JP2009240684A - キャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法 - Google Patents

キャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シリンジ外筒の口部にキャップを装着した装着状態で、当該口部に対して滅菌処理を確実に施すことができ、かつ口部を確実に封止することができるキャップを提供すること。
【解決手段】キャップ7は、口部22を有する外筒本体21と、口部22の外周部222aに設置され、雌ネジ部232を有するロックアダプタ23とを備える外筒2の口部22に装着されるものであって、有底筒状をなし、その外周部に雌ネジ部232と螺合する雄ネジ部712が設けられ、内周部にその軸方向に沿って複数本のリブ74が設けられたキャップ本体71と、キャップ本体71の底部72に設置され、弾性材料で構成されたパッキン8とを備え、装着状態では、リブ74の頂部741が口部22の外周部222aに当接して、キャップ本体71の口部22に対する軸ズレを抑制するとともに、パッキン8が口部22を封止するよう構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、キャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法に関する。
滅菌されたシリンジ(容器)内に、無菌的に液状製剤が充填されたプレフィルドシリンジが知られている。
このようなプレフィルドシリンジは、例えば、次のようにして製造される。すなわち、まず、シリンジおよびその液体排出部(口部)に装着されるキャップ(封止部材)のそれぞれに高圧蒸気滅菌または過酸化水素などの滅菌ガスによる滅菌処理を施す。次いで、無菌環境下で、シリンジの液体排出部にキャップを装着した後、シリンジ内に液状製剤を充填して、プレフィルドシリンジを完成させる。
ところが、このような方法では、無菌環境下で、シリンジの液体排出部にキャップを装着する必要があるが、この作業スペースには、制限があり、また、キャップのシリンジへの装着を行うための装置・器具類の滅菌処理や無菌の維持管理が煩雑である。このため、キャップのシリンジへの装着を行いづらく、たとえキャップをシリンジに装着したとしてもその装着状態が不完全(不十分)となり、すなわち、シリンジの液体排出部が確実に封止されず、その液体排出部から液体が漏出するという問題があった。
かかる問題点を解決するには、シリンジの液体排出部に予めキャップを装着した状態で、高圧蒸気滅菌または過酸化水素などの滅菌ガスによる滅菌処理を施すことが有効であると考えられる。しかしながら、この場合、シリンジの液体排出部に予めキャップが装着されているため、当該液体排出部にまで滅菌ガスが到達することができず、その液体排出部を充分に滅菌できないという不都合が生じるおそれがある。
ところで、特許文献1では、一端に封止部31を有する管状の医療機器3に対して、滅菌ガスにて滅菌する方法が開示されているが、このような方法でも、医療機器3内の封止部31付近にまで滅菌ガスが過不足なく到達することができず、医療機器3内を充分に滅菌できないという不都合が生じるおそれがある(なお、符号は、特許文献1より引用した)。
特開平10−179700号公報
本発明の目的は、シリンジ外筒の口部にキャップを装着した装着状態で、当該口部に対して滅菌処理を確実に施すことができ、かつ口部を確実に封止することができるキャップを提供することにある。また、当該キャップを用いたプレフィルドシリンジの製造方法を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(10)の本発明により達成される。
(1) 先端部に管状に突出形成され、液体が出入り可能な口部を有する外筒本体と、前記口部に設置され、内周部にシリンジ側螺合部を有する筒状をなすロックアダプタとを備えるシリンジ外筒の前記口部に装着されるキャップであって、
有底筒状をなし、その外周部に前記シリンジ側螺合部と螺合するキャップ側螺合部が設けられ、内周部にその軸方向に沿って複数本のリブが設けられたキャップ本体と、
前記キャップ本体の底部に設置され、弾性材料で構成された封止部材とを備え、
前記口部に装着された装着状態では、前記リブの頂部が前記口部の外周部に当接して、前記キャップ本体の前記口部に対する軸ズレを抑制するとともに、前記封止部材が前記口部を封止するよう構成されていることを特徴とするキャップ。
