JP4445725B2 - キャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法 - Google Patents

キャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、キャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法に関する。
滅菌されたシリンジ(容器)内に、無菌的に液状製剤が充填されたプレフィルドシリンジが知られている。
このようなプレフィルドシリンジは、例えば、次のようにして製造される。すなわち、まず、シリンジおよびその液体排出部(口部)に装着されるキャップ(封止部材)のそれぞれに高圧蒸気滅菌または過酸化水素などの滅菌ガスによる滅菌処理を施す。次いで、無菌環境下で、シリンジの液体排出部にキャップを装着した後、シリンジ内に液状製剤を充填して、プレフィルドシリンジを完成させる。
ところが、このような方法では、無菌環境下で、シリンジの液体排出部にキャップを装着する必要があるが、この作業スペースには、制限があるため、キャップのシリンジへの装着を行いづらいという問題があった。
かかる問題点を解決するには、I:シリンジの液体排出部に予めキャップを装着した状態で、高圧蒸気滅菌または過酸化水素などの滅菌ガスによる滅菌処理を施すこと、II:通気性フィルタを有するキャップを用いて、滅菌ガスによる滅菌処理を施すことが有効であると考えられる。
ところで、特許文献1では、一端に封止部31を有する管状の医療機器3に対して、滅菌ガスにて滅菌する方法が開示されているが、このような方法では、医療機器3内の封止部31付近にまで滅菌ガスが到達しづらく、医療機器3内を充分に滅菌できないという不都合が生じるおそれがある(なお、符号は、特許文献1より引用した)。
前述したIの方法では、特許文献1と同様に、密閉された口部まで滅菌ガスが到達しづらいという不都合が生じる可能性が高い。
一方、前述したIIの方法では、プレフィルドシリンジのように液体を収納した状態で保存される容器の場合、容器内の液体がフィルタを通過し、漏れ出てしまうおそれがある。
特開平10−179700号公報
本発明の目的は、シリンジ外筒の口部にキャップを装着した状態で、該口部の内部にまで充分に滅菌処理を施すことができ、その滅菌後の滅菌状態を維持することができるキャップを提供することにある。また、該キャップを用いたプレフィルドシリンジの製造方法を提供することにある。
このような目的は、下記(1)〜(5)の本発明により達成される。
(1) シリンジ外筒の先端に突出形成された口部に装着して使用されるキャップであって、
内腔部を有し、前記口部に装着されるキャップ本体と、
前記キャップ本体の前記内腔部内にその軸方向に沿って移動可能に設けられた、弾性材料で構成されている栓本体を有する栓体であって、前記キャップ本体が前記口部に装着された状態で、前記栓本体の外周面と前記キャップ本体の内周面との間で流体が通過する流路が形成され、該流路を介して前記流体の前記口部への通過を許容する第1の位置から、この通過を阻止する第2の位置へ不可逆的に移動する栓体とを備え、
前記流路は、前記キャップ本体の内周面および前記栓本体の外周面のうちの少なくとも一方に前記キャップ本体の軸方向に沿って形成された凸部または凹部により画成されたものであり、
前記栓体を前記第2の位置としたとき、前記キャップ本体の内周面の前記流路を画成しない部分と前記栓本体の外周面とが密着することと、前記栓本体の前記口部側の端部と前記口部の先端とが密着することとのいずれか一方または双方により、前記流体の前記口部への通過が阻止されることを特徴とするキャップ。
(2) 前記キャップ本体は、前記内腔部側に段差部を有し、
前記栓体を前記第2の位置としたとき、前記栓本体は、前記内腔部の前記段差部より前記口部側の空間に挿入され、該空間の容積は、前記栓本体の体積より小さいものである上記(1)に記載のキャップ。
(3) 前記シリンジ外筒は、プレフィルドシリンジ用の外筒である上記(1)または(2)に記載のキャップ。
(4) 先端に突出形成された口部を有するシリンジ外筒と、前記口部に装着された上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のキャップと、前記シリンジ外筒に充填された液状製剤とを備えるプレフィルドシリンジを製造する方法であって、
