JP2011116044A - 印刷装置の姿勢補正具、およびそれを用いた印刷装置 - Google Patents

印刷装置の姿勢補正具、およびそれを用いた印刷装置 Download PDF

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Abstract

【課題】縦配置された印刷装置の姿勢を補正する。
【解決手段】横配置において、配置面に対して所定の傾き角度αに形成される天面であるとともに、情報が印刷され用紙切断装置20により切断された単票R状態の記録用紙を排出する紙排出口30を有する第1外面P1を備える印刷装置100を、縦配置に配置したとき、前記印刷装置100の姿勢を補正する印刷装置100の姿勢補正具40であって、前記印刷装置100の前記第1外面P1以外の複数の外面のいずれか1つに固定される固定面41と、前記印刷装置100が配置される前記配置面T1に向かい合う据付面43と、を備え、前記固定面41と前記据付面43とは前記傾き角度αと同等もしくはそれ以上の角度α´を有するように形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、印刷装置の設置姿勢を補正する印刷装置の姿勢補正具、およびそれを用いた印刷装置に関する。
販売、物流、商流等の業界においては、情報を処理する各種システム(POSシステム等)が用いられている。このようなシステムにおいて、情報を記録して発行するために印刷装置としてのプリンターが用いられる。この種のプリンターとして、ロール状の用紙に情報を印刷し用紙切断装置で切断して単票として発行するものが知られている。また、設置状況や使用状況に応じて設置する態様を横置き(横配置)または縦置き(縦配置)に選択可能なものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−171866号公報
上述のプリンターにおいて、基本姿勢として横置きを選択する場合は、単票の排出口を天面側に設けることが多い。この場合、単票に対する印刷状況の視認性を考慮して、天面をオペレーター方向に前下がりの傾斜構造にすることが一般的である。このようなプリンターを縦置きとして使用する場合、単票の排出口は、鉛直方向に対して傾斜角度だけ奥側に引き込んだ位置に配置される。そのため、単票が紙排出口に引っ掛かりうまく排出されない虞がある。特に、単票に印刷される情報が少なく発行される単票の長さが短い場合や水分が多い環境で使用する場合は、この傾向が顕著である。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
(適用例1)横配置において、配置面に対して所定の傾き角度に形成される天面であるとともに、情報が印刷され用紙切断装置により切断された単票状態の記録用紙を排出する紙排出口を有する第1外面を備える印刷装置を、縦配置に配置したとき、前記印刷装置の姿勢を補正する印刷装置の姿勢補正具であって、前記印刷装置の前記第1外面以外の複数の外面のいずれか1つに固定される固定面と、前記印刷装置が配置される前記配置面に向かい合う据付面と、を備え、前記固定面と前記据付面とは前記傾き角度と同等もしくはそれ以上の角度を有するように形成されていることを特徴とする印刷装置の姿勢補正具。
この構成によれば、縦配置される印刷装置は、姿勢補正具を介して配置面に配置される。このとき、姿勢補正具は、第1外面の傾き角度と同等もしくはそれ以上の角度を有している。そのため、縦配置された印刷装置は姿勢が補正され、印刷装置の第1外面は鉛直もしくは突出した状態になる。その結果、第1外面に設けられた紙排出口から単票を排出しやすくなる。すなわち、印刷装置の紙排出性能を向上させることができる。
(適用例2)前記印刷装置は、略直方体である筐体を備え、前記筐体は、前記傾き角度の傾斜面を有する前記第1外面を前記天面とするとき、底面となる第2外面と、前記第2外面から前記第1外面の前記傾斜面の上端側に向かって立ち上がる第3外面と、前記第2外面から前記第1外面の前記傾斜面の下端側に向かって立ち上がる第4外面と、を有し、前記第2外面、前記第3外面および前記第4外面のいずれか1つの面に前記固定面が固定されることを特徴とする上記の印刷装置の姿勢補正具。
(適用例3)前記配置面は、略水平であり面上に前記印刷装置が配置される第1配置面を含み、前記第1配置面に前記印刷装置が縦置きされるとき、前記固定面は、前記印刷装置の前記第3外面に固定され、前記据付面は、前記第1配置面に載置されることを特徴とする上記の印刷装置の姿勢補正具。
これらの構成によれば、印刷装置は、横置き状態においての後面(第3外面)に姿勢補正具の固定面が固定され、姿勢補正具の据付面が水平面(第1配置面)に載置され縦置きされる。縦置きにされた印刷装置は、第3外面と第1配置面の間に介在する姿勢補正具によって縦置きの姿勢が補正される。姿勢補正具は、第1外面の傾き角度と同等もしくはそれ以上の角度を有している。そのため、縦置きされた印刷装置は、紙排出口が設けられた第1外面を鉛直もしくは突出した状態にすることができる。その結果、紙排出口から単票を排出しやすくすることができる。
