JP3446817B2 - ファイバーチャネルスイッチ - Google Patents

ファイバーチャネルスイッチ

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JP3446817B2
JP3446817B2 JP00753699A JP753699A JP3446817B2 JP 3446817 B2 JP3446817 B2 JP 3446817B2 JP 00753699 A JP00753699 A JP 00753699A JP 753699 A JP753699 A JP 753699A JP 3446817 B2 JP3446817 B2 JP 3446817B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のスイッチデ
バイスを介して複数のコンピュータ間を相互接続するフ
ァイバーチャネルスイッチに関し、特に、スイッチデバ
イス間を接続する多数のファイバーの接続確認を一つの
診断装置または一つのスイッチデバイスから行なうこと
ができるファイバーチャネルスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファイバーチャネルスイ
ッチでは、コンピュータシステムにおいてコンピュータ
をノードとし、ノード間のフレーム転送を切り替えるた
め、コンピュータを接続する複数のスイッチデバイス
と、これら複数のスイッチデバイス間を接続するファイ
バーケーブルとが設けられ、通常はコンピュータを接続
するスイッチデバイス間にはスイッチデバイス間を接続
するファイバーケーブルを接続してこの接続を切り替え
る複数のスイッチデバイスが備えられている。
【0003】近年のコンピュータシステムの拡大に伴な
い、一つのファイバーチャネルスイッチが備えるノード
数が増大する傾向にある。したがって、小規模なファイ
バーチャネルスイッチをスイッチデバイスとし、複数の
スイッチデバイスを相互接続して一つのファイバーチャ
ネルスイッチを構成することにより、単一コンピュータ
システムにおけるノード数増大に対応することが可能と
なった。しかしながらこの結果、一つのファイバーチャ
ネルスイッチ内部でスイッチデバイス間を接続するファ
イバーケーブルの数が増大する。
【0004】例えば、図4に示される64ノードのファ
イバーチャネルスイッチ100は、それぞれが32ポー
トを有する6つのスイッチデバイス101〜106を3
段構成で備えている。すなわち、スイッチデバイス10
1、104それぞれは、一方の16ポートで16ノード
のコンピュータに対応し、他方の16ポートで8本のフ
ァイバケーブルそれぞれを2つのスイッチデバイス10
2、105それぞれの一方の16ポートに接続してい
る。2つのスイッチデバイス102、105それぞれの
他方の16ポートは、8本のファイバケーブルそれぞれ
を2つのスイッチデバイス103、106それぞれの一
方の16ポートに接続している。2つのスイッチデバイ
ス103、106それぞれの他方の16ポートが32ノ
ードのコンピュータに対応している。従って、この例に
おけるファイバーチャネルスイッチでは、64ノードの
コンピュータに対応すると共にスイッチデバイス間を接
続するファイバーケーブルの数は64本である。
【0005】また、図5に示される例では、128ノー
ドに対応するファイバーチャネルスイッチ200はそれ
ぞれが32ポートを有する12個のスイッチデバイス2
01〜212を3段構成で備えている。すなわち、4つ
のスイッチデバイス201、204、207、210そ
れぞれは、一方の16ポートで16ノードのコンピュー
タに対応し、他方の16ポートで4本のファイバケーブ
ルそれぞれを4つのスイッチデバイス202、205、
208、211それぞれの一方の16ポートに接続して
いる。4つのスイッチデバイス202、205、20
8、211それぞれの他方の16ポートは4本のファイ
バケーブルそれぞれを4つのスイッチデバイス203、
206、209、212それぞれの一方の16ポートに
接続している。4つのスイッチデバイス203、20
6、209、212それぞれの他方の16ポートが32
ノードのコンピュータに対応している。従って、この例
のファイバーチャネルスイッチでは、128ノードのコ
ンピュータに対応すると共に、スイッチデバイス間を接
続するファイバーケーブルの数は128本である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のファイ
