JP2009239820A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の筐体と第2の筐体とを連結する連結部の周辺において信号線から発生するノイズを低減させることができる電子機器を提供すること。
【解決手段】第1の筐体2と、第2の筐体3と、第1の筐体2と第2の筐体3とを連結すると共に第1の金属部41aを有する連結部4と、第1の筐体2内に配設された第1の回路基板70と、第2の筐体3内に配設された第2の回路基板32と、連結部4を介して第1の回路基板70と第2の回路基板32とを電気的に接続する信号線80と、を備え、信号線80は第1の金属部41aに巻着されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の筐体が連結部を介して連結されて構成される携帯電話機などの電子機器に関する。
従来より、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを連結する連結部と、前記第1の筐体内に配設された第1の回路基板と、前記第2の筐体内に配設された第2の回路基板と、前記連結部を介して前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを電気的に接続する信号線とを備える携帯電話機などの電子機器が知られている(例えば、下記特許文献1参照)。連結部は、例えば、ヒンジ機構やスライド機構を備えている。信号線は、例えば、細い同軸ケーブルからなる。
特開2000−138522号公報
従来の電子機器においては、信号線は、例えば、連結部を構成する筒状部材の内部に挿通されて、第1の筐体内に配設された第1の回路基板と、第2の筐体内に配設された第2の回路基板とを電気的に接続している。
しかしながら、従来の電子機器においては、連結部の周辺において信号線からノイズが発生しやすい。連結部における信号線には、第1の筐体と第2の筐体との間を流れる複数の信号が流れるためである。近年の電子機器においては、多機能化が進み、回路基板に搭載される電子部品の数が増加しており、第1の筐体と第2の筐体との間を流れる信号がますます増加しているため、連結部の周辺において信号線から発生するノイズは、増加傾向にある。
従って、本発明は、第1の筐体と第2の筐体とを連結する連結部の周辺において信号線から発生するノイズを低減させることができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、第1の筐体と、第2の筐体と、前記第1の筐体と前記第2の筐体とを連結すると共に第1の金属部を有する連結部と、前記第1の筐体内に配設された第1の回路基板と、前記第2の筐体内に配設された第2の回路基板と、前記連結部を介して前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを電気的に接続する信号線と、を備え、前記信号線は前記第1の金属部に巻着されていることを特徴とする電子機器に関する。
また、前記信号線は、中間部材を介して前記第1の金属部に巻着されていることが好ましい。
また、前記第1の金属部は、基準電位部に電気的に接続されていることが好ましい。
また、前記中間部材は少なくとも一部が磁性体からなることが好ましい。
また、前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、前記連結部を介して開閉可能に連結され、前記第1の筐体及び前記第2の筐体の少なくとも一方に、アンテナと、前記開状態において前記第1の金属部に容量結合される第2の金属部とが配設されていることが好ましい。
本発明によれば、第1の筐体と第2の筐体とを連結する連結部の周辺において信号線から発生するノイズを低減させることができる。
以下、本発明を実施するための第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、本発明の電子機器の第1実施形態である携帯電話機1の基本構造について、図1から図4を参照しながら説明する。
図1は、第1実施形態の携帯電話機1を開状態で示す斜視図である。図2は、第1実施形態の携帯電話機1を閉状態で示す斜視図である。図3は、図1に示す操作部側筐体2に内蔵される部材の分解斜視図である。図4は、図1に示す表示部側筐体3に内蔵される部材の分解斜視図である。
図1及び図2に示すように、第1実施形態の携帯電話機1は、第1の筐体である操作部側筐体2と、第2の筐体である表示部側筐体3とを備える。操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジ機構を備える連結部4を介して、開閉軸Xを中心に開閉可能に連結される。具体的には、操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4を介して連結される。これにより、携帯電話機1は、連結部4を介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に動かすことが可能に構成される。
