JP2009225572A - ステータ及びブラシレスモータ - Google Patents

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Abstract

【課題】コイルのリード線が電気的に接続された端子をネジ止めする際に端子台に変形が生じ難く、振動に対して断線などが生じ難いステータを、小型かつ低コストで実現できる手段を提供する。
【解決手段】ステータ12は、円周方向101に配列された複数のティース部31を有するステータコア21と、各ティース部31を絶縁被覆するインシュレータ41,42と、インシュレータ41,42を介して各ティース部31に巻回されたコイル23と、インシュレータ41に嵌合されて、インシュレータ41との間に形成された空間63に各コイル23間の渡り線26を保持する端子台24と、コイル23のリード線27,28,29に電気的に接続されて端子台24に固定された端子71,72,73と、端子71,72,73に外部機器の導線91,92,93をネジ止めするためのボルト81,82,83及びナット84とを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ステータコアのコイルのリード線に電気的に接続された端子に、外部機器の導線がネジ止めされるステータ、及び当該ステータを備えたブラシレスモータに関する。
従来より、磁界を形成するステータに対してロータが回転されるブラシレスモータとしてインナーロータ型のものやアウターロータ型のものが知られている。インナーロータ型のブラシレスモータでは、複数のティースが内側へ向かって突出された円筒形状のステータの内側に、多極のマグネットを有するロータが配設され、該ステータの磁界により該ロータが回転される。アウターロータ型のブラシレスモータでは、複数のティースが外側へ放射状に突出されたステータの外側に、多極のマグネットを有する円筒形状のロータが配設され、該ステータの磁界により該ロータが回転される。
ステータは、円周方向に配列された複数のティースを有する。各ティースは、インシュレータにより絶縁被覆され、かつ巻線が施される。これにより、各ティース周りに複数のコイルが形成される。この複数のコイルは、ブラシレスモータの接続端子に電気的に接続される。例えば、3相コイルのブラシレスモータであれば、複数のコイルが3相に分類されて各コイル間が渡り線により接続されて3つのコイル群とされ、3つのコイル群のリード線が各々3つの接続端子に接続される。
例えば、各コイルを電気的に接続する結線構造としてバスバーが知られている(例えば、特許文献1,2)。また、各コイルのリード線を外部の導線と接続するための接続端子として、端子にネジ孔が形成され、そのネジ孔を用いて外部の導線がネジ止めされる構成が開示されている(例えば、特許文献3の図2,5)
特開2007−325482号公報 特開2007−267569号公報 特開2005−287240号公報
近年、車両のパワーステアリングなどにブラシレスモータが用いられるようになり、ブラシレスモータに対して、振動に強く、かつ長期間に渡って安定的に動作する高い信頼性が求められている。この観点から、外部の導線は、ブラシレスモータの端子にネジ止めされることが好ましい。しかし、端子におけるネジ止め工程において、端子台やインシュレータに締め付け方向の回転トルクが付与されるので、端子台やインシュレータが変形しやすいという問題があった。一方、端子台やインシュレータの剛性を高めると、ブラシレスモータの大型化やコスト高を招くという問題が生じる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、外部機器の導線を端子にネジ止めする際に端子台に変形が生じ難く、かつ振動に対して断線などが生じ難いステータを、小型かつ低コストで実現できる手段を提供することを目的とする。
(1) 本発明にかかるステータは、円周方向に配列された複数のティースを有するステータコアと、上記各ティースを絶縁被覆するインシュレータと、上記インシュレータを介して上記各ティースに巻回されたコイルと、上記インシュレータに嵌合されて、当該インシュレータとの間に形成された空間に上記各コイル間の渡り線を保持する端子台と、上記コイルのリード線に電気的に接続されて上記端子台に固定された端子と、上記端子に外部機器の導線をネジ止めするためのネジ止め部材と、を具備する。
本発明にかかるステータは、例えばブラシレスモータなどのモータに使用される。ステータの各ティースは円周方向に配列されているが、インナーロータ型のステータであれば各ティースは内側へ向かって突出されており、アウターロータ型のステータであれば各ティースは外側へ向かって突出される。各ティースはインシュレータにより絶縁被覆され、そのインシュレータの外側から巻線がされてコイルが形成される。このコイルの巻線方法として、例えば、各相を構成する複数のティース群に1本の線が連続して巻線される集中巻線があげられる。この集中巻線では、各コイル間に渡り線が形成される。集中巻線されたコイルからはリード線が導き出されて端子に電気的に接続される。
