JP2009245423A - 情報機器およびウインドウ表示方法 - Google Patents

情報機器およびウインドウ表示方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2009245423A
JP2009245423A JP2009041941A JP2009041941A JP2009245423A JP 2009245423 A JP2009245423 A JP 2009245423A JP 2009041941 A JP2009041941 A JP 2009041941A JP 2009041941 A JP2009041941 A JP 2009041941A JP 2009245423 A JP2009245423 A JP 2009245423A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
display
quasi
maximized
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009041941A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Iizuka
恭寛 飯塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009041941A priority Critical patent/JP2009245423A/ja
Publication of JP2009245423A publication Critical patent/JP2009245423A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0481Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

【課題】表示画面上にウインドウを表示する際の視認性および操作性を向上させる。
【解決手段】ウインドウの表示位置および表示サイズを制御する制御部3と、ウインドウの表示サイズの準最大化に関する指示を受け付ける準最大化受付部5と、ウインドウを準最大化して表示するための複数の表示領域を設定する準最大化領域設定部10と、ウインドウを準最大化して表示するときに複数の表示領域のいずれの表示領域に表示するかを決定する表示領域決定部11とを備え、制御部3は、準最大化受付部5がウインドウの準最大化に関する指示を受け付けたときに、表示領域決定部11により決定された複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域にウインドウを拡大して表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数のウインドウを表示画面上に表示可能な情報機器および複数のウインドウを表示画面上に表示するウインドウ表示方法に関する。
近年、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)、各種プログラムを記憶させた記憶装置、キーボードやポインティングデバイス等の入力装置、画像表示装置等を備えた情報機器が広く普及し、様々な分野で一般に使用されるようになってきている。また、情報機器における処理能力の向上にともない、複数の異なるプログラムを同時に動作させることができるようになった。その結果、画像表示装置の表示画面上に開かれた複数の縮小されたウインドウ(以下、「縮小ウインドウ」と略記する)上のそれぞれに、各プログラムの演算結果を表示させることが一般的に行われるようになってきている。
そのような情報機器において、操作性を向上させるために、ユーザーがウインドウの特定領域を指定することで、縮小ウインドウを表示画面全体に最大化して表示する、あるいは、最大化されたウインドウを元のサイズのウインドウに縮小して表示する、という技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
なお、ユーザーがウインドウの特定領域を指定することは、例えば、マウス等のポインティングデバイスを用いて、そのウインドウの領域上にポインタを重ね、その状態でポインティングデバイスのボタンをクリックすることで、実現される。
また、表示画面上に複数の縮小ウインドウが表示された状態で、1つの縮小ウインドウが最大化の指示を受け付けたときに、他の縮小ウインドウをあらかじめ定められた最小化サイズに最小化し、かつ最小化により空いた領域に最大化の指示を受け付けた縮小ウインドウを拡大表示する技術も開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−198329号公報 特開2006−277648号公報
しかしながら、1つのウインドウを表示画面の全面に最大化して表示すると、最大化されたウインドウの背後に他のウインドウが隠れてしまう、あるいは新しいウインドウを開くことができない、といった操作性に関する問題が発生する。
また、近年では画像表示装置の大型化が進み、大型化された表示画面ではより多くの縮小ウインドウを表示できるため、操作性の向上を図ることができるようになった。しかしながら、1つのウインドウを拡大表示するために、他のウインドウを最小化すると、最小化されたウインドウの視認性が低下するため、操作性が損なわれるという問題が発生する。
本発明は、これらの課題に鑑みなされたものであり、表示画面上にウインドウを表示する際の視認性および操作性を向上させることができる情報機器およびウインドウ表示方法を提供することを目的とする。
本発明の情報機器は、表示画面に表示位置および表示サイズの変更が可能なウインドウを表示する情報機器であって、ウインドウの表示位置および表示サイズを制御する制御部と、ウインドウの表示サイズの準最大化に関する指示を受け付ける準最大化受付部と、ウインドウを準最大化して表示するための複数の表示領域を設定する準最大化領域設定部と、ウインドウを準最大化して表示するときに複数の表示領域のいずれの表示領域に表示するかを決定する表示領域決定部とを備えている。そして、制御部は、準最大化受付部がウインドウの準最大化に関する指示を受け付けたときに、表示領域決定部により決定された複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域にウインドウを表示する。
これにより、縮小ウインドウを所定の領域に効率よく拡大表示することができるので、表示画面上にウインドウを表示する際の視認性および操作性を向上させることができる。
また、この情報機器において、表示領域決定部は、準最大化される前の縮小ウインドウの表示位置に基づいて準最大化されるウインドウの表示領域を決定するように構成されてもよい。これにより、縮小ウインドウを所定の領域に拡大表示する際の操作性を向上させることができる。
また、この情報機器は、複数の表示領域の設定に関する指示を受け付ける領域設定受付部を備え、準最大化領域設定部は、領域設定受付部が受け付けた設定に基づいて複数の表示領域を設定するように構成されてもよい。これにより、縮小ウインドウを準最大化して拡大表示する際の表示領域を任意に設定することができるようになるので、操作性をさらに向上させることができる。
また、この情報機器において、表示領域決定部は、ウインドウ内で動作させるアプリケーションと準最大化されるウインドウの表示領域との関連付けに関する指示を受け付ける優先領域受付部を備え、優先領域受付部が受け付けた指示を優先して準最大化されるウインドウの表示領域を決定するように構成されてもよい。これにより、縮小ウインドウを準最大化して拡大表示する際の表示領域を、アプリケーションに応じて定めることができるので、操作性をさらに向上させることができる。
また、この情報機器は、ウインドウを準最大化して表示するときの表示領域の選択に関する指示を受け付ける領域選択受付部を備え、表示領域決定部は、領域選択受付部が受け付けた指示に基づいて準最大化されるウインドウの表示領域を決定するように構成されてもよい。これにより、縮小ウインドウを準最大化して拡大表示する際の表示領域を、使用者が任意に決定することができるので、操作性を向上させることができる。
また、この情報機器は、表示領域決定部により決定された複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域にウインドウを拡大して表示する第1の準最大化と、複数の表示領域のうち隣接する2つ以上の表示領域の全領域にウインドウを拡大して表示する第2の準最大化とを含む多段階の拡大処理を行うように構成されてもよい。これにより、縮小ウインドウを拡大表示する際に、第1の準最大化、第2の準最大化と、順次表示領域を拡大させることができるので、視認性および操作性をさらに向上させることができる。
また、本発明のウインドウ表示方法は、表示位置および表示サイズの変更が可能なウインドウを表示画面上に表示するウインドウ表示方法であって、ウインドウの表示サイズを準最大化作成する指示が受け付けられたときに、準最大化される前の縮小ウインドウの表示位置に基づき、あらかじめ設定された複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域にウインドウを表示する。
これにより、縮小ウインドウを所定の領域に効率よく拡大表示することができるので、表示画面上にウインドウを表示する際の視認性および操作性を向上させることができる。
また、本発明のウインドウ表示方法では、ウインドウ内で動作させるアプリケーションと準最大化されるウインドウの表示領域とに関してあらかじめ設定された関連付けに基づき準最大化されるウインドウの表示領域を決定してもよい。これにより、縮小ウインドウを準最大化して拡大表示する際の表示領域を、アプリケーションに応じて定めることができるので、操作性をさらに向上させることができる。
また、本発明のウインドウ表示方法では、複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域にウインドウを拡大して表示する第1の準最大化と、複数の表示領域のうち隣接する2つ以上の表示領域の全領域にウインドウを拡大して表示する第2の準最大化とを含む多段階の拡大処理を行ってもよい。これにより、縮小ウインドウを拡大表示する際に、第1の準最大化、第2の準最大化と、順次表示領域を拡大させることができるので、視認性および操作性をさらに向上させることができる。
