JP2009217706A - リソース予約管理システム、リソース予約管理方法及びリソース予約管理プログラム - Google Patents

リソース予約管理システム、リソース予約管理方法及びリソース予約管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】会議に使用する会議室等のリソースの予約を効率的に行なうことができるリソース予約システム、リソース予約方法及びリソース予約プログラムを提供する。
【解決手段】リソース予約管理サーバ20は、制御部21、会議データベース25及び予約状況データベース26を備える。制御部21は、予約画面データを操作端末10に送信し、会議情報欄と会議室情報欄等が含まれる予約画面を表示させる。この予約画面において会議の開催日時や使用する会議室等の情報が入力されて予約登録ボタンが選択されると、操作端末10は予約登録依頼をリソース予約管理サーバ20に送信する。制御部21は、予約登録依頼に対して会議室識別子を付与し、これを含む会議開催データ及び会議室詳細データを生成して会議データベース25に記録し、それに対応する予約状況データを生成して、予約状況データベース26に記録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、会議室や多地点会議サーバ等の設備(リソース)の予約の管理を行なうためのリソース予約管理システム、リソース予約管理方法及びリソース予約管理プログラムに関する。
会議を開催する場合、会議に参加する参加者のスケジュールや会議で使用する会議室等のスケジュールを予約することがある。そこで、参加者のスケジュールを調整して効率的に会議を行なうことができるスケジュール調整装置が検討されている(例えば、特許文献1参照。)。
この文献においては、参加者情報管理データベースに登録された参加者の役割ごとに、個人のスケジュール情報が保存されたスケジュール管理データベースを参照する。そして、参加者のスケジュールを調整して共通の空時間帯を検索してスケジュールを決定する。このため、会議などを効率的に開催することができる。
特開2007−11479号公報(第1頁)
ところで、近年、テレビ会議システムを用いたテレビ会議が行なわれることがある。このテレビ会議は、複数の会議室に配置したテレビ会議端末をネットワークで接続し、遠隔地にいる相手の画像や音声に関するデータを送受信して会議を行なう。
このテレビ会議を行なう場合には、複数の会議室を同一時間帯に予約する必要がある。従来、会議室等のリソースは、それぞれ個別に予約する必要があった。このため、複数の会議室を用いるテレビ会議を予約する場合には、使用する会議室の数に応じて予約を行なう必要があり、煩雑であった。
また、3拠点以上の多地点において会議を行なう場合(多地点会議の場合)には、専用のサーバ(多地点会議サーバ)を利用する場合がある。この場合、予約者は、会議室の予約だけでなく、多地点会議サーバの予約も行なわなければならない。この場合、会議室の予約を行なっても、多地点会議サーバの予約をし忘れることがあった。
また、従来、テレビ会議の実施状況や効果を把握するために、テレビ会議の会議参加者に対してアンケートを行なうことがある。この場合、予約された会議室の参加者全員に対してアンケートや調査を行ない、その結果から同じテレビ会議であることを特定して、アンケートの集計を行なっていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされ、その目的は、会議に使用する会議室等のリソースの予約を効率的に行なうことができるリソース予約システム、リソース予約方法及びリソース予約プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、会議を特定する会議識別子に対して、会議の開催日時及び使用予定のリソースを特定するリソース識別子を記憶した会議データ記憶手段と、前記リソース識別子と予約日時とが関連付けられた予約状況データ
を記憶した予約状況データ記憶手段と、会議に用いる複数の会議室を選択可能な予約画面データを記憶し、前記リソースの予約を管理する制御手段とを備え、予約者端末に接続されたリソース予約管理システムであって、前記制御手段が、前記予約画面データを前記予約者端末に送信する予約画面データ処理手段と、前記予約画面データに基づいて表示された予約画面において特定された会議の開催予定日時と使用予定の複数の会議室のリソース識別子とを含む予約登録依頼を、前記予約者端末から受信する予約受信手段と、前記予約登録依頼に対して会議識別子を付与し、この会議識別子に関連付けて前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子及び開催予定日時を前記会議データ記憶手段に記録する会議開催データ記録手段と、前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子と、前記開催予定日時に対応する予約日時とを含む予約状況データを前記予約状況データ記憶手段に記憶する予約データ記録手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のリソース予約管理システムにおいて、会議の種別を特定する種別特定識別子と会議室以外に必要なリソースのリソース識別子とを関連付けた必要設備データを記録した必要設備データ記憶手段を更に備え、前記制御手段は、前記予約者端末から取得した予約登録依頼に基づいて、開催する会議の種別特定識別子を特定する会議種別特定手段と、前記特定した種別特定識別子に関連付けられたリソース識別子を前記必要設備データ記憶手段から抽出するリソース抽出手段とを更に備え、前記予約データ記録手段は、前記リソース抽出手段が抽出したリソース識別子及び、前記予約登録依頼に含まれる会議室のリソース識別子と、前記開催予約日時に対応する予約日時とを関連付けて前記予約状況データ記憶手段に記録することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のリソース予約管理システムにおいて、前記制御手段が、前記予約画面データにおいて会議の開催予定日時及び使用予定の会議室が特定される度に、前記特定された会議室のリソース識別子と前記開催予定日時とを含む予約状況確認依頼を前記予約者端末から取得する状況確認依頼取得手段と、前記会議室のリソース識別子の前記開催予定日時と、前記予約状況データ記憶手段に記録された予約状況データの予約日時とを比較して、予約可否を確認する確認処理を実行するリソース予約状況確認手段と、前記確認処理によって、予約をできないリソース識別子が検出された場合には、予約不可能である旨を前記予約者端末に通知する通知手段とを更に備えたことを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、会議を特定する会議識別子に対して、会議の開催日時及び使用予定のリソースを特定するリソース識別子を記憶した会議データ記憶手段と、前記リソース識別子と予約日時とが関連付けられた予約状況データを記憶した予約状況データ記憶手段と、会議に用いる複数の会議室を選択可能な予約画面データを記憶した制御手段とを備え、予約者端末に接続されたリソース予約管理システムを用いて、前記リソースの予約を管理する方法であって、前記制御手段が、前記予約画面データを前記予約者端末に送信する予約画面データ処理段階と、前記予約画面データに基づいて表示された予約画面において特定された会議の開催予定日時と使用予定の複数の会議室のリソース識別子とを含む予約登録依頼を、前記予約者端末から受信する予約受信段階と、前記予約登録依頼に対して会議識別子を付与し、この会議識別子に関連付けて前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子及び開催予定日時を前記会議データ記憶手段に記録する会議開催データ記録段階と、前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子と、前記開催予定日時に対応する予約日時とを含む予約状況データを前記予約状況データ記憶手段に記憶する予約データ記録段階とを実行することを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、会議を特定する会議識別子に対して、会議の開催日時及び使用予定のリソースを特定するリソース識別子を記憶した会議データ記憶手段と、前記リソース識別子と予約日時とが関連付けられた予約状況データを記憶した予約状況データ記憶
