JP5476405B2 - 電子機器 - Google Patents

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

本発明の実施形態は、電子機器に関する。
従来、例えばコンビニエンスストアに設置されて使用されるプリンタがある。
このようなプリンタでは、内部への水等の液体の浸入を抑制することが望まれている。
実施形態の電子機器は、筐体と、取付体と、第1の凸部と、第2の凸部と、を備えた。前記筐体は、傾斜面が設けられた取付壁を有し、前記傾斜面に被覆対象が設けられた。前記取付体は、前記被覆対象を覆う覆面を有し、前記取付壁に取り付けられた。前記第1の凸部は、前記傾斜面の傾斜方向で前記被覆対象の上方に位置された部分から前記被覆対象の両側方を通って前記傾斜面を下る方向に延出し、且つ前記覆面に向けて突出して前記傾斜面に設けられ、突出先端部が前記覆面と当接した。前記第2の凸部は、前記第1の凸部の外側に位置され、前記傾斜面の傾斜方向で前記被覆対象の上方に位置された部分から前記被覆対象の両側方を通って前記傾斜面を下る方向に延出し、且つ前記傾斜面に向けて突出して前記覆面に設けられ、突出先端部が前記傾斜面と当接した。そして、前記取付壁には、前記第1の凸部および前記覆面を貫通した挿通孔が設けられ、前記覆面には、前記挿通孔に挿通されて前記取付壁と係合する爪部が突設され、前記第1の凸部は、前記挿通孔を囲繞した。
図1は、実施形態にかかる電子機器としてのプリンタを示す図であって、蓋部が閉じた状態を示す斜視図である。 図2は、実施形態にかかるプリンタを示す図であって、蓋部が開いた状態を示す斜視図である。 図3は、実施形態にかかるプリンタを示す図であって、蓋部が閉じた状態を示す縦断側面図である。 図4は、実施形態にかかるプリンタを示す分解斜視図である。 図5は、実施形態にかかるプリンタの一部を示す斜視図である。 図6は、実施形態にかかる第2の筐体における挿通孔が設けられた部分を示す斜視図である。 図7は、実施形態にかかる取付体を裏面側から見て示す斜視図である。 図8は、図1のF8−F8線断面図である。 図9は、図1のF9−F9線断面図である。 図10は、図1のF10−F10線断面図である。
以下、図面を参照して、実施形態について詳細に説明する。以下の実施形態では、電子機器として、ロール状に巻回された用紙を引き出して印字するプリンタについて説明する。なお、各図では、便宜上、プリンタ1の前後方向での後方をX方向、プリンタ1の幅方向をY方向、プリンタ1の高さ方向をZ方向と記す。これらX方向、Y方向、およびZ方向は相互に直交している。
図1に示すように、プリンタ1は、基部10と、蓋部11と、を有している。プリンタ1は、基部10に設けられたバッテリ(図示せず)を電源として動作する。プリンタ1は、一例として設置部110に設けられた載置面(上面)としての水平面110aに載置される。
図1ないし図3に示すように、基部10は、上面開口の略直方体状に形成されている。基部10は、左右の幅方向よりも前後方向の方が長く形成されている。基部10は、収納した用紙100(図2)を支持する。一方、蓋部11は、図1に示すように、側面視で略三角形状に形成されている。蓋部11は、ヒンジ部12(図2)によって基部10に回動可能に連結されている。詳しくは、蓋部11は、基部10の上部に配置され基部10の上部を覆う閉位置(図1,3)と、基部10の上部を露出させる開位置(図2)との間で基部10に回動可能に連結されている。プリンタ1には開閉ロック部50が設けられており、開閉ロック部50が、閉位置に位置する蓋部11を基部10に対して解除可能にロックする。また、プリンタ1の前面(正面)10aにおける基部10と蓋部11との間には、用紙100を排出する排紙口10bが設けられている。
ここで、図2に示すように、プリンタ1で使用される用紙100は、ロール状に巻回された長尺用紙である。用紙100は、例えばラベル用紙やレシート用紙等である。また、用紙100は、幅方向に沿ってミシン目(図示せず)が設けられて、そのミシン目から切断可能なものであってもよい。プリンタ1は、一例として、ミシン目が設けられた用紙100を用いてチケットを発行することができる。用紙100は、基部10に収容されている。
