JPH07250172A - 多地点会議予約方法 - Google Patents

多地点会議予約方法

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JPH07250172A
JPH07250172A JP4018094A JP4018094A JPH07250172A JP H07250172 A JPH07250172 A JP H07250172A JP 4018094 A JP4018094 A JP 4018094A JP 4018094 A JP4018094 A JP 4018094A JP H07250172 A JPH07250172 A JP H07250172A
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JP
Japan
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conference
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multipoint
connection device
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Application number
JP4018094A
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English (en)
Inventor
Shingo Suzuki
晋吾 鈴木
Tadahiro Nagayama
忠洋 長山
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数台の多地点接続装置を使用した多地点会
議システムで、1回の予約操作で予約登録可能な多地点
接続装置の選択を可能にする。 【構成】 多地点接続装置43、44は予約情報を管理
し、会議室群41を通信網42を介して相互に接続す
る。会議予約操作装置45では、予約内容受付部25k
が予約者からの新規予約内容を記憶部25jに格納す
る。予約情報収集部45eは各多地点接続装置43、4
4から、指定された時間帯における予約情報を収集す
る。リソース検査部45fは、上記予約内容と予約情報
を照合し、多地点接続装置43と44が使用可能な場
合、空リソース算出部・比較部55g、55hは両方の
空リソース量を算出・比較し、その結果により、予約登
録制御部55iは多地点接続装置43、44のいずれか
を選択して予約登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多地点会議予約方法に係
り、詳しくは、複数台の多地点接続装置を使用して会議
を行う多地点会議システムにおいて、該多地点接続装置
に対する会議予約登録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の基本的な多地点会議予約方法を説
明するための多地点会議システムの構成図を図2に示
す。図2において、21は会議室群である。23は多地
点接続装置であり、会議室群21のなかの複数の会議室
を相互に接続する機能を有しており、会議室を相互接続
するための予約情報を管理している。22は通信網であ
り、会議室群21のなかの各々の会議室と多地点接続装
置23を接続する機能を有している。25は会議予約操
作装置であり、会議主催者あるいはその代行者(以下、
操作者という)からの予約登録内容を受付け、多地点接
続装置23に予約登録する機能を有している。
【0003】ここで、会議室と多地点接続装置との間の
接続方法を簡単に説明する。会議開催に先立ち、会議グ
ループ単位で、会議予約操作装置25から会議の開始時
刻、終了時刻、および参加する複数の会議室名、あるい
は、会議室番号などからなる予約内容が入力され、それ
が多地点接続装置23に登録される。登録された会議開
始時刻になると、会議室接続のためのアドレスが多地点
接続装置23から会議グループ単位で発せられ、通信網
22はそのアドレスで指定された会議室を呼び出して接
続する。この結果、会議室群21のなかの指定された個
々の会議室が通信網22を経由して多地点接続装置23
に接続され、接続された会議室相互間で会議を行うこと