(適用例4)前記据付面には、平板状の弾性部材が貼付されていることを特徴とする上記の印刷装置の姿勢補正具。
この構成によれば、姿勢補正具は、第1配置面との接触面である据付面に滑り止めとしての、例えばゴム足を有している。そのため、縦置きされた印刷装置の設置状態を安定させることができる。
(適用例5)前記配置面は、前記印刷装置が配置される略垂直な第2配置面を含み、前記第2配置面に対して前記印刷装置が壁掛け状態で縦配置されるとき、前記固定面は、前記印刷装置の前記第2外面に固定され、前記据付面は、前記第2配置面に係止されることを特徴とする上記の印刷装置の姿勢補正具。
この構成によれば、印刷装置は、横置き状態においての底面(第2外面)に姿勢補正具の固定面が固定され、姿勢補正具の据付面が略垂直な壁面(第2配置面)に係止され壁掛け状態で縦配置される。壁掛けされた印刷装置は、第2外面と第2配置面の間に介在する姿勢補正具によって姿勢が補正される。姿勢補正具は、第1外面の傾き角度と同等もしくはそれ以上の角度を有している。そのため、壁掛けされた印刷装置は、紙排出口が設けられた第1外面を鉛直もしくは突出した状態にすることができる。その結果、紙排出口から単票を排出しやすくすることができる。
(適用例6)前記第2配置面には取り付け用の引掛部材が設けられ、前記据付面には、前記引掛部材が係合する穴部が設けられていることを特徴とする上記の印刷装置の姿勢補正具。
この構成によれば、印刷装置は、壁面である第2配置面に壁掛け状態で取り付けられる。
(適用例7)前記配置面は、略水平であり下面に前記印刷装置が吊り下げられる第3配置面を含み、前記第3配置面に対して前記印刷装置が縦配置状態で吊り下げられるとき、前記固定面は、前記印刷装置の前記第4外面に固定され、前記据付面は、前記第3配置面に係止されることを特徴とする上記の印刷装置の姿勢補正具。
この構成によれば、印刷装置は、横置き状態においての前面(第4外面)に姿勢補正具の固定面が固定され、姿勢補正具の据付面が略水平な天井面(第3配置面)に係止され天吊り状態で縦配置される。天吊りされた印刷装置は、第4外面と第3配置面の間に介在する姿勢補正具によって姿勢が補正される。姿勢補正具は、第1外面の傾き角度と同等もしくはそれ以上の角度を有している。そのため、天吊りされた印刷装置は、紙排出口が設けられた第1外面を鉛直もしくは突出した状態にすることができる。その結果、紙排出口から単票を排出しやすくすることができる。
(適用例8)前記第3配置面には取り付け用の引掛部材が設けられ、前記据付面には、前記引掛部材が係合する穴部が設けられていることを特徴とする上記の印刷装置の姿勢補正具。
この構成によれば、印刷装置は、天井面である第3配置面に天吊り状態で取り付けられる。
(適用例9)用紙に情報を印刷する印刷部と、前記情報が印刷された前記用紙を切断する用紙切断装置と、前記用紙切断装置で切断された単票状態の前記用紙を排出する紙排出口と、前記紙排出口が設けられるとともに所定の傾き角度に形成される第1外面を有する略直方体の筐体と、前記筐体の前記第1外面以外の外面のいずれか1つの面に固定される上記の姿勢補正具と、を備えることを特徴とする印刷装置。
この構成によれば、印刷装置は、所定の外面に固定された姿勢補正具によって、縦置き、壁掛けおよび天吊り等の縦配置状態に設置することができる。そのため、設置スペースの効率化が図れるとともに、使い勝手の自由度を増すことができる。また、姿勢補正具の固定面と据付面とは、第1外面の傾き角度と同等もしくはそれ以上の角度を有している。そのため、縦配置状態に設置された印刷装置は、いずれの状態でも紙排出口が設けられた第1外面を鉛直もしくは突出した状態にすることができる。その結果、紙排出口から単票を排出しやすくすることができる。
サーマルプリンターの横配置における外観構成を示す斜視図。 サーマルプリンターの横配置における概略側断面図。 サーマルヘッドの外観斜視図。 姿勢補正具を説明する図。 第1実施例としての縦置きを説明する図。 第2実施例としての壁掛けを説明する図。 第3実施例としての天吊り状態を説明する図。
以下、本実施形態を、図面を参照して説明する。なお、以下の説明で参照する図面では、説明および図示の便宜上、部材ないし部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。
(印刷装置の全体構成について)
本実施形態の印刷装置として、サーマルプリンターを例にとり図1および図2を参照して説明する。図1は、サーマルプリンターの横配置における外観構成を示す斜視図である。図2は、サーマルプリンターの横配置における側断面図である。
このサーマルプリンターは、例えば、POSシステムに適用され、レシート、クーポン、チケット等を印刷して単票として発行(発券)する。サーマルプリンターは、記録用紙としてロール状の感熱紙を収容して、この感熱紙に所定の情報を印刷して用紙切断装置としてのカッター部で記録用紙を所定の長さに切断して発行する。なお、このサーマルプリンターは、図1および図2に示す横配置(横置き)を基本姿勢とし、設置状況や使用目的に応じて縦配置に選択可能なものである。例えば、スペース効率向上、水分や液体を扱う厨房内での使用その他を目的に、縦置き、壁掛け、天吊り等の縦配置で使用することも可能である。
