JP2009225518A - 電動機用コイルの製造方法 - Google Patents

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【課題】コイルの絶縁層の劣化を抑制できる電動機用コイルの製造方法を提供する。
【解決手段】角部112Cを有するボビン112に、外周に熱融着層113A3が形成された線材113Aを巻き付けてコイル113を形成する工程と、少なくともボビンの角部に位置するコイル部分を熱融着層の融着温度未満に維持した状態で、当該コイル部分以外のコイル部分を融着温度以上の温度で加熱する融着工程と、を有する。
【選択図】 図6

Description

この発明は、電動機用コイルの製造方法に関するものである。
電動機に用いられるボビンレスコイルの製造方法において、コイルを構成する線材の絶縁層の外周に熱融着層を形成し、線材にテンションをかけつつ当該線材を巻芯に巻き、加熱圧接することで線材間の密着度を高めるとともに、コイルの外周側への膨らみを抑制したものが知られている(特許文献1)。
特許第3169344号公報
しかしながら、ボビンを有するコイルにおいてボビンの断面形状が非円形、たとえば矩形のものにあっては、平面部に比べ角部の方がコイルとボビンまたはコイル同士がより密着する傾向がある。このため、振動や熱収縮による応力が角部に集中し、コイルの絶縁層が劣化するという問題があった。
この発明が解決しようとする課題は、コイルの絶縁層の劣化を抑制できる電動機用コイルの製造方法を提供することである。
この発明は、ボビンに巻き付けたコイルの少なくとも角部を熱融着層の融着温度未満に維持しつつ他の部分を融着させることによって上記課題を解決する。
上記発明によれば、ボビンの角部においてボビンとコイルおよびコイル同士に非接触部が形成されるので、当該角部におけるコイルへの応力集中が抑制され、その結果、コイルの絶縁層の劣化を抑制することができる。
以下、上記発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、本実施形態の電動機について説明すると、図1は本実施形態に係る電動機のステータを示す平面図である。
図1において、電動機1は、ハウジング1Aの内部に固定されたステータ10と、ハウジング1Aに回転自在に支持された出力軸30と、出力軸30に固定され、当該出力軸30とステータ10との間に設けられたロータ20とを備える。ステータ10は、複数のコイルユニット11がハウジング1Aの内壁面に沿って設けられて構成され、各コイルユニット11のコイル113に所定のタイミングで通電される。これにより各コイルユニット11に所定のタイミングで磁界が発生し、永久磁石を有するロータ20が所定方向に所定トルクで回転することにより、出力軸30に接続された負荷を駆動する。なお、同図においてロータ20及び出力軸30の詳細は図示を省略する。
図2は図1のコイルユニットを示す斜視図、図3は図1のコイルユニットを示す側面図、図4は図3のIV-IV線に沿う断面図、図5は図2のボビンを示す斜視図である。
図2に示すように、コイルユニット11は、磁性材料からなる薄板を複数積層したコア111と、このコア111を挟み込む一対の樹脂製ボビン112A,112Bと、同図には図示を省略するが、ボビン112に線材113Aを巻き付けて構成されるコイル113とを備える。なお、線材113Aを巻き付けた状態のものをコイル113と称し、線材113Aとは異なる符号を付して説明する。
本例のコイル113を構成する線材113Aは、図11(A)に示すように電流が流れる平角銅線113A1を備え、その外周が絶縁材料からなる絶縁層113A2により被覆され、さらに絶縁層113A2の外周が所定の溶融温度で溶融する熱融着層113A3により被覆されている。なお、同図(A)に示す平角型線材113Aに代えて同図(B)に示す円形線材113Aを用いることもできる。この場合も、電流が流れる円形銅線113A1を備え、その外周が絶縁材料からなる絶縁層113A2により被覆され、さらに絶縁層113A2の外周が所定の溶融温度で溶融する熱融着層113A3により被覆されている。
線材113Aの最外層に形成された熱融着層113A3は、所定温度Tで溶融し、温度T未満に冷却すると硬化する、たとえば熱可塑性樹脂材料または熱硬化性樹脂材料で構成されている。この温度Tを融着温度ともいう。
図2に戻り、コア111は磁性薄板を同図のZ軸方向に積層して構成され、その先端111A(歯部,図4参照)はロータ20と所定のギャップをもってハウジング1Aに設置される。