前記栓体を前記第1の位置とした状態で、前記口部に装着し、この状態で滅菌し、
次いで、無菌環境下で、前記栓体を前記第1の位置から前記第2の位置に変位させ、
その後、無菌環境下で、前記液状製剤を前記シリンジ外筒に充填することを特徴とするプレフィルドシリンジの製造方法。
(5) 前記滅菌は、オートクレーブ滅菌である上記(4)に記載のプレフィルドシリンジの製造方法。
本発明によれば、例えば、プレフィルドシリンジの製造において、シリンジ外筒の各部の滅菌を充分に行うことができるとともに、滅菌処理後のキャップ取り付け操作を省略することができる。
特に、キャップ取り付け操作は、無菌室等の非常に小さい作業スペースで行われるため、その操作を省略できることにより、プレフィルドシリンジの製造時の作業性が向上する。その結果、プレフィルドシリンジの製造時間や製造コストの削減を図ることができる。
本発明のキャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法を説明する前に、本発明のキャップを装着して使用するシリンジについて、プレフィルドシリンジを一例に説明する。
図11は、プレフィルドシリンジの部分断面図である。また、以下では、説明の都合上、図11中の上側を「先端」、下側を「基端」と言う。
図11に示すプレフィルドシリンジ(以下単に「シリンジ」と言う)1は、シリンジ1内部に予め薬液等の液状製剤が収納されてなるものである。このシリンジ1は、シリンジ外筒(外筒)2と、シリンジ外筒2内で摺動し得るガスケット3と、ガスケット3を移動操作するプランジャ(押し子)4とで構成されている。
シリンジ外筒2は、底部211を有する有底筒状の部材で構成されている。
シリンジ外筒2の基端外周には、板状のフランジ23が一体的に形成されている。プランジャ4をシリンジ外筒2に対し相対的に移動操作する際などには、このフランジ23に指を掛けて操作を行うことができる。
シリンジ外筒2の底部211の中央部には、シリンジ外筒2の胴部に対し縮径した口部22が一体的に形成されている。
この口部22の内部には、流体Qが通過可能な流路221が形成され、シリンジ外筒2の内腔部(後述する空間24)と連通している。
口部22の外周部には、筒状のロックアダプタ(接続部材)5が設けられ、このロックアダプタ5の内周面には、雌ネジ52が形成されている。
口部22の先端部を後述するキャップ本体7(キャップ6)の内腔部72に挿入し、そのキャップ本体7の雄ネジ71とロックアダプタ5の雌ネジ52とが螺合することにより、シリンジ外筒2(プレフィルドシリンジ1)の口部22に本発明のキャップ6を装着することができる。
シリンジ外筒2(ロックアダプタ5を含む)および後述するプランジャ4の構成材料としては、それぞれ、例えば、各種の硬質材料や、各種のガラス材料等を用いることができる。
なお、シリンジ外筒2の構成材料は、内部の視認性を確保するために、実質的に透明であるのが好ましい。
また、外筒2の外周面には、目盛り(図示せず)が形成されているのが好ましい。これにより、シリンジ1内に収納された液状製剤の液量を把握することができる。
このようなシリンジ外筒2内には、弾性材料で構成されたガスケット3が収納されている。ガスケット3の外周部には、2つのリング状の突部31、32が軸方向に沿って、所定間隔をおいて形成されている。この突部31、32がシリンジ外筒2の内周面21に対し密着しつつ摺動することで、気密性(液密性)を確実に保持するとともに、摺動性の向上が図れる。
また、ガスケット3には、その基端面に開放する中空部が形成されている。この中空部には、プランジャ4のヘッド部が挿入(嵌入)される。
プランジャ4は、ガスケット3をシリンジ外筒2内で長手方向に移動操作するものである。
このプランジャ4は、主に、横断面が十文字状の板片で構成される本体部40を有し、その先端には板部材41および基端にはフランジ状(板状)の指当て部42が、それぞれ本体部40と一体的に形成されている。この指当て部42を指等で押圧することによりプランジャ4を先端方向へ移動操作する。
以上のようなプレフィルドシリンジ1(シリンジ外筒2)の口部22に、本発明のキャップ6が着脱自在に装着される。
次に、本発明のキャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法を添付図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。
<第1実施形態>