以下、本実施形態のサーマルプリンターの基本姿勢である横置きの場合を例にとり説明する。なお、図1および図2に示すX方向は、印刷される感熱紙の幅方向を示し、Z方向は、印刷ヘッドとしてのサーマルヘッド部での感熱紙の紙送り方向を示し、Y方向は、X方向およびZ方向と直交する方向を示す。図2に示すように、サーマルプリンター100は、プリンター機構部150と、外装ケース200と、制御部300とから構成される。
(外装ケースについて)
ここで、筐体としての外装ケースについて説明する。
図1に示すように、外装ケース200は、例えば、樹脂材料からなり略直方体形状を呈しており、下ケース205と、上ケース210と、パネル215と、上部カバー220とから構成されている。下ケース205は、図中Z方向上面が開放された略直方体の箱形状に形成されている。上ケース210は、図中Z方向下面が開放された底の浅い箱形状であって、Z方向上側には、Y方向に沿う前後に大小2つの開口部が形成されている。そして、上ケース210は、下ケース205と開放部同士が対向するように組み合わされる。その結果、Y方向に沿って前側に下ケース205の上端まで達する小さな開口部が形成され、Y方向に沿って後ろ側には前記小さな開口部よりはるかに大きな開口部が形成される。
パネル215は、同じく樹脂材料からなり断面L字形状に形成され、上ケース210の前側の下ケース205上端まで達する小さな開口部に嵌めこまれる。すなわち、パネル215は、外装ケース200の前側上方の稜線部分を構成する。なお、パネル215は、図中矢印A方向に引き出すことにより着脱自在となっている。上部カバー220は、同じく樹脂材料からなりヒンジ部に相当する支点220aを有する扉状に形成され、上ケース210の後ろ側の大きな開口部に支点220aを中心に開閉自在に嵌めこまれる。すなわち、上部カバー220は図中矢印C方向に開閉自在となっている。このようにして外装ケース200の大枠が構成される。
また、外装ケース200は、上部カバー220の上面のX方向の一方の側に、オープンレバー230を含む操作部が設けられている。オープンレバー230は、図1中矢印B方向に引き上げられることによって、図2に示すプリンター機構部150に設けられたカバーフレーム12の図示しないロック機構が解除される。さらに、カバーフレーム12は、上部カバー220と結合されている。そのため、上部カバー220が支点220aを中心に矢印C方向に開き、ロール紙ホルダー16が露出する。このようにすることにより、ロール状の感熱紙Sのセットもしくは取り出しができる。
外装ケース200の図1中上面には、後述するプリンター機構部150が外装ケース200内に収容されたとき、印刷部で印刷され用紙切断装置で所定の長さに切断された単票が発行される紙排出口30が設けられている。紙排出口30は、上ケース210の上部(架橋部)と上部カバー220のY方向前方との境界部に設けられ、周囲を上ケース210に形成された隆起状の紙ガイド31aと上部カバー220に形成された隆起状の紙ガイド31bとによって囲まれている。この隆起状の紙ガイド31a,31bは、感熱紙Sをガイドする役割と、サーマルプリンター100が液体を使用する場所で使用されたとき紙排出口30を介して液体がプリンター機構部150に進入するのを防ぐ役割とを有する。
また、図2に示すように、紙排出口30が形成された外装ケース200の上面は、パネル215側を前方向としたときに、前下がりに傾き角度αで傾斜している。これは、オペレーターがパネル215側で操作するとき、紙排出口30から排出される単票の印刷結果を確認しやすくするためである。また、傾斜面は、サーマルプリンター100の外装ケース200の上面に物が置かれることを防止する目的も含む。
下ケース205の底面には、各コーナー近傍に略四角形の各辺を構成する隆起部49が形成されている。この隆起部に囲まれた領域には略四角形の弾性部材、例えば、ゴム材で形成されたゴム足48が貼付されている。このゴム足は、設置面に横配置で置かれたとき、滑り止めとしての役割を果たす。
(プリンター機構部の全体構成について)
ここで、プリンター機構部の詳細を図2および図3を参照して説明する。図3はサーマルヘッドの外観斜視図である。なお、図3に示すX方向およびZ方向は、図1および図2に示すX方向およびZ方向と同一方向である。なお、本実施例で使用する感熱紙Sは、発色剤がバインダー等により保持されている発色層からなる印刷面を有し、この印刷面を外面に順次積層され構成されているロール状の感熱紙Sである。以降、このロール状の感熱紙をロール紙Rと呼ぶ。
図2に示すように、プリンター機構部150は、本体フレーム60と、カバーフレーム12と、ロール紙ホルダー16と、カッター部20と、印刷部70と、を備えている。本体フレーム60は、板金等からなり、Z方向上方およびY方向前方に開口を有する略箱型に形成されている。カバーフレーム12は、本体フレーム60の上部後方に設けられている。カバーフレーム12は、本体フレーム60の後部両側の上端部に設けられた支軸68を中心として開閉自在に取り付けられている。カバーフレーム12には、カバーフレーム12を閉じた際にロール紙Rとの接触を避けるための円弧状の覆い15が設けられている。また、サーマルプリンター100の設置角度を変える場合、すなわち、例えば縦配置に配置する場合、この覆い15は、ロール紙Rを受ける保持部材としても機能する。
