JP2005109922A - テレビ会議管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】特別な端末や操作を必要としないテレビ会議管理システムを提供する。
【解決手段】通信ネットワークを介して固定及び/又は移動型の各種テレビ会議端末を接続しテレビ会議を行うためのコンピュータシステムによるテレビ会議管理システムであって、通信ネットワークに接続された複数地点の任意のテレビ会議端末と、複数地点のテレビ会議端末を制御・管理するためのMCU(多地点制御装置)と、少なくとも利用者に電子メールで会議開催通知が可能な会議予約機能を有するグループウェアを実行するための通信ネットワークに接続された利用者端末と、利用者端末で設定されグループウェアを介して発信された電子メールによる会議開催通知を受付け、MCUを介してテレビ会議端末を制御しテレビ会議開催に伴う各種情報の管理を行う管理サーバとで構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信ネットワークを介し複数地点間の各種テレビ会議端末を接続してテレビ会議を行うための管理システムに関し、より詳しくはグループウェアの会議予約機能を用いて利用者が直接テレビ会議予約を行う事を可能にするテレビ会議の予約・設定・管理を行うためのテレビ会議管理システムに関するものである。
複数拠点を接続してテレビ会議を行う場合には、通信回線の切替えや複雑な設定が必要であり、一般的に複数のテレビ会議端末を効率よく接続し制御するためにMCU(多地点接続制御装置)が用いられている。MCUは3地点間以上を同時に接続し映像・音声の切換えやミキシング等により映像・音声を集約・配信してテレビ会議を実現するためのもので、通常これらの機能を実現するために、MCUの設定・維持を行う専任のエンジニアや管理者等を必要としていた。
MCUの設定としては、会議毎に利用資源の設定や、通信レート、オーディオレート、ビデオレート、ビデオセッション、画面分割数、ビデオプロトコルと、参加者のインターフェイスタイプ、接続タイプ、IPアドレス、電話番号、シグナルポート、回線チャネル数、音声ボリュームからなる参加者設定情報と、会議の予約開始日時、継続時間情報、等々がある。
これらの設定を行うには、MCU及びテレビ会議端末とその接続環境等に精通している必要があり、例えば、テレビ会議端末の接続及びその通信速度の設定では、ISDN(デジタル総合サービス通信網)における通信を例にとると、64kbps×N本の接続のための設定が、接続拠点数を多くする場合と会議接続拠点数が少なく明細精度を上げて会議を行いたい場合とで異なり、接続拠点数によって必要帯域を計算して設定する必要がある、等である。
接続設定の他にも、例えばISDNの回線交換型メディア上で使用されるITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)より勧告されているマルチメディア標準のH.320においては、映像コーデック(圧縮符号化復号化方式)としてH.261、H.263が、音声コーデックとしてG.711、G.722、G728等があり、これらのいずれかの選択が必要になる。また、パケットベースのIP(インターネットプロトコル)ネットワークを介したリアルタイムの音声、データ、及び映像の通信に適用されるH.323においては、映像コーデックとしてH.261、H.263が、音声コーデックとしてG.711、G.722、G728、G.723、G.729等があるといったように、通信回線の種類やその帯域幅等を考慮して選択・設定する必要がある。
さらに通信回線等の接続設定以外にも、上記のように接続拠点の接続アドレスや電話番号の指定の他、会議運営者の希望にかなうように発言地点の映像を全地点に配信するか或いは議長局制御として議長局を設定し議長局が一括して映像を制御するかの設定や、複数地点のテレビ会議端末の映像を分割して表示するための画面分割数の設定、等々があり、一般の利用者が簡単に設定して使用できるというものではない。
MCUは、会議拠点が増えても拡張性があり利便性も高いことから、会議拠点数が多く使用頻度の高い大手企業等では自社内で利用されているが、高価で初期導入が難しい等の背景から時間貸しサービスを行っている通信事業者もある。テレビ会議の時間貸しサービスは、予約を入れて電話番号を割当ててもらい、予約時間になったら、MCUによって各会議拠点に映像と音声が配信され多地点会議を行うもので、Web上で予約できるところもある。欠点としては繁忙期に予約が取れない場合があり、また望む時間や急ぎの会議で使用したいという希望に添えない、時間延長に対応できないということ等があげられる。
また、テレビ会議においては会議開催に伴うスケジュール管理が欠かせないが、通常MCUそのものはスケジュール管理機能を持たないので、別途オプションのソフトウェアや予約管理システムとして予約制御装置及び予約操作端末を必要とする。
一方、会議予約管理に関するものとして、複数人からなるグループによる協調作業を支援するグループウェアが知られている。グループウェアは、グループ内のメンバ間のコミュニケーションを円滑に行うために、グループ内メンバの所在を明らかにするための伝言メモを備えた行先表示板、グループ全体に広報を行う電子掲示板、メンバ間でスケジュールを共有できるスケジューラ、メンバ間の打ち合わせや特定のテーマについて論議を行う電子会議室、アイデアやノウハウ、各種資料をデータベース化して共有する文書共有、稟議書等複数のメンバで回覧される文書を電子化して流通させるワークフロー、会議室や設備・備品の予約、及び個々のメンバの日常業務を把握するためのToDo等の各種機能を備えたソフトウェアであり、会議開催案内等を電子メールで参加メンバに通知することや携帯電話等による外部とのアクセスが可能になっているものが一般的に普及している。
テレビ会議の予約システムとしては、テレビ会議を予約して自動的に開催するためのテレビ会議予約システム及びテレビ会議予約方法に関するものが特許文献1に開示されており、接続操作に必要な会議情報を会議端末及び多地点制御装置に送信して、テレビ会議接続時のユーザの操作、例えば事前に決められた番号へのダイヤル操作などを自動で行うことを可能とし、ユーザの操作を簡略化することを可能としたテレビ会議予約システム及びテレビ会議予約方法を提供することを目的としたものである。その内容は、予約制御装置からテレビ会議開催に必要な接続時間・接続先情報・切断時間に関する会議情報を会議端末及び多地点制御装置に送信してテレビ会議接続処理をするもので、予約情報データベースと多地点資源データベースとによって予約に関する情報の処理を行っている。
また、MCUの多岐にわたる情報の複雑な設定を簡単に行えるようにするものとして、複数のテレビ会議端末を多地点制御装置(MCU)によって制御するテレビ会議システム利用支援装置に関するものが特許文献2に開示されており、簡単な操作でテレビ会議の開始、予約、予約の確認を行うことができるようにしたものである。
特開2002−314965号公報 特開2002−135741号公報
