JP2009230687A - セキュリティ装置及びセキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、居住者の外出中に来訪した来訪者のうち、特定の来訪者のみを外出先の居住者が知ることが可能なセキュリティ装置及びセキュリティシステムを提供する。
【解決手段】セキュリティ装置2において、記憶手段は、複数のピンコードと各々に対応する処理とを互いに対応づけて記憶し、受信手段は、室外機器1において入力されたピンコードを受信し、判別手段は、受信手段により受信されたピンコードが記憶手段に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、ピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別し、決定手段は、判別手段によりピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、ピンコードに対応する処理を記憶手段に基づいて決定し、通知手段は、決定手段により決定された処理が端末装置3への通知処理を含む場合に、端末装置3に来訪者の来訪を通知する。
【選択図】図2

Description

本発明は、セキュリティ装置及びセキュリティシステムに関する。
従来、家人の外出中に自宅に来訪した来訪者を、外出先の家人に通知するシステムが知られている。
例えば、特許文献1の音声・画像インターホンシステムは、宅外に設置された音声・画像転送インターホン端末と、宅内に設置された音声・画像インターホン本体とから成るシステムである。このシステムでは、来訪者が呼び出しスイッチを入れると、来訪者の静止画像が取得され、予め設定された電話番号とIDに基づいて、外出先の家人が持つ携帯電話に電話がかかる。そして、家人は、来訪者の静止画像を見ながら、その来訪者と通話することができる。
しかしながら、上記特許文献1のシステムでは、呼び出しスイッチが入る度に外出先の家人の携帯電話に通知されるため、悪戯や訪問販売、勧誘といった不要の来客にも対応しなければならなくなり、大変に煩わしく、通信にかかるコストや時間が無駄であるという問題があった。
そこで、特許文献2には、来訪した訪問者のうち、予約されている訪問者であることが確認されたときのみ、予約されている訪問者が来訪したことを示す情報が不在中の管理者の携帯端末に送信される訪問者認証システムが開示されている。
特許第3641960号 特開2007−122480号公報
ところが、上記特許文献2のシステムでは、訪問者の認証に指紋データや目の虹彩データ等の生体認証データを用いているため、コストが高騰するという問題や、生体認証データを予め登録しなければ訪問者を予約することができず不便であるという問題、更に、個人情報が流出してしまう危険性がある等、数々の問題がある。
本発明の課題は、簡易な構成で、居住者の外出中に来訪した来訪者のうち、特定の来訪者のみを外出先の居住者が知ることが可能なセキュリティ装置及びセキュリティシステムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、室外に設置された室外機器と端末装置とのそれぞれに通信回線を介して接続されるセキュリティ装置において、
複数のピンコードと各々に対応する処理とを互いに対応づけて記憶する記憶手段と、
前記室外機器において入力されたピンコードを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された前記ピンコードが前記記憶手段に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、前記ピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記ピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、前記ピンコードに対応する処理を前記記憶手段に基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された処理が前記端末装置への通知処理を含む場合に、前記端末装置に来訪者の来訪を通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のセキュリティ装置において、前記通知手段により来訪者の来訪が通知された前記端末装置からの解錠指示に基づいて施錠を解除する施錠制御手段を備え、
前記記憶手段は、前記複数のピンコードのうち、第1ピンコードに、前記通知手段による前記端末装置への通知処理のみを対応付けて記憶し、第2ピンコードに、前記通知手段による前記端末装置への通知処理及び前記施錠制御手段による施錠解除処理を対応付けて記憶することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、室外に設置された第1機器と、当該第1機器と第1の通信回線を介して接続される第2機器と、当該第2機器と第2の通信回線を介して接続される第3機器と、を備えるセキュリティシステムにおいて、
前記第1機器は、
ピンコードを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記ピンコードを第2機器に送信する第1送信手段と、
を備え、
前記第2機器は、
複数のピンコードと各々に対応する処理とを互いに対応づけて記憶する記憶手段と、
前記第1送信手段により送信された前記ピンコードを受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段により受信された前記ピンコードが前記記憶手段に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、前記ピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記ピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、前記ピンコードに対応した処理を前記記憶手段に基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された処理が前記第3機器への通知処理を含む場合に、前記第3機器に来訪者の来訪を通知する通知手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のセキュリティシステムにおいて、前記第1機器は、
来訪者を撮像して撮像画像データを取得する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された前記撮像画像データを前記第2機器に送信する第2送信手段と、
を備え、
前記第2機器は、
前記第2送信手段により送信された前記撮像画像データを受信する第2受信手段と、
前記決定手段により決定された処理が前記第3機器への撮像画像データの送信処理を含む場合に、前記第2受信手段により受信された前記撮像画像データを前記第3機器に送信する第3送信手段と、
を備え、
前記第3機器は、
前記第3送信手段により送信された前記撮像画像データを受信する第3受信手段と、
前記第3受信手段により受信された前記撮像画像データを出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のセキュリティシステムにおいて、前記第1機器は、音声を入力するとともに、前記第2機器から送信された音声を出力する第1通話手段を備え、
前記第3機器は、音声を入力するとともに、前記第2機器から送信された音声を出力する第2通話手段を備え、
前記第2機器は、前記決定手段により決定された処理が通話処理を含む場合に、前記第1機器における前記第1通話手段により入力された音声を前記第3機器に送信するとともに、前記第3機器における前記第2通話手段により入力された音声を前記第1機器に送信する第4送信手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3〜5の何れか一項に記載のセキュリティシステムにおいて、前記第3機器は、施錠の解除を指示するための指示入力手段を備え、
