JP2009237334A - 露光装置及び露光方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】テープ幅を変更した場合においても押圧板を交換する作業などを必要とせず、位置合わせマークの近傍でテープを押さえることによりテープの反りや弛みを防ぎテープの位置合わせマークを観察できるようにする。
【解決手段】露光装置は、所定幅を有するロールフィルム状の被露光体Tを露光ステージ50上に送り込んで、マスクの回路パターンを被露光体に露光する露光装置である。被露光体を押さえる押さえ板42と、被露光体に形成された第1アライメントマークと回路パターンマスクに形成された第2アライメントマークとを観察するための画像認識部54と、押さえ板と画像認識部とを被露光体の所定幅方向に同時に移動させる第1移動部43とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、供給側からロールフィルム状のテープを露光部に搬送し、当該露光部で露光されたテープを巻取側に搬送する露光装置及び露光方法に関する。
一般に、携帯電話、モバイル機器等の各種の小型電気機器に用いられる電子回路基板(プリント回路基板)の電気回路ベース素材は、機体が軽薄短小であるので薄く高精度のフィルム状テープ(以下、「テープ」という。)が使用される。
このようなテープの素材は、その厚みが0.1mm程度から0.06mmと薄型化の傾向になっている。さらに、最近では、厚みが0.05mm以下で幅が100〜250mm、そして長さが700mと薄く幅広なテープ状で非常に長いテープが用いられている。長いテープであるため通常はロール状に巻き取られて扱われている。
このようなロール状のテープに電子回路基板を製造する場合には、ロール状のテープが露光部に1コマずつ送られていく途中に弛んでしまったり、帯状ワークWのパーフォレイションホール付近のテープにしわが生じた状態になったりする場合がある。この状態でテープを真空吸着しようとしても、テープのしわのためにステージ表面にテープが吸着することができない。その問題点を解消する露光装置として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に開示されるフィルム露光装置は、真空吸着を確実にするため、テープの幅方向の両側からテープのエッジ部分を押えるテープ押さえ機構を設けている。
特開2005−274670号公報
しかし、特許文献1に開示されるフィルム露光装置では、テープ幅が変わると押圧板を交換するなどの問題があり、また投影光学系と真空ステージとの狭い作業領域において大きなテープ押さえ機構を配置しなければならないという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点に鑑みて創案されたものであり、テープ幅を変更した場合においても押圧板を交換する作業などを必要とせず、位置合わせマークの近傍でテープを押さえることによりテープの反りや弛みを防ぎテープの位置合わせマークを観察できるようにすることを目的とする。
第1の観点の露光装置は、所定幅を有するロールフィルム状の被露光体を露光ステージ上に送り込んで、マスクの回路パターンを被露光体に露光する露光装置である。この露光装置は、被露光体を押さえる押さえ板と、被露光体に形成された第1アライメントマークと回路パターンマスクに形成された第2アライメントマークとを観察するための画像認識部と、押さえ板と画像認識部とを被露光体の所定幅方向に同時に移動させる第1移動部と、を備える。
この構成により、第1移動部が押さえ板と画像認識部とを同時に移動させることができるため、被露光体の全面を吸着させてからアライメントに要する時間を短縮することができる。また、別々の移動部を設ける必要がないので製造コストを低減することができる。
第2の観点の露光装置の押さえ板は、第1アライメントマークよりも所定幅方向の内側まで被露光体を押さえ、且つ押さえ板は第1アライメントマークと第2アライメントマークとを観察する観察窓を有する。
第1アライメントマークと第2アライメントマークとを覆うような長さの押さえ板を使用するため、しっかりと被露光体の端部を押さえ付けることができる。さらに、画像認識部は観察窓から第1及び第2アライメントマークを観察することができる。
第3の観点の露光装置の押さえ板は、第1アライメントマークよりも所定幅方向の外側のみを押さえる。
特に被露光体の所定幅がほぼ一定であれば、押さえ板が短くてもしっかりと被露光体の端部を押さえ付けることができる。
第4の観点の露光装置の第1移動部は、押さえ板と画像認識部とを被露光体の幅方向に移動させる。
そして、第1移動部は、押さえ板が被露光体に接するように被露光体と交差する方向に移動させる第2移動部を備える。
第5の観点の露光装置の第1移動部は、押さえ板と画像認識部とを被露光体の搬送方向を軸として回転させる。
