JP2006101199A - インターホンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】そのデータの更新や共有、交換が可能な指紋照合および/または顔画像認識により居住者にとって好ましくない要注意人物を早期に発見/通報して防犯性および安全性を高める。
【解決手段】玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nの呼出ボタン10を操作するような呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない要注意人物であるか否かの識別を、呼出ボタンと一体の指紋検出部10aにて検出された指紋データと、室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの居住者用メモリ44aおよび警戒用メモリ44bに登録されている指紋データとの照合で行い、警戒用メモリに登録されている居住者にとって好ましくない要注意人物の指紋データと一致した場合には、室内親機にて警報の発報を行うとともに外部サーバ7に自動通報を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、無線ネットワーク等のネットワークを利用したインターホンシステムに係り、特に、防犯性および安全性を高めたインターホンシステムに関する。
従来から、来訪者の招じ入れの可否を適切に判断できる指紋照合機能を有したインターホン及びそのシステムが開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。
従来例の指紋照合機能を有したインターホン及びそのシステムによれば、指紋読取機器を呼出ボタンに一体化させているので、来訪者に気づかれないように指紋を読み取ることができ、また、拒否すべき人物の指紋データを登録しておけば、読み取った指紋データと登録された指紋データと比較して、その来訪者の招じ入れを自動判断でき、住人は応答することなく、招かざる来訪者などを拒否することができる。
特開2003−101648号公報(段落番号0008、0020〜0041)
しかしながら、従来例の指紋照合機能を有したインターホン及びそのシステムでは、拒否すべき人物の指紋データを更新するための方法が何ら明示されておらず、新たな拒否すべき人物への対応ができない難点があった。
また、従来例の指紋照合機能を有したインターホン及びそのシステムでは、自動判断された来訪者の招じ入れに関する警報を、マンション等の共同玄関部に設置された指紋照合機能付ロビーインターホンにて報知、例えば、音声や照明点滅で報知したが、この警報を自住戸の近隣住戸や警備会社等の移報させることができないばかりでなく、自住戸と近隣住戸との間で招かざる来訪者の指紋データの共有、交換ができない難点があった。
さらに、従来例の指紋照合機能を有したインターホン及びそのシステムにおいて、来訪者の招じ入れを自動判断するために使用される指紋データは、そのデータの特性から変化が著しく、指紋データのみで来訪者の認識率を高めることは困難であるばかりでなく、指紋読取機器が呼出ボタンに一体化されていることが知られてしまい、手袋の装着された指で呼出ボタンが操作されると、来訪者の招じ入れを自動判断できない難点があった。
本発明は、上述の難点を解消するためになされたもので、そのデータの更新や共有、交換が可能な指紋照合および/または顔画像認識により居住者にとって好ましくない要注意人物を早期に発見/通報して防犯性および安全性を高めたインターホンシステムを提供することを目的としている。
上述の目的を達成するため、本発明のインターホンシステムは、玄関子機の指紋検出部にて検出された人物の指紋を登録された指紋と照合することによって電気錠を解錠し、或いは室内親機を呼び出して通話状態となる当該システムである。室内親機は、指紋を登録するためのメモリとして、居住者の指紋を登録するための居住者用メモリと、要注意人物の指紋を登録するための警戒用メモリとにグループ分けし、警戒用メモリの書き換えを行うための書換手段を備えたものである。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、室内親機は、警戒用メモリのデータを書換手段により更新するためにネットワークを介して外部サーバに接続するインターフェースを備えたものである。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、室内親機は、警戒用メモリに登録された指紋を認識した場合に、ネットワークを介して外部サーバに警報信号を送出するためのインターフェースを備えたものである。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、室内親機または玄関子機は、警戒用メモリのデータを送受信するために近隣の他の室内親機または他の玄関子機に接続するためのインターフェースを備えたものである。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、警戒用メモリは、一定時間経過後のデータを削除するものである。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、警戒用メモリは、要注意人物の注意度によって消去までの期間を可変するための識別符号を備えたものである。
また、本発明のインターホンシステムは、玄関子機の指紋検出部にて検出された人物の指紋を登録された指紋と照合することによって電気錠を解錠し、或いは室内親機を呼び出して通話状態となる当該システムである。室内親機は、指紋を登録するためのメモリとして、居住者の指紋を登録するための居住者用メモリと、居住者用メモリに登録されていない指紋情報を問い合せるためにネットワークを介して外部サーバに接続するインターフェースとを備えたものである。外部サーバは、要注意人物の指紋を登録するための警戒用メモリと、警戒用メモリに登録された指紋を認識した場合に警報を発報するための警報報知部とを備えたものである。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、指紋検出部は、玄関子機の呼出ボタンに設けられている。
また、本発明のインターホンシステムは、指紋検出部に代えて、人物の顔画像を認識するための顔画像認識部を備え、指紋照合に代えて顔画像認識を行うものである。
また、本発明のインターホンシステムは、指紋検出部と、人物の顔画像を認識するための顔画像認識部とを備え、指紋照合と顔画像認識を併用するものである。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、顔画像認識部は、顔画像として玄関子機のカメラにて撮像された映像を使用するものである。
また、本発明のインターホンシステムにおいて、顔画像認識部は、顔画像として玄関子機の近傍に設置された外部カメラにて撮像された映像を使用するものである。
本発明のインターホンシステムによれば、玄関子機の呼出ボタンを操作するような呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない要注意人物であるか否かの識別を、呼出ボタンと一体の指紋検出部にて検出された指紋データ、玄関子機のカメラおよび/または外部カメラにて撮像された映像から顔画像認識部にて認識された顔画像データ、或いはこれらの指紋データおよび顔画像データと、室内親機の居住者用メモリおよび警戒用メモリ、或いは外部サーバの警戒用メモリに登録されている指紋データおよび/または顔画像データとの照合で行い、何れかの警戒用メモリに登録されている居住者にとって好ましくない要注意人物の指紋データおよび/または顔画像データと一致した場合には、室内親機おにて警報の発報を行うとともに外部サーバに自動通報を行うことができ、防犯性および安全性が高められる。
また、本発明のインターホンシステムによれば、室内親機の警戒用メモリに登録される居住者にとって好ましくない要注意人物の指紋データおよび/または顔画像データを、外部サーバからの制御により最新のデータへと容易に更新することができる。