インシュレータには端子台が嵌合されている。この端子台は、インシュレータとの間に空間を形成し、この空間にコイル間の渡り線が保持される。ここで、渡り線の保持とは、渡り線がインシュレータを超えてステータの内側又は外側へ移動できないように囲むことをいう。これにより、ステータに振動が付与されても、渡り線が大きく揺れ動くことがなく、渡り線の損傷や断線が防止される。
端子台には、端子が固定される。この端子には、ネジ止め部材により、外部機器の導線がネジ止めされる。例えば、ステータがブラシレスモータとして用いられる場合には、外部機器として電源などがあげられる。ネジ止め部材としては、ボルト及びナットがあげられる。端子に外部機器の導線がネジ止めされる際に、端子台に締め付け方向の回転トルクが付与されるが、端子台とインシュレータとの嵌合により、この回転トルクにより端子台が移動することがない。
(2) 上記端子台は、上記ステータコアの軸方向と直交する第1方向に対して固定されたものであってもよい。
第1方向とは、ステータコアの軸方向と直交する任意の方向であり、必ずしも特定の一方向である必要はない。したがって、ステータコアの軸方向と直交する第1方向が複数の方向であってもよい。第1方向がステータコアの円周方向であると、端子台を、ティースが配列された円周方向に対して固定することができる。これにより、端子台は第1方向へ作用する力(回転トルク)に対して移動することがなく、かつステータコアの軸方向へ移動されることにより容易にインシュレータと嵌脱される。
(3) 上記インシュレータは、上記ステータコアの円周方向へ所定間隔が隔てられて各ティースに対応する位置から軸方向へそれぞれ突出した複数の凸部を有し、上記端子台は、上記インシュレータの各凸部と嵌合されたものであってもよい。
インシュレータの各凸部は、各ティースと同様に円周方向に配列されている。この各凸部に端子台が嵌合されることにより、ティースが配列された円周方向に対して端子台が固定される。また、端子台に付与される回転トルクが各凸部との嵌合部分に分散して伝達されるので、インシュレータと端子台との嵌合構造を小型化できる。
(4) 上記ネジ止め部材は、上記ステータコアの軸方向と同じ第2方向へ螺入されて外部機器の導線をネジ止めするものであってもよい。
ネジ止め部材として、例えばボルト及びナットがあげられる。このボルトがナットに対して第2方向へ螺入されることにより、外部機器の導線がネジ止めされる。この螺入される方向は、ナットとの螺合においてボルトが回転しながら進む方向である。つまり、ボルトの軸線方向が螺入される方向となる。ボルトが螺入される方向が第2方向であれば、ボルトとナットとが締結される際に生じる回転トルクは、第2方向と直交する第1方向となるので、インシュレータと端子台との嵌合により、この回転トルクを効率的に受け止めることができる。
(5) 本発明は、前述されたステータと、当該ステータが形成する回転磁界により回転するロータと、を具備するブラシレスモータとして捉えてもよい。
本発明にかかるステータ又はブラシレスモータによれば、インシュレータに嵌合された端子台により、インシュレータと端子台との間に空間が形成されて渡り線が保持されるので、振動に対して渡り線の損傷や断線が生じにくい。また、端子に外部機器の導線がネジ止めされる際の回転トルクを、端子台とインシュレータとの嵌合で受けるので、端子台に変形が生じにくい。これにより、振動に対して信頼性の高いステータ又はブラシレスモータを、小型かつ低コストで実現できる。
以下、本発明の好ましい実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態は、本発明に係るブラシレスモータの一態様にすぎず、例えば、インナーロータ型のブラシレスモータをアウターロータ型のブラシレスモータに変更するなど、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様を変更できることは言うまでもない。
[図面の説明]
図1は、本発明の実施形態にかかるブラシレスモータ10の外観構成を示す斜視図である。図2は、図1におけるII−II断面を示す断面図である。図3は、ステータ12の外観構成を示す斜視図である。図4は、ステータ12から端子台24を分離した状態の斜視図である。図5は、分割コア25及びインシュレータ41,42を示す分解斜視図である。図6は、端子台24の上面図である。図7は、端子台24の下面図である。図8は、端子台24の側面図である。
