JP2009238900A - 突起電極の構造、素子搭載用基板およびその製造方法、半導体モジュール、ならびに携帯機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】突起構造と半導体素子の電極とを接続する構造において、突起構造と半導体素子の電極との接続信頼性を向上させる。
【解決手段】素子搭載用基板10を構成する配線層14と電気的に接続され、配線層14から突出している突起電極16の構造である。この突起電極16の構造は、突起電極16の側面の所定範囲に括れ部22が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、突起電極の構造、素子搭載用基板およびその製造方法、半導体モジュール、ならびに携帯機器に関する。
近年、電子機器の小型化、高機能化に伴い、電子機器に使用される半導体素子の、さらなる小型化が求められている。半導体素子の小型化に伴い、プリント配線基板に実装するための電極間の狭ピッチ化が不可欠となっている。半導体素子の表面実装方法として、半導体素子の電極にはんだバンプを形成し、はんだバンプとプリント配線基板の電極パッドとをはんだ付けするフリップチップ実装方法が知られている。フリップチップ実装方法では、はんだバンプ自体の大きさや、はんだ付け時のブリッジ発生などが制約となり、電極の狭ピッチ化に限界があった。このような限界を克服するための構造として、銅などの金属からなる配線層と配線層に形成した突起構造とを備えた素子搭載用基板を用いる方法が提案されている。すなわち、配線層に形成した突起構造を電極またはビアとし、配線層にエポキシ樹脂などの絶縁樹脂を介して半導体素子を実装し、突起構造に半導体素子の電極を接続する方法である。
一方、基材の一方の主表面に設けられた回路端子電極からエポキシ樹脂などの封止部材に向けて金属ペーストバンプが突出した構造において、回路端子電極と金属ペーストバンプとをNiめっき層とAuめっき層で被覆した構造が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−173463号公報
素子搭載用基板の配線層に設けられた突起構造と半導体素子の電極とが絶縁樹脂層を介して圧着されて素子搭載用基板と半導体素子とが積層される構造に上述の特許文献の構成を適用した場合には、配線層と突起構造との間の接続信頼性が向上する。しかしながら、素子搭載用基板と半導体素子とが積層される構造では、熱処理や使用環境における温度変化によって生じる熱応力が半導体素子の表面を含む突起構造と半導体素子の電極との接続部近傍に集中してしまうおそれがある。そして、これにより突起構造と半導体素子の電極との接続信頼性が低下してしまうおそれがある。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、突起構造と半導体素子の電極とを接続する構造において、突起構造と半導体素子の電極との接続信頼性を向上させる技術の提供にある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は突起電極の構造である。この突起電極の構造は、素子搭載用基板を構成する配線層と電気的に接続され、配線層から突出している突起電極の構造であって、突起電極の側面の所定範囲に括れ部が設けられたことを特徴とする。
この態様によれば、突起構造と半導体素子の電極とを接続する構造において、突起構造と半導体素子の電極との接続信頼性が向上する。
上記態様において、突起電極の頂部面と、突起電極の側面における先端側端部から所定高さまでとを被覆する金属層をさらに備えていてもよい。
また、上記態様において、括れ部の突起電極先端側の端部位置と金属層の配線層側の端部位置とが一致していてもよい。あるいは、括れ部の突起電極先端側の端部位置と金属層の配線層側の端部位置とが不一致であってもよい。
また、上記態様において、括れ部の表面に微細凹凸が形成され、突起電極の頂部面よりも括れ部の表面の方が表面粗さが大きくてもよい。
本発明の他の態様は素子搭載用基板である。この素子搭載用基板は、絶縁樹脂層と、絶縁樹脂層の一方の主表面に設けられた配線層と、配線層と電気的に接続され、配線層から絶縁樹脂層側に突出している突起電極と、を備え、突起電極は、上述のいずれかの態様の構造を有することを特徴とする。
本発明のさらに他の態様は、半導体モジュールである。この半導体モジュールは、上述した態様の素子搭載用基板と、突起電極に対向する素子電極が設けられた半導体素子と、を備え、突起電極が絶縁樹脂層を貫通し、突起電極と素子電極とが電気的に接続されている。