手段と、会議に用いる複数の会議室を選択可能な予約画面データを記憶した制御手段とを備え、予約者端末に接続されたリソース予約管理システムに用いられる前記リソースの予約を管理するプログラムであって、前記制御手段を、前記予約画面データを前記予約者端末に送信する予約画面データ処理手段、前記予約画面データに基づいて表示された予約画面において特定された会議の開催予定日時と使用予定の複数の会議室のリソース識別子とを含む予約登録依頼を、前記予約者端末から受信する予約受信手段、前記予約登録依頼に対して会議識別子を付与し、この会議識別子に関連付けて前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子及び開催予定日時を前記会議データ記憶手段に記録する会議開催データ記録手段、前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子と、前記開催予定日時に対応する予約日時とを含む予約状況データを前記予約状況データ記憶手段に記憶する予約データ記録手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、制御手段は、複数の会議室を特定して予約可能な予約画面データを予約者端末に送信する。制御手段は、予約画面データに基づいて表示された予約画面において特定された会議の開催予定日時と使用予定の複数の会議室のリソース識別子とを含む予約登録依頼を予約者端末から受信する。制御手段は、この予約登録依頼に対して会議識別子を付与し、この会議識別子に関連付けて予約登録依頼に含まれるリソース識別子及び開催予定日時を会議データ記憶手段に記録する。また、予約登録依頼に含まれるリソース識別子と、開催予定日時に対応する予約日時とを含む予約状況データを予約状況データ記憶手段に記憶する。このため、制御手段は、複数の会議室の予約を一括して行なうことができる。従って、会議に使用する会議室の予約を効率的に行なうことができる。また、制御手段は、予約登録依頼に対して会議識別子を付与し、この会議識別子を用いて会議の開催日時及び使用予定のリソースを管理するので、複数の会議室を用いて1つの会議が行なわれていることを効率的に把握することができる。従って、1つの会議に対してアンケートを効率的に行なうことも可能になる。
本発明によれば、制御手段は、予約登録依頼から、開催する会議の種別特定識別子を特定し、この種別特定識別子に関連付けられたリソース識別子を必要設備データ記憶手段から抽出する。制御手段は、抽出したリソース及び予約登録依頼に含まれる会議室のリソースに関連付けて予約状況データ記憶手段に記録する。このため、制御手段は、会議形態の種別に応じて必要なリソースを、予約者に意識させることなく、効率的に予約することができる。
本発明によれば、制御手段は、会議室のリソース識別子の開催予定日時と、予約状況データ記憶手段に記録された予約状況データの予約日時とを比較して、予約できることを確認する確認処理を実行する。制御手段は、予約できないリソース識別子が検出された場合には、予約不可能である旨を予約者端末に通知する。このため、予約者は、複数の会議室を予約する場合、予約する会議室のすべてについて入力を行なう前であっても予約不可能な会議室を知ることができるので、会議室の予約の変更を効率的に行なうことができる。
本発明によれば、会議に使用する会議室等のリソースの予約を効率的に行なうことができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。本実施形態においては、会議室等のリソースの予約を管理するリソース予約管理システムについて説明する。本実施形態では、複数の会議室をネットワークで中継する会議システムを用いたテレビ会議を行なう場合には、複数の会議室を一括して予約する。また、本実施形態では、
3箇所以上の会議室を用いて会議を行なう多地点会議の場合には、多地点会議サーバを用いるため、これについても予約を行なう必要がある。
図1に示すように、リソース予約管理システムとしてのリソース予約管理サーバ20は、ネットワークを介して複数の操作端末10に接続されている。操作端末10は、会議室の予約を行なうために用いるコンピュータである。この操作端末10は、ディスプレイ等の表示手段と、キーボード、ポインティングデバイス等の入力手段とを備える。表示手段は、予約画面や予約状況画面等の画面を表示する場合に用いられる。入力手段は、予約する会議室を選択したり開催日時や参加者の氏名や社員識別子等を入力したりする場合に用いられる。
リソース予約管理サーバ20は、制御部21、社員データベース22、リソース管理データベース23、必要設備データベース24、会議データベース25、予約状況データベース26及びアンケートデータベース27を備えている。必要設備データベース24は必要設備データ記憶手段として機能する。会議データベース25は会議データ記憶手段として機能する。予約状況データベース26は予約状況データ記憶手段として機能する。
制御部21は、図示しないCPUの演算処理装置やRAM及びROMのメモリ等を有し、制御手段として機能する。そして、制御部21は、後述する処理(予約画面データ処理段階、状況確認依頼取得段階、リソース予約状況確認段階、通知段階、予約受信段階、会議種別特定段階、リソース抽出段階、会議開催データ記録段階及び予約データ記録段階等を含む処理)を行なう。そして、このためのリソース予約プログラムを実行することにより、制御部21は、予約画面データ処理手段211、予約状況確認手段212、コール先割当手段213、予約候補検索手段214、表示データ処理手段215、予約登録手段216及びアンケート管理手段217等として機能する。
予約画面データ処理手段211は、会議室を予約するための予約画面データを記憶している。この予約画面データには、選択可能な会議室の名称に関するデータが含まれている。更に、この予約画面データには、会議室が選択された場合には所定の項目(選択された会議室の名称や担当者の社員識別子等)をリソース予約管理サーバ20に送信するプログラムが含まれている。予約画面データ処理手段211は、操作端末10からの要求に応じて、この予約画面データを送信する。
予約状況確認手段212は、状況確認依頼取得手段、リソース予約状況確認手段及び通知手段として機能する。この予約状況確認手段212は、操作端末10から取得した依頼に1又は2の会議室の名称が含まれている場合には通常会議であると判断する。また、予約状況確認手段212は、依頼に3以上の会議室の名称が含まれている場合には、多地点会議であると判断する。更に、この予約状況確認手段212は、多地点会議サーバのスペックに関するデータを記憶している。本実施形態では、多地点会議サーバのスペックとして、例えば、各会議室に接続されたテレビ会議端末から同時にアクセスを受けることができる中継許容数に関するデータを記憶している。
コール先割当手段213は、多地点会議サーバの中継数に対応する数のコール先を記憶している。コール先割当手段213は、多地点会議サーバにアクセスするコール先の割当処理を実行する。本実施形態では、テレビ会議システムのネットワークとしてISDN(Integrated Services Digital Network)を用いるため、コール先割当手段213は、コ
ール先として電話番号を記憶し、これを割り当てる。
予約候補検索手段214は、会議開催に必要なリソースが1つでも予約できない場合に、会議開催に必要なリソースが予約可能な日程を検索して予約候補として提供する。
予約登録手段216は、予約受信手段、会議種別特定手段、リソース抽出手段、会議開催データ記録手段及び予約データ記録手段として機能する。予約登録手段216は、操作端末10からの予約登録依頼に応じて予約登録を行なう。この場合、予約登録手段216は、予約状況確認手段212と同様に、操作端末10から取得した依頼に含まれる会議室の名称の数に応じて、通常会議又は多地点会議を特定する。
アンケート管理手段217は、会議毎に1のアンケートを実施してアンケートの管理を行なう。このアンケート管理手段217は、回答期限までにアンケートの回答を取得できなかった場合には、回答についての催促処理を実行する。
社員データベース22には、リソース予約管理サーバ20を利用する社員データが記憶されている。この社員データは、新たに登録されると記録される。この社員データには、社員識別子、氏名、所属部署識別子及びメールアドレスに関するデータが含まれる。
社員識別子データ領域には、社員を特定する識別子(社員識別子)に関するデータが記録されている。
氏名データ領域には、この社員の氏名に関するデータが記録されている。
所属部署識別子データ領域には、この社員が所属する部署を特定する識別子(部署識別子)に関するデータが記録されている。
メールアドレスデータ領域には、この社員のメールアドレスに関するデータが記録されている。
リソース管理データベース23には、図2(a)に示すように、会議において利用されるリソースについてのリソース管理データ230が記録されている。このリソース管理データ230は、新たな設備に関するデータが登録されると記録される。リソース管理データ230には、リソース識別子、リソース名称、設置場所及び使用料金に関するデータが含まれる。
リソース識別子データ領域には、リソースを特定するための識別子(リソース識別子)に関するデータが記録されている。