つまり、携帯電話機1は、図1に示す操作部側筐体2と表示部側筐体3とが連結部4を介して開いた状態(開状態)と、図2に示す操作部側筐体2と表示部側筐体3とが連結部4を介して互いに重なり合う(折り畳まれた)状態(閉状態)とに変更可能に構成されている。ここで、閉状態とは、両筐体2,3が互いに重なるように配置された状態であり、開状態とは、両筐体2,3が互いに重ならない、あるいは両筐体2,3の重なる程度が小さくなるように配置された状態である。
図1及び図2に示すように、操作部側筐体2の外面は、フロントケース21及びリアケース22により構成される。操作部側筐体2は、フロントケース21側に、操作キー群11と、携帯電話機1の使用者が通話時に発した音声が入力されるマイクとしての音声入力部12とがそれぞれ露出するように構成される。
操作キー群11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能を作動させるための機能設定操作キー13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作キー14と、各種操作における決定や上下左右方向のスクロール等を行う操作部材としての決定操作キー15とにより構成される。
操作キー群11を構成する各キーそれぞれには、操作部側筐体2と表示部側筐体3との開閉状態や各種モード、あるいは起動されているアプリケーション等の種類に応じて所定の機能が割り当てられる(キー・アサイン)。そして、使用者が各キーを押圧することにより、各キーに割り当てられている機能に応じた動作が実行される。
音声入力部12は、操作部側筐体2の長手方向における連結部4側と反対の外端部側に配置される。つまり、音声入力部12は、携帯電話機1の開状態において一方の外端部側に配置される。
操作部側筐体2における一方側の側面には、外部機器(例えば、ホスト装置)と通信を行うためのインターフェース(図示せず)が配置される。操作部側筐体2の他方側の側面には、所定の機能が割り当てられているサイドキーと、外部メモリの挿入及び取り出しが行われるインターフェース(図示せず)とが配置される。インターフェースは、キャップにより覆われている。各インターフェースは、不使用時にはキャップにより覆われる。
表示部側筐体3におけるフロントケース30aには、各種情報を表示するためのメイン表示部34aと、通話の相手側の音声を出力するレシーバとしての音声出力部31とが露出するように配置される。
携帯電話機1は複数の機能を有する。携帯電話機1は、地上デジタル放送受信制御をする機能、AMラジオ放送受信制御をする機能、FMラジオ放送受信制御をする機能、メイン電源制御機能(オン/オフ制御機能)等を有する。
次に、図3を参照しながら、操作部側筐体2の内部構造について説明する。
図3に示すように、フロントケース21とリアケース22とは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。また、フロントケース21とリアケース22との間には、キー構造部40と、キー基板50と、シールドケース60と、第1の回路基板である主回路基板70とが挟まれるようにして内蔵される。
フロントケース21には、携帯電話機1の閉状態において表示部側筐体3のメイン表示部34aと対向する内側面に、開口部としてのキー孔13a、14a、15aが形成される。キー孔13a、14a、15aそれぞれからは、機能設定操作キー13を構成する機能設定操作キー部材13bの押圧面、入力操作キー14を構成する入力操作キー部材14bの押圧面、及び決定操作キー15を構成する決定操作キー部材15bの押圧面が露出される。この露出した機能設定操作キー部材13b、入力操作キー部材14b及び決定操作キー部材15bの押圧面を押下することで、対応するキースイッチ51、52、53それぞれに設けられる後述のメタルドーム(椀状形状)の頂点が押圧され、スイッチ端子に接触して電気的に導通する。
キー基板50は、複数の絶縁層(絶縁フィルム)の間に配線を挟み込んで形成されるフレキシブル基板である。キー基板50は、キー構造部40側に、キートップとしての機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15にそれぞれ対応して、複数のキースイッチ51、52、53を備える。キースイッチ51、52、53(後述)は、椀状に湾曲して立体的に形成された金属板のメタルドームを有する。メタルドームは、その椀状形状の頂点が押圧されると、キー基板50の表面に印刷された電気回路(図示せず)に形成されるスイッチ端子に接触して、電気的に導通するように構成される。