まず、本発明のキャップ6について説明する。
図1は、本発明のキャップの第1実施形態を示す分解縦断面図、図2は、図1に示すキャップが備えるキャップ本体の先端側からの図、図3および図4は、それぞれ、図1に示すキャップの作動状態を示す縦断面図、図5は、図1に示すキャップをプレフィルドシリンジに装着した状態を示す側面図である。なお、以下では、説明の都合上、図1および図3〜図10の上側を「先端」、下側を「基端」と言う。
図1に示すキャップ6は、キャップ本体7と栓体8とで構成されている。
キャップ本体7は、ほぼ筒状をなす部材で構成され、その内部には内腔部72を有している。
この内腔部72には、栓体8がキャップ本体7の軸方向に沿って移動可能に挿入されている。
キャップ6をシリンジ1の先端部(シリンジ外筒2の口部22)に装着した状態(以下、この状態を「キャップ装着状態」と言う)で、栓体8は、流体Qの内腔部72および流路221(口部22内)の通過を許容する第1の位置(図3参照)と、この通過を阻止する第2の位置(図4参照)とに移動可能(変位可能)となっている。
この栓体8は、円柱状の栓本体81と操作部82とを有し、これらが栓本体81および操作部82より縮径した接続部83を介して接続されている。
操作部82を押圧操作することにより、栓本体81をキャップ本体7内で第1の位置から第2の位置へ移動操作することができる。
キャップ本体7は、その基端部外周に雄ネジ71が形成されている。キャップ装着状態で、この雄ネジ71は、ロックアダプタ5の内面に形成された雌ネジ52に螺合する。
キャップ本体7の内腔部72側には、段差部74が形成されている。この段差部74を境として、内腔部72は、先端側の第1の空間723と基端側の第2の空間724とに区画されている。
栓体8は、第1の位置にあるとき、そのほぼ全てが第1の空間723に位置する。この状態でキャップ本体7と栓体8との間には、流路61が形成され、この流路61を介して、口部22内(流路221)への流体Qの通過が可能となる。
また、キャップ装着状態では、第2の空間724の基端側(図3中下側の部分)には、口部22が挿入され、第2の空間724の先端側の部分には、小空間724aが形成される。この小空間724aには、栓体8を第2の位置としたとき、栓本体81が挿入される。
小空間724aの容積は、栓本体81の体積より小さくなるよう設定されており、これにより、栓本体81が小空間724aに挿入されると、キャップ本体7と栓本体81とが強固に密着する。
具体的には、キャップ本体7(小空間724a)の内周面721と栓本体81の外周面811とが密着し、かつ栓本体81の基端面812(口部22側の面)と口部22の先端面222とが密着する。これにより、流体Qの内腔部72および口部22の流路221の通過が阻止される。
また、キャップ本体7の内周面721には、複数(本実施形態では、6個)の凸部73がキャップ本体7の軸方向に沿って、先端から段差部74を越える位置まで延在して設けられている。これらの凸部73には、それぞれ、栓体8の操作部82の外周面821が圧接する。これにより、前述したように、栓体8が第1の位置にあるとき、キャップ本体7の内周面721との間に、流体Qが通過する流路61が形成される。また、栓体8は、操作部82の外周面821が各凸部73に摺接しつつ、第1の位置から第2の位置へ移動する。
各凸部73は、それぞれ高さがほぼ等しく、かつキャップ本体7の周方向に沿って、ほぼ等間隔に形成されている。これにより、栓体8がキャップ本体7の周方向にほぼ均等に保持されることとなるので、流路61をより確実に確保することができるとともに、栓体8を第1の位置から第2の位置に移動させる際には、その移動を確実、かつ高い直進性をもって行うことができる。
また、内腔部72は、段差部74付近において、その横断面積が口部22に近づくにしたがって漸減するよう構成されている。これにより、各凸部73も、段差部74において、互いに口部22に向かうにしたがって接近する。このような構成により、栓体8を第1の位置から第2の位置に移動させる際には、栓本体81を小空間724aに容易かつ確実に案内することができる。
なお、栓本体81が小空間724aに挿入された後においては、各凸部73の基端部が栓本体81の接続部83との境界部分を、口部22に向かって押圧することにより、栓本体81(栓体8)が第2の位置から第1の位置へ戻ることが確実に阻止される。すなわち、栓体8(栓本体81)は、一方向にのみ(不可逆的に)移動可能となっている。