リソース名称データ領域には、このリソースの名称に関するデータが記録されている。このリソースの名称には、例えば、「○○会議室」や多地点会議サーバ等が用いられる。
設置場所データ領域には、このリソースの設置場所に関するデータが記録されている。
使用料金データ領域には、このリソースの使用料金に関するデータが記録されている。
必要設備データベース24には、会議形態に応じて必要なリソースに関する必要設備データが記録されている。この必要設備データは、新たな会議形態が登録されると記録される。この必要設備データには、会議体種別識別子及び設備に関するデータが含まれる。
会議体種別識別子は、各会議形態の種別を特定するための識別子(種別特定識別子としての会議体種別識別子)に関するデータが記録されている。本実施形態では、3拠点以上においてテレビ会議を行なう多地点会議の形態や、1又は2の会議室を用いて会議を行なう通常会議を特定するための会議体識別子を用いる。
設備データ領域には、この会議形態に応じて必要なリソースを特定する識別子(リソース識別子)が記録されている。例えば、本実施形態では、多地点会議においては多地点会議サーバが必要であるため、多地点会議の会議体種別識別子に対しては、多地点会議サーバを特定するリソース識別子が記録されている。また、通常会議においては他に必要な設備がないため、通常会議の会議体種別識別子に対しては、この設備データ領域は空欄とな
る。
会議データベース25には、図2(b)に示すように、会議開催データ251と会議室詳細データ252とが記録される。これら会議開催データ251及び会議室詳細データ252は、会議の予約が実行されると記録される。
会議開催データ251には、会議識別子、開催予定年月日、開始予定時刻、終了予定時刻、会議名、会議体種別識別子、リソース識別子に関するデータが含まれる。
会議識別子データ領域には、この会議を特定するための識別子(会議識別子)に関するデータが記録される。
開催予定年月日データ領域、開始予定時刻データ領域及び終了予定時刻データ領域には、この会議の開催予定年月日、開始予定時刻及び終了予定時刻に関するデータがそれぞれ記録される。
会議名データ領域には、この会議の名称に関するデータが記録される。
会議体種別識別子データ領域には、この会議の会議形態の種別を特定するための識別子(会議体種別識別子)に関するデータが記録される。
リソース識別子データ領域には、この会議において使用予定のリソースを特定する識別子(リソース識別子)に関するデータが記録される。会議において複数のリソース(複数の会議室や多地点会議サーバ)が用いられる場合には、会議室識別子データ領域には、会議に用いられるすべてのリソースのリソース識別子が記録される。
会議室詳細データ252には、会議識別子、会議室識別子、担当者、所属名、備考、振替先部門識別子及びコール先に関するデータが含まれる。
会議識別子データ領域には、この会議を特定するための識別子(会議識別子)に関するデータが記録される。
会議室識別子データ領域には、この会議に使用する会議室を特定する識別子(リソース識別子)に関するデータが記録される。
担当者データ領域には、この会議で使用する会議室の担当者に関するデータが記録される。
所属名データ領域には、この担当者が所属する部署の名称に関するデータが記録される。
備考データ領域には、この会議で使用する会議室の備考に関するデータが記録される。
振替先部門識別子データ領域には、この会議室の使用料金を負担する部門を特定するための識別子(部署識別子)に関するデータが記録される。
コール先データ領域には、この会議においてこの会議室に割り当てられる多地点会議サーバの接続先に関するデータが記録される。
予約状況データベース26には、会議室を利用するための予約データが記憶されている。この予約データは、会議開催データ251及び会議室詳細データ252が会議データベース25に登録されると登録される。この予約データには、リソース識別子、予約年月日、開始予定時刻及び終了予定時刻に関するデータが含まれる。
リソース識別子データ領域には、予約されたリソースを特定するための識別子(リソース識別子)に関するデータが記録される。
予約年月日データ領域、開始予定時刻データ領域及び終了予定時刻データ領域には、リソースが予約された年月日、その年月日の開始予定時刻及び終了予定時刻に関するデータが記録される。
アンケートデータベース27には、会議室の利用についてのアンケートデータが記録される。このアンケートデータには、アンケート質問データとアンケート回答データとが含まれる。アンケート質問データは、アンケートの質問が生成されて登録されると記録される。アンケート回答データは、アンケートの質問に対する回答を取得すると記録される。
アンケート質問データ領域には、アンケートの質問内容に関するデータが記録されている。
アンケート回答データには、会議識別子、回答者識別子、回答期限及び回答に関するデータが含まれる。
会議識別子データ領域には、アンケートに関する対象の会議を特定するための識別子(会議識別子)に関するデータが記録される。
回答者識別子データ領域には、アンケートに回答する社員を特定するための識別子(社員識別子)に関するデータが記録される。
回答期限データ領域には、アンケートの回答期限に関するデータが記録される。
回答データ領域には、この会議について回答されたアンケートの回答に関するデータが記録される。
次に、以上の構成を有するリソース予約管理システムの予約処理の処理手順について、図3〜図6を用いて説明する。
まず、予約を行なう予約者の操作に応じて操作端末10は、リソース予約管理サーバ20にアクセスして予約画面の取得要求を行なう。この場合、図3に示すように、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、テレビ会議予約画面データの送信処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御部21の予約画面データ処理手段211は、予約画面データを操作端末10に送信する。
操作端末10は、受信した予約画面データに基づいて、図4に示す予約画面500をディスプレイに表示する。この予約画面500には、会議の開催に関する会議情報を入力するための会議情報欄510と、主催会議室及び参加会議室に関する会議室情報をそれぞれ入力するための会議室情報欄520,530と、3以上の会議室を用いる場合に選択する多地点会議情報欄表示ボタン550とが含まれる。会議情報欄510には、会議の開催予定年月日、開始予定時刻、終了予定時刻及び会議名をそれぞれ入力する入力欄が含まれる。会議室情報欄520,530は、会議室の名称を表示可能な会議室選択プルダウンメニュー、この会議室の担当者、この担当者の所属、備考をそれぞれ入力する入力欄が含まれる。
ここで、予約者は、予約画面500の会議情報欄510に、会議の開催予定日、予定開始時刻、予定終了時刻及び会議名を入力する。更に、予約者は、会議室情報欄520の会議室選択プルダウンメニューから、会議において使用を希望する会議室の名称を選択する。
会議室が選択されると、操作端末10は、予約状況確認依頼を送信する。この予約状況確認依頼には、会議の開催予定日、予定開始時刻、予定終了時刻及び選択された会議室の名称が含まれる。
次に、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、会議体種別識別子に応じた必要リソースの特定処理を実行する(ステップS1−2)。ここでは、まず、制御部21の予約状況確認手段212は、予約状況確認依頼に含まれる会議室の名称をリソース名称として含むリソース管理データ230を抽出し、このリソース管理データ230のリソース識別子を特定する。
更に、予約状況確認手段212は、会議体種別識別子を特定する。ここでは、予約状況確認依頼に1の会議室の名称しか含まれていないので、予約状況確認手段212は、通常会議を示す会議体種別識別子を特定する。
そして、予約状況確認手段212は、特定した会議体種別識別子を含む必要設備データを必要設備データベース24から抽出する。通常会議の会議体種別識別子を含む必要設備データの設備データ領域は空欄となっているので、予約状況確認手段212は、会議室以外のリソースは「ない」と判断する。
次に、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、リソースの予約確認処理を実行する(ステップS1−3)。ここでは、会議室以外のリソースはないので、会議室についての予約確認が行なわれる。具体的には、制御部21の予約状況確認手段212は、受信したリソース識別子を含む予約状況データを予約状況データベース26から抽出する。更に、予約状況確認手段212は、この予約状況データのうち、開催予定日を予約年月日として含む予約状況データを検索する。ここで、該当する予約状況データを抽出できなかった場合、予約状況確認手段212は、この会議室のリソース識別子に関連付けて予約可能であることを示す予約可能フラグをメモリに一時記録する。
