JP2009238735A5 - - Google Patents

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蓋部材およびそれを用いた電子機器
本発明は、ノートパソコンなどの電子機器の電池収納部や記録媒体収納部、あるいは外
部接続端子収納部などに蓋をする蓋部材とそれを用いた電子機器に関し、特に確実に防水
、防塵が可能な蓋部材とそれを用いた電子機器に関する。
近年、電子機器は携帯性に優れた電子機器が普及し、屋内だけでなく野外での使用機会
も多いことから、持ち運びや落下などの耐振動性・耐衝撃性とともに、周囲環境の温湿度
変化などに対する耐環境性を有することが要求されている。特に、ノートパソコンなどで
もアウトドアや建設現場などの周囲環境が過酷な条件化で使用される例が増加し、耐環境
性を考慮した確実なロック性能が要求されている。
携帯型のノートパソコンなどの電子機器では、電池収納部や記録媒体収納部、あるいは
外部接続端子収納部などが設けられている。普段は蓋部材によって蓋をして閉じた状態で
外部に持ち出され、屋内外に拘わらず情報の処理のための記録媒体の交換や電池の交換、
さらには外部接続端子へ外部機器を接続するために蓋を開けて操作するようにしている。
このような電子機器の各種収納部のロック構造を向上させ、防水を確実に行う例が開示
されている(例えば、特許文献1、2、3、4参照)。
特開2001−21979号公報 特開2005−347432号公報 特開2003−142841号公報 特開2002−176481号公報
しかしながら、上述のいずれの文献も弾性部材よりなるパッキンを蓋部材に設け、電子
機器の筺体と異なる材料よりなるロック爪などによって蓋部材を電子機器本体に固定する
構成であり、このような構成では、温度変化などの周囲環境によって、材料の膨張収縮率
の違いが発生して十分なロック性能を確保できないといった課題が発生する。さらに、ロ
ック爪の配置によってはパッキンに対しての均一な押圧力の印加ができなくなるために、
蓋をするという蓋部材本来の機能が不十分となり、防塵や防水等ができなくなるといった
課題が発生する。
また、パッキンと蓋部材とを一体化させて同時に移動させて電子機器の筺体に蓋部材を
係止する構成などでも、パッキンと蓋部材との膨張収縮率の違いによって、パッキンが劣
化しやすいなどの課題がある。
本発明は、これらの課題に鑑みてなされたもので、周囲環境の温湿度変化などに対する
耐環境性、耐防塵性能に優れた確実なロック機能を有する蓋部材とそれを用いた電子機器
を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の蓋部材は、第1蓋部材と、前記第1蓋部材の主面上を摺動する第2蓋部材とを備え、前記第1蓋部材は、前記第2蓋部材の摺動方向に直交する両側端面に備える一対の第1係合部を備え、前記第2蓋部材は、前記一対の第1係合部それぞれに係合する一対の第2係合部を備え、前記第2係合部は、前記一対の第1係合部における前記摺動方向に対し直交する方向の外側でそれぞれ係合する構成である。
このような構成によれば、第1蓋部材を第2蓋部材が抱え込み、しかも第1蓋部材は不
動のまま第2蓋部材の摺動動作によって蓋部材のロックを実現することができるため、第
2蓋部材で第1蓋部材全体を均一に押圧することが可能となり、第2蓋部材の摺動方向の
端部に設けた突起部を筺体などに係合させることで、蓋部材の確実なロックと簡単なアン
ロックとを実現することができ、防塵性能に優れる蓋部材を提供できる。また、第1蓋部
材と第2蓋部材が異なる材料で構成されても、それらは相独立して摺動が可能な構成を有
しているため、周囲環境の温湿度変化などによるそれぞれの膨張収縮の影響を受けること
がない。
また、本発明の電子機器は、筺体に開口部を有するとともに、前記開口部に蓋をする蓋部材を備えた電子機器であって、前記筺体の前記開口部中に前記突起部が係合する係合孔を設けている。
このような構成によれば、第2蓋部材の突起部を筺体に設けた係合孔に係合させること
により、蓋部材により開口部に確実に蓋をすることができ、密閉性に優れた電池収納部や
記録媒体収納部、あるいは外部接続端子収納部などを有する電子機器を実現することがで
きる。なお、第2蓋部材が第2突起部を含む場合には、当然第2突起部が係合する係合孔
を電子機器筺体に備える。
本発明によれば、周囲環境の温湿度変化などによる膨張収縮の影響を受けることなく、