また、栓本体81の基端面812には、突起部813が基端方向に向かって突出形成されている。この突起部813は、基端面812のほぼ中央に形成されており、図4に示すように、栓体8を第2の位置としたとき、その少なくとも一部が口部22内(流路221)に挿入される。
この突起部813を設けることにより、栓体8を第1の位置から第2の位置へ移動させる際に、栓体8の軸とキャップ本体7の軸とが若干ズレた場合でも、栓体8を第2の位置にした際には、突起部813が流路221に挿入されることより、前記位置ズレを解消することができる。
また、このようなキャップ6では、栓体8が第1の位置および第2の位置のいずれの位置においても、そのほぼ全てが内腔部72内に存在している。これにより、不用意に栓体8に触れることを防止することができるとともに、キャップ6の大型化を防止することができる。
キャップ本体7の構成材料としては、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリ−(4−メチルペンテン−1)、ポリカーボネート、アクリル樹脂、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ブタジエン−スチレン共重合体、ポリアミド(例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン6・10、ナイロン12)、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリアリルスルホン、ポリエーテルスルホン、メタクリル−スチレン共重合体、ポリアリレート、スチレン−アクリロニトリル共重合体のような各種樹脂が挙げられるが、その中でも、成形が容易であるという点で、ポリプロピレン、環状ポリオレフィン、ポリエステル、ポリ−(4−メチルペンテン−1)のような樹脂が好ましい。
また、栓体8の構成材料としては、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料(特に加硫処理したもの)や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマー、ポリエチレン、塩化ビニル樹脂のような比較的柔軟な樹脂材料等が挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。
なお、本実施形態では、流路61は、キャップ本体7の内周面721に形成された凸部73と栓体8の外周面とで構成されるものについて示したが、これに限定されない。例えば、キャップ本体7の内周面721に形成された凹部と栓体8の外周面とで構成されるものでもよいし、栓体8の外周面に形成された凸部または凹部とキャップ本体7の内周面721とで構成されるものでもよく、これらのうちの1または任意の2以上を組み合わせて構成されるものであってもよい。凹部を設ける場合も、凸部73と同様に、栓体8の外周面またはキャップ本体7の内周面721にほぼ等間隔に設けるのが好ましい。また、凸部を設ける場合は、栓体8をバランスよくキャップ本体7に保持するために、少なくとも3つ以上設けるようにすればよく、凹部を設ける場合も、少なくとも1つ設けるようにすればよい。
また、本実施形態では、栓体8を第2の位置としたとき、栓本体81の外周面811とキャップ本体7の内周面721とが密着し、かつ栓本体81の基端面812と口部22の先端面222が密着することにより、流体Qの通過を阻止する構成であったが、これらのうちの一方のみにより、流体Qの通過を阻止するような構成であってもよい。
また、本実施形態では、栓体8について一部材で構成されるものについて説明したが、栓体8は、栓本体81、操作部82および接続部83を、それぞれ別部材で構成し、これらを互いに接合したものであってもよい。この場合、少なくとも栓本体81の外周部が前述したような弾性材料で構成されていればよい。
また、キャップ6の口部22に対する装着方法は、螺合によるものに限定されず、例えば、嵌合、かしめ等のいかなる方法であってもよい。
次に、キャップ6を使用したプレフィルドシリンジ1の製造方法(組立方法)について説明する。
[1] まず、シリンジ外筒2およびキャップ6を用意し、シリンジ外筒2の口部22にキャップ6を装着する。このとき、キャップ6は、栓体8を第1の位置としておく(図3参照)。