前記第2機器は、前記決定手段により決定された処理が施錠解除処理を含み且つ前記指示入力手段により施錠の解除が指示された場合に、施錠を解除する施錠制御手段を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項3〜6の何れか一項に記載のセキュリティシステムにおいて、前記記憶手段は、前記複数のピンコードの各々に、前記通知手段による前記第3機器への通知処理、前記第3送信手段による前記第3機器への撮像画像データの送信処理、前記第4送信手段による通話処理又は前記施錠制御手段による施錠解除処理のうちの一又は複数の処理を対応づけて記憶することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、室外に設置された第1機器と、当該第1機器と第1の通信回線を介して接続される第2機器と、当該第2機器と第2の通信回線を介して接続される第3機器と、を備えるセキュリティシステムにおいて、
前記第1機器は、
ピンコードを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された前記ピンコードを第2機器に送信する第1送信手段と、 来訪者を撮像して撮像画像データを取得する撮像手段と、
前記撮像手段により取得された前記撮像画像データを前記第2機器に送信する第2送信手段と、
音声を入力するとともに、前記第2機器から送信された音声を出力する第1通話手段と、
を備え、
前記第2機器は、
複数のピンコードと各々に対応する処理とを互いに対応づけて記憶する記憶手段と、
前記第1送信手段により送信された前記ピンコードを受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段により受信された前記ピンコードが前記記憶手段に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、前記ピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記ピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、前記ピンコードに対応した処理を前記記憶手段に基づいて決定する決定手段と、
前記決定手段により決定された処理が前記第3機器への通知処理を含む場合に、前記第3機器に来訪者の来訪を通知する通知手段と、
前記第2送信手段により送信された前記撮像画像データを受信する第2受信手段と、
前記決定手段により決定された処理が前記第3機器への撮像画像データの送信処理を含む場合に、前記第2受信手段により受信された前記撮像画像データを前記第3機器に送信する第3送信手段と、
前記決定手段により決定された処理が通話処理を含む場合に、前記第1機器における前記第1通話手段により入力された音声を前記第3機器に送信するとともに、前記第3機器における第2通話手段により入力された音声を前記第1機器に送信する第4送信手段と、
前記決定手段により決定された処理が施錠解除処理を含み且つ指示入力手段により施錠の解除が指示された場合に、施錠を解除する施錠制御手段と、
を備え、
前記第3機器は、
前記第3送信手段により送信された前記撮像画像データを受信する第3受信手段と、
前記第3受信手段により受信された前記撮像画像データを出力する出力手段と、
音声を入力するとともに、前記第2機器から送信された音声を出力する前記第2通話手段と、
施錠の解除を指示するための前記指示入力手段と、
を備え、
前記記憶手段は、前記複数のピンコードの各々に、前記通知手段による前記第3機器への通知処理、前記第3送信手段による前記第3機器への撮像画像データの送信処理、前記第4送信手段による通話処理又は前記施錠制御手段による施錠解除処理のうちの一又は複数の処理を対応づけて記憶することを特徴とする。
本発明によれば、室外に設置された室外機器と端末装置とのそれぞれに通信回線を介して接続されるセキュリティ装置において、記憶手段により、複数のピンコードと対応する処理とが互いに対応づけて記憶され、受信手段により、室外機器において入力されたピンコードが受信され、判別手段により、受信手段により受信されたピンコードが記憶手段に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、ピンコードが正規のピンコードであるか否かが判別され、決定手段により、判別手段によりピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、ピンコードに対応する処理が記憶手段に基づいて決定され、通知手段により、決定手段により決定された処理が端末装置への通知処理を含む場合に、端末装置に来訪者の来訪が通知される。
すなわち、室外機器において来訪者により入力されたピンコードが、正規のピンコードであり且つ記憶手段により記憶された当該ピンコードに対応する処理が端末装置への通知処理を含む場合にのみ、端末装置に来訪者の来訪が通知されることとなる。したがって、簡易な構成で、居住者の外出中に来訪した来訪者のうち、特定の来訪者のみを外出先の居住者が知ることが可能なセキュリティ装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
ここで、図1は、本実施形態のセキュリティシステムの全体構成を示す図である。図2は、本実施形態のセキュリティシステムの要部構成を示すブロック図である。図3は、セキュリティ装置に備わる記憶部を例示する図である。図4〜図6は、本実施形態のセキュリティシステムにおいて、室外機器、セキュリティ装置、端末機器の間で実行される処理を示すフローチャートである。
本実施形態のセキュリティシステムSは、図1に示すように、室外に設置された室外機器(第1機器)1と、この室外機器1と第1の通信回線C1を介して接続されるセキュリティ装置(第2機器)2と、このセキュリティ装置2と第2の通信回線C2を介して接続される端末装置(第3機器)3とを備えて構成される。
室外機器1は、例えば、室外の玄関ドア付近等に設置されたインタフォン装置であり、来訪者が居住者を訪問した際に使用する。
端末装置3は、例えば、居住者が外出先等で使用可能な携帯電話機、PC(Personal Computer)、一般の固定電話、IP(Internet Protocol)電話、Wi−Fiフォン等である。なお、端末装置3はこれに限られることなく、第2の通信回線C2を介してセキュリティ装置2と通信可能な電子機器であれば良い。
セキュリティ装置2は、室内等に設置され、室外機器1と端末装置3とにそれぞれ接続される。
室外機器1とセキュリティ装置2とを接続する第1の通信回線C1、及び、セキュリティ装置2と端末装置3とを接続する第2の通信回線C2としては、無線又は有線の何れの通信回線を用いても良く、室外機器1・セキュリティ装置2・端末装置3の種別や形態に応じた通信回線が採用される。例えば、端末装置3が携帯電話機である場合には、第2の通信回線C2には携帯電話網が含まれる。また、例えば、端末装置3がIP電話である場合には、第2の通信回線C2には、IPネットワーク、VoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ等が含まれる。
(室外機器の構成)
室外機器1は、例えば、図2に示すように、セキュリティ装置2との間で各種データの送受信を行う通信部(第1送信手段、第2送信手段)11、来訪者がピンコード等を入力する入力部(入力手段)12、来訪者を撮像する監視カメラ(撮像手段)13、来訪者が居住者と通話する際に使用する第1通話部(第1通話手段)14、制御部15等を備えて構成され、第1の通信回線C1を介してセキュリティ装置2と接続される。
通信部11は、第1の通信回線C1を介してセキュリティ装置2と接続される。具体的には、通信部11は、後述する第1送信プログラム154aの実行において、来訪者の入力したピンコードをセキュリティ装置2に送信し、後述する第2送信プログラム154cの実行において、来訪者を撮像した撮像画像データをセキュリティ装置2に送信する。また、来訪者と居住者との通話中に、第1通話部14に入力される来訪者の音声に基づく音声データをセキュリティ装置2に送信するとともに、セキュリティ装置2から送られる居住者の音声に基づく音声データを受信する。
入力部12は、例えば、図示しない呼出キー、数字キー、文字キー等を備えて構成される。居住者を訪ねてきた来訪者が、入力部12において呼出キーを押下すると、「ピンコードを入力してください」等の音声メッセージを後述する第1スピーカ142から出力して、ピンコードの入力を要求する。来訪者は、このメッセージにしたがってピンコードを入力する。来訪者により入力されたピンコードは、後述する第1送信プログラム154aの実行により、第1の通信回線C1を介してセキュリティ装置2に送信され、セキュリティ装置2において、室外機器1にて入力されたピンコードが正規のピンコードであるか否かが認証されることとなる。