なおかつ蓋をする開口部全面を均一に押圧することができ、確実なロック性能と容易なア
ンロック性とを両立させ、防塵性能が極めて高い蓋部材とそれを用いた電子機器を提供す
ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における電子機器を前面側から見た斜視図であり、図2は
同電子機器を背面側から見た斜視図である。本発明の実施の形態1における電子機器は前
面側に表示部としてのディスプレイ部と、操作ボタンとを備えた情報端末で、例えば携帯
型ナビゲーションシステム(以下、NAVIと称す)などに適用される。本発明の実施の
形態では、電子機器としてNAVIを例に挙げ説明する。
NAVI100は、樹脂などを成型加工した前面筺体部101と背面筺体部102とに
より構成されている。図1に示すように、前面筺体部101には視認情報を表示する表示
部である液晶ディスプレイなどのディスプレイ部110と、表示画面のメニュー選択など
をして視認情報を制御する制御ボタンである操作ボタン120などが配置され、前面側で
NAVI100の全ての操作が可能なように構成されている。さらに、ディスプレイ部1
10の上部には、NAVI100の携帯性を向上させるために把手130を設けている。
また、背面筺体部102の内部空間には、例えばNAVI100の電源としての電池を
内蔵することができるような電池収納部と、記録媒体収納部、および/またはUSBなど
の外部機器との接続端子収納部などが設けられている。なお、背面筺体部102には、厚
みが薄い薄肉部104、薄肉部104よりも厚肉の厚肉部105、および薄肉部104と
厚肉部105とを傾斜面で連設する段差部106を備える。これらの収納部は、背面筺体
部102の薄肉部104に設けた蓋部材140や、背面筺体部102から側面部103に
かけて設けた蓋部材150によって、防水、防湿あるいは防塵を保つように密閉されてい
る。
一方、これらのNAVI100などの電子機器は、屋内だけでなく野外での使用機会も
多いことから、持ち運びや落下などに際して耐振動性、耐衝撃性とともに、周囲環境の温
湿度変化などに対する耐環境性を有することが要求されている。近年、NAVI100を
始めとする携帯型電子機器は、アウトドアや建設現場などの周囲環境が過酷な条件下で使
用される例が増加している。そのため、NAVI100本体である前面筺体部101や背
面筺体部102、さらには操作ボタン120などの全ての構成部材に防水、防湿、防塵構
造などが要求される。
特に、本発明の実施の形態1のNAVI100における筺体に配置された各収納部は、
内部に電極端子などが露出した状態で配置されているため、水滴や埃などの侵入によって
電極端子などの腐食や劣化を発生させる。そのため、蓋部材140、150は振動や衝撃
に対しても強固に蓋機能を有するとともに、温湿度変化などの耐環境性を備えた確実な防
水、防湿、防塵機能を果たすことが要求される。
本発明の実施の形態1では、背面筺体部102の薄肉部104に収納部を設けた場合を
例に説明する。図3は本発明の実施の形態1におけるNAVI100の収納部200、2
01の構成を示す斜視図であり、図3(a)は長方形形状の開口部210を平坦とした実
施例を示す斜視図、図3(b)は長円形の開口部211に段差を設けた実施例を示す斜視
図である。
図1、図2および図3(a)、図3(b)に示すように、NAVI100の背面筺体部
102の薄肉部104に、これらの収納部200、201などが設けられている。収納部
200、201には内部に開口部210、211が設けられて、開口部210、211内
にUSBなどの接続端子(図示せず)などが露出して配置されている。蓋部材140は、
この収納部200、211を密閉するように構成されている。なお、蓋部材140と収納
部200、201との密閉構造については後で詳細に述べる。
図4は本発明の実施の形態1における蓋部材140の詳細を示す斜視図であり、図4(
a)は収納部200に蓋部材140が固定される前の状態を示す図、図4(b)は蓋部材
140を収納部200に固定した場合の蓋部材140の状態を示す図である。また、図5
は同蓋部材140の図4(b)におけるC−C線断面図である。
図4(a)、図4(b)、図5に示すように、蓋部材140は、第1蓋部材である蓋本
体310と第2蓋部材である蓋ラッチ320とにより構成されている。本発明の実施の形
態1では、蓋本体310と蓋ラッチ320とにより構成される蓋部材140が、全体とし