キー構造部40は、キー基板50に積層配置され、複数のキースイッチ51、52、53を押圧可能な押し子と、操作面を有するキートップとが、弾性を有するシリコンなどで構成されたシートに設けられて構成されている。
キー構造部40は、シリコンゴム製の基体シートの表面に操作キー群11のキートップが接着剤により貼り付けられて構成される。キー構造部40における操作キー群11を構成する機能設定操作キー13、入力操作キー14及び決定操作キー15は、キー基板50におけるキースイッチ51、52、53と対向する位置に配置されると共に、フロントケース21に形成されるキー孔13a、14a、15aから露出するように配置される。
シールドケース60は、薄型の直方体における一の広い面が開口した形状を有する導電性の部材である。シールドケース60は、キー基板50の載置面となる平板部61と、平板部61における開口側の面に略垂直に形成されるリブ62とを備える。リブ62は、主回路基板70に実装される各種電子部品のうち最も高い電子部品の高さと同等又はそれよりも十分に高くなるよう形成される。リブ62は、平板部61の周縁及び内側に、主回路基板70における基準電位部を構成する基準電位パターン層75(詳細は後述)に対応するように形成される。具体的には、リブ62は、シールドケース60が主回路基板70に載置された状態で、基準電位パターン層75上に配置されるように形成される。
なお、シールドケース60は、その全体を金属から構成することができる他、その骨格を樹脂から形成し、該骨格の表面に導体膜を形成して構成することもできる。
また、キー基板50がシールドケース60における平板部61に載置されるので、キー構造部40が押圧されることによる圧力や撓みは、シールドケース60の下方に配置される主回路基板70に伝達されにくい。
シールドケース60は、リブ62の底面が基準電位パターン層75に当接されることで、基準電位パターン層75と電気的に接続される。シールドケース60は、基準電位パターン層75と電気的に導通して基準電位パターン層75と同じ大きさの電位を有するようになる。
シールドケース60は、外部からの高周波等のノイズが主回路基板70に配置される各種電子部品に作用するのを抑制すると共に、RF(Radio Frequency)回路、CPU回路、電源回路等から放出されるノイズを遮蔽して、他の電子部品やアンテナに接続される受信回路等に作用することを抑制する。具体的には、シールドケース60におけるリブ62の底面が基準電位パターン層75上に配置されることで、各回路は、リブ62により囲われると共に平板部61の一部により覆われる。リブ62は、各回路における隔壁として機能し、平板部61の一部と共に各回路をシールドする。
主回路基板70には、非図示の各種電子部品や回路が配置される。各種電子部品は、所定の組み合わせにより複数の回路ブロックを形成する。例えば、RF(Radio Frequency)回路、電源回路等を含む各種回路ブロックが形成される。
主回路基板70におけるシールドケース60側の第1面70aには、上述の各種電子部品の他、基準電位部を構成する基準電位パターン層75が形成される。基準電位パターン層75は、上述の各回路ブロックを区画するように形成される。基準電位パターン層75は、主回路基板70の第1面70aの表面に導電性の部材を所定パターンで印刷することで形成される。
メインアンテナP1は、基台上に所定形状のアンテナエレメントが配置されることにより構成される。メインアンテナP1は、操作部側筐体2における連結部4側と反対の端部側に配置される。このメインアンテナP1のアンテナエレメントは、帯状の板金部材により形成される。また、メインアンテナP1は、不図示の給電端子を介して主回路基板70から給電される。これにより、アンテナエレメントは、給電端子を介して主回路基板70から給電されると共に、主回路基板70のRFモジュール等と接続される。
TV受信アンテナP2は、地上デジタル放送としてのいわゆるワンセグ放送の電波を受信する。TV受信アンテナP2は、操作部側筐体2に脱出自在に設けられる。
リアケース22の一端側には、取り外し可能なバッテリリッド23が設けられている。バッテリリッド23は、バッテリQをリアケース22の外側から収納した後、リアケース22に装着される。また、リアケース22における一端側には、ユーザの音声を入力する音声入力部12のマイク(図示せず)が収容される。
次に、図4等を参照しながら、表示部側筐体3の内部構造について説明する。
図4に示すように、表示部側筐体3は、フロントケース30aと、音声出力部31と、フロントパネル33と、各種情報を表示させるメイン液晶モジュール34と、メイン液晶モジュール34に接続された表示部側回路基板32と、リアパネル35と、リアケース30bとを備える。