(2) 前記各リブは、それぞれ、前記キャップ本体の底部から開口部付近まで延在している上記(1)に記載のキャップ。
(3) 前記各リブは、それぞれ、その幅が前記キャップ本体の底部側に向かって漸減している上記(1)または(2)に記載のキャップ。
(4) 前記各リブは、それぞれ、その幅が頂部に向かって漸減している上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のキャップ。
(5) 前記各リブは、それぞれ、その高さが前記キャップ本体の底部側に向かって漸増している上記(1)ないし(4)のいずれかに記載のキャップ。
(6) 前記各リブの頂部には、それぞれ、その全体または一部に円弧状に湾曲した湾曲面が形成されている上記(1)ないし(5)のいずれかに記載のキャップ。
(7) 前記各リブの頂部には、それぞれ、その全体または一部に前記キャップ本体の軸方向に沿って溝が形成されている上記(1)ないし(6)のいずれかに記載のキャップ。
(8) 前記各リブは、前記キャップ本体の軸回りに等角度間隔に配置されている上記(1)ないし(7)のいずれかに記載のキャップ。
(9) 前記装着状態で、前記キャップ本体の軸と前記口部の軸とのなす角度は、1°以内である上記(1)ないし(8)のいずれかに記載のキャップ。
(10) 先端部に管状に突出形成され、液体が出入り可能な口部を有する外筒本体と、前記口部に設置され、内周部にシリンジ側螺合部を有する筒状をなすロックアダプタとを備えるシリンジ外筒と、前記口部に装着された上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のキャップと、前記シリンジ外筒内に充填された液状製剤とを備えるプレフィルドシリンジを製造する方法であって、
前記キャップを前記口部に装着し、この状態で滅菌し、
その後、無菌環境下で、前記液状製剤を前記シリンジ外筒に充填することを特徴とするプレフィルドシリンジの製造方法。
また、本発明のキャップでは、前記各リブは、それぞれ、その高さの漸増の程度が前記キャップ本体の軸方向に沿って異なる部分を有するのが好ましい。
本発明のキャップでは、前記溝は、前記リブの前記キャップ本体の開口部側の端部から途中まで延在しているのが好ましい。
本発明のキャップでは、前記封止部材は、円板状をなし、前記各リブによって径方向に圧縮されているのが好ましい。
また、本発明のプレフィルドシリンジの製造方法は、先端部に管状に突出形成され、液体が出入り可能な口部を有する外筒本体と、前記口部に設置され、内周部にシリンジ側螺合部を有する筒状をなすロックアダプタとを備えるシリンジ外筒と、前記口部に装着された上記(1)ないし(9)のいずれかに記載のキャップと、前記シリンジ外筒内に充填された液状製剤とを備えるプレフィルドシリンジを製造する方法であって、
前記シリンジ外筒および前記キャップをそれぞれ滅菌し、
次いで、無菌環境下で、前記キャップを前記口部に装着し、
その後、無菌環境下で、前記液状製剤を前記シリンジ外筒に充填することを特徴とする。
本発明によれば、シリンジ外筒の口部にキャップを装着した装着状態で、各リブの頂部がそれぞれ口部の外周部に当接することができる。これにより、キャップの軸と口部の軸とをほぼ一致させることができる、すなわち、キャップの軸が口部の軸に対して過剰に傾くのが防止される。これにより、口部が封止部材に十分かつ確実に密着して、当該口部を確実に封止することができ、よって、シリンジ外筒内の液体が口部から漏出するのが防止される。
また、各リブの頂部に、それぞれ、その全体または一部にキャップ本体の軸方向に沿って溝が形成されている場合には、装着状態で、シリンジ外筒の口部と各リブとの接点数を比較的多く確保することができる。これにより、キャップのガタつき(過剰な傾倒)が防止され、よって、口部が封止部材により確実に密着して、当該口部がより確実に封止される。
また、装着状態のシリンジ外筒に対する滅菌処理が例えばオートクレーブ滅菌の場合、高圧蒸気がキャップの隣接するリブ同士の間に流入することができ、よって、その高圧蒸気によって、シリンジ外筒の口部を確実に滅菌処理することができる。
以下、本発明のキャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明のキャップの斜視図、図2は、図1に示すキャップの縦断面斜視図、図3および図4は、それぞれ、図1に示すキャップをシリンジ外筒に装着した状態(装着状態)を示す縦断面図、図5は、図3中のA−A線断面図、図6は、図3中のB−B線断面図、図7〜図9は、それぞれ、プレフィルドシリンジを製造する工程を順に示す図、図10は、プレフィルドシリンジの部分縦断面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1〜図4および図10中の上側を「先端」、下側を「基端」と言い、図7〜図9中の上側を「基端」、下側を「先端」と言う。また、図2中では、封止部材が省略され、図5中では、シリンジ外筒が有するロックアダプタが省略されている。