本発明のさらに他の態様は、携帯機器である。この携帯機器は、上述した態様の半導体モジュールを搭載している。
本発明のさらに他の態様は、素子搭載用基板の製造方法である。この素子搭載用基板の製造方法は、金属板の一方の主表面に、突起電極を形成する突起電極形成工程と、突起電極の側面の所定範囲に括れ部を形成する括れ部形成工程と、突起電極が形成された側の金属板の主表面に絶縁樹脂層を積層する樹脂積層工程と、金属板を選択的に除去して配線層を形成する配線層形成工程と、を含むことを特徴とする。
上記態様において、突起電極の頂部面と、突起電極の側面における先端側端部から所定高さまでとに金属層を被覆する金属層被覆工程をさらに含み、括れ部形成工程において、金属層をマスクとして突起電極の側面をエッチングすることにより括れ部を形成するようにしてもよい。
本発明によれば、突起構造と半導体素子の電極とを接続する構造において、突起構造と半導体素子の電極との接続信頼性を向上させることができる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る突起電極の構造を備えた素子搭載用基板10および半導体モジュール30の構成を示す概略断面図である。半導体モジュール30は、素子搭載用基板10と、素子搭載用基板10に搭載された半導体素子50とを備える。
素子搭載用基板10は、絶縁樹脂層12と、絶縁樹脂層12の一方の主表面S1に設けられた配線層14と、配線層14と電気的に接続され、配線層14から絶縁樹脂層12側に突出している突起電極16とを備える。
絶縁樹脂層12は、絶縁性の樹脂からなり、たとえば加圧したときに塑性流動を引き起こす材料で形成されている。加圧したときに塑性流動を引き起こす材料としては、エポキシ系熱硬化型樹脂が挙げられる。絶縁樹脂層12に用いられるエポキシ系熱硬化型樹脂は、たとえば、温度160℃、圧力8MPaの条件下で、粘度が1kPa・sの特性を有する材料であればよい。また、このエポキシ系熱硬化型樹脂は、たとえば温度160℃の条件下で、5〜15MPaで加圧した場合に、加圧しない場合と比較して、樹脂の粘度が約1/8に低下する。これに対して、熱硬化前のBステージのエポキシ樹脂は、ガラス転移温度Tg以下の条件下では、樹脂を加圧しない場合と同程度に、粘性がなく、加圧しても粘性は生じない。
配線層14は、絶縁樹脂層12の一方の主表面S1に設けられており、導電材料、好ましくは圧延金属、さらには圧延銅により形成される。あるいは電解銅などで形成してもよい。配線層14の絶縁樹脂層12側には、配線層14と電気的に接続された状態で、突起電極16が突設されている。配線層14と突起電極16とは一体成型されていることが好ましい。これによれば、熱応力による配線層14と突起電極16との界面における亀裂(クラック)の発生などを防止でき、また配線層14と突起電極16とが別体であるときに比べて両者の接続が確実である。さらに、後述する素子電極52と配線層14との電気的な接続を、突起電極16と素子電極52との圧着と同時にできることから、工程数が増大しないという効果を奏する。配線層14の突起電極16と反対側の端部領域には、突起電極16が形成される側と反対側の表面に、後述するはんだバンプ20が配置される配線を兼ねたランド領域が形成されている。
配線層14の絶縁樹脂層12と反対側の主表面には、配線層14の酸化などを防ぐための保護層18が設けられている。保護層18としては、ソルダーレジスト層などが挙げられる。配線層14のランド領域に対応する保護層18の所定の領域には開口部18aが形成されており、開口部18aによって配線層14のランド領域が露出している。開口部18a内には外部接続電極としてのはんだバンプ20が形成され、はんだバンプ20と配線層14とが電気的に接続されている。はんだバンプ20を形成する位置、すなわち開口部18aの形成領域は、たとえば再配線で引き回した先の端部領域である。
図2は、図1の突起電極16近傍における部分拡大概略断面図である。
図2に示すように、突起電極16はその側面の所定範囲に括れ部22が設けられている。本実施形態では、括れ部22は、突起電極16の配線層側端部16aから突起電極16の所定突出方向(図中、上方向)高さまでの範囲に設けられている。括れ部22の設けられる突起電極16の所定突出方向高さは、たとえば突起電極16の全高の1/4〜3/4程度である。突起電極16の括れ部22の側面は、括れ部22に隣接する領域の側面よりも突起電極16の中心軸方向に湾曲しており、括れ部22において突起電極16の径が隣接する領域よりも細くなっている。