さらに、本発明のインターホンシステムによれば、室内親機の警戒用メモリに予め登録された居住者にとって好ましくない要注意人物の指紋データおよび/または顔画像データを、その他の室内親機へと転送させて警戒用メモリに登録することができ、複数の室内親機にて要注意人物の指紋データおよび/または顔画像データの共有が可能となる。これにより、近隣住戸に訪問する可能性が高い要注意人物に対してトラブルの発生を未然に防止することができる。
以下、本発明のインターホンシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の後述する各実施例によるインターホンシステムの構成を示すシステム説明図である。
図1のシステム説明図に示すインターホンシステムは、複数の住戸の各住戸外、例えば、玄関(以下、住戸玄関という。)にそれぞれ設置される玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nと、各住戸の玄関ドアを施解錠するための電気錠2a、2b、2c、2d、・・・2nと、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nの近傍に設置され、住戸玄関の周囲環境の映像を撮像するためのCCD(Charge Coupled Devices)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の外部カメラ3a、3b、3c、3d、・・・3nと、複数の住戸の各住戸内にそれぞれ設置されており、子機ラインL1a、L1b、L1c、L1d、・・・L1nを介して接続された玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1n、電気錠ラインL2a、L2b、L2c、L2d、・・・L2nを介して接続された電気錠2a、2b、2c、2d、・・・2n、カメララインL3a、L3b、L3c、L3d、・・・L3nを介して接続された外部カメラ3a、3b、3c、3d、・・・3nをそれぞれ制御するための室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nと、マルチホップ接続された室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの間で通信データを送受信するための無線または有線のネットワーク、ここでは、無線ネットワーク5と、警報会社や警察署等に設置される外部サーバ6と、室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nおよび外部サーバ6の間の通信を行うためのネットワーク7とから構成されている。
なお、前述のマルチホップ接続とは、インターネット等の無線または有線のネットワークへと繋がるゲートウェイ装置と端末とがデータの送受信を行う場合に、通信データを端末から端末ヘとリレー式に受け渡す接続手法である。
図1のシステム説明図において、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nはそれぞれ同様な構成であり、住戸玄関に居る人物が呼出操作を行うための呼出ボタン10と、呼出操作を行った人物(住戸玄関の周囲環境を含む)の映像を撮像するためのCCD、CMOS等のカメラ(以下、子機カメラという。)11と、呼出操作を行った人物が呼出相手先の居住者との間で通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するマイク、スピーカ等の通話部12とを有している。
また、室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nはそれぞれ同様な構成であり、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nの呼出ボタン10を操作した住戸玄関に居る人物からの呼び出しを報知するための呼出音(音声メッセージを含む)、解錠操作があった旨の確認音(音声メッセージを含む)や後述する警報音(音声メッセージを含む)等を放音するためのスピーカ、住戸玄関に居る人物からの呼び出しを確認した居住者が応答して通話を成立させるための音声(送話音声、受話音声)を入出力するハンドセット等の呼出報知/通話部40と、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nの子機カメラ11および/または外部カメラ3a、3b、3c、3d、・・・3nにて撮像された映像や後述する呼出報知データ、解錠確認データまたは警報報知データ等を出画するためのLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のモニタ41と、施錠されている電気錠2a、2b、2c、2d、・・・2nを居住者が手動で解錠させるための解錠操作や外部カメラ3a、3b、3c、3d、・・・3nを居住者が手動で駆動(パン・チルト動作を含む)させるための駆動操作等が行われる電気錠ボタン、タッチパネル等の操作部42とを有している。
[第1の実施例]
図2は、本発明の第1の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図である。
図2のブロック図に示すインターホンシステムにおいて、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nはそれぞれ同様な構成であり、図1のシステム説明図に示す呼出ボタン10、子機カメラ11、通話部12と、呼出ボタン10と一体して設けられ、当該呼出ボタンを操作した人物の指紋を検出するための指紋検出部10aと、当該玄関子機の構成各部をそれぞれ制御するためのCPU(以下、子機CPUという。)13と、子機カメラ11、通話部12、子機CPU13の構成各部および子機ラインL1a、L1b、L1c、L1d、・・・L1nの間における通信データの信号伝送路をそれぞれ形成するためのインターフェース(以下、子機I/Fというという)14とが備えられている。
また、室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nはそれぞれ同様な構成であり、図1のシステム説明図に示す呼出報知/通話部40、モニタ41、操作部42と、当該室内親機の構成各部をそれぞれ制御するためのCPU(以下、親機CPUという。)43と、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nの指紋検出部10aにて検出された指紋を照合するための指紋(以下、指紋データという。)を登録させるにあたり、書換手段をなす親機CPU43の制御により書き換えが可能であり、帰宅時における居住者の指紋データが登録されるRAM(Random Access Memory)等の居住者用メモリ44aおよび当該居住者用メモリとグループ分けされ、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の指紋データが登録されるRAM等の警戒用メモリ44bと、呼出報知/通話部40、親機CPU43および子機ラインL1a、L1b、L1c、L1d、・・・L1nの間における通信データの信号伝送路をそれぞれ形成するためのインターフェース(以下、子機側親機I/Fという。)45と、親機CPU43および電気錠ラインL2a、L2b、L2c、L2d、・・・L2nの間における通信データの信号伝送路を形成するためのインターフェース(以下、電気錠側親機I/Fという。)46と、親機CPU43およびカメララインL3a、L3b、L3c、L3d、・・・L3nの間にける通信データの信号伝送路を形成するためのインターフェース(以下、カメラ側親機I/Fという。)47と、親機CPU43および無線ネットワーク5の間における通信データの信号伝送路を形成するためのインターフェース(以下、他住戸側親機I/Fという。)48と、親機CPU43およびネットワーク7の間における通信データの信号伝送路を形成するためのインターフェース(以下、外部サーバ側親機I/Fという。)49とが備えられている。
このように構成された本発明の第1の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について、図1のシステム説明図および図2のブロック図をそれぞれ参照して説明する。