一方、該当する予約状況データを抽出した場合には、予約状況確認手段212は、重複する予約があるか否かを判断する。具体的には、予約状況確認手段212は、この予約状況データの開始予定時刻及び終了予定時刻を、受信した予定開始時刻及び予定終了時刻と比較する。そして、予約状況データの開始予定時刻が、受信した予定開始時刻以降で予定終了時刻よりも前の場合には、予約状況確認手段212は、この会議室のリソース識別子に関連付けて予約不可能であることを示す予約不可能フラグをメモリに一時記録する。また、予約状況データの終了予定時刻が、受信した予定開始時刻より後で予定終了時刻以前の場合には、予約状況確認手段212は、この会議室のリソース識別子に関連付けて予約不可能フラグをメモリに一時記録する。
更に、予約状況データの開始予定時刻が予定終了時刻以降の場合、又は予定状況データの終了予定時刻が予定開始時刻以前の場合には、予約状況確認手段212は、この会議室のリソース識別子に関連付けて予約可能フラグをメモリに一時記録する。
次に、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、全リソースの予約が可能であるか否かを判断する(ステップS1−4)。ここでは、制御部21の予約状況確認手段212は、予約不可能フラグがメモリに一時記録されているか否かを判断する。
ここで、予約不可能フラグが記録されていない場合(ステップS1−4において「YES」の場合)には、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、会議に必要なリソースの予約の中に多地点会議サーバの予約が含まれているか否かを判断する(ステップS1−5)。具体的には、制御部21の予約状況確認手段212は、メモリに予約可能フラグが記録されたリソース識別子の中に、多地点会議サーバのリソース識別子が含まれているかどうか判定する。
ここでは、多地点会議サーバのリソース識別子が含まれていない(ステップS1−5に
おいて「NO」の場合)ので、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−6の処理を行なわずに、ステップS1−8の処理を行なう。
一方、この会議室のリソース識別子に予約不可能フラグが記録されている場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、予約候補検索処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21の予約候補検索手段214は、予約状況確認依頼に含まれる予定終了時刻から予定開始時刻を減算して予定時間を算出する。次に、予約候補検索手段214は、ステップS1−3において予約確認処理の対象のリソース識別子を含む予約状況データを予約状況データベース26から抽出する。そして、予約候補検索手段214は、抽出した予約状況データと、算出した予定時間とを比較し、現在日時よりも後で、かつ全リソース(ここでは、1の会議室のみ)において共通して予定時間分、空いている日及び時間帯を特定する。更に、予約候補検索手段214は、特定した日付及び時間帯の開始時刻(又は終了時刻)と、予約状況確認依頼に含まれる予定開始時刻(又は終了時刻)とを比較し、これら予定開始時刻及び予定終了時刻に近い時間帯の開始時刻及び終了時刻を、候補開始時刻及び候補終了時刻として特定する。
次に、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、表示データの生成処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、制御部21の表示データ処理手段215は、ステップS1−3において予約確認処理を行なったリソースのリソース識別子を含むリソース管理データ230の使用料金を、予約画面500に表示するための表示データを生成する。
ここで、予約不可能フラグがメモリに記録されていた場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、表示データ処理手段215は、予約不可能画面データを生成する。この予約不可能画面データには、予約できない旨の表示と、予約できない会議室の名称と、ステップS1−7において検索した予約候補とが含まれる。
そして、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、表示データの送信処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、制御部21の表示データ処理手段215は、生成した予約画面データを操作端末10に送信する。また、予約不可能画面データを生成した場合には、表示データ処理手段215は、この予約不可能画面データも操作端末10に送信する。
操作端末10は、受信した表示データに基づいて予約画面500の更新表示処理を実行する。この場合、予約画面500の会議室が選択された会議室情報欄520には、利用料金が表示される。
また、予約不可能画面データを取得した場合には、操作端末10は、これに基づいて予約不可能画面をディスプレイに表示する。この予約不可能画面には、会議室が予約できない旨の表示、その会議室の名称、予約候補及び確認ボタンが含まれる。この場合、予約者は、予約不可能画面の内容を確認して確認ボタンを選択し、選択した会議室の変更又は会議の開催時間の変更を行なう。
一方、予約不可能画面が表示されず、この会議において会議室を1つしか使用しない場合には、予約者は、予約画面500に含まれる予約登録ボタンを選択する。これにより、操作端末10は、後述するように予約登録依頼をリソース予約管理サーバ20に送信する。そして、リソース予約管理サーバ20は、後述する予約登録処理を行なう。
(2つの会議室の予約)
次に、2つの会議室を予約する場合について説明する。
上述したように予約画面500の会議室情報欄520において会議室を選択した後、他に同時に使用する会議室が必要な場合、予約画面500を用いて更に会議室の選択を行なう。具体的には、予約者は、予約画面500の会議室情報欄530の会議室選択プルダウンメニューから、この会議において使用を希望する会議室を選択する。
会議室が選択されると、操作端末10は、予約状況確認依頼を送信する。この予約状況確認依頼には、会議の開催予定日、予定開始時刻、予定終了時刻及び選択された会議室のリソース識別子が含まれる。この場合、会議室のリソース識別子として、予約画面500において選択されたすべての会議室のリソース識別子が含まれる。また、予約画面500の会議室情報欄(520,530)に担当者の社員識別子が入力された場合には、この社員識別子を予約状況確認依頼に含める。
この場合(ステップS1−10において「NO」の場合)、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、上述したように、必要リソースの特定処理を実行し(ステップS1−2)、リソースの予約確認処理を実行する(ステップS1−3)。この予約確認処理において制御部21の予約状況確認手段212は、予約状況確認依頼に含まれたすべての会議室について予約確認を実行する。
そして、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、全リソースの予約が可能であるか否かを判断する(ステップS1−4)。ここでは、制御部21の予約状況確認手段212は、リソース識別子に関連付けてメモリに一時記録したフラグの少なくとも1つが予約不可能フラグであるか否かを判断する。
そして、予約不可能フラグが1つもない場合(ステップS1−4において「YES」の場合)には、全リソース中に多地点会議サーバの予約があるか否かを判断する(ステップS1−5)。この場合、多地点会議サーバの予約がない(ステップS1−5において「NO」の場合)ので、制御部21は、ステップS1−6の処理を行なわずにステップS1−8の処理を行なう。
また、予約不可能フラグが少なくとも1つある場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、予約候補検索処理を実行する(ステップS1−7)。この場合、予約候補検索手段214は、予約確認したすべての会議室が空いている時間を検索する。具体的には、制御部21の予約候補検索手段214は、予定時間を算出し、ステップS1−3において予約確認処理の対象のリソース識別子を含む予約状況データを抽出する。ここでは、予約画面500において選択されたすべての会議室のリソース識別子を含む予約状況データを抽出する。そして、予約候補検索手段214は、現在日時よりも後で、かつ全リソースにおいて共通して予定時間分、空いている日及び時間帯を特定する。更に、予約候補検索手段214は、予約状況確認依頼に含まれる予定開始時刻及び予定終了時刻に近い時間帯の開始時刻及び終了時刻を、候補開始時刻及び候補終了時刻として特定する。