言い換えれば、突起電極16の側面は、括れ部22の突起電極先端側の端部22aを基点として配線層側と先端側とでその曲率が大きく変化しており、たとえば端部22aに隣接する先端側の側面の曲率に対して配線層側の側面の曲率が急激に大きくなっている。また、突起電極16の側面は、括れ部22よりも先端側では、先端に近づくにつれて径が細くなるように形成されており、括れ部22では、括れ部22よりも先端側の側面に沿って配線層側に延ばした外挿線16eよりも突起電極16の中心軸側に位置している。括れ部22は、突起電極16の円周方向全域に設けられていても、円周方向の所定範囲に設けられていてもよい。また、突起電極16の平面視形状は、本実施形態では楕円形を含む略丸型であるが、特にこれに限定されず、たとえば四角形などの多角形であってもよい。素子搭載用基板10では、絶縁樹脂層12が括れ部22に入り込んでいるため、括れ部22のアンカー効果によって括れ部22と絶縁樹脂層12との密着性が向上する。
また、突起電極16の表面には、突起電極16の頂部面と、突起電極16の側面における先端側端部16bから所定突出方向高さまでとを被覆する金属層24が設けられている。金属層24としては、たとえばNi(ニッケル)/Au(金)めっき層、Ni/Au/Sn(スズ)めっき層などが挙げられる。あるいは導電ペースト層であってもよい。また、金属層24は、単層構造であっても複層構造であってもよい。突起電極16側面における金属層24の被覆範囲は、本実施形態では括れ部22の設けられていない領域となっている。すなわち、本実施形態では、金属層24の配線層側の端部24aの位置と、括れ部22の突起電極先端側の端部22aの位置とが略一致している。
突起電極16の括れ部22には、その表面に微細凹凸が形成され、突起電極16の頂部面よりも表面粗さが大きくなっていてもよい。括れ部22の表面に微細凹凸を設けることで、微細凹凸のアンカー効果によって突起電極16と絶縁樹脂層12との間の密着性が向上する。所望のアンカー効果が得られる凹凸の程度は、実験によって求めることができ、たとえば0.5〜3μmである。
上述の構成を備えた素子搭載用基板10に半導体素子50が搭載されて半導体モジュール30が形成される。本実施形態の半導体モジュール30は、素子搭載用基板10の突起電極16と、半導体素子50の素子電極52とが絶縁樹脂層12を介して電気的に接続された構造である。
半導体素子50は、突起電極16のそれぞれに対向する素子電極52を有する。また、絶縁樹脂層12に接する側の半導体素子50の主表面には、素子電極52が露出するように開口が設けられた素子保護層54が積層されている。素子電極52の表面には、Ni/Auめっき層などの金属層が被覆されていてもよい。半導体素子50の具体例としては、集積回路(IC)、大規模集積回路(LSI)などの半導体チップが挙げられる。素子保護層54の具体例としては、ポリイミド層が挙げられる。また、素子電極52には、たとえばアルミニウム(Al)が用いられる。
本実施形態においては、絶縁樹脂層12が、素子搭載用基板10と半導体素子50との間に設けられ、素子搭載用基板10が絶縁樹脂層12の一方の主表面S1に圧着し、半導体素子50が他方の主表面に圧着している。そして、突起電極16が、絶縁樹脂層12を貫通して、半導体素子50に設けられた素子電極52と電気的に接続されている。絶縁樹脂層12は、加圧により塑性流動を起こす材料からなるため、素子搭載用基板10、絶縁樹脂層12および半導体素子50がこの順で一体化された状態において、突起電極16と素子電極52との間に絶縁樹脂層12の残膜が介在することが抑制され、接続信頼性の向上が図られる。また、素子電極52の表面にたとえばNi/Auめっき層が被覆されている場合、突起電極16と素子電極52とは、互いの最表面に配置された金同士の接合(金−金接合)を介して接続されるため、突起電極16と素子電極52との接続信頼性がさらに向上する。
(素子搭載用基板および半導体モジュールの製造方法)
図3(A)〜(G)は、突起電極16および括れ部22の形成方法を示す工程断面図である。
図3(A)に示すように、少なくとも、突起電極16の高さと配線層14の厚さとの和より大きい厚さを有する金属板としての銅板13を用意する。
次に、図3(B)に示すように、フォトリソグラフィ法により、突起電極16のパターンに合わせてレジスト71を選択的に形成する。具体的には、ラミネーター装置を用いて銅板13に所定膜厚のレジスト膜を貼り付け、突起電極16のパターンを有するフォトマスクを用いて露光した後、現像することによって、銅板13の上にレジスト71が選択的に形成される。なお、レジストとの密着性向上のために、レジスト膜のラミネート前に、銅板13の表面に研磨、洗浄等の前処理を必要に応じて施すことが望ましい。