[ブラシレスモータ10の概略構成]
図1及び図2に示されるように、ブラシレスモータ10は、ケース11に嵌め込まれたステータ12を有する。ケース11は、上面が開口した円筒容器形状であり、ステータ12の外周寸法とほぼ同じ内周寸法に形成されている。このケース11に対して、ステータ12が押圧されながら嵌入されて、ケース11とステータ12とが一体とされている。ケース11の底面の中央には円筒形状の凹部13が形成され、その凹部13の中央に貫通孔16が形成されている。この貫通孔16に、ロータ14(図2参照)が挿通される。
図1においては、ロータ14が省略されているが、図2に破線で示されるように、ロータ14はステータ12の内側に空隙が隔てられて配設される。ロータ14は、シャフトの外周に所定の極数の磁石が周方向へN極とS極とが交互となるように配設されてなり、ステータ12により形成される回転磁界により、軸線15を中心として回転する。
[ステータ12]
ステータ12は、ステータコア21、インシュレータ41,42、コイル23及び端子台24とを主要な構成とする。
図3及び図4に示されるように、ステータコア21は、12個の分割コア25を有する。12個の分割コア25が連結されて1つの円筒形状のステータコア21が構成される。各分割コア25は、円筒形状に連結される配置が異なる他は同形状のものである。12個の分割コア25の各ティース部31が、円筒形状のステータコア21において円周方向101に配列される。なお、本実施形態では、分割コア25はティース部31毎に分割されたものであるが、本発明においてステータコア21は必ずしも分割コア25から形成されたものでなくともよい。
図5に示されるように、分割コア25は、コイル23が巻回されるティース部31がコアヨーク部32から突出されて、平面視においてT字形状に形成されたものである。1つの分割コア25は、平面視においてT字形状の複数の鋼板が積層されて、各鋼板において半抜きされたカシメなどによって上下方向の鋼板が相互に嵌合されることにより一体とされている。コアヨーク部32は、円筒形状のステータコア21における円周方向101の幅の12分の1となる弧状に形成されている。ティース部31は、コアヨーク部32からステータコア21の径方向102内側へ突出されている。
分割コア25のコアヨーク部32の側面33,34には、凹部35又は凸部36がそれぞれ形成されている。側面33,34は、各分割コア25が、図4に示される円筒形状のステータコア21として組み合わされると、隣り合う分割コア25のコアヨーク部32と接触する面であり、ステータコア21の径方向となるコアヨーク部32の両端において、ステータコア21の軸方向103(軸線15と平行である)に延びる平面をなしている。また、凹部35及び凸部36は、側面33,34の上下方向、換言すれば円筒形状のステータコア21の軸方向103に渡ってそれぞれ形成されている。凹部35と凸部36とは、互いに対応した凹凸形状であり、凹部35及び凸部36は、側面33,34において径方向102の略中央に形成されている。
図4に示されるように、ティース部31には、絶縁のためのインシュレータ41,42が設けられる。インシュレータ41,42は、1つのティース部31に対して軸方向103において対向する一対が設けられる。一対のインシュレータ41,42がティース部31に設けられることにより、ティース部31が絶縁被覆される。インシュレータ41,42は、例えば絶縁性の合成樹脂から成形される。
インシュレータ41は、概略すると、ティース部31の軸方向103の端面を覆う基部43から、ティース部31の両側面を覆う一対の側壁部44,45が延出されてなる。側壁部44,45は、ティース部31の軸方向103の寸法より短い。また、側壁部44,45が基部43からそれぞれ延出される寸法は同じである。インシュレータ41がティース部31に嵌め込まれると、ティース部31における軸方向103の一方側(図4では上側)の一部が絶縁被覆される。基部43には、径方向102に隔てられて一対の支持壁46,47が軸方向へ延出されている。支持壁46,47が基部43から延出される方向は、側壁部44,45の延出方向と反対方向である。また、支持壁46,47が基部43からそれぞれ延出される寸法は同じである。
コアヨーク部32側に配置される側壁部47には、その上端から軸方向103へ凸部48が延出されている。凸部48は、径方向102に厚みが薄く、円周方向101に沿って若干湾曲した平板形状である。凸部48は、周方向となる幅が二段に異なり、基部43側の幅が幅広である。また、基部43側の凸部48の幅は、側壁部47の円周方向101の幅より幅狭である。凸部48の円周方向101における両側面において、幅が二段に異なる箇所には、段部49,50がそれぞれ形成されている。この段部49,50は、およそ軸方向103の外側(図4では上側)へ向いた面を形成している。凸部48は、12個の分割コア25が円筒形状に配列されると、ステータコア21の円周方向101へ所定間隔が隔てられて配列され、各分割コア25から軸方向103へそれぞれ突出する。