図1のシステム説明図において、警備会社や警察署等に設置された外部サーバ6は、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の注意度に応じて割り当てられた識別符号が異なる要注意人物の最新の指紋データ(以下、外部配信指紋データという。)を定期的にネットワーク7へと配信している。この外部配信指紋データは、外部サーバ6からネットワーク7、図2のブロック図に示す各室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの外部サーバ側親機I/F49を介して親機CPU43へとそれぞれ伝送される。
図2のブロック図において、各室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの親機CPU43は、それぞれ外部サーバ6からの外部配信指紋データを警戒用メモリ44bへと送出し、当該警戒用メモリに登録させるデータを更新することができ、この警戒用メモリ44bには、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の指紋データが登録されることになる。
次に、図1のシステム説明図において、複数の住戸の住戸玄関にそれぞれ設置された玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nのうち、ここでは、玄関子機1aが設置された住戸玄関に居る人物が帰宅時における居住者であった場合、この居住者が玄関子機1aの呼出ボタン10に自己の指を触れると、指紋検出部10aにて指紋データが検出される。この指紋データは、図2のブロック図に示す玄関子機1aの子機CPU13から子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45を介して親機CPU43へと伝送される。
図2のブロック図において、室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aからの指紋データと居住者用メモリ44aおよび警戒用メモリ44bにそれぞれ登録されている複数の指紋データとを照合する。ここでは、居住者用メモリ44aに登録されている指紋データと一致することから、これを検出した親機CPU43は、帰宅時における居住者からの解錠操作があった旨の確認音(音声メッセージを含む)を呼出報知/通話部40から放音させるとともに、同様に検出された旨の解錠確認データをモニタ41に出画し、併せて施錠されている電気錠2aを解錠させるための解錠制御信号を生成する。この解錠制御信号は、親機CPU43から電気錠側親機I/F46、電気錠ラインL2aを介して同図および図1のシステム説明図に示す電気錠2aへと伝送され、電気錠2aを解錠させることにより、帰宅時における居住者は、解錠された玄関ドアを介して住戸内に入ることができる。
次に、図1のシステム説明図において、玄関子機1aが設置された住戸玄関に居る人物が玄関子機1aの呼出ボタン10を操作すると、指紋検出部10aにて指紋データが検出される。図2のブロック図に示す玄関子機1aの子機CPU13は、呼出ボタン10が操作された旨の呼出信号と前述の指紋データとを子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45を介して親機CPU43に出力する。
図2のブロック図において、室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aからの呼出信号および指紋データのうち、呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出し、その旨の呼出音(音声メッセージを含む)を呼出報知/通話部40から放音させるとともに、同様に検出された旨の呼出報知データをモニタ41に出画させ、併せて玄関子機1aの子機カメラ11および/または外部カメラ3aを駆動させるための駆動制御信号を生成、ここでは、玄関子機1aの子機カメラ11を駆動させるための駆動制御信号を生成し前述の呼出信号および指紋データと逆の経路を介して玄関子機1aの子機CPU13に出力する。
また、玄関子機1aの子機CPU13は、室内親機4aからの駆動制御信号をもとに子機カメラ11を駆動して呼出操作を行った人物(住戸玄関の周囲環境を含む)の映像の撮像を開始させる。この子機カメラ11にて撮像された映像は、適宜、信号処理された映像信号として、子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45、親機CPU43を介してモニタ41へと伝送されることにより、モニタ41には、呼出操作を行った人物(住戸玄関の周囲環境を含む)の映像を出画させることができる。
さらに、玄関子機1aからの呼出信号および指紋データのうち、呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出した室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aからの指紋データと居住者用メモリ44aおよび警戒用メモリ44bにそれぞれ登録されている複数の指紋データとを照合する。
ここで、玄関子機1aからの指紋データが室内親機4aの警戒用メモリ44bに登録されている指紋データと一致した場合、すなわち、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物であった場合には、これを検出した親機CPU43の制御により、その旨の警報音(音声メッセージを含む)が呼出報知/通話部40から放音されるとともに、同様に検出された旨の警報報知データがモニタ41に出画され、併せて外部サーバ6に通報(警報移報)するための警報信号が生成される。この警報信号は、親機CPU43から外部サーバ側親機I/F49、ネットワーク7を介して外部サーバ6へと伝送される。
外部サーバ6では、室内親機4aからの警報信号をもとに、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物であった旨の自動通報が行われる。
一方、玄関子機1aからの指紋データが室内親機4aの居住者用メモリ44aおよび警戒用メモリ44bにそれぞれ登録されている複数の指紋データと何れも一致せず、呼出報知/通話部40から放音された呼出音(音声メッセージを含む)およびモニタ41に出画された映像をもとに、呼出操作を行った人物を当該人物の識別と併せて確認した居住者が必要に応じて適宜、応答すると、この居住者が使用する呼出報知/通話部40から子機側親機I/F45、子機ラインL1a、玄関子機1aの子機I/F14を介して呼出元の人物が使用する通話部12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
また、玄関子機1aからの指紋データが室内親機4aの居住者用メモリ44aおよび警戒用メモリ44bにそれぞれ登録されている複数の指紋データと何れも一致せず、モニタ41に出画されている映像をもとに呼出操作を行った人物が新たな要注意人物であると認識した居住者が、操作部42にて所定の登録/転送操作(詳述せず)を行うと、この操作を検出した親機CPU43の制御により、要注意人物の指紋データが警戒用メモリ44bへと新たに登録されるとともに、この指紋データが前述の警報信号と同様な経路を介して外部サーバ6へと伝送(転送)される。
外部サーバ6では、室内親機4aからの指紋データを犯暦情報等と照合する方法を使用して新たな指名手配犯等の要注意人物の情報を発見することができる。
次に、複数の住戸の住戸内にそれぞれ設置された室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nのうち、ここでは、室内親機4bが設置された住戸内に在室中の居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の指紋データが警戒用メモリ44bに予め登録されている場合において、近隣の住戸への警戒設定を行うために、操作部42にて所定の設定操作(詳述せず)が行われると、この操作を検出した親機CPU43の制御により、近隣の住戸へ訪れる虞がある要注意人物の情報として警戒用メモリ44bから要注意人物の指紋データが読み出される。この指紋データには室内親機4a、4cをそれぞれ指定するための選局アドレスが付加され、親機CPU43から他住戸側親機I/F48、無線ネットワーク5、室内親機4bを除く他の当該室内親機である各室内親機4a、4c、4d、・・・4nの他住戸側親機I/F48を介して親機CPU43へとそれぞれ伝送される。