ここで、来訪することが予定されている来訪者には、予めピンコードが付与されている。そして、セキュリティ装置2では、来訪者の入力したピンコードが、予め付与した正規のピンコードであるかの認証によって、来訪が予定されている来訪者か、或いは、来訪が予定されていない来訪者かを判別する。
また、来訪者に付与するピンコードには複数のピンコードがあり、各来訪者が来訪した際に必要な処理に応じて、個々の来訪者に最適なピンコードが付与されている。そして、来訪者の入力したピンコードが正規のピンコードである場合には、そのピンコードに対応する各種の処理(例えば、居住者が使用する端末装置3への通知、来訪者を撮像した撮像画像データの第3機器への送信、来訪者と居住者との通話、ドアの施錠等)を実行する。複数のピンコードと、各ピンコードに対応して実行される各種処理の詳細については後述する。
監視カメラ13は、光が被写体に当って反射した反射光を収束して被写体像を結像する撮像レンズ(図示省略)、撮像レンズにより結像された被写体像に基づいて被写体画像を形成する撮像素子(図示省略)等を備える。
撮像レンズは、撮像素子の受光面に画像を結像することができるように配置されており、凹レンズや凸レンズ単体、或いはこれらの組み合わせにより構成されている。
撮像素子は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等から構成され、制御部15の制御に従って撮像レンズの前方の撮像対象範囲を撮像する。より詳細には、撮像レンズから入力される結像画像を電気信号に変換し、A/D変換回路等でデジタル信号としての撮像画像データを生成して制御部15に出力する。
監視カメラ13は、後述する撮像プログラム154bの実行に際して、来訪者の少なくとも顔部分を撮像して撮像画像データを取得し、図示しない画像処理回路において、取得した撮像画像データに所定の補正処理を行った後に通信部11に出力する。なお、監視カメラ13において取得する撮像画像データは静止画又は動画の何れでも良い。また、夜間の撮影にも支障がないよう、撮像エリアに光を照射する照明装置(図示省略)を備えていても良い。
第1通話部14は、音声を入力する第1マイクロフォン141、セキュリティ装置2から送信された音声を出力する第1スピーカ142、増幅等の各種音声処理を行う音声処理回路(図示省略)等を備え、後述する第4送信プログラム224gの実行に際して、端末装置3を使用する居住者との間の通話を実現する。
第1マイクロフォン141は、来訪者の入力した音声を電気信号に変換する。第1マイクロフォン141により入力された来訪者の音声は、セキュリティ装置2を介して端末装置3に伝送される。
第1スピーカ142は、セキュリティ装置2を介して端末装置3から送信される電気信号を音声に変換して出力することにより、端末装置3側で応対する居住者の音声を出力する。
制御部15は、例えば、CPU(Central Processing Unit)151、CPU151のワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)152等の揮発性メモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)153、ROM(Read Only Memory)154等の不揮発性メモリ等を備えて構成される。
CPU151は、室外機器1の各部から入力される入力信号に応じて、ROM154に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、室外機器1の動作全般を統括制御する。
ROM154は、プログラム格納エリアを有しており、具体的には、第1送信プログラム154a、撮像プログラム154b、第2送信プログラム154c等を格納している。
第1送信プログラム154aは、例えば、CPU151に、入力部12により入力されたピンコードをセキュリティ装置2に送信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、入力部12において来訪者がピンコードを入力すると、CPU151は、来訪者により入力されたピンコードを第1の通信回線C1を介してセキュリティ装置2に送信する。
CPU151は、かかる第1送信プログラム154aを実行することにより、通信部11とともに第1送信手段として機能する。
撮像プログラム154bは、例えば、CPU151に、来訪者を撮像して撮像画像データを取得する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU151は、所定のタイミングで、監視カメラ13により来訪者を撮像して撮像画像データを取得する。監視カメラ13による撮像は、例えば、セキュリティ装置2により撮像が指示されたタイミングで実行される。ここで、セキュリティ装置2は、後述する決定プログラム224cの実行において、来訪者により入力されたピンコードに対応して決定された処理に「撮像画像データの送信処理」が含まれている場合に、室外機器1に対して来訪者の撮像を指示するように構成されている。
なお、撮像を行う所定のタイミングは、セキュリティ装置2から撮像の指示が入力された場合のみならず、入力部12において来訪者によりピンコードが入力された場合や、玄関ドア付近に設けられた人体検出用の検出センサ(図示省略)により人体が検出された場合、端末装置3側の居住者から撮像の指示が入力された場合であっても良い。また常時、玄関ドア付近の撮像を行うように構成されていても良い。
CPU151は、かかる撮像プログラム154bを実行することにより、監視カメラ13とともに撮像手段として機能する。
第2送信プログラム154cは、例えば、CPU151に、撮像プログラム154bの実行により取得された撮像画像データをセキュリティ装置2に送信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU151は、監視カメラ13により来訪者の撮像画像データが取得されると、取得された撮像画像データを第1の通信回線C1を解してセキュリティ装置2に送信する。
CPU151は、かかる第2送信プログラム154cを実行することにより、通信部11とともに第2送信手段として機能する。
(セキュリティ装置の構成)
セキュリティ装置2は、例えば、図2に示すように、室外機器1と端末装置3との間で各種データの送受信を行う通信部(第1受信手段、通知手段、第2受信手段、第3送信手段、第4送信手段)21、制御部22、玄関ドアの電子錠と接続され、施錠/開錠を行う施錠駆動部23等を備えて構成される。
通信部21は、室外機器1と第1の通信回線C1を介して接続され、端末装置3と第2の通信回線C2を介して接続される。具体的には、通信部21は、後述する第1受信プログラム224aの実行において室外機器1から送られてくるピンコードを受信し、後述する通知プログラム224dの実行において、来訪者の来訪を通知するための所定の情報を端末装置3に送信する。また、後述する第2受信プログラム224eの実行において、室外機器1から送られてくる来訪者を撮像した撮像画像データを受信し、第3送信プログラム224fの実行において、室外機器1から送られてきた撮像画像データを端末装置3に送信する。さらに、来訪者と居住者との通話中に、室外機器1から送られてくる来訪者の音声に基づく音声データを受信して端末装置3に転送するとともに、端末装置3から送られてくる居住者の音声に基づく音声データを受信して室外機器1に転送する。
制御部22は、例えば、CPU(Central Processing Unit)221、CPU221のワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)222等の揮発性メモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)等から成る記憶部(記憶手段)223、ROM(Read Only Memory)224等の不揮発性メモリ等を備えて構成される。
CPU221は、セキュリティ装置2の各部から入力される入力信号に応じて、ROM224に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、セキュリティ装置2の動作全般を統括制御する。
記憶部223は、複数のピンコードと、これらのピンコードの各々に対応する処理とを互いに対応づけて記憶する。各ピンコードに対応付けられる処理としては、端末装置3への通知処理、端末装置3への撮像画像データの送信処理、通話処理、施錠解除処理が有り、これらの処理の中から一又は複数の処理が対応付けられる。
図3は、本実施形態における記憶部223を例示する図である。