図2,3に示すように、基部10は、第1の筐体14を有しており、この第1の筐体14に、用紙収納部15、プラテンローラ16、バッテリー(図示せず)、回路基板(図示せず)等が設けられている。一方、蓋部11は、第2の筐体18を有しており、この第2の筐体18に、ディスプレイ19、タッチパネル22、回路基板23(図3)、印字ヘッド20等が設けられている。蓋部11が閉位置に位置付けられた状態では、印字ヘッド20とプラテンローラ16とが対向する。蓋部11が開位置に位置付けられた状態では、印字ヘッド20とプラテンローラ16との間が開放される。第1の筐体14と第2の筐体18とは、プリンタ1の筐体24を構成している。ディスプレイ19、タッチパネル22、回路基板23(図3)、印字ヘッド20等は、電子部品の一例であり、バッテリーの電力によって動作する。
次に、基部10に設けられた各部を説明する。図2,3に示すように、用紙収納部15は、第1の筐体14の後部に設けられている。用紙収納部15は、下方に向かって凹状に設けられており、上面開口となっている。用紙収納部15は、用紙投げ込み式であり、収納したロール状の用紙100の下部外周を支持する。用紙収納部15は、用紙100を回転可能に保持しており、これにより、プラテンローラ16による用紙100の引き出しが可能となっている。
プラテンローラ16は、歯車等で構成される動力伝達機構を介して駆動源であるモータに連結されている。プラテンローラ16は、印字ヘッド20によって用紙100が押し付けられた状態で、モータによって回転駆動されることにより、用紙収納部15に保持された用紙100を引き出して搬送する。プラテンローラ16は、用紙収納部15に保持された用紙100を引き出して搬送する搬送部の一例である。
次に、蓋部11に設けられた各部を説明する。印字ヘッド20は、例えば、サーマルヘッドである。印字ヘッド20は、プラテンローラ16に対向配置されている。印字ヘッド20は、プラテンローラ16に対して接離可能に蓋部11の内面に連結されている。印字ヘッド20は、プラテンローラ16に向けて付勢部材であるコイルばねによって付勢されている。コイルばねに付勢された印字ヘッド20は、当該印字ヘッド20とプラテンローラ16との間に介在する用紙100をプラテンローラ16に押し付ける。これにより、プラテンローラ16の搬送力が用紙100に確実に伝達される。印字ヘッド20は、一列に配置された複数の発熱素子を有しており、これらの複数の発熱素子に選択的に通電することで発熱素子を発熱させる。この発熱によって、印字ヘッド20は、プラテンローラ16に支持されるとともに発熱素子に重ねられた用紙100に各種の情報を印字する。印字ヘッド20は、印字部の一例である。
ディスプレイ19は、一例として液晶ディスプレイである。ディスプレイ19は、略矩形板状に形成されている。図3に示すように、ディスプレイ19の上方にタッチパネル22が配置されている。タッチパネル22は、略矩形状に形成されている。タッチパネル22は、ディスプレイ19の表示画面を覆っている。また、ディスプレイ19の下方に、回路基板23が配置されている。つまり、タッチパネル22の下方にディスプレイ19が配置され、ディスプレイ19の下方に回路基板23が配置されている。ディスプレイ19およびタッチパネル22は、回路基板23にハーネス(図示せず)によって電気的に接続されている。
図4に示すように、ディスプレイ19は、第2の筐体18に固定されている。一方、タッチパネル22は、保持部材25に固定されている。タッチパネル22の操作面(上面)には、保護シート27が設けられている。保持部材25は、タッチパネル22および保護シート27とともに取付体26を構成している。取付体26は、第2の筐体18に対して着脱可能となっている。
第2の筐体18は、上壁としての取付壁18aと、左右一対の側壁18bと、背面壁18c(図3)と、周壁18dと、を有しいている。取付壁18aは、水平面110aに対して傾斜している。取付壁18aに、ディスプレイ19およびタッチパネル22が取り付けられている。左右一対の側壁18bは、取付壁18aの左右一対の縁部から下方斜め側方に向けて延出している。即ち、左右一対の側壁18bは、水平面110aに対して傾斜している。背面壁18cは、取付壁18aの後端部(上端部)から下方斜め後方に向けて延出している。即ち、背面壁18cは、水平面110aに対して傾斜している。周壁18dは、取付壁(上壁、基壁)18a、および左右一対の側壁18bの下端部から下方に延出している。