室内親機4bを除く他の当該室内親機である各室内親機4a、4c、4d、・・・4nの親機CPU43は、それぞれ室内親機4bからの指紋データに付加されている選局アドレスと自親機のアドレスとを照合し、一致した場合にのみ警戒用メモリ44bへと指紋データを新たに登録することができる。ここでは、各室内親機4a、4cの親機CPU43にてアドレスが一致し、室内親機4bからの指紋データを警戒用メモリ44bへとそれぞれ新たに登録して共有することができる。
また、室内親機4bからの指紋データが警戒用メモリ44bへとそれぞれ新たに登録された各室内親機4a、4cのうち、ここでは、室内親機4cでは、この指紋データに該当する要注意人物により玄関子機1cの呼出ボタン10が操作された場合、指紋検出部10aにて検出された指紋データと警戒用メモリ44bに登録されている指紋データとが一致し、これを検出した親機CPU43の制御により、その旨の警報音(音声メッセージを含む)が呼出報知/通話部40から放音されるとともに、同様に検出された旨の警報報知データがモニタ41に出画され、併せて外部サーバ6に通報(警報移報)するための警報信号が生成されて当該外部サーバにて前述のような自動通報が行われるばかりでなく、警戒用メモリ44bに登録されている指紋データを、親機CPU43から他住戸側親機I/F48、無線ネットワーク5、室内親機4cの近隣である室内親機4dの他住戸側親機I/F48を介して親機CPU43へと伝送させ、この親機CPU43の制御により室内親機4cからの指紋データを警戒用メモリ44bへと新たに登録して共有することができる。
前述のように、室内親機4bが設置された住戸内に在室中の居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の指紋データを、この要注意人物の移動範囲に応じて伝送範囲を拡充することができ、データ伝送の信頼性/精度も高められる。
また、各室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの警戒用メモリ44bにそれぞれ登録される指紋データは一定時間後に削除され、この削除までの期間は、外部サーバ6から配信される外部配信指紋データと同様、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の注意度に応じて付与された識別符号の相違に基づき可変されることから、警戒用メモリ44bの容量に影響を与えずに当該メモリの有効利用が図れる。
なお、本発明の第1の実施例においては、玄関子機1aからの呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出した室内親機4aの親機CPU43が駆動制御する当該カメラを玄関子機1aの子機カメラ11のみとし、この子機カメラ11にて撮像された映像をモニタ41に出画させたが、これに限定されず、玄関子機1aの子機カメラ11および/または外部カメラ3aを駆動させ、駆動された当該カメラにて撮像された映像をモニタ41に出画することができる。
[第2の実施例]
次に、本発明の第2の実施例によるインターホンシステムについて説明する。
なお、本発明の第2の実施例において、前述の第1の実施例と同様な構成(および動作)についての説明は省略する。
図3は、本発明の第2の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図である。
図3のブロック図に示すインターホンシステムにおいて、室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nはそれぞれ同様な構成であり、呼出報知/通話部40、モニタ41、操作部42、親機CPU43、居住者用メモリ44a、子機側親機I/F45、電気錠側親機I/F46、カメラ側親機I/F47、他住戸側親機I/F48、外部サーバ側親機I/F49が備えられている。
また、外部サーバ6は、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の最新の指紋データが登録される警戒用メモリ60aと、警戒用メモリ60aに登録された指紋データを一致した場合に警報を発報するためのスピーカ、CRT(Cathode Ray Tube)、LCD、有機ELディスプレイ等の警報報知部61aとが備えられている。
このように構成された本発明の第2の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について、図1のシステム説明図および図3のブロック図をそれぞれ参照して説明する。
図3のブロック図において、警備会社や警察署等に設置された外部サーバ6の警戒用メモリ60aには、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の最新の指紋データが登録されている。
次に、図1のシステム説明図において、複数の住戸の住戸玄関にそれぞれ設置された玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nのうち、ここでは、玄関子機1aが設置された住戸玄関に居る人物が帰宅時における居住者であった場合、この居住者が玄関子機1aの呼出ボタン10に自己の指を触れると、指紋検出部10aにて指紋データが検出される。この指紋データは、図3のブロック図に示す玄関子機1aの子機CPU13から子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45を介して親機CPU43へと伝送される。
図3のブロック図において、室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aからの指紋データと居住者用メモリ44aに登録されている複数の指紋データとを照合する。ここでは、居住者用メモリ44aに登録されている指紋データと一致することから、これを検出した親機CPU43は、帰宅時における居住者からの解錠操作があった旨の確認音(音声メッセージを含む)を呼出報知/通話部40から放音させるとともに、同様に検出された旨の解錠確認データをモニタ41に出画し、併せて施錠されている電気錠2aを解錠させるための解錠制御信号を生成する。この解錠制御信号は、親機CPU43から電気錠側親機I/F46、電気錠ラインL2aを介して同図および図1のシステム説明図に示す電気錠2aへと伝送され、電気錠2aを解錠させることにより、帰宅時における居住者は、解錠された玄関ドアを介して住戸内に入ることができる。
次に、図1のシステム説明図において、玄関子機1aが設置された住戸玄関に居る人物が帰宅時における居住者以外の人物であった場合、この人物が玄関子機1aの呼出ボタン10を操作すると、指紋検出部10aにて指紋データが検出される。図3のブロック図に示す玄関子機1aの子機CPU13は、呼出ボタン10が操作された旨の呼出信号と前述の指紋データとを子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45を介して親機CPU43に出力する。
図3のブロック図において、室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aからの呼出信号および指紋データのうち、呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出し、その旨の呼出音(音声メッセージを含む)を呼出報知/通話部40から放音させるとともに、同様に検出された旨の呼出報知データをモニタ41に出画させ、併せて玄関子機1aの子機カメラ11および/または外部カメラ3aを駆動させるための駆動制御信号を生成、ここでは、玄関子機1aの子機カメラ11を駆動させるための駆動制御信号を生成し前述の呼出信号および指紋データと逆の経路を介して玄関子機1aの子機CPU13に出力する。