本発明によれば、表示画面上にウインドウを表示する際の視認性および操作性を向上させることができる情報機器およびウインドウ表示方法を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態における情報機器について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における情報機器1の構成を示すブロック図である。図1において、情報機器1は、表示部2、制御部3、ユーザーインターフェース4、準最大化受付部5、準最大化解除受付部6、ウインドウ準最大化処理部7、ウインドウ情報格納部8を備えている。そして、表示部2は、画像を表示画面上に表示する。制御部3は、表示画面上に表示されるウインドウの表示位置および表示サイズ等を制御する。ユーザーインターフェース4は、情報機器1の使用者による操作を受け付ける。準最大化受付部5は、ユーザーインターフェース4を介して使用者から指示される指示のうち縮小ウインドウの準最大化に関する指示を受け付ける。準最大化解除受付部6は、ユーザーインターフェース4を介して使用者から指示される指示のうち準最大化されたウインドウの解除に関する指示を受け付ける。ウインドウ準最大化処理部7は、ウインドウを準最大化して表示する際の各処理を行う。ウインドウ情報格納部8は、ウインドウに関する各情報を格納する。なお、縮小ウインドウの準最大化とは、縮小ウインドウの表示領域の表示位置および表示サイズを変更する動作であって、後述する最大化ウインドウまでの拡大動作は含まないものである。準最大化については、別途、詳細に説明する。
表示部2は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)や、有機ELディスプレイ(Organic Electroluminescence Display)といった一般に用いられている画像表示装置により構成されている。そして、表示部2は、情報機器1上で動作するプログラムの演算結果を表示する。なお、表示部2は、情報機器1に組み込まれていてもよいし、情報機器1の外部に設けられた画像表示装置を表示部2として用いる構成であってもよい。
ユーザーインターフェース4は、例えば、マウス等のポインティングデバイスやキーボードといった一般に用いられている情報入力装置により構成される。そして、ユーザーインターフェース4は、使用者による情報機器1への指示入力および情報入力等を媒介する。なお、ユーザーインターフェース4は、一般に用いられているタッチパネルを、表示部2と一体化させて用いる構成であってもよい。
ウインドウ情報格納部8は、位置情報部13、サイズ情報部14、戻り値情報部15を有する。位置情報部13は、ウインドウが表示部2に表示されているときに、ウインドウの表示位置に関する情報が格納される。サイズ情報部14は、ウインドウが表示部2に表示されているときに、ウインドウの表示サイズに関する情報が格納される。戻り値情報部15は、元のウインドウの表示位置および表示サイズに関する情報を格納する。その結果、準最大化に関する指示によりウインドウの表示位置および表示サイズの変更がなされたとき、その後の準最大化の解除に関する指示に対して速やかに対応できる。したがって、元の表示位置および元の表示サイズにウインドウを速やかに縮小することができる。
ウインドウ準最大化処理部7は、ウインドウ位置判定部9、準最大化領域設定部10、表示領域決定部11、ウインドウサイズ変更部12を有する。ウインドウ位置判定部9は、位置情報部13に格納されている情報から縮小ウインドウの表示位置を判定する。準最大化領域設定部10は、ウインドウを準最大化して表示するときの表示領域に関する情報が格納されている。表示領域決定部11は、ウインドウを準最大化して表示するときの表示領域を決定する。ウインドウサイズ変更部12は、ウインドウの表示位置および表示サイズに関する情報を変更する。
そして、情報機器1は、まず、準最大化受付部5において準最大化に関する指示を受け付ける。次に、表示領域決定部11が、ウインドウ位置判定部9および準最大化領域設定部10からの情報に基づき縮小ウインドウを準最大化するときの表示領域を決定する。また、ウインドウサイズ変更部12は、表示領域決定部11において決定された表示領域の全領域にウインドウが拡大されるように、ウインドウの表示位置および表示サイズに関する情報を変更する。そして、制御部3は、ウインドウサイズ変更部12から送られてくる情報に基づき、表示領域決定部11において決定された表示領域の全領域にウインドウを拡大して表示する。すなわち、制御部3は、準最大化されたサイズでウインドウを表示部2に表示させる。
また、準最大化解除受付部6において、準最大化の解除に関する指示が受け付けられたときには、ウインドウサイズ変更部12は、戻り値情報部15に格納されたウインドウの元情報を読み出す。そして、制御部3は、ウインドウサイズ変更部12において読み出された元情報に基づき、元の表示位置および元の表示サイズにウインドウを縮小する。
なお、ウインドウ情報格納部8には、準最大化されたウインドウの表示位置および表示サイズに関する情報を格納する構成としてもよい。これにより、制御部3は、準最大化されたウインドウが表示部2の全面に最大化表示されたときに、速やかに元の表示位置および元の表示サイズでウインドウを準最大化表示することができる。その理由は、最大化されたウインドウを元の準最大化サイズに戻す指示に対し、制御部3は、ウインドウ情報格納部8に格納された情報に基づいて動作するからである。
なお、ここに示した各ブロックは、それぞれが電子回路により構成されてもよい。あるいは、各ブロックは、電子回路と同様の動作をするように作成されたプログラムをマイクロコンピュータ上で動作させる構成であってもよい。
次に、本実施の形態におけるウインドウの表示形態の一例について説明する。
図2は、本発明の実施の形態1に示す情報機器1における縮小ウインドウ16の表示形態の一例を示す図である。また、図3は、本発明の実施の形態1に示す情報機器1におけるウインドウの表示形態の変化の一例を示す図である。なお、ここでは、縮小ウインドウ16と区別するために、準最大化されたウインドウを「準最大化ウインドウ」と呼称し、最大化されたウインドウを「最大化ウインドウ」と呼称する。そして、図3(a)には縮小ウインドウ16の表示形態の一例を示し、図3(b)には準最大化ウインドウ19の表示形態の一例を示し、図3(c)には最大化ウインドウ20の表示形態を示す。
図2に示すように、縮小ウインドウ16は、アプリケーションの演算結果を表示するために、表示部2の表示領域の一部の領域に開かれたウインドウである。そして、縮小ウインドウ16には、アプリケーションの演算結果を表示する領域の上部にタイトル表示領域17が設けられている。タイトル表示領域17には、準最大化ボタン18、準最大化解除ボタン21が表示されている。なお、タイトル表示領域17、および準最大化ボタン18、準最大化解除ボタン21は、準最大化ウインドウ19、最大化ウインドウ20にも同様に表示される。また、図2に示すように、表示部2は、第1の準最大化領域24と、第2の準最大化領域25の2つの領域に分割されている。第1の準最大化領域24は、表示部2の左半分に示す領域である。また、第2の準最大化領域25は、表示部2の右半分に示す領域である。なお、縮小ウインドウ16、準最大化ウインドウ19および最大化ウインドウ20それぞれには、表示情報全てを表示できない場合、縦および/または横にスクロールするスクロールバーも備えているが、図面が煩雑になるため、以下述べる他の図面も含めスクロールバーは割愛している。
次に、表示形態の変化の具体例について述べる。図3(a)に示すように表示部2に縮小ウインドウ16が表示されているときに、ユーザーインターフェース4を介して、例えば、ポインティングデバイスにおけるクリック動作等により、準最大化ボタン18が押下された場合を想定する。すると、縮小ウインドウ16は、第1の準最大化領域24、第2の準最大化領域25のいずれかの領域の全領域に拡大表示される。すなわち、縮小ウインドウ16は、準最大化されて、準最大化ウインドウ19となる。図3(b)に示す例では、この準最大化される領域を、第1の準最大化領域24とした場合を示している。なお、縮小ウインドウ16が準最大化される際に、どの領域に拡大表示されるかは、縮小ウインドウ16の表示位置に基づき決定される。
次に、準最大化ウインドウ19が表示されているときに、ユーザーインターフェース4を介して準最大化解除ボタン21が押下された場合を想定する。すると、準最大化ウインドウ19は、図3(a)に示す元の縮小ウインドウ16に縮小される。
また、準最大化ウインドウ19が表示されているときに、ユーザーインターフェース4を介して再度準最大化ボタン18が押下された場合を想定する。すると、準最大化ウインドウ19は、図3(c)に示すように、表示部2の表示画面全体に拡大表示される。すなわち、準最大化ウインドウ19は、最大化されて、最大化ウインドウ20となる。
そして、最大化ウインドウ20が表示されているときに、ユーザーインターフェース4を介して準最大化解除ボタン21が押下された場合を想定する。すると、最大化ウインドウ20は、図3(b)に示す元の準最大化ウインドウ19に縮小される。
なお、縮小ウインドウ16のウインドウサイズは、場合によっては準最大化ウインドウのウインドウサイズよりも大きい場合も考えられる。例えば、縮小ウインドウ16が表示部2のほぼ全体を占める程度に表示されているような場合である。この場合、縮小ウインドウのサイズが準最大化ウインドウのサイズよりも見かけ上小さくなる。すなわち、縮小ウインドウを準最大化すると、ウインドウサイズが準最大化ウインドウのウインドウサイズよりも小さくなるケースも想定される。しかし、本実施の形態においては、このような関係も含め、それぞれのウインドウを「縮小ウインドウ」、「準最大化ウインドウ」、「最大化ウインドウ」と呼称する。
なお、図2、図3(a)では、表示部2の中央付近に破線で境界線を示しているが、この境界線は第1の準最大化領域24と第2の準最大化領域25との境界をわかり易く表すために便宜上示したものに過ぎず、表示部2に実際に表示されるものではない。
また、図3(c)において、準最大化ボタン18および準最大化解除ボタン21の双方を表示している。しかし、ウインドウが最大化された場合は、準最大化ボタン18を表示しない仕様としてもよい。最大化されたウインドウから準最大化の動作を規定しなくてもよいからである。同様に縮小ウインドウ16において準最大化解除ボタン21も表示しない仕様としてもよい。
次に、本実施の形態におけるウインドウの表示形態を切り換えるときの動作について、フローチャートを用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態1に示す情報機器1における準最大化ボタン18が押下されたときの動作を示すフローチャートである。また、図5は、本発明の実施の形態1に示す情報機器1における準最大化解除ボタン21が押下されたときの動作を示すフローチャートである。