図3の記憶部223では、第1〜第4ピンコードの4つのピンコードが記憶されている。そして、第1ピンコード「wwww」には、「端末装置3への通知処理」が対応付けられており、第2ピンコード「xxxx」には、「端末装置3への通知処理」及び「施錠解除処理」が対応付けられている。また、第3ピンコード「yyyy」には、「端末装置3への通知処理」、「撮像画像データの送信処理」及び「通話処理」が対応付けられている。さらに、第4ピンコード「zzzz」には、「端末装置3への通知処理」、「施錠解除処理」、「撮像画像データの送信処理」及び「通話処理」が対応付けられている。
これらのピンコードは、その来訪者が来訪した際に必要な処理に応じて、個々の来訪者に最適なピンコードが付与される。例えば、来訪したことの通知があれば足りる来訪者には第1ピンコード「xxxx」を付与し、来訪したことの通知に加えて、画像による来訪者の確認と通話が必要な来訪者には第3ピンコード「yyyy」を付与する。また、例えば、鍵を持たずに外出する可能性のある子ども等の同居人に対して、帰宅したことの通知と施錠の解除があれば足りる場合には第2ピンコード「yyyy」を付与し、帰宅したことの通知と施錠の解除のみならず、画像による確認と通話が必要な場合には第4ピンコード「zzzz」を付与する。
ROM224は、プログラム格納エリアを有しており、具体的には、第1受信プログラム224a、判別プログラム224b、決定プログラム224c、通知プログラム224d、第2受信プログラム224e、第3送信プログラム224f、第4送信プログラム224g、施錠制御プログラム224h等を格納している。
第1受信プログラム224aは、例えば、CPU221に、第1送信プログラム154aの実行により送信されたピンコードを受信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU221は、室外機器1の入力部12において来訪者の入力したピンコードが送られてくると、通信部21において、このピンコードを受信する。
CPU221は、かかる第1受信プログラム224aを実行することにより、通信部21とともに第1受信手段として機能する。
判別プログラム224bは、例えば、CPU221に、第1受信プログラム224aの実行により受信されたピンコードが記憶部223に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、ピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU221は、室外機器1の入力部12において来訪者が入力したピンコードが、記憶部223に記憶されたピンコードであるか否かを判断する。そして、来訪者が入力したピンコードが記憶部223に記憶されたピンコードと一致する場合には、このピンコードが正規のピンコードであると判別する。一方、来訪者が入力したピンコードが記憶部223に記憶されたピンコードの何れとも一致しない場合には、このピンコードが正規のピンコードでないと判別する。
即ち、例えば、来訪者の入力したピンコードが「yyyy」である場合、このピンコードは、図3の記憶部223に記憶されているため、正規のピンコードであると判別される。一方、例えば、来訪者の入力したピンコードが「wxyz」である場合、このピンコードは、図3の記憶部223に記憶されていないため、正規のピンコードでないと判別される。
CPU221は、かかる判別プログラム224bを実行することにより、判別手段として機能する。
決定プログラム224cは、例えば、CPU221に、判別プログラム224bの実行によりピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、ピンコードに対応した処理を記憶部223に基づいて決定する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU221は、来訪者が入力したピンコードが正規のピンコードである場合、記憶部223を参照し、そのピンコードに対応する処理を決定する。
例えば、図3の記憶部223の例において、来訪者の入力したピンコードが「wwww」である場合、「端末装置3への通知処理」が来訪者の入力したピンコードに対応する処理として決定される。また、来訪者の入力したピンコードが「xxxx」である場合、「端末装置3への通知処理」及び「施錠解除処理」が来訪者の入力したピンコードに対応する処理として決定される。また、来訪者の入力したピンコードが「yyyy」である場合、「端末装置3への通知処理」、「撮像画像データの送信処理」、「通話処理」が来訪者の入力したピンコードに対応する処理として決定される。また、例えば、来訪者の入力したピンコードが「zzzz」である場合、「端末装置3への通知処理」、「施錠解除処理」、「撮像画像データの送信処理」、「通話処理」が来訪者の入力したピンコードに対応する処理として決定される。
CPU221は、かかる決定プログラム224cを実行することにより、決定手段として機能する。
通知プログラム224dは、例えば、CPU221に、決定プログラム224cの実行により決定された処理が端末装置3への通知処理を含む場合に、端末装置3に来訪者の来訪を通知する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU221は、ピンコードに対応する処理として決定された処理に「端末装置3への通知処理」が含まれる場合、来訪者の来訪を通知する所定の情報を第2の通信回線C2を介して端末装置3に送信することにより、来訪者が居住者を訪問してきた旨を外出先の居住者に通知する。つまり、端末装置3を使用する居住者には、少なくとも端末装置3への通知処理に対応づけられたピンコード(図3の記憶部では、「wwww」、「xxxx」、「yyyy」、「zzzz」)を付与された来訪者が来訪したときのみ、その来訪が通知される。
来訪者の来訪を通知する所定の情報は、例えば、電子メール等により、予め登録された端末装置3のアドレスに送信される。居住者は、この電子メールを閲覧することにより留守中に来訪があった旨を知ることができる。また、来訪者が来訪した旨の通知とともに、来訪者の来訪日時、入力されたピンコード、決定プログラム224cの実行において決定された処理(実行可能な処理)等の関連情報が併せて通知されるように構成されていても良い。
なお、来訪者の来訪を通知するための情報及びその送信方法は電子メールに限られず、例えば、端末装置3との間で予め規定された所定のコードを端末装置3に送信するように構成されていても良い。端末装置3では、当該コードの受信に基づいて、例えば、ディスプレイにおける「来訪有り」等の文字表示や、ブザー音等の出力、ランプの点滅等により、居住者に来訪者の来訪を通知する。
CPU221は、かかる通知プログラム224dを実行することにより、通信部21とともに通知手段として機能する。
第2受信プログラム224eは、例えば、CPU221に、第2送信プログラム154cの実行により送信された撮像画像データを受信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU221は、室外機器1から送信される来訪者を撮像した撮像画像データを通信部21において受信する。
CPU221は、かかる第2受信プログラム224eを実行することにより、通信部21とともに第2受信手段として機能する。
第3送信プログラム224fは、例えば、CPU221に、決定プログラム224cの実行により決定された処理が端末装置3への撮像画像データの送信処理を含む場合に、第2受信プログラム224eの実行により受信された撮像画像データを端末装置3に送信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU221は、ピンコードに対応する処理として決定された処理に「撮像画像データの送信処理」が含まれる場合、室外機器1から受信した撮像画像データを、通信部21により、端末装置3に対して送信する。つまり、端末装置3を使用する居住者には、少なくとも撮像画像データの送信処理に対応づけられたピンコード(図3の記憶部では、「yyyy」、「zzzz」)を付与された来訪者が来訪したときのみ、その来訪者の画像を見ることができる。
なお、この撮像画像データは、来訪者の来訪を通知する電子メール等の所定の情報とともに端末装置3に送信されるように構成されていても良く、また、来訪者の来訪を通知する電子メール等の所定の情報とは別に送信されるように構成されていても良い。
CPU221は、かかる第3送信プログラム224fを実行することにより、第3送信手段として機能する。