プラスチックスで構成されたボビン112は、図5に示すように2つのボビン112A,112Bを接合することによりコア111を積層方向に挟み込む。このため、同図(A)に示すボビン112Aの下端と同図(B)に示すボビン112Bの上端は、互いに重なり合って嵌合する形状とされている。そして、2つのボビン112A,112Bを嵌合させると、上述した線材113Aを巻き付けるための、両側に鍔部112Dを有するコイル巻回部112Eが形成されることになる。
このコイル巻回部112Eは、図3のVI-VI線に沿う断面図である図6に示すように断面が略矩形とされ、長辺である一対の平面部112P1と、短辺である一対の平面部112P2と、これら4つの平面部112P(112P1と112P2を総称する)の間に形成された湾曲した角部112Cとを有する。
本例の角部112Cとは、図6に示す断面において4隅の湾曲部分をいい、平面部112Pとは角部112C以外の部分をいう。ただし、厳密に角部112Cと平面部112Pとを区別する趣旨ではなく、線材113Aを巻き付けてコイル113を形成した際に当該コイル113に応力集中する領域を角部といい、それ以外の領域を平面部というので、角部112Cが平面部分にまで及んだり、逆に平面部112Pが湾曲部分にまで及んだりすることも含まれる。
なお、図6に示す例では断面形状を略長方形としたが、4つの平面部112Pの長さが等しい略正方形とすることもできる。
線材113Aは、上述したボビン112のコイル巻回部112Eに巻き付けられる。この態様を図3及び図4に示す。本例では図4に示すボビン112の上側から下側に向かって1段目の線材113Aを巻き付け、下側の鍔部112Dまで巻き付けたらここでターンし、上側に向かって2段目の線材113Aを巻き付ける。以下、同様にして線材113Aを巻き付けるが、コイルユニット11が先端に向かって幅狭になっているのに応じて線材113Aの巻き付け段数も、先端側は2段、基端側は4段、これらの中間は3段となっている。ただし、線材113Aの巻き付け態様は同図に示すものに限定されず巻き付け段数などは適宜変更することができる。
ボビン112のコイル巻回部112Eに線材113Aが巻き付けられてコイル113が形成されたコイルユニット11は、後述するコイル融着工程等にて処理されたのち、コア111の基端に形成された凸部111B及び凹部111Cを隣接する他のコイルユニット111の凹部及び凸部にそれぞれ嵌合させることにより、電動機1のハウジング1Aに円周状に固定されることになる。
以上が、下記実施形態に共通する電動機1の構成である。次に、上述したコイルユニット11の製造方法について説明する。
《第1実施形態》
図6は、図3のコイルユニット11の製造方法の一例を示す断面図(VI-VI線に沿う断面図)である。
複数の磁性薄板を積層してコア111を形成し、2つのボビン112A,112Bによりこのコア111を挟み込んだのち、線材113Aをボビン112のコイル巻回部112Eに巻き付けてコイル113を形成する。このとき、コイル113を構成する線材113Aは、所定の張力をかけながらボビン112のコイル巻回部112Eに巻き付けられる。
こうして得られたコイルユニット11に対し、図6に示すように、ボビン112の長辺側の平面部112P1,112P1に位置するコイル部分を、押付ジグ2,2を用いてボビン側に押し付ける。同様にしてボビン112の短辺側の平面部112P2,112P2に位置するコイル部分を、押付ジグ3,3を用いてボビン側に押し付ける。
この押付ジグ2,3は、平面部112Pに位置するコイル部分の表面形状に応じた押付面を有し、当該コイル部分を均一にボビン側に押し付けるように構成することができる。
また、ボビン112の4つの角部112Cに位置するコイル部分には、当該コイル部分の温度が熱融着層113A3の融着温度T以上に上昇するのを抑制するための冷却ジグ4がそれぞれ装着される。この冷却ジグ4は、たとえば内部に冷媒が循環する金型状のもので、角部112Cに位置するコイル部分をボビン側に押し付けることなく、この部分を覆うように構成することができる。
次に、このようにしてボビン112の4つの平面部112Pには押付ジグ2,3がそれぞれ装着され、4つの角部112Cには冷却ジグ4がそれぞれ装着された状態のコイルユニット11を、図示しない加熱炉の中に所定時間だけ投入する。この加熱炉は、線材113Aの熱融着層113A3を融着温度T以上に上昇させ、当該熱融着層113A3を溶融させる。ただし、4つの冷却ジグ4によって冷却された角部112Cに位置するコイル部分については、熱融着層113A3は溶融しないことになる。
所定時間経過したらコイルユニット11を加熱炉から取り出し、コイルユニット11を室温近傍まで冷却する。この冷却工程は冷風を吹き付けて冷却する強制冷却、またはコイルユニット11を室温放置する自然冷却のいずれの冷却法をも採用することができる。