図2に示すように、ロール紙ホルダー16は、本体フレーム60の箱状に形成された内部の後方に、上記カバーフレーム12および覆い15に覆われるように設けられている。ロール紙ホルダー16は、樹脂等により形成され、中央部にロール紙Rの最大径に相当する略円弧状のくぼみを有し、本体フレーム60の底部に、円弧状のくぼみの図示しない側面開口が本体フレーム60の図示しない両側面側に向くように取り付けられている。本体フレーム60の内側の両側面部分は、ロール紙Rの側面ガイド部として機能する。そのため、ロール紙Rは、側面を本体フレーム60の内側の両側面部分に幅方向の動きを規制され、ロール紙ホルダー16の略円弧状のくぼみに回転自在に保持される。
(カッター部について)
図2に示すように、カッター部20は、本体フレーム60の前方すなわちカバーフレーム12の支軸68とは相対する位置であって紙排出口30の近傍に設けられている。カッター部20は、可動刃21とその駆動手段22と固定刃27とを備えている。可動刃21とその駆動手段22とは、第1カッターカバー24内に収容され本体フレーム60側に配置されている。可動刃21は、駆動手段22により図中矢印E方向に往復移動する。固定刃27は、第2カッターカバー29内に収容されカバーフレーム12側、すなわち、感熱紙Sが通過する搬送経路を挟んで対向する側に配置されている。そのため、カバーフレーム12を閉じた状態では、駆動手段22により往復移動される可動刃21の刃部と固定刃27の刃部とが当接状態で摺動する。このことによって、感熱紙Sは紙排出口30近傍で切断される。
(印刷部について)
図2に示すように、印刷部70は、ロール紙ホルダー16を始点として、カッター部20の紙排出口30を終点とする感熱紙Sの搬送経路D上の紙排出口30近傍に設けられている。印刷部70は、サーマルヘッド10とヘッド保持機構77とプラテン71とを有している。なお、サーマルヘッド10とヘッド保持機構77とは本体フレーム60側に、プラテン71はカバーフレーム12側に分離可能な状態で配設されている。
図3に示すように、サーマルヘッド10は、放熱板106とヘッド支持軸102と基板としてのヘッド基板110とドライバーIC120とFPC108とを有している。ヘッド基板110は、長矩形形状を呈しており、複数の発熱素子145からなる発熱素子列145aが長手方向に沿って図中Z方向上方に形成されている。また、発熱素子列145aと平行して、発熱素子145を駆動する複数のドライバーIC120が配設されている。放熱板106は、アルミニウム等の引き抜き材で形成され、ヘッド基板110が放熱板106の係止面106aに両面粘着テープ等で貼り付けられている。
放熱板106のヘッド基板110のZ方向上方には、案内斜面部104が放熱板106の長手方向にわたって形成されている。この案内斜面部104は、図2に示すカバーフレーム12を閉じる際に、プラテン71を滑動させて所定の位置まで案内する。この際、案内斜面部104の傾斜は、プラテン71がヘッド基板110と衝突しないような所定の角度を有している。また、案内斜面部104の斜面は、この案内斜面部104に近接して付設されたヘッド基板110と略同じ高さになるように設定されている。ヘッド支持軸102は円柱状の丸ピンであり、放熱板106の左右の側面部に設けられた穴部に圧入されている。FPC108は、一端をヘッド基板110に設けられた図示しない接続端子に接続され、他端は図2に示す制御部300に接続されている。
図2に示すヘッド保持機構77は、本体フレーム60に形成された溝部としての切り欠き部62とヘッド押圧板72とヘッド押圧板72に取り付けられるバネ75とから構成されている。切り欠き部62は、本体フレーム60の上方に開口を有するとともに複数の溝部が形成されている。サーマルヘッド10は、ヘッド支持軸102が本体フレーム60の切り欠き部62の一部に挿入されることによって、本体フレーム60に取り付けられる。ヘッド押圧板72は、上下に曲げ部が形成され、圧縮コイルバネであるバネ75が固定されている。このヘッド押圧板72は、切り欠き部62に挿入され、曲げ部がそれぞれ切り欠き部62の一部に係合することによって本体フレーム60に取り付けられる。
このようにすることによって、サーマルヘッド10とヘッド押圧板72とは、切り欠き部62の両側に、互いに略平行状態で支持される。ヘッド押圧板72に固定されるバネ75は、サーマルヘッド10の背面に当接する。このバネ75によりサーマルヘッド10はプラテン71方向に付勢される。このヘッド保持機構77は、ヘッド押圧板72に固定されたバネ75をサーマルヘッド10の背面からずらすことによって、切り欠き部62から取り外すことができる。サーマルヘッド10もバネ75からの付勢力がなくなることによって、切り欠き部62から取り外すことができる。このようにして、サーマルヘッド10は本体フレーム60に対して、着脱可能に支持される。
