JP3732287B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロ波によりアンテナ表面からプラズマ発生用のエネルギを投入して、これによりプラズマを発生させるプラズマ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、半導体製品の高密度化及び高微細化に伴い半導体製品の製造工程において、成膜、エッチング、アッシング等の処理のためにプラズマ処理装置が使用される場合があり、特に、0.1〜数10mTorr程度の比較的圧力が低い高真空状態でも安定してプラズマを立てることができることからマイクロ波とリング状のコイルからの磁場とを組み合わせて高密度プラズマを発生させるマイクロ波プラズマ装置が使用される傾向にある。
【0003】
従来、この種のマイクロ波プラズマ装置としては、特開平3−17273号公報に示すような装置が知られている。この装置にあっては、磁場形成手段を有するプラズマ発生室にマイクロ波を導入する導波管を接続し、この導波管より導入したマイクロ波により電子サイクロトロン共鳴を生ぜしめて高密度のプラズマを生成するようになっている。
図9はこの種の従来のプラズマ処理装置の一例を示す概略構成図であり、処理容器2の天井部にマイクロ波導入窓4を設け、マイクロ波発生器6にて発生したマイクロ波を例えば矩形状の導波管8及び円錐状の導波管10を介してマイクロ波導入窓4まで導いて処理容器2内へ導入するようになっている。そして、処理容器2内へ導入されたマイクロ波は、処理容器2の上部外側に設けた磁石12により発生される水平方向の磁界とECR(Electron Cyclotron Resonance)を生じ、高密度のプラズマを発生することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した装置例にあっては、矩形導波管8内をTE10モードで振動してきたマイクロ波を円錐状の導波管10にてTE11モードに変換して処理容器内に導入していることから、例えば半導体ウエハ上のある断面を見ると、中心部の電界密度は高く、周辺部に行く程、電界密度が少しずつ低下している状態となっていることから、膜厚もこの密度に略比例して形成されるために、スパッタレートや成膜レートの面内均一が劣化するという問題が発生した。特に、ウエハサイズが8インチから12インチサイズへ大口径化する程、プラズマ密度の均一性を高めることが困難になり、上記した問題点の解決が強く望まれる。
【0005】
このような問題点を解決するために、例えば特開平2−170530号公報に示すように複数の独立したマイクロ波発生器を設け、これらからのマイクロ波を処理容器内に別々に導入することも提案されているが、この場合には、各マイクロ波発生器からのマイクロ波の位相が、相互に不揃い等の理由で、複数のマイクロ波発生器を設けた割りにはそれ程プラズマ密度及び膜厚の面内均一性を高めることはできないし、また、複数のマイクロ波発生器を有することから装置コストの大幅な上昇も余儀なくされてしまう、という不都合もあった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、処理容器内に電界強度の揃った略同心円状の電界を与えることにより、プラズマ処理の面内均一性を高めたプラズマ処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記問題点を解決するために、マイクロ波発生器にて発生したマイクロ波を同軸導波管を介して平面アンテナ部材に導き、これより被処理体をプラズマ処理する処理容器内にマイクロ波を導入するプラズマ処理装置において、前記平面アンテナ部材に、中心方向に延びるマイクロ波導入口を形成して同心円上に配置し、前記各マイクロ波導入口に、前記同軸導波管を中心として前記平面アンテナ部材の半径方向へ複数に分岐させて設けた分岐導波管を個別に接続し、前記処理容器内にTE01モードに類似した同心円状の電界を形成するように構成したものである。
【0007】
これにより、1つのマイクロ波発生器から発生したマイクロ波は、途中で分岐導波管により複数に分岐され、それぞれの対応するマイクロ波導入口に案内され、これより処理容器内に導入される。ここで、各マイクロ波導入口は平面アンテナ部材の中心方向に延びるように形成されて同心円上に配置されているので、処理容器内には略同心円状の電界が生じ、平面方向に略均一な電界分布を形成することが可能となる。
従って、面内方向のプラズマ密度も均一化させることができるので、プラズマ処理の面内均一性を高めることが可能となる。
ここで、マイクロ波導入口の位置を、平面アンテナ部材の半径方向に対して位置調整可能に設けておくことにより、プラズマ処理の種類に応じてプラズマ密度にある程度の分布を持たせることができ、多様なプラズマ処理に対応することが可能となる。