次に、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、表示データの生成処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、表示データ処理手段215は、予約確認処理を行なったリソースのリソース識別子を含むリソース管理データ230を抽出し、このリソース管理データ230の使用料金を予約画面500に表示する表示データを生成する。
また、予約状況確認依頼に社員識別子が含まれていた場合には、表示データ処理手段215は、この社員識別子を含む社員データを社員データベース22から抽出する。更に、表示データ処理手段215は、抽出された社員データの所属部署識別子を、担当者として入力された会議室のリソース識別子と関連付けて、生成した表示データに含める。この場合にも、予約不可能フラグが1つでもメモリに記録されていた場合には予約不可能画面デ
ータを生成する。
そして、制御部21は、表示データの送信処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、制御部21は、生成した表示データを操作端末10に送信する。更に、予約不可能画面データを生成した場合には、予約不可能画面データを操作端末10に送信する。
操作端末10は、受信した表示データに基づいて予約画面500の更新表示処理を実行する。ここで、会議室のリソース識別子と関連付けられた所属部署識別子が表示データに含まれていた場合には、この所属部署識別子をこの会議室の振替先部門コードとして表示する。また、操作端末10は、予約不可能画面データを取得した場合には、予約不可能画面をディスプレイに表示する。この場合、予約者は、予約不可能画面の内容を確認して、選択した会議室の変更又は会議の開催時間の変更を行なう。一方、予約不可能画面が表示されず、会議室を2つしか使用しない場合には、予約画面500の予約登録ボタンが選択されて、操作端末10は、後述するように予約登録依頼を送信する。そして、リソース予約管理サーバ20は、後述する予約登録処理を行なう。
(3つ以上の会議室の予約)
次に、3つ以上の会議室を予約する場合を説明する。
上述したように予約画面500の会議室情報欄520,530において会議室を選択した後、他に同時に使用する会議室が必要な場合、予約画面500を用いて更に会議室の選択を行なう。この場合、予約者は、予約画面500の多地点会議情報欄表示ボタン550を選択する。これにより、操作端末10は、多地点会議情報欄表示ボタン550の下に、会議室情報欄520,530と同様な形式の会議室情報欄を複数表示する。
そこで、予約者は、新たに表示された会議室情報欄の会議室選択プルダウンメニューから、この会議で使用する他の会議室を選択する。これにより、操作端末10は、予約状況確認依頼を送信する。この予約状況確認依頼には、会議の開催予定日、予定開始時刻、予定終了時刻及び選択されたすべての会議室のリソース識別子が含まれる。
この場合(ステップS1−10において「NO」の場合)、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、上述したように、必要リソースの特定処理を実行する(ステップS1−2)。ここで、制御部21の予約状況確認手段212は、予約状況確認依頼に3以上の会議室の名称が含まれているので、多地点会議の会議体種別識別子を特定する。更に、予約状況確認手段212は、多地点会議の会議体種別識別子を含む必要設備データを必要設備データベース24から抽出し、この必要設備データの設備データ領域に記録されたリソース識別子を特定する。ここでは、多地点会議の会議体種別識別子に関連付けられた多地点会議サーバのリソース識別子が特定される。
次に、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、リソースの予約確認処理を実行する(ステップS1−3)。ここでは、制御部21の予約状況確認手段212は、予約状況確認依頼に含まれる名称の会議室だけでなく、ステップS1−2において特定した多地点会議サーバについての予約確認処理を実行する。
ここで、多地点会議サーバの予約確認処理においては、受信した開催予定日及び開始時刻及び終了時刻に該当する予約状況データが存在していても、多地点会議サーバのスペックにおいて複数の会議室を中継可能な場合には、予約可能であることを示す予約可能フラグをメモリに一時記録する。具体的には、制御部21の予約状況確認手段212は、受信したリソース識別子及び開催予定日を含む予約状況データを検索する。該当する予約状況データを抽出できなかった場合には、この多地点会議サーバのリソース識別子に関連付けて予約可能フラグをメモリに一時記録する。
一方、該当する予約状況データを抽出できた場合には、予約状況確認手段212は、重複する予約があるか否かを判断する。ここで、重複する予約がない場合には、この多地点会議サーバのリソース識別子に関連付けて予約可能フラグをメモリに一時記録する。
一方、重複する予約がある場合には、予約状況確認手段212は、その時間帯のサーバのスペックに余裕があるか否かを確認する。具体的には、予約状況確認手段212は、この時間帯の同じ時刻で重複している予約状況データの数をカウントして、使用予定中継数を算出する。そして、予約状況確認手段212は、この使用予定中継数と、今回、予約状況確認依頼に含まれる会議室の数とを合計し、この合計数とサーバの中継許容数とを比較する。合計数よりサーバの中継許容数が多い場合には、予約状況確認手段212は、この多地点会議サーバのリソース識別子に関連付けて予約可能フラグをメモリに一時記録する。また、サーバの中継許容数が少ない場合には、予約状況確認手段212は、この多地点会議サーバのリソース識別子に関連付けて予約不可能フラグをメモリに一時記録する。
次に、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、全リソースの予約が可能であるか否かを判断する(ステップS1−4)。ここでは、制御部21の予約状況確認手段212は、この会議室のリソース識別子に予約不可能フラグが記録されているか否かを判断する。
ここで、予約不可能フラグが記録されていない場合(ステップS1−4において「YES」の場合)には、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、全リソース中に多地点会議サーバの予約があるか否かを判断する(ステップS1−5)。
ここでは、多地点会議サーバのリソース識別子が含まれている(ステップS1−5において「YES」の場合)ので、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、コール先の割当処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21のコール先割当手段213は、記憶している電話番号を、予約確認された会議室に対して割り当てる。
一方、予約確認処理の対象となるリソースのリソース識別子の少なくとも1つに関連して予約不可能フラグが記録されている場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、予約候補検索処理を実行する(ステップS1−7)。ここでは、予約候補検索手段214は、予約確認処理の対象のリソース識別子として、会議室のリソース識別子だけでなく多地点会議サーバのリソース識別子を含む予約状況データを抽出する。そして、予約候補検索手段214は、複数の会議室及び多地点会議サーバにおいて共通して予約時間分、空いている日及び時間帯を特定して、候補開始時刻及び候補終了時刻を特定する。
次に、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、表示データの生成処理を実行する(ステップS1−8)。具体的には、表示データ処理手段215は、予約確認処理を行なったリソースのリソース識別子を含むリソース管理データ230を抽出し、このリソース管理データ230の使用料金を予約画面500に表示する表示データを生成する。ここで、表示データ処理手段215は、コール先割当処理を行っているので、各会議室に対して割り当てたコール先を表示するコール先表示データを生成して、表示データに含める。更に、予約不可能フラグが1つでもメモリに記録されていた場合には、予約不可能画面データを生成する。そして、この制御部21は、表示データの送信処理を実行する(ステップS1−9)。
操作端末10は、受信した表示データに基づいて予約画面500の更新表示処理を実行する。ここでは、図5に示すように、会議室情報欄520,530のそれぞれにコール先
表示欄525,535が表示される。このコール先表示欄には、各会議室に割り振られたコール先が表示される。
ここで、会議室を4つ以上使用する場合には、多地点会議情報欄表示ボタン550よりも下部に表示された会議室情報欄において使用する他の会議室を選択する。これにより、操作端末10は予約状況確認依頼を送信し、この予約状況確認依頼を受信したリソース予約管理サーバ20は、上述したステップS1−2〜S1−9の処理を繰り返して実行する。
