JP2009234323A - 車両用サスペンションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】通常時の良好な操縦安定性と、路面からの衝撃的な荷重入力があった場合の乗り心地悪化の防止を両立可能な低消費電力の車両用サスペンションシステムを提供する。
【解決手段】減衰力可変ダンパを有するサスペンション装置と該サスペンション装置を制御する制御装置とを含む車両用サスペンションシステムにおいて、減衰力可変ダンパのピストン(56、126)に永久磁石(59、141)と電磁石(58、140)とを設け、通常時は、減衰力可変ダンパの電磁石に電流を流すことなく永久磁石による磁場のみによってダンパを適度な堅さに維持して良好な操縦安定性を実現し、車両の動作状態に応じて必要なときのみ電磁石に電流を流してダンパの堅さを調節し、乗り心地が悪化するのを防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、サスペンション装置と該サスペンション装置を制御する制御装置とを有する車両用サスペンションシステムに関する。特に、消費電力の低減を図った減衰力可変ダンパを有するサスペンション装置を用いた車両用サスペンションシステムに関する。
車両用サスペンション装置を、車両の重量を弾性支持するばね装置と、ばね装置の上下振動に対して減衰力を発生させる電磁アクチュエータと、電磁アクチュエータと車輪または車体との間に設けられたダンパとから構成することが提案されている(特許文献1参照)。ダンパは、例えば車輪が小石に乗り上げたときのように、車輪が急激に変位した場合に生じる、電磁アクチュエータが追従できないような衝撃的な荷重を吸収し、衝撃的な荷重によってサスペンション装置が実質的にロックしてしまう現象(ロック現象)を防止する働きをする。また、特許文献1に記載のサスペンション装置では、ばね装置及びダンパがそれらのストローク終端近傍まで接近したときに、ストッパ当たりショックを抑制するように電磁アクチュエータの制御態様を切り替えることが提案されている。
また、特許文献2には、上記ダンパを、電磁式モータを有し該電磁式モータが発生する力に依拠した減衰力を生成する電磁式ダンパとすることが記載されている。
特開2007−203933号公報 特開2007−302193号公報
上記文献に記載されたサスペンション装置の電磁式アクチュエータ及び電磁式ダンパによって生成される減衰力は、それらに供給される電流が増大するにつれ増大する傾向がある。即ち、電流が増大する程サスペンション装置は堅くなる。サスペンション装置は、車両が舗装された路面上を走る通常走行時は、適切な操縦安定性が得られるように適度な堅さとし、車輪が小石に乗り上げたときのように路面から衝撃的な荷重(突き上げ)が入力されるのに応じて柔らかくし、突き上げをいなして乗り心地の悪化を防止することが望ましい。そのようなサスペンション装置を実現するためには、上記特許文献に記載のサスペンション装置では、通常時にサスペンション装置を適度な堅さにするべく電磁アクチュエータ及び/または電磁式ダンパにある程度の電流を流す必要がある。しかしながら、そのように常時電流を流すと消費電力が増大する。また、電磁式アクチュエータ及び電磁式ダンパに電流を流さないときにサスペンション装置が適度な堅さとなるようにサスペンション装置を調節すると、路面から衝撃的な荷重が入力された場合にサスペンション装置をより柔らかくして突き上げをいなすことができなくなる。
本発明は上記従来技術の問題点を解消するべくなされたものであり、その第1の目的は、通常時の良好な操縦安定性と、路面からの衝撃的な荷重入力があった場合の乗り心地悪化の防止を両立可能な低消費電力のサスペンション装置を用いた車両用サスペンションシステムを提供することである。
本発明の第2の目的は、通常時の良好な操縦安定性と、路面からの衝撃的な荷重入力があった場合の乗り心地悪化の防止を両立可能な低消費電力サスペンション装置を実現するための減衰力可変ダンパを提供することである。
本発明の第3の目的は、通常時の良好な操縦安定性と、路面からの衝撃的な荷重入力があった場合の乗り心地悪化の防止を両立可能な低消費電力サスペンション装置の制御方法を提供することである。