ができる。
【0004】次に、会議予約操作装置25の動作を説明
する。会議予約操作装置25は、入出力部25a、予約
情報収集部25e、リソース検査部25f、予約登録制
御部25i、予約内容記憶部25j、および予約内容受
付部25kから構成される。入出力部25aは多地点接
続装置23との間の入出力機能を、また、予約内容受付
部25kは操作者との間のインタフェース機能を有して
いる。
【0005】予約内容受付部25kは会議開催希望日、
開始時刻、終了時刻、および参加する会議室名などから
なる予約内容を受け付けると、予約内容記憶部25jに
予約内容が存在していないことを確認した後、新規に受
け取った予約内容を予約内容記憶部25jに格納すると
共に、予約情報収集部25eに会議開催希望日を渡す。
予約情報収集部25eは予約内容受付部25kから受け
た会議開催希望日を、入出力部25aを経由して多地点
接続装置23に渡し、会議開催希望日における登録情報
を待つ。間もなく、予約情報収集部25eは、多地点接
続装置23から該多地点接続装置23が記憶している会
議開催希望日における予約登録情報を入出力部25aを
経由して受け取る。予約登録情報は会議開催希望日にお
ける会議室ごと・時間帯ごとの空塞状況などから構成さ
れるもので、予約情報収集部25は、該受け取った予約
登録情報をリソース検査部25fに渡す。
【0006】リソース検査部25fは、予約内容記憶部
25jから、会議開催希望日、開始時刻、終了時刻、お
よび参加する会議室名などから構成される予約内容を読
み出し、これを予約情報収集部25eから受け取った予
約登録情報と比較し、指定した会議室の空塞、および会
議室数分の通信チャネルの空塞について照合する。その
結果、指定した会議室のなかで1室でも予約済の場合
(すなわち、会議室ビジー)、あるいは会議室数分の通
信チャネルが空状態でない場合(すなわち、通信チャネ
ルビジー)には、予約不可情報と理由情報(会議室ビジ
ー/通信チャネルビジー)を予約登録制御部25iに渡
す。予約不可情報を受け取った予約登録制御部25i
は、予約不可情報と理由情報を予約内容受付部25kに
通知すると共に、予約内容記憶部25jの記憶内容を消
去する。予約内容受付部25kは情報収集部25予約不
可情報と理由情報を操作者に通知する。一方、リソース
検査部25fにおいて、指定した会議室が全て使用で
き、かつ、会議室分の通信チャネルが空状態であると判
断した場合には、予約可能情報を予約登録制御部25i
に通知する。予約可能情報を受取った予約登録制御部2
5iは、多地点接続装置23に対して、予約内容記憶部
25jを参照して得た予約内容(会議予約情報)を入出
力部25aを経由して送信し、また、予約可能情報を予
約内容受付部25kに通知し、予約内容記憶部25jの
記憶内容を消去する。予約可能情報は予約内容受付部2
5kから操作者に通知される。これによって、予約登録
制御部25iから多地点接続装置23に送られた送信内
容が該多地点接続装置23に登録され、予約操作が終了
する。
【0007】上記の操作によって多地点接続装置に対し
て予約登録を行うことができるが、1台の多地点接続装
置に収容できる通信チャネル容量から、同一時間帯に同
時に予約登録のできる会議室数に制限が生じるので、同
時複数会議の場合にそれを越える会議室数を扱う多地点
会議システムでは、複数台の多地点接続装置を設備しな
ければならない。
【0008】次に、2台の多地点接続装置から構成され
る多地点会議システムを仮定し、多地点接続装置に予約
登録する方法について説明する。なお、3台以上の多地
点接続装置から構成されるシステムの場合でも同様の方
法が適用できる。
【0009】図3は、従来の多地点会議予約方法を利用
して2台の多地点接続装置に予約内容を通知する方法を
説明するための多地点会議システムの構成図である。図
3において、31は会議室群である。33、34は多地
点接続装置であり、会議室群31のなかの複数の会議室
を相互に接続する機能を有しており、図2で説明した会
議室を相互接続するための予約情報を管理することがで
きる。32は通信網であり、会議室群31のなかの各々
の会議室多地点接続装置33を接続する機能、および会
議室群31のなかの各々の会議室と多地点接続装置34
を接続する機能を有している。35、36は会議予約操
