JP2004363247A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Hitoshi Tamura
仁 田村
Naoyuki Koto
直行 小藤
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Abstract

【課題】電界集中を防止してより均一なプラズマ分布を得ることのできるプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】処理ガスを導入する導入配管及び容器内を排気する排気管を備え、その内部にプラズマを生成するプラズマ処理容器109と、前記処理容器109内に試料110を載置して保持する基板電極111と、前記処理容器上面に配置した誘電体板107と、複数の円弧状のアンテナ素子106を前記誘電体板上の円周に沿って配置したアンテナ素子群と、高周波電力を複数に分割し、分割した高周波電力を前記複数のアンテナ素子106のそれぞれに円周上の同一方向端のみから供給する電力分割装置104を備えた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はプラズマ処理装置に係り、特に、大口径の試料に均一なプラズマ処理を施すことのできるプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプラズマ処理装置は、例えば、特許文献1に示すように、プラズマ処理室上部に円盤状のアンテナを備え、該アンテナから誘電体窓を介してプラズマ処理室に電磁波を供給する構造となっている。この従来技術では円盤状アンテナおよび該アンテナに設けたスロットアンテナにより処理室内の電磁界分布を調整することで均一性のよいプラズマ分布を実現することができる。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−260594号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来技術では、プラズマ生成用に導入した電磁波による電界集中がアンテナ中心部に発生し、プロセスの条件によってはプラズマの密度分布の均一性が悪化する場合が生じる。
【0005】
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、電界集中を防止してより均一なプラズマ分布を得ることのできるプラズマ処理装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するために次のような手段を採用した。
【0007】
処理ガスを導入する導入配管及び容器内を排気する排気管を備え、その内部にプラズマを生成するプラズマ処理容器と、前記処理容器内に試料を載置して保持する基板電極と、前記処理容器上面に配置した誘電体板と、複数の円弧状のアンテナ素子を前記誘電体板上の円周に沿って配置したアンテナ素子群と、高周波電力を複数に分割し、分割した高周波電力を前記複数のアンテナ素子のそれぞれに円周上の同一方向端のみから供給する電力分割装置を備えた。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態にかかるプラズマ処理装置を説明する図である。
【0009】
周波数450MHzの高周波電源101による電磁波は自動整合機102、同軸線路103を介して電力分割装置104に伝送される。電力分割装置104は入力された高周波を複数の出力ポートに分割して出力する。前記複数の出力ポートにはそれぞれ円弧状のアンテナ(円弧状のアンテナ素子)106を接続し、誘電体窓107を介して処理容器109内に高周波を所定の電磁界分布で放射することによりプラズマを発生させる。
【0010】
誘電体窓の処理室内側には処理室に処理ガスをシャワー状に供給するシャワー板108が設けられている。誘電体窓107とシャワー板108の間には微小な空隙が設けられ、この空隙を介して図示しないガス導入系よりエッチング処理に用いるガスを所定流量導入する。シャワー板108には微小なガス導入口が多数設けられており、処理容器109内にシャワー状に処理ガスを供給することができる。シャワー板108に形成した微小なガス導入口の配置を調整することでガス流れを制御することができる。このガス流れの制御により、エッチング処理特性の面内分布等を調整することができる。
【0011】
誘電体窓107、シャワー板108の材質としては石英、アルミナセラミックスなどのエッチング処理に悪影響を及ぼし難く、電磁波の損失の小さい誘電体を用いることが好ましい。本実施形態では石英を用いる。
【0012】
処理容器109には図示しない真空排気系が接続され、ガス導入系と共に処理容器内をエッチング処理に適した雰囲気、圧力に保持する。さらに処理容器内には被処理基板(試料)110を戴置するための基板電極111が設けられる。被処理基板110として直径300mmのウエハを用いた。基板電極111には整合機112を介してバイアス電源113が接続されており、被処理基板110にバイアス電位を与えることができる。このバイアス電位により、前記被処理基板にプラズマ中のイオンを引き込むことによりエッチング処理の高速化、高品質化を図ることができる。バイアス電源113としては発振周波数800kHz、400kHz、2MHz等のものを用いることができる。本実施例では周波数800kHzの電源を用いた。