第6の観点の露光装置の画像認識部は、少なくとも2以上設けられている。これにより、マスクと被露光体とのアライメントを行うことができる。
本発明に係る露光装置は、テープの幅の変更する際においても短時間で且つ柔軟に対応することのでき、また同時に高精度にアライメントマーク合わせることができるため、マスクパターンの重ね合わせも向上した露光を行うことができる。
《実施形態1》
<露光装置の構成>
発明を実施するための形態を投影露光装置の場合を例にとって説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る投影露光装置100を示す概略図である。なお、本発明に係る投影露光装置100は、フィルム状テープ(以下テープという。)Tを搬送させ、そのテープTにフォトマスクMに描かれた回路パターンを露光させる。
テープTは、電子回路基板として使用されるフレキシブル基板やフィルム状テープの素材からなる。このテープTは、例えば、厚みが0.05mm以下で幅が100〜250mm、そして長さが700mの薄く幅広な部材からなり、供給リール回転部61に巻回されている。このテープTの左右両縁部側には、パーフォレイションホール(図示せず)が形成されているテープTや、パーフォレイションホールがないテープTがある。なお、テープTの表面には予め水銀ランプ10に適したフォトレジストが塗布されている。
投影露光装置100は、テープTを鉛直方向に設けた露光ステージ50へ1コマずつ間欠的に搬送する。そして投影露光装置100は1コマずつ搬送されるテープTに、水銀ランプ10からの光をフォトマスクMの回路パターンを介して1ブロックずつ露光する。
投影露光装置100は、水銀ランプ10と、反射鏡14と、フライアイレンズ16と、コンデンサレンズ18と、フォトマスクMと、投影光学系20とを備えている。水銀ランプ10は、365nmの波長の紫外線を含む光を照射する。水銀ランプ10以外に紫外線レーザー又は紫外線LEDを使用することも可能である。この水銀ランプ10の後面を覆うように楕円ミラー12が配置されている。反射鏡14は、水銀ランプ10から照射された光をフォトマスクMに向けて反射する。
フライアイレンズ16は、多数の正レンズエレメントをその中心軸線が光軸に沿って延びるように縦横に且つ緻密に配列されている。フライアイレンズ16は反射鏡14からの光の照度分布を均一調整する役目を担っている。
コンデンサレンズ18を介した光束は、回路パターンが形成されたフォトマスクMを重畳的に照明する。露光光によって照明されフォトマスクMを透過した光束は、投影光学系20に向かう。フォトマスクMの回路パターンの周囲にはマスクマークMMが形成されており、テープTとフォトマスクMとの位置合わせに使用される。
フォトマスクMは、不図示のマスクステージに保持され、投影光学系20の光軸に対して直交する方向に移動可能である。投影光学系20は、レンズ系のみで構成された屈折型、反射鏡の組み合わせで構成された反射型、レンズと反射鏡を組み合わせた反射屈折型などを適用することができる。投影光学系20は、拡大光学系、等倍光学系又は縮小光学系のいずれであっても適用できる。
投影光学系20の焦点位置には露光ステージ50が配置されている。露光ステージ50は、真空吸着によりテープTを吸着保持し、不図示の露光ステージ駆動機構によりZ軸方向に移動することができる。露光ステージ50は不図示の焦点検出装置により、テープTの焦点位置を検出してX軸方向に移動する。このようにして、投影光学系20を出射した光束はテープT上で結像する。すなわち、フォトマスクMの回路パターンがテープT上で結像し、テープT上に塗布されたフォトレジストによって回路パターンがテープT上に転写される。
投影露光装置100は、露光ステージ50上にテープTが送られるように図1の左側に配置されるテープ搬送系60を有している。
また投影露光装置100は、テープTの所定箇所にアライメントマークを描画するアライメント描画装置30及び投影光学系20と露光ステージ50との間に配置されたアライメントカメラ40を有している。
<テープ搬送系の構成>
図2は、本発明の実施形態に係るテープ搬送系60を示す概略斜視図である。
このテープ搬送系60は、テープTが巻回された供給リール80の中央のリール穴に装着して供給リール80を回転させる供給リール回転部61と、搬送されるテープTをガイドする供給側第1ガイドローラ62と、供給側第2ガイドローラ63とを備えている。
また、投影露光装置100は、露光ステージ50の上下位置に配置されテープTを搬送するための第1搬送ローラ64及び第2搬送ローラ66と、巻取側第1ガイドローラ67及び巻取側第2ガイドローラ68と、テープTを巻き取る巻取リール90を回転させる巻取リール回転部69と、を備えている。さらに、投影露光装置100は、搬送中のテープTの弛みを吸収する供給側弛緩吸収部D1及び巻取側弛緩吸収部D2を備えている。