[2] この状態で、シリンジ外筒2をオートクレーブ滅菌装置内に入れる。この状態で、該装置内に高圧蒸気Rを供給して滅菌を施す。
このとき、キャップ6内には、高圧蒸気Rが通過する流路61が形成されている。これにより、高圧蒸気Rは、流路61および流路221を通過して、シリンジ外筒2内、特に、口部22内(流路221)まで充分に滅菌される。
[3] 次いで、滅菌終了後、無菌環境下のアイソレータ内に該シリンジ外筒2を移し、押圧機(図示せず)により、操作部82を基端方向へ押圧し、栓体8を第1の位置から第2の位置に移動(変位)させる。これにより、口部22が封止される。
このとき、栓本体81は、段差部74付近において変形しつつ、小空間724aへ向かって移動する。そして、段差部74を通過して、小空間724aに至ると、栓本体81は、ほぼ元の形状に復元するが、シール性を維持するためにやや圧縮された状態となっている。
栓本体81が小空間724aに至ると、栓本体81は、キャップ本体7の内周面721と口部22の先端面222とに強固に密着して、流路61が閉鎖され、その後充填される薬液の通過を阻止する。これにより、流路61の高圧蒸気Rの通過が阻止される。
このように、本発明のキャップ6では、押圧操作という簡単な操作で、栓体8を第1の位置から第2の位置へ移動させることができるので、小さい作業スペースでも、その操作を確実に行うことができる。
[4] その後、無菌環境下で、予め滅菌処理(例えばろ過滅菌等)が施された液状製剤100をシリンジ外筒2の基端にある開口部からそのシリンジ外筒2内に充填する。この充填量は、シリンジ1の容量に対応し、0.1〜100mL程度とされる。前記液状製剤100を充填した後、ガスケット3、プランジャ4を装着して、図5に示すように、プレフィルドシリンジを完成させる。
なお、この状態では、シリンジ外筒2の口部22(流路221)が栓体8により気密的(液密的)に封止されているので、液状製剤100がシリンジ1内から漏れ出すことがない。
なお、液状製剤100としては、血液製剤、ブドウ糖等の糖質注射液、塩化ナトリウムや乳酸カリウム等の電解質補正用注射液、ビタミン剤、ワクチン、抗生物質注射液、造影剤、ステロイド剤、蛋白質分解酵素阻害剤、脂肪乳剤、各種蛋白製剤、抗癌剤、麻酔薬、覚せい剤、麻薬のような各種薬液、各種診断薬、あるいは、蒸留水、生理食塩水、消毒薬、栄養剤、流動食、アルコール等の液体が収納される。
また、シリンジ外筒2の滅菌は、オートクレーブ滅菌に限定されず、例えば、過酸化水素やEOGのような滅菌ガスを用いたガス滅菌、γ線のような放射線照射による放射線滅菌等を用いることもできる。
<第2実施形態>
図6は、本発明のキャップの第2実施形態を示す縦断面図である。
以下、第2実施形態のキャップについて説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第2実施形態では、栓体の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図6に示す栓体8Aは、操作部82と接続部83とが省略され、円柱状の栓本体81で構成されている。
栓体8A(栓本体81)の上部には、凹形状のへこみ815が形成されている。
栓体8Aの先端を押圧し、栓体8Aをキャップ本体7内で第1の位置から第2の位置へ移動操作する際、段差部74付近により基端面812から外周面811が順次押圧される。これにより、栓体8Aは、栓体8Aの先端部がへこみ815側へ傾倒して、段差部74を通過し易い形状となる。
すなわち、本実施形態では、へこみ815を設けたことにより、栓体8Aの第1の位置から第2の位置への移動操作をより容易に行うことができる。
<第3実施形態>
図7は、本発明のキャップの第3実施形態を示す縦断面図である。
以下、第3実施形態のキャップについて説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第3実施形態では、栓体の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図7に示す栓体8Bは、操作部82と接続部83とが省略され、円柱状の栓本体81で構成されている。
栓体8B(栓本体81)の外周面811の軸方向のほぼ中央部には、周方向に沿って、凹部817が形成されている。これにより、栓体8Bは、軸方向の途中で、くびれた形状をなしている。
このような構成により、栓体8Bが第2の空間724に納まったときに圧縮された体積分がくびれた部分に充当されることで押し込み力を軽減させ、かつ適度な密着力を発揮することができるという効果が得られる。
