。また、図1中で
は電源20は1組の電極にのみ電力を供給できるように
図示されているが、全ての電極の組に電力を供給できる
ことは言うまでもない。
【0022】本実施の形態に係る表示装置における電極
の配置は、発光層17を挟んで、透明電極16とアルミ
電極18とが直交するように電極を配列する、マトリク
ス型の電極配置である。そして、レリーズ釦4の状態に
対応させて、電源20から電極に電圧を順次かつ選択的
に印加していくことにより、印加した電極に対応した発
光層17、即ち、透明電極16とアルミ電極18との交
差部分における発光層17が発光することになる。
【0023】図3は、表示装置2の側面断面図である。
同図においても矢印C方向が表示装置2の上面を示して
いる。つまり、ベース材19の上にアルミ電極18を等
間隔に配し、その上に発光層17を設ける。発光層17
の上にはアルミ電極18と直交するように透明電極16
が配される。そして、透明電極16の上に保護パネル1
5を設けて、内部の部材を保護している。
【0024】この表示装置2を反射鏡として使用する時
には、透明な保護パネル15、透明電極16、及び発光
層17を透過した光がアルミ電極18で反射されるよう
になっている。また、表示装置として表示を行う場合に
は、透明電極16及びアルミ電極18に電圧を印加する
ことにより発光層17を発光させる。このとき、発光層
17からの光が透明電極16及び保護パネル15を透過
することにより、表示が行われる。
【0025】次に、図4を参照して、表示装置2の表示
動作について説明する。例として、被写体に撮影の開始
を告知する「CHEESE」という文字列を表示する場
合を考える。表示装置2のモードがEL表示モードのと
きに第2レリーズスイッチがオンされた場合には、文字
列「CHEESE」を表示する。この場合には、図2中
における黒部に対応する電極に順次電圧を印加して発光
層17を発光させることにより表示する。例えば、図4
の黒部(X1,Y6)を表示する場合には、透明電極1
6のX1とアルミ電極18のY6とに電源20から電圧
を印加して発光層17を発光させる。次に、同様の方法
で、黒部(X2,Y6)を発光させる。そして、他の黒
部についても順次電圧を印加していき発光層17を発光
させる。このように順次電圧を印加して発光層17を発
光させていくことにより、残像現象を利用して人間の目
には文字列「CHEESE」が表示されているように見
える。このような文字列に対応した電極に順次電圧を印
加していく制御は、カメラ内部の図示しないCPUによ
ってなされるものである。
【0026】また、この表示装置2に行う表示は文字列
の表示に限らず、アイコンなどであっても良い。その場
合の表示方法も前述したものと同様であり、表示を行う
位置に対応する電極に電圧を印加すれば良い。
【0027】なお、図では全ての文字列を一度に表示す
るようにしているが、文字を1文字ずつ表示しても良
い。また、文字の表示位置を時間毎にずらしていき、文
字が流れて表示されるように見せても良い。このように
して、表示装置2に一度に表示する文字列の数を減らす
ことにより、表示装置2自体の大きさや表示に必要な電
極の数を減らすことができる。
【0028】次に、図5を参照して前述のような構成を
有するカメラのメイン動作について説明する。なお、こ
のメイン動作のシーケンスは、カメラ内部の図示しない
CPUによって制御されるものである。まず、CPUは
レンズ保護バリア14の操作によって、カメラ内部のパ
ワースイッチがオンされたか否かを判定する(ステップ
S1)。パワースイッチがオンされていないと判定した
場合には、LCD7の表示をオフ状態にして(ステップ
S2)、カメラをスタンバイ状態とするスタンバイ処理
1を行う(ステップS3)。なお、このステップS3に
おけるスタンバイ処理1によってカメラがスタンバイ状
態となった場合には、パワースイッチの状態のみが判定
される。そして、パワースイッチがオンされたと判定さ
れた場合には、スタンバイ状態から復帰して、ステップ
S4以後の動作を開始する。
【0029】一方、上記ステップS1の判定において、
パワースイッチがオンされたと判定した場合には、レン
ズ鏡胴12を繰り出し制御してセットアップ状態にする
などのパワーオン処理を行う(ステップS4)。次に、
LCD7をオンしてLCD7上に日付や撮影コマ数等の
撮影情報を表示させる(ステップS5)。次に、カメラ
内部の図示しないストロボ回路により図示しないストロ
ボコンデンサの充電を開始して(ステップS6)、スト
ロボ装置を使用可能な状態にする。そして、図示しない
タイマの計時を開始する(ステップS7)。なお、この