て略矩形形状を有するように構成された場合について示している。
蓋本体310は、その側端部310aに形成された第1係合部となる舌部330と、第
1本体となる蓋体340とにより構成されている。さらに、蓋ラッチ320は、蓋本体3
10の全面を覆うように構成された第2本体となるラッチ部350と、ラッチ部350の
両側端部350aに設けられて蓋本体310の舌部330と係合する第2係合部となる鍵
部360とを備えている。
すなわち、蓋本体310と蓋ラッチ320とは、蓋本体310の側端部310aに設け
た舌部330と、蓋ラッチ320の側端部350aに設けた鍵部360の溝とが係合し、
蓋本体310の主面上を蓋ラッチ320が図4(a)の矢印A方向に摺動するように所定
の隙間を有して嵌め合わされた構成としている。また、蓋ラッチ320のラッチ部350
の上面には、蓋ラッチ320を手の指などで摺動させるためのロック爪370が設けられ
、このロック爪370によって蓋ラッチ320を蓋本体310上で摺動させることが容易
となるように構成されている。
また、蓋ラッチ320が矢印A方向に摺動する方向における蓋ラッチ320の端面部3
80には、突起部380aが設けられている。本発明の実施の形態1では、突起部380
aを蓋ラッチ320が摺動する摺動面に対して平行に、端面部380の両側に一対設けた
構成としている。
また、図4(b)は蓋ラッチ320が蓋本体310上を矢印Aの方向に摺動し、蓋部材
140が収納部200に固定された状態の蓋部材140を示している。このとき、蓋ラッ
チ320の端面部380は後述の収納部200の端面部250に当接するため、蓋体34
0の端面部340a(図6参照)と蓋ラッチ320の端面部380とは略同一面となり、
蓋ラッチ320に設けた突起部380aが、蓋体340の端面部340aより突出する。
一方、図5に示すように、舌部330に鍵部360の溝部に係合した状態において、蓋
体340の厚みD1は、蓋ラッチ320の下面から鍵部360の溝部上面までの厚みD2
よりも大きくなるように構成し、さらに、蓋体340と蓋ラッチ320との摺動面と反対
側の蓋体340の面は空間を備え、その空間にはゴムや樹脂などの弾性部材390を装着
している。
また、図6は本発明の実施の形態1における蓋部材140の図4(a)におけるB−B
線断面図である。図5に示すように、蓋本体310には突起部380aが設けられた蓋ラ
ッチ320が蓋本体310に対して摺動可能に配置されている。また、蓋本体310であ
って、蓋ラッチ320の突起部380aが設けられた面と反対側の端部には、部材を延伸
等の手段により、蓋本体310を構成する蓋体340の肉厚を薄くしたヒンジ部400を
設けることで、蓋体340の折り曲げが容易なように構成している。さらに、ヒンジ部4
00の先端部には、蓋部材140をNAVI100の背面筺体部102における薄肉部1
04などに取り付け固定する固定部410が設けられている。また、蓋体340と蓋ラッ
チ320とを摺動させる蓋体340における摺動面と反対側の空間の内部には、ゴムや樹
脂などの所定厚みの弾性部材390が蓋体340に接着などによって取り付けられている
。なお、このとき、弾性部材390の下端面が蓋体340の周囲面よりも突出するように
構成すると、後述するように、例えば蓋本体固定面240に対して確実に圧着でき、防水
性能上望ましい。
また、図6に示すように、蓋本体310と蓋ラッチ320とが摺動する面には、第1凸
部となる凸部430が設けられ、凸部430の両側における蓋本体310と蓋ラッチ32
0とが摺動する面に凹部420を設けている。一方、蓋ラッチ320の蓋本体310が摺
動する面には、凹部420と係合する第2凸部となる凸部440が設けられている。この
ような構成によれば、蓋ラッチ320を蓋本体310上で摺動させる際に、蓋ラッチ32
0を摺動させる際の位置決めと、位置決めの際のクリック感を得ることができ、蓋部材1
40が確実にロックされたことを確認することができる。
以下、本発明の実施の形態1における蓋部材140を用いて図3(a)に示す収納部2
00に蓋をする場合について説明する。図7は、本発明の実施の形態1で述べた蓋部材1
40により収納部200に蓋をする状態を示す断面図であり、図7(a)は蓋部材140
を開放した状態、図7(b)は蓋部材140で収納部200に蓋をした状態を示す。
まず、図3(a)の収納部200の構成についてさらに詳しく説明する。図3(a)に