次に、図3(C)に示すように、レジスト71をマスクとして、銅板13に所定のパターンの突起電極16を形成する。具体的には、レジスト71をマスクとして銅板13をエッチングすることにより、所定のパターンを有する突起電極16を形成する。突起電極16を形成した後、レジスト71を剥離剤を用いて剥離する。
次に、図3(D)に示すように、銅板13の突起電極16が形成された側の主表面に、耐めっき性を有するレジスト72を所定高さまで積層する。レジスト72の高さは、金属層24の配線層側の端部24aの位置以上となる高さである。
次に、図3(E)に示すように、必要に応じてレジスト72の主表面にOプラズマなどによるアッシング処理や所定の薬液処理を施し、レジスト72を所定量だけ除去して突起電極16を所定量だけ頭出しする。ここで、突起電極16のレジスト72からの突出高さは、金属層24の被覆領域に応じた高さである。
次に、図3(F)に示すように、突起電極16の露出している部分に金属層24を形成する。金属層24は、たとえば電解めっき法または無電解めっき法によりNi/Auの金属層として形成する。電解めっき法または無電解めっき法により金属層24を形成した場合には、金属層24を形成する金属の結晶粒の向きが、素子電極52の接触面に対して垂直方向に並ぶ。このため、素子電極52と圧着した際に素子電極52にかかる圧力を金属層24が吸収することができ、これにより素子電極52にダメージを与えるおそれを低減することができる。また、金属層24を構成する金属層は、Ni層が突起電極16と接する側に、Au層が素子電極52と接する側となるように形成される。なお、金属層17の形成方法としては、特にこれに限定されず、たとえば銅ペースト、銀ペースト、金ペーストなどの導電性ペーストを用いて形成してもよい。金属層24の形成後、レジスト72を剥離剤を用いて剥離する。
次に、図3(G)に示すように、金属層24をマスクとして銅板13をエッチングすることにより、突起電極16の金属層24が被覆されていない領域に括れ部22を形成する。金属層24をマスクとして用いることで、括れ部22を形成するためのマスキング工程を追加する必要がなくなり、工程数の増加を抑えることができる。また、括れ部22の形成と併せて、突起電極16の頂部面よりも括れ部22の方が表面粗さが大きくなるように、括れ部22に凹凸を形成すべく突起電極16の表面に粗化処理を施してもよい。粗化処理としては、たとえば、CZ処理(登録商標)などの薬液処理、プラズマ処理などが挙げられる。
以上説明した工程により、銅板13に突起電極16が形成される。本実施形態の突起電極16における基底部の径、頂部の径、高さは、たとえばそれぞれ、約40μmφ、約30μmφ、約40μmである。また、金属層24の厚さは、たとえば約5μmであり、括れ部22の括れ深さは、たとえば約5μm程度である。
図4(A)〜(E)は、配線層14の形成方法、突起電極16と素子電極52との接続方法を示す工程断面図である。
図4(A)に示すように、突起電極16が絶縁樹脂層12側を向くようにして、銅板13を絶縁樹脂層12の一方の主表面S1側に配置する。また、突起電極16に対向する素子電極52が設けられた半導体素子50を、絶縁樹脂層12の他方の主表面に配置する。絶縁樹脂層12の厚さは、突起電極16の高さと金属層24の厚さとを合わせた程度であり、約45μmである。そして、プレス装置を用いて、銅板13と半導体素子50とを、絶縁樹脂層12を介して圧着する。プレス加工時の圧力および温度は、それぞれ約5MPaおよび200℃である。
プレス加工により、絶縁樹脂層12が塑性流動を起こし、突起電極16が絶縁樹脂層12を貫通する。そして、図4(B)に示すように、銅板13、絶縁樹脂層12および半導体素子50が一体化され、突起電極16と素子電極52とが圧着して、突起電極16と素子電極52とが電気的に接続される。突起電極16は、その括れ部22よりも先端側の側面形状が先端に近づくにつれて径が細くなるような形状であるため、突起電極16が絶縁樹脂層12をスムースに貫通する。本実施形態では、銅板13を絶縁樹脂層12に圧着することで、突起電極16が形成された側の銅板13の主表面に絶縁樹脂層12を積層している。
次に、図4(C)に示すように、フォトリソグラフィ法により、絶縁樹脂層12と反対側の銅板13の主表面に、配線層14のパターンに合わせてレジスト73を選択的に形成する。