バーチャネルスイッチでは、ファイバーチャネルスイッ
チの製造後の検査および保守における接続確認に多大な
工数が必要であり、保守性の低下は免れないという問題
点がある。
【0007】その理由は、完成品に対して人手により接
続ポイントのチェックを行なっているので、ファイバー
チャネルスイッチ内部のスイッチデバイス間を接続する
ファイバーケーブルの数が多いことが原因で、誤接続に
対するチェック漏れなどを生じる機会が多いからであ
る。
【0008】本発明の課題は、このような問題点を解決
し、スイッチデバイス間を接続する多数のファイバーの
接続確認を一つの診断装置または一つのスイッチデバイ
スから行なうことができるファイバーチャネルスイッチ
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるファイバー
チャネルスイッチは、相互間をファイバーケーブルで接
続する複数のスイッチデバイスを備え複数のコンピュ
ータ相互間を切替接続するものであって、スイッチデバ
イスそれぞれは、第1の接続診断コマンドを受信した場
合には、診断対象の接続ポートに接続されたスイッチデ
バイスに対して第2の接続診断コマンドを送信し、送信
先から返信された自スイッチデバイスと送出先スイッチ
デバイスとの間のファイバーケーブルの接続情報を自ス
イッチデバイスの保持するルーティングテーブルと照合
し、その照合結果を第1の接続診断コマンドの送信元へ
送出し、第2の接続診断コマンドを受信した場合には、
当該第2の接続診断コマンドの送信元との間のファイバ
ーケーブルの接続情報を送信元へ返信するとともに、当
該コマンドに基づく診断対象の接続ポートに接続される
スイッチデバイスに対して第2の接続診断コマンドを送
出し、送出先から返信された接続情報を自スイッチデバ
イスの保持するルーティングテーブルと照合して、その
照合結果を自スイッチデバイスへ第2の接続診断コマン
ドを送信した送信元へと返信し、他のスイッチデバイス
から照合結果を受け付けた場合、自スイッチデバイスに
接続診断コマンドを送信した送信元へと当該照合結果を
している。
【0010】また、スイッチデバイスは、隣接する接続
先スイッチデバイスとの間を接続するファイバーケーブ
ルの接続情報を予め記憶保持するルーティングテーブル
と、接続情報を受けた際に受けた接続情報を前記ルーテ
ィングテーブルで照合してその照合結果を出力する接続
判断部と、接続するファイバーケーブルを収容し、当該
ファイバーケーブルから第1の接続診断コマンドを受け
て受けた第1の接続診断コマンドを実行すると共に、第
1の接続診断コマンドで指定された第2の接続診断コマ
ンドを接続先スイッチデバイスに送出するコマンド転送
部とを備えている。また、コマンド転送部は、ファイバ
ーケーブルを介して第1の接続診断コマンドを受けた
際、受けた当該第1の接続診断コマンドの指定を接続判
断部に送ってルーティングテーブルから指定された自己
スイッチデバイスにおけるファイバーケーブルの接続情
報を取出して第1の接続診断コマンドの発信元に返送す
る手段と、受けた第1の接続診断コマンドに指定された
対象のファイバーケーブルを介して隣接する接続先スイ
ッチデバイスに第2の接続診断コマンドを送出して接続
情報を要求する手段と、送出した当該第2の接続診断コ
マンドに対し接続情報の返送を受けた際にはこの接続情
報を前記接続判断部に送って返答された照合結果を受付
け、この照合結果を前記第2の接続診断コマンドで指定
される前記第1の接続診断コマンドの発信元へ送出する
手段とを有している。
【0011】このような構成により、診断装置を一つの
スイッチデバイスに接続して接続診断コマンドを入力す
ることによりファイバーチャネルスイッチ内の全てのス
イッチデバイスからファイバーケーブルの接続状態の照
合結果を受けて収集することができるので、マンマシン
インタフェースが簡単であると共に確実にかつ容易にフ
ァイバーチャネルスイッチ内のファイバーケーブルの接
続を確認することができる。
【0012】また、一つのスイッチデバイスは、更に、
一方で診断装置と他方でコマンド転送部と接続し診断装
置から第1の接続診断コマンドを受付けしてコマンド転
送部へ転送すると共にコマンド転送部から全てのスイッ
チデバイスにおける照合結果の返送を受けて診断装置へ
転送する診断プログラムを備えている。このコマンド転
送部は、さらに当該診断プログラムから第1の接続診断
