JP2009230915A - 電力合成器およびマイクロ波導入機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力損失にともなう発熱の問題を生じさせずに、かつ簡易に電力合成することができる電力合成器を提供すること。
【解決手段】電力合成器100は、筒状をなす本体容器1と、本体容器1の側面に設けられた電力を電磁波として導入する複数の電力導入ポート2と、複数の電力導入ポート2にそれぞれ設けられた複数の給電アンテナ6と、複数の給電アンテナ6から本体容器1内に放射された電磁波を空間合成する合成部10と、合成部10で合成された電磁波を出力する出力ポート11とを具備し、給電アンテナ6は、電力導入ポート2から電磁波が供給される第1の極21および供給された電磁波を放射する第2の極22を有するアンテナ本体23と、アンテナ本体23から側方へ突出するように設けられた、電磁波を反射させる反射部24とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電力合成器およびそれを用いたマイクロ波導入機構に関する。
半導体デバイスや液晶表示装置の製造工程においては、半導体ウエハやガラス基板といった被処理基板にエッチング処理や成膜処理等のプラズマ処理を施すために、プラズマエッチング装置やプラズマCVD成膜装置等のプラズマ処理装置が用いられる。
近時、このようなプラズマ処理装置として、高密度かつ低電子温度のプラズマによりダメージの少ないプラズマ処理を行うことができるマイクロ波プラズマを用いるものが注目されている。
マイクロ波プラズマ処理装置としては、マイクロ波発生装置で発生されたマイクロ波を導波管/同軸管を通してチャンバ内に配置された、スロットを有するアンテナに供給し、アンテナのスロットからマイクロ波をチャンバ内の処理空間に放射させ、処理ガスをプラズマ化するものが知られている。
ところで、このようなマイクロ波プラズマ装置においては、比較的大きな電力が必要であることから、一つの電源で給電しようとすると、マイクロ波電源が大きくなる、電力供給部に大電流が流れる等の不都合が生じるおそれがある。
このようなことを回避するためには、供給する電力を合成して、結果として得られる電力を大きくする電力合成技術を用いることが考えられる。このような電力合成技術としては、従来、「ウィルキンソン(Wilkinson)合成器」を用いたものが知られている。
しかしながら、この技術は、合成器の内部に反射吸収抵抗を含み、また、「直接供給」(電力を電力として伝送)であるので、電力損失を起こしやすく、発熱しやすいので、実効伝送電力が減少するという問題がある。特に、給電形状が小さい場合、各部の寸法が小さい場合には、各部の寸法が小さくなるため、抵抗が上がり、そのような傾向が大きくなる。また、簡易に電力合成することも求められる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、電力損失にともなう発熱の問題を生じさせずに、かつ簡易に電力合成することができる電力合成器を提供することを目的とする。また、そのような電力合成器を用いたマイクロ波導入機構を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点では、筒状をなす本体容器と、前記本体容器の側面に設けられた電力を電磁波として導入する複数の電力導入ポートと、前記複数の電力導入ポートにそれぞれ設けられ、供給された電磁波を前記本体容器内に放射する複数の給電アンテナと、前記複数の給電アンテナから前記本体容器内に放射された電磁波を空間合成する合成部と、前記合成部で合成された電磁波を出力する出力ポートとを具備し、前記給電アンテナは、前記電力導入ポートから電磁波が供給される第1の極および供給された電磁波を放射する第2の極を有するアンテナ本体と、前記アンテナ本体から側方へ突出するように設けられた、電磁波を反射させる反射部とを有し、前記アンテナ本体に入射された電磁波と前記反射部で反射された電磁波とで定在波を形成するように構成され、前記各給電アンテナから放射された定在波である電磁波が前記合成部で合成されることを特徴とする電力合成器を提供する。
本発明の第2の観点では、チャンバ内にマイクロ波プラズマを形成するためのマイクロ波プラズマ源に用いるマイクロ波導入機構であって、筒状をなす本体容器と、前記本体容器の側面に設けられたマイクロ波電力を電磁波であるマイクロ波として導入する複数のマイクロ波電力導入ポートと、前記複数のマイクロ波電力導入ポートにそれぞれ設けられ、供給されたマイクロ波を前記本体容器内に放射する複数の給電アンテナと、前記複数の給電アンテナから前記本体容器内に放射されたマイクロ波を空間合成する合成部と、前記合成部で合成されたマイクロ波を前記チャンバ内に放射するマイクロ波放射アンテナを有するアンテナ部とを具備し、前記給電アンテナは、前記マイクロ波電力導入ポートからマイクロ波が供給される第1の極およびマイクロ波を放射する第2の極を有するアンテナ本体と、前記アンテナ本体の側方へ突出するように設けられた、マイクロ波を反射させる反射部とを有し、前記アンテナ本体に入射されたマイクロ波と前記反射部で反射されたマイクロ波とで定在波を形成し、前記各給電アンテナから放射された定在波であるマイクロ波が前記合成部で合成されることを特徴とするマイクロ波導入機構を提供する。