まず、図4を用いて、準最大化ボタン18が押下されたときの動作を説明する。ウインドウが表示された状態で、使用者によりユーザーインターフェース4を介して準最大化ボタン18が押下された場合を想定する。すなわち、準最大化に関する指示がなされると、準最大化受付部5において、この準最大化ボタン18が押下された動作が「準最大化すなわち指示」として受け付けられる(ステップS1)。この準最大化の指示の方法としては、例えば、ユーザーインターフェース4として備えられたポインティングデバイスにより、ポインティングデバイスのクリックボタンをクリックする、といった方法を挙げることができる。なお、ポインティングデバイスのクリックボタンをクリックする前に、表示部2の表示画面上でポインタを準最大化ボタン18上に移動させる必要がある。しかし、本発明は何らこの方法に限定されるものではなく、それ以外の方法、例えば、ユーザーインターフェース4として備えられたキーボードのファンクションキーに準最大化に関する指示を割り当てる、といった方法でもよい。
続いて、「準最大化に関する指示」が準最大化受付部5で受け付けられたことを示す信号が準最大化受付部5からウインドウサイズ変更部12に送られる。
これにより、ウインドウ情報格納部8は、位置情報部13に格納されている表示ウインドウの位置情報をウインドウ位置判定部9に送信する(ステップS2)。なお、縮小ウインドウ16が表示されている場合は、縮小ウインドウ16の位置情報を送信する。あわせて、戻り値情報部15には、表示ウインドウの表示位置に関する情報および表示サイズに関する情報が格納される。
続いて、ウインドウ位置判定部9において、ウインドウ情報格納部8から送信されてくる表示ウインドウの位置情報から、表示ウインドウの、表示部2の表示画面上における表示位置が判定される(ステップS3)。
そして、表示ウインドウが準最大化されたウインドウでなければ、すなわち表示ウインドウが縮小ウインドウ16であれば(ステップS4のNO)、表示領域決定部11において準最大化ウインドウ19の表示領域が決定される。なお、準最大化ウインドウ19の表示領域は、ウインドウ位置判定部9における判定結果および準最大化領域設定部10における準最大化領域に関する情報に基づき決定される。そして、ウインドウサイズ変更部12において表示ウインドウの準最大化に関する情報変更がなされる。そして、制御部3は、ウインドウサイズ変更部12から送信される情報に基づき、表示ウインドウを準最大化する(ステップS5)。
例えば、ウインドウ位置判定部9において縮小ウインドウ16の重心が第1の準最大化領域24に含まれていると判定されたときには、表示領域決定部11は、縮小ウインドウ16を第1の準最大化領域24に準最大化することを決定する。そして、ウインドウサイズ変更部12は、表示ウインドウが第1の準最大化領域24の全領域に拡大されるように情報の変更を行う。なお、縮小ウインドウ16は、平面図形であって、本実施の形態においては、四角形を例として挙げている。しかし、四角形に限るものではなく、多角形、あるいは、楕円形状等、任意の平面形状としても、本発明を適用できる。ここで重心とは、縮小ウインドウ16を平面図形とみなして、その平面図形における重心として、一般的に定義される点であり、本実施の形態における四角形の場合であれば、当該四角形の対角線の交点、多角形では、全頂点の各座標の値の算術平均をその座標の値として持つ点、すなわちウインドウにおける表示画面の表示重心である。
なお、ステップS5において、あわせて、準最大化されたウインドウの表示位置に関する情報および表示サイズに関する情報がウインドウ情報格納部8に格納される。
また、表示ウインドウがすでに準最大化されたウインドウであれば、すなわち表示ウインドウが準最大化ウインドウ19であれば(ステップS4のYES)、ウインドウサイズ変更部12において表示ウインドウの最大化に関する情報変更がなされる。そして、制御部3は、ウインドウサイズ変更部12から送信される情報に基づき、表示ウインドウを最大化する(ステップS6)。このとき、準最大化ウインドウ19がいずれの領域で準最大化されていたかという領域情報もウインドウ情報格納部8に格納される。後述するように、最大化ウインドウ20が準最大化ウインドウ19に戻る際に、いずれの領域にウインドウを表示するかを記憶しておくためである。
なお、ステップS4における判定は、ウインドウサイズ変更部12において行うものとする。ウインドウサイズ変更部12では、現在表示されているウインドウのサイズに関する情報が管理されるため、現在表示されているウインドウが、縮小ウインドウ16か、準最大化ウインドウ19か、最大化ウインドウ20かの判定を容易に行うことができるためである。
本実施の形態では、このようなフローチャートに基づき情報機器1を動作させることで、縮小ウインドウ16の準最大化、および準最大化ウインドウ19の最大化を行うことができる。
次に、図5を用いて、準最大化解除ボタン21が押下されたときの動作を説明する。
ウインドウが表示された状態で、使用者によりユーザーインターフェース4を介して準最大化解除ボタン21が押下され、準最大化の解除に関する指示がなされた場合を想定する。すると、準最大化解除受付部6において、この動作が「準最大化の解除に関する指示」として受け付けられる(ステップS10)。なお、準最大化解除ボタン21の押下の方法は、上述した準最大化の指示の方法と同様であるため、説明を省略する。
続いて、「準最大化の解除に関する指示」が準最大化解除受付部6で受け付けられたことを示す信号が準最大化解除受付部6からウインドウサイズ変更部12に送られる。
次に、ウインドウサイズ変更部12は、ウインドウ情報格納部8の位置情報部13およびサイズ情報部14から位置情報およびサイズ情報を読み出す。そして、現在表示されているウインドウが、最大化ウインドウ20もしくは準最大化ウインドウ19のいずれであるかを判断する(ステップS11)。
そして、表示ウインドウが最大化ウインドウ20でなければ、すなわち表示ウインドウが準最大化ウインドウ19であれば(ステップS11のNO)、戻り値情報部15に格納されている表示ウインドウの元情報が読み出される。そして、表示ウインドウの元情報がウインドウサイズ変更部12に送信される。その結果、ウインドウサイズ変更部12において表示ウインドウの縮小化に関する情報変更がなされる。そして、制御部3は、ウインドウサイズ変更部12から送信される情報に基づき、表示ウインドウを元の表示位置および元の表示サイズの縮小ウインドウ16に縮小して表示部2に表示させる(ステップS12)。
また、表示ウインドウが最大化ウインドウ20であれば(ステップS11のYES)、ウインドウ準最大化処理部7は、ウインドウ情報格納部8からウインドウを準最大化する際の領域情報を取得する。ウインドウサイズ変更部12において表示ウインドウの準最大化に関する情報変更がなされる。そして、制御部3は、ウインドウサイズ変更部12から送信される情報に基づき、表示ウインドウを元の表示位置および元の表示サイズの準最大化ウインドウ19に縮小して、表示部2に表示させる(ステップS13)。
なお、ステップS4における判定で説明したのと同様の理由により、ステップS11における判定は、ウインドウサイズ変更部12において行う。
本実施の形態では、このようなフローチャートに基づき情報機器1を動作させることで、最大化ウインドウ20を元の準最大化ウインドウ19に戻す動作または準最大化ウインドウ19を元の縮小ウインドウ16に戻す動作を行うことができる。
なお、図示はしていないが、縮小ウインドウ16が表示された状態で準最大化解除ボタン21が押下されたときには、タイトル表示領域17だけが表示される最小化を行う構成としてもよい。
続いて、縮小ウインドウ16を準最大化するときの表示領域の決定方法について説明する。
図6は、本発明の実施の形態1に示す情報機器1における縮小ウインドウ16を準最大化するときの表示領域の決定方法の一例を説明する概略図である。
本実施の形態では、縮小ウインドウ16の表示位置に基づき、準最大化されるウインドウの表示領域を決定する。具体的には、まず、ウインドウ位置判定部9において、縮小ウインドウ16の重心Gの位置を算出する。重心Gの位置の算出には、本実施の形態の場合、縮小ウインドウ16が、4角形であることに着目すればよい。すなわち、縮小ウインドウ16の重心Gの位置の算出には、縮小ウインドウ16の外周を形成する4隅の座標を加算平均するといった方法を用いることができる。そして、表示領域決定部11において、その重心Gが第1の準最大化領域24と第2の準最大化領域25とのいずれの領域に含まれるかを判定し、重心Gが含まれる方の領域を、準最大化されるウインドウの表示領域とする。
図7は、本発明の実施の形態1に示す情報機器1における縮小ウインドウ16を準最大化するときの動作の一例を説明する概略図である。例えば、図7(a)に示すように、縮小ウインドウ16の重心Gが第1の準最大化領域24に含まれる場合には、縮小ウインドウ16が第1の準最大化領域24の全領域に拡大表示して準最大化される。また、図7(b)に示すように、縮小ウインドウ16の重心Gが第2の準最大化領域25に含まれる場合には、縮小ウインドウ16が第2の準最大化領域25の全領域に拡大表示して準最大化される。
なお、図7では、縮小ウインドウ16の重心に基づき縮小ウインドウ16を準最大化するときの表示領域を決定する構成を説明した。しかし、本発明は何らこの構成に限定されるものではない。図8は、本発明の実施の形態1に示す情報機器1における縮小ウインドウ16を準最大化するときの表示領域の決定方法の他の一例を説明する概略図である。例えば、図8に示すように、縮小ウインドウ16の表示領域のうち、第1の準最大化領域24に含まれる面積と、第2の準最大化領域25に含まれる面積とを比較し、より大きい面積が含まれる方の領域に縮小ウインドウ16を準最大化する構成としてもよい。また、図示はしないが、縮小ウインドウ16を構成する4辺のうち、第1の準最大化領域24に含まれる辺の長さの合計と、第2の準最大化領域25に含まれる辺の長さの合計とを比較し、より合計の長い辺が含まれる方の領域に縮小ウインドウ16を準最大化する構成としてもよい。
図9は、本発明の実施の形態1に示す情報機器1における準最大化する領域の設定に関する一例を示す図である。なお、本実施の形態では、図9(a)に示すように、準最大化する領域を2つとし、表示部2の表示画面を左右均等な2つの領域に分割する構成を説明した。しかし、本発明は何らこの構成に限定されるものではない。例えば、図9(b)に示すように、表示部2の表示画面を上下に均等な2つの領域に分割する構成としてもよい。あるいは、図9(c)に示すように準最大化する領域を4つにし、表示画面を上下左右に均等な4つの領域に分割する構成としてもよい。あるいは、図9(d)、図9(e)に示すように、各領域が互いに非対称となるように領域を設定する構成としてもよい。あるいは、図9(f)に示すように、表示画面を上下左右にそれぞれ3分割した9つの領域に分割する構成としてもよい。また、さらに、表示画面をそれ以上の領域に分割する構成としてもよい。