次に、図4(D)に示すように、レジスト73をマスクとして銅板13の主表面をエッチングして、銅板13に所定のパターンの配線層14を形成する。その後、レジスト73を剥離する。本実施形態における配線層14の厚さは約15μmである。
次に、図4(E)に示すように、フォトリソグラフィー法により、はんだバンプ20の形成位置に対応する領域に開口部18aを有する保護層18を、絶縁樹脂層12と反対側の配線層14の主表面に形成する。そして、開口部18a内にはんだバンプ20を形成する。
以上説明した製造工程により、半導体モジュール30が形成される。また、半導体素子50を搭載しなかった場合には、素子搭載用基板10が得られる。
図5(A)〜(D)は、温度を25℃から125℃まで変化させた雰囲気下における、括れ部22の範囲と生じる熱応力の変化との関係をシミュレーションにより算出した結果を示す模式図である。図6(A)〜(C)は、温度を25℃から125℃まで変化させた雰囲気下における、括れ部22および金属層24の範囲と生じる熱応力の変化との関係をシミュレーションにより算出した結果を示す模式図である。図5(D)は、括れ部22が設けられていない従来例の構造を示している。図5(A)、(B)、(C)はそれぞれ、括れ部22の端部22aの高さh、h、hが突起電極16の全高の3/4、1/2、1/4、すなわち高さ30μm、20μm、10μmである構造を示している。また、図6(A)、(B)、(C)はそれぞれ、括れ部22の端部22aおよび金属層24の端部24aの高さh、h、hが突起電極16の全高の3/4、1/2、1/4、すなわち高さ30μm、20μm、10μmである構造を示している。なお、素子電極52の図示は省略している。
図5(D)に示すように、括れ部22が設けられていない場合には、突起電極16(金属層24)と半導体素子50(素子電極52)との接続部近傍に熱応力が集中している。また半導体素子50内にまで熱応力が集中している。一方、図5(A)〜(C)に示すように、括れ部22が設けられている場合には、突起電極16(金属層24)と半導体素子50(素子電極52)との接続部近傍に見られた熱応力の集中が突起電極16内部に移動している。そして、半導体素子50内部には熱応力の集中がほとんど見られなくなる。すなわち、括れ部22を設けることで、温度変化によって生じる熱応力が集中する領域を、突起電極16(金属層24)と半導体素子50(素子電極52)との接続部近傍から突起電極16内部に移動させることができる。これにより突起電極16(金属層24)と半導体素子50(素子電極52)との接続部近傍にかかる熱応力が分散され、接続部にかかる最大応力を小さくすることができる。
また、図5および図6の(A)同士、(B)同士、(C)同士をそれぞれ比較すると、以下のことがわかる。すなわち、括れ部22に加えて、突起電極16の側面における所定範囲を被覆する金属層24が設けられたことで、突起電極16(金属層24)と半導体素子50(素子電極52)との接続部近傍に見られた熱応力の集中がさらに突起電極16内部に移動している。そのため、突起電極16(金属層24)と半導体素子50(素子電極52)との接続部近傍にかかる熱応力がさらに分散され、接続部にかかる最大応力をより小さくすることができる。
以上説明した構成による作用効果を総括すると、本実施形態の突起電極16の構造は、その側面における突起電極16の突出方向の所定範囲に括れ部22が設けられている。これにより、半導体モジュール30の製造工程や、半導体モジュール30のプリント配線基板への実装工程、あるいは使用環境下などにおいて熱応力が発生した場合であっても、突起電極16と素子電極52との接続部近傍への熱応力の集中を緩和することができる。また、突起電極16の頂部面と、突起電極16の側面における先端側端部16bから所定突出方向高さまでとを被覆する金属層24を突起電極16の表面に設けることで、突起電極16と素子電極52との接続部近傍への熱応力の集中をさらに緩和することができる。そして、突起電極16と素子電極52との接続部近傍への熱応力の集中が緩和されることで、素子搭載用基板10に半導体素子50が搭載された状態において、素子電極52にダメージを与えるおそれが低減する。そのため、突起電極16と素子電極52との接続信頼性が向上する。その結果、半導体モジュール30をプリント配線基板に実装した場合に、半導体素子50とプリント配線基板との間の接続信頼性が向上する。また、半導体素子50の破壊を防ぐことができるため、半導体モジュール30の製造歩留まりを高くでき、半導体モジュール30の製造コストを低減することができる。