図5に示すように、取付壁18aには、傾斜面18eが設けられている。傾斜面18eは、取付壁18aの表面を構成している。つまり、取付壁18aには、表面に傾斜面18eが設けられている。傾斜面18eは、水平面110aに対して傾斜している。
傾斜面18eには、開口としての凹部18f(図8〜10参照)が設けられている。凹部18fの底部には、孔18w(開口)が設けられている。凹部18fには、ディスプレイ19が収納されている。なお、図8〜10ではディスプレイ19は省略されている。また、傾斜面18eには、凹部18fにおける傾斜面18eの傾斜方向での下方に、開口としての孔18gが設けられている。孔18gは、取付壁18aを貫通している。孔18gには、タッチパネル22と回路基板23とを接続したハーネス(図示せず)が挿通されている。凹部(開口)18f,孔18gおよびディスプレイ(電子部品)19は、被覆対象の一例である。なお、被覆対象は、電子部品と開口との少なくとも一方であってよい。
図4,7に示すように、取付体26は、概略板状をなしている。図7に示すように、取付体26は、覆面(裏面)26aを有している。覆面26aは、凹部18f,孔18gおよびディスプレイ19を覆う。覆面26aは、取付体26の裏面を構成している。取付体26は、取付壁18aに着脱可能に取り付けられる。
図4,7に示すように、取付体26の保持部材25は、概略矩形枠状をなしており、その枠内に配置されたタッチパネル22を保持している。図7に示すように、保持部材25の裏面25aは、覆面26aを構成しており、傾斜面18eを覆う。本実施形態では、裏面25aは、傾斜面18eの一部を覆う。
次に、取付壁18aへの取付体26の取付構造を説明する。
図5に示すように、傾斜面18eには、凸部18hが設けられている。凸部18hは、第1の凸部の一例である。凸部18hは、覆面26aに向けて突出して傾斜面18eに設けられている。凸部18hの突出先端部(突出方向の先端部)18iは、覆面26aを構成する裏面25aと当接している(図8,9,10参照)。凸部18hは、傾斜面18eの傾斜方向(図中のA方向)で被覆対象(凹部18f,孔18gおよびディスプレイ19)の上方に位置された部分から被覆対象の両側方を通って傾斜面18eを下る方向に延出している。
凸部18hは、左右一対の側辺部18jと上辺部18kとを有して、傾斜面18eの縁部に沿って設けられている。側辺部18jは、第1の側辺部の一例であり、上辺部18kは、第1の上辺部の一例である。上辺部18kは、凸部18hにおける、傾斜面18eの傾斜方向で被覆対象(凹部18f,孔18gおよびディスプレイ19)の上方に位置された部分の一例である。凸部18hの内側の傾斜面18eの領域に、凹部18f、タッチパネル22および孔18gが位置している。
側辺部18jは、傾斜面18eの傾斜方向(図中のA方向)に沿って延在している一対の側辺部18jは、相互の上端部18l同士が上辺部18kによって接続されている。側辺部18jは、傾斜面18eの一対の側縁部に沿って設けられている。一対の側辺部18jは、左右方向で相互に間隔をあけて配置されている。上辺部18kは、傾斜面18eの上縁部に沿って設けられている。
また、側辺部18jの下端部には、延出部18mが設けられている。一対の延出部18mは、相互に近づく方向に屈曲している。左右一対の延出部18mは、相互に間隔をあけて設けられおり、これにより、凸部18hの下端部18uには、開口部18vが設けられている。また、傾斜面18eには、左右一対の延出部18m間に、左右方向に延在した凸部18nが設けられている。凸部18nは、左右一対の延出部18mと間隔をあけて設けられている。別の言い方をすると、凸部18nは、開口部18v内に突出している。