表示部側筐体3は、その外面が、フロントケース30a及びリアケース30bを主体として構成される。詳述すると、図1及び図4に示すように、表示部側筐体3の前面3aは、フロントケース30a及びフロントパネル33を主体として構成されている。前面3aは、携帯電話機1の閉状態において操作部側筐体2と向かい合う面である。図2及び図4に示すように、表示部側筐体3の背面3bは、リアケース30bを主体として構成されている。背面3bは、前面3aとは反対側の面である。
表示部側筐体3においては、フロントケース30aと、フロントパネル33と、メイン液晶モジュール34と、表示部側回路基板32と、リアパネル35と、リアケース30bとが積層的に配置される。具体的には、フロントケース30aとリアケース30bとは、互いの凹状の内側面が向き合うように配置され、互いの外周縁が重なり合うようにして結合される。そして、フロントケース30aとリアケース30bとの間には、メイン液晶モジュール34が接続された表示部側回路基板32が挟まれるようにして内蔵される。メイン液晶モジュール34は、その一方の面に設けられたメイン表示部34aが、透明部分を主体とするフロントパネル33を介して、フロントケース30aに形成された開口部から表示部側筐体3の前面3aに露出するように配置される。表示部側回路基板32には、アンプと接続されるスピーカ(いずれも図示せず)が接続される。
図2に示すように、表示部側筐体3のリアケース30b側には、各種情報を表示させるサブ液晶モジュール36が配置されている。サブ液晶モジュール36は、その一方の面に設けられたサブ表示部36aが、リアケース30bの透明部分を介して表示部側筐体3の背面3bに露出するように配置されている。
メイン液晶モジュール34及びサブ液晶モジュール36は、それぞれ、メイン表示部34a及びサブ表示部36aを構成する液晶パネル、この液晶パネルを駆動する駆動回路、この液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部などから構成される。
また、フロントケース30aには、通話の相手側における音声を出力する音声出力部31が形成されている。音声出力部31は、表示部側筐体3の長手方向における連結部4とは反対の端部側に配置される。つまり、音声出力部31は、携帯電話機1の開状態における表示部側筐体3側の端部近傍に配置される。
また、表示部側筐体3には、第2の金属部である基準電位部G2(図8参照)が配設されている。基準電位部G2は、第2の回路基板である表示部側回路基板32に設けられた基準電位部である。基準電位部G2は、後述するように、携帯電話機1の開状態において、連結部4におけるヒンジ軸部材41の軸心部材(第1の金属部)41aに容量結合される第2の金属部としても機能する。
次に、図3から図8を参照しながら、連結部4について詳述する。図5は、開状態の携帯電話機1における連結部4の近傍を部分的に示す模式図である。図6は、ヒンジ軸部材41に信号線80が巻着されている状態を模式的に示す斜視図である。図7は、開状態の携帯電話機1について、仮想的に操作部側筐体2と表示部側筐体3とを分離させて示す図である。図8は、開状態の携帯電話機1について、軸心部材41aと操作部側筐体2の基準電位部G1及び表示部側筐体3の基準電位部G2との電気的接続関係を模式的に示す図で、(a)は、連結部4の近傍について操作部側筐体2及び表示部側筐体3の厚み方向に視た部分図、(b)は、(a)におけるB−B線断面図である。
図3及び図5に示すように、操作部側筐体2における表示部側筐体3側の端部には、操作部側筐体2の前面2a側に膨出する膨出部4aが形成されている。膨出部4aは、操作部側筐体2における幅方向中央部に設けられている。膨出部4aにおける操作部側筐体2の幅方向外側には、それぞれ第1軸受け開口部42,42が設けられている。第1軸受け開口部42には、それぞれヒンジ軸部材41が挿通され、配置される。膨出部4aよりも操作部側筐体2の幅方向外側には、表示部側筐体3における一対の延出部4b,4b(後述)が配置される。
図4及び図5に示すように、表示部側筐体3における操作部側筐体2側の端部には、操作部側筐体2側に延出する一対の延出部4b,4bが設けられている。一対の延出部4b,4bは、表示部側筐体3の幅方向に離間し、表示部側筐体3の幅方向外側に位置している。一対の延出部4b,4bの間には、操作部側筐体2における膨出部4aが配置される。
一対の延出部4b,4bにおける表示部側筐体3の幅方向内側には、それぞれ第2軸受け開口部43,43が設けられている。第2軸受け開口部43は、フロントケース30a側の前側半円部43aと、リアケース30b側の後ろ側半円部43bとから形成される。第2軸受け開口部43には、それぞれヒンジ軸部材41が挿通され、配置される。