タイマは、省エネルギーのために、所定時間、撮影者に
よってカメラが操作されなかった場合にカメラの動作を
停止するためのものである。
【0030】次に、CPUはレリーズ釦4の半押し操作
がなされ、第1レリーズスイッチがオンされたか否かを
判定する(ステップS8)。第1レリーズスイッチがオ
ンされたと判定した場合には、測光窓10を介して測光
センサに受光した光に基づいて被写体輝度を測定する測
光動作を行う(ステップS9)とともに、測距窓8を介
して測距センサに受光した被写体像に基づいて被写体距
離を測定する測距動作を行い、測定した被写体距離に基
づいて、撮影レンズ13のピント位置を算出して撮影レ
ンズ13のピント合わせを行う(ステップS10)。次
に、上記ステップS9で測定した被写体輝度から露光量
やストロボ発光量などを算出する露出演算を行う(ステ
ップS11)。
【0031】次に、CPUはレリーズ釦4の全押し操作
がなされ、第2レリーズスイッチがオンされたか否かを
判定し(ステップS12)、この判定結果に応じて表示
装置2に表示を行わせる。
【0032】上記ステップS12における判定におい
て、第2レリーズスイッチがオンされていないと判定し
た場合の表示処理(ステップS13)について図6を参
照して説明する。なお、このステップS13の表示処理
(EL表示1と称する。)は、各種警告表示を行う表示
処理である。
【0033】まず、CPUは、モード釦6の状態によ
り、カメラモードが自分撮りモードであるか否か、つま
り、カメラの表示モードが表示装置2を表示させるEL
表示モードであるか否かを判定する(ステップS2
2)。カメラの表示モードがEL表示モードではないと
判定した場合には、本フローチャートの処理を終了し
て、メインフローチャートに戻る。一方、カメラの表示
モードがEL表示モードであると判定した場合には、カ
メラの状態に応じた警告表示を行うことになる。
【0034】まず、CPUは、被写体が所定距離範囲外
に存在していることを警告表示するか否かを判定する
(ステップS23)。距離警告表示を行うと判定した場
合には、被写体が近距離に存在しているか否かを判定す
る(ステップS24)。被写体が近距離に存在している
と判定した場合には、被写体が近距離に存在しているこ
とを警告表示する至近警告表示、例えば、「近いですよ
!離れて!」という文字列表示を行って(ステップS2
5)、ステップS27に進む。一方、被写体が近距離に
存在していないと判定した場合には、遠距離警告表示、
例えば、「遠いですよ!近づいて!」という文字列表示
を行って(ステップS26)、ステップS27に進む。
また、上記ステップS23の判定において、距離警告表
示を行わないと判定した場合には、そのままステップS
27に進む。
【0035】次に、CPUは、ストロボコンデンサの充
電が完了していないことを警告表示するか否かを判定す
る(ステップS27)。ストロボの充電警告表示を行う
と判定した場合には、表示装置2にストロボの充電が完
了していないことを警告表示、例えば、「充電中です。
しばらくお待ちください」という文字列を表示して(ス
テップS28)、ステップS29に進む。一方、ストロ
ボの充電警告を行わないと判定した場合には、そのまま
ステップS29に進む。
【0036】角速度センサなどのぶれセンサが設けられ
ているカメラでは、CPUは、カメラにぶれが生じてい
ることを警告表示するか否かを判定する(ステップS2
9)。カメラのぶれ警告表示を行うと判定した場合に
は、表示装置2にカメラにぶれが生じていることを警告
表示、例えば、「ぶれています!しっかり持ってくださ
い」という文字列を表示した後(ステップS30)、メ
インフローチャートに戻る。一方、カメラのぶれ警告表
示を行わないと判定した場合には、そのままメインフロ
ーチャートに戻る。なお、ぶれセンサが設けられていな
いカメラでは、上記ステップS29及びステップS30
の制御は行わない。
【0037】また、前述した警告表示を同時に行う場合
には、例えば、所定時間毎に警告表示が切り替わるよう
に制御される。
【0038】次に、上記ステップS12における判定に
おいて、第2レリーズスイッチがオンされたと判定した
場合の表示処理(ステップS14)について図7を参照
して説明する。なお、このステップS14の表示処理
(EL表示2と称する。)は、撮影開始を告知するため
の表示処理である。
【0039】まず、CPUは、モード釦6の状態によ
り、カメラモードが自分撮りモードであるか否か、つま
り、カメラの表示モードが表示装置2を表示させるEL
表示モードであるか否かを判定する(ステップS3
1)。カメラの表示モードがEL表示モードではないと