作装置であり、各々、操作者からの予約登録内容を受付
け、会議予約操作装置35は多地点接続装置33に、会
議予約操作装置36は多地点接続装置34に予約登録す
る機能を有している。
【0010】2台の会議予約操作装置35、36のなか
で、先ず、会議予約操作装置35から予約操作が開始さ
れるものとする。会議予約操作装置35の動作は図2の
会議予約操作装置25の動作と同様であり、会議予約操
作装置35の操作結果予約可能の場合、操作者から指定
された予約内容が多地点接続装置33に登録される。こ
の操作によって、多地点接続装置33に対する予約登録
が成功したことになるが、同一時間帯に会議室グループ
のなかの少なくとも1室の会議室が多地点接続装置34
に既に登録されている場合には、会議室の二重登録とい
う問題が発生する。会議室二重登録の有無を調べるため
に、会議予約操作装置36を用いて同様の予約操作が行
われる。また、多地点接続装置33に対する予約登録が
通信チャネルビジーにより失敗した場合にも、会議予約
操作装置36を用いて予約操作が行われる。会議予約操
作装置36の動作は会議予約操作装置35の動作と同様
であるので説明は省略する。
【0011】この会議予約操作装置35と会議予約操作
装置36の予約登録の成功・失敗の組み合わせによっ
て、その後は次の1番目から4番目の各操作に分かれて
実行される。1番目は、会議予約操作装置35、36の
両装置における予約操作で成功した場合であり、この場
合、2台の多地点接続装置33、34に予約登録が行わ
れているので、多地点接続装置34に登録した予約内容
を取り消す操作を行う。2番目は、会議予約操作装置3
5における予約操作が成功し、会議予約操作装置36に
おける予約操作が失敗した場合であり、この場合、会議
予約操作装置36における失敗理由が会議ビジーなら多
地点接続装置33に登録した予約内容を取り消す操作を
行う。3番目は、会議予約操作装置35における予約操
作が失敗し、会議予約操作装置36における予約操作が
成功した場合であり、この場合は2番目と逆に、会議予
約操作装置35における失敗理由が会議ビジーなら多地
点接続装置34に登録した予約内容を取り消す操作を行
う。4番目は、会議予約操作装置35における予約操作
が失敗し、さらに会議予約操作装置36における予約操
作でも失敗した場合であり、この場合、2台の多地点接
続装置33、34に予約操作が行われていないので、そ
の後の操作は必要としない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
多地点接続装置ごとに予約登録ができるかどうかを調べ
るので、予約操作開始から予約登録完了までに、最悪、
多地点接続装置の装置数に相当する回数の予約操作を実
行する必要があるという操作上の問題がある。さらに、
予約操作で成功したとしても、他の会議予約操作装置を
用いた予約操作の結果によっては、予約登録を取り消さ
なければならない事態が生じる問題がある。
【0013】本発明の目的は、複数台の多地点接続装置
を使用して会議を行う多地点会議システムのにおいて、
このような問題点を改善し、1回の予約操作によって多
地点接続装置への予約登録を成功させる多地点会議予約
方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の多地点会議予約方法は、会議予約操作装置
が1回の予約操作によって、指定された時間帯における
全ての多地点接続装置に関する予約登録情報を読み出
し、使用可能な複数台の多地点接続装置に関する通信チ
ャネルの空チャネル数合計値及び/又はまたは通信チャ
ネルの空き時間数合計値などの空きリソース量を比較
し、空きリソース量が最少となる多地点接続装置を選択
するようにしたことである。
【0015】
【作用】本発明においては、操作者から予約内容を受け
付けると、会議予約操作装置では、関係する全ての多地
点接続装置に関する予約登録情報を読み出しているの
で、多地点接続装置の設備数に相当する回数の予約操作
を繰り返し行う必要がなくなり、予約操作の複雑さが解
消できる。また、1回の予約操作で、複数台の多地点接
続装置に関する予約登録情報から予約登録済の会議室を
判定することにより、登録操作時の登録取消し操作が不
要となる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。