【0013】
また、処理容器内に静磁界を加えるための静磁界発生装置114が設けられる。プラズマに静磁界を加えると電子などのプラズマ中の荷電粒子がローレンツ力により磁力線に巻き付くようなサイクロトロン運動を行うことが知られている。このため静磁界を用いることによりプラズマの拡散を抑制することができ、これによりプラズマ密度分布を制御することができる。
【0014】
プラズマ密度分布の制御により、被処理基板に施すエッチング処理の均一性等を制御することができる。また、前記電子のサイクロトロン運動の周波数と電磁波の周波数を一致させると電磁波の電力がプラズマに効率よく吸収される電子サイクロトロン共鳴を起こすことができる。周波数が450MHzの電磁波の場合、理論的に0.016テスラの静磁界で電子サイクロトロン共鳴が起きることが知られている。静磁界分布の調整により電磁波が強く吸収される電子サイクロトロン共鳴を起こす位置を制御し、これによりプラズマ発生領域を制御することができる。また、プラズマ密度分布の制御が可能となる。
【0015】
また、円弧状アンテナ106の上側には電磁波の損失の小さい誘電体板105を装荷している。本実施形態では誘電体板105としてアルミナセラミックスを用いた。
【0016】
図2は、円弧状アンテナ(アンテナ素子)106の配置例を説明する図である。外周側に8個、内周側に4個の計12個の円弧状アンテナ106を配置し、外周側アンテナ素子群106a、及び内周側アンテナ素子群106bを構成する。外周側アンテナ素子群106aはその中心が被処理基板110の直径と同じ直径300mmの円周上に配置している。内周側アンテナ素子群106bは直径140mmの円周上に円弧状アンテナを配置している。円弧状アンテナは導電率の高い金属、例えばアルミニウム等で形成する。円弧状アンテナの上側には図1に示すように誘電体板105が配置されており、円弧状アンテナは終端を開放したマイクロストリップ線路である。
【0017】
円弧状アンテナの給電点201と終端202の距離はマイクロストリップ線路に供給する電磁波の波長の約半分程度になるよう調整する。給電点から供給された電磁波はマイクロストリップ線路に沿って進行し、終端部に達するとここで反射され給電点側に戻る。入射波と反射波が干渉し、線路上で定在波が発生する。線路の長さが約半波長程度であるため給電点と終端の位相差は約180度となる。このため、図2に示すように複数の円弧状アンテナを円状配置すると隣り合った円弧状アンテナの給電点と終端部の間に電界203が発生する。すなわち、各円弧状アンテナを図2に示すように円状に配置すると全体として円周方向の電界が発生することになる。
【0018】
円周方向の電界は中心には存在し得ない。このため、発生する電界は内周側アンテナ素子群及び外周側アンテナ素子群を含む広幅の一重のリング状に分布することになる。
【0019】
なお、図の例では、円弧状のアンテナを内周側アンテナ素子群及び外周側アンテナ素子群からなる二重のリング状に配置したが、装置の簡素化を重視する場合は一重のリング状に配置してもよい。また、これらのアンテナに電磁波を供給した場合、アンテナの直下近傍に電界の強い領域ができる。このためプラズマはアンテナ直下近傍に発生する。なお、以上の例では、アンテナ(アンテナ素子)106は円弧状としたが直線状のアンテナとしてもほぼ同様の効果を得ることができる。
【0020】
図3は、円弧状アンテナ(アンテナ素子)106の他の配置例を説明する図である。図2の例とは異なり、内周側アンテナ素子群106bに属する円弧状アンテナの給電点と外周側アンテナ素子群に属する円弧状アンテナの給電点の位置が円周方向でそれぞれ逆方向となっている。このため、発生する電界の方向が内周側アンテナ素子群と外周側アンテナ素子群とで逆となり、両アンテナ素子群間に円状に円周方向の電界が存在しない個所が存在することになる。従って全体として二重のリング状の電界分布が得られる。このように電界を二重のリング状分布とすることで処理容器内に二重のプラズマ発生領域を生成することができる。
【0021】
図2、図3の例では、円弧状のアンテナ素子が内周側4個、外周側8個の計12個の場合について説明したが、円弧状アンテナ素子の数はこれに限定されるものではなく、他の組み合わせであっても良い。また、内周側と外周側の二重に配置する例を説明したが、一重であっても三重以上であっても良い。
【0022】