上記課題を解決するため、本発明に基づくと、減衰力可変ダンパ(50、105)を有するサスペンション装置(5、105)と該サスペンション装置を制御する制御装置(70)とを含む車両用サスペンションシステムであって、前記減衰力可変ダンパは、印加される磁場に応じて粘性が変わる流体が充填されたシリンダ(52、121)と、前記シリンダ内に摺動可能に受容され前記シリンダ内を第1流体室(54、124)と第2流体室(55、125)に区画するとともに、前記第1流体室と第2流体室とを連通させる流体通路(57、139)が設けられたピストン(56、126)と、前記ピストンに設けられた永久磁石(59、141)と、前記ピストンに設けられた電磁石(58、140)とを有し、前記制御装置は、車両の動作状態に応じて前記ピストンの電磁石への供給電流(Itgt)を設定することで、前記流体に印加される磁場を制御することを特徴とする車両用サスペンションシステムが提供される。サスペンション装置は、減衰力可変ダンパに加えて電磁アクチュエータや別のダンパ装置を有していてもよい。
好適には、上記車両用サスペンションシステムは、路面からの入力を検出する路面入力検出手段(85)と、前記車両の車体の上下動を検出する車体上下動検出手段(81)の少なくとも一方を備え、前記制御手段は、通常時は前記電磁石への電流供給を行わず、前記路面入力検出手段によって所定の基準を満たす路面からの入力が検出された場合、または、前記車体上下動検出手段によって所定の基準を満たす前記車体の上下動が検出された場合に、前記電磁石に電流を供給する。
上記車両用サスペンションシステムが、路面からの入力を検出する路面入力検出手段(85)を備える場合、前記制御手段は、前記路面入力検出手段により検出された路面入力が前記車両に対し上向きの入力である場合、前記電磁石が前記永久磁石による磁場と逆向きの極性の磁場を発生するように前記電磁石に電流を供給するものとするよい。
また、上記車両用サスペンションシステムが、路面からの入力を検出する路面入力検出手段を備える場合、前記制御手段は、前記路面入力検出手段により検出された路面入力が前記車両に対し下向きの入力である場合、前記電磁石が前記永久磁石による磁場と同じ向きの極性の磁場を発生するように前記電磁石に電流を供給するものとするとよい。
上記車両用サスペンションシステムが、前記車両の車体の上下動を検出する車体上下動検出手段を備える場合、前記制御手段は、前記車体上下動検出手段により検出された車体の上下動に応じて前記電磁石により生成される磁場の極性が切り替わるように、前記電磁石への供給電流を制御するとよい。
また、本発明の別の側面に基づくと、印加される磁場に応じて粘性が変わる流体が充填されたシリンダ(52、121)と、前記シリンダ内に摺動可能に受容され前記シリンダ内を第1流体室(54、124)と第2流体室(55、125)に区画するとともに、前記第1流体室と第2流体室とを連通させる流体通路(57、139)が設けられたピストン(56、126)と、前記ピストンに設けられた永久磁石(59、141)と、前記ピストンに設けられた電磁石(58、140)とを有することを特徴とする減衰力可変ダンパ(50、105)が提供される。
本発明の更に別の側面に基づくと、減衰力可変ダンパ(50、105)を有する車両用サスペンション装置(5、105)の制御方法であって、前記減衰力可変ダンパは、印加される磁場に応じて粘性が変わる流体が充填されたシリンダ(52、121)と、前記シリンダ内に摺動可能に受容され前記シリンダ内を第1流体室(54、124)と第2流体室(55、125)に区画するとともに、前記第1流体室と第2流体室とを連通させる流体通路(57、139)が設けられたピストン(56、126)と、前記ピストンに設けられた永久磁石(59、141)と、前記ピストンに設けられた電磁石(58、140)とを有し、通常時は前記電磁石への電流供給を行わず、車両の動作状態に応じて必要な場合のみ前記電磁石に電流を供給することを特徴とする車両用サスペンション装置の制御方法が提供される。
好適には、上記制御方法は、路面からの入力または前記車両の車体の上下動の少なくとも一方を検出する工程(ST4)と、所定の基準を満たす路面からの入力が検出された場合、または、所定の基準を満たす前記車体の上下動が検出された場合に、前記電磁石に電流を供給する工程(ST6、ST7)とを有する。