第4送信プログラム224gは、例えば、CPU221に、決定プログラム224cの実行により決定された処理が通話処理を含む場合に、室外機器1における第1通話部14により入力された音声を端末装置3に送信するとともに、端末装置3における第2通話部34により入力された音声を室外機器1に送信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU221は、ピンコードに対応する処理として決定された処理に「通話」が含まれる場合、室外機器1と端末装置3との間に通話路を形成する。そして、端末装置3側から伝送される居住者の音声の基づく音声データを通信部21において受信し、この音声データを室外機器1に転送する。また、室外機器1側から伝送される来訪者の音声に基づく音声データを通信部21において受信し、この音声データを端末装置3に転送する。これにより、端末機器3側の居住者と室外機器1側の来訪者との間で、通話が行われることとなる。つまり、端末装置3を使用する居住者は、少なくとも通話処理に対応づけられたピンコード(図3の記憶部では、「yyyy」、「zzzz」)を付与された来訪者が来訪したときのみ、その来訪者と通話することができる。
CPU221は、かかる第4送信プログラム224gを実行することにより、第4送信手段として機能する。
施錠制御プログラム224hは、例えば、CPU221に、決定プログラム224cの実行により決定された処理が施錠解除処理を含み、且つ、後述する入力部32(指示入力手段)により施錠の開錠が指示された場合に、施錠を開錠する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、ピンコードに対応する処理として決定された処理に「施錠解除処理」が含まれ、さらに、居住者が端末装置3の入力部32において施錠の解除を指示する操作を行った場合に、施錠駆動部23を制御して玄関ドアに設けられた電子錠の施錠を解除し、施錠の解除から所定時間経過後に、再び施錠を行う。つまり、端末装置3を使用する居住者は、少なくとも施錠解除処理に対応づけられたピンコード(図3の記憶部では、「xxxx」、「zzzz」)を付与された来訪者が来訪したときのみ、玄関ドアの電子錠の施錠を解除することができる。
CPU221は、かかる施錠制御プログラム224hを実行することにより、施錠駆動部23とともに施錠制御手段として機能する。
(端末装置の構成)
端末装置3は、例えば、図2に示すように、セキュリティ装置2との間で各種データの送受信を行う通信部(第3受信手段)31、居住者が施錠を解除する旨の指示等を入力する入力部(指示入力手段)32、撮像画像データ等の表示を行う出力部(出力手段)33、居住者が来訪者と通話する際に使用する第2通話部34、制御部35等を備えて構成される。
通信部31は、セキュリティ装置2と第2の通信回線C2を介して接続される。具体的には、通信部31は、前述した通知プログラム224dの実行においてセキュリティ装置2から送信されてくる来訪者の来訪を通知する電子メール等の所定の情報を受信する。また、後述する第3受信プログラム354aの実行において、セキュリティ装置2から転送されてくる来訪者を撮像した撮像画像データを受信する。さらに、来訪者と居住者との通話中に、セキュリティ装置2から転送されてくる来訪者の音声に基づく音声データを受信するとともに、第2通話部34に入力される居住者の音声に基づく音声データをセキュリティ装置2に送信する。
入力部32は、例えば、施錠の解除を指示するための施錠解除キー(図示省略)等を備えて構成され、この施錠解除キーの操作に基づいて、施錠の解除を指示する所定の情報がセキュリティ装置2に送信されるようになっている。
出力部33は、例えば、ディスプレイ等を備えて構成され、来訪者の来訪を居住者に通知するための文字表示や、セキュリティ装置2を介して室外機器1から送信された撮像画像データの表示等に用いられる。
第2通話部34は、音声を入力する第2マイクロフォン341、セキュリティ装置2から送信された音声を出力する第2スピーカ342、増幅等の各種音声処理を行う音声処理回路(図示省略)等を備え、後述する第4送信プログラム224gの実行に際して、室外機器1を使用する来訪者との間の通話を実現する。
第2マイクロフォン341は、居住者の入力した音声を電気信号に変換する。第2マイクロフォン341により入力された居住者の音声は、セキュリティ装置2を介して室外機器1に伝送される。
第2スピーカ342は、セキュリティ装置2を介して室外機器1から送信される電気信号を音声に変換して出力することにより、室外機器1側の来訪者が入力する音声を出力する。
制御部35は、例えば、CPU(Central Processing Unit)351、CPU351のワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)352等の揮発性メモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)353、ROM(Read Only Memory)354等の不揮発性メモリ等を備えて構成される。
CPU351は、端末装置3の各部から入力される入力信号に応じて、ROM354に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、端末装置3の動作全般を統括制御する。
ROM354は、プログラム格納エリアを有しており、具体的には、第3受信プログラム354a、出力プログラム354b等を格納している。
第3受信プログラム354aは、例えば、CPU351に、第3送信プログラム224fの実行により送信された撮像画像データを受信する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU351は、室外機器1において取得され、セキュリティ装置2から送信される来訪者を撮像した撮像画像データを、通信部31において受信する。
CPU351は、かかる第3受信プログラム354aを実行することにより、通信部31とともに第3受信手段として機能する。
出力プログラム354bは、例えば、CPU351に、第3受信プログラム354aの実行により受信された撮像画像データを出力する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU351は、セキュリティ装置2から受信した撮像画像データを出力部33のディスプレイに表示させる。これにより、外出先の居住者が、自宅に訪問してきた来訪者を画像で確認することができる。
CPU351は、かかる出力プログラム354bを実行することにより、出力部33とともに出力手段として機能する。
次に、図4〜図6のフローチャートを参照しながら、本実施形態のセキュリティシステムSの室外機器1、セキュリティ装置2、端末装置3の間で実行される処理の流れについて説明する。
なお、以下に説明するステップS6〜S8の端末装置3への通知処理、ステップS9〜S15の端末装置3への撮像画像データの送信処理、ステップS16〜S22の端末装置3と室外機器1との間の通話処理、ステップS23〜S25の施錠解除処理は、以下に示す順番で実行されなくとも良く、異なる順番で実行されても良い。また、これら複数の処理が任意の順番で交互に実行されても良い。
まず、図4のステップS1において、来訪者は、入力部12においてピンコードを入力する。ステップS2において、室外機器1のCPU151は、ステップS1において入力されたピンコードを第1の通信回線C1を介してセキュリティ装置2に送信する。
セキュリティ装置2のCPU221は、ステップS3において、室外機器1から送信されたピンコードを受信すると、ステップS4において、受信したピンコードが記憶部223に記憶されているピンコードであるか否かに基づいて、来訪者により入力されたピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別する。そして、受信したピンコードが記憶部223に記憶されておらず、正規のピンコードでないと判別した場合には(ステップS4;No)、本処理を終了する。一方、受信したピンコードが記憶部223に記憶されており、正規のピンコードであると判別した場合には(ステップS4;Yes)、ステップS5において、記憶部223に基づいて、来訪者により入力されたピンコードに対応する処理を決定する。
ステップS6において、セキュリティ装置2のCPU221は、ステップS5において決定されたピンコードに対応する処理に「端末装置3への通知」が含まれているか否かを判断する。CPU221は、ピンコードに対応する処理に「端末装置3への通知」が含まれていない場合には(ステップS6;No)、ステップS9に進む。一方、ピンコードに対応する処理に「端末装置3への通知」が含まれている場合には(ステップS6;Yes)、ステップS7において、来訪者の来訪を通知する電子メール等の所定の情報を第2の通信回線C2を介して端末装置3に送信する。