上記したように、準最大化する領域の設定およびその組み合わせは、例えば情報機器1があらかじめ記憶しておき、ユーザーが設定の組み合わせのうちから、適宜選択するようにしてもよく、または、あらかじめユーザーが設定するようにしてもよい。このようにすることにより、ユーザーの利便性が増すものである。本実施の形態では、このような設定の一例として、図9に示すような領域に分割する構成例を示した。
以上、説明したように、本実施の形態によれば、縮小ウインドウ16を準最大化に関する指示が準最大化受付部5で受け付けられたときに、縮小ウインドウ16の表示位置に基づき、あらかじめ設定された複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域に縮小ウインドウ16を準最大化して表示している。したがって、複数の異なるプログラムを同時に動作させ、各プログラムの演算結果を画像表示装置の表示画面上に開かれた複数の縮小ウインドウのそれぞれに表示させる情報機器において、表示画面上にウインドウを表示する際の視認性および操作性を向上させることが可能となる。
また、近年急速に普及している表示領域のアスペクト比が16:9のワイド画面では、表示画面を左右均等な2つの領域に分けて準最大化する領域としたときに、準最大化されるウインドウのアスペクト比が8:9となり、正方形に近いアスペクト比でウインドウ表示することができるので、本実施の形態における画像表示方法において、特に有効な効果を得ることができる。
なお、表示領域のアスペクト比が16:9のワイド画面を縦置きにしたときには、表示画面を上下均等な2つの領域に分ける構成とすれば、同様の効果を得ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、準最大化受付部5において準最大化に関する指示が受け付けられたときに、準最大化が1回だけ行われる構成を説明した。すなわち、準最大化に関する指示が受け付けられたときに、縮小ウインドウ16は準最大化ウインドウ19に拡大される。また、準最大化ウインドウ19は最大化ウインドウ20に拡大される。一方、実施の形態2では、異なるサイズの複数の準最大化ウインドウを設定し、第1の準最大化、第2の準最大化、・・・というように、2段階以上の準最大化処理が行われるような構成について説明する。このような構成とすることで、情報機器1における操作性および視認性を、さらに向上させることができる。
図10は、本発明の実施の形態2における縮小ウインドウ16を多段階で準最大化するときの動作の一例を説明する概略図である。なお、本実施の形態では、表示部2は、図10に示すように4つの領域に分割する。具体的には、第1の準最大化領域24aと、第2の準最大化領域25aと、第3の準最大化領域24bと、第4の準最大化領域25bとに分割される。第1の準最大化領域24aは、表示部2の左上に示す領域である。第2の準最大化領域25aは、表示部2の右上に示す領域である。第3の準最大化領域24bは、表示部2の左下に示す領域である。第4の準最大化領域25bは、表示部2の右下に示す領域である。
本実施の形態においては、例えば、図10(a)に示すように、重心が第2の準最大化領域25aに含まれる縮小ウインドウ16において準最大化ボタン18が押下されると、表示ウインドウが第2の準最大化領域25aの全領域に拡大される「第1の準最大化」が行われる。その結果、縮小ウインドウ16は第1の準最大化ウインドウ19aとなる。あるいは、図10(b)に示すように、重心が第3の準最大化領域24bに含まれる縮小ウインドウ16において準最大化ボタン18が押下されると、縮小ウインドウ16は「第1の準最大化」が行われる。そして、縮小ウインドウ16は、第3の準最大化領域24bの全領域に拡大される。その結果、縮小ウインドウ16は、第1の準最大化ウインドウ19aとなる。
そして、第1の準最大化ウインドウ19aにおいて準最大化ボタン18が押下された場合を想定する。すると、第1の準最大化ウインドウ19aは、例えば、図10(a)に示す例では、第2の準最大化領域25aに隣接した第4の準最大化領域25bの全面にまで拡大される「第2の準最大化」が行われる。その結果、第1の準最大化ウインドウ19aは、第2の準最大化ウインドウ19bとなる。また、図10(b)に示す例では、第3の準最大化領域24bに隣接した第4の準最大化領域25bの全面にまで拡大される「第2の準最大化」が行われる。その結果、第1の準最大化ウインドウ19aは、第2の準最大化ウインドウ19bとなる。
以上のように、本実施の形態によれば、複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域にウインドウを拡大して表示する「第1の準最大化」と、複数の表示領域のうち隣接する2つ以上の表示領域の全領域にウインドウを拡大して表示する「第2の準最大化」とを含む多段階の準最大化を行う構成としている。したがって、使用者は、準最大化ボタン18を押下するという簡単な動作で順次表示領域を拡大させることができるので、情報機器1における視認性および操作性をさらに向上させることができる。
なお、図示はしていないが、表示部2を4つの領域に分割する図10に示した構成では、第2の準最大化ウインドウ19bにおいて準最大化ボタン18が押下されることで、表示ウインドウは最大化される。また、表示部2を9つの領域に分割する構成、あるいは16の領域に分割する構成等では、「第3の準最大化」、「第4の準最大化」というように、より多段階に準最大化する構成とすることができる。
また、近年では表示装置の大画面化が急速に進んでおり、そのような大画面化された表示装置を表示部2に用いた情報機器1において、表示画面を9つあるいは16といった多数の領域に分割するとともに本実施の形態に示した多段階に準最大化する構成を用いることで、特に有効な効果を得ることができる。
(実施の形態3)
実施の形態1では、あらかじめ準最大化領域設定部10に蓄積された準最大化領域に関する情報を用いて準最大化を行う構成を説明した。一方、実施の形態3では、使用者が任意に準最大化領域を設定できる構成について説明する。このような構成とすることで、情報機器における操作性をさらに向上させることができる。
図11は、本発明の実施の形態3における情報機器30の構成を示すブロック図である。なお、図11に示す情報機器30が、図1に示した情報機器1と異なる点は、領域設定受付部22を備えた構成とした点である。領域設定受付部22以外の構成および動作は図1と同様であるので、図1と同様の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図11に示すように、領域設定受付部22は、ユーザーインターフェース4を介して使用者から指示される指示のうち準最大化ウインドウの表示領域の設定に関する指示を受け付ける。領域設定受付部22において受け付けられた指示は準最大化領域設定部10に送信される。そして、準最大化領域設定部10では、領域設定受付部22から送信される情報に基づき準最大化ウインドウの表示領域の設定が行われる。なお、領域設定受付部22において受け付けられた指示は、新たな指示が受け付けられるまで領域設定受付部22内に記憶される。
このように、本実施の形態では、使用者が任意に準最大化ウインドウの表示領域を設定することができるので、情報機器30における操作性をさらに向上させることができる。
(実施の形態4)
実施の形態1では、縮小ウインドウの表示位置に基づき、ウインドウを準最大化するときの領域を決定する構成を説明した。一方、実施の形態4では、縮小ウインドウをどの領域に準最大化するかを、使用者が任意に決定できる構成について説明する。このような構成とすることで、情報機器における操作性をさらに向上させることができる。
図12は、本発明の実施の形態4における縮小ウインドウの表示形態の一例を示す図である。なお、本実施の形態では、表示部2は、図2と同様に2つの領域に分割されている。具体的には、図12に示すように、第1の準最大化領域24と、第2の準最大化領域25とに分割されている。第1の準最大化領域24は、表示部2の左半分に示す領域である。第2の準最大化領域25は、表示部2の右半分に示す領域である。
図12に示す縮小ウインドウ16の表示形態が実施の形態1に示した縮小ウインドウ16の表示形態と異なる点は、準最大化用の領域にあわせて、準最大化ボタン18を右ボタン18Rと左ボタン18Lとに分けて表示した点である。そして、図12に示すように、右ボタン18Rが押下されたときには、縮小ウインドウ16は、右ボタン18Rに対応する領域として定義付けられた第2の準最大化領域25の全領域に、拡大されて準最大化される。また、縮小ウインドウ16は、左ボタン18Lが押下されたときには、縮小ウインドウ16は左ボタン18Lに対応する領域として定義付けられた第1の準最大化領域24の全領域に、拡大されて準最大化される。
図13は、本発明の実施の形態4における縮小ウインドウ16の表示形態の他の一例を示す図である。例えば、表示部2が、図10と同様に4つの領域に分割されている場合について、具体例を説明する。具体的には、図13に示すように、4つの領域は、第1の準最大化領域24aと、第2の準最大化領域25aと、第3の準最大化領域24bと、第4の準最大化領域25bとである。第1の準最大化領域24aは、表示部2の左上に示す領域である。第2の準最大化領域25aは、表示部2の右上に示す領域である。第3の準最大化領域24bは、表示部2の左下に示す領域である。第4の準最大化領域25bは、表示部2の右下に示す領域である。この場合、準最大化ボタン18は右上ボタン18RUと右下ボタン18RDと左上ボタン18LUと左下ボタン18LDとに分けて表示する。
そして、図13に示すように、右上ボタン18RUが押下されたときには、縮小ウインドウ16は、右上ボタン18RUに対応する領域として定義付けられた第2の準最大化領域25aの全領域に、拡大されて準最大化される。そして、左下ボタン18LDが押下されたときには、縮小ウインドウ16は左下ボタン18LDに対応する領域として定義付けられた第3の準最大化領域24bの全領域に、拡大されて準最大化される。
また、図示はしないが、右下ボタン18RDが押下されたときには、縮小ウインドウ16は右下ボタン18RDに対応する領域として定義付けられた第4の準最大化領域25bの全領域に、拡大されて準最大化される。そして、同様に図示はしないが、左上ボタン18LUが押下されたときには、縮小ウインドウ16は左上ボタン18LUに対応する領域として定義付けられた第1の準最大化領域24aの全領域に、拡大されて準最大化される。