本発明に基づくと、通常時は、減衰力可変ダンパの電磁石に電流を流すことなく永久磁石による磁場のみによってダンパ(またはサスペンション装置)を適度な堅さに維持して良好な操縦安定性を実現し、車両の動作状態に応じて必要なときのみ電磁石に電流を流してダンパの堅さを調節し、乗り心地が悪化するのを防止することができる。従って、本発明のサスペンションシステムでは、通常時の良好な操縦安定性と衝撃的な路面入力による乗り心地悪化の防止の両方を小さな消費電力で実現することができる。
<自動車の概略構成>
先ず、図1を参照して、本発明に基づく車両用サスペンション装置を有する自動車の概略構成について説明する。説明にあたり、4本の車輪やそれらに対して配置された部材、すなわち、タイヤやサスペンション装置等については、それぞれ数字の符号に前後左右を示す添字を付して、例えば、車輪3fl(左前)、車輪3fr(右前)、車輪3rl(左後)、車輪3rr(右後)と記すとともに、総称する場合には、例えば、車輪3と記す。
図1に示すように、自動車(車両)Vはタイヤ2が装着された4つの車輪3を備えており、これら各車輪3が、後に詳述するように、ばね装置、ダンパ、電磁アクチュエータ等からなるサスペンション装置5によって車体1に懸架されている。自動車Vには、サスペンション装置5の制御装置として働くECU(Electronic Control Unit)8が設置されている。また、自動車Vには、車速を検出する車速センサ9、横加速度を検出する横Gセンサ10、前後加速度を検出する前後Gセンサ11、ヨーレイトを検出するヨーレイトセンサ12等が車体1の適所に設置されるとともに、サスペンション装置5のストローク変位を検出するストロークセンサ13と、ホイールハウス付近の上下加速度を検出するばね上Gセンサ(車体上下動検出手段)14とが各車輪3ごとに設置されている。尚、ここでは、サスペンション装置5のストローク変位は、中立位置(即ち、サスペンション装置5が伸長も収縮もしていない状態)をゼロとする。
ECU8は、マイクロコンピュータやROM、RAM、周辺回路、入出力インタフェース、各種ドライバ等から構成されており、通信回線(本実施形態では、CAN(Controller Area Network))を介して各車輪3のサスペンション装置5や各センサ9〜14と接続されている。
<サスペンション装置の構造>
図2は、本発明に基づくサスペンション装置5の好適実施形態の主要部を示す縦断面図である。図示されているように、サスペンション装置5は、車体側部材であるダンパベース(ホイールハウス上部)21と車輪側部材であるトレーリングアーム22との間に設けられたばね装置30と、ダンパベース21に固定された電磁アクチュエータ40と、電磁アクチュエータ40に直列に接続されると共にトレーリングアーム22に取着されたダンパ50とを有する。
ばね装置30は、ダンパベース21に上端が固定されたインナーシリンダ31と、トレーリングアーム22に下端が固定されたアウターシリンダ32と、アウターシリンダ32の外周に設けられたばね受け33とダンパベース21との間に嵌装された主コイルばね34とから構成される。アウターシリンダ32は、下端に設けられたアイピース32bに嵌挿されたボルト35を介して、トレーリングアーム22の上面に連結されている。インナーシリンダ31とアウターシリンダ32は同軸状に配置され、軸線方向に互いに摺動可能となっている。
ダンパベース21には、インナーシリンダ31の上端外周を周囲する例えば樹脂からなるクッション部材23が取付けられており、このクッション部材23にアウターシリンダ32の上端が当接することで、ばね装置30またはサスペンション装置5の縮み側のストロークエンドが定められている。即ち、アウターシリンダ32の上端とクッション部材23はばね装置30の縮み側のストッパとして働く。また、インナーシリンダ31の下端外周には第1の環状部材31aが、アウターシリンダ32の上端内周には第2の環状部材32aが設けられ、これら第1及び第2の環状部材31a、32aが軸線方向に互いに当接することで、ばね装置30またはサスペンション装置5の伸長側のストロークエンドが定められている。即ち、第1及び第2の環状部材31a、32aは、ばね装置30の伸長側のストッパとして働く。