示すように、収納部200には内部に開口部210が設けられて、開口部210内にUS
Bなどの接続端子や、収納部200に収納した電池などが露出して配置されている。また
、収納部200には、蓋本体310の固定部410を固定するためのネジ穴部220を有
する固定段差部230と、蓋本体310が嵌り合う蓋本体固定面240が設けられている
。さらに、収納部200の固定段差部230と反対側には、蓋体340の端面部340a
と蓋ラッチ320の端面部380とが面で当接するように端面部250が設けられている
。また、端面部250には、蓋部材140の蓋ラッチ320に設けた突起部380aが嵌
り合って係合する係合孔250aを、それぞれの突起部380aの位置に対応して設けて
いる。
すなわち、本発明の実施の形態1では、蓋部材140が、全体として略矩形形状を有す
るように構成された場合について述べており、収納部200は全体として矩形形状の凹部
を形成して、その凹部に蓋部材140が嵌り合う構成としている。したがって、図4(b
)に示す蓋部材140の長さL1と図3(a)に示す凹部の長さL2とを略等しくすると
ともに、図4(b)に示す蓋部材140の幅L3と図3(a)に示す凹部の幅L4とを略
等しくなるように構成している。
図7(a)に示すように、蓋部材140の蓋本体310の固定部410が、収納部20
0の固定段差部230に取り付け部材610を介してネジ620などによって固定されて
いる。また、この状態では、蓋本体310のヒンジ部400が折り曲げられて、蓋部材1
40と収納部200との密閉が開放され、収納部200の開口部210内の接続端子(図
示せず)などにUSBなどの外部端子を接続可能な状態としている。
このとき、蓋部材140の蓋ラッチ320は蓋本体310に対して矢印Dの方向に摺動
させられた状態となっている。
一方、図7(b)は蓋部材140によって収納部200が閉じられた状態を示している
。すなわち、蓋部材140が収納部200の開口部210側に押圧されて、蓋部材140
が収納部200に嵌り合い、蓋本体310の弾性部材390が蓋本体固定面240に当接
した状態となる。
この状態で、蓋ラッチ320のロック爪370によって蓋ラッチ320を矢印Eの方向
に移動させる。このとき、蓋ラッチ320の鍵部360が蓋本体310の舌部330に案
内されて摺動するとともに、蓋本体310上を摺動して蓋ラッチ320を矢印E方向に容
易に摺動させることができる。
この結果、蓋ラッチ320に設けた突起部380aが、収納部200の端面部250に
設けた係合孔250aに嵌り込み、蓋部材140の蓋ラッチ320を収納部200に固定
することとなる。このとき、蓋部材140の全体を押さえ込みながら、なおかつ、弾性部
材390を変形させながら蓋ラッチ320を摺動させることができる。そのため、係合孔
250aの垂直方向の位置を突起部380aの位置より少し低くした状態でも両者を係合
させることができる。その結果、突起部380aが係合孔250aに係合した後には、弾
性部材390の弾性力を利用して蓋本体固定面240と弾性部材390との密閉力を高め
、蓋部材140と収納部200との結合を強固にすることができる。
そのため、振動や落下などの衝撃がNAVI100に加わった場合でも、収納部200
と蓋部材140との係合が外れることがなく、確実な密閉機能を確保することができる。
このように、本発明の実施の形態1における蓋部材140によれば、蓋部材140のう
ちの蓋本体310に設けた舌部330を、蓋ラッチ320に設けた鍵部360の溝部が抱
え込み、蓋ラッチ320で蓋本体310を均一に押圧することが可能となる。そのために
、蓋本体310の弾性部材390によって、開口部210の全領域を均一に密閉すること
が可能となり、極めて防水、防湿、防塵性能に優れた蓋部材140を有するNAVI10
0を実現することができる。
さらに、このような抱え込み構造を、蓋本体310と蓋ラッチ320のそれぞれの両端
部に設けた舌部330と鍵部360とにより係合する構成としており、極めて少ない部品
点数で実現することができる。
また、蓋ラッチ320に設けた突起部380aとNAVI100の背面筺体部102に
設けた係合孔250aとを係合させているため、振動や落下などの衝撃に強く、蓋部材1
40の係合が簡単に外れることのない、確実なロック機能を確保することができる。
さらに、蓋本体310と蓋ラッチ320は摺動が可能なように所定の隙間を有して構成
されている。そのため、蓋本体310の蓋体340と蓋ラッチ320との構成材料が異な