図4は、電力分割装置104の詳細を説明する図である。電力分割装置104は、前述したように各円弧アンテナに高周波(UHF)電力を所定の位相及び所定の分割比で供給する。装置の中央部に同軸線路103が接続されており、この同軸線路に高周波電源101からの電磁波が入力される。同軸線路103の内部導体を電力分割装置の円板401の中心に接続する。円板401には内周側出力ポート402及び外周側出力ポート403がそれぞれ接続されており、同軸線路103からの入力したUHF電力を各出力ポートに分割して出力する。電力分割装置104は入力された電磁波を各出力ポートに分割して出力する構造であれば任意の構造を用いることができる。
【0023】
次に、円弧状アンテナ(アンテナ素子)の長さについて説明する。まず、本実施形態においてプラズマ発生用に用いる高周波電源101(450MHz)の電磁波の真空中の波長は約670mmとなる。また、円弧状アンテナ106の上面には誘電体板105が配置されている。誘電体板105の材質としてアルミナセラミックスを用いる。真空中の波長に対する誘電体中の波長の比を屈折率と呼び、さらに屈折率は誘電体の比誘電率の平方根となる。
【0024】
アルミナセラミックスの比誘電率は約9.8であるため屈折率は約3.1である。従ってアルミナセラミックス中の波長は約210mmとなる。同様に誘電体窓107の材質である石英の比誘電率は約3.8、屈折率は約1.9である。従って石英中の波長は約340mmとなる。円弧状アンテナに沿って伝播する電磁波はアルミナセラミックスである誘電体板105中を伝播する電磁波と石英である誘電体窓107中を伝播する電磁波が混合することになるが、本実施形態の場合、電磁波の電力の多くは比誘電率の高いアルミナセラミックス中を伝播する。このため円弧状アンテナに沿って伝播する波の波長はアルミナセラミックス中の波長に近いものとなる。従って円弧状アンテナ106の長さはアルミナセラミックス中の波長の約半分程度(100mm程度)となる。その他波長に影響を与える要素として誘電体板105の直径、厚さ、アンテナ106の給電部の構造等があるが概略前述のように考えてよい。
【0025】
詳細な円弧アンテナの長さはシミュレーション、実験などを繰り返して、最終的に決定することになるが、本実施形態の場合、円弧アンテナの長さは70〜80mmが最適であった。これはマイクロストリップ線路の波長と考えられる約210mmに対し33%〜38%に相当する。
【0026】
また、本実施形態ではプラズマ発生用電源101の周波数は450MHzとしたが他の周波数を用いても良い。周波数を変えると波長も変わるため、これに応じて円弧状アンテナの長さや誘電体板105の材質等を変える必要がある。定性的には低い周波数を用いる場合、波長が長くなるため、これに応じて円弧状アンテナを長くすることが必要となる場合もある。または誘電体板105の材質を比誘電率の高い物質に変えて波長を短くする必要がある。あわせて円弧アンテナの個数を考慮する必要がある。本実施形態では図2に示すように内周側4個、外周側8個の円弧状アンテナを使用している。円弧状アンテナ近傍ではアンテナの開放端から給電点に至る電界が強くなり、アンテナ個数に応じた電界強度の不均一ができる。アンテナ個数が多ければ誘電体窓106やシャワー板108を透過する際に不均一が緩和され、比較的均一なプラズマが形成される。しかし、アンテナ個数が少ないとこの不均一が緩和しきれず、均一なプラズマ生成を妨げることになる。
【0027】
発明者らはシミュレーションや実験に基づき、均一なプラズマ生成のためには、円周上に4個以上のアンテナを配置する必要があると結論づけた。また、被処理基板110として、ULSI(Ultra Large Scale Integration) 製造に今後主流となる直径300mmのウエハを用いる場合においては、前述のように円弧状アンテナ近傍にプラズマが発生することになるため、円弧状アンテナを直径300mm程度かこれより小さい円周上に配置することが有利である。従って円弧状アンテナの最大長さは概略直径300mmの円周の1/4程度である230mm程度に抑える必要がある。この時、円弧状アンテナの長さを半波長とし、アンテナ周囲の誘電体としてアルミナセラミックス(比誘電率約9.8)を用いると、周波数に換算して約200MHzが周波数の最小値となる。
【0028】
一方、周波数を高くしすぎると、円弧状または線状のアンテナでの損失が無視できなくなるほか、波長が短くなるためアンテナ長さの管理が困難となる等の問題が生じる。これらの問題は、アンテナ長さで数十mm以下になる周波数で顕在化すると考えられる。例えば、アンテナ周囲の誘電体を空気(比誘電率1)とした場合、周波数5GHzで半波長が約30mmとなり、この程度の周波数が上限であると考える。
【0029】
図5は、本発明の他の実施形態を説明する図である。図において、502は給電用内部導体であり、内周側の円弧状アンテナ501と接続している。なお、給電用内部導体502及び内周側の円弧状アンテナ501は電力分割装置の円板503には接続していない。このため、内周側の円弧状アンテナ501と内部導体502は電気的に浮遊状態にある。なお、図において図1に示される部分と同一部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0030】