上記第1、第2の観点において、前記本体容器内に本体容器と同軸状に設けられた筒状または柱状をなす内導体をさらに具備し、前記アンテナ本体の第2の極は前記内導体に接触していることが好ましい。また、前記反射部は、前記アンテナ本体の両側へ突出するように設けられていることが好ましい。さらに、前記反射部は、前記アンテナ本体の第1の極から1/4波長の位置またはその位置を基準として−10%〜+100%の範囲内の位置に設けられていることが好ましい。さらにまた、前記反射部の長さが1/2波長またはその長さを基準として−10%〜+50%の範囲内の長さであることが好ましい。さらにまた、前記反射部は円弧状をなしていることが好ましい。さらにまた、前記給電アンテナは、プリント基板上に形成され、マイクロストリップラインを構成するようにすることができる。さらにまた、前記給電アンテナを挟むように設けられた誘電体部材をさらに具備していることが好ましく、この場合に、前記誘電体部材は、その厚さが1/2波長の実効長さまたはその長さを基準として−20%〜+20%の実効長さを有していることが好ましい。
上記第2の観点において、前記本体容器の前記合成部と前記マイクロ波放射アンテナとの間に設けられ、マイクロ波の伝送路におけるインピーダンス調整を行うチューナをさらに具備することができる。また、前記マイクロ波放射アンテナとしては、平面状をなし、複数のスロットが形成されているものを用いることができる。この場合に、前記スロットは扇形を有することが好ましい。さらに、前記アンテナ部は、前記アンテナから放射されたマイクロ波を透過する誘電体からなる天板と、前記アンテナの天板とは反対側に設けられ、前記アンテナに到達するマイクロ波の波長を短くする誘電体からなる遅波材とを有することが好ましい。この場合に、前記遅波材の厚さを調整することにより、マイクロ波の位相を調整することができる。
前記チューナと前記マイクロ波放射アンテナとは共振器として機能することが好ましい。さらに、前記チューナは、誘電体からなる2つのスラグを有するスラグチューナとすることができる。
本発明によれば、筒状をなす本体容器の側面に複数のチャンバ内に電力導入ポートを設け、これら複数の電力導入ポートに、前記給電ポートから電磁波が供給される第1の極および供給された電磁波を放射する第2の極を有するアンテナ本体と、前記アンテナ本体の側方へ突出するように設けられた、電磁波を反射させる反射部とを有し、前記アンテナ本体に入射された電磁波と前記反射部で反射された電磁波とで定在波を形成するように設けられた給電アンテナを設け、これら電磁波を合成部で空間合成して出力ポートより出力するようにしたので、電力合成する際に電力の交差点が存在せず、電力損失にともなう発熱の問題を生じさせることなく電力合成することができ、電力供給のマージンを増加させることができる。また、電力導入ポートに所定の構造の給電アンテナを設けるだけであるので、極めて簡易に電力合成を行うことができる。
また、このような電力合成器を適用したマイクロ波導入機構は、電力損失にともなう発熱の問題を生じることなくマイクロ波を合成して十分な出力を得ることができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電力合成器を示す垂直断面図、図2はその電力導入ポートでの水平断面図である。この電力合成器100は、筒状をなし、側面に電力を電磁波として導入する2つの電力導入ポート2を有する本体容器1を備えている。本体容器1の内部には筒状の内導体3が本体容器1と同軸状に設けられており、同軸線路を構成している。なお、内導体3は柱状をなしていてもよい。
2つの電力導入ポート2には、それぞれ同軸線路4が存在している。そして、同軸線路4の内導体5の先端には、本体容器1の内部に向けて水平に伸びる給電アンテナ6が接続されている。この給電アンテナ6はプリント基板であるPCB基板7上にマイクロストリップラインとして形成されている。給電アンテナ6は、その上下を遅波材として機能する石英等の誘電体からなる誘電体部材8および9によって挟まれている。この誘電体部材8および9は、給電アンテナ6の寸法を調整するために、トータル1/2波長の実効長さを有していることが好ましい。また、1/2波長の実効長さを基準として−20%〜+20%の範囲内の実効長さとすることができる。すなわち、3/10波長〜7/10波長の範囲内の実効長さとすることができる
本体容器1の内部空間の電力導入ポート2近傍部分は、2つの電力導入ポート2から導入された電磁波を空間合成する合成部10として機能する。そして、合成部10で空間合成された電磁波が本体容器1内を上方に伝播する。本体容器1の上端部は、合成された電磁波が出力される出力ポート11となっている。
給電アンテナ6は、図2に示すように、給電ポート2において同軸線路4の内導体に接続され、電磁波が供給される第1の極21および供給された電磁波を放射する第2の極22を有するアンテナ本体23と、アンテナ本体23の両側へ突出するように設けられた、電磁波を反射させる反射部24とを有し、アンテナ本体23に入射された電磁波と反射部24で反射された電磁波とで定在波を形成するように構成されている。そして、各給電アンテナ6から放射された定在波である電磁波が上述したように合成部10で合成されるようになっている。