また、突起電極16が絶縁樹脂層12を貫通した状態では、絶縁樹脂層12が括れ部22に入り込んでいるため、括れ部22のアンカー効果によって括れ部22と絶縁樹脂層12との密着性が向上する。そのため、突起電極16と絶縁樹脂層12との間の密着性が向上する。また、括れ部22の表面に微細凹凸を設けることで、微細凹凸のアンカー効果によって突起電極16と絶縁樹脂層12との間の密着性がさらに向上する。そして、突起電極16と絶縁樹脂層12との間の密着性の向上によって、半導体モジュール30の製造工程や、半導体モジュール30のプリント配線基板への実装工程、あるいは使用環境下などにおける温度変化によって熱応力が発生した場合であっても、突起電極16と絶縁樹脂層12との剥離を抑えることができる。その結果、素子搭載用基板10に半導体素子50を積層した場合において、突起電極16と素子電極52との間に断線が生じにくくなり、突起電極16と素子電極52との間の接続信頼性が向上する。
(実施形態2)
上述した実施形態1では、銅板13と半導体素子50との間に絶縁樹脂層12を挟持し、加圧成形することにより半導体モジュール30を形成したが、以下のようにして半導体モジュール30を形成してもよい。以下、本実施形態について説明する。なお、突起電極16および金属層24の製造方法については、実施形態1と基本的には同様であり、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明は適宜省略する。
図7(A)〜(D)は、突起電極16と素子電極52との接続方法を示す工程断面図である。
図7(A)に示すように、実施形態1と同様の方法で突起電極16および金属層24が形成された銅板13を、突起電極16が絶縁樹脂層12側を向くようにして、絶縁樹脂層12の一方の主表面S1側に配置する。
次に、図7(B)に示すように、銅板13の突起電極16が突出する側の主表面に絶縁樹脂層12を積層する。必要に応じて絶縁樹脂層12の主表面をエッチングにより除去して金属層24を露出させる。これにより突起電極16が絶縁樹脂層12を貫通する。
次に、図7(C)に示すように、絶縁樹脂層12の積層された銅板13と半導体素子50とを、突起電極16と素子電極52とが対向するように配置する。そして、プレス装置を用いて、銅板13と半導体素子50とを圧着する。これにより、図7(D)に示すように、銅板13、絶縁樹脂層12および半導体素子50が一体化され、突起電極16と素子電極52とが圧着して、突起電極16と素子電極52とが電気的に接続される。
その後は、実施形態1と同様の方法で配線層14、保護層18、およびはんだバンプ20が形成され、半導体モジュール30が完成する。
以上、実施形態2によれば、実施形態1の上述の効果に加えて、さらに次のような効果が得られる。すなわち、本実施形態においては、金属層24が絶縁樹脂層12から露出しているために、銅板13と半導体素子50との圧着の際の位置決めを正確に行うことができる。そのため、突起電極16と素子電極52との接続信頼性がさらに向上し、ひいては素子搭載用基板10と半導体素子50との接続信頼性がさらに向上する。
(実施形態3)
上述した実施形態1および2は、金属層24をマスクとして銅板13をエッチングすることにより括れ部22を形成したが、以下のようにして括れ部22を形成してもよい。以下、本実施形態について説明する。なお、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付し、その説明は適宜省略する。
図8(A)〜(G)は、括れ部22の形成方法を示す工程断面図である。
図8(A)に示すように、実施形態1と同様の方法で突起電極16が形成された銅板13を用意する。
次に、図8(B)に示すように、銅板13の突起電極16が形成された側の主表面に、耐めっき性を有するレジスト74を所定高さまで積層する。レジスト74の高さは、金属層24の配線層側の端部24aの位置以上となる高さである。本実施形態では、突起電極16の頂部面のみに金属層24を被覆するため、突起電極16が完全に埋まるようにレジスト74を積層している。
次に、図8(C)に示すように、必要に応じてレジスト74の主表面にOプラズマなどによるアッシング処理や所定の薬液処理を施し、レジスト74を所定量だけ除去して突起電極16を所定量だけ頭出しする。ここで、突起電極16のレジスト74からの突出高さは、金属層24の被覆領域に応じた高さである。本実施形態では、突起電極16の頂部面のみを露出させている。
次に、図8(D)に示すように、突起電極16の露出している部分に金属層24を形成する。本実施形態では、突起電極16の頂部面に金属層24を形成している。金属層24の形成後、レジスト74を剥離剤を用いて剥離する。