また、取付壁18aには、図5に示すように、挿通孔18pが設けられている。挿通孔18pは、凸部18hおよび当該取付壁18aの裏面18o(図10参照)を貫通している。挿通孔18pは、凸部18hの各側辺部18jに、傾斜面18e傾斜方向で相互に間隔をあけて複数設けられている。挿通孔18pは、凸部18hの側辺部26eによって囲繞されている。挿通孔18pには、取付体26の爪部25h(図10参照)が挿入される。図6に示すように、挿通孔18pには、挿脱部18sが設けられている。挿脱部18sは、傾斜面18eの傾斜方向における挿通孔18pの上部に設けられている。挿脱部18sは、取付壁18aの壁厚方向での爪部25hの挿脱が可能となっている。また、挿通孔18sの孔面には、係合部18tが突設されている。係合部18tは、傾斜面18eの傾斜方向で挿脱部18sの下方に位置されている。この係合部18tの裏面18oに爪部25hが係合する。
また、取付壁18aには、図5に示すように、左右一対の延出部18mと凸部18nとの間に、挿通孔18qが設けられている。挿通孔18qは、傾斜面18eおよび裏面18oを貫通している。挿通孔18qは、貫通孔の一例である。挿通孔18qには、取付体26の爪部25i(図7参照)が挿入される。
また、傾斜面18e側の挿通孔18qの孔縁部には、凸部18rが設けられている。凸部18rは、傾斜面18e側の挿通孔18qの縁部から保持部材25の裏面25a(覆面26a)に向けて突出している。凸部18rは、挿通孔18qの孔縁部における下縁部および側縁部に設けられている。凸部18rは、第3の凸部の一例である。
図7に示すように、取付体26の保持部材25の裏面25a(覆面26a)には、凸部25bが設けられている。凸部25bは、第2の凸部の一例である。凸部25bは、傾斜面18eに向けて突出して裏面25a(覆面26a)に設けられている。凸部25bの突出先端部25dは、傾斜面18eと当接している。凸部18hの外側に位置されている。凸部25bは、傾斜面18eの傾斜方向で被覆対象(凹部18f,孔18gおよびディスプレイ19)の上方に位置された部分から被覆対象の両側方を通って傾斜面18eを下る方向に延出している。このように、本実施形態では、凸部が二重に設けられている。
凸部25bは、左右一対の側辺部25eと上辺部25fとを有している。側辺部25eは、第2の側辺部の一例であり、上辺部25fは、第2の上辺部の一例である。上辺部25fは、凸部25bにおける、傾斜面18eの傾斜方向で被覆対象(凹部18f,孔18gおよびディスプレイ19)の上方に位置された部分の一例である。凸部25bは、裏面25aの外周縁に設けられている。この凸部25bの内側に、傾斜面18eに設けられた凸部18hが位置されている。凸部25bと凸部18hとは、相互に離間している。
側辺部25eは、裏面25aの一対の側縁部に沿って設けられている。一対の側辺部25eは、傾斜面18eの傾斜方向に沿って延在している。一対の側辺部25eは、左右方向で相互に間隔をあけて配置されている。一対の側辺部25eは、相互の上端部25g同士が上辺部25fによって接続されている。上辺部25fは、裏面25aの上縁部に沿って設けられている。
また、保持部材25の裏面25aには、凸部25bの内側に、凸部25jが設けられている。凸部25jは、矩形枠状に形成されている。凸部25jは、凸部25bから離間しており、凸部25jと凸部25bとの間に、凸部18hが位置されている。凸部25jの先端部は、傾斜面18eに当接している。
また、裏面25aには、複数の爪部25hが突設されている。爪部25hは、凸部25bの内側に位置されている。爪部25hは、側辺部25eに沿って複数設けられている。爪部25hは、取付壁18aに設けられた挿通孔18pに挿通されて、取付壁18aと係合する(図10)。詳しくは、取付壁18aにおいて、挿通孔18pの孔面に突設された係合部18tにおける裏面18oと係合する。爪部25hは、挿脱部18sに挿入された状態で、傾斜面18eの傾斜方向で下方に移動されることで、係合部18tの裏面18oと係合する。この状態から、爪部25hは、傾斜面18eの傾斜方向で上方に移動されることで、係合部18tの裏面18oから離脱して、挿脱部18sに移動する。
また、図7に示すように、裏面25aの下部には、複数の爪部25iが突設されている。爪部25iは、左右方向で相互に間隔をあけて位置されている。爪部25iは、取付壁18aに設けられた挿通孔18qに挿脱可能となっている。爪部25iは、取付壁18aに設けられた挿通孔18qに挿通されて、取付壁18aと係合する。詳しくは、取付壁18aの裏面18oにおける挿通孔18qの前端部の孔縁部と係合する。爪部25iは、挿通孔18qに挿入された状態で、傾斜面18eの傾斜方向で下方に移動されることで、裏面18oと係合する。この状態から、爪部25iは、傾斜面18eの傾斜方向で上方に移動されることで、裏面18oから離脱する。