供給リール回転部61は、電子回路基板の素材であるテープTが巻回されたボビン状の供給リール80を軸支してテープTを送り出すための部材であり、供給リール80のリール穴が装着される金属軸からなる。この金属軸は図示しない駆動モータにより回転する。
なお、供給リール80は、例えば、巻回部分の直径が750mmのものからなり、左右の縁にフランジ部81を有する。この供給リール80に巻回されたテープTは、第1搬送ローラ64によって引っ張られることにより、供給リール回転部61と共に回転して、供給側第1ガイドローラ62に送り出される。
供給側第1ガイドローラ62は、供給リール80に巻回されたテープTが供給側弛緩吸収部D1に向けて送り出されるように巻き掛けられる補助ローラであり、軸部を中心として回転自在に配設されている。供給側弛緩吸収部D1は、供給リール回転部61から送り出されたテープTが、供給リール回転部61と供給側第1ガイドローラ62との間、及び供給側第2ガイドローラ63と第1搬送ローラ64との間を搬送されるときに、過度の負荷や弛みが発生しないように、例えば、自重でU字状に弛むようにさせテンションを与える装置である。
供給側第2ガイドローラ63は、テープTを供給側弛緩吸収部D1から第1搬送ローラ64に向けて送ると共に、テープTを幅方向(矢印ar)に移動させることができるテープ位置調整機構を備えたローラである。この供給側第2ガイドローラ63は、第2ガイドローラモータ63M及び不図示のベアリングなどを有している。
第2ガイドローラモータ63Mは、供給側第2ガイドローラ63を回転させながら矢印arの軸方向(テープTの幅方向)に移動させテープTの幅方向の位置を調整できる。また、第2ガイドローラモータ63Mは正転及び反転して供給側第2ガイドローラ63と後述する第1搬送ローラ64との間のテープTのテンションを調整することができる。
以上のように構成された供給側第2ガイドローラ63は、第2ガイドローラモータ63Mを回転させることによって、テープTの位置をY方向に移動させて適宜な位置に調整することにより、アライメント描画装置30におけるアライメントマークの描画の位置決めを正確に行うことができる。
第1搬送ローラ64は、テープTを供給側第2ガイドローラ63から露光ステージ50に向けて搬送させるローラであり、この第1搬送ローラ64を搬送ローラモータ64Mによって間欠的に回転駆動させてテープTを1コマずつ搬送させる。この第1搬送ローラ64には、テープTを第1搬送ローラ64のローラ表面に吸着させる吸着孔64aを有すると共に、吸着孔64aを介してテープTを吸着するための不図示の真空装置が接続されている。
そしてこの第1搬送ローラ64は、供給側第2ガイドローラ63よりz方向下方に配置されると共に、テープTが露光ステージ50の表面に平行になるように、露光ステージ50の真上に配置されている。
第2搬送ローラ66は、露光ステージ50の搬送方向の下流側に配置されて、この露光ステージ50で露光したテープTを巻き取る側に搬送させるローラであり、第1搬送ローラ64及び露光ステージ50の真下に配置されている。この第2搬送ローラ66は、第1搬送ローラ64と同一構造をしており、この第2搬送ローラ66には、テープTを第2搬送ローラ66のローラ表面に吸着させる吸着孔66aを有する。
巻取側第1ガイドローラ67は、第2搬送ローラ66の搬送方向の下流側に配置されてテープTを巻取側弛緩吸収部D2に送るローラである。巻取側第1ガイドローラ67は供給側第2ガイドローラ63と同一構造をしており、このテープ位置調整を行う第1ガイドモータ67M等を備えている。
巻取側第2ガイドローラ68は、巻取リール90に巻回されるテープTをその巻取リール90に向けて搬送されるように案内するための補助ローラであり、供給側第1ガイドローラ62と同一構造をしている。
巻取リール回転部69は、露光ステージ50で露光したテープTを巻き取る巻取リール90を支持するものであり、巻取リール90の軸筒部が装着される軸部を中心として回転自在に配設され駆動モータ(図示せず)により駆動する。
<アライメント描画装置及びアライメントカメラ>
図3は、本発明の実施形態に係るアライメント描画装置30及びアライメントカメラ40を示す概略斜視図である。
<<アライメント描画装置30の構成>>
アライメント描画装置30は、テープTの端面を観察する端面検出器31a,31bと、アライメントマーク用フォトマスク33a,33bと、紫外線光源35a,35b,35c,及び35dを有する。
端面検出器31はラインCCD又は二次元CCDもしくはCMOSカメラから構成され、テープTから反射光又は透過光を受光して、テープTの端面を検出するする。端面検出器31はテープTの送付方向の傾きを検出するために少なくとも送付方向に離れて第1端面センサ31aと第2端面センサ31bとを有している。これらは位置決めされて不図示のフレームなどに固定されている。なお、テープTの幅方向の全体が観察できる視野を有するカメラなどで、テープTの端面の位置及び傾きを測定できるものであれば、端面検出器31の代わりに使用することができる。