以上の融着工程及び冷却工程により得られたコイルユニット11の角部周辺のコイル113の状態を図7に示す。本例では、平面部112Pに位置するコイル部分についてはボビン側に押し付ける一方で、角部112Cに位置するコイル部分については融着温度T未満に維持する。このため、平面部112Pに位置するコイル部分の各線材113Aの熱融着層113A3は隣接する線材113Aの熱融着層113A3と密着した状態で熱融着する。また1段目の線材113Aの熱融着層113A3はボビン112のコイル巻回部112Eに接触した状態となる。
これに対し、角部112Cに位置するコイル部分の各線材113Aの熱融着層113A3は溶融せず、しかも平面部112Pをボビン側に押し付けたぶんだけコイル113の弛みが角部112Cに集約されるので、各線材113Aは接合されず、各線材113Aの間および線材113Aとボビン112のコイル巻回部112Eとの間にそれぞれ隙間が形成されることになる。
これにより、コイルユニット11に作用する振動や熱収縮による応力は当該角部112Cに位置するコイル部分において分散することになる。その結果、角部112Cに位置する線材113Aの絶縁層113A2の劣化を抑制することができる。
《第2実施形態》
図8は、図3のコイルユニット11の製造方法の他の例を示す断面図(VI-VI線に相当する断面図)である。本例の製造方法では、コイルユニット11に対し、同図に示すように、ボビン112の長辺側の平面部112P1,112P1に位置するコイル部分を、押付ジグ2,2を用いてボビン側に押し付ける。この点は上述した図6に示す実施形態と同じである。
これに対し、ボビン112の4つの角部112Cに位置するコイル部分と、短辺側の平面部112P2,112P2に位置するコイル部分に、当該コイル部分の温度が熱融着層113A3の融着温度T以上に上昇するのを抑制するための冷却ジグ4をそれぞれ装着する。この冷却ジグ4は、たとえば内部に冷媒が循環する金型状のもので、角部112Cに位置するコイル部分および短辺側の平面部112P2,112P2に位置するコイル部分をボビン側に押し付けることなく、この部分を覆うように構成することができる。
次に、このようにしてボビン112の長辺側の平面部112P1には押付ジグ2が装着され、4つの角部112Cおよび短辺側の平面部112P2には冷却ジグ4がそれぞれ装着された状態のコイルユニット11を、図示しない加熱炉の中に所定時間だけ投入する。この加熱炉は、線材113Aの熱融着層113A3を融着温度T以上に上昇させ、当該熱融着層113A3を溶融させる。ただし、冷却ジグ4によって冷却された角部112Cに位置するコイル部分および短辺側の平面部112Pに位置するコイル部分については、熱融着層113A3は溶融しないことになる。
所定時間経過したらコイルユニット11を加熱炉から取り出し、コイルユニット11を室温近傍まで冷却する。この冷却工程は、上述した実施形態と同様、冷風を吹き付けて冷却する強制冷却、またはコイルユニット11を室温放置する自然冷却のいずれの冷却法をも採用することができる。
以上の融着工程及び冷却工程により得られたコイルユニット11の角部周辺のコイル113の状態を図9に示す。本例では、長辺側の平面部112P1に位置するコイル部分についてはボビン側に押し付ける一方で、角部112Cに位置するコイル部分および短辺側の平面部112P2に位置するコイル部分については融着温度T未満に維持する。このため、長辺側の平面部112P1に位置するコイル部分の各線材113Aの熱融着層113A3は隣接する線材113Aの熱融着層113A3と密着した状態で熱融着する。また1段目の線材113Aの熱融着層113A3はボビン112のコイル巻回部112Eに接触した状態となる。
これに対し、角部112Cに位置するコイル部分と短辺側の平面部112P2に位置するコイル部分の各線材113Aの熱融着層113A3は溶融せず、しかも長辺側の平面部112P1をボビン側に押し付けたぶんだけコイル113の弛みが角部112Cおよび短辺側の平面部112P2に集約されるので、各線材113Aは接合されず、各線材113Aの間および線材113Aとボビン112のコイル巻回部112Eとの間にそれぞれ隙間が形成されることになる。
これにより、コイルユニット11に作用する振動や熱収縮による応力は当該角部112Cに位置するコイル部分および短辺側の平面部112P2に位置するコイル部分において分散することになる。その結果、角部112Cに位置する線材113Aの絶縁層113A2の劣化を抑制することができる。
また、短辺側の平面部112P2に位置するコイル部分をも熱融着しなかったため、図7に示す実施形態の結果に比べ、角部112Cに位置するコイル部分の線材113Aの折り曲げ負荷が低減されることになる。