電磁アクチュエータ40は、ダンパベース21に固定されたモータ41と、モータ41の出力軸に接続されインナーシリンダ31内を垂直方向に延在するボールねじ42と、ボールねじ42と螺合するボールナット43とを有する。ボールナット43は、図示しない回り止めによって軸線回りの回転運動が規制されており、モータ41によりボールねじ42が回転すると上下に移動する。逆に、ボールねじが上下に移動すると、それに応じてボールねじ42が回転する。このようなボールねじ42とボールナット43を用いた回転運動と直線運動の相互変換機構は従来知られている。
ボールナット43は円筒状のロワケーシング44を介して下方のエンドプレート45に接続され、このエンドプレート45とアウターシリンダ32の底面との間にダンパ50が設けられている。
ダンパ50は、エンドプレート45とアウターシリンダ32の底面との間に嵌装されたコイルばね51と、印加される磁場に応じて粘性が変わる磁気粘性流体(MRF)が充填されアウターシリンダ32の底面に固定された円筒状のシリンダチューブ52と、上端がエンドプレート45に取着され下端が軸線方向に相対摺動可能にシリンダチューブ52内に受容されたピストンロッド53と、ピストンロッド53の下端に装着されてシリンダチューブ52内を上部油室54と下部油室55とに区画するピストン56とを有する。
ピストン56には、上部油室54と下部油室55とを連通する環状連通路57と、環状連通路57の内側に配設された電磁石(コイル)58とが設けられている。また、ピストン56の電磁石58の下方には環状の永久磁石59が設けられており、電磁石58に電流が流れていないときでも、環状連通路57を流通するMRFに永久磁石59による磁場が印加されるようになっている。それにより、電磁石58に電流が流れていない状態でも、MRFの強磁性微粒子が鎖状のクラスタを形成し、環状連通路57内を通過するMRFの見かけ上の粘度が、磁場が印加されていない状態と比べて上昇する。
ECU8から電磁石58に供給される電流を制御することで、MRFに印加される磁場を変化させ、MRFの見かけ上の粘土を変えることができる。例えば、永久磁石59による磁場と同じ極性の(即ち、永久磁石59による磁場を強めるような)磁場を電磁石58が生成するようにECU8から電磁石58に電流を供給すると、環状連通路57を流通するMRFの見かけ上の粘度は上昇し、その分サスペンション装置5は堅くなる。逆に、永久磁石59による磁場と逆の極性の(即ち、永久磁石59による磁場を打ち消すような)磁場を電磁石58が生成するようにECU8から電磁石58に電流を供給すると、環状連通路57を流通するMRFの見かけ上の粘度は低下し、その分サスペンション装置5は柔らかくなる。
<サスペンション制御装置の概略構成>
ECU8には、図3にその概略構成を示すサスペンション制御装置70が内装されている。サスペンション制御装置70は、上述した各センサ9〜14等が接続する入力インタフェース71と、センサ9〜14から入力した検出信号に基づき各サスペンション装置5の電磁アクチュエータ40の目標減衰力を設定する電磁アクチュエータ目標減衰力設定部72と、電磁アクチュエータ目標減衰力設定部72によって設定された目標減衰力に基づいて各電磁アクチュエータ40に供給する目標電流(駆動電流)を設定する電磁アクチュエータ目標電流設定部73と、設定された目標電流を各サスペンション装置5の電磁アクチュエータ40に出力する出力インタフェース74とを有する。また、サスペンション制御装置70は、センサ9〜14から入力した検出信号に基づき各サスペンション装置5のダンパ50の目標電流(電磁石58への供給電流)を設定するダンパ目標電流設定部75を有する。設定された目標電流は出力インタフェース74を介して各サスペンション装置5のダンパ50に供給される。
<電磁アクチュエータ目標減衰力設定部>