しかしながら、MCUを用いる場合に必要な多くの情報を設定するために専任の技術者や管理者を置くことはどの企業でもできるというものではなく、テレビ会議の予約に関しても、予約スケジュールを管理するための管理者が必要になる。特許文献1或いは2の技術はこれらの問題を解決するための一手法ではあるが、専用のシステム或いは装置であって、やはりそれなりの習熟が必要であり普段の業務の中で一般の利用者が誰でも簡単に使用できるというものではなかった。
以上のような問題を解決するために本発明では、普段使用しているグループウェアの会議予約機能を利用してテレビ会議の予約を行うようにし、一般利用者の端末から普段使い慣れた入力操作によってテレビ会議の開催を行えるようにしたテレビ会議管理システムを提供することを目的とする。また、利用者端末側からWeb上でテレビ会議に関する設定を行えるようにしたテレビ会議管理システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、通信ネットワークを介して固定及び/又は移動型の各種テレビ会議端末を接続しテレビ会議を行うためのコンピュータシステムによるテレビ会議管理システムであって、
通信ネットワークに接続された複数地点の任意のテレビ会議端末と、前記複数地点のテレビ会議端末を制御・管理するための1つ又は複数のMCU(多地点接続制御装置)と、少なくとも利用者に電子メールで会議開催通知が可能な会議予約機能を有するグループウェアを実行するための通信ネットワークに接続された利用者端末と、前記利用者端末で設定され前記グループウェアを介して発信された電子メールによる会議開催通知を受付け、前記MCUを介して前記テレビ会議端末を制御しテレビ会議開催に伴う各種情報の管理を行う管理サーバとで構成され、
前記管理サーバは、前記利用者端末で設定され前記グループウェアにより該管理サーバ宛に発信された少なくとも会議の開始時刻、終了時刻又は開催時間、会議場所及び/又はテレビ会議端末、会議参加者を特定するための各会議開催情報を含む電子メールを受信してテレビ会議開催のための当該情報を電子メールより抽出するメール受信解析手段と、
抽出した前記会議開催情報を基に前記MCUを介して当該テレビ会議端末に対する会議開催に伴う制御・管理を行うテレビ会議管理手段と、前記テレビ会議管理手段により前記MCUを介してテレビ会議端末に対する制御・管理情報を送受信するための各種スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、前記電子メールより抽出した会議開催情報、前記スケジュール管理に伴う情報、前記MCUに対する制御情報、及び前記テレビ会議管理手段によって参照する前記電子メールでの会議開催情報を当該MCU及び当該テレビ会議端末に対する会議開催情報に変換するための変換テーブルを含むテレビ会議開催に必要な各種情報を蓄積・更新・参照するためのデータベースと、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の前記利用者端末は、テレビ会議を行うための前記テレビ会議端末として機能することを特徴とする。
請求項3に記載の前記利用者端末は、前記スケジュール管理システムにアクセスしてテレビ会議開催に伴う情報の授受を行うと共に該テレビ会議開催に伴う前記MCU及び前記テレビ会議端末に対する各種設定を可能とするWebアプリケーションプログラムを有することを特徴とする。
請求項4に記載の前記管理サーバは、通信ネットワークを介して前記テレビ会議端末に表示される映像及び音声情報を取得する機能を有し、取得した前記テレビ会議端末の映像及び音声情報を前記データベースにデジタルデータからなるテレビ会議議事録として記録し、前記Webアプリケーションを介して前記利用者端末から所望のテレビ会議議事録を取得できる機能を有することを特徴とする。
請求項5に記載の前記管理サーバは、少なくともテレビ会議開催時刻又は時間の変更通知をするため、及び/又はテレビ会議開始直前時刻に前記利用者端末に該テレビ会議開催の通知をするための電子メールを生成して前記データベースに保存すると共に、前記グループウェアを介して予め設定された所定の時刻に当該電子メールを前記利用者端末に送信する機能を有することを特徴とする。
請求項6に記載の前記利用者端末で実行される前記グループウェアは、前記管理サーバとの双方向通信を実現し該管理サーバによって管理され確定されるテレビ会議開催に伴う少なくとも会議の開始時刻、終了時刻又は開催時間、変更時間、会議場所が反映された各種情報の授受を該管理サーバと行うためのAPI(Application Program Interface)を有することを特徴とする。
請求項7に記載の前記管理サーバは、該管理サーバ内の前記データベースを複数のグループウェアのデータベースとして共有する機能を有し、該データベース内の複数のグループウェア間にわたる少なくともテレビ会議開催に伴う情報を共有して該テレビ会議開催に伴う情報を前記複数のグループウェア相互間で参照可能にすることを特徴とする。
請求項8に記載の前記管理サーバの前記テレビ会議管理手段及び前記スケジュール管理手段は、前記複数のグループウェアからのテレビ会議開催予約に応答し、前記データベースに記録された前記複数のグループウェアの共有情報から少なくとも当該テレビ会議開始時刻、終了時刻又は開催時間、当該会議場所及び/又はテレビ会議端末を参照して対応するテレビ会議開催の可否の判断に反映させることを特徴とする。
本発明のテレビ会議管理システムによれば、利用者が普段使用しているグループウェアの会議予約機能における会議開催通知を行うための電子メール送信機能を利用することで簡単にテレビ会議の予約を行うことができるようになり、また、テレビ会議端末の制御に必要なMCU等に対する複雑な設定をその都度行わなくても済むように予めMCU及びMCUに接続されるテレビ会議端末の設定をデータベース化したことによって、一般の利用者が簡単にテレビ会議を開催できるという効果がある。また、予め必要な設定をデータベース化し自動的にMCUやテレビ会議端末に制御情報を送出する構成にすることによって、これらMCUやテレビ会議端末への設定を行う管理者の負担が軽減されるという効果がある。さらに、自動的にMCUやテレビ会議端末への設定を行えるようにしたことで、複数のテレビ会議端末だけではなく複数のMCUに対する設定を容易に行うことができ、専任の技術者を必要とせずに複数地点にわたる多数のテレビ会議端末の接続を行えるようになるという効果がある。
次に、本発明に係るリモートアクセスシステムの、実施の形態の具体例を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるテレビ会議管理システムの概略構成図である。
図1において、1はテレビ会議管理システムを司る管理サーバ、2は複数地点にあるテレビ会議端末を制御・管理するための1つ又は複数からなるMCU(多地点接続制御装置)、3は複数地点にあるテレビ会議専用のH.323端末やカメラを備えたPC(パーソナルコンピュータ)或いは移動可能なPDA(携帯情報端末)や携帯電話等の任意のテレビ会議端末である。
5はグループウェアクライアント機能及びWebブラウザを備えたテレビ会議参加対象となる一般利用者或いはテレビ会議の予約を行う一般利用者の複数からなる利用者端末、4はグループウェアクライアントである複数の利用者端末5からアクセスして利用者グループ内の協調作業を行うためのスケジュール管理とデータベースに関する管理とを行う機能を含むグループウェアサーバであり、少なくとも会議予約機能を備え会議参加予定者に予め定められた該当する時刻に会議開催を通知するためのメール送受信機能を備えている。