アライメントマーク用フォトマスク33は、石英ガラス板にクロム等でアライメントマークパターン(クロムマークBM)を作成したフォトマスクである。石英ガラスは熱膨張係数も少なくまた紫外線の透過率も高いためマスク材料として優れており、またクロムは石英ガラスとの密着性がよく紫外線の遮光に優れると共に経年変化が少ないため適している。アライメントマーク用フォトマスク33はY方向に移動することができ、制御し易いように2つのクロムマークBMを有する第1アライメントマーク用フォトマスク33aと2つのクロムマークBMを有する第2アライメントマーク用フォトマスク33bとを備える。
紫外線光源35は、テープTに塗布されているフォトレジストが感光する紫外線を照射するLED(UVLED)を使用することができる。水銀ランプ10から光ファイバーで導いた光を使用してもよいし、別に用意したUVレーザー光源から光ファイバーで導いた光を使用してもよい。紫外線光源35は、クロムマークBMの数と合致する4つのUVLED35a、35b、35c及び35dから構成されている。
端面検出器31からの信号で把握されたテープTの位置に基づいて紫外線光源35から紫外線が照射され、テープTの表面に塗布されたフォトレジストにアライメントマーク用フォトマスク33に描かれたアライメントマーク像が描画される。テープTに描画されたアライメントマークAMは現像前のものであり、一般に潜像と呼ばれるものである。すなわち、アライメントマーク像がテープT上のフォトレジストに露光されることにより、露光箇所がフォトレジストの色と異なる色に発色し、アライメントマークAMとして認識できるようになる。
なお、アライメントマークAMはフォトマスクMに形成されたマスクマークMMの数に合わせればよいが、1つの回路パターンの周囲に少なくとも2個以上必要である。仮に、6個のアライメントマークAMを形成する際には、アライメントマーク用フォトマスク33を新たに用意するか、テープTの送り量を1コマの約半分にしてその都度アライメントマークAMを描画するようにする。
なお、図2で示したように、アライメント描画装置30は供給側第2ガイドローラ63と第1搬送ローラ64との間に配置されている。アライメント描画装置30を拡大した拡大図を図3に示す。なお、アライメント描画装置30は第1搬送ローラ64と露光ステージ50との間に配置されてもよい。
<<アライメントカメラ40の構成>>
図3に示すアライメントカメラ40は、撮像カメラ部41と押さえ板42とで構成され、アライメントカメラ可動部43及び押さえ板可動部44で移動可能な構造となっている。本実施形態ではアライメントカメラ40は4箇所に設置され、テープTの幅方向に対向して配置されている。アライメントカメラ40aとアライメントカメラ40bとは第1搬送ローラ64側に設置して、アライメントカメラ40cとアライメントカメラ40dとは第2搬送ローラ66側に設置している。アライメントカメラ可動部43及び押さえ板可動部44については後述する。
アライメントカメラ40は、アライメント描画装置30で形成されたアライメントマークAMの潜像を検出し、さらに投影光学系20を通過してきたフォトマスクMの周囲に形成したマスクマークMMの投影像を検出する。複数のアライメントカメラ40でアライメントマークAMとマスクマークMMとを検出し、その検出信号に基づいて図1で示したフォトマスクMをYZ平面で移動させる。そしてアライメントマークAMとマスクマークMMとが合致した場合に、アライメントカメラ40はテープT上から退避する。その後、水銀ランプ10の光源を遮断していたフォトマスクMの領域のシャッタ(図示せず)が開放されることにより、フォトマスクMの回路パターンがテープT上に転写される。
なお、アライメントマークAMとマスクマークMMとがずれている場合には、フォトマスクMを移動させるのではなく、不図示の露光ステージ駆動機構によりY軸方向、Z軸方向及びθ方向に移動することによりテープTの位置を調整することで、複数のアライメントマークAMとマスクマークMMとを合致させることもできる。
<アライメントカメラ可動部43、押さえ板可動部44及び露光ステージ50の構成>
図4はアライメントカメラ40aとアライメントカメラ40bとを第1搬送ローラ64側から見た上面図である。なお図4はアライメントカメラ40の構成が分かるように撮像カメラ部41の内部構造も表示してある。以下はアライメントカメラ40aとアライメントカメラ40bとは同じ構成であるため代表してアライメントカメラ40aについて説明する。また、図示しないアライメントカメラ40c及びアライメントカメラ40dも同じ構造である。
撮像カメラ部41は、カメラレンズ51と、LEDなどによる可視光の照明部52と、ハーフミラー53と、及び撮像部54とで構成されている。照明部52はカメラレンズ51の周囲からテープTを照明する。撮像部54はCCD(charge-coupled device)やCMOS(Complementary
Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を用いる。
押さえ板42は板ばねなどの弾性部材で形成されており、押さえ板支持部45と接合している。押さえ板42の詳細は図5A又は図5Bで説明する。
アライメントカメラ可動部43は、撮像カメラ部41と接合しており、内部にステッピングモータ43M及び駆動モータ45Mを備えている。ステッピングモータ43Mの代わりに位置決め制御が容易な駆動装置を使用しても良い。また駆動モータ45Mの代わりにエアシリンダなどの駆動装置を用いても良い。
アライメントカメラ可動部43の内部にはガイドレール43Lが設置されている。したがって、押さえ板可動部44のステッピングモータ43Mの回転により、撮像カメラ部41はY軸方向(矢印43ar方向)に可動する。ステッピングモータ43Mを使用することではテープTの幅に応じて位置決めが用意に行える。
押さえ板支持部45は、例えば不図示のベアリングなどで支えられたシャフトからなり、その先端部に押さえ板42をクランプするクランプ部45Cを有している。押さえ板支持部45のクランプ部45CはアライメントマークAMの位置(Y方向)に応じては取替えが容易な構造となっている。押さえ板可動部44の内部に設置したモータ45Mが回転することで、押さえ板支持部45はX軸方向(矢印45ar方向)に可動する。所定位置まで押さえ板支持部45が移動することで、押さえ板42は適切な圧力でテープTを加圧することができる。
撮像カメラ部41及び押さえ板42は、43Mの回転により矢印43ar方向に同時に移動する。アライメントマークAM及びマスクマークMMを検出する場合及びテープTの端部を押さえる場合は、撮像カメラ部41及び押さえ板42は露光ステージ50のテープT上に移動し、フォトマスクMの回路パターンを転写する場合には露光ステージ50のテープT上から退避することができる。
アライメントカメラ40aは矢印43ar方向に自由に移動することができるため、テープTの幅又はテープ上のアライメントマークAMの位置(Y方向)が変更になった場合においても設定値を変えることでテープ幅に対応したアライメントマークの位置に撮像カメラ部41及び押さえ板42を移動することができる。
露光ステージ50の表面は、テープTを真空吸着する吸着孔55が形成されている。露光ステージ50には空気の排出口56を備え真空ポンプ(図示せず)で空気を吸引することで、露光ステージ50の内部に形成した吸着孔55に負圧がかかることでテープTが吸着される。
第1搬送ローラ64と第2搬送ローラ66との間のテープTは第1搬送ローラ64と第2搬送ローラ66とで互いに引っ張り合うことでテンションがかかった状態になる。テンションのかかったテープTはテープTの幅方向の中心部と端部との伸びやすさの違いから変形する。また、テープTに形成された金属膜などによっても変形する。つまり、テープTは露光ステージ50付近において図4で示すテープTのように端部がめくり上がり、テープTの長軸方向からみて弓形の形状となる。弓形のテープTは露光ステージ50の吸着孔55で吸引しても、テープTの幅方向の中心部が吸着されるだけで端部の吸着は難しい。このためテープTの端部を押さえ板42で押圧し、このテープTの端部の吸着をアシストことにより、テープTの幅全体が露光ステージ50に吸着される。一旦露光ステージ50に吸着されたテープTは真空ポンプの吸引をやめない限り、押さえ板42の圧力を解除しても剥がれない。
テープTが露光ステージ50の表面に完全に吸着された状態で、アライメントカメラ40によりフォトマスクMとテープTとがアライメントされ、テープT上にフォトマスクMの回路パターンが露光される。なお、露光ステージ50の表面はZ方向に鉛直になっているため、テープTの真空吸着を解除すると、テープTの自重により露光ステージ50の表面から離脱する。
テープTに形成されたアライメントマークAMは、図4の左側のアライメントカメラ40aで示すように、照明部52からの照明光で押さえ板42の観察窓42Wを介してアライメントマークAMを照らし、アライメントマークAMの潜像を浮かび上がらせる。浮かび上がった潜像からの反射光AM1はカメラレンズ51を通過し、ハーフミラー53で反射して撮像部54に検出される。
一方、マスクマークMMの入射光MMIは図4の右側のアライメントカメラ40bで示すように、X軸方向から入射され、アライメントカメラ40bのハーフミラー53とカメラレンズ51とを通過し、さらに押さえ板42の観察窓42Wを通過してテープTの表面で結像する。結像したマスクマークMMは、観察窓42W及びカメラレンズ51を通過し、ハーフミラー53で反射して撮像部54に検出される。
図4では理解を助けるため、潜像からの反射光AM1及びマスクマークMMの入射光MMIは、それぞれアライメントカメラ40a及びアライメントカメラ40bに入射するように描いているが、それぞれの撮像部54は同時に潜像からの反射光AM1及びマスクマークMMの入射光MMIを観察する。