図2に示すように、プラテン71は、ゴム等の弾性部材により円筒形のローラー状に形成され、プラテン軸受73を介してカバーフレーム12に回転可能に支持されている。プラテン71の一方の軸には、図示しないプラテン歯車が圧入されている。本体フレーム60には、溝部64が設けられており、カバーフレーム12を閉じると、プラテン71が、サーマルヘッド10の案内斜面部104に案内された後、プラテン軸受73が溝部64と当接する。さらに、サーマルヘッド10によるプラテン71への加圧力で、カバーフレーム12には下向きの力が作用し、プラテン71の位置が定められる。
以上の構成により、図2に示すように、プラテン71は、感熱紙Sの内面S2の側から感熱紙Sをサーマルヘッド10の方向に押圧し、プラテン71と対向するサーマルヘッド10は、感熱紙Sの外面S1の側から感熱紙Sをプラテン71の方向に押圧して、感熱紙Sを挟持する。なお、このとき感熱紙Sの外面S1の表面に、前述の発色層が形成されている。また、本体フレーム60の側面には、プラテン71を回転駆動させるための図示しない紙送りモーターと紙送りモーターの動力を伝達する輪列歯車とが設けられている。上述のように、プラテン71が本体フレーム60の溝部64に位置決めされることによって、プラテン歯車と輪列歯車とが噛み合い、紙送りモーターからの動力をプラテン71に伝達する。
上述の構成を有するサーマルプリンター100は、上部カバー220と連結するカバーフレーム12を開き感熱紙Sからなるロール紙Rをセットして、感熱紙Sを紙排出口30まで引き出し、上部カバー220と連結するカバーフレーム12を閉じることによって、感熱紙Sはプラテン71とサーマルヘッド10との間、および可動刃21と固定刃27との間にセットされる。そして、紙送りモーターを起動しプラテン71を回転させて感熱紙Sを送りながら、サーマルヘッド10の直線状に配置された発熱素子145を選択的に通電して発熱させることによって、感熱紙Sに所定の情報を印刷することができる。また、カッター部20を駆動して固定刃27に対して可動刃21を往復移動させることにより、情報が印刷された感熱紙Sを所定の長さに切断してレシート等の単票として発行することができる。
なお、これらの動作は、制御部300によって統括的に制御される。
(姿勢補正具について)
ここで、本実施例の姿勢補正具について図4を参照して説明する。図4は、姿勢補正具を説明する図であり、(a)は、姿勢補正具の外観斜視図、(b)は、姿勢補正具の側面図である。
図4(a)に示すように、姿勢補正具40は、例えば金属の板部材を用い板金加工で形成されており、固定面41と据付面43と2つの側面47とを有する。据付面43は、長方形の平板形状を呈し、長辺方向の両側に丸穴部44aと長穴部44bとからなる鍵穴形状の穴部44が2つ形成されている。また、穴部44と長辺方向の位置を同じくして、長穴部44bに一部かかる略四角形の凹部45が形成されている。そして、据付面43の2つの短辺側に略直角に立ち下がる側面47が形成されている。2つの側面47の据付面43とは逆側の位置に、外方向に延びるように略四角形の固定面41が形成されている。また、2つの固定面41には、丸穴である穴部41aがそれぞれ1つ形成されている。
図4(b)に示すように、側面47は略台形形状に形成されている。そのため、固定面41を基準としたとき、据付面43は傾き角度α´で側面の短辺方向に傾斜している。なお、この傾き角度α´は、前述の外装ケース200の上面が前下がりに傾斜している傾き角度αと同等もしくはそれ以上の角度である。なお、本実施例では、姿勢補正具40が金属の板部材で板金加工によって形成されている場合を例にとり説明したが、これに限定されない。樹脂の成型品であってもよいし、鋳造品であってもよい。
(第1実施例)
ここで、上述のサーマルプリンターを本実施形態の姿勢補正具を用いて縦置きに設置する場合について、図5を参照して説明する。図5は、第1実施例としての縦置きを説明する図であり、(a)は、姿勢補正具の取り付け状態をサーマルプリンターの後面(後述する第3外面)から見た図、(b)は、第1配置面に縦置きにされた状態を示す側面図である。図5に示すX方向、Y方向、Z方向は、図1および図2に示すX方向、Y方向、Z方向とほぼ同一な方向を示す。
なお、以降の説明において、サーマルプリンター100(外装ケース200)の各外面を以下のように定義する。図1に示す外装ケース200において、紙排出口30を有し傾き角度αで傾斜している上面を第1外面P1、第1外面P1と対向する底面を第2外面P2、パネル215が嵌め込まれる前面を第4外面P4、第4外面P4を前面としたとき第4外面P4と対向し後面となる面を第3外面P3と呼ぶ。また、以降の説明では、第1外面P1の傾き角度αと、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´がほぼ同等な場合について説明する。