一対のヒンジ軸部材41が第1軸受け開口部42及び第2軸受け開口部43に挿通されることで、連結部4におけるヒンジ機構が構成される。
図6に示すように、ヒンジ軸部材41は、軸心部材(第1の金属部)41aと、軸心部材41aの周面を被覆する被覆部材(中間部材)41bとからなる。つまり、連結部4は、軸心部材41aを有する。軸心部材41aは、金属製の円柱状、円筒状(中空状)などの部材からなる。被覆部材41bは、少なくとも一部が磁性体からなることが好ましい。磁性体としては、比誘電率が高い点から、フェライトが好ましい。
図7に示すように、操作部側筐体2における主回路基板70と、表示部側筐体3における表示部側回路基板32とは、連結部4を介して、信号線80により電気的に接続されている。つまり、携帯電話機1は、連結部4を介して主回路基板70と表示部側回路基板32と電気的に接続する信号線80を備えている。信号線80は、例えば、細い同軸ケーブルからなる。
信号線80の一端部80aは、第1コネクタ82aを介して、操作部側筐体2における主回路基板70に接続されている。信号線80の他端部80bは、第2コネクタ82bを介して、表示部側筐体3における表示部側回路基板32に接続されている。
信号線80は、ヒンジ軸部材41に巻着されている(巻き付けられている)。詳述すると、信号線80は、被覆部材41bを介して軸心部材41aに巻着され、コイル81を形成している。信号線80が被覆部材41bを介して軸心部材41aに巻着されていると、信号線80と軸心部材41aとが容量結合されやすくなる。
ヒンジ軸部材41における軸心部材41aは、基準電位部に電気的に接続されている。本実施形態においては、図6及び図8に示すように、軸心部材41aは、導通部45を介して、主回路基板70における基準電位パターン層75(G1)に電気的に接続されている。導通部45は、一対のヒンジ軸部材41,41における内端部近傍に位置する。
なお、図8においては、操作部側筐体2における基準電位部(基準電位パターン層75)について符号「G1」を付し、表示部側筐体3における基準電位部について符号「G2」を付している。図8においては、操作部側筐体2における基準電位部G1及び表示部側筐体3における基準電位部G2を模式的に示している。
表示部側筐体3における基準電位部G2は、連結部4におけるヒンジ軸部材41の軸心部材41aに容量結合される第2の金属部としても機能する。従って、軸心部材41aと基準電位部G2とが容量結合された状態において、ホスト装置から空中を伝搬して到来する電波の到来波が、メインアンテナP1により共振されると、高周波電流が誘起され、電気力線が形成される。そして、到来波により誘起した高周波電流は、メインアンテナP1から主回路基板70、信号線80及び表示部側回路基板32へと伝搬され、電気的な高周波グランドが形成される。
また、メインアンテナP1により共振された到来波は、主回路基板70、導通部45、軸心部材41a、及び軸心部材41aと容量結合された基準電位部G2(表示部側回路基板32)へと伝搬され、電気的な高周波グランドが形成される。更に、メインアンテナP1により共振された到来波は、主回路基板70、導通部45、軸心部材41a、軸心部材41aと容量結合された信号線80、及び表示部側回路基板32へと伝搬され、電気的な高周波グランドが形成される。
前述した構成を有する本実施形態の携帯電話機1によれば、以下に示す各効果が奏される。
本実施形態の携帯電話機1においては、連結部4を介して主回路基板70と表示部側回路基板32とを電気的に接続する信号線80が、ヒンジ軸部材41の軸心部材41aに巻着されている。そのため、連結部4に、信号線80からなるコイル81が形成されることになり、連結部4の周辺における信号線80のインダクタンス成分が増加する。従って、ノイズ源となりやすい信号線80から発生するノイズを好適に低減させることができる。
また、本実施形態の携帯電話機1においては、信号線80は、被覆部材41bを介して軸心部材41aに巻着されている。そのため、信号線80と軸心部材41aとが容量結合されやすく、ノイズ源となりやすい信号線80から発生するノイズを更に低減させることができる。
また、本実施形態の携帯電話機1においては、軸心部材41aは、基準電位部(例えば、操作部側筐体2における基準電位パターン層75(基準電位部G1))に電気的に接続されている。そのため、信号線80と軸心部材41aとの間が容量結合されると、信号線80から発生するノイズは、基準電位部に伝搬する。従って、ノイズ源となりやすい信号線80から発生するノイズを更に低減させることができる。
また、本実施形態の携帯電話機1においては、被覆部材41bが磁性体からなるため、信号線80と軸心部材41aとの間の誘電率が向上する。そのため、信号線80と軸心部材41aとの容量結合の程度が増加し、その結果、ノイズ源となりやすい信号線80から発生するノイズを更に低減させることができる。