端末装置3のCPU351は、ステップ8において、来訪者の来訪を通知する所定の情報をセキュリティ装置2から受信すると、当該所定の情報に基づいて、居住者に来訪者の来訪を通知する。
次に、セキュリティ装置2のCPU221は、図5のステップS9において、ステップS5において決定されたピンコードに対応する処理に「撮像画像データの送信」が含まれているか否かを判断する。CPU221は、ピンコードに対応する処理に「撮像画像データの送信」が含まれていない場合には(ステップS9;No)、ステップS16に進む。一方、ピンコードに対応する処理に「撮像画像データの送信」が含まれている場合には(ステップS9;Yes)、ステップS10において、監視カメラ13を備える室外機器1に対して撮像画像データの送信を要求する。
室外機器1のCPU151は、セキュリティ装置2からの撮像画像データの要求に基づいて、ステップS11において、監視カメラ13により来訪者の少なくとも顔部分を撮像して撮像画像データを取得し、ステップS12において、取得した撮像画像データを第1の通信回線C1を介してセキュリティ装置2に送信する。
セキュリティ装置2のCPU221は、ステップS13において、室外機器1から送信されてきた撮像画像データを受信すると、この撮像画像データを端末装置3に転送する。
端末装置3のCPU351は、ステップS14において、セキュリティ装置2から送信されてきた撮像画像データを受信すると、ステップS15において、出力部33のディスプレイ等に受信した撮像画像データに基づく画像を表示させる。
次に、セキュリティ装置2のCPU224は、ステップS16において、ステップS5において決定されたピンコードに対応する処理に「通話」が含まれているか否かを判断する。CPU224は、ピンコードに対応する処理に「通話」が含まれていない場合には(ステップS16;No)、ステップS23に進む。一方、ピンコードに対応する処理に「通話」が含まれている場合には(ステップS16;Yes)、端末装置3と室外機器1との間の通話路を確立して、端末装置3と室外機器1との間で音声データの送受信を行う。具体的には、ステップS17において、室外機器1のCPU151が、第2マイクロフォン341に入力された居住者の音声に基づく音声を第2の通信回線C2を介してセキュリティ装置2に送信すると、ステップS18において、セキュリティ装置2のCPU241は、端末装置3から送信される音声データを第1の通信回線C1を介して室外機器1に送信する。そして、ステップS19において、室外機器1のCPU151は、セキュリティ装置2から送信される音声データに基づく音声を第1スピーカ142から出力する。また、図6のステップS20において、室外機器1のCPU151が、第1マイクロフォン141に入力された居住者の音声に基づく音声データを第1の通信回線C1を介してセキュリティ装置2に送信すると、ステップS21において、セキュリティ装置2のCPU241は、室外機器1から送信される音声データを第2の通信回線C2を介して端末装置3に送信する。そして、ステップS22において、端末装置3のCPU351は、セキュリティ装置2から送信される音声データに基づく音声を第2スピーカ342から出力する。なお、ステップS17〜ステップS22は必要に応じて繰り返される。
次に、セキュリティ装置2のCPU241は、ステップS23において、ステップS5において決定されたピンコードに対応する処理に「施錠解除処理」が含まれているか否かを判断する。CPU241は、ピンコードに対応する処理に「施錠解除処理」が含まれていない場合には(ステップS23;No)、本処理を終了する。一方、ピンコードに対応する処理に「施錠解除処理」が含まれている場合(ステップS23;Yes)、ステップS24における端末装置3の入力部32での施錠解除を指示する旨の操作(施錠解除キーの操作等)に応じて、ステップS25において、端末装置3から施錠解除の指示が入力されたか否かを判断し、施錠解除の指示が入力されたと判断すると(ステップS25;Yes)、ステップS26に進む。
ステップS26において、セキュリティ装置2のCPU241は、施錠駆動部23を制御して電子鍵の施錠を解除し、所定時間経過後に再び施錠を行って本処理を終了する。
以上説明した本実施形態におけるセキュリティシステムSによれば、室外機器(第1機器)1において、入力部(入力手段)12によりピンコードが入力され、第1送信プログラム(第1送信手段)154aにより、入力部(入力手段)12により入力されたピンコードがセキュリティ装置(第2機器)2に送信される。また、セキュリティ装置(第2機器)2において、記憶部(記憶手段)223により複数のピンコードと各々に対応する処理とが互いに対応づけられて記憶され、第1受信プログラム(第1受信手段)224aにより、第1送信プログラム(第1送信手段)154aにより送信されたピンコードが受信される。また、判別プログラム(判別手段)224bにより、第1受信プログラム(第1受信手段)224aにより受信されたピンコードが記憶部(記憶手段)223に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、ピンコードが正規のピンコードであるか否かが判別され、判別プログラム(判別手段)224bによりピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、決定プログラム(決定手段)224cにより、ピンコードに対応した処理が記憶部(記憶手段)223に基づいて決定される。さらに、決定プログラム(決定手段)224cにより決定された処理が端末装置(第3機器)3への通知処理を含む場合に、通知プログラム(通知手段)224dにより、端末装置(第3機器)3に来訪者の来訪が通知される。
すなわち、室外機器1において来訪者により入力されたピンコードが、正規のピンコードであり且つ記憶部223により記憶された当該ピンコードに対応する処理が端末装置3への通知処理を含む場合にのみ、端末装置3に来訪者の来訪が通知されることとなる。したがって、簡易な構成で、居住者の外出中に来訪した来訪者のうち、来訪したことの通知が必要な特定の来訪者のみを外出先の居住者が知ることが可能なセキュリティシステムを提供することができる。
つまり、端末装置3を使用する居住者は、少なくとも通知処理を含む処理に対応づけられたピンコードを付与された来訪者が来訪したときのみ、その来訪を知ることができるため、事前に、少なくとも通知処理を含む処理に対応づけられたピンコードを、来訪したことの通知が必要な特定の来訪者のみに付与すれば、その来訪者の来訪だけを確実に知ることができる。一方で、対応する必要の無い来訪者に対して不要な対応を行わずに済むこととなり、悪戯や訪問販売、勧誘等に煩わされることが無くなる。
また、室外機器(第1機器)1において、撮像プログラム(撮像手段)154bにより、来訪者が撮像されて撮像画像データが取得され、第2送信プログラム(第2送信手段)154cにより、撮像プログラム(撮像手段)154bにより取得された撮像画像データがセキュリティ装置(第2機器)2に送信される。また、セキュリティ装置(第2機器)2において、第2受信プログラム(第2受信手段)224eにより、第2送信プログラム(第2送信手段)154cにより送信された撮像画像データが受信され、第3送信プログラム(第3送信手段)224fにより、決定プログラム(決定手段)224cにより決定された処理が端末装置(第3機器)3への撮像画像データの送信処理を含む場合に、第2受信プログラム(第2受信手段)224eにより受信された撮像画像データが端末装置3(第3機器)に送信される。さらに、端末装置(第3機器)3において、第3受信プログラム(第3受信手段)354aにより、第3送信プログラム(第3送信手段)224fにより送信された撮像画像データが受信され、出力プログラム(出力手段)354bにより、第3受信プログラム(第3受信手段)354aにより受信された撮像画像データが出力される。
すなわち、室外機器1において来訪者により入力されたピンコードに対応する処理が端末装置3への撮像画像データの送信処理を含む場合にのみ、端末装置3に来訪者を撮像した撮像画像データが送信されることとなる。したがって、外出先の居住者は、外出中に自宅に来訪した来訪者のうち、撮像画像データによる確認が必要な特定の来訪者の撮像画像データのみを閲覧することが可能となる。