る場合でも、周囲環境の温湿度変化などによるそれぞれの膨張収縮の影響を受けることが
ない。その結果、収納部200と蓋部材140との密閉開閉動作を確実に行うことができ
る。
さらに、本発明の実施の形態1におけるNAVI100では、蓋体340の厚みD1を
舌部330に鍵部360が係止した状態の厚みD2よりも大きくなるように構成し、さら
に、蓋体340の蓋ラッチ320が摺動する面と反対側の面には、ゴムや樹脂などの弾性
部材390を装着している。そのため、弾性部材390をNAVI100に設けた開口部
210を形成した蓋本体固定面240に確実に当接させて、確実な密閉機能を発現するこ
とができる。
次に、図3(b)の収納部201の構成について説明する。図3(b)に示す収納部2
01の構成は、以下の構成が図3(a)に示す収納部200の構成と異なる。すなわち、
開口部211を長円形の形状とし、その周囲に、蓋本体固定面241よりも突出させて弾
性部材390と密着させるための弾性部材固定段差部260を形成している。さらに、蓋
本体固定面241の両側には、蓋ラッチ320の鍵部360の底面部が摺動するラッチ摺
動段差部270を設けている。なお、蓋ラッチ320の端面部380に設けた突起部38
0aが嵌り合って係合する係合孔250aなどの構成は図3(a)に示す構成と同様であ
る。
このような構成によれば、蓋ラッチ320が蓋本体310上を摺動する際に、蓋ラッチ
320の鍵部360の底面部をラッチ摺動段差部270に沿わせて確実に摺動させること
ができるとともに、開口部211周囲に設けた弾性部材固定段差部260によって弾性部
材390との密着をより強固にすることができる。
なお、本発明の実施の形態1では開口部211を長円形状とし、その周囲に弾性部材固
定段差部260を形成しているが、開口部211の形状が必ずしも長円形状である必要は
なく、矩形、円形などとして弾性部材固定段差部260を形成しても良い。
また、弾性部材固定段差部260を備えることで、蓋体340と蓋ラッチ320との摺
動面と反対側の蓋体340に備える空間に有する弾性部材390による密着性をより向上
させることができる。この弾性部材固定段差部260は、蓋本体固定面241と同じ樹脂
材料や、封止性があるゴム等のエラストマー性の材料を適用することができる。
また、図3(b)では蓋本体固定面241における端面部250と対向する端面部24
2よりもラッチ摺動段差部270に端面部270aを突出させた構成であるが、端面部2
70aは蓋本体固定面241と端面部250との間に形成しても適用できる。しかしなが
ら、蓋本体固定面241の端面部242と端面部270aとの間に空隙が生じ易くなるた
め、防水性能の観点からは端面部250に蓋本体固定面241を介して対向する端面部2
43と蓋本体固定面241の端面部242との間に備えることが好ましい。
なお、上述の蓋部材140を構成する蓋本体310や蓋ラッチ320は、樹脂の成型に
よって容易に形成することが可能である。このとき、蓋本体310には弾性を有する樹脂
材料を用い、蓋本体310を抱え込む蓋ラッチ320には剛性を有する材料を用いると蓋
部材140としてはより望ましい構成とすることができる。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2における蓋部材700の詳細を示す斜視図であり、図9
は、本発明の実施の形態2におけるNAVI100の収納部202の構成を示す斜視図で
ある。図8に示すように、本発明の実施の形態2における蓋部材700の基本構成は、図
4(a)、図4(b)における実施の形態1と同様であるが、実施の形態2では、収納部
202が図1および図2における蓋部材150の位置に備える点と、蓋ラッチ720の構
成の点とが異なる。
すなわち、図8に示すように、本発明の実施の形態2における蓋部材700では、蓋ラ
ッチ720の蓋ラッチ720が摺動する方向の端面部780に設けた2個の突起部780
aに加え、蓋ラッチ720が蓋本体710と摺動する摺動方向に対して直交する両側の端
面部770に、第2突起部770aを設けている。さらに、蓋ラッチ720において、突
起部780aと第2突起部770aとは、蓋ラッチ720の面の対角線に近くなる位置に
設けている。
また、このような蓋部材700が嵌り込む収納部202は、その基本構成は実施の形態
1における図3(b)に示す構成と同様であるが、ラッチ摺動段差部270の両側で第2