コマンドを受けた際、受けた第1の接続診断コマンドに
指定された対象のファイバーケーブルを介して隣接する
接続先スイッチデバイスに第2の接続診断コマンドを送
出して接続情報を要求し、送出した当該第2の接続診断
コマンドに対し接続情報の返送を受けた際にはこの接続
情報を接続判断部に送って返答された照合結果と第2の
接続診断コマンドに返送されるすべての照合結果とを診
断プログラムを介して発信元の前記診断装置へ送出して
いる。
【0013】また、コマンド転送部は、接続判断部から
受けた照合結果と第2の接続診断コマンドに対して返送
された照合結果とを、診断プログラムを介して診断装置
へ送出し、当該診断装置に画面表示させることができ
る。
【0014】また、上記機能を発揮するプログラムを搭
載した記録媒体を設けることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明のファイバーチャネルスイッ
チを構成するスイッチデバイス1の実施の一形態を示す
機能ブロック図である。図1に示されたスイッチデバイ
ス1は、32ポートを有し、診断プログラム2、接続判
断部3、ルーティングテーブル4、デバイス情報部5お
よびコマンド転送部6を備えるものとし、かつ診断装置
9が診断プログラム2に接続するものとする。
【0017】診断プログラム2は、コマンド転送部6と
接続し、他の診断装置9から接続診断コマンドの入力を
受けた際には受けた接続診断コマンドをコマンド転送部
6へ転送し、コマンド転送部6から接続判定結果を受け
た際には受けた接続判定結果を診断装置9へ転送するも
のとする。接続判断部3は、コマンド転送部6から接続
情報を受けた際には受けた接続情報をルーティングテー
ブル4と照合して接続状態を判断し接続判定結果をコマ
ンド転送部6へ返送するものとする。診断プログラム2
はコマンド転送部6に加えて接続判断部3と接続しても
よく、この場合、接続判断部3は接続判定結果を、コマ
ンド転送部6の指示に従って診断プログラム2へ送る
か、またはコマンド転送部6へ返送する。
【0018】ルーティングテーブル4は、初期設定など
により入力を受けたファイバーケーブルの接続状態に基
づいてデバイス情報部5が作成したルーティングデータ
を記憶している。デバイス情報部5は、コマンド転送部
6からファイバーケーブルの接続データを受け、受けた
接続データからルーティングデータを作成してルーティ
ングテーブル4に記憶する一方、コマンド転送部6から
の指示に従ってルーティングテーブル4から読取ったル
ーティングデータを接続データとして返送する。
【0019】コマンド転送部6は、診断プログラム2、
接続判断部3およびデバイス情報部5と接続すると共
に、各ポートに接続して自己のスイッチデバイス番号お
よび各ポート番号を記憶保持している。コマンド転送部
6は、診断プログラム2またはある一つのポートから接
続診断コマンドを受ける。ポートから接続診断コマンド
を受けた際には、コマンド転送部6は、まず、接続診断
コマンドを受けたポートのポート番号および自己のスイ
ッチデバイス番号を含む接続情報を作成し同一ポートを
介して返送する。
【0020】診断プログラム2およびポートのいずれか
ら接続診断コマンドを受けた場合でも、コマンド転送部
6は、このコマンドに基づいて診断すべき接続ポート情
報をデバイス情報部5に問い合わせ、ルーティングテー
ブル4からファイバーケーブルの接続データを受け取
り、受けた接続データから得た診断対象のポートを介し
て接続診断コマンドを送出する。
【0021】接続診断コマンドに対する接続情報を受け
た際に、コマンド転送部6は、受けた接続情報を接続判
断部3へ接続判定結果の送出先と共に送る。すなわち、
接続判定結果の送出先は、受けた接続情報の要求元であ
り、接続診断コマンドの発信元である。すなわち、接続
診断コマンドが診断プログラム2からの入力に対しては
診断プログラム2が送出先であり、ポートからの入力に
対してはコマンド転送部6が送出先となる。従って、コ
マンド転送部6は接続判断部3から受けた接続判定結果
を、接続診断コマンドの入力があったポートへ送出す
る。
【0022】診断装置9は、入力手段としてキーボー
ド、また出力手段として表示画面それぞれを備えてお
り、スイッチデバイスの診断プログラム2と接続し、入
力手段から接続診断コマンドを送り込み、その返答とし
て受けた接続判定結果を表示画面に表示するものであ
る。
【0023】次に、図2に図1を併せ参照して、スイッ