図5(a)に示すように、姿勢補正具40は、サーマルプリンター100の外装ケース200の第3外面P3に取り付けられる。詳しくは、姿勢補正具40は、据付面43の長手方向がX方向に対応し、据付面43の傾き角度α´が第1外面P1側に傾斜するように配置される。なお、姿勢補正具40は、各固定面の1辺を、下ケース205の第3外面P3側(図中Z方向下側)に設けられたゴム足48の周囲を囲む隆起部49に押し付けると容易に位置決めすることができる。そして、固定面41の穴部41aと下ケース205の図示しないネジ穴とを合わせネジ46を用い締結する。また、据付面43の略四角形の凹部45には、略四角形のゴム足48が貼付される。
図5(b)に示すように、姿勢補正具40が第3外面P3に取り付けられたサーマルプリンター100は、第3外面P3を下方向の面として略水平な面である第1配置面T1に縦置きされる。このとき、姿勢補正具40のゴム足48が貼付された据付面43が第1配置面T1に接触する。姿勢補正具40の固定面41は、サーマルプリンター100の第3外面P3に取り付けられている。固定面41と据付面43とは傾き角度α´で傾斜している。そのため、サーマルプリンター100の縦置き姿勢は、図中矢印M方向に傾き角度α´分補正される。第1外面P1の傾き角度αと、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´がほぼ同等であるため、サーマルプリンター100の紙排出口30が設けられた第1外面P1は、第1配置面T1に対して略直角となる。
その結果、サーマルプリンター100の図2に示す印刷部70で印刷されカッター部20で切断された単票Rは、紙排出口30から容易に排出される。すなわち、縦置き状態であっても、例えば紙排出口30の紙ガイド31bへの紙の引っ掛かりを防止した紙排出性のよいサーマルプリンター100を提供することができる。なお、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´を第1外面P1の傾き角度αより大きくすることによって、紙排出口30が設けられた第1外面P1の図中矢印M方向への傾きをより大きくすることができる。そのため、紙排出性をさらに向上させることができる。すなわち、設置状況や発行される単票の長さ等の使用目的によって、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´は任意に設定できる。
また、発行され紙排出口30から排出される単票Rは、オペレーターが1枚ずつ手受けしてもよいし、紙排出口30のY方向下方に部品としての単票受けを用意して、その単票受けで受けてもよい。また、感熱紙Sをカッター部20で切断するとき一部に切り残しを設け、切り残しによって暫定的につながった連続単票として排出してもよい。
(第2実施例)
次いで、上述のサーマルプリンターを本実施形態の姿勢補正具を用いて壁掛けとして設置する場合について、図6を参照して説明する。図6は、第2実施例としての縦置きを説明する図であり、(a)は、姿勢補正具の取り付け状態をサーマルプリンターの第2外面(底面)から見た図、(b)は、第2配置面に設けられた引掛部材を示す図、(c)は、第2配置面に壁掛けされた状態を示す側面図である。図6に示すX方向、Y方向、Z方向は、図1および図2に示すX方向、Y方向、Z方向とほぼ同一な方向を示す。なお、第1実施例と共通する構造および部品については、番号を共通とし説明を省略す。
図6(a)に示すように、姿勢補正具40は、サーマルプリンター100の外装ケース200の第2外面P2に取り付けられる。詳しくは、姿勢補正具40は、第2外面P2の図中Y方向上部(第4外面P4側)に据付面43の長手方向がX方向に対応し、据付面43の傾き角度α´が第3外面P3側に傾斜するように配置される。なお、姿勢補正具40は、各固定面の1辺を、下ケース205の第2外面P2側(図中Y方向上側)に設けられたゴム足48の周囲を囲む隆起部49に押し付けると容易に位置決めすることができる。そして、固定面41の穴部41aと下ケース205の図示しないネジ穴とを合わせネジ46を用い締結する。
図6(b)に示すように、サーマルプリンター100が壁掛けされる略垂直状態の第2配置面T2には、サーマルプリンター100が壁掛けされる位置に引掛部材51が取り付けられている。引掛部材51は、丸板状の頭部51aと頭部51aにつながる円柱軸51bとを有し、円柱軸51bが第2配置面T2に埋め込まれ頭部51aが第2配置面T2から一定の距離を隔てて配置されている。
姿勢補正具40が第2外面P2に取り付けられたサーマルプリンター100は、第3外面P3を下方向の面として、第2外面P2が第2配置面T2に対向するように壁掛けされる。このとき、サーマルプリンター100は、上述の引掛部材51が姿勢補正具40の据付面43の穴部44に挿入され係止される。詳しくは、引掛部材51の頭部51aが据付面43の丸穴部44aに挿入され、その後、サーマルプリンター100の自重により、引掛部材51の円柱軸51bが据付面43の長穴部44bに嵌合され係止される。このとき、固定面41と据付面43とは傾き角度α´で傾斜している。そのため、サーマルプリンター100の壁掛け姿勢は、図中矢印M方向に傾き角度α´分補正される。第1外面P1の傾き角度αと、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´がほぼ同等であるため、サーマルプリンター100の紙排出口30が設けられた第1外面P1は、第2配置面T2に対して略平行、すなわち、地面に対して略鉛直となる。