【0017】図1は、本発明の多地点会議予約方法の一
実施例の基本的処理手順を示すフローチャートである。
本実施例の処理手順は、受付検査処理、装置選択処理、
および登録処理手順からなり、会議予約操作装置で実行
される。
【0018】受付検査処理では、まず、操作者からの予
約内容を受けると(ステップ101)、全ての多地点接
続装置に関して、その予約時間帯における予約登録情報
の読み出しを行う(ステップ102)。次に、読み出し
た予約登録情報から、予約内容で指定された会議室名あ
るいは会議番号を取り出して(ステップ103)、会議
室と通信チャネルに関するリソースの使用状態の検査を
行う(ステップ104)。指定された会議室が空いてお
り、今回の予約に必要な通信チャネルが確保できる多地
点接続装置が存在することを検出すると、次の装置選択
処理へ、また、指定された会議室のうちのいずれかの会
議室の塞がりを検出するか、予約に必要な通信チャネル
確保できる多地点接続装置が全く存在しないことを検出
すると、最後の登録処理へ移る。
【0019】装置選択処理では、まず、予約可能な多地
点接続装置の装置数を算出して、使用できる多地点接続
装置の台数を検査し(ステップ105)、1台のみであ
る場合は、該多地点接続装置が決定される(ステップ1
09)。また、使用できる多地点接続装置が複数台存在
する場合は、まず、それぞれの多地点接続装置に関すし
て空きの通信チャネル数が算出される(ステップ10
6)。次いで、多地点接続装置ごとに算出された空き通
信チャネル数が比較され(ステップ107)、空きの通
信チャネル数が最少と判断された多地点接続装置が選択
され(ステップ108)、1台の多地点接続装置が決定
される(ステップ109)。
【0020】登録処理では、上記装置選択処理において
選択された多地点接続装置が存在する場合には、該多地
点接続装置に関する予約登録情報に対して予約登録が行
われ(ステップ110)、その結果が操作者へ通知され
る(ステップ111)。また、最初の受付検査処理にお
いて、指定された会議室のいずれかの会議室の塞がりを
検出するか、予約に必要な通信チャネルが確保できる多
地点接続装置が全く存在しないことを検出した場合に
は、その結果が操作者へ通知される(ステップ11
1)。
【0021】なお、図1では、使用可能な複数台の多地
点接続装置に関する通信チャネルの空きチャネル数に着
目して多地点接続装置を選択するとしたが、通信チャネ
ルの空き時間数に着目してもよく、また、空きチャネル
数と空き時間数の両方を利用することでもよい。
【0022】以下に、本発明の多地点会議予約方法が適
用される多地点会議予約システムのいくつかの実施例を
示す。
【0023】〈実施例1〉図4は、本発明における多地
点会議予約を説明するための2台の多地点接続装置から
構成される多地点会議システムの第1の実施の構成図で
ある。図4において、41は会議室群である。43、4
4は多地点接続装置であり、会議室群41のなかの複数
の会議室を相互に接続する機能を有しており、各会議室
を相互接続するための予約情報を管理することができ
る。42は通信網であり、会議室群41のなかの各々の
会議室と多地点接続装置43を接続する機能、および会
議室群41のなかの各々の会議室と多地点接続装置44
を接続する機能を有している。45は会議予約操作装置
であり、操作者からの予約登録内容を受付け、多地点接
続装置43、または多地点接続装置44に予約登録する
機能を有している。
【0024】まず、会議室と多地点接続装置との間の接
続方法を簡単に説明する。会議開催に先立ち、会議グル
ープ単位で、会議予約操作装置45から会議の開始時
刻、終了時刻、および参加する複数の会議室名、あるい
は、会議室番号などからなる予約内容が入力され、それ
が多地点接続装置43、または多地点接続装置44に登
録される。登録された会議開始時刻になると、会議室接
続のためのアドレスが、予約内容が登録された多地点接
続装置から会議グループ単位で発せられ、通信網42は
そのアドレスで指定された会議室を呼び出して接続す
る。この結果、本実施例では、会議室群41の指定され
た個々の会議室が通信網42を経由して多地点接続装置
43、44のうちの片方に接続され、同一の多地点接続
装置に接続された会議室相互間で会議を行うことができ
る。