インシュレータ42は、概略すると、ティース部31の軸方向103の端面を覆う基部51から、ティース部31の両側面を覆う一対の側壁部52,53が延出されてなる。側壁部52,53は、ティース部31の軸方向103の寸法より短い。また、側壁部52,53が基部43からそれぞれ延出される寸法は同じである。側壁部52,53の軸方向103の寸法と、インシュレータ41における側壁部44,45の軸方向103の寸法とを合計すると、ティース部31の軸方向103の寸法と同じとなる。つまり、ティース部31の両側面は、インシュレータ41の側壁部44,45と、インシュレータ42の側壁部52,52とによって全面が覆われる。インシュレータ42がティース部31に嵌め込まれると、ティース部31における軸方向103の他方側(図4では下側)の一部が絶縁被覆される。基部51には、径方向102に隔てられて一対の支持壁54,55が軸方向103へ延出されている。支持壁54,55が基部51から延出される方向は、側壁部52,53の延出方向と反対方向である。また、支持壁54,55が基部51からそれぞれ延出される寸法は同じである。
図2に示されるように、ティース部31は、インシュレータ41,42に覆われてコイル23が巻回される。インシュレータ41,42の外側から巻回されたコイル23は、インシュレータ41の支持壁46,47及びインシュレータ42の支持壁54,55に支持される。
なお、コイル23の巻回方法は特に限定されるものではないが、フライヤ式又はノズル式の巻線機を用いて複数の分割コア25に対して銅線を連続巻線し、その複数の分割コア25をコイル23間の渡り線により連結させて1群のものとすれば、複数の分割コア25の1群を、例えばU相、V相、W相の各相に対応させて所定の配置で円環状に連結することができ、結線作業が簡略化される。例えば、本実施形態にように12個の分割コア25を用いる場合には、U相、V相、W相の各相の1群を4個の分割コア25により構成し、この4個の分割コア25に連続巻線すればよい。また、分割コア25に巻線するコイルは複数本の銅線から構成されてもよい。
[端子台24]
図3及び図4に示されるように、端子台24は、ステータコア21における12個のインシュレータ41により形成される円環構造の内径及び外径とほぼ同等の寸法の内径及び外径の円盤形状である。端子台24は、12個のインシュレータ41に嵌合されて径方向に対して固定される。
各インシュレータ41は、各分割コア25における軸線15方向の一方の端面(図3及び図4では上側)を覆うが、コアヨーク部32における径方向102外側の一部を覆わない。つまり、コアヨーク部32は、インシュレータ41により覆われない露出部37を有する。この露出部37は、各分割コア25のコアヨーク部32において、ステータコア21の外周縁となる側に円周方向101に渡って設けられている。前述されたように、端子台24の外径は、12個のインシュレータ41により形成される円環構造の外径とほぼ同等である。したがって、端子台24が各インシュレータ41に組み合わされた状態において、ステータコア21を軸線15方向から視て、露出部37が現れる。この露出部37は、ステータコア21をケース11に圧入する際に、治具などを当接させる箇所として機能する。
端子台24には、ドーナツ形状の円盤部60の外周縁から軸方向へ突出する12個の凸部61が設けられている。各凸部61は、端子台24における配置が異なるほかは同形状である。各凸部61における端子台24の円周方向101の幅は、図4に示されるように、12個の分割コア25が円筒形状に配列されたときに、各分割コア25から軸方向へそれぞれ突出する各凸部48間の隙間56の円周方向101の幅と同等である。各凸部48間の隙間56は、周方向に所定間隔で12箇所に配置されている。したがって、端子台24の12個の各凸部61は、それぞれ対応する各隙間56に嵌合しうる。これにより、ステータコア21の円周方向101に対して、端子台24が固定される。ステータコア21の円周方向101が、本発明における第1方向に相当する。
また、凸部61の軸方向103(軸線15と平行である)の長さは、隙間56において凸部48の上面から段部49,50までの距離と同等である。したがって、端子台24の各凸部61は、対応する各隙間56に進入し、その下面が段部49,50に当接する。これにより、ステータコア21に対して、端子台24が嵌合される軸方向103の位置が決められる。この状態において、図3に示されるように、インシュレータ41の各凸部48が端子台24の各凸部61間に進入し、各凸部48の上面が円盤部60と当接する。このように、ステータコア21に配設されたインシュレータ41の各凸部48と、端子台24の各凸部61とが嵌合される。