また、玄関子機1aの子機CPU13は、室内親機4aからの駆動制御信号をもとに子機カメラ11を駆動して呼出操作を行った人物(住戸玄関の周囲環境を含む)の映像の撮像を開始させる。この子機カメラ11にて撮像された映像は、適宜、信号処理された映像信号として、子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45、親機CPU43を介してモニタ41へと伝送されることにより、モニタ41には、呼出操作を行った人物(住戸玄関の周囲環境を含む)の映像を出画させることができる。
さらに、玄関子機1aからの呼出信号および指紋データのうち、呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出した室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aからの指紋データと居住者用メモリ44aに登録されている複数の指紋データとを照合する。ここでは、指紋データが一致しないことから、これを検出した親機CPU43は、玄関子機1aからの指紋データの情報を外部サーバ6へと問い合せるため、この指紋データを外部サーバ側親機I/F49、ネットワーク7を介して外部サーバ6に出力する。
ここで、玄関子機1aから室内親機4aを介した指紋データが外部サーバ6の警戒用メモリ60aに登録されている指紋データと一致した場合、すなわち、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物であった場合には、その旨の警報音(音声メッセージを含む)の放音や警報報知データの出画が警報報知部61aにて行われるとともに、警報報知信号が生成される。この警報報知信号は、前述の指紋データと逆の経路を介して室内親機4aの親機CPU43へと伝送される。
室内親機4aの親機CPU43は、外部サーバ6からの警報報知信号をもとに、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物であり、その旨の警報音(音声メッセージを含む)を呼出報知/通話部40から放音させるとともに、同様に検出された旨の警報報知データをモニタ41に出画させることができる。
一方、玄関子機1aから室内親機4aを介した指紋データが外部サーバ6の警戒用メモリ60に登録されている指紋データと一致しなかった場合、この外部サーバ6では、指紋データを犯暦情報等と照合する方法を使用して新たな指名手配犯等の要注意人物の情報を発見することができる。
また、室内親機4aの呼出報知/通話部40から放音された呼出音(音声メッセージを含む)およびモニタ41に出画された映像をもとに、呼出操作を行った人物を当該人物の識別と併せて確認した居住者が必要に応じて適宜、応答すると、この居住者が使用する呼出報知/通話部40から子機側親機I/F45、子機ラインL1a、玄関子機1aの子機I/F14を介して呼出元の人物が使用する通話部12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
なお、本発明の第2の実施例においては、玄関子機1aからの呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出した室内親機4aの親機CPU43が駆動制御する当該カメラを玄関子機1aの子機カメラ11のみとし、この子機カメラ11にて撮像された映像をモニタ41に出画させたが、これに限定されず、玄関子機1aの子機カメラ11および/または外部カメラ3aを駆動させ、駆動された当該カメラにて撮像された映像をモニタ41に出画することができる。
[第3の実施例]
次に、本発明の第3の実施例によるインターホンシステムについて説明する。
なお、本発明の第3の実施例において、前述の第1、第2の各実施例と同様な構成(および動作)についての説明は省略する。
図4は、本発明の第3の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図である。
図4のブロック図に示すインターホンシステムにおいて、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nはそれぞれ同様な構成であり、指紋検出部10aを除く呼出ボタン10、子機カメラ11、通話部12、子機CPU13、子機I/F14が備えられている。
また、室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nはそれぞれ同様な構成であり、呼出報知/通話部40、モニタ41、操作部42、親機CPU43、子機側親機I/F45、電気錠側親機I/F46、カメラ側親機I/F47、他住戸側親機I/F48、外部サーバ側親機I/F49と、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nのカメラ11および/または外部カメラ3a、3b、3c、3d、・・・3nにて撮像され、モニタ41に出画される映像のうち呼出操作を行った人物の特徴である顔画像(以下、顔画像データという。)を認識するための顔画像認識部50と、顔画像認識部50にて認識された顔画像データと照合するための顔画像データを登録させるにあたり、書換手段をなす親機CPU43の制御により書き換えが可能であり、帰宅時における居住者の顔画像データが登録されるRAM等の居住者用メモリ51aおよび当該居住者用メモリとグループ分けされ、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の顔画像データが登録されるRAM等の警戒用メモリ51bとが備えられている。
このように構成された本発明の第3の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について、図1のシステム説明図および図4のブロック図をそれぞれ参照して説明する。
図1のシステム説明図において、警備会社や警察署等に設置された外部サーバ6は、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の注意度に応じて割り当てられた識別符号が異なる要注意人物の最新の顔画像データ(以下、外部配信顔画像データという。)を定期的にネットワーク7へと配信している。この外部配信顔画像データは、外部サーバ6からネットワーク7、図4のブロック図に示す各室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの外部サーバ側親機I/F49を介して親機CPU43へとそれぞれ伝送される。
図4のブロック図において、各室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの親機CPU43は、それぞれ外部サーバ6からの外部配信顔画像データを警戒用メモリ51bへと送出し、当該警戒用メモリに登録させるデータをそれぞれ更新することができ、この警戒用メモリ51bには、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の顔画像データが登録されることになる。
次に、図1のシステム説明図において、複数の住戸の住戸玄関にそれぞれ設置された玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nのうち、ここでは、玄関子機1aが設置された住戸玄関に居る人物が玄関子機1aの呼出ボタン10を操作すると、この操作を検出した図4のブロック図に示す玄関子機1aの子機CPU13から子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45を介して親機CPU43へと呼出信号が伝送される。