また、処理容器の外側に、ECR用の磁石を設けておくことにより、処理容器内で電子サイクロトロン共鳴を生ぜしめてプラズマ密度の向上を図ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るプラズマ処理装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係るプラズマ処理装置を示す構成図、図2は分岐導波管と平面アンテナ部材の接合状態を示す斜視図、図3は平面アンテナ部材を示す平面図である。
【0009】
本実施例においてはプラズマ処理装置をプラズマエッチング装置に適用した場合について説明する。図示するようにプラズマ処理装置としてのこのプラズマエッチング装置14は、例えば側壁や底部がアルミニウム等の導体により構成されて、全体が筒体状に成形されると共に上部が段部状に縮径された処理容器16を有しており、内部は密閉された処理空間Sとして構成されている。また、この処理空間Sの上方が、プラズマ生成空間S1として形成される。
【0010】
この処理容器16内には、上面に被処理体としての例えば半導体ウエハWを載置する載置台18が収容される。この載置台18は、例えばアルマイト処理したアルミニウム等により中央部が凸状に平坦になされた略円柱状に形成されており、この下部は同じくアルミニウム等により円柱状になされた支持台20により支持されると共にこの支持台20は処理容器16内の底部に絶縁材22を介して設置されている。
【0011】
上記載置台18の上面には、ここにウエハを吸着保持するための静電チャックやクランプ機構(図示せず)が設けられ、この載置台18は給電線24を介してマッチングボックス26及び例えば13.56MHzのバイアス用高周波電源28に接続されている。
載置台18を支持する支持台20には、プラズマ処理時のウエハを冷却するための冷却水等を流す冷却ジャケット30が設けられる。
上記処理容器16の側壁であって、処理空間Sを区画する部分には、容器内に例えばエッチングガスを導入するための例えば石英パイプ製の処理ガス供給ノズル32が設けられ、このノズル32はガス供給路34によりマスフローコントローラ36及び開閉弁38を介して処理ガス源40に接続されている。処理ガスとしてのエッチングガスは、CF3 、CHF3 、CF4 、C48 ガス等を単ガスとして或いはこれらと水素ガスとの混合ガスを用いることができる。また、プラズマ生成空間S1の部分に臨ませて、プラズマガスとしてアルゴン等の不活性ガスを供給するための同じく石英製のガスノズル42が設けられており、流量制御されたArガスをここに供給するようになっている。
【0012】
そして、処理容器16の段部の外側には、ECR用のリング状の磁石44が設けられており、プラズマ生成空間S1にECR発生用の磁界を印加するようになっている。
また、容器側壁の外周には、この内部に対してウエハを搬入・搬出する時に開閉するゲートバルブ46が設けられる。
また、容器底部には、図示されない真空ポンプに接続された排気口48が設けられており、必要に応じて処理容器16内を所定の圧力まで真空引きできるようになっている。
【0013】
一方、処理容器16の天井部には、この容器内にマイクロ波を導入するために、被処理体Wの直径と略同じ大きさの、或いはこれより僅かに大きい開口50が形成されており、このマイクロ波導入口50に、Oリング等のシール部材52を介して例えば石英製のマイクロ波透過窓54が気密に設けられている。
【0014】
そして、この透過窓54の上面側に、本発明の特徴とする円板状の平面アンテナ部材56が設置される。
このアンテナ部材56は、例えば銅やアルミニウム等の導電性材料よりなり、図2及び図3にも示すようにこのアンテナ部材56には、この半径方向に延びる複数の、図示例においては4つのスリット状の細長のマイクロ波導入口58が形成されている。これらの4つのマイクロ波導入口58は同心円上に配置されて、中心に対して点対称になされている。ここで、アンテナ部材56と透過窓54との間の距離は、好ましくはマイクロ波の管内波長程度の長さに設定する。
一方、上記マイクロ波導入口58に対してマイクロ波を供給するマイクロ波発生器60は例えば2.45GHzのマイクロ波を発生するものであり、これからは、当初は矩形導波管62を介してマイクロ波を伝送し、途中で変換器64により伝送形態を変換して、図1にも示すように内部に同軸線66を有する同軸導波管68により上記アンテナ部材56まで伝送される。
【0015】
この同軸導波管68は、途中で4つの分岐導波管68A〜68Dに分岐されており、各分岐導波管68A〜68Dの先端は、上記アンテナ部材56に設けた4つのマイクロ波導入口58を覆うように接続されている。また、同軸線66も4つに分岐されており、分岐された各同軸線66A〜66Dは対応する分岐導波管68A〜68D内を通って、アンテナ部材56に接続されることになる。このようにして、マイクロ波発生器60にて発生したマイクロ波は、矩形導波管62、同軸導波管68及び分岐導波管68A〜68Dを介して各スリット状のマイクロ波導入口58から処理容器16内側に導入されるようになっている。この導入時のマイクロ波の振動モードは、TE01モードに類似した略同心円状の電界を形成するようになっており、その中心部にも各マイクロ波導入口58とアンテナ部材56の中心点O1との間の距離L1を調整することにより、かなり強い電界を生ぜしめるようになっている。