図14は、本発明の実施の形態4における情報機器31の構成を示すブロック図である。なお、図14に示す情報機器31が図1に示した情報機器1と異なる点は、準最大化受付部5が領域選択受付部5aを備えた構成とした点である。領域選択受付部5a以外の構成および動作は図1と同様であるので、図1と同様の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図14に示すように、領域選択受付部5aは、ユーザーインターフェース4を介して使用者から指示される指示のうち準最大化ウインドウ19の表示領域の選択に関する指示を受け付ける。領域選択受付部5aにおいて受け付けられた指示は表示領域決定部11に送信される。そして、表示領域決定部11では、領域選択受付部5aから送信される情報に基づき準最大化ウインドウ19の表示領域を決定する。なお、領域選択受付部5aにおいて受け付けられた指示は、新たな指示が受け付けられるまで領域選択受付部5a内に記憶されるものとする。
このように、本実施の形態では、使用者が任意に準最大化ウインドウ19の表示領域を選択することができるので、情報機器31における操作性をさらに向上させることができる。
図15は、本発明の実施の形態4における縮小ウインドウ16の表示形態のさらに他の一例を示す図である。図15には、縮小ウインドウ16だけを示している。なお、図12、図13では、各ボタンが隣接して配置された例を説明したが、本発明はこの構成に限定されるものではない。
例えば、表示部2の表示画面が2つの領域に分割された構成では、図15(a)に示すように、右ボタン18Rと左ボタン18Lとが互いに離間した位置に配置された状態で表示されてもよい。また、表示部2の表示画面が4つの領域に分割された構成では、図15(b)に示すように、隣接して配置された右上ボタン18RUおよび右下ボタン18RDと、隣接して配置された左上ボタン18LUおよび左下ボタン18LDとが互いに離間した位置に配置された状態で表示されてもよい。あるいは、図15(c)に示すように、右上ボタン18RUと右下ボタン18RDと左上ボタン18LUと左下ボタン18LDとが互いに離間した位置に配置された状態で表示されてもよい。
なお、準最大化のための表示領域が上記した実施例以外の数や形態で設けられる場合には、その領域の分割数や形態に応じた数および配置位置で表示領域選択用の準最大化ボタン18を設ければよい。
なお、本実施の形態では準最大化ウインドウ19の表示領域を指示する手段としてウインドウ上部に表示された各ボタンを押下する方法を示した。しかし、例えば、ユーザーインターフェース4として備えられたキーボードのファンクションキー等に各ボタンに相当する指示内容を割り当てる、といった方法を用いてもかまわない。
(実施の形態5)
実施の形態1では、ウインドウ内で動作させているアプリケーションとウインドウを準最大化するときの領域との関係については割愛した。一方、実施の形態5では、縮小ウインドウ16をどの領域に準最大化するかを、アプリケーションに関連付けて決定する構成について説明する。このような構成とすることにより、特定のアプリケーションが動作している縮小ウインドウ16に関しては、例えば、実施の形態1に示したような縮小ウインドウ16の表示位置に基づく判断に優先して、準最大化して表示する領域を決定することができる。したがって、情報機器における視認性および操作性をさらに向上させることができる。
図16は、本発明の実施の形態5における情報機器32の構成を示すブロック図である。なお、図16に示す情報機器32が図1に示した情報機器1と異なる点は、優先領域受付部23を備えた構成とした点である。優先領域受付部23以外の構成および動作は図1と同様であるので、図1と同様の構成要素については同一の符号を付して、その説明を省略する。
図16に示すように、優先領域受付部23は、ユーザーインターフェース4を介して使用者から指示される指示のうち、ウインドウ内で動作させるアプリケーションと準最大化されるウインドウの表示領域とに関してあらかじめ設定された関連付けに関する指示を受け付ける。優先領域受付部23において受け付けられた指示は表示領域決定部11に送信される。そして、表示領域決定部11では、優先領域受付部23から送信される情報およびウインドウ内で動作しているアプリケーションに関する情報(アプリケーション情報に関する経路は図示せず)に基づき、準最大化ウインドウ19の表示領域が決定される。なお、優先領域受付部23において、受け付けられた指示は、新たな指示が受け付けられるまで優先領域受付部23内に記憶されるものとする。
図17は、本発明の実施の形態5に示す情報機器32おける縮小ウインドウ16a、16bをアプリケーションに関連付けて準最大化するときの動作の一例を説明する概略図である。なお、本実施の形態では、表示部2は、図17に示すように2つの領域に分割されている。具体的には、表示部2は、第1の準最大化領域24と第2の準最大化領域25との2つの領域に分割されている。第1の準最大化領域24は、表示部2の左半分に示す領域である。第2の準最大化領域25は、表示部2の右半分に示す領域である。
また、本実施の形態では、上記したウインドウ内で動作させるアプリケーションと準最大化されるウインドウの表示領域とに関してあらかじめ設定された関連付けの例として、以下のように設定している。すなわち、文書作成用のアプリケーションは、第1の準最大化領域24に、対応付けがなされているものとする。また、図面作成用のアプリケーションは、第2の準最大化領域25に、対応付けがなされているものとする。
本実施の形態においては、図17(a)に示すように、例えば、文書作成用のアプリケーションが動作している縮小ウインドウ16aにおいて、準最大化ボタン18が押下されたときには、縮小ウインドウ16aは第1の準最大化領域24の領域において準最大化される。その結果、準最大化ウインドウ19aが表示される。また、図17(b)に示すように、図面作成用のアプリケーションが動作している縮小ウインドウ16bにおいて、準最大化ボタン18が押下されたときには、縮小ウインドウ16bは第2の準最大化領域25の領域において準最大化される。その結果、準最大化ウインドウ19aが表示される。このように本実施の形態においては、準最大化される領域は、上述したように、優先領域受付部23において受け付けられた上述の対応付けに基づく。
なお、本実施の形態では、準最大化するときに文字および図形の形状は、縮小ウインドウ16a、16bにおける文字および図形と相似形に拡大されるようにした例を示した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図形および文字の形状や大きさは縮小ウインドウ16a、16bと同じで表示領域のみ拡大する構成や、縮小ウインドウ16a、16bに表示される文字および/または図形のアスペクト比を準最大化ウインドウ19a、19bとして表示する拡大率または縮小率に応じて制御する構成等、ウインドウ中の表示領域を制御するアプリケーションに応じて変更可能なようにしてもよい。このようにすることにより、情報機器32における視認性および操作性をさらに向上させることができる。
このように、本実施の形態では、使用者が、例えば使用頻度の高い特定のアプリケーションを動作させている縮小ウインドウに関しては、その表示位置に関係なく特定の領域に準最大化させる、といった関連付けを任意にできるようになるので、情報機器32における視認性および操作性をさらに向上させることができる。
なお、準最大化領域に関する関連付けがなされていないアプリケーションについては、例えば実施の形態1に示したように、縮小ウインドウ16の表示位置に基づき準最大化する領域を決定するように構成されてもよい。
また、本実施の形態においては、図17に示したように、1つの縮小ウインドウ16a、16bを準最大化させる場合について、説明した。しかし、本発明は、1つのウインドウに限るものではない。図18は、本実施の形態に係る情報機器32における準最大化領域が関連付けされている異なるアプリケーションに基づき動作する相独立する縮小ウインドウ16a、16bを準最大化するときの他の例の動作を説明する概略図である。
すなわち、縮小ウインドウ16a、16bが2つのアプリケーションに基づく別個の縮小ウインドウとして表示され、その縮小ウインドウ16a、および縮小ウインドウ16bのうちの1つを準最大化した後、もう1つの縮小ウインドウ16a、または縮小ウインドウ16bを準最大化する過程を示した例である。なお、この他の例では、アプリケーションの関連付けによる準最大化は、位置による準最大化より優先される構成を例に挙げている。
具体的には、図18(a)に示すように、複数の縮小ウインドウ16a、16bが表示されており、それぞれのウインドウには、別々のアプリケーションが動作していることを想定している。すなわち、縮小ウインドウ16aには、文書作成用のアプリケーションが動作している。また、縮小ウインドウ16bには、図面作成用のアプリケーションが動作している。
このような表示状態で、文書作成用のアプリケーションが動作している縮小ウインドウ16aにおいて、準最大化ボタン18が押下されたときには、図18(b)に示すように、縮小ウインドウ16aは第1の準最大化領域24の領域において準最大化される。その結果、準最大化ウインドウ39が表示される。
そして、図面作成用のアプリケーションが動作している縮小ウインドウ16bにおいて、準最大化ボタン18が押下されたときには、図18(c)に示すように、縮小ウインドウ16bは第2の準最大化領域25の領域において準最大化される。その結果、準最大化ウインドウ19が表示される。
すなわち、準最大化される領域は、優先領域受付部23において受け付けられた上述の対応付けに基づき、文字作成用のアプリケーションで動作する縮小ウインドウ16aは表示部2の左半分に準最大化ウインドウ39として表示され、図面作成用のアプリケーションで動作する縮小ウインドウ16bは表示部2の右半分に準最大化ウインドウ19として表示される。このように、使用者は準最大化ウインドウ19で表示される図面を参照しながら準最大化ウインドウ39で表示される文章を作成または編集することができ、逆に準最大化ウインドウ19で表示される図面を準最大化ウインドウ39で表示される文章に合わせて作成または編集することができる。したがって、複数のアプリケーションが動作しているような情報機器32においても、視認性および操作性をさらに向上させることができる。
なお、本実施の形態では、画面右側に表示される図面情報を参照しながら画面左側で表示される文章を作成や編集する配置が一般的に使用者に馴染み易いためであるが、左右逆転した配置であっても、上下に分割した配置であっても、使用者の好みに合わせて適宜変更することができる。
また、本実施の形態では、文章作成用のアプリケーションに基づく縮小ウインドウ16aを準最大化した後、図面作成用のアプリケーションに基づく縮小ウインドウ16bを準最大化する場合について説明したが、図18(a)に示したように、縮小ウインドウ16bの準最大化ボタン18が縮小ウインドウ16aから視認できる場合には、縮小ウインドウ16bにおける準最大化ボタン18を押下し、表示部2の右半分に準最大化ウインドウ19を表示した後で、縮小ウインドウ16aを準最大化することもできる。