図4のブロック図において、室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aからの呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出し、その旨の呼出音(音声メッセージを含む)を呼出報知/通話部40から放音させるとともに、同様に検出された旨の呼出報知データをモニタ41に出画させ、併せて玄関子機1aの子機カメラ11および/または外部カメラ3aを駆動させるための駆動制御信号を生成、ここでは、玄関子機1aの子機カメラ11および外部カメラ3aをそれぞれ駆動させるための駆動制御信号を生成する。この駆動制御信号は、前述の呼出信号と逆の経路を介して玄関子機1aの子機CPU13へと伝送されるとともに、親機CPU43からカメラ側親機I/F47、カメララインL3aを介して外部カメラ3aへと伝送される。
また、玄関子機1aの子機CPU13は、室内親機4aからの駆動制御信号をもとに子機カメラ11を駆動して呼出操作を行った人物(住戸玄関の周囲環境を含む)の映像の撮像を開始させる。この子機カメラ11にて撮像された映像は、適宜、信号処理された映像信号として、子機カメラ11から子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45を介して親機CPU43へと伝送される。
また、外部カメラ3aは、室内親機4aからの駆動制御信号をもとに駆動して呼出操作を行った人物を含む住戸玄関の周囲近傍の映像の撮像を開始する。この外部カメラ3aにて撮像された映像は、適宜、信号処理された映像信号として、カメララインL3a、室内親機4aのカメラ側親機I/F47を介して親機CPU43へと伝送される。
さらに、室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aの子機カメラ11および外部カメラ3aにてそれぞれ撮像された映像をモニタ41に出画させるとともに、顔画像認識部50を制御してモニタ41に出画された映像のうち呼出操作を行った人物の特徴である顔画像データを認識させ、認識された顔画像データと居住者用メモリ51aおよび警戒用メモリ51bにそれぞれ登録されている複数の顔画像データとを照合する。
ここで、室内親機4aの顔画像認識部50にて認識された顔画像データが居住者用メモリ51aに登録されている顔画像データと一致した場合、すなわち、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が帰宅時における居住者であった場合には、これを検出した親機CPU43の制御により、帰宅時における居住者からの解錠操作があった旨の確認音(音声メッセージを含む)が呼出報知/通話部40から放音されるとともに、同様に検出された旨の解錠確認データがモニタ41に出画され、併せて施錠されている電気錠2aを解錠させるための解錠制御信号が生成される。この解錠制御信号は、親機CPU43から電気錠側親機I/F46、電気錠ラインL2aを介して同図および図1のシステム説明図に示す電気錠2aへと伝送され、電気錠2aを解錠させることにより、帰宅時における居住者は、解錠された玄関ドアを介して住戸内に入ることができる。
一方、室内親機4aの顔画像認識部50にて認識された顔画像データが警戒用メモリ51bに登録されている顔画像データと一致した場合、すなわち、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物であった場合には、これを検出した親機CPU43の制御により、その旨の警報音(音声メッセージを含む)が呼出報知/通話部40から放音されるとともに、同様に検出された旨の警報報知データがモニタ41に出画され、併せて外部サーバ6に通報(警報移報)するための警報信号が生成される。この警報信号は、親機CPU43から外部サーバ側親機I/F49、ネットワーク7を介して外部サーバ6へと伝送される。
外部サーバ6では、室内親機4aからの警報信号を検出すると、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物であった旨の自動通報が行われる。
また、室内親機4aの顔画像認識部50にて認識された顔画像データが居住者用メモリ51aおよび警戒用メモリ51bにそれぞれ登録されている複数の顔画像データと何れも一致せず、呼出報知/通話部40から放音された呼出音(音声メッセージを含む)およびモニタ41に出画された映像をもとに、呼出操作を行った人物を当該人物の識別と併せて確認した居住者が必要に応じて適宜、応答すると、この居住者が使用する呼出報知/通話部40から子機側親機I/F45、子機ラインL1a、玄関子機1aの子機I/F14を介して呼出元の人物が使用する通話部12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
また、室内親機4aの顔画像認識部50にて認識された顔画像データが居住者用メモリ51aおよび警戒用メモリ51bにそれぞれ登録されている複数の顔画像データと何れも一致せず、モニタ41に出画されている映像をもとに呼出操作を行った人物が新たな要注意人物であると認識した居住者が、操作部42にて所定の登録/転送操作(詳述せず)を行うと、この操作を検出した親機CPU43の制御により、顔画像認識部50にて認識された顔画像データが警戒用メモリ51bへと新たに登録されるとともに、この顔画像データが前述の警報信号と同様な経路を介して外部サーバ6へと伝送(転送)される。
外部サーバ6では、室内親機4aからの顔画像データを犯暦情報等と照合する方法を使用して新たな指名手配犯等の要注意人物の情報を発見することができる。
次に、複数の住戸の住戸内にそれぞれ設置された室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nのうち、ここでは、室内親機4bが設置された住戸内に在室中の居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の顔画像データが警戒用メモリ51bに予め登録されている場合において、近隣の住戸への警戒設定を行うために操作部42にて所定の設定操作(詳述せず)が行われると、この操作を検出した親機CPU43の制御により、近隣の住戸へ訪れる虞がある要注意人物の情報として警戒用メモリ51bから要注意人物の顔画像データが読み出される。この顔画像データには室内親機4a、4cをそれぞれ指定するための選局アドレスが付加され、親機CPU43から他住戸側親機I/F48、無線ネットワーク5、室内親機4bを除く他の当該室内親機である各室内親機4a、4c、4d、・・・4nの他住戸側親機I/F48を介して親機CPU43へとそれぞれ伝送される。
室内親機4bを除く他の当該室内親機である各室内親機4a、4c、4d、・・・4nの親機CPU43は、それぞれ室内親機4bからの顔画像データに付加されている選局アドレスと自親機のアドレスとを照合し、一致した場合にのみ警戒用メモリ51bへと顔画像データを新たに登録することができる。ここでは、各室内親機4a、4cの親機CPU43にてアドレスが一致し、室内親機4bからの顔画像データを警戒用メモリ51bへとそれぞれ新たに登録して共有することができる。
また、室内親機4bからの顔画像データが警戒用メモリ51bへとそれぞれ新たに登録された各室内親機4a、4cのうち、ここでは、室内親機4cでは、この顔画像データに該当する要注意人物により玄関子機1cの呼出ボタン10が操作された場合、顔画像認識部50にて認識された顔画像データと警戒用メモリ51bに登録されている指紋データとが一致し、これを検出した親機CPU43の制御により、その旨の警報音(音声メッセージを含む)が呼出報知/通話部40から放音されるとともに、同様に検出された旨の警報報知データがモニタ41に出画され、併せて外部サーバ6に通報(警報移報)するための警報信号が生成されて当該外部サーバにて前述のような警報報知が行われるばかりでなく、警戒用メモリ51bに登録されている顔画像データを、親機CPU43から他住戸側親機I/F48、無線ネットワーク5、室内親機4cの近隣である室内親機4dの他住戸側親機I/F48を介して親機CPU43へと伝送させ、この親機CPU43の制御により室内親機4cからの顔画像データを警戒用メモリ51bへと新たに登録して共有することができる。
前述のように、室内親機4bが設置された住戸内に在室中の居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の顔画像データを、この要注意人物の移動範囲に応じて伝送範囲を拡充することができ、データ伝送の信頼性/精度も高められる。