なお、栓体8Bは、凹部817が形成されず、ストレート形状をなすものであってもよい。
<第4実施形態>
図8は、本発明のキャップの第4実施形態を示す縦断面図である。
以下、第4実施形態のキャップについて説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第4実施形態では、栓体の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図8に示す栓体8Cは、操作部82と接続部83とが省略され、円柱状の栓本体81で構成されている。
栓体8C(栓本体81)の外周面811には、軸方向に所定の間隔を置いて、複数(本実施形態では、2つ)の溝818が周方向に沿って形成されている。換言すれば、栓体8Cの外周面811には、軸方向に所定の間隔を置いて、複数(本実施形態では、3つ)のリング状のリブ819が形成されている。
栓体8Cの先端を押圧し、栓体8Cをキャップ本体7内で第1の位置から第2の位置へ移動操作する際、段差部74付近によりリブ819が圧縮される。これにより、栓体8Cは、段差部74を通過し易い形状となる。
すなわち、本実施形態では、リブ819を設けたことにより、栓体8Cの第1の位置から第2の位置への移動操作をより容易に行うことができる。
なお、栓体8Cは、リブ819のみならず、その全体が圧縮されるような構成であってもよい。
また、リブ819の設置数は、図示の構成に限定されず、1つ、2つまたは4つ以上であってもよい。
<第5実施形態>
図9は、本発明のキャップの第5実施形態を示す縦断面図である。
以下、第5実施形態のキャップについて説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第5実施形態では、栓体の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図9に示す栓体8Dは、接続部83が省略され、円柱状の栓本体81と操作部82とで構成されている。
栓体8Dは、第1の位置および第2の位置のいずれの位置にあるときも、操作部82がキャップ本体7から突出した状態になるように構成されている。また、栓体8Dが第1の位置にあるとき、栓本体81の一部もキャップ本体7から突出した状態になるように構成されている。この突出した部分の栓本体81の長さ(高さ)は、栓体8Dが第1の位置から第2の位置に移動する移動距離にほぼ等しく設定されている。栓体8Dが第2の位置に移動した際、前述した箇所が密着するのに加え、キャップ本体7の先端面75と操作部82の基端面822とが密着する。これにより、シリンジ1の気密性(液密性)をより高くすることができる。
<第6実施形態>
図10は、本発明のキャップの第6実施形態を示す縦断面図である。
以下、第6実施形態のキャップについて説明するが、前述した第1実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
第6実施形態では、流路および栓体の構成が異なること以外は、前記第1実施形態と同様である。
図10に示すキャップ6では、流路61は、前述したのと同様のキャップ本体7に形成された凸部73と栓体8の外周面821、および、栓体8(栓本体81)の先端部に形成された凹部814とキャップ本体7(段差部74付近)の内周面721で構成されている。
操作部82は、図10に示すように、その少なくともキャップ本体7の内周面721(凸部73)に接触する部分である外周面821を硬質材料で構成するようにしてもよい。これにより、栓体8のキャップ本体7に対する摺動性が高まり、栓体8を第1の位置から第2の位置へ移動させる操作をより円滑に行うことができる。
このような硬質材料としては、キャップ本体7で挙げたような樹脂材料の他、例えば、チタン、アルミニウムまたはアルミニウム合金、ステンレス鋼等が挙げられる。
以上、第2〜第6実施形態で述べた構成の栓体とキャップ本体とを用いた場合も、第1実施形態と同様にして、プレフィルドシリンジの製造を行うことができる。
以上、本発明のキャップおよびプレフィルドシリンジの製造方法を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、キャップを構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