本発明のキャップ7およびプレフィルドシリンジの製造方法を説明する前に、本発明のキャップ7を装着して使用するシリンジについて、プレフィルドシリンジを一例に説明する。
図10に示すプレフィルドシリンジ(以下、単に「シリンジ」と言う)1は、シリンジ1内部に予め薬液等の液状製剤200が収納されて(充填されて)なるものである。このシリンジ1は、外筒(シリンジ外筒)2と、シリンジ外筒2内で摺動し得るガスケット3と、ガスケット3を移動操作する押し子(プランジャ)4とで構成されている。
なお、液状製剤200としては、特に限定されないが、例えば、血液製剤、ブドウ糖等の糖質注射液、塩化ナトリウムや乳酸カリウム等の電解質補正用注射液、ビタミン剤、ワクチン、抗生物質注射液、造影剤、ステロイド剤、蛋白質分解酵素阻害剤、脂肪乳剤、各種蛋白製剤、抗癌剤、麻酔薬、覚せい剤、麻薬のような各種薬液、各種診断薬、あるいは、蒸留水、生理食塩水、消毒薬、栄養剤、流動食、アルコール等の液体が挙げられる。
外筒2は、底部211を有する有底筒状の部材で構成されている。
外筒2の基端外周には、板状のフランジ25が一体的に形成されている。押し子4を外筒2に対し相対的に移動操作する際などには、このフランジ25に指を掛けて操作を行うことができる。
外筒2の底部211の中央部には、外筒2の胴部(外筒本体21)に対し縮径し、管状に突出した口部22が一体的に形成されている。
この口部22の内部には、液状製剤200が通過可能な(出入り可能な)流路221が形成され、外筒2の内腔部(空間24)と連通している。
口部22の先端部には、外径および内径が先端方向に向かって漸減するオステーパ部222を備えている。
口部22の外周部222aには、筒状のロックアダプタ(接続部材)23が口部22に設置されている。本実施形態では、ロックアダプタ23は、軸223方向に沿って移動可能に設けられているが、移動しないものであってもよい。このロックアダプタ23の内周部には、雌ネジ部(シリンジ側螺合部)232が形成されている。また、図3、図4、図7に示すように、ロックアダプタ23の内周部の基端側の部分には、複数の突部233が突出形成されている。これらの突部233は、ロックアダプタ23の内周部の周方向に沿って間欠的に(等角度間隔に)配置されている。また、各突部233は、それぞれ、半球状(ドーム状)をなすものである。各突部233の頂部がそれぞれ口部22の外周部222aに当接することにより、ロックアダプタが口部22の外周部222aに支持される。
口部22の先端部を、後述するキャップ本体71(キャップ7)の内腔部711aに挿入し、そのキャップ本体71の雄ネジ部(キャップ側螺合)712とロックアダプタ23の雌ネジ部232とが螺合することにより、外筒2(シリンジ1)の口部22にキャップ7を装着することができる。以下、この状態を「装着状態」と言う。
外筒2(ロックアダプタ23を含む)および後述する押し子4の構成材料としては、それぞれ、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリルニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)、環状ポリオレフィンのような各種樹脂が挙げられる。
なお、外筒2の構成材料は、内部の視認性を確保するために、実質的に透明であるのが好ましい。
また、外筒2の外周面には、目盛り(図示せず)が形成されているのが好ましい。これにより、シリンジ1内に収納された液状製剤200の液量を把握することができる。
このような外筒2内には、弾性材料で構成されたガスケット3が収納されている。ガスケット3の外周部には、2つのリング状の突部31、32が軸方向に沿って、所定間隔をおいて形成されている。この突部31、32が外筒2の内周面20に対し密着しつつ摺動することで、気密性(液密性)を確実に保持するとともに、摺動性の向上を図ることができる。
また、ガスケット3には、その基端面に開放する中空部(図示せず)が形成されている。この中空部には、押し子4のヘッド部(図示せず)が挿入(嵌入)される。