(予約登録処理)
一方、予約者が会議で使用する会議室をすべて選択した場合には、予約者は、予約画面500の予約登録ボタンを選択する。これにより、操作端末10は、予約登録依頼をリソース予約管理サーバ20に送信する。この予約登録依頼には、会議情報欄510に表示された会議情報(会議の開催予定日、予定開始時刻、予定終了時刻及び会議の名称)と、各会議室情報欄に表示された会議室の情報(会議室の名称、この会議室の担当者の氏名、所属名、備考、振替先部門コード及びコール先が表示されている場合にはコール先)とが含まれる。
予約登録依頼を受信すると(ステップS1−10において「YES」の場合)、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、予約登録処理を実行する(ステップS1−11)。具体的には、制御部21の予約登録手段216は、予約登録依頼に対して会議室識別子を付与し、これを含む会議開催データ251を生成して、会議データベース25に記録する。更に、予約登録手段216は、生成した会議開催データ251の開催予定年月日データ領域、開始予定時刻データ領域、終了予定時刻データ領域及び会議名データ領域のそれぞれに、予約登録依頼に含まれる開催予定日、予定開始時刻、予定終了時刻及び会議の名称を記録する。
ここで、予約登録手段216は、予約登録依頼に3以上の会議室の名称が含まれている場合には、多地点会議の会議体種別識別子を、この会議開催データ251の会議体種別識別子データ領域に記録する。また、予約登録依頼に1又は2の会議室の名称が含まれている場合には、予約登録手段216は、通常会議の会議体種別識別子を、この会議開催データ251の会議体種別識別子データ領域に記録する。
更に、予約登録手段216は、この会議体種別識別子を含む必要設備データを必要設備データベース24から抽出し、この必要設備データのリソース識別子を取得する。予約登録手段216は、取得したリソース識別子及び予約登録依頼に含まれている各会議室を特定するリソース識別子を、この会議開催データ251のリソース識別子データ領域に記録する。
また、予約登録手段216は、予約登録依頼に含まれる会議室のリソース識別子と、付与された会議識別子とをそれぞれ組み合わせた会議室詳細データ252を生成して、会議データベース25に記録する。この場合、予約登録依頼に含まれた会議室の情報を、生成した会議室詳細データ252に記録する。
更に、予約登録手段216は、生成した会議開催データ251に含まれるリソース識別子をそれぞれ含み、開催予定年月日、開始予定時刻及び終了予定時刻を含む予約状況データを生成して、予約状況データベース26に記録する。以上により予約処理が完了する。
その後、予約登録した内容を予約者が確認する場合、操作端末10は、リソース予約状況一覧画面の要求をリソース予約管理サーバ20に行なう。この場合、リソース予約管理
サーバ20の制御部21は、予約状況データの予約年月日と現在日時とを比較して、まだ現在日時を経過していない予約年月日の予約状況データを予約状況データベース26から抽出する。制御部21は、抽出した予約状況データを含む予約状況一覧画面データを操作端末10に送信する。操作端末10は、取得した予約状況一覧画面データに基づいて、図6に示す予約状況一覧画面600を表示する。この予約状況一覧画面600には、事業所別、予約された会議開催予定年月日別、会議室別に、使用予定が表示されている。図6の予約状況一覧画面600では、横軸として予約時間を表わしたタイムテーブルが表示されており、3つの会議室と多地点会議サーバとが同じ日時で予約されていることが示されている。
(アンケート処理)
その後、予定された会議が行なわれた場合には、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、アンケート処理を実行する。具体的には、制御部21のアンケート管理手段217は、現在日と開催予定年月日とを比較し、現在日が経過した開催予定年月日の会議開催データ251を抽出する。そして、アンケート管理手段217は、抽出した会議開催データ251の会議識別子と、アンケート回答データの会議識別子とを比較し、アンケート回答データに含まれない会議識別子を特定する。また、アンケート管理手段217は、アンケートデータベース27からアンケート質問データを取得する。アンケート管理手段217は、現在日から所定期間(例えば1週間後)の日を回答期限として設定する。アンケート管理手段217は、この回答期限と取得したアンケート質問データとを含むアンケートデータを生成する。アンケート管理手段217は、特定した会議識別子及び設定した回答期限を含むアンケート回答データを生成してアンケートデータベース27に登録する。
そして、アンケート管理手段217は、特定した会議識別子を含む会議データの担当者に対して、生成したアンケートデータを送信する。具体的には、アンケート管理手段217は、特定した会議識別子を含む会議室詳細データ252に含まれる担当者の社員識別子を取得して、回答者識別子データ領域に記録する。更に、アンケート管理手段217は、この社員識別子を含む社員データを社員データベース22から抽出し、この社員データのメールアドレスに対して、生成したアンケートデータを送信する。
また、アンケート管理手段217は、現在日とアンケート回答データの回答期限とを比較する。アンケート管理手段217は、現在日が経過した回答期限が経過し、回答データが記録されていないアンケート回答データを抽出する。そして、アンケート管理手段217は、抽出されたアンケート回答データの回答者識別子を抽出し、これに関連付けられているメールアドレスに対して回答期限が経過したが未回答である旨のメールを送信する。
その後、アンケート管理手段217は、送信した担当者の操作端末10からアンケートの回答を受信すると、このアンケート回答に含まれる会議識別子に一致するアンケート回答データをアンケートデータベース27から抽出し、その回答データ領域に記録する。以上により、アンケート処理が完了する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
・ 本実施形態では、会議室の予約を行なう場合、操作端末10をリソース予約管理サーバ20にアクセスさせると、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、テレビ会議予約画面データの送信処理を実行する(ステップS1−1)。操作端末10は、この予約画面データに基づいて予約画面500をディスプレイに表示する。この予約画面500には、会議情報欄510と会議室情報欄520,530とが含まれる。予約者は、予約画面500の会議情報欄510に、会議の開催予定日、予定開始時刻、予定終了時刻及び会議名を入力する。更に、予約者は、会議室情報欄520,530等の会議室選択プルダウンメニューから、会議で使用する会議室の名称を選択する。そして、会議で使用する会議室
がすべて選択されると、操作端末10は、予約登録依頼をリソース予約管理サーバ20に送信する。リソース予約管理サーバ20の制御部21は、予約登録処理を実行する(ステップS1−11)。この処理において、制御部21は、予約登録依頼に対して会議室識別子を付与し、これを含む会議開催データ251及び会議室詳細データ252を生成して、会議データベース25に記録する。このため、制御部21は、複数の会議室の予約を含む予約登録依頼を操作端末10から取得して、これに応じて複数の会議室の予約を一括して行なうことができる。また、制御部21は、予約登録依頼に対して付与される会議識別子に関連付けて、会議開催データ251を記録するので、複数の会議室を用いて1つの会議が行なわれていることを効率的に把握することができる。
・ 本実施形態では、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、操作端末10からの予約状況確認依頼又は予約登録依頼に含まれる会議室の数に応じて会議の会議種別識別子を特定する。更に、制御部21は、この会議体種別識別子を含む必要設備データを抽出し、この必要設備データのリソース識別子を会議開催データ251のリソース識別子データ領域に記録する。更に、制御部21は、生成した会議開催データ251に含まれるリソース識別子をそれぞれ含み、開催予定年月日、開始予定時刻及び終了予定時刻を含む予約状況データを生成して、予約状況データベース26に記録する。このため、制御部21は、選択された会議室の数に応じて会議形態の種別を特定し、この会議形態の種別に応じて必要になるリソースを特定する。従って、予約者に意識させることなく、自動的に予約することができるので、会議室以外で、会議形態の種別に応じて予約しなければならないリソースの予約し忘れを回避することができる。