また、図18(b)は縮小ウインドウ16aを準最大化した際に、表示部2で準最大化ウインドウ39が選択された状態を示しているが、例えば縮小ウインドウ16a、16bの双方を準最大化する場合等には、準最大化ウインドウ39の上に縮小ウインドウ16bを表示することで、縮小ウインドウ16bの準最大化ボタン18が準最大化ウインドウ39の下に隠蔽される不具合等を抑制でき、縮小ウインドウ16a、16bの準最大化ウインドウ39、19への準最大化を容易にすることもできる。
なお、このような表示形態の変更は、ウインドウ準最大化処理部7、または、ウインドウ情報格納部8等の設定で変更可能である。
さらに、本実施の形態では、縮小ウインドウが、2つの場合を例として述べたが、2つより多くの縮小ウインドウが表示される場合でも、本発明を適用できる。
なお、本発明の実施の形態では、情報機器を例に挙げて説明したが、本発明のウインドウ表示方法は、各種の情報端末や携帯情報機器等のその他の電子機器にも広く用いることができる。
本発明は、表示画面上にウインドウを表示する際の視認性および操作性を向上させることができるので、情報機器およびウインドウ表示方法として有用である。
本発明の実施の形態1における情報機器の構成を示すブロック図 同情報機器における縮小ウインドウの表示形態の一例を示す図 同情報機器におけるウインドウの表示形態の変化の一例を示す図 同情報機器における準最大化ボタンが押下されたときの動作を示すフローチャート 同情報機器における準最大化解除ボタンが押下されたときの動作を示すフローチャート 同情報機器における縮小ウインドウを準最大化するときの表示領域の決定方法の一例を説明する概略図 同情報機器における縮小ウインドウを準最大化するときの動作の一例を説明する概略図 同情報機器における縮小ウインドウを準最大化するときの表示領域の決定方法の他の一例を説明する概略図 同情報機器における準最大化する領域の設定に関する一例を示す図 本発明の実施の形態2における縮小ウインドウを多段階で準最大化するときの動作の一例を説明する概略図 本発明の実施の形態3における情報機器の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における縮小ウインドウの表示形態の一例を示す図 本発明の実施の形態4における縮小ウインドウの表示形態の他の一例を示す図 本発明の実施の形態4における情報機器の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における縮小ウインドウの表示形態のさらに他の一例を示す図 本発明の実施の形態5における情報機器の構成を示すブロック図 同情報機器における縮小ウインドウをアプリケーションに関連付けて準最大化するときの動作の一例を説明する概略図 同情報機器における準最大化領域が関連付けされている異なるアプリケーションに基づき動作する相独立する縮小ウインドウを準最大化するときの動作の他の例を説明する概略図
1,30,31,32 情報機器
2 表示部
3 制御部
4 ユーザーインターフェース
5 準最大化受付部
5a 領域選択受付部
6 準最大化解除受付部
7 ウインドウ準最大化処理部
8 ウインドウ情報格納部
9 ウインドウ位置判定部
10 準最大化領域設定部
11 表示領域決定部
12 ウインドウサイズ変更部
13 位置情報部
14 サイズ情報部
15 戻り値情報部
16,16a,16b 縮小ウインドウ
17 タイトル表示領域
18 準最大化ボタン
18R 右ボタン
18L 左ボタン
18RU 右上ボタン
18RD 右下ボタン
18LU 左上ボタン
18LD 左下ボタン
19,19a,19b,39 準最大化ウインドウ
20 最大化ウインドウ
21 準最大化解除ボタン
22 領域設定受付部
23 優先領域受付部
24,24a 第1の準最大化領域
25,25a 第2の準最大化領域
24b 第3の準最大化領域
25b 第4の準最大化領域

Claims (9)

  1. 表示画面に表示位置および表示サイズの変更が可能なウインドウを表示する情報機器であって、
    前記ウインドウの表示位置および表示サイズを制御する制御部と、
    前記ウインドウの表示サイズの準最大化に関する指示を受け付ける準最大化受付部と、
    前記ウインドウを準最大化して表示するための複数の表示領域を設定する準最大化領域設定部と、
    前記ウインドウを準最大化して表示するときに前記複数の表示領域のいずれの表示領域に表示するかを決定する表示領域決定部と、を備え、
    前記制御部は、前記準最大化受付部が前記ウインドウの準最大化に関する指示を受け付けたときに、前記表示領域決定部により決定された前記複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域に前記ウインドウを表示する情報機器。
  2. 前記表示領域決定部は、準最大化される前の縮小ウインドウの表示位置に基づき、準最大化される前記ウインドウの表示領域を決定する請求項1に記載の情報機器。
  3. 前記複数の表示領域の設定に関する指示を受け付ける領域設定受付部を備え、
    前記準最大化領域設定部は、前記領域設定受付部が受け付けた設定に基づき前記複数の表示領域を設定する請求項1に記載の情報機器。
  4. 前記表示領域決定部は、前記ウインドウ内で動作させるアプリケーションと準最大化される前記ウインドウの表示領域との関連付けに関する指示を受け付ける優先領域受付部を備え、
    前記優先領域受付部が受け付けた指示を優先して準最大化される前記ウインドウの表示領域を決定する請求項1または請求項2に記載の情報機器。
  5. 前記ウインドウを準最大化して表示するときの表示領域の選択に関する指示を受け付ける領域選択受付部を備え、
    前記表示領域決定部は、前記領域選択受付部が受け付けた指示に基づき準最大化される前記ウインドウの表示領域を決定する請求項1に記載の情報機器。
  6. 前記表示領域決定部により決定された前記複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域に前記ウインドウを拡大して表示する第1の準最大化と、
    前記複数の表示領域のうち隣接する2つ以上の表示領域の全領域に前記ウインドウを拡大して表示する第2の準最大化と、
    を含む多段階の拡大処理を行う請求項1に記載の情報機器。
  7. 表示位置および表示サイズの変更が可能なウインドウを表示画面上に表示するウインドウ表示方法であって、
    前記ウインドウの表示サイズを準最大化作成する指示が受け付けられたときに、
    準最大化される前の縮小ウインドウの表示位置に基づき、あらかじめ設定された複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域に前記ウインドウを表示するウインドウ表示方法。
  8. 前記ウインドウ内で動作させるアプリケーションと準最大化される前記ウインドウの表示領域とに関してあらかじめ設定された関連付けに基づき準最大化される前記ウインドウの表示領域を決定する請求項7に記載のウインドウ表示方法。
  9. 前記複数の表示領域のうちのいずれか1つの表示領域の全領域に前記ウインドウを拡大して表示する第1の準最大化と、
    前記複数の表示領域のうち隣接する2つ以上の表示領域の全領域に前記ウインドウを拡大して表示する第2の準最大化と、
    を含む多段階の拡大処理を行う請求項7に記載のウインドウ表示方法。
JP2009041941A 2008-03-13 2009-02-25 情報機器およびウインドウ表示方法 Pending JP2009245423A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009041941A JP2009245423A (ja) 2008-03-13 2009-02-25 情報機器およびウインドウ表示方法

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008063667 2008-03-13
JP2009041941A JP2009245423A (ja) 2008-03-13 2009-02-25 情報機器およびウインドウ表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009245423A true JP2009245423A (ja) 2009-10-22

Family

ID=41064369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009041941A Pending JP2009245423A (ja) 2008-03-13 2009-02-25 情報機器およびウインドウ表示方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8627229B2 (ja)
JP (1) JP2009245423A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110046191A (ko) * 2009-10-28 2011-05-04 엘지전자 주식회사 출력표시영역 제어 장치 및 방법

Families Citing this family (68)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8225231B2 (en) 2005-08-30 2012-07-17 Microsoft Corporation Aggregation of PC settings
US8086275B2 (en) 2008-10-23 2011-12-27 Microsoft Corporation Alternative inputs of a mobile communications device
US8175653B2 (en) 2009-03-30 2012-05-08 Microsoft Corporation Chromeless user interface
US8238876B2 (en) 2009-03-30 2012-08-07 Microsoft Corporation Notifications
US8836648B2 (en) 2009-05-27 2014-09-16 Microsoft Corporation Touch pull-in gesture
US8493344B2 (en) 2009-06-07 2013-07-23 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for accessibility using a touch-sensitive surface