チデバイス1の主要動作手順について説明する。
【0024】まず、コマンド転送部6が接続診断コマン
ドの入力を受付け(手順S1)し、受け付けた接続診断
コマンドが診断プログラム2から入力(手順S2のYE
S)した場合、コマンド転送部6は、デバイス情報部5
に問い合わせ、受けた接続診断コマンドに基づく接続デ
ータを受けて診断対象の接続ポートの取出し(手順S
3)を行なう。次いで、コマンド転送部6は対象の接続
ポートから接続診断コマンドの送出(手順S4)を行な
う。この送出された接続診断コマンドは対象の接続ポー
トに対向する接続先である相手先スイッチデバイスの一
つのポートに入力される。
【0025】この対向するスイッチデバイス1で、上記
手順S4による接続診断コマンドの入力を受ける場合
は、上記手順S2が「NO」で、接続診断コマンドを診
断プログラム2ではなく、ある一つの接続ポートから受
付けた場合である。この場合には、コマンド転送部6
は、コマンド入力のあったポートのポート番号および装
置番号(デバイス番号)を接続情報に作成(手順S2
1)してコマンド入力のあったポートから接続診断コマ
ンドの発信元へ返送(手順S22)する。
【0026】従って上記手順S4に次いで、コマンド転
送部6は、接続診断コマンドを送出したポートにコマン
ドを送出した相手先スイッチデバイスからポート番号お
よび装置番号(デバイス番号)を含む接続情報を受付け
(手順S5)する。コマンド転送部6は受けた接続情報
を送り先情報と共に接続判断部3へ送り、接続判断部3
がルーティングテーブルと照合(手順S6)してその接
続の正否を判断する。接続判断部3は、その接続判定結
果の作成(手順S7)を行ない、作成した接続判定結果
をコマンド転送部6へ返送する。コマンド転送部6は、
接続診断コマンドを診断プログラム2から入力(手順S
8のYES)しているので、診断プログラム2を介して
受けた接続判定結果を診断装置9へ送出(手順S9)す
る。この接続判定結果は診断装置9で画面表示され、診
断者に提供される。
【0027】一方、上記手順S22で接続情報を接続診
断コマンドの送信元のスイッチデバイスへ返送した場
合、コマンド転送部6は、デバイス情報部5に問い合わ
せて受けた接続診断コマンドに基づく接続データを取り
出し、この接続データにおける診断対象の接続ポートの
有無により接続診断コマンド送出の要否判定(手順S2
3)を行なう。この判定の結果、接続診断コマンドが必
要な場合(手順S24のYES)にはデバイス情報部5
から受けた接続データにより診断対象の接続ポートを取
り出す上記手順S3に続く。
【0028】従って、コマンド転送部6は、上記手順S
8が「NO」で接続診断コマンドが診断コマンド2から
ではなくある一つのポートからの場合には、接続判断部
3から接続判定結果を受けた際に、受けた接続判定結果
を接続診断コマンドの入力ポートからコマンド発信元の
スイッチデバイスへ送出(手順S25)する。
【0029】上記手順S24が「NO」であり、ある一
つのポートから接続診断コマンドが入力した場合で新た
に接続診断コマンドを必要としない場合には、手順はこ
れで終了する。
【0030】また、スイッチデバイス1が上記手順S2
5により送出された接続判定結果を受付け(手順S2
9)した場合、コマンド転送部6は、受け付けた接続判
定結果に対応する接続診断コマンドの発信元により送出
先を決定する上記手順S8からの手順を実行する。
【0031】従って、診断装置9から接続診断コマンド
を受けたスイッチデバイス1は、受けた接続診断コマン
ドに基づいて順次転送される接続先のスイッチデバイス
から、逐次接続判定結果が送られてくることになる。こ
の接続判定結果が診断装置9に逐一画面表示されるの
で、不足情報がある場合には診断者によりこの不足情報
に関する接続診断コマンドが改めて発信されることにな
ろう。
【0032】上記説明では、手順S7で作成された接続
判定結果がコマンド転送部6に送られ、コマンド転送部
6から手順S8に基づいて転送先へ送出されるとした
が、コマンド転送部6が手順S5で受け付けた接続情報
を接続判断部3へ送る際に同時に接続判定結果の送り先
を通知して上記手順S9の送出手順は接続判断部3が行
なうことにしてもよい。
【0033】また、上記説明では、手順S22で接続情
報の返送が終わった後に手順S23により接続診断コマ
ンドの要否を判定しているが、この手順は同時に実行さ
れても、また順序が入れ替わってもよい。