・ 本実施形態では、予約画面500の会議室選択プルダウンメニューから会議室が選択されると、操作端末10は、予約状況確認依頼をリソース予約管理サーバ20に送信する。リソース予約管理サーバ20の制御部21は、リソースの予約確認処理を実行する(ステップS1−3)。そして、予約確認処理を行なったリソースの少なくとも1つが予約可能でない場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、予約不可能画面データを生成して操作端末10に送信して、操作端末10のディスプレイに予約不可能画面を表示する。このため、予約者が予約画面500において使用するすべての会議室について入力をする前であっても、予約不可能画面の表示により、予約できない会議室を知ることができるので、会議室の変更や会議の開催時間の変更を効率的に行なうことができる。
・ 本実施形態では、全リソース中に多地点会議サーバの予約がある場合(ステップS1−5において「YES」の場合)、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、コール先の割当処理を実行する(ステップS1−6)。ここでは、制御部21は、多地点会議サーバに関連付けられている電話番号を、予約した会議室に割り当てる。そして、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、表示データの生成処理(ステップS1−8)において、各会議室に対して割り当てたコール先を表示するコール先表示データを生成して、表示データに含めて、操作端末10に送信する。操作端末10は、受信した表示データに基づいて予約画面500の更新表示処理を実行する。ここでは、会議室情報欄520,530に対応してコール先表示欄525,535が表示される。このコール先表示欄には、各会議室に割り振られたコール先が表示される。このため、予約時に予約者へのコール先を提示することができる。
・ 本実施形態では、予約確認したリソースの少なくとも1つのリソースの予約ができない場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、予約候補検索処理を実行する(ステップS1−7)。この場合、制御部21は、予約できない旨の表示と、予約できない会議室の名称と、ステップS1−7において抽出した予約候補とを含む予約不可能画面データを生成して、操作端末10に送信する。操作端末10は、取得した予約不可能画面データに基づいて予約不可能画面をディ
スプレイに表示する。この予約不可能画面には予約候補が含まれるので、予約者は、予約可能な他の時間帯等を把握することができる。
・ 本実施形態では、会議が行なわれると、アンケート処理が実行される。ここで、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、抽出した会議開催データ251の会議識別子から、まだアンケート回答データに含まれない会議識別子を特定して、この会議識別子を含む会議データの担当者に対して、生成したアンケートデータを送信する。このため、複数の会議室を使用した1つの会議を自動的に特定して、1つの会議に対してアンケートを効率的に行なうことができる。また、制御部21は、回答期限までにアンケートの回答を受信しない場合には、未回答である旨のメールを送信して催促を行なう。このため、自動的にアンケートの催促を行なうことができる。
また、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 上記実施形態においては、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、テレビ会議端末から多地点会議サーバにアクセスするときのコール先として電話番号を割り当てた。これに限らず、例えばテレビ会議システムのネットワークとしてLAN(Local Area Network)を用いる場合には、接続するIPアドレスを記憶し、これを割り当ててもよい。
○ 上記実施形態においては、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、操作端末10からの予約状況確認依頼又は予約登録依頼に含まれる会議室の数に応じて会議の会議種別識別子を特定した。これに限らず、予約状況確認依頼又は予約登録依頼に会議室種別識別子を含め、この会議種別識別子に基づいて制御部21は会議種別識別子を特定してもよい。例えば、多地点会議情報欄表示ボタン550が選択された場合には、操作端末10は、多地点会議の会議体種別識別子を、予約状況確認依頼又は予約登録依頼に含める。また、多地点会議情報欄表示ボタン550が選択されていない場合には、操作端末10は、通常会議の会議体種別識別子を、予約状況確認依頼又は予約登録依頼に含める。リソース予約管理サーバ20の制御部21は、取得した予約状況確認依頼又は予約登録依頼に含まれる会議体種別識別子を含む必要設備データを抽出して、会議体種別識別子に応じた必要リソースの特定処理を実行する(ステップS1−2)。
○ 上記実施形態においては、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、会議体種別識別子を用いて、この会議において会議室以外に必要となるリソースを特定し、このリソースについても予約を行なった。これに加えて、会議形態を示す会議体種別識別子に応じて予約制限を設けてもよい。例えば、複数の会議室を用いるテレビ会議における予約制限より、1の会議室を用いる会議の予約制限を厳しくする。更に、海外拠点を含めたテレビ会議の予約制限より、国内拠点間におけるテレビ会議の予約制限を厳しくする。具体的には、海外拠点を含めたテレビ会議では1ヶ月先まで予約可能とし、国内拠点間のテレビ会議は1週間先まで予約可能とし、会議室を1つだけ使用する会議の場合には、当日又は翌日分のみ予約可能とする。この場合、リソース予約管理サーバ20に予約制限データベースを設ける。この予約制限データベースに、会議体種別識別子に関連付けた予約制限ルールを記録する。例えば、会議室を1つだけ使用しテレビ会議を使用しない「単室会議」の会議体種別識別子に関連付けて「当日」及び「翌日」の予約制限ルールを記録する。また、海外拠点の会議室を含めた「海外テレビ会議」の会議体種別識別子に関連付けて「1ヶ月以内」の予約制限ルールを記録する。更に、国内拠点の複数の会議室を使用する「国内テレビ会議」の会議体種別識別子に関連付けて「1週間以内」の予約制限ルールを記録する。また、リソース管理データ230の設置場所データとして、設置されている国(或いは地域)を特定する識別子を用いる。
そして、制御部21は、操作端末10から予約状況確認依頼又は予約登録依頼を受信した場合には、この依頼に含まれる会議室の情報に基づいて会議室種別識別子を特定する。
例えば、1の会議室の名称を含む予約状況確認依頼又は予約登録依頼を受信した場合には、「単室会議」の会議体種別識別子を特定する。複数の会議室の名称を含む予約状況確認依頼又は予約登録依頼を受信した場合には、制御部21は、これら会議室の名称を含むリソース管理データ230の設置場所データを抽出し、設置場所が同じであるか否かを判断する。1つでも異なる設置のリソース管理データ230が含まれている場合には、会議体種別識別子として「海外テレビ会議」を特定し、それ以外の場合には、会議体種別識別子として「国内テレビ会議」を特定する。
そして、制御部21は、特定した会議体種別識別子に関連付けられた予約制限ルールを予約制限データベースから抽出し、この予約制限ルールから予約可能日を特定する。更に、予約状況確認依頼又は予約登録依頼に含まれる会議の開催予定日が予約可能日に該当する場合には、制御部21は予約可能フラグを一時記録する。また、会議の開催予定日が予約可能日に該当しない場合には、制御部21は予約不可能フラグを一時記録する。
例えば、「単室会議」の会議体種別識別子の場合には、制御部21は、現在日から「当日」又は「翌日」の日を予約可能日と特定し、これに開催予定日が含まれるかを判断する。また、「国内テレビ会議」の会議体種別識別子の場合には、制御部21は、現在日から「1週間以内」の予約可能日に開催予定日が含まれるかどうかを判断する。更に、「海外テレビ会議」の会議体種別識別子の場合には、制御部21は、現在日から「1ヶ月以内」の予約可能日に開催予定日が含まれるかどうかを判断する。そして、予約可能日に含まれない場合には、制御部21は、予約不可能画面データを生成して、操作端末10に予約できない旨の表示を行なう。これにより、複数の会議室を使用するテレビ会議を1の会議室を使用する会議よりも優先して予約することができるので、出張経費の削減や移動時間の短縮等の効果が期待できる。更に、テレビ会議の中でも、海外とのテレビ会議を特に優先することにより、更に出張経費の削減や移動時間の短縮等の効果をいっそう期待できる。