このように構成される電力合成器100においては、同軸線路4から伝播してきた電磁波が、電力導入ポート2において給電アンテナ6の第1の極21に到達すると、アンテナ本体23に沿って電磁波が伝播して行き、アンテナ本体23の先端の第2の極22から電磁波を放射する。また、アンテナ本体23を伝播する電磁波が反射部24で反射し、それが入射波と合成される。このとき、反射波の位相を調整することにより、定在波を発生させる。具体的には、図3に示すように、給電アンテナ6の第1の極21から1/4波長離れた位置に反射部24を配置することにより、最大の定在波を発生させることができる。また、反射部24の配置位置は、第1の極21から1/4波長の位置を基準として、−10%〜+100%の範囲内の位置とすることができる。すなわち、第1の極21から9/40波長〜1/2波長の範囲内の位置とすることができる。
給電アンテナ6の配置位置で定在波が発生すると、図4に示すように、内導体3の外壁に沿って誘導磁界Hが生じ、それに誘導されて、図5に示すように、給電アンテナ6から90°傾いた位置に誘導電界Eが発生する。これらの連鎖作用により、電磁波が合成されて本体容器1内を伝播し、出力ポート11から出力される。なお、図5には反射部24および内導体3で反射された反射電界Rも示している。
この場合に、反射部24の長さL(図3参照)は1/2波長であることが好ましい。これにより反射部24においても共振を生じ、定在波を発生させることができる。また、反射部24の長さLは、1/2波長を基準として−10%〜+50%の範囲内の長さ、すなわち、9/20波長〜3/4波長の範囲内の長さとすることができる。アンテナ本体23の第2の極22は内導体3に接触させることが好ましい。これにより、広範囲に電磁波を共振させることができる。反射部24の形状は内導体3に沿った円弧状を有している。このように円弧状とすることにより、TEM波を発生させやすいという効果がある。
このように電磁波として2つの電力導入ポート2から本体容器1内に導入された電力は、給電アンテナ6を介して空間合成されるため、電力合成する際に電力の交差点が発生せず、発熱の問題を生じさせることなく電力合成することができる。そして、このように電力合成することにより、一つの経路から電力供給する場合よりも電力供給のマージンを増加させることができる。また、電力導入ポート2に給電アンテナを設けるだけでよいので、極めて簡易に電力合成を行うことができる。
なお、給電アンテナ6の反射部24は上記のような円弧状に限らず、ストレート形状等他の形状であってもよい。
次に、このような電力合成器をプラズマ処理装置のマイクロ波導入機構に適用した例について説明する。
図6は本発明に係る電力合成器を適用したマイクロ波導入機構が搭載されたプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図であり、図7は図6に示されたマイクロ波プラズマ源の構成を示すブロックである。
プラズマ処理装置200は、ウエハに対してプラズマ処理として例えばエッチング処理を施すプラズマエッチング装置として構成されており、気密に構成されたアルミニウムまたはステンレス鋼等の金属材料からなる略円筒状の接地されたチャンバ101と、チャンバ101内にマイクロ波プラズマを形成するためのマイクロ波プラズマ源102とを有している。チャンバ101の上部には開口部101aが形成されており、マイクロ波プラズマ源102はこの開口部101aからチャンバ1の内部に臨むように設けられている。
チャンバ101内には被処理体であるウエハWを水平に支持するためのサセプタ111が、チャンバ101の底部中央に絶縁部材112a介して立設された筒状の支持部材112により支持された状態で設けられている。サセプタ111および支持部材112を構成する材料としては、表面をアルマイト処理(陽極酸化処理)したアルミニウム等が例示される。
また、図示はしていないが、サセプタ111には、ウエハWを静電吸着するための静電チャック、温度制御機構、ウエハWの裏面に熱伝達用のガスを供給するガス流路、およびウエハWを搬送するために昇降する昇降ピン等が設けられている。さらに、サセプタ111には、整合器113を介して高周波バイアス電源114が電気的に接続されている。この高周波バイアス電源114からサセプタ111に高周波電力が供給されることにより、ウエハW側にイオンが引き込まれる。
チャンバ101の底部には排気管115が接続されており、この排気管115には真空ポンプを含む排気装置116が接続されている。そしてこの排気装置116を作動させることによりチャンバ101内が排気され、チャンバ101内が所定の真空度まで高速に減圧することが可能となっている。また、チャンバ101の側壁には、ウエハWの搬入出を行うための搬入出口117と、この搬入出口117を開閉するゲートバルブ118とが設けられている。