端子台24には、円盤部60の内周縁から軸方向103へ突出する円筒形状の内壁62が設けられている。内壁62は、円盤部60の内周縁の全域に設けられ、その全域において同じ長さで軸方向103へ突出する。図3に示されるように、端子台24がステータコア21に嵌合されると、内壁62の下面は、各インシュレータ41の支持壁46の上面に当接する。端子台24をインシュレータ41に嵌脱させる方向は軸方向103であり、この軸方向103は円周方向101と直交関係にある。軸方向103が本発明における第2方向に相当する。
図2に示されるように、端子台24がステータコア21に嵌合されると、各インシュレータ41と端子台24との間に円環形状の空間63が形成される。この空間63は、各インシュレータ41の基部43を底とし、各インシュレータ41の支持壁47及び凸部48並びに端子台24の凸部61を外周壁とし、各インシュレータ41の支持壁46及び端子台24の内壁62を内周壁とし、端子台24の円盤部60を天板として、これらに囲繞された内部空間として形成される。空間62には、U相、V相、W相の各相を構成する分割コア25間に設けられた渡り線が26が収容されている。
各インシュレータ41と端子台24とは、例えば、接着剤などの樹脂により接着固定される。接着剤は、各インシュレータ41の凸部48と端子台24との接触箇所に塗布されても、空間62に充填されてもよい。空間62に接着剤などの樹脂を充填する場合には、樹脂を注入するための孔として、端子台24の円盤部60に空間62に通ずる貫通孔が適宜設けられてもよい。
端子台24には、円盤部60から軸方向103へ突出する基台64が設けられている。基台64が突出する方向は、凸部61が突出する方向と逆方向である。したがって、ステータコア21に端子台24が嵌合されると、基台64は、ステータコア21の外側へ向かって突出する。基台64は、円盤部60の外周縁付近であって、その円周方向101における一部に設けられている。基台64は、後述される各端子71,72,73を嵌合して固定するための部分である。基台64は、各端子71,72,73に対応する位置に3つの孔57,58,59を有する(図7参照)。これら各孔57,58,59は、各端子71,72,73に挿入されるネジを留めるためのナット84を収容可能な大きさであり、ナット84が、そのネジ孔周りに回転しないように、ナット84と同様の六角形の断面構造である。なお、図8には、端子71に対応する孔57のみが破線で示されている。図7に破線で示されるように、端子台24には、孔57、58,59が、端子71,72,73に対応する位置にそれぞれ設けられている。そして、各孔57,58,59の周囲には、端子台71,72,73を嵌合又はカシメして固定するための凹陥などが形成されている。
端子台24には、3箇所にスリット66,67,68が設けられている。スリット66は、端子台24において端子71が配置される側の端付近に配置されており、円盤部60の外周縁から内壁62付近まで円盤部60を切り欠いて形成されている。スリット67は、端子台24において端子72が配置される位置と端子73が配置される位置の間に配置されており、円盤部60の外周縁から内壁62付近まで円盤部60及び基台64を切り欠いて形成されている。スリット68は、端子台24において端子73が配置される側の端付近に配置されており、円盤部60の外周縁から内壁62付近まで円盤部60を切り欠いて形成されている。各スリット66,67,68の幅は、コイル23を構成する銅線の外径より大きく、銅線は各スリット66,67,68に容易に進入される。
[端子71,72,73]
図3,4及び図6〜8に示されるように、端子71,72,73は、端子台24の基台64における上面に配置されている。前述されたように、基台64には、各端子71,72,73をそれぞれ固定するための凹陥や孔が形成されており、基台64において各端子71,72,73が周方向に所定間隔で配置されて固定される。各端子71,72,73の固定方法は、カシメや接着剤による固定などの公知の方法が採用される。
各端子71,72,73は、基台64における配置によって対称形状をなす他は同様であるので、端子71を例に詳細な形状が説明される。端子71は、基台64の上面とほぼ同一面をなす基板74に、貫通孔75、爪76,77及び接続部78が形成されてなる。端子71は、銅線性のある金属板からなり、基板74に、貫通孔75、爪76,77及び接続部78はプレスや折曲げなどによって一体に形成されている。