つまり、端末装置3を使用する居住者は、少なくとも撮像画像データの送信処理を含む処理に対応づけられたピンコードを付与された来訪者が来訪したときのみ、その来訪者を撮像した撮像画像データを閲覧することができるため、事前に、少なくとも撮像画像データの送信処理を含む処理に対応づけられたピンコードを、撮像画像データによる確認が必要な特定の来訪者のみに付与すれば、その来訪者の来訪時に、その来訪者を撮像した撮像画像データを閲覧することができる。一方で、画像を閲覧する必要の無い来訪者の撮像画像データを閲覧せずに済むこととなる。
また、室外機器(第1機器)1において、音声を入力するとともに、セキュリティ装置(第2機器)2から送信された音声を出力する第1通話部(第1通話手段)14が備わり、端末装置(第3機器)3において、音声を入力するとともに、セキュリティ装置(第2機器)2から送信された音声を出力する第2通話部(第2通話手段)34が備わる。そして、セキュリティ装置(第2機器)2において、第4送信プログラム(第4送信手段)224gにより、決定プログラム(決定手段)224cにより決定された処理が通話処理を含む場合に、室外機器(第1機器)1における第1通話部(第1通話手段)14により入力された音声が端末装置(第3機器)3に送信されるとともに、端末装置(第3機器)3における第2通話部(第2通話手段)34により入力された音声が室外機器(第1機器)1に送信される。
すなわち、室外機器1において来訪者により入力されたピンコードに対応する処理が通話処理を含む場合にのみ、端末装置3側の居住者と室外機器1側の来訪者との間で通話が行われることとなる。したがって、外出先の居住者は、外出中に自宅に来訪した来訪者のうち、通話が必要な特定の来訪者のみと通話することが可能となる。
つまり、端末装置3を使用する居住者は、少なくとも通話処理を含む処理に対応づけられたピンコードを付与された来訪者が来訪したときのみ、その来訪者と通話することができるため、事前に、少なくとも通話処理を含む処理に対応づけられたピンコードを、音声での応対が必要な特定の来訪者のみに付与すれば、その来訪者の来訪時に、その来訪者と通話することができる。一方で、通話する必要の無い来訪者に対して音声で応対せずに済むこととなる。
また、端末装置(第3機器)3において、施錠の解除を指示するための入力部(指示入力手段)32が備わり、セキュリティ装置(第2機器)2において、決定プログラム(決定手段)224cにより決定された処理が施錠解除処理を含み且つ入力部(指示入力手段)32により施錠の解除が指示された場合に、施錠制御プログラム(施錠制御手段)224hにより、施錠が解除される。
すなわち、室外機器1において来訪者により入力されたピンコードに対応する処理が施錠解除処理を含む場合にのみ、施錠の解除が可能となる。したがって、外出先の居住者は、外出中に自宅に来訪した来訪者のうち、施錠の解除が必要な特定の来訪者が来訪した時のみ、遠隔操作で施錠を解除することが可能となる。
つまり、端末装置3を使用する居住者は、少なくとも施錠解除処理を含む処理に対応づけられたピンコードを付与された来訪者が来訪したときのみ、施錠の解除を指示して、施錠を解除することができるため、事前に、少なくとも施錠解除処理を含む処理に対応づけられたピンコードを、施錠の解除が必要な特定の来訪者のみに付与すれば、その来訪者の来訪時に居住者が外出中であっても、その来訪者を入室させることができ、利便性が向上することとなる。例えば、子ども等の同居者が鍵を持たずに外出してしまった場合であっても、その同居者を入室させることができる。また、施錠の解除が不要な来訪者を入室させてしまう危険性がなくなるため、セキュリティ性を高めることができる。さらに、同居人は鍵を持たずに外出することができるため、外出先での鍵の紛失を防止して、セキュリティ性を高めることができる。
さらに、記憶部(記憶手段)223により、複数のピンコードの各々に、通知プログラム(通知手段)224dによる端末装置(第3機器)3への通知処理、第3送信プログラム(第3送信手段)224fによる端末装置(第3機器)3への撮像画像データの送信処理、第4送信プログラム(第4送信手段)224gによる通話処理又は施錠制御プログラム(施錠制御手段)224hによる施錠解除処理のうちの一又は複数の処理が対応づけられて記憶される。
すなわち、来訪することが予定されている来訪者の各々に対して、事前に、複数のピンコードの中から、その来訪者に対して必要な処理が対応づけられたピンコードを付与することにより、各来訪者の来訪時に、必要且つ十分な処理だけを行うことができる。したがって、本セキュリティシステムにおいて、利便性及びセキュリティ性の両方を共に向上させることができる。
なお、本発明の範囲は上記実施の形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、通信回線にIP−PBXを用いて本セキュリティシステムを構築しても良い。これにより、プレゼンスやガイダンス、留守録といったIP−PBXの機能を活用することができ、既存の構成を利用して安価にシステムを構成することが可能となる。
図1は、本実施形態のセキュリティシステムの全体構成を示す図である。 本実施形態のセキュリティシステムの要部構成を示すブロック図である。 セキュリティ装置に備わる記憶部を例示する図である。 本実施形態のセキュリティシステムにおいて、室外機器、セキュリティ装置、端末機器の間で実行される処理を示すフローチャートである。 本実施形態のセキュリティシステムにおいて、室外機器、セキュリティ装置、端末機器の間で実行される処理を示すフローチャートである。 本実施形態のセキュリティシステムにおいて、室外機器、セキュリティ装置、端末機器の間で実行される処理を示すフローチャートである。
符号の説明
S セキュリティシステム
1 室外機器(第1機器)
11 通信部(第1送信手段、第2送信手段)
12 入力部(入力手段)
13 監視カメラ(撮像手段)
14 第1通話部(第1通話手段)
151 CPU(第1送信手段、撮像手段、第2送信手段)
151a 第1送信プログラム(第1送信手段)
151b 撮像プログラム(撮像手段)
151c 第2送信プログラム(第2送信手段)
2 セキュリティ装置(第2機器)
21 通信部(第1受信手段、通知手段、第2受信手段、第3送信手段、第4送信手段)
221 CPU(第1受信手段、判別手段、決定手段、通知手段、第2受信手段、第3送信手段、第4送信手段、施錠解除手段)
23 記憶部(記憶手段)
224a 第1受信プログラム(第1受信手段)
224b 判別プログラム(判別手段)
224c 決定プログラム(決定手段)
224d 通知プログラム(通知手段)
224e 第2受信プログラム(第2受信手段)
224f 第3受信プログラム(第3受信手段)
224g 第4送信プログラム(第4送信手段)
224h 施錠制御プログラム(施錠制御手段)
3 端末装置(第3機器)
31 通信部(第3受信手段、出力手段)
32 入力部(指示入力手段)
33 出力部(出力手段)
34 第2通話部(第2通話手段)
351 CPU(第3受信手段、出力手段)
354a 第3受信プログラム(第3受信手段)
354b 出力プログラム(出力手段)
C1 第1の通信回線
C2 第2の通信回線

Claims (8)

  1. 室外に設置された室外機器と端末装置とのそれぞれに通信回線を介して接続されるセキュリティ装置において、
    複数のピンコードと各々に対応する処理とを互いに対応づけて記憶する記憶手段と、
    前記室外機器において入力されたピンコードを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記ピンコードが前記記憶手段に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、前記ピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記ピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、前記ピンコードに対応する処理を前記記憶手段に基づいて決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された処理が前記端末装置への通知処理を含む場合に、前記端末装置に来訪者の来訪を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とするセキュリティ装置。
  2. 前記通知手段により来訪者の来訪が通知された前記端末装置からの解錠指示に基づいて施錠を解除する施錠制御手段を備え、