その結果、サーマルプリンター100の図2に示す印刷部70で印刷されカッター部20で切断された単票Rは、紙排出口30から容易に排出される。すなわち、壁掛け状態であっても、例えば紙排出口30の紙ガイド31bへの紙の引っ掛かりが低減された紙排出性のよいサーマルプリンター100を提供することができる。なお、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´を第1外面P1の傾き角度αより大きくすることによって、紙排出口30が設けられた第1外面P1の図中矢印M方向への傾きをより大きくすることができる。そのため、紙排出性をさらに向上させることができる。すなわち、設置状況や発行される単票の長さ等の使用目的によって、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´は任意に設定できる。
また、発行され紙排出口30から排出される単票Rは、オペレーターが1枚ずつ手受けしてもよいし、紙排出口30のY方向下方に部品としての単票受けを用意してもよい。また、感熱紙Sをカッター部20で切断するとき一部に切り残しを設け、切り残しによって暫定的につながった連続単票として排出してもよい。
(第3実施例)
次いで、上述のサーマルプリンターを本実施形態の姿勢補正具を用いて天吊りとして設置する場合について、図7を参照して説明する。図7は、第3実施例としての天吊り状態を説明する図であり、(a)は、姿勢補正具の取り付け状態をサーマルプリンターの第4外面(前面)から見た図、(b)は、第3配置面に設けられた引掛部材を示す図、(c)は、第3配置面に天吊りされた状態を示す側面図である。図7に示すX方向、Y方向、Z方向は、図1および図2に示すX方向、Y方向、Z方向とほぼ同一な方向を示す。なお、第1実施例および第2実施例と共通する構造および部品については、番号を共通とし説明を省略す。
図7(a)に示すように、姿勢補正具40は、サーマルプリンター100の外装ケース200の第4外面P4に取り付けられる。詳しくは、姿勢補正具40は、第4外面P4の第2外面P2側に据付面43の長手方向がX方向に対応し、据付面43の傾き角度α´が第2外面P2側に傾斜するように配置される。そして、固定面41の穴部41aと下ケース205の図示しないネジ穴とを合わせネジ46を用い締結する。
図7(b)に示すように、サーマルプリンター100が天吊りされる略水平な天井面である第3配置面T3には、サーマルプリンター100が天吊りされる位置に引掛部材51が取り付けられている。引掛部材51は、丸板状の頭部51aと頭部51aにつながる円柱軸51bとを有し、円柱軸51bが第3配置面T3に埋め込まれ頭部51aが第3配置面T3から一定の距離を隔てて配置されている。
姿勢補正具40が第4外面P4に取り付けられたサーマルプリンター100は、第3外面P3を下方向の面として、第4外面P4が第3配置面T3側に対向するように天吊りされる。このとき、サーマルプリンター100は、上述の引掛部材51が姿勢補正具40の据付面43の穴部44に挿入され係止される。詳しくは、引掛部材51の頭部51aが据付面43の丸穴部44aに挿入され、その後、サーマルプリンター100の自重により、引掛部材51の円柱軸51bが据付面43の長穴部44bに嵌合され係止される。このとき、固定面41と据付面43とは傾き角度α´で傾斜している。そのため、サーマルプリンター100の天吊り姿勢は、図中矢印M方向に傾き角度α´分補正される。第1外面P1の傾き角度αと、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´がほぼ同等であるため、サーマルプリンター100の紙排出口30が設けられた第1外面P1は、第3配置面T3に対して略垂直、すなわち、地面に対して略鉛直となる。
その結果、サーマルプリンター100の図2に示す印刷部70で印刷されカッター部20で切断された単票Rは、紙排出口30から容易に排出される。すなわち、天吊り状態であっても、例えば紙排出口30の紙ガイド31bへの紙の引っ掛かりが低減された紙排出性のよいサーマルプリンター100を提供することができる。なお、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´を第1外面P1の傾き角度αより大きくすることによって、紙排出口30が設けられた第1外面P1の図中矢印M方向への傾きをより大きくすることができる。そのため、紙排出性をさらに向上させることができる。すなわち、設置状況や発行される単票の長さ等の使用目的によって、姿勢補正具40の据付面43の傾き角度α´は任意に設定できる。
また、発行され紙排出口30から排出される単票Rは、オペレーターが1枚ずつ手受けしてもよいし、紙排出口30のY方向下方に部品としての単票受けを用意してもよい。また、感熱紙Sをカッター部20で切断するとき一部に切り残しを設け、切り残しによって暫定的につながった連続単票として排出してもよい。