6は通信ネットワークで管理サーバ1、MCU2、テレビ会議端末3、グループウェアサーバ4、及び利用者端末5を1つ又は複数接続からなる通信ネットワークを用い必要な通信経路でそれぞれの装置を接続する。
管理サーバ1は、テレビ会議の管理担当者が利用者端末5のWebブラウザからアクセスしてテレビ会議に関する細かな各種設定を行うためのWebアプリケーションを提供するWebサーバ11、利用者端末5からグループウェアサーバ4を介して送信されたテレビ会議開催に必要な予約情報等を含んだ電子メールを受信し、テレビ会議開催に伴う会議開始情報等を利用者端末で登録した会議参加予定者等に電子メールで通知するためのメールサーバ12、受信した電子メールの内容を解析しテレビ会議開催に必要な情報を取り出すメール受信解析手段13、電子メールで受信したテレビ会議開催に関する情報と、複数のグループウェアの情報を共有するデータベース17に予め保存されたテレビ会議端末及びMCUに対する制御情報とを照合し、データベースに予め登録された変換テーブルから得られた情報を基にMCU2及びテレビ会議端末3との制御情報のやり取りを行うテレビ会議管理手段15、特にMCU固有の設定情報を扱うMCU管理手段、テレビ会議開催に伴うスケジュール全体の管理を司るスケジュール管理手段14、電子メールでのテレビ会議開催情報やテレビ会議開催に伴う各種ログを記録しMCU及びテレビ会議端末の制御情報を記録・蓄積するデータベース17等で構成されており、MCU2は、接続されるテレビ会議端末に対する制御を行うテレビ会議端末制御手段21を備えている。
グループウェアサーバ4は、複数からなる利用者端末5のグループウェアクライアント機能を有する利用者端末5と接続し、これら利用者端末を用いて利用者グループ内での協調作業を行うために必要なデータベース47とデータベース47を管理するデータベースサーバ46とを備え、本実施の形態では少なくとも、利用者端末5から設定することで会議参加者及び管理サーバ1宛に電子メールで会議開催通知を行うことができる会議予約機能44と、そのスケジュールを管理するスケジュール管理手段43とを備えており、Webサーバ41はWebベースのグループウェアを提供するものであり、API(Application Program Interface)45は、グループウェアに組み込むことによって管理サーバ1との双方向の情報の授受を行い、テレビ会議開催に伴う管理サーバ1のスケジュール管理情報をリアルタイムに利用者端末5に通知することを可能としている。
利用者端末5は、グループウェアクライアント機能52を備えており、グループウェアサーバを介して他のグループウェアクライアント機能を備えた利用者端末5との利用者グループ内での協調作業を行うことができ、グループウェアに備わる会議予約機能を用いることで、グループウェアサーバ4を介してテレビ会議開催通知の電子メールを管理サーバ1に送信してテレビ会議開催予約を行うことができる。またWebブラウザ51を用い管理サーバ1のWebアプリケーションを起動してテレビ会議開催に伴うより細かな設定を可能としている。メール受信手段53は、管理サーバ1からテレビ会議開催に伴うテレビ会議開始直前通知等予め定められた所定の時刻に必要な情報をグループウェアサーバ4のメールサーバ42を介して電子メールで受信するためのものである。
なお、管理サーバ1、グループウェアサーバ4、利用者端末5、及び管理サーバ1内及びグループウェアサーバ4内のWebサーバ11、41、メールサーバ12、42等は、市販のワークステーションやパーソナルコンピュータ(PC)及びネットワーク接続機器等で構成され、管理サーバ1、MCU2、グループウェアサーバ4、利用者端末5等の各装置内に含まれる各手段は、これらワークステーションやPC及びネットワーク機器等のハードウェアとこれらのハードウェア資源を利用するソフトウェア処理により実現されているもので、ワークステーションやパーソナルコンピュータ等の各装置を構成するCPU(中央制御装置)、メモリやハードディスク等の記憶装置、画像やテキスト等を表示する表示装置、キーボードやマウス等の入力装置、通信回線との入出力装置、及びネットワーク接続機器等の専用機器や周辺機器類等に関する説明及びその構成図面は省略する。
以上に、全体の構成の説明を行ったので、次に実施例1及び2を挙げ、その処理フローに基づき全体の動作説明を行う。
図2は、実施例1におけるテレビ会議管理システムの処理フロー(その1)を示す概略図であり、利用者端末5からグループウェアの会議予約設定によって管理サーバ1宛に送信されたテレビ会議予約の電子メールを管理サーバ1で受信し、管理サーバ1が受信した電子メールを解析してテレビ会議に必要な情報を取り出し、データベースと照合しながら該当するMCU2及びテレビ会議端末3に対する設定を行うまでの処理の流れ図である。
近年、グループウェアとしては、インターネットやイントラネットの普及に伴い、クライアント側のWebブラウザからWebサーバにアクセスし、Webサーバ側のCGI(Common Gateway Interface)等でクライアントの要求を処理し全ての機能を利用できるようにした製品が主流になりつつあるが、スケジューラと称される主にスケジュール管理を目的とした利用者端末毎に使用するスタンドアロンのソフトウェアに、専用のサーバを外部に設けネットワーク接続することでグループウェアとして機能するものが以前から存在している。
前者のWeb上で動作するグループウェアとしては、大規模ポータル型グループウェアとして、Cybozu社のガルーン(商品名)等が知られており、後者の構成によるグループウェアの代表的なものとしては、Lotus Development社のNotes(商品名)、Microsoft社のMicrosoft Exchange(商品名)等がある。以降説明する実施例1及び実施例2は、Microsoft Exchange(商品名)及び、そのクライアントソフトとしてMicrosoft OutLook(商品名)を使用した一例である。
グループウェアサーバ4として機能するExchange Server(商品名)は、主にWebサーバとして使用されるIIS(Microsoft Internet Information Server)と、IISに含まれている電子メール送信のためのSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)を拡張し、電子メール受信のためのPOP(Post Office Protocol)/IMAP(Internet Message Access Protocol)等をサポートする本格的なメールサーバ機能等から構成されており、利用者端末からWebベースでのアクセスも可能となっている。