【0034】このように、機能ブロックおよび動作手順
を図示して説明したが、、上記機能を満たす限り機能ブ
ロックの機能の分離併合または手順の入れ替えなどは自
由であり、上記説明が本発明を限定するものではない。
【0035】
【実施例】次に、図3に図1を併せ参照してスイッチデ
バイスにより構成されるファイバーチャネルスイッチの
一つの実施例について説明する。
【0036】図3では、図1に示されたスイッチデバイ
ス1を図4に示されたスイッチデバイス101〜106
に適用した場合のファイバーチャネルスイッチが示され
ている。図2に示される番号符号には、10位にスイッ
チデバイス番号、および1位に図1に示される構成要素
番号それぞれが付与されている。
【0037】従って、図3に示されるファイバーチャネ
ルスイッチでは6つのスイッチデバイス11、21、〜
61が備えられ、スイッチデバイス番号1のスイッチデ
バイス11は、診断プログラム12、接続判断部13、
ルーティングテーブル14、デバイス情報部15および
コマンド転送部16を備え、スイッチデバイス番号2の
スイッチデバイス21は、診断プログラム22、接続判
断部23、ルーティングテーブル24、デバイス情報部
25およびコマンド転送部26を備えている。他のスイ
ッチデバイス31〜61それぞれも同様の構成であるの
で、説明を省略する。
【0038】また、スイッチデバイス11はスイッチデ
バイス21、51それぞれとファイバーケーブルL1、
L2で接続され、スイッチデバイス21はスイッチデバ
イス31、61それぞれとファイバーケーブルL3、L
4それぞれにより接続されている。また、スイッチデバ
イス41はスイッチデバイス21、51それぞれとファ
イバーケーブルL5、L6で接続され、スイッチデバイ
ス51はスイッチデバイス31、61それぞれとファイ
バーケーブルL7、L8それぞれにより接続されてい
る。また、図3では、一つのスイッチデバイス11に診
断装置9が接続されている。
【0039】次に、図3に図1および図2を併せ参照し
てスイッチデバイス相互間にわたる診断動作について説
明する。
【0040】診断装置9から接続診断コマンドを受けた
スイッチデバイス11は、上記手順S1から手順S3ま
でを実行してファイバーケーブルL1、L2のポートを
対象に接続診断コマンドを送出して手順S4を実行す
る。接続診断コマンドを受けたスイッチデバイス21、
51は上記手順S1、S2、S21、S22を実行して
接続情報をスイッチデバイス11へ返送するので、スイ
ッチデバイス11は上記手順S5から手順S7までの実
行により受けた接続情報からファイバーケーブルL1、
L2の接続判定ができる。従って、診断装置9では手順
S9により受けたファイバーケーブルL1、L2の接続
判定結果を画面表示することができる。
【0041】また、スイッチデバイス21では、手順S
22に続いて手順S23、S24を実行するので、続く
手順S3の実行により、受けた接続診断コマンドに基づ
く診断対象ポートとしてファイバーケーブルL3、L
4、L5を接続するポートを取り出して手順S4を実行
することができる。この結果、上述したと同様に、スイ
ッチデバイス21は、接続先のスイッチデバイス31、
61、41それぞれから接続情報を受けるので、手順S
5〜S7を実行してファイバーケーブルL3、L4、L
5それぞれの接続判定結果を作成し、手順S8,S25
の実行によりこれらの接続判定結果をスイッチデバイス
11へ順次送ることができる。
【0042】スイッチデバイス11では、スイッチデバ
イス21から受けた接続判定結果を手順S29、S8、
S9を実行することにより診断装置9へ送出するので、
診断装置9では受けたファイバーケーブルL3、L4、
L5の接続判定結果を画面表示することができる。
【0043】同様に、スイッチデバイス51がファイバ
ーケーブルL6、L7、L8の接続判定結果を求めてス
イッチデバイス11に送出できるので、診断装置9では
表示画面で、スイッチデバイス11を介してファイバー
チャネルスイッチ内においてスイッチデバイス11〜6
1相互間を接続するファイバーケーブルのすべてに対し
てそれぞれの接続状態を確認することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、フ
ァイバーチャネルスイッチ内のファイバケーブルの接続
状態を短時間で容易に確認することができるという効果
を得ることができる。
【0045】その理由は、ファイバーチャネルスイッチ