なお、本例では、長辺側の平面部112P1に位置するコイル部分をボビン側に押し付けたが、短辺側の平面部112P2に位置するコイル部分をボビン側に押し付け、角部112Cと長辺側の平面部112P1に位置するコイル部分を融着温度未満に維持するように構成することもできる。
また、上述した第1および第2実施形態において、長辺側の平面部112P1に位置するコイル部分をボビン側に押し付ける際に、図10に示すように、押付ジグ2とコイル113との間に絶縁紙5などの絶縁体を挟むこともできる。この場合の絶縁紙5は、長辺側の平面部112P1に位置するコイル部分の熱融着により、線材113Aと押付ジグ2とが接着することを防止するとともに、当該絶縁紙5を長辺側のコイル113に融着させることで、電動機1を組み立てた際の隣接するコイルユニット11との絶縁作用も司ることになる。
また、上述した実施形態では熱融着層113A3を加熱する工程に加熱炉を用いたが、加熱炉に代えて、コイル113の線材113Aに電流を流し、通電による発熱で熱融着層113A3を溶融させることもできる。
発明の実施形態に係る電動機のステータを示す平面図である。 図1のコイルユニットを示す斜視図である。 図1のコイルユニットを示す側面図である。 図3のIV-IV線に沿う断面図である。 図2のボビンを示す斜視図である。 図3のコイルユニットの製造方法の一例を示す断面図である。 図6の製造方法により得られたコイルユニットの角部を示す断面図である。 図3のコイルユニットの製造方法の他の例を示す断面図である。 図8に示す製造方法により得られたコイルユニットの角部を示す断面図である。 図3のコイルユニットの製造方法のさらに他の例を示す断面図である。 図3の線材を示す断面図である。
符号の説明
1…電動機
10…ステータ
11…コイルユニット
111…コア
112(112A,112B)…ボビン
112C…ボビンの角部
112P…ボビンの平面部
113…コイル
113A…線材
113A3…熱融着層
20…ロータ
30…出力軸

Claims (7)

  1. 角部を有するボビンに、外周に熱融着層が形成された線材を巻き付けてコイルを形成する工程と、
    少なくとも前記ボビンの角部に位置するコイル部分を前記熱融着層の融着温度未満に維持した状態で、当該コイル部分以外のコイル部分を前記融着温度以上の温度で加熱する融着工程と、を有することを特徴とする電動機用コイルの製造方法。
  2. 請求項1に記載の電動機用コイルの製造方法において、
    前記ボビンは前記角部以外の平面部を有し、
    前記融着工程は、前記平面部に位置するコイル部分を前記ボビンに押し当てた状態で、当該コイル部分を前記融着温度以上の温度で加熱することを特徴とする電動機用コイルの製造方法。
  3. 請求項1に記載の電動機用コイルの製造方法において、
    前記ボビンは前記角部以外の一対の平面部を有し、
    前記融着工程は、一方の対の平面部に位置するコイル部分を前記ボビンに押し当てるとともに、他方の対の平面部に位置するコイル部分を前記熱融着層の融着温度未満に維持した状態で、当該他方の対の平面部に位置するコイル部分以外のコイル部分を前記融着温度以上の温度で加熱することを特徴とする電動機用コイルの製造方法。
  4. 請求項3に記載の電動機用コイルの製造方法において、
    前記一対の平面部は、長辺の平面部と短辺の平面部とを含み、
    前記融着工程は、前記長辺の平面部に位置するコイル部分を前記ボビンに押し当てるとともに、前記短辺の平面部に位置するコイル部分を前記熱融着層の融着温度未満に維持した状態で、当該短辺の平面部に位置するコイル部分以外のコイル部分を前記融着温度以上の温度で加熱することを特徴とする電動機用コイルの製造方法。
  5. 請求項3に記載の電動機用コイルの製造方法において、
    前記融着工程は、前記いずれかの対の平面部に位置するコイル部分を、絶縁体を介して前記ボビンに押し当てることを特徴とする電動機用コイルの製造方法。
  6. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動機用コイルの製造方法において、
    前記融着工程は、前記熱融着層の融着温度未満に維持するコイル部分を冷却しながら、前記コイルが形成された前記ボビンを加熱炉に投入することにより前記コイルを加熱することを特徴とする電動機用コイルの製造方法。
  7. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動機用コイルの製造方法において、
    前記融着工程は、前記熱融着層の融着温度未満に維持するコイル部分を冷却しながら、前記ボビンに形成された前記コイルに通電することにより前記コイルを加熱することを特徴とする電動機用コイルの製造方法。
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