ガスケット3の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料(特に加硫処理したもの)や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマーが挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。
押し子4は、ガスケット3を外筒2内で長手方向に移動操作するものである。
この押し子4は、主に、横断面が十文字状の板片で構成される本体部40を有し、その先端には板部材41と、中間部には板部材43と、基端にはフランジ状(板状)の指当て部42とが本体部40と一体的に形成されている。この指当て部42を指等で押圧することにより押し子4を先端方向へ移動操作する。
また、外筒2のフランジ25には、押し子4を基端方向へ移動操作した際に、板部材43と当接する脱離防止部材27が設置されている。この脱離防止部材27は、押し子4を基端方向へ移動操作した際に、脱離防止部材27の先端側の面271と板部材43の基端側の面431とが空間24内で当接して、押し子4の移動を規制する。これにより、ガスケット3および押し子4が外筒2から脱離するのを防止する。
以上のようなシリンジ1(外筒2)の口部22に、キャップ7が着脱自在に装着される。
次に、キャップ7およびプレフィルドシリンジ1の製造方法について説明する。
まず、キャップ7について説明する。
図1に示すキャップ7は、有底筒状をなすキャップ本体71と、キャップ本体71の底部72に設置されたパッキン(封止部材)8とを有している。
キャップ本体71は、外周部の基端側の部分(基端外周部)に設けられた雄ネジ部712と、外周部の先端側の部分(先端外周部)に設けられた把持部(ヘッド部)73と、内周部に設けられた6本のリブ(凸条)74とを有している。なお、このキャップ本体71は、外筒2についての説明で挙げたような材料で構成することができる。
雄ネジ部712は、装着状態で外筒2のロックアダプタ23の雌ネジ部232と螺合する部位である。
把持部73は、キャップ7を外筒2のロックアダプタ23に装着したり、その装着されたキャップ7を外す(取り外す)際に把持される(摘ままれる)部位である。この把持部73には、キャップ7(キャップ本体71)軸70方向に沿って複数の凹部731(または凸部)が形成され、これらが軸70周りに等角度間隔に配置されている(図1参照)。このような凹部731が形成されていることにより、キャップ7の着脱操作を行う際に、キャップ7が手指から滑るのを確実に防止することができ、よって、その操作を容易かつ確実に行うことができる。
なお、図2に示すように、キャップ本体71の底部72には、その先端側から基端側にかけて先端凹部(先端窪み)721が形成されていてもよい。
また、キャップ本体71の底部72には、先端凹部721とは反対側に基端凹部722が形成されている。この基端凹部722は、底部72の中心部に位置しており、後述するパッキン8の先端凸部81が挿入される部位である。
キャップ本体71の内周部には、その軸方向に沿って6本のリブ74が一体的に形成されている。これらのリブ74は、キャップ本体71の軸70回りに等角度間隔に配置されている(図5、図6参照)。図3〜図6に示すように、装着状態では、各リブ74は、その頂部741の一部または全部が口部22の外周部222aに当接する。また、6本のリブ74がキャップ本体71の軸70回りに等角度間隔に配置されていることにより、各リブ74の頂部741がそれぞれ均等に(均一な力で)口部22の外周部222aに当接することができる。これにより、装着状態で、キャップ7の軸70と口部22の軸223とをほぼ一致させることができる、すなわち、キャップ7の軸70が口部22の軸223に対して過剰に傾くのが防止される(軸ズレが抑制される)(図3参照)。これにより、口部22(流路221)の先端開口224がパッキン8に十分かつ確実に密着して、当該先端開口224を確実に封止することができる(図3参照)。よって、装着状態のシリンジ1では、口部22の先端開口224から液状製剤200が漏出するのが防止される。
また、図4に示すように、キャップ7と外筒2とを組み立てた(装着状態とした)際、例えば組立誤差の程度によっては、キャップ7の軸70が口部22の軸223に対して傾斜する場合があるが、その角度(キャップ7の軸70と口部22の軸223とのなす角度)θは、1°以内に納めることができる。この場合でも、口部22の先端開口224がパッキン8に十分かつ確実に密着して、当該先端開口224を確実に封止することができる(図4参照)。これにより、前述したように、装着状態のシリンジ1では、口部22の先端開口224から液状製剤200が漏出するのが防止される。