上記構成において、取付壁18aに対する取付体26の取り付けの際には、爪部25h,25iが挿通孔18p,18qに挿通された状態で、取付体26が傾斜面18eに沿って前方(下方)へスライドされることにより、爪部25h,25iが取付壁18aの裏面18oに係合する。これにより、取付体26が取付壁18aに取り付けられた状態となる。一方、取付壁18aからの取付体26の取り外しの際には、取付体26が傾斜面18eに沿って後方へスライドされることにより、爪部25h,25iが取付壁18aの裏面18oから離脱する。
取付壁18aに取付体26が取り付けられた状態では、図8,9、10に示すように、
取付体26の凸部25bの突出先端部25dが傾斜面18eに当接し、取付壁18aの凸部18hの突出先端部18iが取付体26の保持部材25における裏面25a(覆面26a)に当接する。このとき、凸部25bと凸部18hとの相互に対向する部分においては、凸部25bの突出先端部25dよりも凸部18hの突出先端部18iの方が高い位置に位置している。また、凸部25bと凸部18hとの間に空間S1が形成されている。また、凸部18hと凸部25jとの間に空間S2が形成されている。なお、本実施形態では、空間S1,S2の高さは、凸部18hの高さと略同じとなっている。なお、保持部材25における空間S1,S2の天井部分に上方に向かった凹部を設けて、空間S1,S2の高さを凸部18hよりも高くしてもよい。また、爪部25hの根元部25k(図10)は、凸部18hと離間している(図10)。
以上構成のプリンタ1において、上方から水などの液体がかけられた場合、当該液体は、一例として、傾斜面18eに沿って傾斜した取付体26の表面を流れて、取付体26から、傾斜面18eにおける取付体26に覆われていない部分に至る。これにより、当該液体が、ディスプレイ19にかかったり、孔18gから筐体24内に浸入したりすることが抑制される。
また、プリンタ1の外面であって取付体26と筐体24との境界部分に、液体がかかった場合、当該液体は、一例として、傾斜面18eと取付体26の凸部25bの先端部(先端面)25dとの間に形成された微小な隙間に毛細管現象の作用によって浸入する。傾斜面18eと凸部25bの突出先端部25dとの間の微少な隙間は、一例として、傾斜面18eと凸部25bの突出先端部25dとに形成された微少な凹凸によって形成される。傾斜面18eと取付体26の凸部25bの突出先端部25dとの間に形成された微小な隙間に浸入した液体の例えば一部は、一例として、重力によって凸部25bに沿って下方(前方)に移動して、凸部25dの下端部から排出される。
また、傾斜面18eと取付体26の凸部25bの突出先端部25dとの間に形成された微小な隙間に浸入した液体の例えば一部は、一例として、空間S1に排出される。空間S1に排出された液体の例えば一部は、空間S1内を重力によって下方(前方)に移動して、空間S1の下端部から排出される。
また、空間S1に排出された液体の例えば一部は、一例として、取付壁18aの凸部18hの突出先端部(先端面)18iと保持部材25の裏面25aとの間に形成された微小な隙間に毛細管現象の作用によって浸入する。凸部18hの突出先端部18iと裏面25aとの間の微少な隙間は、一例として、凸部18hの突出先端部18iと裏面25aとに形成された微少な凹凸によって形成される。凸部18hの突出先端部18iと裏面25aとの間に形成された微小な隙間に浸入した液体は、一例として、重力によって凸部18hに沿って下方(前方)に移動して、凸部18hの下端部から排出される。このとき、凸部18hと爪部25hの根元部25kとが離間しているので、凸部18hに沿って移動する液体が爪部25hに移動するのが抑制されて、当該液体が挿通孔18pに浸入するのが抑制される。
また、一例として、凸部18hの下端部において開口部18vに排出された液体が、傾斜面18eと保持部材25の裏面25aとの間をある距離だけ上昇して、挿通孔18qの側方で傾斜面18eと保持部材25の裏面25aとの間に留まる。当該液体は、ある程度の塊になると重力によって開口部18vから排出される。このとき、開口部18vの縁部に設けられた凸部18rによって、当該液体が開口部18vに浸入するのが抑制される。