電磁アクチュエータ目標減衰力設定部72は、横Gセンサ10、前後Gセンサ11、及びばね上Gセンサ14から得られた車体1の各加速度や、車速センサ9から入力した車速、操舵角センサ(図示せず)から入力した操舵速度等に基づいて自動車Vの運動状態を判定し、自動車Vの運動状態に基づいて各電磁アクチュエータ40の目標減衰力を設定する。本実施形態では、電磁アクチュエータ目標減衰力設定部72は、スカイフック制御に供されるスカイフック制御部77と、ロール制御に供されるロール制御部78と、ピッチ制御に供されるピッチ制御部79とを含む。自動車Vが走行を開始し目標減衰力設定処理が開始されると、スカイフック制御部77、ロール制御部78、及びピッチ制御部79は、自動車Vの運動状態に基づいて各電磁アクチュエータ40のスカイフック制御目標値Dsh、ロール制御目標値Dr、及びピッチ制御目標値Dpをそれぞれ算出する。そして、各サスペンション装置5の実ストローク速度Ssが正の値であるか否かを判定し、この判定結果がYesであった場合(すなわち、サスペンション装置5が伸び側に作動している場合)、3つの制御目標値Dsh、Dr、Dpのうち値が最も大きいものを電磁アクチュエータ40の目標減衰力Dtgt1に設定する。また、減衰力設定部72は、各サスペンション装置5の実ストローク速度Ssが正の値でないと判定した場合(すなわち、サスペンション装置5が縮み側に作動している場合)、3つの制御目標値Dsh、Dr、Dpのうち値が最も小さいものを電磁アクチュエータ40の目標減衰力Dtgt1に設定する。尚、サスペンション装置5のストローク速度Ssは、ストロークセンサ13からのストローク変位を微分することによって得ることができる。
<ダンパ目標電流設定部>
ダンパ目標電流設定部75は、図4(A)に示すように、ばね上Gの絶対値が所定の閾値より大きいか否かを判定するとともに、ばね上Gの向きを判定するばね上G判定部81と、サスペンション装置5(または、ばね装置30)のストローク変位がストロークエンド近傍にあるか否かを判定するストローク変位判定部82と、これら各判定部81、82の判定結果とばね上G等の車両Vの運動状態量とに基づいて各ダンパ50の目標電流Itgtを算出する目標電流算出部83とを有する。
図5は、上記のように構成されたダンパ目標電流設定部75の動作を示すフローチャートである。ステップST1でばね上G及びストローク変位が入力されると、ステップST2で、入力されたストローク変位がストロークエンド近傍にあるか否かが判定される。即ち、図2に示すアウターケーシング32の上端とクッション部材23との間の距離が所定の値より小さいか、または、アウターケーシング32の上端の環状部材32aとインナーケーシング31の下端の環状部材31aとの間の距離が所定の値より小さいかの、いずれか一方が成り立つかどうかが判定される。ステップST2で、ストローク変位がストロークエンド近傍にあると判定された場合、ステップST3で、ストッパ当たりによる衝撃を低減するように、即ち、サスペンション装置5のばね装置30の伸縮のストッパとして働く部材同士が近づきにくくなるように、ダンパの目標電流Itgtを比較的大きい値に設定し、ステップST8に進んで設定されたダンパ目標電流Itgtに基づきダンパ50を制御する。
ステップST2で、ストローク変位がストロークエンド近傍にないと判定された場合、ステップST4において、ストローク変位の絶対値が所定の値より小さく(即ち、サスペンション装置5がニュートラル位置近傍にあり)且つばね上Gの大きさ(絶対値)が所定の値より大きいか否かを判定する。ばね上Gの絶対値が所定の値より大きい場合、路面からの突き上げ等により電磁アクチュエータ40が吸収できないような衝撃的な荷重の入力があったと考えられる。
ステップST4での判定結果がYesの場合、ステップST5において、ばね上Gが上向きか否かを判定し、上向きの場合、ステップST6に進んで、永久磁石59による磁場と逆向きの第1の極性の磁場を電磁石58が生成するようにダンパ50の目標電流Itgtを設定し、設定された目標電流Itgtに基づいてステップST8でダンパ50を制御する。この場合、サスペンション装置5はより柔らかくなり、路面からの突き上げをいなすことができる。一方、ステップST5において、ばね上Gが下向きであると判定された場合、ステップST7に進んで、永久磁石59による磁場と同じ向きの第2の極性の磁場を電磁石58が生成するようにダンパ50の目標電流Itgtを設定し、設定された目標電流Itgtに基づいてステップST8でダンパ50を制御する。この場合、サスペンション装置5はより堅くなる。言い換えると、ばね上Gの向き(即ち、車体の上下動)に応じて、電磁石58により生成される磁場の極性が切り替わる。目標電流Itgtの大きさは、例えば、ばね上Gやそれを積分して求められるばね上速度等に基づいて算出することができる。