6本のリブ74は、同様の構成であるため、以下、1つのリブ74について代表的に説明する。
図2〜図4に示すように、リブ74は、キャップ本体71の底部72から基端開口部713付近まで延在している。これにより、外筒2の口部22をキャップ7に挿入した際に、その口部22が挿入された部分(オステーパ部222)の外周部222aの長手方向のほぼ全体に渡って、リブ74の頂部741が当接する(図3参照)。これにより、装着状態でのキャップ7の姿勢が確実に矯正され、よって、口部22の先端開口224がパッキン8に密着して、当該先端開口224がより確実に封止される。
図5、図6に示すように、リブ74は、その幅wが先端方向(キャップ本体71の底部72側)に向かって漸減している。すなわち、リブ74は、その先端側の部分よりも基端側の部分の方が太くなっている。これにより、キャップ7は、装着状態で、口部22の先端側の部分よりも基端側の部分で優先的に支持される。これにより、キャップ7のガタつき(過剰な傾倒)が防止され、よって、口部22の先端開口224がパッキン8に密着して、当該先端開口224がより確実に封止される。また、キャップ7とロックアダプタ23との外側にシュリンクフィルが巻き易くなる。さらに、パッキン8がキャップ7の底部72に挿入し易くなったり、射出成形時に金型から抜き易くなる(容易に離型を行うことができる)と言う利点がある。
また、リブ74は、その横断面形状がほぼ台形をなしており、幅wが頂部741に向かって漸減している。すなわち、リブ74は、頂部741側よりもキャップ本体71の内周部側の方が太くなっている。これにより、キャップ7をその軸70回りに回転させて外筒2の口部22に装着する(キャップ7の雄ネジ部712とロックアダプタ23の雌ネジ部232を螺合させる)ときに、リブ74がキャップ7の軸70回りの力(トルク)を受けて、当該リブ74がキャップ本体71の内周部から不本意に離脱する(欠落する)のを確実に防止することができる。また、キャップ7の開栓時のトルクを低減することができると言う利点がある。
図3、図4に示すように、リブ74は、その高さhが先端方向に向かって漸増している。すなわち、リブ74は、頂部741が軸70に対して傾斜している。この傾斜角度は、リブ74(頂部741)のほとんどの部分(基端部742を除く部分)おいて、外筒2のオステーパ部222(口部22)のテーパ角度(傾斜角度)とほぼ同等である。これにより、リブ74の頂部741は、装着状態で外筒2のオステーパ部222(口部22)に確実に当接する。
また、リブ74の基端部742の高さhは、それよりも先端側の部分の高さhの漸増の程度よりも大きくなっている。これにより、外筒2の口部22をキャップ7の内腔部711a内に挿入する際、口部22の先端縁部225がリブ74の基端部742に当接して内腔部711a内に案内され、その挿入操作を容易に行うことができる。
図2、図5に示すように、リブ74の頂部741には、キャップ本体71の軸70方向に沿って溝75が形成されている。この溝75は、リブ74の基端部742(キャップ本体71の基端開口部713側の端部)から途中まで延在している。具体的には、溝75の長さは、リブ74の長さの10〜80%であるのが好ましく、50〜80%であるのがより好ましい。
このような溝75が形成されていることにより、キャップ7は、口部22の先端側の部分での接点数よりも、2倍の接点数で口部22の基端側の部分に当接する。これにより、キャップ7のガタつき(過剰な傾倒)が防止され、装着状態での角度θが1°以内に確実に納まる。よって、口部22の先端開口224がパッキン8に密着して、当該先端開口224がより確実に封止される。
なお、溝75の横断面形状は、特に限定されないが、例えば、図5に示すような半円弧状をなしていてもよいし、V字状をなしていてもよいし、コ字状をなしていてもよい。
また、リブ74の頂部741は、その長手方向に沿った領域のうち、溝75が形成されている領域が、口部22の外周部222aの湾曲形状に沿った形状をなしている、すなわち、円弧状に湾曲している。これにより、装着状態で、リブ74の頂部741と口部22の外周部222aとの接触面積を比較的大きく確保することができる。リブ74の頂部741の溝75が形成されている領域を除く領域は、円弧状に湾曲していてもよいし、図6に示すように、平面となっていてもよい。