チャンバ101内のサセプタ111の上方位置には、プラズマエッチングのための処理ガスをウエハWに向けて吐出するシャワープレート120が水平に設けられている。このシャワープレート120は、格子状に形成されたガス流路121と、このガス流路121に形成された多数のガス吐出孔122とを有しており、格子状のガス流路121の間は空間部123となっている。このシャワープレート120のガス流路121にはチャンバ101の外側に延びる配管124が接続されており、この配管124には処理ガス供給源125が接続されている。
一方、チャンバ1のシャワープレート120の上方位置には、リング状のプラズマガス導入部材126がチャンバ壁に沿って設けられており、このプラズマガス導入部材126には内周に多数のガス吐出孔が設けられている。このプラズマガス導入部材126には、プラズマガスを供給するプラズマガス供給源127が配管128を介して接続されている。プラズマ生成ガスとしてはArガスなどが好適に用いられる。
プラズマガス導入部材126からチャンバ101内に導入されたプラズマガスは、マイクロ波プラズマ源102からチャンバ1内に導入されたマイクロ波によりプラズマ化され、このArプラズマがシャワープレート120の空間部123を通過しシャワープレート120のガス吐出孔122から吐出された処理ガスを励起し、処理ガスのプラズマを形成する。
マイクロ波プラズマ源102は、チャンバ101の上部に設けられた支持リング129により支持されており、これらの間は気密にシールされている。図7に示すように、マイクロ波プラズマ源102は、複数経路に分配してマイクロ波を出力するマイクロ波出力部130と、マイクロ波をチャンバ101に導くためのマイクロ波導入部140と、マイクロ波出力部130から出力したマイクロ波をマイクロ波導入部140へ供給するマイクロ波供給部150とを有している。
マイクロ波出力部130は、電源部131と、マイクロ波発振器132と、発振されたマイクロ波を増幅するアンプ133と、増幅されたマイクロ波を複数に分配する分配器134とを有している。
マイクロ波発振器132は、所定周波数(例えば、2.45GHz)のマイクロ波を例えばPLL発振させる。分配器134では、マイクロ波の損失ができるだけ起こらないように、入力側と出力側のインピーダンス整合を取りながらアンプ33で増幅されたマイクロ波を分配する。なお、マイクロ波の周波数としては、2.45GHzの他に、8.35GHz、5.8GHz、1.98GHz等を用いることができる。
マイクロ波供給部150は、分配器134で分配されたマイクロ波を主に増幅する複数のアンプ部142を有する。アンプ部142は、位相器145と、可変ゲインアンプ146と、ソリッドステートアンプを構成するメインアンプ147と、アイソレータ148とを有している。
位相器145は、スラグチューナによりマイクロ波の位相を変化させることができるように構成されており、これを調整することにより放射特性を変調させることができる。例えば、各アンテナモジュール毎に位相を調整することにより指向性を制御してプラズマ分布を変化させることや、後述するように隣り合うアンテナモジュールにおいて90°ずつ位相をずらすようにして円偏波を得ることができる。ただし、このような放射特性の変調が不要な場合には位相器145は設ける必要はない。
可変ゲインアンプ146は、メインアンプ147へ入力するマイクロ波の電力レベルを調整し、個々のアンテナモジュールのばらつきを調整またはプラズマ強度調整のためのアンプである。可変ゲインアンプ146を各アンテナモジュール毎に変化させることによって、発生するプラズマに分布を生じさせることもできる。
ソリッドステートアンプを構成するメインアンプ147は、例えば、入力整合回路と、半導体増幅素子と、出力整合回路と、高Q共振回路とを有する構成とすることができる。
アイソレータ148は、マイクロ波導入部140で反射してメインアンプ147に向かう反射マイクロ波を分離するものであり、サーキュレータとダミーロード(同軸終端器)とを有している。サーキュレータは、アンテナ部180で反射したマイクロ波をダミーロードへ導き、ダミーロードはサーキュレータによって導かれた反射マイクロ波を熱に変換する。
マイクロ波導入部140は、図7に示すように、複数のマイクロ波導入機構141を有している。そして、各マイクロ波導入機構141は、それぞれ2つのアンプ部142からマイクロ波電力が供給され、これらが合成されて放射されるようになっている。
マイクロ波導入機構141は、上記構造の電力合成器によりマイクロ波電力を合成し、合成したマイクロ波を放射してチャンバ101内に導入するものであり、合成部160、チューナ170、アンテナ部180を有し、その構造は図8に示すようなものである。
すなわち、マイクロ波導入機構141は、内部に内導体153を有する筒状をなす本体容器151を有しており、この本体容器151は、その基端側の側面にマイクロ波電力を導入するための2つのマイクロ波電力導入ポート152を有している。また、マイクロ波導入機構141は、本体容器151の中間部に設けられたチューナ170と、本体容器151の先端側に設けられたアンテナ部180を有している。
マイクロ波電力導入ポート152には、アンプ部142から増幅されたマイクロ波を供給するための同軸線路154が接続されている。そして、同軸線路154の内導体155の先端には、本体容器151の内部に向けて水平に伸びる給電アンテナ156が接続されている。この給電アンテナ156はPCB基板157上にマイクロストリップラインとして形成されている。給電アンテナ156は、その上下を石英等の誘電体からなる誘電体部材158および159によって挟まれている。給電アンテナ156は、上記給電アンテナ6と同様の機能を有し、同様に構成されている。