【0025】次に、会議予約操作装置45の動作を説明
する。会議予約操作装置45は、2個の入出力部45
a、45b、予約情報収集部45e、リソース検査部4
5f、空リソース算出部45g、空リソース比較部45
h、予約登録制御部45i、予約記憶部45jおよび予
約内容受付部45kから構成される。入出力部45aは
多地点接続装置43との間の入出力機能を、入出力部4
5bは多地点接続装置44との間の入出力機能を、ま
た、予約内容受付部45jは操作者との間のインタフェ
ース機能を有している。
【0026】予約内容受付部45kは会議開催希望日、
開始時刻、終了時刻、および参加する会議室名あるいは
会議室番号からなる予約内容を受け付けると、予約内容
記憶部45jに予約内容が存在していないことを確認し
た後に、新規に受け取った予約内容を予約内容記憶部4
5jに格納すると共に、予約情報収集部45eに会議開
催希望日を渡す。
【0027】予約情報収集部45eは予約内容受付部2
5kから受けた会議開催希望日を、入出力部45aを経
由して多地点接続装置43に、また、入出力部45bを
経由して多地点接続装置44に渡し、各多地点接続装置
43、44からの会議開催希望日における登録済の予約
情報を待つ。間もなく、予約情報収集部45eは、多地
点接続装置43から該多地点接続装置43が記録してい
る会議開催希望日における予約登録情報を入出力部45
aを経由で、また、多地点接続装置44から該多地点接
続装置44が記録している同じく会議開催希望日におけ
る予約登録情報を入出力部45b経由で受取り、リソー
ス検査部45fに渡す。
【0028】リソース検査部45fは予約内容記憶部2
5jから、会議開催希望日開始時刻、終了時刻、および
参加する会議室名などから構成される予約内容を読み出
し、これを予約情報収集部45eから受け取った各多地
点接続装置43、44の予約登録情報と比較し、指定さ
れた会議室の空塞、および会議室数分の通信チャネルの
空塞について照合する。その結果、指定した会議室のな
かで1室でも予約済の場合(すなわち、会議室ビジ
ー)、あるいは会議室数分の通信チャネルが空状態でな
い場合(すなわち、通信チャネルビジー)には、予約不
可情報と理由情報(会議室ビジー/通信チャネルビジ
ー)を予約登録制御部45iに渡す。予約不可情報を受
け取った予約登録制御部45iは、予約不可情報と理由
情報を予約内容受付部45kに通知すると共に、予約内
容記憶部45jの記憶内容を消去する。この予約不可情
報と理由情報は予約内容受付部45kから操作者に通知
される。
【0029】リソース検査部45fにおいて、指定した
会議室が全て使用でき、かつ、会議室数分以上の通信チ
ャネルが空状態である多地点接続装置が1台であると判
断した場合には、該多地点接続装置を選択する。ここ
で、多地点接続装置43が選択されるものとすると、多
地点接続装置43の装置番号を含んだ予約可能情報を予
約登録制御部45iに通知する。
【0030】一方、リソース検査部45fにおいて、多
地点接続装置43、44とも、指定した会議室数分以上
の通信チャネルが空状態であると判断した場合には、多
地点接続装置43から受け取った予約登録情報と多地点
接続装置44から受け取った予約登録情報を空リソース
算出部45gに渡す。空リソース算出部45gは、上記
受け取った多地点接続装置43、44の予約登録情報
と、予約内容記憶部45jを参照して得た会議開催希望
日と時間帯とに基づいて、多地点接続装置43、および
多地点接続装置44がそれぞれ収容しているリソース
の、指定された会議開催希望日の指定された時間帯にお
いて予約登録されていないリソース量、ここでは、空き
の通信チャネル数を算出して空リソース比較部55hに
渡す。空リソース比較部45hは、多地点接続装置43
と多地点接続装置44の空リソース量を基にして使用で
きる多地点接続装置を選択する。ここでは、多地点接続
装置43が選択されたものとすると、選択した多地点接
続装置43の装置番号を含んだ予約可能情報を予約登録
制御部45iに通知する。予約可能情報を受け取った予
約登録制御部45iは、予約内容記憶部45jを参照し
て得た予約内容を入出力部45aを経由して多地点接続
装置43に送信する。また、予約可能情報を予約内容受
付部45kに通知すると共に、予約内容記憶部45jの
記憶内容を消去する。この予約可能情報を予約内容受付