US8381125B2 (en) * 2009-12-16 2013-02-19 Apple Inc. Device and method for resizing user interface content while maintaining an aspect ratio via snapping a perimeter to a gridline
US8707195B2 (en) 2010-06-07 2014-04-22 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for accessibility via a touch-sensitive surface
JP6010036B2 (ja) 2010-10-01 2016-10-19 ゼット124Z124 タッチセンサ式ディスプレイに画像を表示する方法及び通信デバイスならびにコンピュータ可読媒体
US9372618B2 (en) * 2010-10-01 2016-06-21 Z124 Gesture based application management
US9001149B2 (en) 2010-10-01 2015-04-07 Z124 Max mode
US20120218202A1 (en) 2010-10-01 2012-08-30 Sanjiv Sirpal Windows position control for phone applications
US20120159383A1 (en) 2010-12-20 2012-06-21 Microsoft Corporation Customization of an immersive environment
US20120159395A1 (en) 2010-12-20 2012-06-21 Microsoft Corporation Application-launching interface for multiple modes
US8612874B2 (en) 2010-12-23 2013-12-17 Microsoft Corporation Presenting an application change through a tile
US8689123B2 (en) 2010-12-23 2014-04-01 Microsoft Corporation Application reporting in an application-selectable user interface
US9423951B2 (en) 2010-12-31 2016-08-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Content-based snap point
US9383917B2 (en) 2011-03-28 2016-07-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Predictive tiling
US9104307B2 (en) 2011-05-27 2015-08-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Multi-application environment
US9658766B2 (en) 2011-05-27 2017-05-23 Microsoft Technology Licensing, Llc Edge gesture
US9158445B2 (en) * 2011-05-27 2015-10-13 Microsoft Technology Licensing, Llc Managing an immersive interface in a multi-application immersive environment
US8893033B2 (en) 2011-05-27 2014-11-18 Microsoft Corporation Application notifications
US9104440B2 (en) 2011-05-27 2015-08-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Multi-application environment
US8751971B2 (en) 2011-06-05 2014-06-10 Apple Inc. Devices, methods, and graphical user interfaces for providing accessibility using a touch-sensitive surface
US8687023B2 (en) 2011-08-02 2014-04-01 Microsoft Corporation Cross-slide gesture to select and rearrange
US20130057587A1 (en) 2011-09-01 2013-03-07 Microsoft Corporation Arranging tiles
US9557909B2 (en) 2011-09-09 2017-01-31 Microsoft Technology Licensing, Llc Semantic zoom linguistic helpers
US10353566B2 (en) 2011-09-09 2019-07-16 Microsoft Technology Licensing, Llc Semantic zoom animations
US8922575B2 (en) 2011-09-09 2014-12-30 Microsoft Corporation Tile cache
US9146670B2 (en) 2011-09-10 2015-09-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Progressively indicating new content in an application-selectable user interface
US8933952B2 (en) 2011-09-10 2015-01-13 Microsoft Corporation Pre-rendering new content for an application-selectable user interface
US9244802B2 (en) 2011-09-10 2016-01-26 Microsoft Technology Licensing, Llc Resource user interface
US9495012B2 (en) 2011-09-27 2016-11-15 Z124 Secondary single screen mode activation through user interface activation
US9223472B2 (en) 2011-12-22 2015-12-29 Microsoft Technology Licensing, Llc Closing applications
JP5413448B2 (ja) * 2011-12-23 2014-02-12 株式会社デンソー 表示システム、表示装置、及び操作装置
US9128605B2 (en) 2012-02-16 2015-09-08 Microsoft Technology Licensing, Llc Thumbnail-image selection of applications
US8881269B2 (en) 2012-03-31 2014-11-04 Apple Inc. Device, method, and graphical user interface for integrating recognition of handwriting gestures with a screen reader
KR102016975B1 (ko) * 2012-07-27 2019-09-02 삼성전자주식회사 디스플레이 장치 및 그 제어 방법
KR101957173B1 (ko) 2012-09-24 2019-03-12 삼성전자 주식회사 터치 디바이스에서 멀티윈도우 제공 방법 및 장치
US20150268827A1 (en) * 2014-03-24 2015-09-24 Hideep Inc. Method for controlling moving direction of display object and a terminal thereof
KR102298602B1 (ko) 2014-04-04 2021-09-03 마이크로소프트 테크놀로지 라이센싱, 엘엘씨 확장가능한 애플리케이션 표시
KR20160143784A (ko) 2014-04-10 2016-12-14 마이크로소프트 테크놀로지 라이센싱, 엘엘씨 컴퓨팅 디바이스용 슬라이더 커버
CN105378582B (zh) 2014-04-10 2019-07-23 微软技术许可有限责任公司 计算设备的可折叠壳盖
KR20160011915A (ko) * 2014-07-23 2016-02-02 삼성전자주식회사 화면 제어 방법 및 이를 사용하는 전자 장치
US10324733B2 (en) 2014-07-30 2019-06-18 Microsoft Technology Licensing, Llc Shutdown notifications
US9304235B2 (en) 2014-07-30 2016-04-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Microfabrication
US10678412B2 (en) 2014-07-31 2020-06-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Dynamic joint dividers for application windows
US20160034157A1 (en) * 2014-07-31 2016-02-04 Microsoft Corporation Region-Based Sizing and Positioning of Application Windows
US9787576B2 (en) 2014-07-31 2017-10-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Propagating routing awareness for autonomous networks
US10254942B2 (en) 2014-07-31 2019-04-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Adaptive sizing and positioning of application windows