本体容器151の内部空間のマイクロ波電力導入ポート152近傍部分は、2つのマイクロ波電力導入ポート152から導入された電磁波を空間合成する合成部160として機能する。そして、合成部160で空間合成されたマイクロ波が本体容器151内を先端側のアンテナ部180に向かって伝播する。
アンテナ部180は、マイクロ波放射アンテナとして機能する、平面状をなしスロット181aを有する平面スロットアンテナ181を有しており、前記内導体153がこの平面スロットアンテナ181に接続されている。アンテナ部180は、平面スロットアンテナ181の上面に設けられた遅波材182を有している。遅波材182は、真空よりも大きい誘電率を有しており、例えば、石英、セラミックス、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素系樹脂やポリイミド系樹脂により構成されており、真空中ではマイクロ波の波長が長くなることから、マイクロ波の波長を短くしてプラズマを調整する機能を有している。遅波材182は、その厚さによりマイクロ波の位相を調整することができ、平面スロットアンテナ181が定在波の「はら」になるようにその厚さを調整する。これにより、反射が最小で、平面スロットアンテナ181の放射エネルギーが最大となるようにすることができる。
また、平面スロットアンテナ181のさらに先端側には、真空シールのための誘電体部材、例えば石英やセラミックス等からなる天板183が配置されている。そして、メインアンプ147で増幅されたマイクロ波が内導体153と本体容器151の周壁の間を通って平面スロットアンテナ181のスロット181aから天板183を透過してチャンバ101内の空間に放射される。このときのスロット181aは、図9に示すように扇形のものが好ましく、図示している2個、または4個設けることが好ましい。これにより、マイクロ波をTEモードで効率的に伝達させることができる。
チューナ170は、本体容器151の合成部160とアンテナ部180との間の部分に、2つのスラグ171を有し、スラグチューナを構成している。スラグ171は誘電体からなる板状体として構成されており、内導体153と本体容器151の外壁との間に円環状に設けられている。そして、コントローラ173からの指令に基づいて駆動部172によりこれらスラグ171を上下動させることによりインピーダンスを調整するようになっている。コントローラ173は、終端が例えば50Ωになるようにインピーダンス調整を実行させる。2つのスラグのうち一方のみを動かすと、スミスチャートの原点を通る軌跡を描き、両方同時に動かすと位相のみが回転する。
本実施形態において、メインアンプ147と、チューナ170と、平面スロットアンテナ181とは近接配置している。そして、チューナ170と平面スロットアンテナ181とは1/2波長内に存在する集中定数回路を構成しており、かつこれらは共振器として機能する。
プラズマ処理装置200における各構成部は、マイクロプロセッサを備えた制御部190により制御されるようになっている。制御部190はプロセスレシピを記憶した記憶部や、入力手段およびディスプレイ等を備えており、選択されたレシピに従ってプラズマ処理装置を制御するようになっている。
次に、以上のように構成されるプラズマ処理装置200における動作について説明する。
まず、ウエハWをチャンバ101内に搬入し、サセプタ111上に載置する。そして、プラズマガス供給源127から配管128およびプラズマガス導入部材126を介してチャンバ101内にプラズマガス、例えばArガスを導入しつつ、マイクロ波プラズマ源102からマイクロ波をチャンバ101内に導入してプラズマを形成する。
次いで、処理ガス、例えばClガス等のエッチングガスが処理ガス供給源125から配管124およびシャワープレート120を介してチャンバ101内に吐出される。吐出された処理ガスは、シャワープレート120の空間部123を通過してきたプラズマにより励起されてプラズマ化し、このように形成された処理ガスのプラズマによりウエハWにプラズマ処理、例えばエッチング処理が施される。
この場合に、マイクロ波プラズマ源102では、マイクロ波出力部130のマイクロ波発振器132から発振されたマイクロ波はアンプ133で増幅された後、分配器134により複数に分配され、分配されたマイクロ波はマイクロ波供給部150を経てマイクロ波導入部140へ導かれる。
ここで、マイクロ波導入部140を構成する各マイクロ波導入機構141が十分な出力を得るために、マイクロ波供給部150の2つのアンプ部142から一つのマイクロ波導入機構141へマイクロ波電力を供給するようになっており、このため、マイクロ波導入機構141を電力合成器として機能させる。