給電用内部導体502の垂直方向長さが短い場合、周囲のプラズマ発生用電磁界との相互作用が小さく内周側円弧アンテナ501から電磁波は放射されにくい。一方、給電用内部導体502の垂直方向長さが長い場合は周囲の電磁界との相互作用が大きくなり、内周側円弧アンテナ501から電磁波は放射されやすくなる。このように給電用内部導体502の長さによって内周側円弧アンテナ501から放射される割合を調整でき、発生するプラズマの分布を制御することができる。本実施形態では内周側円弧アンテナを電気的に浮遊状態にする例について説明したが、外周側円弧アンテナを浮遊状態すする場合であっても同様に制御することができる。
【0031】
図6は、本発明のさらに他の実施形態を説明するずである。前述したように、円弧状アンテナにより円周方向に電界を発生することができる。しかし、図2に示すように各円弧状アンテナの間に電界を発生するためにアンテナ素子の個数が少ない場合はアンテナ素子の個数に応じた電界のピークが発生し、均一なプラズマを発生し難い場合がある。これを防止するための対策を施したのが本実施形態である。図において、601は円周方向電界発生用の円弧状アンテナ、602は導電率の高い金属製のリング、603は誘電体板である。図に示すように円弧状アンテナの下部に誘電体板602を介して金属製リングを同心状に設ける。これにより前記アンテナ個数による電界のピークを緩和することができる。前記金属製リング602は一重、二重、三重以上であっても良い。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、電界集中を防止してより均一なプラズマ分布を得ることのできるプラズマ処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかるプラズマ処理装置を説明する図である。
【図2】円弧状アンテナの配置例を説明する図である。
【図3】円弧状アンテナの他の配置例を説明する図である。
【図4】電力分割装置104の詳細を説明する図である。
【図5】本発明の他の実施形態を説明する図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態を説明する図である。
【符号の説明】
101 高周波電源
102 自動整合機
103 同軸線路
104 電力分割装置
105 誘電体板
106、501,601 円弧状のアンテナ
106a 外周側アンテナ素子群
106b 内周側アンテナ素子群
107 誘電体窓
108 シャワー板
109 処理容器
110 被処理基板
111 基板電極
112 整合機
113 バイアス電源
114 静磁界発生装置
201 給電点
202 終端
203 電界
401,501 電力分割装置の円板
402 内周側出力ポート
403 外周側出力ポート
502 内部導体
602 リング
603 誘電体板

Claims (4)

  1. 処理ガスを導入する導入配管及び容器内を排気する排気管を備え、その内部にプラズマを生成するプラズマ処理容器と、
    前記処理容器内に試料を載置して保持する基板電極と、
    前記処理容器上面に配置した誘電体板と、
    複数の円弧状のアンテナ素子を前記誘電体板上の円周に沿って配置したアンテナ素子群と、
    高周波電力を複数に分割し、分割した高周波電力を前記複数のアンテナ素子のそれぞれに円周上の同一方向端のみから供給する電力分割装置を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 処理ガスを導入する導入配管及び容器内を排気する排気管を備え、その内部にプラズマを生成するプラズマ処理容器と、
    前記処理容器内に試料を載置して保持する基板電極と、
    前記処理容器上面に配置した誘電体板と、
    複数の円弧状のアンテナ素子を前記誘電体板上の径の異なる複数の円周に沿ってそれぞれ円状に配置したアンテナ素子群と、
    高周波電力を複数に分割し、分割した高周波電力を前記複数のアンテナ素子のそれぞれに円周上の一端のみから供給する電力分割装置を備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  3. 請求項2記載のプラズマ処理装置において、
    前記電力分割装置は、前記径の異なる複数の円周に沿って円状に配置したアンテナ素子のうち、第1の径の円周に沿って円状に配置したアンテナ素子にはそれぞれに円周上の第1の方向端のみから高周波電力を供給し、第1の径に隣接する第2の径の円周に沿って円状に配置したアンテナ素子にはそれぞれに円周上の前記第1の方向とは異なる第2の方向端のみから高周波電力を供給することを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1記載のプラズマ処理装置において、
    アンテナ素子の長さは前記高周波電力の波長の略33%以上38%未満、あるいはその整数倍であることを特徴とするプラズマ処理装置。
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