    前記記憶手段は、前記複数のピンコードのうち、第1ピンコードに、前記通知手段による前記端末装置への通知処理のみを対応付けて記憶し、第2ピンコードに、前記通知手段による前記端末装置への通知処理及び前記施錠制御手段による施錠解除処理を対応付けて記憶することを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ装置。
  3. 室外に設置された第1機器と、当該第1機器と第1の通信回線を介して接続される第2機器と、当該第2機器と第2の通信回線を介して接続される第3機器と、を備えるセキュリティシステムにおいて、
    前記第1機器は、
    ピンコードを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記ピンコードを第2機器に送信する第1送信手段と、
    を備え、
    前記第2機器は、
    複数のピンコードと各々に対応する処理とを互いに対応づけて記憶する記憶手段と、
    前記第1送信手段により送信された前記ピンコードを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段により受信された前記ピンコードが前記記憶手段に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、前記ピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記ピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、前記ピンコードに対応した処理を前記記憶手段に基づいて決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された処理が前記第3機器への通知処理を含む場合に、前記第3機器に来訪者の来訪を通知する通知手段と、
    を備えることを特徴とするセキュリティシステム。
  4. 前記第1機器は、
    来訪者を撮像して撮像画像データを取得する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された前記撮像画像データを前記第2機器に送信する第2送信手段と、
    を備え、
    前記第2機器は、
    前記第2送信手段により送信された前記撮像画像データを受信する第2受信手段と、
    前記決定手段により決定された処理が前記第3機器への撮像画像データの送信処理を含む場合に、前記第2受信手段により受信された前記撮像画像データを前記第3機器に送信する第3送信手段と、
    を備え、
    前記第3機器は、
    前記第3送信手段により送信された前記撮像画像データを受信する第3受信手段と、
    前記第3受信手段により受信された前記撮像画像データを出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする請求項3に記載のセキュリティシステム。
  5. 前記第1機器は、音声を入力するとともに、前記第2機器から送信された音声を出力する第1通話手段を備え、
    前記第3機器は、音声を入力するとともに、前記第2機器から送信された音声を出力する第2通話手段を備え、
    前記第2機器は、前記決定手段により決定された処理が通話処理を含む場合に、前記第1機器における前記第1通話手段により入力された音声を前記第3機器に送信するとともに、前記第3機器における前記第2通話手段により入力された音声を前記第1機器に送信する第4送信手段を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のセキュリティシステム。
  6. 前記第3機器は、施錠の解除を指示するための指示入力手段を備え、
    前記第2機器は、前記決定手段により決定された処理が施錠解除処理を含み且つ前記指示入力手段により施錠の解除が指示された場合に、施錠を解除する施錠制御手段を備えることを特徴とする請求項3〜5の何れか一項に記載のセキュリティシステム。
  7. 前記記憶手段は、前記複数のピンコードの各々に、前記通知手段による前記第3機器への通知処理、前記第3送信手段による前記第3機器への撮像画像データの送信処理、前記第4送信手段による通話処理又は前記施錠制御手段による施錠解除処理のうちの一又は複数の処理を対応づけて記憶することを特徴とする請求項3〜6の何れか一項に記載のセキュリティシステム。
  8. 室外に設置された第1機器と、当該第1機器と第1の通信回線を介して接続される第2機器と、当該第2機器と第2の通信回線を介して接続される第3機器と、を備えるセキュリティシステムにおいて、
    前記第1機器は、
    ピンコードを入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された前記ピンコードを第2機器に送信する第1送信手段と、 来訪者を撮像して撮像画像データを取得する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された前記撮像画像データを前記第2機器に送信する第2送信手段と、
    音声を入力するとともに、前記第2機器から送信された音声を出力する第1通話手段と、
    を備え、
    前記第2機器は、
    複数のピンコードと各々に対応する処理とを互いに対応づけて記憶する記憶手段と、
    前記第1送信手段により送信された前記ピンコードを受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段により受信された前記ピンコードが前記記憶手段に記憶されたピンコードであるか否かに基づいて、前記ピンコードが正規のピンコードであるか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記ピンコードが正規のピンコードであると判別された場合に、前記ピンコードに対応した処理を前記記憶手段に基づいて決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された処理が前記第3機器への通知処理を含む場合に、前記第3機器に来訪者の来訪を通知する通知手段と、
    前記第2送信手段により送信された前記撮像画像データを受信する第2受信手段と、
    前記決定手段により決定された処理が前記第3機器への撮像画像データの送信処理を含む場合に、前記第2受信手段により受信された前記撮像画像データを前記第3機器に送信する第3送信手段と、
    前記決定手段により決定された処理が通話処理を含む場合に、前記第1機器における前記第1通話手段により入力された音声を前記第3機器に送信するとともに、前記第3機器における第2通話手段により入力された音声を前記第1機器に送信する第4送信手段と、
    前記決定手段により決定された処理が施錠解除処理を含み且つ指示入力手段により施錠の解除が指示された場合に、施錠を解除する施錠制御手段と、
    を備え、
    前記第3機器は、
    前記第3送信手段により送信された前記撮像画像データを受信する第3受信手段と、
    前記第3受信手段により受信された前記撮像画像データを出力する出力手段と、
    音声を入力するとともに、前記第2機器から送信された音声を出力する前記第2通話手段と、
    施錠の解除を指示するための前記指示入力手段と、
    を備え、
    前記記憶手段は、前記複数のピンコードの各々に、前記通知手段による前記第3機器への通知処理、前記第3送信手段による前記第3機器への撮像画像データの送信処理、前記第4送信手段による通話処理又は前記施錠制御手段による施錠解除処理のうちの一又は複数の処理を対応づけて記憶することを特徴とするセキュリティシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014236697A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 トヨタホーム株式会社 出入り口の開閉制御システム
JP2016517488A (ja) * 2013-03-13 2016-06-16 スペクトラム ブランズ インコーポレイテッド 遠隔監視方式の電子ロック
JP2017190616A (ja) * 2016-04-13 2017-10-19 凸版印刷株式会社 電気錠制御システム、この電気錠制御システム用の電気錠制御装置、サーバ装置及び通信端末

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