基板74は五角形の平板である。この五角形は、基台64の孔57に挿入されるナット84の六角形と同様の形状を一部に有するものである。基板74のほぼ中央には円形の貫通孔75が形成されている。この貫通孔75は、後述されるボルト81が挿入可能な径であり、その軸が孔57に挿入されたナット84のネジ孔とほぼ一致する。つまり、ボルト81は、貫通孔75に挿入されてナット84と螺合されうる。また、基板74は、孔57に対して蓋となってナット84を孔57内に封入する。
基板74には、その外縁から爪76,77が延出されている。各図には詳細に現れていないが、爪76,77は、端子台24の基台64に形成された孔に貫入される。基板74は、この爪76,77と五角形の外径とが、基台64の凹陥や孔などと嵌合することにより、貫通孔75周りに回転しないように基台64に固定されている。
基板74には、端子台24の基台64から外側へ突出する接続部78が設けられている。接続部78は、基板74に対してほぼ直角に延びる壁であり、基台64においてスリット66側に配置される。接続部78の延出端は、その両側が角形状に突出した形状であるが、これは、コイル23のリード線27と接続部とを半田付け又はTIG溶接などにより電気的に接続するに適した形状であり、リード線27の本数などに応じて適宜変更されてもよい。図1に示されるように、接続部78には、U相、V相、W相のうちいずれかの相を構成するコイル23のリード線27が接続される。このリード線27は、スリット66を通じて空間63から端子71側へ引き出され、接続部78に沿って軸方向へ延出される。帯形状のカシメ金具79がリード線27を接続部78との間に挟んで接続部78にカシメられることにより、リード線27が接続部78に固定される。本実施形態では、各リード線27,28,29は4本の銅線からなる。
他の端子72,73については、端子台24の基台64における他の位置にそれぞれ配置されて、端子71と同様に基台64に固定される。各端子72,73には、スリット67,68を通じて空間63から端子72,73側へ引き出されたU相、V相、W相のうちいずれかの相を構成するコイル23のリード線28,29が、端子71と同様にして接続される。また、端子72,73に対応する基台64の各孔58,59には、ナット84と同じナットがそれぞれ挿入され、これらナットは端子72,73によって各孔58,59に封入される。
[ボルト81,82,83及びナット84]
図1に示されるように、端子71,72,73には、電源からU相、V相、W相の電力を供給するための導線91,92,93がそれぞれ電気的に接続される、各導線91,92,93を対応する各端子71,72,73に接続する方法は同様であるので、導線91を端子71との接続構造を例に詳細な説明がなされる。
導線91の接続端には端子金具94が設けられている。この端子金具94は導線91と電気的に接続されている。端子金具94は、円環形状のいわゆる丸形端子である。端子金具94には、ボルト81が挿通される。このボルト81が、端子71の貫通孔75に挿通され、基台64の孔57に封入されたナット84と螺合される。ナット84と螺合される際のボルト81の軸線は軸方向103である。つまり、ボルト81がナット84に螺入される方向が軸方向103である。このボルト81とナット84との螺合により、端子金具94が端子71に緊締される。つまり、ボルト81及びナット84によって、端子金具94が端子71にネジ止めされる。これにより、導線91が端子71に電気的に接続される。
導線91と同様にして、他の導線92,93には端子金具95,96がそれぞれ設けられており、ボルト82,83及びナットによって、端子金具95が端子72にネジ止めされ、端子金具96が端子73にネジ止めされる。これにより、導線92が端子72に電気的に接続され、導線93が端子73に電気的に接続される。これらボルト81,82,83及びナット84が、本発明におけるネジ止め部材に相当する。
[本実施形態における作用効果]
本実施形態において、インシュレータ41に端子台24が嵌合されて空間63が形成され、この空間63にコイル23間の渡り線26が保持される。したがって、渡り線26がインシュレータ41を超えてステータコア21の内側や外側へ移動することがない。これにより、ブラシレスモータ10に振動が付与されても、渡り線26が大きく揺れ動くことがなく、渡り線26の損傷や断線が防止される。
また、各端子71,72,73には、ボルト81,82,83及びナット84によって、外部機器の導線91,92,93がネジ止めされる。このネジ止めの際に、端子台24に締め付け方向(端子71,72,73に対して円周方向101に作用する。)の回転トルクが付与されるが、端子台24とインシュレータ41との嵌合によって、この回転トルクにより端子台24がステータコア21に対して移動することがない。特に、端子台24がステータコア21の軸方向103と直交する円周方向101に対して固定されているので、端子台24がステータコア21の円周方向101へ移動しない。一方、端子台24は、ステータコア21の軸方向103へ移動可能なので、インシュレータ41に対して容易に嵌脱される。これにより、振動に対して信頼性の高いステータ12又はブラシレスモータ10を、小型かつ低コストで実現される。