図5A(a)は押さえ板42を露光ステージ50に所定の位置まで加圧した側面図である。図5A(b)は(a)の上面図である。
押さえ板42は板ばね等の弾性を持った金属材料で形成されており、テープTに傷をつけることなく加圧し、加圧された状態でテープTと平行になるような形状に変形する。押さえ板42のテープT側にはテープTに傷が付かないようにフッ素樹脂加工したり、薄い樹脂フィルムを貼り付けしたりしてもよい。押さえ板42の先端の近傍には観察窓42Wが形成されており、観察窓42Wから見ることができるテープTの位置にはマスクマークMM及びアライメントマークAMが観察できる。押さえ板42の先端は屈曲部42Rが形成されており、テープTの傷を防ぐ役目をしている。
図5A(b)に示すように観察窓42Wは円形で形成されており、また観察窓42Wの中心付近にアライメントマークAM及びマスクマークMMが十分入る大きさで形成されている。さらに観察窓42Wは押さえ板42の強度と柔軟性とを損なわないように形成されている。
観察窓42Wの中心位置とカメラレンズ51の中心軸とはほぼ一致している。このための、カメラ この図5Aでは観察窓42Wは円形であるが、強度と柔軟性とを損なければ四角形などの多角形でも良い。また本実施形態ではアライメントマークAMを十字形及びマスクマークMMを4つの四角形で示しているが、円形及びリング形なども用いることができる。
図5B(a)は別の観察窓42Nを有する押さえ板42−1を露光ステージ50に所定の位置まで加圧した上面図である。図5B(b)は穴又は切り欠けが形成されていない押さえ板42−2を露光ステージ50に所定の位置まで加圧した上面図である。図5B(c)は長さの短い押さえ板42−3を露光ステージ50に所定の位置まで加圧した上面図である。
図5B(a)に示すように押さえ板42−1は、押さえ板42−1の先端から切り欠いて形成された観察窓42Nを有している。このような観察窓42Nによっても、アライメントカメラ40はアライメントマークAMなどを観察できる。
また、図5B(b)に示す押さえ板42−2は、アクリル又はポリカーボネートのような透過性の高い樹脂板で形成されている。このため、押さえ板42−2に穴又は切り欠けなどを形勢しなくても、アライメントカメラ40は、押さえ板42−2を介してアライメントマークAMなどを観察できる。すなわち、押さえ板42−2自体が観察窓を構成している。
また、図5B(c)に示す押さえ板42−3は、テープTの端部のみを押えるように長さが短く形成されている。このため、押さえ板42−3はアライメントマークAMなどを覆うことがない。使用される各種のテープTの幅がほぼ一定であれば、アライメントマークAMなどを覆わない長さの押さえ板42−3が有効である。
<アライメントカメラの動作>
次にアライメントカメラ40の動作について図6のフローチャートを用いて説明する。本実施形態ではアライメントカメラ40は前述のように、少なくとも2箇所設置されているが、全て同じタイミングで同じ動作をするため、代表してアライメントカメラ40aについて説明する。
ステップS1では、第1搬送ローラ64及び第2搬送ローラ66が所定量回転することにより、露光ステージ50にアライメントマークAMを形成した回路パターンの1コマ分のテープTが搬送される。
ステップS2では、押さえ板可動部44の内部のステッピングモータ43Mが回転する。そして、露光ステージ50側の所定位置まで撮像カメラ部41及び押さえ板42が移動する。
ステップS3では、押さえ板可動部44の内部の駆動モータ45Mが回転する。これにより、押さえ板支持部45が露光ステージ50側へ近接し所定位置まで移動する。押さえ板支持部45の押さえ板42はテープTの端部を押し付ける。テープTの端部は露光ステージ50に押し付けられることで、露光ステージ50上のテープTの全面が吸着される。
ステップS4では、露光ステージ50の真空ポンプを作動させ吸着孔55でテープTを吸着させる。なお、この時点では、テープTはテンションがかかった状態であるためテープTのように端部がめくり上がり、テープTの長軸方向からみて弓形の形状となっている。したがってテープTの中央領域のみが吸着された状態である。
ステップS5では、押さえ板42の観察窓42WからマスクマークMM及びアライメントマークAMを撮像カメラ部41の撮像部54が検出する。観察窓42Wの中心とアライメントカメラ40のカメラレンズ51の中心軸とがほぼ合っているため、マスクマークMM及びアライメントマークAMを観察するために、アライメントカメラ40を再びステッピングモータ43Mで移動させる必要がない。
ステップS6では、マスクマークMMとアライメントマークAMとの位置ずれがあるかを判断する。位置ずれがない場合はステップS7に進み、位置ずれがある場合はステップS10に進んでズレを修正する。