また、本発明のキャップでは、前記第1〜第6実施形態のうちの、任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
また、本発明のプレフィルドシリンジの製造方法では、任意の1または2以上の工程を追加することもできる。
本発明のキャップの第1実施形態を示す分解縦断面図である。 図1に示すキャップが備えるキャップ本体の先端側からの図である。 図1に示すキャップの作動状態を示す縦断面図(栓体が第1の位置にある状態を示す)である。 図1に示すキャップの作動状態を示す縦断面図(栓体が第2の位置にある状態を示す)である。 図1に示すキャップをプレフィルドシリンジに装着した状態を示す側面図である。 本発明のキャップの第2実施形態を示す縦断面図である。 本発明のキャップの第3実施形態を示す縦断面図である。 本発明のキャップの第4実施形態を示す縦断面図である。 本発明のキャップの第5実施形態を示す縦断面図である。 本発明のキャップの第6実施形態を示す縦断面図である。 プレフィルドシリンジの部分断面図である。
符号の説明
1 プレフィルドシリンジ
2 シリンジ外筒
21 内周面
211 底部
22 口部
221 流路
222 先端面
23 フランジ
24 空間
3 ガスケット
31、32 突部
4 プランジャ
40 本体部
41 板部材
42 指当て部
5 ロックアダプタ
51 内腔部
52 雌ネジ
6 キャップ
61 流路
7 キャップ本体
71 雄ネジ
72 内腔部
721 内周面
723 第1の空間
724 第2の空間
724a 小空間
73 凸部
74 段差部
75 先端面
8 栓体
8A 栓体
8B 栓体
8C 栓体
8D 栓体
81 栓本体
811 外周面
812 基端面
813 突起部
814 凹部
815 へこみ
817 凹部
818 溝
819 リブ
82 操作部
821 外周面
822 基端面
83 接続部
100 液状製剤
Q 流体
R 高圧蒸気

Claims (5)

  1. シリンジ外筒の先端に突出形成された口部に装着して使用されるキャップであって、
    内腔部を有し、前記口部に装着されるキャップ本体と、
    前記キャップ本体の前記内腔部内にその軸方向に沿って移動可能に設けられた、弾性材料で構成されている栓本体を有する栓体であって、前記キャップ本体が前記口部に装着された状態で、前記栓本体の外周面と前記キャップ本体の内周面との間で流体が通過する流路が形成され、該流路を介して前記流体の前記口部への通過を許容する第1の位置から、この通過を阻止する第2の位置へ不可逆的に移動する栓体とを備え、
    前記流路は、前記キャップ本体の内周面および前記栓本体の外周面のうちの少なくとも一方に前記キャップ本体の軸方向に沿って形成された凸部または凹部により画成されたものであり、
    前記栓体を前記第2の位置としたとき、前記キャップ本体の内周面の前記流路を画成しない部分と前記栓本体の外周面とが密着することと、前記栓本体の前記口部側の端部と前記口部の先端とが密着することとのいずれか一方または双方により、前記流体の前記口部への通過が阻止されることを特徴とするキャップ。
  2. 前記キャップ本体は、前記内腔部側に段差部を有し、
    前記栓体を前記第2の位置としたとき、前記栓本体は、前記内腔部の前記段差部より前記口部側の空間に挿入され、該空間の容積は、前記栓本体の体積より小さいものである請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記シリンジ外筒は、プレフィルドシリンジ用の外筒である請求項1または2に記載のキャップ。
  4. 先端に突出形成された口部を有するシリンジ外筒と、前記口部に装着された請求項1ないし3のいずれかに記載のキャップと、前記シリンジ外筒に充填された液状製剤とを備えるプレフィルドシリンジを製造する方法であって、
    前記栓体を前記第1の位置とした状態で、前記口部に装着し、この状態で滅菌し、
    次いで、無菌環境下で、前記栓体を前記第1の位置から前記第2の位置に変位させ、
    その後、無菌環境下で、前記液状製剤を前記シリンジ外筒に充填することを特徴とするプレフィルドシリンジの製造方法。
  5. 前記滅菌は、オートクレーブ滅菌である請求項4に記載のプレフィルドシリンジの製造方法。
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