図2に示すように、テレビ会議の利用者は、利用者端末5にインストールされたグループウェアクライアント機能52を有するOutLook(商品名)(以下、「クライアントソフト」という)(S21)からExchange Server(商品名)(以下、「グループウェアサーバ」という)にアクセスし、会議予約機能44を用い、利用者端末5或いはグループウェアサーバ内のデータベース47に予め登録されているか或いは新規に登録した電子メールアドレスを含むアドレス帳を参照し、会議開催通知を送る宛先の会議参加予定者を選択する。会議参加予定者のひとつとして管理サーバ1があり、予め設定しておいた時刻に電子メールがグループウェアサーバ4を介して会議参加予定の利用者及び管理サーバ1に送られる(S22)。電子メール送信等のグループウェア内のスケジュールはグループウェアサーバ4内のスケジュール管理手段43によって行われる。会議開催通知は、利用頻度の高い会議場所の組合せ等の予め登録されている雛形或いは定型文を参照し、会議参加予定者毎にその内容を編集することができる。管理サーバ1宛のテレビ会議開催の予約メール情報は、必要最小限の設定で済むようにして利用者が簡単な操作でテレビ会議予約を行えるようにしている。会議参加者の電子メールの送信先には、オフィスに在籍していない場合などのために携帯電話等の移動型の利用者端末5を含む複数のアドレスを設定することができ、テレビ会議端末3にも、テレビ会議機能を有する携帯電話等の移動型の端末を指定することできる。
図12(a)は利用者端末5での会議開催の入力画面の一例であり、図12(b)はその出席者とリソースの選択画面を示しており、リソースとしてテレビ会議開催場所(又はテレビ会議端末)を指定できるようになっている。
利用者端末5のグループウェアクライアントソフトを実行し、「予定表」から「新しい会議出席依頼」を選択する。ここで、「開始時刻」、「終了時刻」、「件名」、「場所」欄を指定し、「宛先」ボタンを利用して、「アドレス一覧」より、「必須出席者」、「任意出席者」を選択し、予め登録済のテレビ会議端末を指定して「リソース」欄に挿入し、「送信」ボタンを押す。これらの設定により、指定された「開始時刻」になるとテレビ会議が開始され、「終了時刻」になると自動的に会議を終了してテレビ会議端末3が切断される。
この際、既に過ぎた時間を「開始時刻」として指定した場合は、即座にテレビ会議が開始され、テレビ会議の延長の際も「予定表」から延長操作が可能であり、指定した会議参加予定者及び管理サーバ1に電子メールが送信され、管理サーバ1側で受信した電子メールを解析することでこれらの指定情報がテレビ会議端末3に伝達され処理される。
利用者端末5からグループウェアサーバ4を介して管理サーバ1宛に送られたテレビ会議開催予約の電子メールを受信した管理サーバ1は、受信した電子メールをメール受信解析手段13によって解析し、メール本文から、テレビ会議の開始時刻、終了時刻、会議開催時間の変更の際はその変更時刻、選択した会議室、会議参加予定者の連絡先メールアドレス、及びテレビ会議を開催するための所属する複数からなるテレビ会議端末3のリスト等を得る(S23)。これらの情報は、例えば「開始時刻:○○時○○分;」等のように簡単なヘッダ部とその指定情報及び区切り記号から構成されており、これらの情報からテレビ会議開催に伴う個々の情報を抽出する。
受信した電子メールを解析し、テレビ会議開催に必要な情報を抽出した管理サーバ1は、スケジュール管理手段14に備わるタスクスケジュール機能(図示せず)により予め設定された時間間隔(例えば5分毎)に必要なタスクを起動してデータベースに問い合わせ、現在時刻との比較により、どの会議を管理しなければならないかを判断し、会議開始、会議終了、メッセージ配信等のタスクを実行する。
テレビ会議開催の制御及びテレビ会議開催に伴う機能としては、上記スケジュール機能の他に、会議開始、会議終了、及びテレビ会議端末3に対するメッセージ配信やテレビ会議参加予定者やテレビ会議管理担当者への電子メール送信等があり、これらに必要な制御・管理等は、スケジュール管理手段14、及びMCU管理手段16と連携してテレビ会議管理手段15によって行われる。
テレビ会議開始の際に必要な機能としては、多地点会議か1対1の会議かの設定、発信側テレビ会議端末3もしくはMCU2を兼ねたテレビ会議端末3の確定、着信側のテレビ会議端末3の決定、多地点会議の際はMCU2に対する発信側のテレビ会議端末3の確定や画面分割、音声切替え等の放送モードの確定等があり、データベースに予め格納された会議情報を参照するか、或いは会議情報を必要に応じて最適になるように解析・設定して、会議に必要なこれらの構成を決定する。解析する情報としては、例えば接続されるテレビ会議端末3に実装されたプロトコルやコーデック或いは接続可能な通信回線の種類等があり、データベースに予め登録されたこれらの情報を参照して、MCU2に接続されるテレビ会議端末3の台数や会議主催者が誰か、等から優先順位を設定したテーブルを参照しながら決定する。
管理サーバ1からMCUに対する制御の詳細は後述するが、管理サーバ1は予め定められた会議開始時刻直前にテレビ会議開催に必要なテレビ会議端末3が接続されたMCU2に対して会議室生成(S25)のための制御情報を送信する(S24)。MCU2に対する制御情報としては電子メールで通知された会議開始時刻、会議終了時刻、選択された会議室の指定、等の他に、帯域幅設定、画面分割方法等のMCU2或いはテレビ会議端末3に固有のプレフィックス、テレビ会議毎に割当てられるユニークな識別符号の会議ID、会議開催のためのパスワード、及び呼出しテレビ会議端末リスト等があり、管理サーバ1のテレビ会議管理手段15はデータベース17を参照してこれらの制御情報を生成しMCU2に送信する。また、MCU2はテレビ会議端末制御手段21を介して該当するテレビ会議端末3にテレビ会議端末3固有の情報を送信する。
テレビ会議に必要なMCU2から会議室生成の成功の可否が通知されると(S26)、管理サーバ1はMCU2を介して実際にテレビ会議に必要なテレビ会議端末3を呼出し(S27)、テレビ会議端末3からの接続設定の生成成功可否の通知(S28)を待つ。MCU2及びテレビ会議端末3からの通知及び会議開催に伴うこれらの情報はログとしてデータベース17に記録される。
テレビ会議開催に伴う設定は電子メールでの予約の他に、Webアプリケーションとしても提供され、管理サーバ1のWebサーバを介してテレビ会議開始時刻、会議終了時刻、会議室の選択の他に、デフォルト時の設定やテレビ会議毎の設定の変更等、より細かな設定を行うことが可能になっている(S29)。Webアプリケーションは、利用者端末5のWebブラウザ51を用いてアクセス可能になっており、その詳細は後述する。
図3は、実施例1におけるテレビ会議管理システムの処理フロー(その2)を示す概略図であり、テレビ会議開催に関する設定の際に、テレビ会議開催時刻の変更やテレビ会議端末の電源異常等のテレビ会議開催に伴うエラー情報等を管理サーバ1からグループウェアサーバ4を介してテレビ会議の管理担当者やテレビ会議参加予定者に電子メールを用いて通知する処理の流れ図である。
管理サーバ1が利用者端末5から(S31)グループウェアサーバ4を介して(S32)電子メールでテレビ会議予約を受付け、受信した電子メールを解析して(S33)テレビ会議に必要な個別情報を抽出するまでは図2で説明した通りである。