○ 上記実施形態においては、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、会議室や多地点会議サーバ等の設備についてリソース予約管理を行なった。これに加えて、リソース予約管理サーバ20は、会議に参加する参加者の予定も管理してもよい。具体的には、リソース予約管理サーバ20に、スケジュールデータ記憶手段を設ける。このスケジュールデータベースには、社員識別子、予定年月日、開始予定時刻、終了予定時刻及びスケジュール内容を含むスケジュールデータを記憶しておく。そして、予約状況確認依頼又は予約登録依頼に社員識別子が含まれていた場合には、リソース予約管理サーバ20の制御部21は、この社員識別子を含むスケジュールデータをスケジュールデータ記憶手段から取得する。そして、スケジュールデータのうち、開催予定日を予約年月日として含むスケジュールデータを検索する。ここで、該当するスケジュールデータを抽出できなかった場合、この社員識別子に関連付けて予約可能フラグをメモリに一時記録する。
一方、該当するスケジュールデータを抽出できた場合には、予約状況確認手段212は、このスケジュールデータの開始予定時刻及び終了予定時刻を、受信した予定開始時刻及び予定終了時刻と比較する。そして、スケジュールデータの開始予定時刻が、受信した予定開始時刻以降で予定終了時刻よりも前の場合、又は予定状況データの終了予定時刻が、受信した予定開始時刻より後で予定終了時刻以前の場合には、予約状況確認手段212は、この社員識別子に関連付けて予約不可能フラグをメモリに一時記録する。
また、スケジュールデータの開始予定時刻が、予定開始時刻より前で予定終了時刻以降の場合、予定状況データの終了予定時刻が、予定開始時刻以前で予定終了時刻より後の場合には、予約状況確認手段212は、この社員識別子に関連付けて予約可能フラグをメモリに一時記録する。以上のように、会議に参加する社員のスケジュールも合わせて予約することができるので、会議の予約を効率的に開催することができる。
実施形態におけるリソース予約管理サーバの概略構成図。 データベースに記録されたデータの構成を説明する説明図であり、(a)はリソース管理データベース、(b)は会議データベースである。 実施形態の予約処理の処理手順を説明するための流れ図。 予約画面データに基づいて表示された予約画面の説明図。 3つ以上の会議室を予約する場合の予約画面の説明図。 予約状況一覧画面の説明図。
符号の説明
10…操作端末、20…リソース予約管理サーバ、21…制御部、22…社員データベース、23…リソース管理データベース、24…必要設備データベース、25…会議データベース、26…予約状況データベース、27…アンケートデータベース、211…予約画面データ処理手段、212…予約状況確認手段、213…コール先割当手段、214…予約候補検索手段、215…表示データ処理手段、216…予約登録手段、217…アンケート管理手段、230…リソース管理データ、251…会議開催データ、252…会議室詳細データ、500…予約画面、510…会議情報欄、520,530…会議室情報欄、525,535…コール先表示欄、550…多地点会議情報欄表示ボタン、600…予約状況一覧画面。

Claims (5)

  1. 会議を特定する会議識別子に対して、会議の開催日時及び使用予定のリソースを特定するリソース識別子を記憶した会議データ記憶手段と、
    前記リソース識別子と予約日時とが関連付けられた予約状況データを記憶した予約状況データ記憶手段と、
    会議に用いる複数の会議室を選択可能な予約画面データを記憶し、前記リソースの予約を管理する制御手段とを備え、予約者端末に接続されたリソース予約管理システムであって、
    前記制御手段が、
    前記予約画面データを前記予約者端末に送信する予約画面データ処理手段と、
    前記予約画面データに基づいて表示された予約画面において特定された会議の開催予定日時と使用予定の複数の会議室のリソース識別子とを含む予約登録依頼を、前記予約者端末から受信する予約受信手段と、
    前記予約登録依頼に対して会議識別子を付与し、この会議識別子に関連付けて前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子及び開催予定日時を前記会議データ記憶手段に記録する会議開催データ記録手段と、
    前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子と、前記開催予定日時に対応する予約日時とを含む予約状況データを前記予約状況データ記憶手段に記憶する予約データ記録手段とを備えたことを特徴とするリソース予約管理システム。
  2. 会議の種別を特定する種別特定識別子と会議室以外に必要なリソースのリソース識別子とを関連付けた必要設備データを記録した必要設備データ記憶手段を更に備え、
    前記制御手段は、
    前記予約者端末から取得した予約登録依頼に基づいて、開催する会議の種別特定識別子を特定する会議種別特定手段と、
    前記特定した種別特定識別子に関連付けられたリソース識別子を前記必要設備データ記憶手段から抽出するリソース抽出手段とを更に備え、
    前記予約データ記録手段は、前記リソース抽出手段が抽出したリソース識別子及び、前記予約登録依頼に含まれる会議室のリソース識別子と、前記開催予約日時に対応する予約日時とを関連付けて前記予約状況データ記憶手段に記録することを特徴とする請求項1に記載のリソース予約管理システム。
  3. 前記制御手段が、
    前記予約画面データにおいて会議の開催予定日時及び使用予定の会議室が特定される度に、前記特定された会議室のリソース識別子と前記開催予定日時とを含む予約状況確認依頼を前記予約者端末から取得する状況確認依頼取得手段と、
    前記会議室のリソース識別子の前記開催予定日時と、前記予約状況データ記憶手段に記録された予約状況データの予約日時とを比較して、予約可否を確認する確認処理を実行するリソース予約状況確認手段と、
    前記確認処理によって、予約をできないリソース識別子が検出された場合には、予約不可能である旨を前記予約者端末に通知する通知手段と
    を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載のリソース予約管理システム。
  4. 会議を特定する会議識別子に対して、会議の開催日時及び使用予定のリソースを特定するリソース識別子を記憶した会議データ記憶手段と、
    前記リソース識別子と予約日時とが関連付けられた予約状況データを記憶した予約状況データ記憶手段と、
    会議に用いる複数の会議室を選択可能な予約画面データを記憶した制御手段とを備え、予約者端末に接続されたリソース予約管理システムを用いて、前記リソースの予約を管理
    する方法であって、
    前記制御手段が、
    前記予約画面データを前記予約者端末に送信する予約画面データ処理段階と、
    前記予約画面データに基づいて表示された予約画面において特定された会議の開催予定日時と使用予定の複数の会議室のリソース識別子とを含む予約登録依頼を、前記予約者端末から受信する予約受信段階と、
    前記予約登録依頼に対して会議識別子を付与し、この会議識別子に関連付けて前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子及び開催予定日時を前記会議データ記憶手段に記録する会議開催データ記録段階と、
    前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子と、前記開催予定日時に対応する予約日時とを含む予約状況データを前記予約状況データ記憶手段に記憶する予約データ記録段階とを実行することを特徴とするリソース予約管理方法。
  5. 会議を特定する会議識別子に対して、会議の開催日時及び使用予定のリソースを特定するリソース識別子を記憶した会議データ記憶手段と、
    前記リソース識別子と予約日時とが関連付けられた予約状況データを記憶した予約状況データ記憶手段と、
    会議に用いる複数の会議室を選択可能な予約画面データを記憶した制御手段とを備え、予約者端末に接続されたリソース予約管理システムに用いられる前記リソースの予約を管理するプログラムであって、
    前記制御手段を、
    前記予約画面データを前記予約者端末に送信する予約画面データ処理手段、
    前記予約画面データに基づいて表示された予約画面において特定された会議の開催予定日時と使用予定の複数の会議室のリソース識別子とを含む予約登録依頼を、前記予約者端末から受信する予約受信手段、
    前記予約登録依頼に対して会議識別子を付与し、この会議識別子に関連付けて前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子及び開催予定日時を前記会議データ記憶手段に記録する会議開催データ記録手段、
    前記予約登録依頼に含まれるリソース識別子と、前記開催予定日時に対応する予約日時とを含む予約状況データを前記予約状況データ記憶手段に記憶する予約データ記録手段
    として機能させることを特徴とするリソース予約管理プログラム。
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