また、本実施形態の携帯電話機1においては、開状態において軸心部材41aに容量結合される第2の金属部(操作部側筐体2における基準電位部G2)が配設されている。そのため、軸心部材41aと第2の金属部とが容量結合され、開状態におけるアンテナ感度の低下が抑制される。
特に、信号線80が、磁性体からなる被覆部材41bを介して軸心部材41aに巻着されているため、軸心部材41aの磁性体により、軸心部材41aと第2の金属部との間の誘電率が向上する。従って、軸心部材41aと第2の金属部との容量結合の程度が増加し、開状態におけるアンテナ感度の低下を更に抑制させることができる。
また、操作部側筐体2における基準電位パターン層75(基準電位部G1)と表示部側筐体3における基準電位部G2との容量結合を強め、アンテナの利得を向上させることができる。
更に、操作部側筐体2の基準電位部G1と表示部側筐体3の基準電位部G2とが容量結合することにより、両基準電位部G1,G2が高周波的に接続された状態が形成される。そして、両基準電位部G1,G2を伝搬する高周波電流の局在を低減することによって、アンテナの利得を向上させることができる。
なお、ヒンジ軸部材41における軸心部材41aを基準電位部に導通させること及び軸心部材41aを磁性体からなる被覆部材41bで被覆することにより、軸心部材41aと基準電位部との容量結合の程度を増加させる原理は、次の通りである。静電容量は、対向する金属の面積及びその金属間の比誘電率に比例し、対向する金属間の距離に反比例する。本実施形態においては、ヒンジ軸部材41における軸心部材41aを基準電位部に導通させることで、両基準電位部G1,G2同士が接近することにより金属間の距離が小さくなる。加えて、軸心部材41aを磁性体からなる被覆部材41bで被覆することにより、金属間の比誘電率が大きくなる。従って、両基準電位部G1,G2間の静電容量が増加し、容量結合の程度が強化される。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。他の実施形態については、主として、第1実施形態とは異なる点を説明し、第1実施形態と同様の構成について同じ符号を付し、説明を省略する。他の実施形態について特に説明しない点については、第1実施形態についての説明が適宜適用される。他の実施形態においても、第1実施形態と同様の効果が奏される。
図9から図10を参照しながら、第2実施形態の携帯電話機1’について説明する。
図9は、開状態の第2実施形態の携帯電話機1’における連結部4の近傍を部分的に示す模式図(図5対応図)である。図10は、開状態の携帯電話機1’について、軸心部材41aと操作部側筐体2の基準電位部G1及び表示部側筐体3の基準電位部G2との電気的接続関係を模式的に示す図(図8対応図)で、(a)は、連結部4の近傍について操作部側筐体2及び表示部側筐体3の厚み方向に視た部分図、(b)は、(a)におけるB−B線断面図である。
図9及び図10に示すように、第2実施形態の携帯電話機1’は、第1実施形態の携帯電話機1に比して、連結部4のヒンジ機構を構成するヒンジ軸部材が、連結部4の膨出部4aを貫通する1個のヒンジ軸部材41’から構成されている点が主として異なる。その他の構成は、第1実施形態と同様である。
第2実施形態の携帯電話機1’においては、図9及び図10に示すように、ヒンジ軸部材41’は、操作部側筐体2及び表示部側筐体3の幅方向のほぼ全幅に亘る長さを有している。導通部45は、ヒンジ軸部材41’の軸方向両端部の近傍にそれぞれ配置されている。信号線80から形成されるコイル81は、ヒンジ軸部材41’における一端部の近傍から、ヒンジ軸部材41の軸方向中央を超える位置(筐体の幅方向端部側)まで形成されている。
第2実施形態の携帯電話機1’においても、第1実施形態の携帯電話機1と同様の効果が奏される。
次に、図11から図14を参照しながら、第3実施形態の携帯電話機1”について説明する。
図11は、第3実施形態の携帯電話機1”を開状態で示す斜視図である。図12は、携帯電話機1”について、表示部側筐体3を、連結部4の回動軸Yを中心にして所定角度回動した状態の斜視図である。図13は、開状態の携帯電話機1”における連結部4の近傍を部分的に示す模式図(図5対応図)である。図14は、開状態の携帯電話機1”について、軸心部材41aと操作部側筐体2の基準電位部G1及び表示部側筐体3の基準電位部G2との電気的接続関係を模式的に示す図(図8対応図)で、(a)は、連結部4の近傍について操作部側筐体2及び表示部側筐体3の厚み方向に視た部分図、(b)は、(a)におけるB−B線断面図である。