管理サーバ1のテレビ会議管理手段15は、電子メール受信解析手段13を介してテレビ会議予約情報を得ると、データベース17に記録したテレビ会議情報を検索してテレビ会議室及びテレビ会議開催時間が重複しているか否かを調査する(S34)。テレビ会議開催の場所或いは時間が重複していた場合はデータベース17を参照して空き時間を調査し、最も近い空き時間或いは時間短縮のテレビ会議開始又は会議終了時刻変更通知を利用者端末5で登録されたテレビ会議参加予定者或いはテレビ会議管理担当者のメールアドレス宛にメールサーバ11からグループウェアサーバ4を介して電子メールで送信する(S35)。テレビ会議の中止は電子メール情報として利用者端末5から管理サーバ1に送信するようにすることも可能であるが、一般利用者の煩雑な手続きを避けるために後述するWebアプリケーション或いはリアルタイム双方向通信のためのAPIを組み込んだグループウェアにより実現する。
テレビ会議開催時間の変更情報はスケジュール管理手段14にも引き渡され、またデータベース17にも登録される。スケジュール管理手段14は、テレビ会議管理手段15との連携によりテレビ会議開始直前にMCU2を介して接続されるテレビ会議端末3を呼出し、テレビ会議端末からの応答を確認する(S36)。MCU2は該当するテレビ会議端末を呼出し(S37)、タイムアウト等からテレビ会議端末の電源が入っていない等の異常情報を検出した場合は(S38)、その旨グループウェアサーバ4を介してテレビ会議の管理担当者或いは利用者端末で登録されたテレビ会議参加予定者宛に電子メールで通知し(S39)、これらの情報をログとしてデータベース17に記録する。
図4は、実施例1におけるテレビ会議管理システムの処理フロー(その3)を示す概略図であり、テレビ会議終了に伴う処理とテレビ会議終了直前に管理サーバ1からグループウェアサーバ4を介してテレビ会議参加予定者に電子メールを用いて通知する処理の流れ図である。
管理サーバ1が利用者端末5から(S41)グループウェアサーバ4を介して(S42)電子メールでテレビ会議予約を受付け、受信した電子メールを解析して(S43)テレビ会議に必要な個別情報を抽出するまでの処理は図2、3に示した通りである。
管理サーバ1のテレビ会議管理手段15は、スケジュール管理手段14と連携し、前述したタスクスケジュール機能により会議開催時間を監視して(S44)予め設定したテレビ会議終了時刻直前にMCU2を介して該当するテレビ会議端末3にテレビ会議終了の直前通知を行う。直前通知情報は実際のテレビ会議端末の画面上に反映され、テレビ会議参加者はそのテレビ会議端末の画面上で会議終了直前であることを認識する。会議終了直前情報は電子メールによってもグループウェアサーバ4を介してテレビ会議参加予定者に通知される(S49)。
テレビ会議終了時刻になると(S45)テレビ会議管理手段15はMCU2のテレビ会議端末制御手段21を介してテレビ会議端末5へ切断通知を行い(S46)、切断可否の判断を行う。正常応答した場合MCU2は実際にテレビ会議端末5へ切断通知の制御情報を送出し(S48)その結果を管理サーバに通知する。切断できない旨の応答があった場合や異常を検出した場合に、テレビ会議管理手段15はデータベースに登録してあるステータス情報を参照し、必要に応じて再送要求や強制終了(S47)を行い、その結果をログとしてデータベースに記録する。
図5は、実施例2におけるテレビ会議管理システムの処理フロー(その1)を示す概略図であり、管理サーバ1と利用者端末5との間でリアルタイムな双方向通信を実現するために、図2で示したグループウェアサーバ4にAPI(Application Program Interface)を組み込んだものである。以下、図2と重複する部分(S41〜S49)の説明は省略する。
図5に示す実施例2でグループウェアに組み込むAPIは、双方向通信を実現し、テレビ会議の予約結果をリアルタイムに利用者端末5に反映させるためのもので、グループウェアサーバ4側に組み込むことで、利用者端末5に特別なソフトウェアのインストールやプラグイン等の設定を不要としている。
APIはOS(オペレーティングシステム)やミドルウェアが提供するプログラミングのためのインターフースであり、インターフェース仕様を決めておくことで、アプリケーション開発者がこれらの機能を手軽に利用できるようにしたものである。
図5で示すAPIの機能の一例は、グループウェアの会議予約機能を用いて利用者端末5から設定されたテレビ会議予約を、実際に管理サーバ1で確定した会議開催確定情報をグループウェアに反映させるためのもので、テレビ会議の開催時刻の反映依頼をグループウェアサーバ4に対して行うことで(S50)、グループウェアサーバ4に接続されている全ての利用者端末5のグループウェアクライアントにもテレビ会議開催確定情報が反映される。図3、4に対応するAPIを組み込んだフローは省略するが、図3、4に示した管理サーバ1から電子メールで通知(図3のS35、S39、図4のS49)する情報は、APIを組み込んだグループウェアサーバ4を介して利用者端末5のグループウェアクライアントに反映される。
上述のAPIは、主にテレビ会議開催に伴う情報をリアルタイムにグループウェアの会議開催機能に反映させるものであるが、管理サーバ1内のデータベース17の内容を複数からなる各グループウェアサーバ4に反映する場合は、上述のAPIによる双方向通信により実現するものの他にも、管理サーバ1内のデータベース17を各グループウェアサーバ4のデータベースとして直接共有する構成にすることで実現することも可能である。この場合のデータベースの内容は個々にアクセス管理する必要があり必要に応じて共有情報や排他情報などのアクセス権を設定する。
複数からなる各グループウェアサーバ4とは、例えば同一企業内でも工場や支社単位或いは部署、部門単位でグループウェアサーバ4を設置する場合のことで、テレビ会議を開催する場合はむしろ複数の部門にまたがるメンバを会議参加者として招集することが多いことから、データベース17のテレビ会議開催に伴う情報の共有は大切である。
このように、データベースの情報を複数のグループウェアから参照可能にしており、管理サーバ1内のテレビ会議開催に関する情報はアクセス権を設定して他のグループウェアからも参照可能にしている。
また、管理サーバ1のテレビ会議管理手段15は、スケジュール管理手段14と連携し、利用者端末5からのテレビ会議開催の予約情報を受け取った場合にデータベース17を検索し、この利用者端末5が属しているグループウェアサーバ4からの情報だけでなく、他のグループウェアサーバが予約したテレビ会議開始時刻、終了時刻又は開催時間、会議場所やテレビ会議端末を参照してテレビ会議開催が可能かどうかを判断し、会議開催が重なる場合はその旨を該当するグループウェアサーバ4又はこのグループウェアクライアントの利用者端末5或いは利用者端末5で登録したテレビ会議参加者に対して通知する。
次に、主にMCU2の動作について一例をあげて説明する。
前述したように、テレビ会議開始の際に、MCU2に対して、多地点会議か1対1の会議かの設定、発信側テレビ会議端末3もしくはMCU2を兼ねたテレビ会議端末3の確定、着信側のテレビ会議端末3の決定、多地点会議の際はMCUに対して発信するテレビ会議端末3の確定や画面分割、音声切替え等の放送モードの確定、等の制御情報を送出し、テレビ会議の構成を確定する。