部45kから操作者に通知される。
【0031】以上の方法によって、予約登録制御部45
iから多地点接続装置43に送られた送信内容が多地点
接続装置43に登録され、予約操作が終了する。なお、
3台以上の多地点接続装置から構成されるシステムの場
合でも同様の方法を適用することができる。
【0032】〈実施例2〉図5は、本発明における多地
点会議予約を説明するための同じく2台の多地点接続装
置から構成される多地点会議システムの第2の実施例の
構成図である。図5において、51は会議室群である。
53、54は多地点接続装置であり、会議室群51のな
かの複数の会議室を相互に接続する機能を有している。
52は通信網であり、会議室群51のなかの各々の会議
室と多地点接続装置53を接続する機能、および会議室
群51のなかの各々の会議室と多地点接続装置54を接
続する機能を有している。55は会議予約操作装置であ
り、本実施例の場合、操作者からの予約登録を受付け、
会議室を相互接続するための予約情報を管理し、会議開
催時刻が近づくと、希望日多地点接続装置53、または
多地点接続装置54に予約登録する機能を有している。
会議室と多地点接続装置53、54との間の接続方法
は、上記実施例1で説明した方法と同様であるので、説
明は省略する。
【0033】次に、会議予約操作装置55の動作を説明
する。会議予約操作装置55は、2個の入出力部55
a、55b、情報転送処理部55c、予約情報記憶部5
5d、予約情報収集部55e、リソース検査部55f、
空リソース算出部55g、空リソース比較部55h、予
約登録制御部55i、予約内容記憶部55j、および予
約内容受付部55kから構成される。入出力部55aは
多地点接続装置53との間の入出力機能を、入出力部5
5bは多地点接続装置54との間の入出力機能を、ま
た、予約内容受付部55kは操作者との間のインタフェ
ース機能を有している。 予約内容受付部55kは会議
開催希望日、開始時刻、終了時刻、および参加する会議
室名あるいは会議室番号からなる予約内容を受け付ける
と、予約内容記憶部55jに予約内容が存在していない
ことを確認した後に、新規に受け取った予約内容を予約
内容記憶部55jに格納すると共に、予約情報収集部5
5eに会議開催希望日を渡す。
【0034】予約情報収集部55eは予約内容受付部5
5kから受けた予約内容の会議開催希望日における予約
登録情報を予約情報収集部55dから読み出し、リソー
ス検査部55fに渡す。
【0035】リソース検査部55fは予約内容記憶部5
5jから、会議開催希望日開始時刻、終了時刻、および
参加する会議室名などから構成される予約内容を読み出
し、これを予約情報収集部55eから受け取った予約登
録情報と比較し、指定した会議室の空塞、および会議室
数分の通信チャネルの空塞について照合する。この結
果、指定した会議室のなかで1室でも予約済の場合(す
なわち、会議室ビジー)あるいは会議室数分の通信チャ
ネルが空状態でない場合(すなわち、通信チャネルビジ
ー)には、予約不可情報と理由情報(会議室ビジー/通
信チャネルビジー)を予約登録制御部55iに渡す。予
約不可情報を受け取った予約登録制御部55iは、予約
不可情報を予約内容受付部55kに通知すると共に、予
約内容記憶部55jの記憶内容を消去する。この予約不
可情報と理由情報は予約内容受付部55kから操作者に
通知される。
【0036】リソース検査部55fにおいて、指定した
会議室が全て使用でき、かつ、会議室数分以上の通信チ
ャネルが空状態である多地点接続装置が1台であると判
断した場合には、該多地点接続装置を選択する。ここで
は、多地点接続装置53が選択されるものとすると、該
選択した多地点接続装置53の装置番号を含んだ予約可
能情報を予約登録制御部55iに通知する。
【0037】一方、リソース検査部55fにおいて、指
定した会議室数分以上の通信チャネルが空状態である多
地点接続装置が複数台(2台)存在すると判断した場合
には、予約情報収集部55eから受け取った予約登録情
報を空リソース算出部55gに渡す。空リソース算出部
55gは、受け取った上記情報と、予約内容記憶部55
jを参照して得た会議開催希望日と時間帯とに基づい
て、多地点接続装置53、および多地点接続装置54が
それぞれ収容しているリソースの、指定された会議開催