10…サーマルヘッド、20…用紙切断装置としてのカッター部、30…紙排出口、31a,31b…紙ガイド、40…姿勢補正具、41…固定面、43…据付面、44…鍵穴形状の穴部、47…側面、51…引掛部材、60…本体フレーム、70…印刷部、100…印刷装置としてのサーマルプリンター、150…プリンター機構部、200…外装ケース、205…下ケース、210…上ケース、215…パネル、220…上部カバー、230…オープンレバー、300…制御部、P1…第1外面、P2…第2外面、P3…第3外面、P4…第4外面、S…感熱紙、T1…第1配置面、T2…第2配置面、T3…第3配置面。

Claims (9)

  1. 横配置において、配置面に対して所定の傾き角度に形成される天面であるとともに、情報が印刷され用紙切断装置により切断された単票状態の記録用紙を排出する紙排出口を有する第1外面を備える印刷装置を、縦配置に配置したとき、前記印刷装置の姿勢を補正する印刷装置の姿勢補正具であって、
    前記印刷装置の前記第1外面以外の複数の外面のいずれか1つに固定される固定面と、
    前記印刷装置が配置される前記配置面に向かい合う据付面と、を備え、
    前記固定面と前記据付面とは前記傾き角度と同等もしくはそれ以上の角度を有するように形成されていることを特徴とする印刷装置の姿勢補正具。
  2. 前記印刷装置は、略直方体である筐体を備え、
    前記筐体は、前記傾き角度の傾斜面を有する前記第1外面を前記天面とするとき、底面となる第2外面と、前記第2外面から前記第1外面の前記傾斜面の上端側に向かって立ち上がる第3外面と、前記第2外面から前記第1外面の前記傾斜面の下端側に向かって立ち上がる第4外面と、を有し、
    前記第2外面、前記第3外面および前記第4外面のいずれか1つの面に前記固定面が固定されることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置の姿勢補正具。
  3. 前記配置面は、略水平であり面上に前記印刷装置が配置される第1配置面を含み、
    前記第1配置面に前記印刷装置が縦置きされるとき、前記固定面は、前記印刷装置の前記第3外面に固定され、前記据付面は、前記第1配置面に載置されることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置の姿勢補正具。
  4. 前記据付面には、平板状の弾性部材が貼付されていることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置の姿勢補正具。
  5. 前記配置面は、前記印刷装置が配置される略垂直な第2配置面を含み、
    前記第2配置面に対して前記印刷装置が壁掛け状態で縦配置されるとき、前記固定面は、前記印刷装置の前記第2外面に固定され、前記据付面は、前記第2配置面に係止されることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置の姿勢補正具。
  6. 前記第2配置面には取り付け用の引掛部材が設けられ、前記据付面には、前記引掛部材が係合する穴部が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の印刷装置の姿勢補正具。
  7. 前記配置面は、略水平であり下面に前記印刷装置が吊り下げられる第3配置面を含み、
    前記第3配置面に対して前記印刷装置が縦配置状態で吊り下げられるとき、前記固定面は、前記印刷装置の前記第4外面に固定され、前記据付面は、前記第3配置面に係止されることを特徴とする請求項1または2に記載の印刷装置の姿勢補正具。
  8. 前記第3配置面には取り付け用の引掛部材が設けられ、前記据付面には、前記引掛部材が係合する穴部が設けられていることを特徴とする請求項7に記載の印刷装置の姿勢補正具。
  9. 用紙に情報を印刷する印刷部と、
    前記情報が印刷された前記用紙を切断する用紙切断装置と、
    前記用紙切断装置で切断された単票状態の前記用紙を排出する紙排出口と、
    前記紙排出口が設けられるとともに所定の傾き角度に形成される第1外面を有する略直方体の筐体と、
    前記筐体の前記第1外面以外の外面のいずれか1つの面に固定される請求項1乃至8のいずれか一項に記載の姿勢補正具と、を備えることを特徴とする印刷装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015077746A (ja) * 2013-10-17 2015-04-23 富士通コンポーネント株式会社 プリンタ装置
JP2016120690A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 株式会社Okiデータ・インフォテック プリンター
JP2019139705A (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 カシオ計算機株式会社 金銭収納装置

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