図6の処理フロー(その1)に示すように、管理サーバ1のテレビ会議管理手段15は、まず、MCU2にアクセスし現在会議中或いは接続可能なテレビ会議端末3の会議情報等を要求する(S61)。MCU2は接続中のテレビ会議端末3に関する会議情報等を返し、テレビ会議管理手段15はデータベース17を参照してMCU2より取得した会議情報を解析する(S63)。一方MCU2からテレビ会議開催に伴う制御情報を受け取った着信側のテレビ会議端末3は、着信待機状態となるが(S74)、その際MCU機能のオプションを有するテレビ会議端末3の場合はそのオプション機能をチェックし(S75)、MCU機能を備える場合はその機能をOFFにして(S76)待機状態とする(S77)。
テレビ会議管理手段15は、取得した会議情報を解析して接続可能な該当する着信側のテレビ会議端末3を呼出す(S65、S68)と共に、引き続き発信側の端末に対して発信制御情報を送出するが、その際に多地点接続か或いは1対1(Peer to Peer)か(S64)によってMCU2(S66)に対して送出する情報が異なる。多地点接続の場合MCU2はMCU2に接続されるテレビ会議参加端末を呼出し(S67)、1対1の場合は発信側テレビ会議端末3を呼出した(S69)後、発信側に続き着信側のテレビ会議端末を呼出す(S70)。1対1の場合はMCU2を介す必要はないが、図6では全てMCU2を介して制御情報を送るものとする。
MCU2から呼出されたテレビ会議端末3は着信待機状態(S77)から着信確認(S78)へと遷移し、テレビ会議端末3として応答し機能する(S79)。何らかの異常が検出された場合は例外処理として予め定められた処理に従う(S80)。
また、テレビ会議管理手段15は、指定されたMCU2の存在を確認する(S71)と共に、MCU2に対して(S72)、接続するテレビ会議端末3で表示する画面分割数、音声切替え方法等の必要な放送モード等を指定する(S73)。
上記の処理は1会議あたり1度のみ行われるが、一部のテレビ会議端末3が何らかのトラブルで接続できない場合は、テレビ会議管理手段15による制御情報の自動再送信を行う。また、後述するWebアプリケーションからは、共有アドレス帳からのアクセスや直接ダイヤルコール等を利用することで接続可能か否かを判断することができる。
MCU2或いは発信側のテレビ会議端末3から1拠点でも応答し、発信側のテレビ会議端末3のステータスが通話中になった場合は、会議開催成功とみなし、その旨のログが管理サーバ1内のデータベース17に記録される。
発信側のテレビ会議端末3の電源が入っていない、IP(インターネットプロトコル)リチャージャブルでない(IPアドレスが取得できない)等の理由により、発信処理が行えない場合は、会議開催失敗となり、やはりその旨が管理サーバ1内のデータベース17にエラーログとして記録されると共に、エラーメールの送信処理が行われ、エラー情報の電子メールがグループウェアサーバ4を介してテレビ会議の管理担当者やテレビ会議参加予定者に送られる。
図7は、テレビ会議終了に伴うMCU2に対する処理フロー(その2)を説明する概略図である。
テレビ会議管理手段15は、スケジュール管理手段14によりテレビ会議終了時刻直前になると、データベース17に格納された会議情報にアクセスし、会議IDを取得して(S81)テレビ会議を特定し、発信側となるMCU2或いはテレビ会議端末3を選択して(S82)、該当するMCU2(S83)或いは発信側のテレビ会議端末3を呼出し(S84)、そのテレビ会議端末3にアクセス(S85)して会議切断情報を送出する(S86)。接続された該当するテレビ会議端末3からの終了処理完了通知を(S87)MCU2を介して受信したテレビ会議管理手段15は、正常終了の場合は(S88)その旨のログを、そうでない場合はエラーログ(S89)としてデータベース17に記録する。
図8は、MCUに対する処理フロー(その3)を説明する概略図で、テレビ会議端末3へのメッセージ配信機能に関して説明したものである。
テレビ会議管理手段15は、スケジュール管理手段14内のタスクスケジュール機能(S92、S95)から呼出される際に、スケジュール管理手段14から、テレビ会議開始5分前のメッセージの配信が必要なのか(S94)、5分後に会議が終了することを通知するメッセージの配信なのか(S91)の指示を受ける。スケジュール管理手段14からの指示によりテレビ会議管理手段15は、会議開催中か或いは会議予約中かの状況に応じたメッセージをセットする(S96、S93)と共に、データベースを検索・参照することによってテレビ会議情報の解析を行い、テレビ会議に関係するテレビ会議端末3をリストアップする(S98)。該当する時刻になると(S99)、コントローラを起動し(S101)テレビ会議端末3の接続を試みる(S102)。テレビ会議端末3との接続が成功すると(S103)配信対象となるメッセージを該当するテレビ会議端末3へ配信し(S104)、必要に応じてテレビ会議端末3との接続を切断する(S105)。
テレビ会議端末3へのメッセージ配信の際は該当するテレビ会議端末3へのステータスチェックも行い、例えばテレビ会議開始5分前にこのステータスチェックを行うことで、該当するテレビ会議端末3の電源が入っていない、或いはIPリチャージャブルでない、といった判別が行え、その場合は5分後に接続できない可能性が高いため、この時点で問題のあるテレビ会議端末3をリストアップし、テレビ会議の管理担当者やテレビ会議参加予定者に警告の電子メールを送信することができるようになる。
このようにして、接続成功の場合は(S107)、その処理を継続して次のテレビ会議開催時刻を監視する。MCU2から上述のような接続失敗の情報が得られた場合は、接続に失敗したテレビ会議端末を特定する情報をデータベース17に格納し、エラー情報を利用者端末3で登録されたテレビ会議参加予定者やテレビ会議の管理担当者に電子メールで通知する。
図9は、テレビ会議開催に伴う各種設定を可能にしたWebアプリケーションの利用者端末5での画面遷移を示しており、主にテレビ会議を管理する管理者のために設けられたものである。
矢印は画面遷移における階層を示しており、ログイン画面から管理者IDとパスワードを入力し条件を満たした場合、会議予約、スケジュール、会議記録、管理者メニュー、ログアウト等の選択画面を表示する。
管理者メニューには、グループ管理、ユーザ管理、端末管理、テンプレート管理、システム管理、ファームウェア管理、開催中会議、会議予定、会議記録等の各種メニューが用意されているが、グループウェアと重複する機能は、グループウェアサーバ4にAPIが実装されてグループウェアサーバ内のデータベース47にアクセスできるようになり、管理サーバ1内データベース17との整合がとれるようになった場合に利用可能で、一括処理が必要になった際等に使用する。
図10は、図9に示すWebアプリケーションの処理フロー(その1)を示す概略図であり、テレビ会議開催に伴う処理の一部を示したもので、前述した図8の処理プロセスと重複しており、必要に応じて図8で説明したものと同一の手段を用いて処理している。
図10においてWebアプリケーションを実装した管理サーバ1内のWebサーバ11は、テレビ会議に伴いスケジュール管理手段14内のタスクスケジュール機能によって、図8に示した前述の間欠プロセスが起動されると(S110)、データベース17に接続して(S111)、現在時刻と照合しながら必要な会議予約情報を取得する。5分後に終了するテレビ会議が存在するか否かを監視し(S112)、存在する場合は関連するテレビ会議端末3へ終了メッセージを送信して(S113)、そのテレビ会議端末3画面上にその旨の表示を行う。また、5分後に開催されるテレビ会議が存在するか否かを監視し(S114)、存在する場合はテレビ会議で使用される端末のステータスを取得して(S115)、該当するテレビ会議端末3の電源が入っているか否かを判断する(S116)。ステータスが戻らない等の場合は電源が入っていないと判断しメールサーバ12を介して管理担当者にその旨の警告メールを送信し(S117)、ステータスが戻った場合はその情報を会議参加予定者に連絡メールとして送信する(S118)。