希望日の指定された時間帯において予約登録されていな
いリソース量、ここでは、通信チャネルの空き時間通信
チャネル数を算出して空リソース比較部55hに渡す。
空リソース比較部55hは、多地点接続装置53と多地
点接続装置54の空リソース量を基にして使用できる多
地点接続装置を選択する。ここでは、多地点接続装置5
3が選択されたものとすると、該選択した多地点接続装
置53の装置番号を含んだ予約可能情報を予約登録制御
部55iに通知する。予約可能情報を受け取った予約登
録制御部55iは、多地点接続装置53に関する予約登
録情報として、予約内容記憶部55jを参照して得た予
約内容を予約情報記憶部55dに書き込む。また、この
予約可能情報を予約内容受付部55kに通知し、予約内
容記憶部55jの記憶内容を消去する。この予約可能情
報を予約内容受付部55kから操作者に通知される。
【0038】以上の方法によって、予約情報記憶部55
jに書き込まれた予約内容が、予約登録制御部55iか
ら予約情報記憶部55dに登録され、予約操作が終了す
る。
【0039】情報転送処理部55cは、予約情報記憶部
55dの記録内容を周期的に読み取る動作をしており、
現在時刻が、読み取った予約登録情報のなかの会議開始
時刻に近づくと、予約登録情報は入出力部55aに送信
され、多地点接続装置53に登録される。なお、3台以
上の多地点接続装置から構成されるシステムの場合でも
同様の方法を適用することができる。
【0040】図6は、本発明における多地点会議予約方
法の効果を説明するための通信チャネルと会議室との接
続関係図である。図6において、61は会議室群であ
る。63、64は多地点接続装置であり、会議室61の
なかの複数の会議室を相互に接続する機能を有してい
る。62は通信網であり、会議室群61のなかの各々の
会議室と多地点接続装置63を接続する機能、および会
議室群61のなかの各々の会議室と多地点接続装置64
を接続する機能を有している。
【0041】ここでは、会議室として、会議室61a、
61b、61c…、61pの16室があるものとする。
また、多地点接続装置33にはチャネル63a、63
b、63c、…、63hの8個の通信チャネル、同じく
多地点接続装置6にはチャネル64a、64b、64
c、…、64hの8個の通信チャネルが収容されてお
り、空いている通信チャネルのなかで若番の通信チャネ
ルから使用されるものとする。この結果、1台の多地点
接続装置63あるいは64では、1ないし複数の会議グ
ループで合わせて最大8室の会議室を接続した会議が可
能である。ここでは、会議グループ6Aは会議室61
a、61b、61c、61dの4会議室間の会議、会議
グループ6Bは会議室61e、61f、61g、61
h、61iの5会議室間の会議、会議グループ6Cは会
議室61j、61k、61iの3会議室間の会議、およ
び会議グループ6Dは会議室61m、61n、61o、
61pの4会議室間の会議を行うとする。なお、これら
の4会議グループ6A、6B、6C、6Dの予約希望時
間帯は全て同一で、この時間帯において、当初、多地点
接続装置63と多地点接続装置64に会議は予約されて
いるものとする。
【0042】上記の会議グループに関する従来の方法、
および本発明の実施例による予約操作によって、多地点
接続装置63および多地点接続装置64に予約登録され
る通信チャネルと会議室との対応関係はそれぞれ、図
7、図8となる。即ち、従来の方法では、図7が示すよ
うに、会議グループ6A、6B、6Cは予約登録に成功
しているが、会議グループ6Dは失敗している。一方、
本発明の実施例による方法では、図8が示すように、会
議グループ6A、6B、6Cおよび6Dの全ての会議グ
ループが予約登録に成功している。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における多
地点会議予約方法によれば、次のような効果が得られ
る。
【0044】(1)1回の予約操作によって複数台の多
地点接続装置のなかから予約登録の可能な多地点接続装
置を選択するので、複数の会議予約操作装置に対する登
録操作、使用する会議室が既に他の多地点接続装置に登
録されている時の取消操作が不要となり、操作者が多地
点接続装置の設備数を意識しないで操作することができ
る。
【0045】(2)多地点接続装置ごとの通信チャネル