図11及び図12に示すように、第3実施形態の携帯電話機1”においては、操作部側筐体2と表示部側筐体3とは2軸ヒンジ機構を備える連結部4を介して連結されている。そのため、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開状態と閉状態とに変更可能であると共に、開状態及び閉状態それぞれにおいて表示部側筐体3を表状態と裏状態とに切り替えることができる。
即ち、連結部4は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを、開閉軸Xを中心に任意の角度で開閉可能に連結すると共に、回動軸Yを中心に任意の角度で回動可能に連結する2軸ヒンジ機構を備えている。回動軸Yは、開閉軸Xに対して直交している。
ここで、開状態における表状態とは、表示部側筐体3の前面3aに配置されるメイン表示部34aと、操作部側筐体2の前面2aに配置される操作キー群11とが同じ側を向くように配置された状態(図11参照)をいう。開状態における裏状態とは、表示部側筐体3におけるメイン表示部34aと操作部側筐体2における操作キー群11とが反対側を向くように配置された状態(図示せず)をいう。
また、閉状態における表状態とは、表示部側筐体3におけるメイン表示部34aが操作部側筐体2における操作キー群11に対向するように配置された状態(図示せず)をいう。閉状態における裏状態とは、表示部側筐体3におけるメイン表示部34aが操作部側筐体2における操作キー群11と対向せずに表出した状態(図示せず)をいう。
図13及び図14に示すように、第3実施形態においては、操作部側筐体2と表示部側筐体3とは、ヒンジフレーム44を介して連結されている。ヒンジフレーム44は、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを開閉軸Xの方向に開閉すると共に、回動軸Yの方向に回動する2軸ヒンジ機構を実現する。ヒンジフレーム44は、操作部側筐体2と表示部側筐体3との間を携帯電話機1”の長手方向に亘る第1部材45aと、第1部材45aと操作部側筐体2とを連結する第2部材45bと、第1部材45aと表示部側筐体3とを連結する第3部材45cとを備える。
第1部材45a、第2部材45b及び第3部材45cは、第1実施形態におけるヒンジ軸部材41と同様に、軸心部材44a(第1の金属部)と、軸心部材44aを被覆する被覆部材44b(中間部材)とからなる。
信号線80は、ヒンジフレーム44の第1部材45aに巻着されている。詳述すると、信号線80は、第1部材45aにおいて、被覆部材44bを介して軸心部材44aに巻着され、コイル81を形成している。なお、図示はしないが、信号線80は、第2部材45b及び第3部材45cにおいて、被覆部材44bを介して軸心部材44aに巻着され、コイル81を形成してもよい。
図14に示すように、連結部4においては、ヒンジフレーム44の第2部材45bにおける軸心部材44aは、操作部側筐体2における基準電位部G1に電気的に接続されている。また、ヒンジフレーム44の第3部材45cにおける軸心部材44aは、表示部側筐体3における基準電位部G2に電気的に接続されている。従って、操作部側筐体2における基準電位部G1と表示部側筐体3における基準電位部G2とは、ヒンジフレーム44における軸心部材44aを介して電気的に接続されている。
第3実施形態の携帯電話機1”においても、第1実施形態の携帯電話機1及び第2実施形態の携帯電話機1’と同様の効果が奏される。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、前述した実施形態に制限されるものではなく、適宜変更が可能である。
例えば、信号線80は、前述の実施形態においては、中間部材(被覆部材41b、44b)を介して、第1の金属部(軸心部材41a、44a)に巻着されているが、これに制限されず、直接(中間部材を介さずに)、第1の金属部に巻着されていてもよい。
第1の金属部は、第1の筐体における基準電位部及び第2の筐体における基準電位部の一方又は両方に電気的に接続されていてもよい。
アンテナ及び第2の金属部は、第1の筐体及び第2の筐体の一方又は両方に配設されていてもよい。
また、本発明の電子機器は、前記実施形態のような折り畳み式ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3とを重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式の電子機器であってもよい。また、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(リボルバ)の電子機器であってもよい。
本発明は、携帯電話機以外の携帯電子機器に適用することができ、また携帯電子機器以外の電子機器にも適用することができる。携帯電話機以外の携帯電子機器としては、例えば、PHS(登録商標:Personal Handy phone System)、ポータブルゲーム機、ポータブルナビゲーション装置、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートパソコン、操作部を備えるELディスプレイ又は液晶ディスプレイが挙げられる。