【0016】
また、図2に示すように分岐導波管68の分岐点O2から各分岐導波管68A〜68Dを通って対応するマイクロ波導入口58に至る距離は、それぞれ同一となるように設定されており、各マイクロ波導入口58から導入されるマイクロ波の位相が精度良く同相となるように設定されている。ここで、半導体ウエハWの直径が12インチ(略30cm)の場合には、図3に示すように平面アンテナ部材56の直径が略20〜30cm程度、スリット状のマイクロ波導入口58の幅L2と長さL3はそれぞれ2〜10mm及び40〜80mm程度に設定される。また、分岐導波管の長さL4は、例えば100mm程度に設定されるが、これらの数値はいずれも単に一例を示したに過ぎず、マイクロ波の励振状態等に応じて種々変更されるのは勿論である。
【0017】
次に、以上のように構成された本実施例の動作について説明する。
まず、ゲートバルブ46を介して半導体ウエハWを搬送アームにより処理容器16内に収容し、リフタピン(図示せず)を上下動させることによりウエハWを載置台18の上面の載置面に載置する。
そして、処理容器16内を所定のプロセス圧力、例えば0.1〜数10mTorrの範囲内に維持して、処理ガス供給ノズル30から例えばCF4 等のエッチングガスを流量制御しつつ供給し、また、ガスノズル42からプラズマガスとしてArガスを供給する。尚、このArガスを供給しない場合もある。同時にマイクロ波発生器60からのマイクロ波を、矩形導波管62、同軸導波管68及び分岐導波管68A〜68Dを介してアンテナ部材56に供給してプラズマ生成空間S1及び処理空間Sに、電界を形成し、これによりプラズマを発生させ、エッチング処理を行う。
【0018】
ここで、マイクロ波発生器60にて発生した例えば2.45GHzのマイクロ波は、TE10モードで矩形導波管62内を伝搬されて変換器64にて同軸モードに変換される。そして、同軸導波管68内を伝搬されたマイクロ波は分岐点O2にて4つの分岐導波管68A〜68Dに分岐されてそれぞれを伝搬し、スリット状の各マイクロ波導入口58よりプラズマ生成空間S1側へ導入されることになり、磁石12により印加される磁界により電子サイクロトロン共鳴を生ずる。ここで、マイクロ波導入口58は、図4にも示すように円板状アンテナ部材56の半径方向へ細長スリット状に形成され、且つ、アンテナ部材58の中心点O1を中心とした同心円上に配置されているので、TE01モードに類似したモード励振してアンテナ部材58の周方向に揃った略同心円状の交播電界が発生することになる。そして、同軸導波管68の分岐点O2(図2参照)から各マイクロ波導入口58に至る距離は同一に設定されているので、各マイクロ波導入口58から導入されるマイクロ波の位相は揃って同相となっており、円周方向に亘って略均一な電界を発生させることが可能となる。
【0019】
この場合、電界強度が低下する傾向にあるアンテナ部材56の中心部は、中心点O1と各マイクロ波導入口58との間の距離L1(図3参照)を適切に設定することで、電界の落ち込みを防止することができる。
図5は半導体ウエハ上における電界の強度分布を示すグラフであり、図中曲線Aは従来装置の電界曲線を示し、曲線Bは本発明装置の電界曲線を示している。従来装置の曲線Aは、ウエハ中心部から周辺部に行くに従って電界強度が低下しており、特に、ウエハサイズの大きな12インチウエハの場合にはその中心部と周辺部とでプラズマ処理に大きな差が生じてしまう。これに対して、本発明の曲線Bの場合には、ウエハ中心部で電界強度の僅かな低下があるが、ウエハ周辺部においてもあまり電界強度が低下しておらず、従って、大きなサイズのウエハに対してもプラズマ処理を面内に亘って略均一に行なうことができることが判明する。
【0020】
このように、ウエハの面内方向に亘って略均一な、高い密度のプラズマを形成できることから、プラズマ処理、ここでは面内に亘って均一なエッチング処理を行なうことができる。また、プラズマのスパッタ成膜を行なう場合には、同様に面内に亘って均一な成膜を施すことが可能となる。
尚、上記実施例の場合には、平面アンテナ部材56に4つのスリット状のマイクロ波導入口を形成したが、略同心円状の電界を形成し得るのであるならば、上記数値に限定されず、例えば図6に示すように120度の等間隔で同心円上に3つのマイクロ波導入口58を設けるようにしてもよいし、或いは5個以上のマイクロ波導入口を等間隔で設けるようにしてもよい。
【0021】
また、上記実施例では各マイクロ波導入口58の取り付け位置は、固定的に設けたが、プロセスの種類によっては、プラズマ密度に僅かな分布を持たせたいような場合も生ずる。このような場合に対応できるように各マイクロ波導入口58の取り付け位置をアンテナ部材の半径方向に移動可能となるように構成してもよい。図7及び図8はこのような構成を示す部分拡大図である。