図3、図4に示すように、キャップ本体71の底部72には、弾性材料で構成されたパッキン8が設置されている。このパッキン8は、装着状態で、キャップ本体71の底部72と口部22とによって挟持されて(圧縮されて)、口部22の先端開口224に密着する。これにより、口部22の先端開口224を確実に封止することができ、よって、当該先端開口224から液状製剤200が漏出するのが防止される。
このパッキン8は、円板状をなす部材で構成され、各リブの頂部741の先端側の部分によって、径方向に(軸70側に向かって)圧縮されてキャップ本体71の内腔部711a内に収納されている。これにより、パッキン8がキャップ本体71の内腔部711a内から不本意に離パッキン8は、脱するのが防止される。
また、パッキン8には、その先端面に先端凸部81が突出形成され、基端面に基端凸部82が突出形成されている。先端凸部81および基端凸部82は、それぞれ、半球状をなす部位である。先端凸部81は、キャップ本体71の底部72の基端凹部722に挿入されている。基端凸部82は、装着状態で外筒2の口部22の先端開口224(流路221)に挿入される。
パッキン8の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、ガスケット3についての説明で挙げたような弾性材料を用いることができる。
次に、キャップ7を用いたシリンジ1の製造方法(製造工程)について、図7〜図9を参照しつつ説明する。
[1] キャップ装着工程(第1の工程)
まず、ロックアダプタ23を設置させた外筒2およびキャップ7を用意し、外筒2の口部22にキャップ7を装着する(図7参照)。
[2] 滅菌工程(第2の工程)
外筒2の口部22にキャップ7を装着した状態(装着状態)で、外筒2(キャップ7含む)を滅菌する(図7参照)。
なお、このときの滅菌としては、特に限定されず、例えば、オートクレーブ滅菌、過酸化水素やEOGのような滅菌ガスを用いたガス滅菌、γ線や電子放射線のような放射線照射による放射線滅菌等を用いることができる。ここでは、一例として、オートクレーブ滅菌の場合について説明する。
外筒2とキャップ7とをオートクレーブ滅菌装置内に入れる。この状態で、該装置内に高圧蒸気Rを供給して滅菌を施す。
このとき、高圧蒸気Rは、外筒2のロックアダプタ23の基端開口部234、突部233同士の間を順に通過して、キャップ7の基端開口部713に至る。そして、高圧蒸気Rは、キャップ7の基端開口部713を介して、リブ74同士の間、すなわち、内腔部711aに流入する。このように流れる高圧蒸気Rによって、キャップ7が装着された外筒2の口部22を確実に滅菌処理することができる(図7参照)。
[3] 液状製剤充填工程(第3の工程)
その後、無菌環境下のアイソレータ内に装着状態の外筒2を移す。そして、この外筒2を先端側が鉛直下方となるように配置する。この状態で、予め滅菌処理(例えばろ過滅菌等)が施された液状製剤200を外筒2の基端にある開口部からその外筒2内に充填する(図8参照)。この充填量は、シリンジ1の容量に対応し、0.1〜100mL程度とされる。
[4] 打栓工程(第4工程)
前記液状製剤200を充填した後、ガスケット3を外筒2内に挿入する(図9参照)。このガスケット3の挿入は、アイソレータ内を減圧する(真空状態にする)ことにより、容易に行うことができる。
そして、ガスケット3に押し子4を接続して、プレフィルドシリンジ1を完成させる。
このような方法により、無菌的にシリンジ1を製造することができる。
また、製造されたシリンジ1は、前述したように、外筒2の口部22(流路221)がパッキン8により液密的(気密的)に封止されているので、液状製剤200がシリンジ1内から漏れ出すのが防止されている。
以上、本発明のキャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、キャップを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、キャップ本体に形成されるリブの形成数は、6本に限定されず、例えば、2本、3本、4本、5本または7本以上であってもよい。
また、各リブの頂部にそれぞれ形成されている溝は、当該リブの頂部の一部に形成されているのに限定されず、例えば、リブの頂部の全体に渡って形成されていてもよい。
また、プレフィルドシリンジの製造工程では、滅菌工程で、装着状態の外筒を滅菌したが、これに限定されず、例えば、外筒およびキャップをそれぞれ個別に滅菌してもよい。この場合、滅菌処理後は、外筒およびキャップを、例えば無菌環境下のアイソレータ内に移し、外筒の口部にキャップを装着して装着状態とすることができる。また、その後は、液状製剤充填工程、打栓工程を順に行うことができる。