また、各室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの警戒用メモリ51bにそれぞれ登録される顔画像データは一定時間後に削除されるばかりでなく、この削除までの期間は、外部サーバ6から配信される外部配信顔画像データと同様、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等要注意人物の注意度に応じて付与された識別符号に基づき可変されることから、警戒用メモリ51bの容量に影響を与えずに当該メモリの有効利用が図れる。
なお、本発明の第3の実施例においては、玄関子機1aからの呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出した室内親機4aの親機CPU43が駆動制御する当該カメラとして、玄関子機1aの子機カメラ11および/または外部カメラ3aの2つのカメラを駆動させたが、何れか一方のカメラを駆動させることにより、顔画像認識部50にて顔画像データを認識することができる。
[第4の実施例]
次に、本発明の第4の実施例によるインターホンシステムについて説明する。
なお、本発明の第4の実施例において、前述の第1〜第3の各実施例と同様な構成(および動作)についての説明は省略する。
図5は、本発明の第4の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図である。
図5のブロック図に示すインターホンシステムにおいて、室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nはそれぞれ同様な構成であり、呼出報知/通話部40、モニタ41、操作部42、親機CPU43、子機側親機I/F45、電気錠側親機I/F46、カメラ側親機I/F47、他住戸側親機I/F48、外部サーバ側親機I/F49、顔画像認識部50、居住者用メモリ51aが備えられている。
また、外部サーバ6は、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の最新の顔画像データが登録される警戒用メモリ60bと、警戒用メモリ60bに登録された顔画像データが一致した場合に警報を発報するためのスピーカ、CRT、LCD、有機ELディスプレイ等の警報報知部61bとが備えられている。
このように構成された本発明の第4の実施例によるインターホンシステムにおいて、以下、具体的な動作について、図1のシステム説明図および図5のブロック図をそれぞれ参照して説明する。
図5のブロック図において、警備会社や警察署等に設置された外部サーバ6の警戒用メモリ60bには、居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物の最新の顔画像データが登録されている。
次に、図5のシステム説明図において、複数の住戸の住戸玄関にそれぞれ設置された玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nのうち、ここでは、玄関子機1aが設置された住戸玄関に居る人物が玄関子機1aの呼出ボタン10を操作すると、この操作を検出した図5のブロック図に示す玄関子機1aの子機CPU13から子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45を介して親機CPU43へと呼出信号が伝送される。
図5のブロック図において、室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aからの呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出し、その旨の呼出音(音声メッセージを含む)を呼出報知/通話部40から放音させるとともに、同様に検出された旨の呼出報知データをモニタ41に出画させ、併せて玄関子機1aの子機カメラ11および/または外部カメラ3aを駆動させるための駆動制御信号を生成、ここでは、玄関子機1aの子機カメラ11および外部カメラ3aをそれぞれ駆動させるための駆動制御信号を生成する。この駆動制御信号は、前述の呼出信号と逆の経路を介して玄関子機1aの子機CPU13へと伝送されるとともに、親機CPU43からカメラ側親機I/F47、カメララインL3aを介して外部カメラ3aへと伝送される。
また、玄関子機1aの子機CPU13は、室内親機4aからの駆動制御信号をもとに子機カメラ11を駆動して呼出操作を行った人物(住戸玄関の周囲環境を含む)の映像の撮像を開始させる。この子機カメラ11にて撮像された映像は、適宜、信号処理された映像信号として、子機カメラ11から子機I/F14、子機ラインL1a、室内親機4aの子機側親機I/F45を介して親機CPU43へと伝送される。
また、外部カメラ3aは、室内親機4aからの駆動制御信号をもとに駆動して呼出操作を行った人物を含む住戸玄関の周囲近傍の映像の撮像を開始する。この外部カメラ3aにて撮像された映像は、適宜、信号処理された映像信号として、カメララインL3a、室内親機4aのカメラ側親機I/F47を介して親機CPU43へと伝送される。
さらに、室内親機4aの親機CPU43は、玄関子機1aの子機カメラ11および外部カメラ3aにてそれぞれ撮像された映像をモニタ41に出画させるとともに、顔画像認識部50を制御してモニタ41に出画された映像のうち呼出操作を行った人物の特徴である顔画像データを認識させ、認識された顔画像データと居住者用メモリ51aに登録されている複数の顔画像データとを照合する。
ここで、室内親機4aの顔画像認識部50にて認識された顔画像データが居住者用メモリ51aに登録されている顔画像データと一致した場合、すなわち、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が帰宅時における居住者であった場合には、これを検出した親機CPU43の制御により、帰宅時における居住者からの解錠操作があった旨の確認音(音声メッセージを含む)が呼出報知/通話部40から放音されるとともに、同様に検出された旨の解錠確認データがモニタ41に出画され、併せて施錠されている電気錠2aを解錠させるための解錠制御信号が生成される。この解錠制御信号は、親機CPU43から電気錠側親機I/F46、電気錠ラインL2aを介して同図および図1のシステム説明図に示す電気錠2aへと伝送され、電気錠2aを解錠させることにより、帰宅時における居住者は、解錠された玄関ドアを介して住戸内に入ることができる。
一方、室内親機4aの顔画像認識部50にて認識された顔画像データが居住者用メモリ51aに登録されている顔画像データと一致しなかった場合には、これを検出した親機CPU43の制御により、顔画像認識部50にて認識された顔画像データの情報を外部サーバ6へと問い合せるため、この顔画像データを外部サーバ側親機I/F49、ネットワーク7を介して外部サーバ6に出力する。
ここで、室内親機4aからの顔画像データが外部サーバ6の警戒用メモリ60bに登録されている顔画像データと一致した場合、すなわち、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物であった場合には、その旨の警報音(音声メッセージを含む)の放音や警報報知データの出画が警報報知部61bにて行われるとともに、警報報知信号が生成される。この警報報知信号は、前述の顔画像データと逆の経路を介して室内親機4aの親機CPU43へと伝送される。
室内親機4aの親機CPU43は、外部サーバ6からの警報報知信号をもとに、玄関子機1aにて呼出操作を行った人物が居住者にとって好ましくない悪質な訪問販売員、新興宗教の勧誘者等の来訪者、ストーカー加害者、指名手配犯等の要注意人物であり、その旨の警報音(音声メッセージを含む)を呼出報知/通話部40から放音させるとともに、同様に検出された旨の警報報知データをモニタ41に出画させることができる。
一方、室内親機4aからの顔画像データが外部サーバ6の警戒用メモリ60bに登録されている顔画像データと一致しなかった場合、この外部サーバ6では、顔画像データを犯暦情報等と照合する方法を使用して新たな指名手配犯等の要注意人物の情報を発見することができる。