図7(A)は分岐導波管、例えば68Aが接続された平面アンテナ部材の部分拡大図を示し、この平面アンテナ部材56の分岐導波管68Aの取付部には、マイクロ波導入口よりもその長手方向にかなり大きくなされた長方形状の補助導入口70が形成されている。そして、図7(B)に示すように上記補助導入口70を十分に覆ってその長さ方向にある程度の長さを持たせるように構成した、例えば銅板製のスライド板72を用意し、このスライド板72にスリット状のマイクロ波導入口58を形成しておく。
そして、図8に示すようにこのスライド板72を上記補助導入口70の部分に重ね合わせて、矢印74に示すようにアンテナ部材56の半径方向へスライド可能に設ける。
【0022】
このようにマイクロ波導入口58の取り付け位置をアンテナ部材56の半径方向へ位置調整可能に設けることにより、図5中に示す曲線Bのウエハ中心部における電界の落ち込み量を制御して、プラズマ処理の種類に対応した所望のプラズマ分布状態を得ることができる。
尚、上記実施例においては、処理容器の外側にアンテナ部材を設けた場合を例にとって説明したが、これを石英等によりコーティングして処理容器内に設けるようにしてもよい。
また、ここではプラズマエッチング処理を例にとって説明したが、プラズマ成膜処理、プラズマスパッタ処理、プラズマアッシング処理等にも適用できるのは勿論である。
更には、被処理体として半導体ウエハに限定されず、LCD基板、ガラス基板等にも適用し得る。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のプラズマ処理装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
平板アンテナ部材に設けた複数のマイクロ波導入口より位相の揃ったマイクロ波を導入することにより略同心円状の電界を処理容器内に形成でき、大面積に亘ってプラズマ密度の均一化を図ることができる。
従って、プラズマ処理の面内均一性の向上を図ることができる。
また、マイクロ波導入口を半径方向へ位置調整可能に設けることにより、プラズマ処理の種類に対応させて所望のプラズマ密度の分布状態を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプラズマ処理装置を示す構成図である。
【図2】分岐導波管と平面アンテナ部材の接合状態を示す斜視図である。
【図3】平面アンテナ部材を示す平面図である。
【図4】平面アンテナ部材によって形成されるある瞬間の電界の状態を示す図である。
【図5】半導体ウエハの上方の電界の分布の状態を示すグラフである。
【図6】3つのマイクロ波導入口を設けた時の平面アンテナ部材を示す平面図である。
【図7】マイクロ波導入口を位置調整可能とするための構成を示す図である。
【図8】図7に示す部材を組み合わせた時の状態を示す図である。
【図9】従来のプラズマ処理装置の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
14 プラズマ処理装置
16 処理容器
18 載置台
44 ECR用の磁石
54 マイクロ波透過窓
56 平面アンテナ部材
58 マイクロ波導入口
60 マイクロ波発生器
62 矩形導波管
66、66A〜66D 同軸線
68 同軸導波管
68A〜68D 分岐導波管
70 補助導入口
72 スライド板
W 半導体ウエハ(被処理体)

Claims (4)

  1. マイクロ波発生器にて発生したマイクロ波を同軸導波管を介して平面アンテナ部材に導き、これより被処理体をプラズマ処理する処理容器内にマイクロ波を導入するプラズマ処理装置において、前記平面アンテナ部材に、中心方向に延びるマイクロ波導入口を形成して同心円上に配置し、前記各マイクロ波導入口に、前記同軸導波管を中心として前記平面アンテナ部材の半径方向へ複数に分させて設けた分岐導波管を個別に接続し、前記処理容器内にTE01モードに類似した同心円状の電界を形成するように構成したことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記マイクロ波導入口は、前記アンテナ部材の半径方向に位置調整可能に設けられていることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記分岐導波管の分岐点から前記各マイクロ波導入口に至るまでの長さは同一に設定されていることを特徴とする請求項1または2記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記処理容器の外側には、ECR用の磁石を設けていることを特徴とする請求項1乃至3記載のプラズマ処理装置。
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