スケジュール管理手段14内のタスクスケジュール機能は、さらに現在時刻で終了すべきテレビ会議があるか否かを監視し(S119)、存在する場合はテレビ会議終了のための必要な処理を行う(S120)。また、現在時刻で開催すべきテレビ会議が存在するかを監視し(S121)、存在する場合はテレビ会議開催のための必要な処理を行う(S122)。テレビ会議開催の際は、MCU2を介してテレビ会議端末3の呼出し状況を確認し(S123)、テレビ会議端末3の呼出しが失敗した場合は(S124)リトライ用スレッドを生成し、スレッドの並び順に沿って再度呼出し処理を実行する(S125)。参加しているテレビ会議端末3には、どの端末がつながらないかリトライを試みている旨のメッセージを送信して(S126)その画面上に表示し、タスクスケジュール機能の間欠プロセスは終了する(S127)。
図11は、図9に示すWebアプリケーションの処理フロー(その2)を示す概略図であり、テレビ会議開催に伴う処理の一部を示したもので、前述した図6の処理プロセスと重複しており、必要に応じて図6で説明したものと同一の手段を用いて処理している。
図11においてWebアプリケーションを実装した管理サーバ1内のWebサーバは、会議開催指示を受けると(S131)、データベース17にアクセスしてテレビ会議開催に必要な各種情報を取得する(S132)。参加するテレビ会議端末の数が3地点以上の多地点接続となる場合は(S134)、複数のMCU2端末の中からMCUとなる該当端末を決定し(S135)、決定したMCU端末にアクセスしてテレビ会議端末機能を兼ねている場合はMCUモードに切替え(S136)、2地点接続の場合は発信側のテレビ会議端末3にアクセスし、共にその接続先のテレビ会議端末3を呼出す(S137)。接続先のテレビ会議端末3の接続状況を確認し(S138)、接続成功の場合は(S139)データベースのステータス情報を会議進行中に変更する(S141)。接続失敗の場合はリトライ用のスレッドを生成し、生成したスレッドの順番に従い、例えば10分間のリトライを行う(S140)。
図示していないが、Webアプリケーションは、WebサーバのApacheやIISに、Java(R)サーブレット・JSP(Jave(R) Server Pages)を処理するアプリケーションサーバとして機能するTomcat等のプラグインを実装することで実現する。
また、WebDAV(Web−based Distributed Authoring and Versioning)を使用することでWebアプリケーションによる会議情報の共有が可能になる。これによって、TV会議開催に伴う確定情報や変更情報をリアルタイムに利用者端末5に反映することができる。
WebDAVは、Webサーバ上のファイル操作やバージョン管理を目的とした、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)/1.1の拡張プロトコルであり、ファイルの移動やアクセス時の排他制御など、ファイル・サーバの共有フォルダと同じような操作が可能になる。
なお、上述の図面には記載していないが、テレビ会議端末3の映像及び音声は通信ネットワーク6を介して管理サーバ1においてモニタしており、MCUを介するか或いはテレビ会議回線を直接モニタしてその映像及び音声を取得する。取得したテレビ会議の映像及び音声情報はテレビ会議議事録としてデータベース17に記録することが可能で、デジタルデータとして、必要に応じてMPEG(Moving Pictures Experts Group)−2やMPEG−4等の圧縮データとして保存する。保存された映像及び音声のデジタルデータはストリーミング配信等によりWebアプリケーションを介して利用者端末5での取得・編集が可能となっている。図13(a)は利用者端末5でのテレビ会議議事録の取得・編集画面を示しており、図13(b)はその処理フローで、Webアプリケーションを介して会議開催依頼を受けた(S151)管理サーバ1は、通信ネットワーク6を介して会議開催中のテレビ会議端末3の映像及び音声を自動的にキャプチャし、索引検索ができるように所定のキーワードと共にデータベースへ登録しており(S152)、テレビ会議が終了すると終了済のテレビ会議の閲覧が可能になる。テレビ会議議事録の閲覧要求があるまでWebアプリケーションはその処理を待ち(S153)、テレビ会議議事録の閲覧要求があると登録したキーワードを表示し、このキーワードを基に閲覧を開始することができる(S154)。
上述したテレビ会議端末3はH.323標準を想定したものであるが、H.323の欠点を改善する目的でIETF(RFC2543)によって提案された、OSI参照モデルのアプリケーション層の制御プロトコルとしてSIP(Session Initiation Protocol)があり、今後主流になるものと思われる。SIPはH.323と違って、ヘッダフィールド、エンコード規則、エラーコード認証機構等において、殆どHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)を利用しているので、オーバーヘッドが小さく、最近急速に普及しつつあるIP電話に用いられるVoIP(Voice over IP)やこれらに類似するマルチメディアのセッション制御との相性もよく、スケーラブルな呼制御やアプリケーションのプラットフォームを可能にし、MCUやマルチキャストに代わって完全なメッシュの相互接続をも可能にするものである。
本システムのテレビ会議端末はH.323標準によるものに限定せず、またその制御のためにMCUを必ずしも必要とするものでもない。SIPを用いたテレビ会議端末を用いることも勿論可能で、カメラを備えたPC(パーソナルコンピュータ)、移動可能なPDA(携帯情報端末)、カメラ付携帯電話、通信機能を備えたカーナビゲーション等、テレビ会議端末としても様々な形態のものを利用することができる。またその構成も、管理サーバ、MCU、テレビ会議端末、グループウェアサーバ、利用者端末とそれぞれ独立した装置として説明したが、例えば利用者端末にもテレビ会議端末にもなるPCや携帯電話、MCU機能を備えたテレビ会議端末、MCUを組み込んだ管理サーバ等、これらは自由に組み合わせることが可能であり、その通信経路もインターネットはもとより、LAN(Local Area Network)、専用回線、公衆回線等、任意の形態を取り得るものであり、テレビ会議室に設置されたテレビ会議端末間でのテレビ会議という設定ではなく、必要に応じて個々が所有する携帯電話等を移動型のテレビ会議端末として選択しテレビ会議に参加する形態をも取り得るものである。