の空き具合(空きチャネル数、空き時間数など)を調べ
て登録できる多地点接続装置を決定するので、通信チャ
ネルの有効利用が図られ、その結果、登録が不可能とな
る事態を減少させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における多地点会議予約方法の一実施例
の処理手順を示すフローチャートである。
【図2】従来の基本的な多地点会議予約方法を説明する
ための多地点会議システムの構成例を示す図である。
【図3】従来の多地点会議予約方法を利用して2台の多
地点接続装置に予約内容を通知する方法を説明するため
の多地点会議システムの構成例を示す図である。
【図4】本発明における多地点会議予約方法を説明する
ための2台の多地点接続装置から構成される多地点会議
システムの構成図である。
【図5】本発明における多地点会議予約方法を説明する
ための2台の多地点接続装置から構成される多地点会議
システムの他の構成図である。
【図6】本発明における多地点会議予約方法の効果を説
明するための通信チャネルと会議室との接続関係を示す
図である。
【図7】従来の方法によって予約される通信チャネルと
会議室との対応関係の一例を示す図である。
【図8】本発明における多地点会議予約方法によって予
約される通信チャネルと会議室との対応関係の一例を示
す図である。
【符号の説明】
41、51 会議室群 42、52 通信網 43、44、53、54 多地点接続装置 63a〜63h、64a〜64h 通信チャネル 45、55 会議予約操作装置 45a、45b、55a、55b 入出力部 55c 情報転送処理部 55d 予約情報記憶部 45e、55e 予約情報収集部 45f、55f リソース検査部 45g、55g 空リソース算出部 45h、55h 空リソース比較部 45i、55i 予約登録制御部 45j、55j 予約内容記憶部 45k、55k 予約内容受付部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された会議開始時刻に、指定された
    会議室相互間を通信チャネルを経由して接続し、該会議
    室相互間で会議開催が可能な同時会議室接続数に制限の
    ある複数の多地点接続装置と、会議開始時刻と会議終了
    時刻と会議室名の会議予約情報を上記多地点接続装置に
    通知し登録する会議予約操作装置とを備えた多地点会議
    システムにおける多地点会議予約方法であって、 上記会議予約操作装置は、各々の多地点接続装置に接続
    される通信チャネルの空きリソース量を比較し、会議開
    始時刻から会議終了時刻までの会議時間帯のなかで使用
    予定のない通信チャネルの空きリソース量が会議室接続
    後の状態において最少となる多地点接続装置を選択し、
    該多地点接続装置に対して会議予約情報の登録を行うこ
    とを特徴とする多地点会議予約方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の多地点会議予約方法にお
    いて、上記会議予約操作装置は、各々の多地点接続装置
    に接続される通信チャネルに関して、会議開始時刻から
    会議終了時刻までの会議時間帯のなかで使用予定のない
    通信チャネルのチャネル数合計値及び/又は空き時間数
    合計値が会議室接続後の状態において最少となる多地点
    接続装置を選択し、該多地点接続装置に対して会議予約
    情報の登録を行うことを特徴とする多地点会議予約方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009141400A (ja) * 2007-12-03 2009-06-25 Audio Technica Corp 音声会議装置および音声会議方法
JP2009217706A (ja) * 2008-03-12 2009-09-24 Ricoh Co Ltd リソース予約管理システム、リソース予約管理方法及びリソース予約管理プログラム
CN102269977A (zh) * 2010-06-07 2011-12-07 深圳市协立智能技术有限公司 一种会议室设备控制方法

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