ステップST4の判定結果がNoの場合、ステップST9に進み、ダンパ50に電流を供給することなく、電磁アクチュエータ40のみよるサスペンション制御を行う。
このように、本発明の好適実施形態に基づくサスペンションシステムによれば、通常時は、ダンパ50の電磁石58に電流を流すことなく永久磁石59による磁場のみによってダンパ50(またはサスペンション装置5)を適度な堅さに維持して良好な操縦安定性を実現し、路面からの衝撃的な入力(突き上げ)があった場合のように必要なときには電磁石58に電流を流してダンパ50の堅さを調節し、乗り心地が悪化するのを防止することができる。従って、本発明のサスペンションシステムでは、通常時の良好な操縦安定性と衝撃的な路面入力による乗り心地悪化の防止の両方を小さな消費電力で実現することができる。
<ダンパ目標電流設定部の変形実施形態>
上記実施の形態では、ばね上Gを用いて路面からの衝撃的な荷重の入力を判定したが、ばね上Gの代わりに、またはそれに加えて、ばね下Gを用いてもよい。図4(B)は、ばね下Gを用いて路面からの衝撃的な荷重の入力を判定するのに適したダンパ目標電流設定部の変形実施形態を示すブロック図である。
図4(B)のダンパ目標電流設定部75aは、図4(A)に記載のばね上G判定部81の代わりに、ストローク変位を2回微分してストローク加速度を算出するストローク加速度算出部84と、ばね上Gからストローク加速度を減算してばね下Gを算出するばね下G算出部85と、ばね下Gの絶対値が所定の閾値より大きいか否かを判定するとともに、ばね下Gの向きを判定するばね下G判定部86とを有する点が、図4(A)に記載のダンパ目標電流設定部75と異なる。ばね下G算出部85は、路面からの入力を検出する路面入力検出手段として働く。
図4(B)のダンパ目標電流設定部75aの動作は、図5のフローチャートにおいて、ステップST1とST2の間に、ストローク加速度とばね下Gを算出する工程を有し、ステップST4及びST5において、ばね上Gの代わりにばね下Gを用いる以外は、図4(A)のダンパ目標設定部75の動作と同じである。従って、この実施例でも、通常時の良好な操縦安定性と衝撃的な路面入力による乗り心地悪化の防止の両方を小さな消費電力で実現することができる。
尚、車輪側部材にばね下の上下加速度を直接検出可能なばね下Gセンサが設けられている場合は、このばね下Gセンサからの信号を用い(即ち、ばね下Gセンサが路面入力検出手段として働く)、ストローク加速度算出部81及びばね下G算出部82を省略することもできる。
<サスペンション装置の変形実施形態>
次に、本発明が適用されたサスペンション装置の別の実施形態を図6に示す。図6に示すように、この実施形態のサスペンション装置105は、電磁アクチュエータを有しておらず、モノチューブ式(ド・カルボン式)の減衰力可変ダンパのみを有する。このサスペンション装置(ダンパ)105は、MRFが充填された円筒状のシリンダチューブ121と、このシリンダチューブ121に対して軸方向に摺動するピストンロッド122と、ピストンロッド122の先端に装着されてシリンダチューブ121内を上部油室124と下部油室125とに区画するピストン126と、シリンダチューブ121の下部に高圧ガス室127を画成するフリーピストン128と、ピストンロッド122等への塵埃の付着を防ぐカバー129と、フルバウンド時における緩衝を行うバンプストップ130とを主要構成要素としている。
シリンダチューブ121は、下端のアイピース121aに嵌挿されたボルト131を介して、車輪側部材であるトレーリングアーム135の上面に連結されている。また、ピストンロッド122は、上下一対のブッシュ136とナット137とを介して、その上端のスタッド122aが車体側部材であるダンパベース(ホイールハウス上部)138に連結されている。尚、図6では図示を省略したが、トレーリングアーム135とダンパベース138との間には、図2の実施形態と同様にコイルばねが嵌装される。