また、オフィスでの組織単位ではなく、一般の仲間同士のコミュニケーション手段としてもスケジュールの共有やお互いの連絡用にグループウェアが利用されるようになると思われ、特にWebを用いたASP(Application Service Provider)方式のグループウェアは、Webブラウザを搭載した端末であれば特にプログラムのインストール等を必要としないので、主婦、知人、友人、サークルの仲間同士等で手軽に利用できる。今後、画像付或いはテレビ電話機能付の携帯電話が普及するに伴い、コミュニケーション手段としても本システムの利用の可能性が広まる。
本発明の一実施の形態におけるテレビ会議管理システムの概略構成図である。 実施例1におけるテレビ会議管理システムの処理フロー(その1)を示す概略図である。 実施例1におけるテレビ会議管理システムの処理フロー(その2)を示す概略図である。 実施例1におけるテレビ会議管理システムの処理フロー(その3)を示す概略図である。 実施例2におけるテレビ会議管理システムの処理フロー(その1)を示す概略図である。 図1に示す管理サーバとMCUとの処理フロー(その1)を示す概略図である。 図1に示す管理サーバ内のMCUに対する処理フロー(その2)を示す概略図である。 図1に示す管理サーバ内のMCUに対する処理フロー(その3)を示す概略図である。 図2又は図4に示すWebアプリケーションの画面遷移を示す図である。 図9に示すWebアプリケーションの処理フロー(その1)を示す概略図である。 図9に示すWebアプリケーションの処理フロー(その2)を示す概略図である。 図1に示す利用者端末での入力画面の一例であり、(a)は会議開催時刻の入力画面、(b)は会議開催の際の出席者とリソースの選択画面である。 図1に示すシステムにおけるテレビ会議議事録の取得・編集画面(a)とその処理フローを示す概略図(b)である。
符号の説明
1 管理サーバ
2 MCU
3 テレビ会議端末
4 グループウェアサーバ
5 利用者端末
6 通信ネットワーク
11、41 Webサーバ
12、42 メールサーバ
13 メール受信解析手段
14、43 スケジュール管理手段
15 テレビ会議管理手段
16 MCU管理手段
17 データベース
21 テレビ会議端末制御手段
44 会議予約機能
45 API
46 データベースサーバ
51 Webブラウザ
52 グループウェアクライアント
53 メール受信手段

Claims (8)

  1. 通信ネットワークを介して固定及び/又は移動型の各種テレビ会議端末を接続しテレビ会議を行うためのコンピュータシステムによるテレビ会議管理システムであって、
    通信ネットワークに接続された複数地点の任意のテレビ会議端末と、
    前記複数地点のテレビ会議端末を制御・管理するための1つ又は複数のMCU(多地点接続制御装置)と、
    少なくとも利用者に電子メールで会議開催通知が可能な会議予約機能を有するグループウェアを実行するための通信ネットワークに接続された利用者端末と、
    前記利用者端末で設定され前記グループウェアを介して発信された電子メールによる会議開催通知を受付け、前記MCUを介して前記テレビ会議端末を制御しテレビ会議開催に伴う各種情報の管理を行う管理サーバとで構成され、
    前記管理サーバは、
    前記利用者端末で設定され前記グループウェアにより該管理サーバ宛に発信された少なくとも会議の開始時刻、終了時刻又は開催時間、会議場所及び/又はテレビ会議端末、会議参加者を特定するための各会議開催情報を含む電子メールを受信してテレビ会議開催のための当該情報を電子メールより抽出するメール受信解析手段と、
    抽出した前記会議開催情報を基に前記MCUを介して当該テレビ会議端末に対する会議開催に伴う制御・管理を行うテレビ会議管理手段と、
    前記テレビ会議管理手段により前記MCUを介してテレビ会議端末に対する制御・管理情報を送受信するための各種スケジュールを管理するスケジュール管理手段と、
    前記電子メールより抽出した会議開催情報、前記スケジュール管理に伴う情報、前記MCUに対する制御情報、及び前記テレビ会議管理手段によって参照する前記電子メールでの会議開催情報を当該MCU及び当該テレビ会議端末に対する会議開催情報に変換するための変換テーブルを含むテレビ会議開催に必要な各種情報を蓄積・更新・参照するためのデータベースと、
    を備えることを特徴とするテレビ会議管理システム。
  2. 前記利用者端末は、テレビ会議を行うための前記テレビ会議端末として機能することを特徴とする請求項1に記載のテレビ会議管理システム。
  3. 前記利用者端末は、前記スケジュール管理システムにアクセスしてテレビ会議開催に伴う情報の授受を行うと共に該テレビ会議開催に伴う前記MCU及び前記テレビ会議端末に対する各種設定を可能とするWebアプリケーションプログラムを有することを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ会議管理システム。
  4. 前記管理サーバは、通信ネットワークを介して前記テレビ会議端末に表示される映像及び音声情報を取得する機能を有し、取得した前記テレビ会議端末の映像及び音声情報を前記データベースにデジタルデータからなるテレビ会議議事録として記録し、前記Webアプリケーションを介して前記利用者端末から所望のテレビ会議議事録を取得できる機能を有することを特徴とする請求項3に記載のテレビ会議管理システム。
  5. 前記管理サーバは、少なくともテレビ会議開催時刻又は時間の変更通知をするため、及び/又はテレビ会議開始直前時刻に前記利用者端末に該テレビ会議開催の通知をするための電子メールを生成して前記データベースに保存すると共に、前記グループウェアを介して予め設定された所定の時刻に当該電子メールを前記利用者端末に送信する機能を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ会議管理システム。
  6. 前記利用者端末で実行される前記グループウェアは、前記管理サーバとの双方向通信を実現し該管理サーバによって管理され確定されるテレビ会議開催に伴う少なくとも会議の開始時刻、終了時刻又は開催時間、変更時間、会議場所が反映された各種情報の授受を該管理サーバと行うためのAPI(Application Program Interface)を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ会議管理システム。
  7. 前記管理サーバは、該管理サーバ内の前記データベースを複数のグループウェアのデータベースとして共有する機能を有し、該データベース内の複数のグループウェア間にわたる少なくともテレビ会議開催に伴う情報を共有して該テレビ会議開催に伴う情報を前記複数のグループウェア相互間で参照可能にすることを特徴とする請求項1又は2に記載のテレビ会議管理システム。
  8. 前記管理サーバの前記テレビ会議管理手段及び前記スケジュール管理手段は、前記複数のグループウェアからのテレビ会議開催予約に応答し、前記データベースに記録された前記複数のグループウェアの共有情報から少なくとも当該テレビ会議開始時刻、終了時刻又は開催時間、当該会議場所及び/又はテレビ会議端末を参照して対応するテレビ会議開催の可否の判断に反映させることを特徴とする請求項7に記載のテレビ会議管理システム。
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