判定した場合には、本フローチャートの処理を終了し
て、メインフローチャートに戻る。一方、カメラの表示
モードがEL表示モードであると判定した場合には、撮
影開始を告知するための表示、例えば、前述の文字列
「CHEESE」を表示して(ステップS32)、メイ
ンフローチャートに戻る。
【0040】ここで、再びメインフローチャートの説明
に戻る。図5の上記ステップS13におけるEL表示1
の表示処理が終了した後は、上記ステップS12に戻
る。一方、上記ステップS14におけるEL表示2の表
示処理が終了した後は、露出動作が行われ撮影した画像
をフィルムなどの記憶媒体に記録させた後(ステップS
15)、上記ステップS5に戻る。
【0041】一方、上記ステップS8の判定において、
第1レリーズスイッチがオンされていないと判定した場
合には、モード釦6がオンされているか否かを判定する
(ステップS16)。モード釦6がオンされていると判
定した場合には、カメラモードを自分撮りモードに、表
示装置の表示モードをEL表示モードに設定した後(ス
テップS17)、ステップS18に進む。なお、本実施
の形態のようにズームカメラを使用する場合に、モード
釦6がオンされていると判定した場合には、カメラのズ
ームが自動的に最広角端に繰り出されるようになってい
る。また、自分撮りモード中にズーム釦5が操作された
場合には、ズーム駆動が行われないようにするととも
に、表示装置2にそのことを警告表示するようにしても
良い。
【0042】なお、本実施の形態では、自分撮りモード
の判定をモード釦6の操作状態により判定しているが、
モード釦6の代わりにヒンジ部3を回動させて表示装置
2が立ち上がった場合には、自分撮りモードが自動的に
作動してEL表示を行うことができるようにするととも
にズームが最広角端に繰り出されるようにカメラの背面
に機械スイッチを設けておく構成にしても良いし、ヒン
ジ部3の代わりに、表示装置2をカメラ上方向に引き出
すことで、表示装置2が図2のような状態となるような
構成にしておき、表示装置2がカメラ上方に引き出され
た場合に、EL表示モードとなるように機械スイッチを
構成しても良い。更には、カメラの各種モード設定が行
えるようなメニューを設けて、そのメニューの中でEL
表示モードが選択された場合に、表示装置2の表示が行
われるようにしても良い。
【0043】一方、上記ステップS17の判定において
モード釦6がオンされていないと判定した場合には、そ
のままステップS18に進む。次に、CPUは、パワー
スイッチがオンされているか否かを判定する(ステップ
S18)。パワースイッチがオンされていないと判定し
た場合には上記ステップS2に戻る。一方、パワースイ
ッチがオンされていると判定した場合には、上記ステッ
プS7において計時を開始したタイマがオーバーフロー
したか否かを判定する(ステップS19)。なお、この
タイマの計時時間は例えば、10数秒程度とする。タイ
マがオーバーフローしていないと判定した場合には、上
記ステップS8に戻る。
【0044】一方、上記ステップS19の判定におい
て、タイマがオーバーフローしたと判定した場合には、
LCD7の表示をオフした後(ステップS20)、カメ
ラをスタンバイ状態とするスタンバイ処理2を行う(ス
テップS21)。なお、このステップS21におけるス
タンバイ状態からは、パワースイッチの他に、レリーズ
釦4、ズーム釦5、モード釦6、等の操作によっても復
帰することができ、これらの釦が操作された場合には、
上記ステップS5に戻るようになっている。
【0045】以上説明したように、本第1の実施の形態
によれば、自分自身を撮影する自分撮りモード時に構図
を確認するための反射鏡に文字列やアイコンなどで警告
表示を行う。
【0046】これにより、撮影者は反射鏡により構図等
を確認しながら警告表示も見ることができる。また、警
告内容を文字列やアイコンなどで表示するので、撮影者
は警告内容を簡単に認識できる。
【0047】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を図8を参照して説明する。本実施の形態
は上記第1の実施の形態における表示装置2を図8に示
すように湾曲させたものである。これにより、反射鏡と
して表示装置2を使用する場合に、撮影画面の広い領域
を表示装置2上に写し出すことができるので、表示装置
2に写し出されるシーンとカメラによって撮影されるシ
ーンとを一致させることができる。なお、この他の構成
や、表示装置2の動作については上記第1の実施の形態
と同様である。
【0048】以上実施の形態に基づいて本発明を説明し