図6に示すように、ピストン126には、上部油室124と下部油室125とを連通する環状連通路139と、環状連通路139の内側に配設されたコイル(電磁石)140とが設けられている。この実施形態でも、ピストン126の電磁石140の下方には環状の永久磁石141が設けられており、電磁石140に電流が流れていないときでも、環状連通路139を流通するMRFに永久磁石141による磁場が印加されるようになっている。
図6の実施形態でも、図2の実施形態と同様に、通常時は電磁石140に電流を流すことなく、永久磁石141による磁場のみでサスペンション装置105の適度な堅さを維持して良好な操縦安定性を実現し、路面から衝撃的な入力があった場合など必要なときのみ電磁石140に電流を供給してMRFの見かけ上の粘度を変え、サスペンション装置105の堅さを調節することができる。これにより、通常時に良好な操縦安定性を実現し、路面から衝撃的な荷重があった場合にはそれをいなして乗り心地の悪化を防止することができ、且つ、サスペンション装置105の消費電力を低減することができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明の態様は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記実施形態では、電磁石と永久磁石は軸線方向に上下にずらして配置されているが、軸線方向に同じ位置で、径方向にずらして配置してもよい。また、例えば図2の実施形態では、電磁アクチュエータとダンパを車体側部材と車輪側部材の間に直列に接続したが、電磁アクチュエータを別のダンパに置き換えてもよい。このように本発明の趣旨を逸脱しない範囲で様々な変形・変更が可能である。
本発明に基づく車両用サスペンションシステムを有する自動車の模式図。 本発明に基づく車両用サスペンション装置の好適実施形態を示す縦断面図。 本発明に基づく車両用サスペンション装置の制御装置の構成を示すブロック図。 図4(A)はダンパ目標電流設定部の構成を示すブロック図であり、図4(B)は、図4(A)に示したダンパ目標電流設定部の変形実施形態を示すブロック図。 図4(A)に示したダンパ目標電流設定部の動作を示すフロー図。 本発明に基づく車両用サスペンション装置の別の実施形態を示す縦断面図。
符号の説明
<自動車の概略構成>
V 自動車(車両)
1 車体
3 車輪
5 サスペンション装置
8 ECU(Electronic Control Unit)
9 車速センサ
10 横Gセンサ
11 前後Gセンサ
12 ヨーレイトセンサ
13 ストロークセンサ
14 ばね上Gセンサ(車体上下動検出手段)
21 ダンパベース(ホイールハウス上部)
22 トレーリングアーム
23 クッション部材
30 ばね装置
31 インナーシリンダ
31a 第1の環状部材
32 アウターシリンダ
32a 第2の環状部材
32b アイピース
33 ばね受け
34 主コイルばね
35 ボルト
40 電磁アクチュエータ
41 モータ
42 ボールねじ
43 ボールナット
44 ロワケーシング
45 エンドプレート
50 ダンパ
51 コイルばね
52 シリンダチューブ
53 ピストンロッド
54 上部油室
55 下部油室
56 ピストン
57 環状連通路
58 電磁石(コイル)
59 永久磁石
70 サスペンション制御装置
71 入力インタフェース
72 電磁アクチュエータ目標減衰力設定部
73 電磁アクチュエータ目標電流設定部
74 出力インタフェース
75、75a ダンパ目標電流設定部
77 スカイフック制御部
78 ロール制御部
79 ピッチ制御部
81 ばね上G判定部
82 ストローク変位判定部
83 目標電流算出部
84 ストローク加速度算出部
85 ばね下G算出部
86 ばね下G判定部
105 サスペンション装置
121 シリンダチューブ
121a アイピース
122 ピストンロッド
122a スタッド
124 上部油室
125 下部油室
126 ピストン
127 高圧ガス室
128 フリーピストン
129 カバー
130 バンプストップ
131 ボルト
135 トレーリングアーム
136 ブッシュ
137 ナット
138 ダンパベース(ホイールハウス上部)
139 環状連通路
140 コイル(電磁石)
141 永久磁石

Claims (8)

  1. 減衰力可変ダンパを有するサスペンション装置と該サスペンション装置を制御する制御装置とを含む車両用サスペンションシステムであって、