この場合に、2つのアンプ部142から同軸線路を介して合成する従来の方法を採用すると、必ず同軸線路の交差点が生じ、その交差点で発熱の問題が生じるが、本実施形態では、マイクロ波導入機構141に上述した電力合成機構100の構成を適用し、2つのアンプ部142の同軸線路154を本体容器151に設けられた各マイクロ波導入ポート152において、給電アンテナ156に接続し、各給電アンテナ156からマイクロ波を放射してマイクロ波電力を空間合成するので、このような発熱の問題を生じることがない。また、マイクロ波電力導入ポート152において各同軸線路154に給電アンテナ156を接続するだけでよいので、極めて簡易に電力合成を行うことができる。
また、このように複数に分配されたマイクロ波を、ソリッドステートアンプを構成するメインアンプ147で個別に増幅し、平面スロットアンテナ181を用いて個別に放射した後にチャンバ101内で合成するので、大型のアイソレータや合成器が不要となる。
さらに、マイクロ波導入機構141は、アンテナ部180とチューナ170とが本体容器151内に設けられた構造となっているので、極めてコンパクトである。このため、マイクロ波プラズマ源102自体を著しくコンパクト化することができる。さらに、メインアンプ147、チューナ170および平面スロットアンテナ181が近接して設けられ、特にチューナ170と平面スロットアンテナ181とは集中定数回路を構成し、かつ共振器として機能することにより、インピーダンス不整合が存在する平面スロットアンテナ181取り付け部分においてチューナ170により高精度でチューニングすることができる。
さらにまた、このようにチューナ170と平面スロットアンテナ181とが近接し、集中定数回路を構成してかつ共振器として機能することにより、平面スロットアンテナ181に至るまでのインピーダンス不整合を高精度で解消することができ、実質的に不整合部分をプラズマ空間とすることができるので、チューナ170により高精度のプラズマ制御が可能となる。
さらにまた、位相器により、各アンテナモジュールの位相を変化させることにより、マイクロ波の指向性制御を行うことができ、プラズマ等の分布の調整を容易に行うことができる。
次に、本発明に係る電力合成器の最適化を図ったシミュレーション結果について説明する。
ここでは、有限要素法を用いた電磁波解析を用いてシミュレーションを行った。最適化にはSパラメータを用い、擬似ニュートン法により行った。具体的には、図10に示すように、2つの電力導入ポート(第1のポートおよび第2のポート)において、入力方向に進む電磁波の振幅をそれぞれa,a、出力方向に進む電磁波の振幅をそれぞれb,bとし、出力ポート(第3のポート)において、入力方向に進む電磁波の振幅をa、出力方向に進む電磁波の振幅をbとした場合、以下の(1)〜(3)式が成り立つ。
=S11+S12+S13 …(1)
=S21+S22+S23 …(2)
=S31+S32+S33 …(3)
そして、これらの式を行列を用いて表すと、以下の(4)式となる。
Figure 2009230915
このS11‥‥S33を要素とする行列が散乱行列であり、各要素がSパラメータである。ここで、Smnは、mが出力ポートの信号、nが入力ポートの信号を表すものであり、例えばS31は、第1のポートから信号を入力したときに第3のポートへ通過する信号、S32は、第2のポートから信号を入力したときに第3のポートへ通過する信号である。電力導入ポートである第1のポートおよび第2のポートから入力した電力を合成して出力ポートである第3のポートから最も効率良く出力するためには、以下の(5)式が成り立つ必要がある。
|S31+|S32=1.0 …(5)
ここで、|S31|=|S32|とすると、|S31|および|S32|の最大値は0.70となるから、シミュレーションにより|S31|が0.70に近くなる条件を求めた。なお、|S11+S12|および|S21+S22|は第3のポートから出力されない信号であるから、その値は小さい方がよい。
図11に示すNo.1〜4の4種類の給電アンテナを用いた時の、|S31|、|S11+S12|の値、および合成電力の伝達効率、さらには反射によるロスを表1に示す。No.1は、アンテナ本体から両側へ伸び、ストレート形状を有し、その両端に円形部材を設けた反射部を有し、アンテナ本体の先端が内導体に接触しているもの、No.2は、図2と同様、アンテナ本体から両側へ円弧状に伸びた反射部を有し、アンテナ本体の先端が内導体に接触しているもの、No.3は、アンテナ本体から片側へ円弧状に伸びた反射部を有し、アンテナ本体の先端が内導体に接触していないもの、No.4は、アンテナ本体から両側へ円弧状に伸びた反射部を有し、アンテナ本体の先端が内導体に接触していないものである。
Figure 2009230915
表1に示すように、アンテナ本体が内導体に接触しており、反射部がアンテナ本体の両側へ伸びているNo.1,2において良好な結果が得られていることがわかる。No.1,2の中ではNo.1のほうが良好な値を示しているが、給電アンテナの製造しやすさ等を考慮すると、No.2のほうががより優れている。