ステップS7では、押さえ板可動部44の内部のステッピングモータ43M及び駆動モータ45Mを逆回転させることでアライメントカメラ40a及び押さえ板42を退避させる。ステップS4において押さえ板42がテープTの端部を押し付けたため、押さえ板42を退避させても、テープTは全面が露光ステージ50上に吸着されている。
ステップS8では、フォトマスクMの領域のシャッタを開放することにより、フォトマスクMの回路パターンを通過した水銀ランプ10の光源がテープT上に正確な位置で結像し転写される。
ステップS9では、露光ステージ50の空気の排出口56(図4を参照)につながる不図示の電磁バルブを移動させ、吸着孔55を大気開放することで、テープTは張力により自然に露光ステージ50から離脱する。
ステップS10では、マスクMをY軸方向、Z軸方向及びθ方向に移動することで、マスクマークMMとアライメントマークAMとの位置ずれを修正する。位置ずれを修正した後、再びステップS6に進む。
投影露光装置は図6のフローチャートにより1コマ分のフォトマスクMの回路パターンを露光することができ、図6のステップS1に再び戻ることで次の1コマ分の露光処理をすることができる。なおステップS4において押さえ板42がテープTの端部を押し付けテープTは全面が露光ステージ50上に吸着されたならば、ステップS5に進む前に駆動モータ45Mを逆回転させて押さえ板42をテープTから離しても良い。
《実施形態2》
図7は実施形態1のアライメントカメラ40の可動方式が異なる場合を示し、図4と同様に第1搬送ローラ64側から見た上面図である。その他の投影露光装置100の構成は実施形態1と同様であるため、アライメントカメラ40の可動方式のみについて説明する。なお、実施形態1と同様に、代表してアライメントカメラ40aについて説明する。
本実施形態のアライメントカメラ40aは、撮像カメラ部41の移動と、押さえ板42の移動とを同時に行うことができるため、処理工程を減らすことができまた部品点数を少なくすることができる。
撮像カメラ部41は撮像カメラ支持部72と接合され、押さえ板支持部45も撮像カメラ支持部72に固着して接合されている。押さえ板42は実施形態1と同様に押さえ板支持部45と接合されており、板ばね等の弾性を持った材料で形成されている。撮像カメラ支持部72は外筒72aと内筒72bから構成され、撮像カメラ支持部72の内部のモータ72Mを内蔵している。
撮像カメラ支持部72はモータ72Mが回転することで、回転半径が変化し、テープTの幅が変更になった場合においても設定値を変えることでテープ幅に対応したアライメントマークの位置に撮像カメラ部41及び押さえ板42を移動することができる。また、撮像カメラ支持部72はアライメントカメラ回転部70と接合されており、アライメントカメラ回転部70の中心軸71(テープTの搬送方向と平行な軸)を中心としてモータ(図示せず)で回転する。
露光ステージ50のテープTの吸着面とアライメントカメラ回転部70の中心軸71とを水平面HRで一致させることで、押さえ板42はテープTに対して垂直に加圧することができる。
実施形態2のアライメントカメラの動作は、図6で説明した実施形態1のアライメントカメラの場合とほぼ同様である。特に図6のフローチャートのステップS3、S6について簡単に説明する。
図6のフローチャートのステップS3において、アライメントカメラ回転部70はモータを駆動させることにより、図7の実線のアライメントカメラ40a位置に配置される。撮像カメラ部41は所定位置まで配置されることでマスクマークMM及びアライメントマークAMを検出することができ、同時に押さえ板42はアライメントカメラ回転部70の回転によりテープTを押さえ込むことができる。
図6のフローチャートのステップS7において、アライメントカメラ回転部70はモータを駆動させることにより、図7の破線のアライメントカメラ40aの位置に配置される。破線のアライメントカメラ40aの位置はマスクマークMM及びアライメントマークAMの検出位置から90度に回転した位置であり、フォトマスクMの回路パターンの露光範囲から退避することができる。なお、アライメントカメラ回転部70は90度に回転させて、退避動作をしていたが、180度に回転させて退避しても良い。
本発明は、実施形態に限定されるものではなく、例えば、密着露光方式やプロキシミティ露光方式の装置であっても、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶ。例えば、本露光装置100は、パーフォレイションやアライメントマークが形成されていないテープに対して特に効果が大きいが、すでにアライメントマークやアライメント用穿孔孔を有している場合であっても、別途アライメントマークを描画する必要があるときには有効である。
本実施形態では4箇所のアライメントカメラ40を用いたが2箇所のアライメントカメラ40でもアライメントマークAM及びマスクマークMMの検出が可能であるが、フォトマスクMが大型になるに従い、複数箇所でアライメントマークAM及びマスクマークMMの検出をすることが好ましい。