更に、携帯電子機器以外の電子機器としては、例えば、電子辞書、電卓、電子手帳、デジタルカメラ、ビデオカメラ、ラジオ等が挙げられるが、これらのみに限定されるものではない。
第1実施形態の携帯電話機1を開状態で示す斜視図である。 第1実施形態の携帯電話機1を閉状態で示す斜視図である。 図1に示す操作部側筐体2に内蔵される部材の分解斜視図である。 図1に示す表示部側筐体3に内蔵される部材の分解斜視図である。 開状態の携帯電話機1における連結部4の近傍を部分的に示す模式図である。 ヒンジ軸部材41に信号線80が巻着されている状態を模式的に示す斜視図である。 開状態の携帯電話機1について、仮想的に操作部側筐体2と表示部側筐体3とを分離させて示す図である。 開状態の携帯電話機1について、軸心部材41aと操作部側筐体2の基準電位部G1及び表示部側筐体3の基準電位部G2との電気的接続関係を模式的に示す図で、(a)は、連結部4の近傍について操作部側筐体2及び表示部側筐体3の厚み方向に視た部分図、(b)は、(a)におけるB−B線断面図である。 開状態の第2実施形態の携帯電話機1’における連結部4の近傍を部分的に示す模式図(図5対応図)である。 開状態の携帯電話機1’について、軸心部材41aと操作部側筐体2の基準電位部G1及び表示部側筐体3の基準電位部G2との電気的接続関係を模式的に示す図(図8対応図)で、(a)は、連結部4の近傍について操作部側筐体2及び表示部側筐体3の厚み方向に視た部分図、(b)は、(a)におけるB−B線断面図である。 第3実施形態の携帯電話機1”を開状態で示す斜視図である。 携帯電話機1”について、表示部側筐体3を、連結部4の回動軸Yを中心にして所定角度回動した状態の斜視図である。 開状態の携帯電話機1”における連結部4の近傍を部分的に示す模式図(図5対応図)である。 開状態の携帯電話機1”について、軸心部材41aと操作部側筐体2の基準電位部G1及び表示部側筐体3の基準電位部G2との電気的接続関係を模式的に示す図(図8対応図)で、(a)は、連結部4の近傍について操作部側筐体2及び表示部側筐体3の厚み方向に視た部分図、(b)は、(a)におけるB−B線断面図である。
符号の説明
1 携帯電話機(電子機器)
2 操作部側筐体(第1の筐体)
21 フロントケース
22 リアケース
3 表示部側筐体(第2の筐体)
30a フロントケース
30b リアケース
32 表示部側回路基板(第2の回路基板)
4 連結部
41,41’ ヒンジ軸部材
41a,44a 軸心部材(第1の金属部)
41b,44b 被覆部材(中間部材)
44 ヒンジフレーム
70 主回路基板(第1の回路基板)
75 基準電位パターン層(基準電位部)
80 信号線
G1 基準電位部
G2 基準電位部(第2の金属部)
P1 メインアンテナ(アンテナ)
P2 TV受信アンテナ(アンテナ)

Claims (5)

  1. 第1の筐体と、
    第2の筐体と、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体とを連結すると共に第1の金属部を有する連結部と、
    前記第1の筐体内に配設された第1の回路基板と、
    前記第2の筐体内に配設された第2の回路基板と、
    前記連結部を介して前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを電気的に接続する信号線と、を備え、
    前記信号線は前記第1の金属部に巻着されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記信号線は、中間部材を介して前記第1の金属部に巻着されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1の金属部は、基準電位部に電気的に接続されていることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記中間部材は少なくとも一部が磁性体からなることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、前記連結部を介して開閉可能に連結され、
    前記第1の筐体及び前記第2の筐体の少なくとも一方に、アンテナと、前記開状態において前記第1の金属部に容量結合される第2の金属部とが配設されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電子機器。
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