US10592080B2 (en) 2014-07-31 2020-03-17 Microsoft Technology Licensing, Llc Assisted presentation of application windows
US9414417B2 (en) 2014-08-07 2016-08-09 Microsoft Technology Licensing, Llc Propagating communication awareness over a cellular network
US10642365B2 (en) 2014-09-09 2020-05-05 Microsoft Technology Licensing, Llc Parametric inertia and APIs
WO2016065568A1 (en) 2014-10-30 2016-05-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Multi-configuration input device
CN104598190B (zh) * 2015-02-02 2018-07-06 联想(北京)有限公司 电子设备及其显示控制方法
US11086216B2 (en) 2015-02-09 2021-08-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Generating electronic components
US10317677B2 (en) 2015-02-09 2019-06-11 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9372347B1 (en) 2015-02-09 2016-06-21 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US10018844B2 (en) 2015-02-09 2018-07-10 Microsoft Technology Licensing, Llc Wearable image display system
US9429692B1 (en) 2015-02-09 2016-08-30 Microsoft Technology Licensing, Llc Optical components
US9513480B2 (en) 2015-02-09 2016-12-06 Microsoft Technology Licensing, Llc Waveguide
US9535253B2 (en) 2015-02-09 2017-01-03 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
US9827209B2 (en) 2015-02-09 2017-11-28 Microsoft Technology Licensing, Llc Display system
JP6540603B2 (ja) * 2016-05-27 2019-07-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 表示装置及び表示方法
CN106055252B (zh) * 2016-05-30 2019-04-30 努比亚技术有限公司 移动终端及其分屏显示处理方法
DK201670580A1 (en) 2016-06-12 2018-01-02 Apple Inc Wrist-based tactile time feedback for non-sighted users
JP6981326B2 (ja) * 2018-03-22 2021-12-15 富士通株式会社 情報処理装置、表示システム及びウィンドウ配置プログラム
US10996761B2 (en) 2019-06-01 2021-05-04 Apple Inc. User interfaces for non-visual output of time

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4255511B2 (ja) * 1993-04-20 2009-04-15 アップル インコーポレイテッド 対話型ユーザ・インタフェース
US5577187A (en) * 1994-05-20 1996-11-19 Microsoft Corporation Method and system for tiling windows based on previous position and size
GB2310988B (en) * 1996-03-08 2000-11-08 Ibm Graphical user interface
US6018340A (en) * 1997-01-27 2000-01-25 Microsoft Corporation Robust display management in a multiple monitor environment
TW347518B (en) * 1997-03-06 1998-12-11 Samsung Electronics Co Ltd Display screen split method of a computer system
JP2828101B2 (ja) 1998-01-19 1998-11-25 カシオ計算機株式会社 ウインドウ表示制御装置
US6683627B1 (en) * 2000-09-28 2004-01-27 International Business Machines Corporation Scroll box controls
US20030107604A1 (en) * 2001-12-12 2003-06-12 Bas Ording Method and system for automatic window resizing in a graphical user interface
US20050022135A1 (en) * 2003-07-23 2005-01-27 De Waal Abraham B. Systems and methods for window alignment grids
US7590947B1 (en) * 2004-05-28 2009-09-15 Adobe Systems Incorporated Intelligent automatic window sizing
JP4539325B2 (ja) 2004-12-27 2010-09-08 富士電機システムズ株式会社 ウィンドウ表示制御方法、及びプログラム
JP2006277648A (ja) 2005-03-30 2006-10-12 Seiko Epson Corp ユーザインターフェースの表示装置、ユーザインターフェースの表示方法、及び、プログラム
US20070038949A1 (en) * 2005-05-31 2007-02-15 Leslie Chan Copyholder graphical user interface
JP2007065356A (ja) * 2005-08-31 2007-03-15 Toshiba Corp 合成オブジェクト表示装置、合成オブジェクト表示方法およびプログラム
JP4858313B2 (ja) * 2007-06-01 2012-01-18 富士ゼロックス株式会社 ワークスペース管理方式
US8356258B2 (en) * 2008-02-01 2013-01-15 Microsoft Corporation Arranging display areas utilizing enhanced window states

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110046191A (ko) * 2009-10-28 2011-05-04 엘지전자 주식회사 출력표시영역 제어 장치 및 방법
KR101636570B1 (ko) * 2009-10-28 2016-07-20 엘지전자 주식회사 출력표시영역 제어 장치 및 방법

Also Published As

Publication number Publication date
US8627229B2 (en) 2014-01-07
US20090235203A1 (en) 2009-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009245423A (ja) 情報機器およびウインドウ表示方法
JP4533943B2 (ja) 情報処理装置、表示制御方法およびプログラム
JP4381761B2 (ja) 表示制御装置および表示制御方法およびプログラムおよび記録媒体
JP2009064068A (ja) 情報処理装置、ユーザインターフェイス制御方法およびプログラム
KR101139455B1 (ko) 이동통신 단말기 및 그 동작방법
JP2009252083A (ja) 情報処理装置、ウィンドウ表示方法および表示制御プログラム
JP2010101977A (ja) 画像表示装置、動作制御方法及びプログラム
JP4876699B2 (ja) 表示制御装置および表示制御プログラム
JP2000089877A (ja) 表示装置とコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP2006285373A (ja) 画面表示方法および情報端末
JP2006318199A (ja) 表示制御装置及びプログラム
JP2007163563A (ja) 地図画像表示プログラム
JPH07295782A (ja) 画面表示制御方法
JP2007079947A (ja) 表示装置及びそれに用いるプログラム
JP2007133750A (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
JP4816376B2 (ja) 情報処理装置の表示方法
JP4610413B2 (ja) アイコン表示装置
JP2005084089A (ja) 画像比較表示方法及びその装置並びに画像比較表示プログラム
JP2008146531A (ja) 表示装置、表示方法およびプログラム
JP4420868B2 (ja) 波形表示装置および波形表示プログラム
JPH09128194A (ja) 表示監視装置
JP5901295B2 (ja) 拡大表示機能を有する携帯端末装置、拡大表示制御方法、及びプログラム
JP5482696B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP2011039602A (ja) 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム
JP2006195681A (ja) 監視装置