突起部770aと対応する位置に係合溝280が付加されて形成されている。
このような蓋部材700と収納部202との構成によれば、蓋部材700によって収納
部202を密閉する際に、蓋ラッチ720の突起部780aと収納部202の係合孔25
0aと係合し、さらに、蓋ラッチ720の第2突起部770aと収納部202の係合溝2
80とを係合させて、蓋ラッチ720の4隅と収納部202の4隅とを互いに強固に固定
することができる。その結果、蓋ラッチ720で蓋本体710を抱え込みながら蓋本体7
10によって収納部202の開口部211の全領域を均一に密閉することが可能となる。
また、このようにNAVI100と蓋部材700との固定箇所が増えることにより、N
AVI100に加わる衝撃などに対してより強固な固定を実現することができる。その結
果、衝撃が印加される環境条件下でも、蓋部材700としての防水、防湿、防塵機能など
をさらに確実に発現することが可能となる。
なお、突起部780aや第2突起部770aの形状は任意に設定可能であるが、蓋部材
700の開閉の自由度などを考慮すれば、収納部202に設けた係合孔250aや係合溝
280との接触面積ができるだけ大きくなるようにすることが望ましい。
また、突起部780aや第2突起部770aの形状としては、係合孔250aや係合溝
280に嵌り込む方向に先端部を有するテーパ形状としてもよく、さらに、係合孔250
aや係合溝280もテーパ形状としてもよい。
(実施の形態3)
図10、図11、図12は本発明の実施の形態3における蓋部材800とそれを用いた
NAVI100の収納部900の構成を示す斜視図である。図10は本発明の実施の形態
3における蓋部材800の構成を示す斜視図、図11は本発明の実施の形態3におけるN
AVI100の収納部900の構成を示す斜視図、図12は本発明の実施の形態3におけ
る蓋部材800によって収納部900に蓋をした状態を示す斜視図である。
本発明の実施の形態3における蓋部材150と収納部900とは、特に図1、図2に示
すように、NAVI100の背面筺体部102の厚肉部105から側面部103にかけて
設ける構成や、薄肉部104から側面部103にかけて設ける構成の場合に好適であるが
、本発明の実施の形態3としては、厚肉部105から側面部103にかけて設けた蓋部材
150を例に挙げ説明する。なお、収納部としてはUSB端子などの接続端子収納部やN
AVI100の電源に適用される電池収納部などに好適である。
本発明の実施の形態3における蓋部材150の基本構成は実施の形態1および実施の形
態2と同様であるが次の点が異なる。すなわち、蓋部材150の蓋本体810を、NAV
I100の筺体へ固定する固定部の構成が異なる。図10に示すように、蓋ラッチ820
の蓋ラッチ820の突起部830aが設けられた端面部830と反対側には、蓋ラッチ8
20から延伸し、NAVI100の、例えば側面部103の形状に沿った形状に折り曲げ
られたカバー部840が設けられている。また、蓋本体810の固定部850も、蓋本体
810から延伸して設けられ、蓋ラッチ820の内側になるように折り曲げられて形成さ
れている。
一方、図11には、このような蓋部材800で蓋をする収納部900の構成を示す。基
本構成は実施の形態1で述べた図3(b)と同様であり、蓋部材150を固定する固定段
差部910が、開口部920が形成された蓋本体固定面930に対して略直角に形成され
ている点が異なる。なお、端面部940に形成された係合孔940aは、蓋部材150を
収納部900に固定して蓋をしたときに、突起部830aが係合される位置に設けられて
いる。
図12は、以上のように構成した蓋部材150を収納部900に固定して蓋をし、蓋ラ
ッチ820の突起部830aを蓋本体810の係合孔940aに嵌め合わせて係合した状
態を示している。このとき、固定段差部910に固定された蓋本体810の固定部850
を覆い隠す第2カバー部950をさらに設けている。
本発明の実施の形態3における蓋部材150によれば、蓋本体810と蓋ラッチ820
を、図1、図2の背面筺体部102のコーナー部に沿わせる形状として、蓋部材150と
NAVI100の筺体との一体感を得ることが容易となり、蓋機能としての密閉機能を確
保するとともに、見栄えの優れたNAVI100を提供することができるものである。
なお、このような本発明の実施の形態における蓋部材は、樹脂材料の成型のみによって
容易に実現することができる。そのため、樹脂材料の有する弾性力を利用することによっ