たが、本発明は前述した実施の形態に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可
能なことは勿論である。
【0049】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
自分撮り用の反射鏡を備えたカメラにおいて、撮影者が
警告に注意を向けやすく、また、警告内容を認識し易い
表示を行うことができるカメラの表示装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施に形態に係る表示装置の構
成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るカメラの表示
装置を備えたカメラの外観構成図である。
【図3】本発明の第1の実施に形態に係るカメラの表示
装置の側面断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るカメラの表示
装置における表示動作についての説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るカメラの表示
装置を備えたカメラのメイン動作手順を示すフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係るカメラの表示
装置における警告表示処理の手順を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係るカメラの表示
装置における撮影開始告知表示処理の手順を示すフロー
チャートである。
【図8】本発明の第2の実施に形態に係るカメラの表示
装置の側面断面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 表示装置 3 ヒンジ部 4 レリーズ釦 5 ズーム釦 6 モード釦 7 液晶表示装置 8 測距窓 9 ファインダ窓 10 測光窓 11 ストロボ窓 12 レンズ鏡胴 13 撮影レンズ 14 レンズ保護バリア 15 保護パネル 16 透明電極 17 発光層 18 アルミ電極 19 ベース材 20 電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H054 BB11 BB14 2H100 BB06 2H101 BB01 2H102 AA01 AA31 AA36 AA56 AA71 AB08 AB13 AB15 BA01 BA03 BB02 BB06 BB22 BB23 BB26 CA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鏡面電極パターンと、 複数の透明電極パターンと、 上記複数の鏡面電極パターンと上記複数の透明電極パタ
    ーンの間に配された発光層と、 を具備し、 カメラのレリーズ押下げに応動して、上記鏡面電極パタ
    ーン及び上記透明電極パターンから上記発光層に電圧を
    印加することにより上記発光層を発光させることを特徴
    とするカメラの表示装置。
  2. 【請求項2】 上記発光層に順次かつ選択的に電圧を印
    加して文字やアイコンを表示することを特徴とする請求
    項1に記載のカメラの表示装置。
  3. 【請求項3】 上記文字やアイコンは、警告を行うもの
    であることを特徴とする請求項2に記載のカメラの表示
    装置。
  4. 【請求項4】 上記文字やアイコンは、撮影開始を告知
    するものであることを特徴とする請求項2に記載のカメ
    ラの表示装置。
  5. 【請求項5】 上記表示装置は、被写体方向に向けてカ
    メラに取り付けられていることを特徴とする請求項1に
    記載のカメラの表示装置。
  6. 【請求項6】 上記表示装置を湾曲させたことを特徴と
    する請求項1に記載のカメラの表示装置。
JP2002107952A 2002-04-10 2002-04-10 カメラの表示装置 Withdrawn JP2003302691A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009246832A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Casio Comput Co Ltd 撮像装置、撮像方法及びプログラム
JP2010136446A (ja) * 2010-02-26 2010-06-17 Olympus Imaging Corp 携帯型撮像機器

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