また、室内親機4aの呼出報知/通話部40から放音された呼出音(音声メッセージを含む)およびモニタ41に出画された映像をもとに、呼出操作を行った人物を当該人物の識別と併せて確認した居住者が必要に応じて適宜、応答すると、この居住者が使用する呼出報知/通話部40から子機側親機I/F45、子機ラインL1a、玄関子機1aの子機I/F14を介して呼出元の人物が使用する通話部12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。
なお、本発明の第4の実施例においては、玄関子機1aからの呼出信号をもとに住戸玄関に居る人物からの呼び出しがあることを検出した室内親機4aの親機CPU43が駆動制御する当該カメラとして、玄関子機1aの子機カメラ11および/または外部カメラ3aの2つのカメラを駆動させたが、何れか一方のカメラを駆動させることにより、顔画像認識部50にて顔画像データを認識することができる。
[その他の実施例]
前述の説明から明らかなように、室内親機4a、4b、4c、4d、・・・4nの警戒用メモリ44b、51bに登録されたデータ(指紋データ、顔画像データ)を近隣の住戸へと伝送させるにあたり、データを送受信させるインターフェースとして、当該室内親機に他住戸側親機I/F48を適用したが、これに限定されず、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1n側に同様なインターフェースを備えることもでき、この場合には、インターフェースが住戸外、すなわち、住戸玄関に設けられることから、データ伝送の信頼性/精度が向上し長距離の伝送も可能となる。
また、前述の説明から明らかなように、居住者にとって好ましくない要注意人物を早期に発見/通報して防犯性および安全性を高めにあたり、玄関子機1a、1b、1c、1d、・・・1nにて呼出操作を行った人物を識別する方法として、本発明の第1、第2の各実施例(図2、図3の各ブロック図を参照)に開示した呼出ボタン10と一体の指紋検出部10aにて検出される指紋データを使用する指紋照合、或いは、本発明の第3、第4の各実施例(図4、図5の各ブロック図を参照)に開示した子機カメラ11および/または外部カメラ3a、3b、3c、3d、・・・3nにて撮像された映像から顔画像認識部50にて顔画像データを認識させる顔画像認識を適用させたが、前述の指紋照合および顔画像認識をそれぞれ併用して行うこともでき、本発明の第1〜第4の各実施例と同様な効果を奏する。
本発明の各実施例によるインターホンシステムの構成を示すシステム説明図。 本発明の第1の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第2の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第3の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。 本発明の第4の実施例によるインターホンシステムの具体的な構成を示すブロック図。
符号の説明
1a、1b、1c、1d、・・・1n……玄関子機
10……呼出ボタン
10a……指紋検出部
2a、2b、2c、2d、・・・2n……電気錠
3a、3b、3c、3d、・・・3n……外部カメラ
4a、4b、4c、4d、・・・4n……室内親機
43……親機CPU(書換手段)
44a(51a)……居住者用メモリ
44b(51b)……警戒用メモリ
48……他住戸側親機I/F(インターフェース)
49……外部サーバ側親機I/F(インターフェース)
50……顔画像認識部
6……外部サーバ
60a(60b)……警戒用メモリ
61a(61b)……警報報知部
7……ネットワーク

Claims (12)

  1. 玄関子機(1a、1b、1c、1d、・・・1n)の指紋検出部(10a)にて検出された人物の指紋を登録された指紋と照合することによって電気錠(2a、2b、2c、2d、・・・2n)を解錠し、或いは室内親機(4a、4b、4c、4d、・・・4n)を呼び出して通話状態となるインターホンシステムにおいて、
    前記室内親機は、前記指紋を登録するためのメモリとして、居住者の指紋を登録するための居住者用メモリ(44a)と、要注意人物の指紋を登録するための警戒用メモリ(44b)とにグループ分けし、前記警戒用メモリの書き換えを行うための書換手段(43)を備えたことを特徴とするインターホンシステム。
  2. 前記室内親機は、前記警戒用メモリのデータを前記書換手段により更新するためにネットワーク(7)を介して外部サーバ(6)に接続するインターフェース(49)を備えたことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  3. 前記室内親機は、前記警戒用メモリに登録された指紋を認識した場合に、ネットワーク(7)を介して外部サーバ(6)に警報信号を送出するためのインターフェース(49)を備えたことを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
  4. 前記室内親機または前記玄関子機は、前記警戒用メモリのデータを送受信するために近隣の他の室内親機または他の玄関子機に接続するためのインターフェース(48)を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  5. 前記警戒用メモリは、一定時間経過後のデータを削除することを特徴とする請求項1乃至請求項4のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  6. 前記警戒用メモリは、前記要注意人物の注意度によって消去までの期間を可変するための識別符号を備えたことを特徴とする請求項5記載のインターホンシステム。
  7. 玄関子機(1a、1b、1c、1d、・・・1n)の指紋検出部(10a)にて検出された人物の指紋を登録された指紋と照合することによって電気錠(2a、2b、2c、2d、・・・2n)を解錠し、或いは室内親機(4a、4b、4c、4d、・・・4n)を呼び出して通話状態となるインターホンシステムにおいて、
    前記室内親機は、前記指紋を登録するためのメモリとして、居住者の指紋を登録するための居住者用メモリ(44a)と、前記居住者用メモリに登録されていない指紋情報を問い合せるためにネットワーク(7)を介して外部サーバ(6)に接続するインターフェース(49)とを備え、
    前記外部サーバは、要注意人物の指紋を登録するための警戒用メモリ(60a)と、前記警戒用メモリに登録された指紋を認識した場合に警報を発報するための警報報知部(61a)とを備えたことを特徴とするインターホンシステム。
  8. 前記指紋検出部は、前記玄関子機の呼出ボタン(10)に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  9. 前記指紋検出部に代えて、前記人物の顔画像を認識するための顔画像認識部(50)を備え、指紋照合に代えて顔画像認識を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項8のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  10. 前記指紋検出部と、前記人物の顔画像を認識するための顔画像認識部(50)とを備え、指紋照合と顔画像認識を併用することを特徴とする請求項1乃至請求項8のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
  11. 前記顔画像認識部は、前記顔画像として前記玄関子機のカメラ(11)にて撮像された映像を使用することを特徴とする請求項9または請求項10記載のインターホンシステム。
  12. 前記顔画像認識部は、前記顔画像として前記玄関子機の近傍に設置された外部カメラ(3a、3b、3c、3d、・・・3n)にて撮像された映像を使用することを特徴とする請求項9乃至請求項11のうち何れか1項記載のインターホンシステム。
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