    前記減衰力可変ダンパは、
    印加される磁場に応じて粘性が変わる流体が充填されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動可能に受容され前記シリンダ内を第1流体室と第2流体室に区画するとともに、前記第1流体室と第2流体室とを連通させる流体通路が設けられたピストンと、
    前記ピストンに設けられた永久磁石と、
    前記ピストンに設けられた電磁石とを有し、
    前記制御装置は、車両の動作状態に応じて前記ピストンの電磁石への供給電流を設定することで、前記流体に印加される磁場を制御することを特徴とする車両用サスペンションシステム。
  2. 路面からの入力を検出する路面入力検出手段と、前記車両の車体の上下動を検出する車体上下動検出手段の少なくとも一方を備え、
    前記制御手段は、通常時は前記電磁石への電流供給を行わず、前記路面入力検出手段によって所定の基準を満たす路面からの入力が検出された場合、または、前記車体上下動検出手段によって所定の基準を満たす前記車体の上下動が検出された場合に、前記電磁石に電流を供給することを特徴とする請求項1に記載の車両用サスペンションシステム。
  3. 路面からの入力を検出する路面入力検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記路面入力検出手段により検出された路面入力が前記車両に対し上向きの入力である場合、前記電磁石が前記永久磁石による磁場と逆向きの極性の磁場を発生するように前記電磁石に電流を供給することを特徴とする請求項1に記載の車両用サスペンションシステム。
  4. 路面からの入力を検出する路面入力検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記路面入力検出手段により検出された路面入力が前記車両に対し下向きの入力である場合、前記電磁石が前記永久磁石による磁場と同じ向きの極性の磁場を発生するように前記電磁石に電流を供給することを特徴とする請求項1に記載の車両用サスペンションシステム。
  5. 前記車両の車体の上下動を検出する車体上下動検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記車体上下動検出手段により検出された車体の上下動に応じて前記電磁石により生成される磁場の極性が切り替わるように、前記電磁石への供給電流を制御することを特徴とする請求項1に記載の車両用サスペンションシステム。
  6. 印加される磁場に応じて粘性が変わる流体が充填されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動可能に受容され前記シリンダ内を第1流体室と第2流体室に区画するとともに、前記第1流体室と第2流体室とを連通させる流体通路が設けられたピストンと、
    前記ピストンに設けられた永久磁石と、
    前記ピストンに設けられた電磁石とを有することを特徴とする減衰力可変ダンパ。
  7. 減衰力可変ダンパを有する車両用サスペンション装置の制御方法であって、
    前記減衰力可変ダンパは、
    印加される磁場に応じて粘性が変わる流体が充填されたシリンダと、
    前記シリンダ内に摺動可能に受容され前記シリンダ内を第1流体室と第2流体室に区画するとともに、前記第1流体室と第2流体室とを連通させる流体通路が設けられたピストンと、
    前記ピストンに設けられた永久磁石と、
    前記ピストンに設けられた電磁石とを有し、
    通常時は前記電磁石への電流供給を行わず、車両の動作状態に応じて必要な場合のみ前記電磁石に電流を供給することを特徴とする車両用サスペンション装置の制御方法。
  8. 路面からの入力または前記車両の車体の上下動の少なくとも一方を検出する工程と、
    所定の基準を満たす路面からの入力が検出された場合、または、所定の基準を満たす前記車体の上下動が検出された場合に、前記電磁石に電流を供給する工程とを有することを特徴とする請求項7に記載の車両用サスペンション装置の制御方法。
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