なお、このシミュレーションにおいては、他のパラメータについても最適化した。No.2の電力合成器の場合、図12に示すように、本体容器の内径Dを45mm、内導体の外径dを20mm、遅波板として機能する誘電体(石英)部材の厚さtを37mm(一方の誘電体部材の厚さt/2)、給電アンテナの径d1を2.55mm、給電アンテナの高さHを誘電体部材の厚さの1/2、反射部の位置(アンテナ本体基端部からの長さ)Lを32.5mm、反射部角度(長さ)θを56.2°とした。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく、本発明の思想の範囲内において種々変形可能である。例えば、上記実施形態では、電力導入ポートが2箇所の例を示したが、これに限るものではない。また、上記実施形態では、本発明の電力合成器をチャンバ内にマイクロ波プラズマを形成するためのマイクロ波プラズマ源に用いるマイクロ波導入機構に適用した場合を例にとって説明したが、これに限らず電磁波として供給された電力を空間で合成する必要がある用途全般に適用可能である。
本発明の一実施形態に係る電力合成器を示す垂直断面図。 本発明の一実施形態に係る電力合成器の電力導入ポートでの水平断面図。 本発明の一実施形態に係る電力合成器に用いた給電アンテナを示す平面図。 本発明の一実施形態に係る電力合成器に誘導磁界Hが生じた状態を示す模式図。 本発明の一実施形態に係る電力合成器に誘導電界Eおよび反射電界Rが生じた状態を示す模式図。 本発明に係る電力合成器を適用したマイクロ波導入機構が搭載されたプラズマ処理装置の概略構成を示す断面図。 図6に示されたマイクロ波プラズマ源の構成を示すブロック図。 図7のマイクロ波プラズマ源のマイクロ波導入機構の構造を示す断面図。 図8のマイクロ波導入機構に搭載された平面スロットアンテナを示す平面図。 シミュレーションモデルを示す模式図。 シミュレーションに用いたNo.1〜4の給電アンテナの構造を示す模式図。 シミュレーションに用いた各部の寸法を説明するための図。
符号の説明
1;本体容器
2;電力導入ポート
3;内導体
4;同軸線路
6;給電アンテナ
7;PCB基板
8,9;誘電体部材
10;合成部
11;出力ポート
21;第1の極
22;第2の極
23;アンテナ本体
24;反射部
100;電力合成器
101;チャンバ
102;マイクロ波プラズマ源
111;サセプタ
112;支持部材
116;排気装置
120;シャワープレート
121;ガス流路
122;ガス吐出孔
125;処理ガス供給源
126;プラズマガス導入部材
127;プラズマガス供給源
130;マイクロ波出力部
140;マイクロ波導入部
141;マイクロ波導入機構
150;マイクロ波供給部
151;本体容器
152;マイクロ波電力導入ポート
153;内導体
154;同軸線路
156;給電アンテナ
157;PCB基板
158,159;誘電体部材
160;合成部
170;チューナ
171;スラグ
180;アンテナ部
181;平面スロットアンテナ
182;遅波材
183;天板
190;制御部
200;プラズマ処理装置

Claims (25)

  1. 筒状をなす本体容器と、
    前記本体容器の側面に設けられた電力を電磁波として導入する複数の電力導入ポートと、
    前記複数の電力導入ポートにそれぞれ設けられ、供給された電磁波を前記本体容器内に放射する複数の給電アンテナと、
    前記複数の給電アンテナから前記本体容器内に放射された電磁波を空間合成する合成部と、
    前記合成部で合成された電磁波を出力する出力ポートと
    を具備し、
    前記給電アンテナは、前記電力導入ポートから電磁波が供給される第1の極および供給された電磁波を放射する第2の極を有するアンテナ本体と、前記アンテナ本体から側方へ突出するように設けられた、電磁波を反射させる反射部とを有し、前記アンテナ本体に入射された電磁波と前記反射部で反射された電磁波とで定在波を形成するように構成され、
    前記各給電アンテナから放射された定在波である電磁波が前記合成部で合成されることを特徴とする電力合成器。
  2. 前記本体容器内に本体容器と同軸状に設けられた筒状または柱状をなす内導体をさらに具備し、前記アンテナ本体の第2の極は前記内導体に接触していることを特徴とする請求項1に記載の電力合成器。
  3. 前記反射部は、前記アンテナ本体の両側へ突出するように設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電力合成器。
  4. 前記反射部は、前記アンテナ本体の第1の極から1/4波長の位置またはその位置を基準として−10%〜+100%の範囲内の位置に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力合成器。
  5. 前記反射部の長さが1/2波長またはその長さを基準として−10%〜+50%の範囲内の長さであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力合成器。
  6. 前記反射部は円弧状をなしていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力合成器。
  7. 前記給電アンテナは、プリント基板上に形成され、マイクロストリップラインを構成していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電力合成器。
  8. 前記給電アンテナを挟むように設けられた誘電体部材をさらに具備していることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の電力合成器。