本発明のキャップの斜視図である。 図1に示すキャップの縦断面斜視図である。 図1に示すキャップをシリンジ外筒に装着した状態(装着状態)を示す縦断面図である。 図1に示すキャップをシリンジ外筒に装着した状態(装着状態)を示す縦断面図である。 図3中のA−A線断面図である。 図3中のB−B線断面図である。 プレフィルドシリンジを製造する工程を順に示す図である。 プレフィルドシリンジを製造する工程を順に示す図である。 プレフィルドシリンジを製造する工程を順に示す図である。 プレフィルドシリンジの部分縦断面図である。
符号の説明
1 シリンジ(プレフィルドシリンジ)
2 外筒(シリンジ外筒)
20 内周面
21 外筒本体
211 底部
22 口部
221 流路
222 オステーパ部
222a 外周部
223 軸
224 先端開口
225 先端縁部
23 ロックアダプタ
232 雌ネジ部(シリンジ側螺合部)
233 突部
234 基端開口部
24 空間
25 フランジ
27 脱離防止部材
271 面
3 ガスケット
31、32 突部
4 押し子(プランジャ)
40 本体部
41 板部材
42 指当て部
43 板部材
431 面
7 キャップ
70 軸
71 キャップ本体
711a 内腔部
712 雄ネジ部(キャップ側螺合)
713 基端開口部
72 底部
721 先端凹部(先端窪み)
722 基端凹部
73 把持部(ヘッド部)
731 凹部
74 リブ(凸条)
741 頂部
742 基端部
75 溝
8 パッキン
81 先端凸部
82 基端凸部
200 液状製剤
R 高圧蒸気
h 高さ
w 幅
θ 角度

Claims (10)

  1. 先端部に管状に突出形成され、液体が出入り可能な口部を有する外筒本体と、前記口部に設置され、内周部にシリンジ側螺合部を有する筒状をなすロックアダプタとを備えるシリンジ外筒の前記口部に装着されるキャップであって、
    有底筒状をなし、その外周部に前記シリンジ側螺合部と螺合するキャップ側螺合部が設けられ、内周部にその軸方向に沿って複数本のリブが設けられたキャップ本体と、
    前記キャップ本体の底部に設置され、弾性材料で構成された封止部材とを備え、
    前記口部に装着された装着状態では、前記リブの頂部が前記口部の外周部に当接して、前記キャップ本体の前記口部に対する軸ズレを抑制するとともに、前記封止部材が前記口部を封止するよう構成されていることを特徴とするキャップ。
  2. 前記各リブは、それぞれ、前記キャップ本体の底部から開口部付近まで延在している請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記各リブは、それぞれ、その幅が前記キャップ本体の底部側に向かって漸減している請求項1または2に記載のキャップ。
  4. 前記各リブは、それぞれ、その幅が頂部に向かって漸減している請求項1ないし3のいずれかに記載のキャップ。
  5. 前記各リブは、それぞれ、その高さが前記キャップ本体の底部側に向かって漸増している請求項1ないし4のいずれかに記載のキャップ。
  6. 前記各リブの頂部には、それぞれ、その全体または一部に円弧状に湾曲した湾曲面が形成されている請求項1ないし5のいずれかに記載のキャップ。
  7. 前記各リブの頂部には、それぞれ、その全体または一部に前記キャップ本体の軸方向に沿って溝が形成されている請求項1ないし6のいずれかに記載のキャップ。
  8. 前記各リブは、前記キャップ本体の軸回りに等角度間隔に配置されている請求項1ないし7のいずれかに記載のキャップ。
  9. 前記装着状態で、前記キャップ本体の軸と前記口部の軸とのなす角度は、1°以内である請求項1ないし8のいずれかに記載のキャップ。
  10. 先端部に管状に突出形成され、液体が出入り可能な口部を有する外筒本体と、前記口部に設置され、内周部にシリンジ側螺合部を有する筒状をなすロックアダプタとを備えるシリンジ外筒と、前記口部に装着された請求項1ないし9のいずれかに記載のキャップと、前記シリンジ外筒内に充填された液状製剤とを備えるプレフィルドシリンジを製造する方法であって、
    前記キャップを前記口部に装着し、この状態で滅菌し、
    その後、無菌環境下で、前記液状製剤を前記シリンジ外筒に充填することを特徴とするプレフィルドシリンジの製造方法。
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