次に、図8(E)に示すように、銅板13の突起電極16が形成された側の主表面に、突起電極16および金属層24が完全に埋まるようにレジスト75を積層する。
次に、図8(F)に示すように、フォトリソグラフィ法により、突起電極16における括れ部22の形成領域が露出するように、レジスト75を選択的に除去する。
次に、図8(G)に示すように、レジスト75をマスクとして銅板13をエッチングすることにより、突起電極16のレジスト75が被覆されていない領域に括れ部22を形成する。括れ部22は、金属層24をマスクとして使用せず、レジスト75をマスクとしてエッチングを行うことで形成されるため、括れ部22の突起電極先端側の端部22aの位置と金属層24の配線層側の端部24aの位置とが不一致となる。あるいは、実施形態1と同様に金属層24を突起電極16の頂部面と側面の一部とに設けるとともに、金属層24を被覆するようにレジスト75を形成し、レジスト75をマスクとしてエッチングを行うことで、金属層24の配線層側の端部24aの位置と、括れ部22の突起電極先端側の端部22aの位置とを一致させることもできる。金属層24の端部24aと括れ部22の端部22aとの位置を一致させた場合には、括れ部22の端部から金属層24の配線層側の面までが連続するため、突起電極16の括れ量を増大させることができる。
以上説明した工程により、突起電極16に括れ部22が形成される。このようにして括れ部22が形成された突起電極16を有する銅板13は、実施形態1あるいは2と同様の方法によって素子電極52と接続されて半導体モジュール30を構成することができる。
以上、実施形態3によれば、実施形態1および2の上述の効果に加えて、さらに次のような効果が得られる。すなわち、本実施形態においては、括れ部22を形成する際に金属層24をマスクとして使用せず、突起電極16の括れ部形成領域以外の領域を被覆するレジスト75をマスクとしてエッチングを行って括れ部22を形成した。そのため、金属層24の形成範囲および括れ部22の形成範囲の自由度が高まり、両者をより最適な範囲とすることができる。これにより、突起電極16と素子電極52との接続信頼性をさらに向上させることができる。また、金属層24を設けない構成とすることもできる。
(実施形態4)
次に、本発明の半導体モジュールを備えた携帯機器について説明する。なお、携帯機器として携帯電話に搭載する例を示すが、たとえば、個人用携帯情報端末(PDA)、デジタルビデオカメラ(DVC)、及びデジタルスチルカメラ(DSC)といった電子機器であってもよい。
図9は本発明の実施形態に係る半導体モジュール30を備えた携帯電話の構成を示す図である。携帯電話111は、第1の筐体112と第2の筐体114が可動部120によって連結される構造になっている。第1の筐体112と第2の筐体114は可動部120を軸として回動可能である。第1の筐体112には文字や画像等の情報を表示する表示部118やスピーカ部124が設けられている。第2の筐体114には操作用ボタンなどの操作部122やマイク部126が設けられている。なお、本発明の各実施形態に係る半導体モジュール30はこうした携帯電話111の内部に搭載されている。
図10は図9に示した携帯電話の部分断面図(第1の筐体112の断面図)である。本発明の各実施形態に係る半導体モジュール30は、はんだバンプ20を介してプリント基板128に搭載され、こうしたプリント基板128を介して表示部118などと電気的に接続されている。また、半導体モジュール30の裏面側(はんだバンプ20とは反対側の面)には金属基板などの放熱基板116が設けられ、たとえば、半導体モジュール30から発生する熱を第1の筐体112内部に篭もらせることなく、効率的に第1の筐体112の外部に放熱することができるようになっている。
本発明の実施形態に係る突起電極16の構造を有する素子搭載用基板10および半導体モジュール30によれば、半導体モジュール30のプリント配線基板への実装信頼性が向上する。そのため、こうした半導体モジュール30を搭載した本実施形態に係る携帯機器については、その信頼性が向上する。
本発明は、上述の各実施形態に限定されるものではなく、当業者の知識に基づいて各種の設計変更等の変形を加えることも可能であり、そのような変形が加えられた実施形態も本発明の範囲に含まれうるものである。
たとえば、上述の各実施形態では、括れ部22が突起電極16の配線層側端部16aからの所定範囲に設けられているが、配線層側端部16aを含まない範囲、すなわち突起電極16の側面の突出方向中間領域などに設けられていてもよい。