また、インシュレータ41には、ステータコア21の円周方向101へ所定間隔が隔てられて各分割コア25から軸方向103へそれぞれ突出した12個の凸部48を有し、端子台24が各凸部48と嵌合されるので、端子台24が、分割コア25が配列された円周方向101についてインシュレータ41にに対して固定される。これにより、端子台24に付与される回転トルクが各凸部48との嵌合部分に分散して伝達されるので、インシュレータ41と端子台24との嵌合構造を小型化できる。
なお、本実施形態では、本発明にかかるステータがブラシレスモータ10として実現されているが、本発明にかかるステータは、その他の形態の電動機や発電機のステータとして実現されてもよい。また、本ステータは、インナーロータ型に限定されず、アウターロータ型のステータであってもよい。
また、本実施形態では、12スロットのブラシレスモータ10が説明されているが、本発明においてステータのスロット数は特に限定されない。また、ステータコアを分割コア25によって構成するか一体に構成するかは任意である。
また、本実施形態における各コイル23間の渡り線26は、連続巻きにより形成されたものに限定されない。
また、本実施形態では、本発明にかかるネジ止め部材としてボルト81,82,83及びナット84が示されているが、ネジ止め部材はその他の態様を採りうる。例えば、各端子71、72,73にネジ孔を形成することによって、ナット84を用いることなく、ボルト81,82,83が各端子71,72,73に直接螺合されてもよい。
また、本実施形態では、本発明における第1方向がステータコア21の円周方向101とする態様が示されているが、本発明における第1方向は、第2方向である軸方向103と直交すれば円周方向101に限定されない。したがって、軸方向103に直交する特定の一方向にのみ端子台24が固定されてもよい。
図1は、本発明の実施形態にかかるブラシレスモータ10の外観構成を示す斜視図である。 図2は、図1におけるII−II断面を示す断面図である。 図3は、ステータ12の外観構成を示す斜視図である。 図4は、ステータ12から端子台24を分離した状態の斜視図である。 図5は、分割コア25及びインシュレータ41,42を示す分解斜視図である。 図6は、端子台24の上面図である。 図7は、端子台24の下面図である。 図8は、端子台24の側面図である。
符号の説明
10・・・ブラシレスモータ
12・・・ステータ
14・・・ロータ
21・・・ステータコア
23・・・コイル
24・・・端子台
26・・・渡り線
27,28,29・・・リード線
31・・・ティース部
41,42・・・インシュレータ
48・・・凸部
63・・・空間
71,72,73・・・端子
81,82,83・・・ボルト(ネジ止め部材)
84・・・ナット(ネジ止め部材)
91,92,93・・・導線

Claims (5)

  1. 円周方向に配列された複数のティースを有するステータコアと、
    上記各ティースを絶縁被覆するインシュレータと、
    上記インシュレータを介して上記各ティースに巻回されたコイルと、
    上記インシュレータに嵌合されて、当該インシュレータとの間に形成された空間に上記各コイル間の渡り線を保持する端子台と、
    上記コイルのリード線に電気的に接続されて上記端子台に固定された端子と、
    上記端子に外部機器の導線をネジ止めするためのネジ止め部材と、を具備するステータ。
  2. 上記端子台は、上記ステータコアの軸方向と直交する第1方向に対して固定されたものである請求項1に記載のステータ。
  3. 上記インシュレータは、上記ステータコアの円周方向へ所定間隔が隔てられて各ティースに対応する位置から軸方向へそれぞれ突出した複数の凸部を有し、
    上記端子台は、上記インシュレータの各凸部と嵌合されたものである請求項1又は2に記載のステータ。
  4. 上記ネジ止め部材は、上記ステータコアの軸方向と同じ第2方向へ螺入されて外部機器の導線をネジ止めする請求項1から3のいずれかに記載のステータ。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載のステータと、
    上記ステータが形成する回転磁界により回転するロータと、を具備するブラシレスモータ。
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