ても開口部と蓋本体との密閉性を確保するとともに、突起部と筺体に設けた係合孔とを弾
性的に固定し、耐衝撃性や温度変化などの耐環境性に優れた蓋部材を実現できるものであ
る。
なお、本発明の実施の形態では、電子機器としてNAVIを対象として説明したが、N
AVI以外でもPDA、ゲーム機、携帯電話、看護機器、ノートパソコン、カメラなどの
電子機器にも適用できる。
本発明によれば、周囲環境の温湿度変化などによるそれぞれの膨張収縮の影響を受ける
ことなく、なおかつ開口部全面を均一に押圧して蓋をする蓋部材を用いた電子機器である
ため、特に携帯型の情報機器などに有用である。
本発明の実施の形態1における電子機器であるNAVIを前面側から見た斜 視図 同NAVIを背面側から見た斜視図 同NAVIの収納部の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1における蓋部材の詳細を示す斜視図 同蓋部材の図4(b)におけるC−C線断面図 同蓋部材の図4(a)におけるB−B線断面図 本発明の実施の形態1における蓋部材により収納部に蓋をする状態を示す断面図 本発明の実施の形態2における蓋部材の詳細を示す斜視図 本発明の実施の形態2におけるNAVIの収納部の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態3における蓋部材の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態3におけるNAVIの収納部の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態3における蓋部材で収納部に蓋をした状態を示す斜視図
100 NAVI
101 前面筺体部
102 背面筺体部
103 側面部
104 薄肉部
105 厚肉部
106 段差部
110 ディスプレイ部
120 操作ボタン
130 把手
140,150,700,800 蓋部材
200,201,202,900 収納部
210,211,920 開口部
220 ネジ穴部
230,910 固定段差部
240,241,930 蓋本体固定面
242,243,250,270a,340a,380,770,780,830,9
40 端面部
250a,940a 係合孔
260 弾性部材固定段差部
270 ラッチ摺動段差部
280 係合溝
310,710,810 蓋本体
310a,350a 側端部
320,720,820 蓋ラッチ
330 舌部
340 蓋体
350 ラッチ部
360 鍵部
370 ロック爪
380a,780a,830a 突起部
390 弾性部材
400 ヒンジ部
410,850 固定部
420 凹部
430,440 凸部
610 取り付け部材
620 ネジ
770a 第2突起部
840 カバー部
950 第2カバー部

Claims (6)

  1. 第1蓋部材と、前記第1蓋部材の主面上を摺動する第2蓋部材とを備え、
    前記第1蓋部材は、前記第2蓋部材の摺動方向に直交する両側端面に備える一対の第1係合部を備え、
    前記第2蓋部材は、前記一対の第1係合部それぞれに係合する一対の第2係合部を備え、
    前記第2係合部は、前記一対の第1係合部における前記摺動方向に対し直交する方向の外側でそれぞれ係合する蓋部材。
  2. 前記第1蓋部材の前記第2蓋部材が摺動する面と反対側の面に弾性部材さらに備えた請求項1に記載の蓋部材。
  3. 前記第2蓋部材が前記第1蓋部材を摺動する前記主面に第1凸部を設け、
    前記第2蓋部材における前記主面と対向する面に第2凸部を設けた請求項1または請求項2に記載の蓋部材。
  4. 前記第2蓋部材前記摺動方向における前記第2の蓋部材の端面の当該摺動方向に突出する突起部を備える請求項3に記載の蓋部材。
  5. 前記第2蓋部材の前記摺動方向に直交する当該第2蓋部材のそれぞれの側面に突出する突起部を備える請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の蓋部材。
  6. 筺体に開口部を有するとともに、前記開口部に蓋をする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の蓋部材を備えた電子機器であって、前記筺体の前記開口部中に前記突起部が係合する係合孔を設けた電子機器。
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