以上説明したとおり、本実施形態では、プリンタ1の外面であって取付体26と筐体24との境界部分に液体がかかった場合、当該液体は、一例として、凸部18h,25b、空間S1に沿って下方(前方)に移動して排出される。したがって、プリンタ1(筐体24)の内部に液体が浸入することを抑制することができる。
また、本実施形態では、凸部18hの下端部に開口部18vが設けられているので、凸部18h上を流れた液体が開口部18vから排出され、プリンタ1の内部に液体が浸入することを抑制することができる。
また、本実施形態では、爪部25hの根元部25kが、凸部18hと離間しているので、当該液体が挿通孔18pに浸入するのが抑制されるので、プリンタ1の内部に液体が浸入することを抑制することができる。
また、本実施形態では、傾斜面18eには、傾斜面18e側の挿通孔18qの縁部から裏面25aに向けて突出した凸部18rが設けられている。したがって、挿通孔18qから筐体24内に液体が浸入するのを抑制することができる。
なお、上記各実施形態では、電子機器としてプリンタを例に説明したが、これに限るものではない。例えば、電子機器は、情報記憶媒体に対して情報を読み書きするリーダライタ等であってもよい。また、電子機器は、一取引に係る商品の登録、精算処理を行うPOS端末やカード支払いによる決算処理が可能なカード処理決済端末等であってもよい。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…プリンタ(電子機器)、18a…取付壁、18e…傾斜面、18h…凸部(第1の凸部)、18i…突出先端部、18j…側辺部(第1の側辺部)、18k…上辺部(第1の上辺部)、18l…上端部、18p…挿通孔、18v…開口部、24…筐体、25b…凸部(第2の凸部)、25d…突出先端部、25e…側辺部(第2の側辺部)、25f…上辺部(第2の上辺部)、25g…上端部、25h…爪部、25k…根元部、26…取付体、26a…覆面。
特開2011−240648号公報

Claims (5)

  1. 傾斜面が設けられた取付壁を有し、前記傾斜面に被覆対象が設けられた筐体と、
    前記被覆対象を覆う覆面を有し、前記取付壁に取り付けられた取付体と、
    前記傾斜面の傾斜方向で前記被覆対象の上方に位置された部分から前記被覆対象の両側方を通って前記傾斜面を下る方向に延出し、且つ前記覆面に向けて突出して前記傾斜面に設けられ、突出先端部が前記覆面と当接した第1の凸部と、
    前記第1の凸部の外側に位置され、前記傾斜面の傾斜方向で前記被覆対象の上方に位置された部分から前記被覆対象の両側方を通って前記傾斜面を下る方向に延出し、且つ前記傾斜面に向けて突出して前記覆面に設けられ、突出先端部が前記傾斜面と当接した第2の凸部と、
    を備え、
    前記取付壁には、前記第1の凸部および前記面を貫通した挿通孔が設けられ、
    前記覆面には、前記挿通孔に挿通されて前記取付壁と係合する爪部が突設され、
    前記第1の凸部は、前記挿通孔を囲繞した電子機器。
  2. 前記爪部の根元部は、前記第1の凸部と離間した請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1の凸部の下端部には、開口部が設けられた請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の凸部の前記部分は、第1の上辺部であり、
    前記第1の凸部は、前記傾斜面の傾斜方向に沿って延在し相互の上端部同士が前記第1の上辺部によって接続された一対の第1の側辺部を有し、
    前記第2の凸部の前記部分は、第2の上辺部であり、
    前記第2の凸部は、前記傾斜面の傾斜方向に沿って延在し相互の上端部同士が前記第2の上辺部によって接続された一対の第2の側辺部を有した、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記被覆対象は、電子部品と開口との少なくとも一方である請求項1ないしのいずれか一項に記載の電子機器。
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