本発明の実施形態に係る露光装置100を示す概略図である。 本発明の実施形態に係るテープ搬送系60を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態に係るアライメント描画装置30及びアライメントカメラ40を示す概略斜視図である。 アライメントカメラ40aとアライメントカメラ40bとを第1搬送ローラ64側から見た上面図である。 (a)は、押さえ板42の側面図である。(b)は、押さえ板42の上面図である。 (a)は、第1変形例の押さえ板42−1の上面図である。(b)は、第2変形例の押さえ板42−2の上面図である。(c)は、第3変形例の押さえ板42−3の上面図である。 アライメントカメラ40の動作のフローチャートである。 実施形態2に係るアライメントカメラ40の変形例を示す図である。
符号の説明
10 … 水銀ランプ、 12 … 楕円ミラー、 14 … 反射鏡
16 … フライアイレンズ、 18 … コンデンサレンズ
20 … 投影光学系
30 … アライメント描画装置
31 … 端面検出器、 33 … アライメントマーク用フォトマスク
35 … 紫外線光源、 40 … アライアメントカメラ
41 … 撮像カメラ部、
42 … 押さえ板、 42R … 屈曲部、 42W … 観察窓
43 … アライメントカメラ可動部
43L … レール、 43M … モータ
43ar、45ar … 矢印
44 … 押さえ板可動部
45 … 押さえ板支持部
45M … モータ
50 … 露光ステージ
51 … カメラレンズ
52 … 照明
53 … ハーフミラー
54 … 撮像部
55 … 吸着孔
56 … 排出口
60 … テープ搬送系
61 … 供給リール回転部
62 … 供給側第1ガイドローラ
63 … 供給側第2ガイドローラ、 63M … 第2ガイドローラモータ
64 … 第1搬送ローラ、 64a … 吸着孔、 64M … 搬送ローラモータ
66 … 第2搬送ローラ、 66a … 吸着孔
67 … 巻取側第1ガイドローラ、 68 … 巻取側第2ガイドローラ
69 … 巻取リール回転部
70 … アライメントカメラ回転部
71 … 中心軸
72 … 撮像カメラ支持部、 72a … 外筒、 72b … 内筒、 72M … モータ
80 … 供給リール、 81 … フランジ部
90 … 巻取リール
100 … 投影露光装置
D1 … 供給側弛緩吸収部、 D2 … 巻取側弛緩吸収部
M … フォトマスク
AM … アライアメントマーク
BM … クロムマーク
MM … マスクマーク
T … ロールフィルム状のテープ
HR … 水平面
AM1 … アライメントマークAMの反射光
MMI … マスクマークMMの入射光

Claims (7)

  1. 所定幅を有するロールフィルム状の被露光体を露光ステージ上に送り込んで、マスクの回路パターンを被露光体に露光する露光装置において、
    前記被露光体を押さえる押さえ板と、
    前記被露光体に形成された第1アライメントマークと前記回路パターンマスクに形成された第2アライメントマークとを観察するための画像認識部と、
    前記押さえ板と前記画像認識部とを前記被露光体の所定幅方向に同時に移動させる第1移動部と、
    を備えることを特徴とする露光装置。
  2. 前記押さえ板は、前記第1アライメントマークよりも前記所定幅方向の内側まで前記被露光体を押さえ、且つ前記押さえ板は前記第1アライメントマークと前記第2アライメントマークとを観察する観察窓を有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記押さえ板は、前記第1アライメントマークよりも前記所定幅方向の外側のみを押さえることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  4. 前記第1移動部は、前記押さえ板と前記画像認識部とを前記被露光体の幅方向に移動させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の露光装置。
  5. 前記第1移動部は、前記押さえ板が前記被露光体に接するように前記被露光体と交差する方向に移動させる第2移動部を備えることを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 前記第1移動部は、前記押さえ板と前記画像認識部とを前記被露光体の搬送方向を軸として回転させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の露光装置。
  7. 前記画像認識部は、少なくとも2以上設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の露光装置。
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