  9. 前記誘電体部材は、その厚さが1/2波長の実効長さまたはその長さを基準として−20%〜+20%の範囲内の実効長さを有していることを特徴とする請求項8に記載の電力合成器。
  10. チャンバ内にマイクロ波プラズマを形成するためのマイクロ波プラズマ源に用いるマイクロ波導入機構であって、
    筒状をなす本体容器と、
    前記本体容器の側面に設けられたマイクロ波電力を電磁波であるマイクロ波として導入する複数のマイクロ波電力導入ポートと、
    前記複数のマイクロ波電力導入ポートにそれぞれ設けられ、供給されたマイクロ波を前記本体容器内に放射する複数の給電アンテナと、
    前記複数の給電アンテナから前記本体容器内に放射されたマイクロ波を空間合成する合成部と、
    前記合成部で合成されたマイクロ波を前記チャンバ内に放射するマイクロ波放射アンテナを有するアンテナ部と
    を具備し、
    前記給電アンテナは、前記マイクロ波電力導入ポートからマイクロ波が供給される第1の極およびマイクロ波を放射する第2の極を有するアンテナ本体と、前記アンテナ本体の側方へ突出するように設けられた、マイクロ波を反射させる反射部とを有し、
    前記アンテナ本体に入射されたマイクロ波と前記反射部で反射されたマイクロ波とで定在波を形成し、前記各給電アンテナから放射された定在波であるマイクロ波が前記合成部で合成されることを特徴とするマイクロ波導入機構。
  11. 前記本体容器内に本体容器と同軸状に設けられた筒状または柱状をなす内導体をさらに具備し、前記アンテナ本体の第2の極は前記内導体に接触していることを特徴とする請求項10に記載のマイクロ波導入機構。
  12. 前記反射部は、前記アンテナ本体の両側へ突出するように設けられていることを特徴とする請求項10または請求項11に記載のマイクロ波導入機構。
  13. 前記反射部は、前記アンテナ本体の第1の極から1/4波長の位置またはその位置を基準として−10%〜+100%の範囲内の位置に設けられていることを特徴とする請求項10から請求項12のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
  14. 前記反射部の長さが1/2波長またはその長さを基準として−10%〜+50%の範囲内の長さであることを特徴とする請求項10から請求項13のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
  15. 前記反射部は円弧状をなしていることを特徴とする請求項10から請求項14のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
  16. 前記給電アンテナは、プリント基板上に形成され、マイクロストリップラインを構成していることを特徴とする請求項10から請求項15のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
  17. 前記給電アンテナを挟むように設けられた誘電体部材をさらに具備していることを特徴とする請求項10から請求項16のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
  18. 前記誘電体部材は、その厚さが1/2波長の実効長さまたはその長さを基準として−20%〜+20%の範囲内の実効長さを有していることを特徴とする請求項17に記載のマイクロ波導入機構。
  19. 前記本体容器の前記合成部と前記マイクロ波放射アンテナとの間に設けられ、マイクロ波の伝送路におけるインピーダンス調整を行うチューナをさらに具備することを特徴とする請求項10から請求項18のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
  20. 前記マイクロ波放射アンテナは、平面状をなし、複数のスロットが形成されていることを特徴とする請求項10から請求項19のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
  21. 前記スロットは扇形を有することを特徴とする請求項20に記載のマイクロ波導入機構。
  22. 前記アンテナ部は、前記アンテナから放射されたマイクロ波を透過する誘電体からなる天板と、前記アンテナの天板とは反対側に設けられ、前記アンテナに到達するマイクロ波の波長を短くする誘電体からなる遅波材とを有することを特徴とする請求項20または請求項21に記載のマイクロ波導入機構。
  23. 前記遅波材の厚さを調整することにより、マイクロ波の位相が調整されることを特徴とする請求項22に記載のマイクロ波導入機構。
  24. 前記チューナと前記マイクロ波放射アンテナとは共振器として機能することを特徴とする請求項10から請求項23のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
  25. 前記チューナは、誘電体からなる2つのスラグを有するスラグチューナであることを特徴とする請求項10から請求項24のいずれか1項に記載のマイクロ波導入機構。
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