また、上述の実施形態では、素子搭載用基板の配線層は単層であったが、これに限定されず、配線層はさらに多層化したものであってもよい。
また、本発明の構成は、ウエハレベルCSP(Chip Size Package)プロセスと呼ばれる半導体パッケージの製造プロセスに適用することができる。これによれば、半導体モジュールの薄型化・小型化を図ることができる。
実施形態1に係る突起電極の構造を備えた素子搭載用基板および半導体モジュールの構成を示す概略断面図である。 図1の突起電極近傍における部分拡大概略断面図である。 図3(A)〜(G)は、突起電極および括れ部の形成方法を示す工程断面図である。 図4(A)〜(E)は、配線層の形成方法、突起電極と素子電極との接続方法を示す工程断面図である。 図5(A)〜(D)は、温度を25℃から125℃まで変化させた雰囲気下における、括れ部の範囲と生じる熱応力の変化との関係をシミュレーションにより算出した結果を示す模式図である。 図6(A)〜(C)は、温度を25℃から125℃まで変化させた雰囲気下における、括れ部および金属層の範囲と生じる熱応力の変化との関係をシミュレーションにより算出した結果を示す模式図である。 図7(A)〜(D)は、突起電極と素子電極との接続方法を示す工程断面図である。 図8(A)〜(G)は、括れ部の形成方法を示す工程断面図である。 実施形態4に係る携帯電話の構成を示す図である。 携帯電話の部分断面図である。
符号の説明
10 素子搭載用基板、 12 絶縁樹脂層、 14 配線層、 16 突起電極、 18 保護層、 20 はんだバンプ、 22 括れ部、 24 金属層、 30 半導体モジュール、 50 半導体素子、 52 素子電極、 54 素子保護層。

Claims (10)

  1. 素子搭載用基板を構成する配線層と電気的に接続され、前記配線層から突出している突起電極の構造であって、
    前記突起電極の側面の所定範囲に括れ部が設けられたことを特徴とする突起電極の構造。
  2. 前記突起電極の頂部面と、前記突起電極の側面における先端側端部から所定高さまでとを被覆する金属層をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の突起電極の構造。
  3. 前記括れ部の突起電極先端側の端部位置と前記金属層の配線層側の端部位置とが一致していることを特徴とする請求項2に記載の突起電極の構造。
  4. 前記括れ部の突起電極先端側の端部位置と前記金属層の配線層側の端部位置とが不一致であることを特徴とする請求項2に記載の突起電極の構造。
  5. 前記括れ部の表面に微細凹凸が形成され、前記突起電極の頂部面よりも前記括れ部の表面の方が表面粗さが大きいことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の突起電極の構造。
  6. 絶縁樹脂層と、
    前記絶縁樹脂層の一方の主表面に設けられた配線層と、
    前記配線層と電気的に接続され、前記配線層から前記絶縁樹脂層側に突出している突起電極と、を備え、
    前記突起電極は、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の構造を有することを特徴とする素子搭載用基板。
  7. 請求項6に記載の素子搭載用基板と、
    前記突起電極に対向する素子電極が設けられた半導体素子と、
    を備え、
    前記突起電極が前記絶縁樹脂層を貫通し、前記突起電極と前記素子電極とが電気的に接続されていることを特徴とする半導体モジュール。
  8. 請求項7に記載の半導体モジュールを搭載したことを特徴とする携帯機器。
  9. 金属板の一方の主表面に、突起電極を形成する突起電極形成工程と、
    前記突起電極の側面の所定範囲に括れ部を形成する括れ部形成工程と、
    前記突起電極が形成された側の前記金属板の主表面に絶縁樹脂層を積層する樹脂積層工程と、
    前記金属板を選択的に除去して配線層を形成する配線層形成工程と、
    を含むことを特徴とする素子搭載用基板の製造方法。
  10. 前記突起電極の頂部面と、前記突起電極の側面における先端側端部から所定高さまでとに金属層を被覆する金属層被覆工程をさらに含み、
    前記括れ部形成工程において、前記金属層をマスクとして前記突起電極の側面をエッチングすることにより括れ部を形成することを特徴とする請求項9に記載の素子搭載用基板の製造方法。
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