を構成する複数のスイッチデバイスそれぞれにスイッチ
デバイス相互間を接続するファイバーケーブルの接続情
報をルーティングテーブルに予め記憶し、スイッチデバ
イスの他のから受ける接続診断コマンドに基づいてそれ
ぞれのスイッチデバイスが接続するファイバーケーブル
の接続状態の正否を、上記ルーティングテーブルの接続
情報と比較して判定できると共に、この判定結果を接続
診断コマンドの発信元まで送り届けることができるから
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファイバーチャネルスイッチを構成す
るスイッチデバイスの実施の一形態を示す機能ブロック
図である。
【図2】図1で示されるスイッチデバイスにおける主要
動作手順の実施の一形態を示すフローチャートである。
【図3】図1で示されるスイッチデバイスにより構成さ
れるファイバーチャネルスイッチの一実施例を示すデバ
イス接続図である。
【図4】64ノードファイバーチャネルスイッチの構成
の一例を示すデバイス接続図である。
【図5】128ノードファイバーチャネルスイッチの構
成の一例を示すデバイス接続図である。
【符号の説明】
1、11、21、31、41、51、61 スイッチ
デバイス 2、12、22、32、42、52、62 診断プロ
グラム 3、13、23、33、43、53、63 接続判断
部 4、14、24、34、44、54、64 ルーティ
ングテーブル 5、15、25、35、45、55、65 デバイス
情報部 6、16、26、36、46、56、66 コマンド
転送部 9 診断装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−51447(JP,A) 特開 平8−249263(JP,A) 特開 平7−261944(JP,A) 特開 平4−56584(JP,A) 特開 平6−300808(JP,A) 特開2000−49804(JP,A) 特表2001−512255(JP,A) 国際公開99/000727(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/52

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互間をファイバーケーブルで接続する
    複数のスイッチデバイスを備え、複数のコンピュータ相
    互間を切替接続するファイバーチャネルスイッチにおい
    て、前記スイッチデバイスは、 第1の接続診断コマンドを受信した場合には、診断対象
    の接続ポートに接続されたスイッチデバイスに対して第
    2の接続診断コマンドを送信し、送信先から返信された
    自スイッチデバイスと送出先スイッチデバイスとの間の
    ファイバーケーブルの接続情報を自スイッチデバイスの
    保持するルーティングテーブルと照合し、その照合結果
    を第1の接続診断コマンドの送信元へ送出し、 第2の接続診断コマンドを受信した場合には、当該第2
    の接続診断コマンドの送信元との間のファイバーケーブ
    ルの接続情報を送信元へ返信するとともに、当該コマン
    ドに基づく診断対象の接続ポートに接続されるスイッチ
    デバイスに対して第2の接続診断コマンドを送出し、送
    出先から返信された接続情報を自スイッチデバイスの保
    持するルーティングテーブルと照合して、その照合結果
    を自スイッチデバイスへ前記第2の接続診断コマンドを
    送信した送信元へと返信し、 他のスイッチデバイスから前記照合結果を受け付けた場
    合、自スイッチデバイスに接続診断コマンドを送信した
    送信元へと当該照合結果を送出することを特徴とするフ
    ァイバーチャネルスイッチ。
  2. 【請求項2】 相互間をファイバーケーブルで接続する
    複数のスイッチデバイスを備え外部にファイバーケーブ
    ルを介して接続する複数のコンピュータ相互間を切替接
    続するファイバーチャネルスイッチにおいて、前記スイ
    ッチデバイスは、 第1の接続診断コマンドを受付した際に、自スイッチデ
    バイスに接続されかつ前記第1の接続診断コマンドで指
    定されたファイバーケーブルを介して隣接するスイッチ
    デバイスに対して第2の接続診断コマンドを送出する手
    段と、 第2接続診断コマンドを受付けた際に、当該第2接続診
    断コマンドの発信元と自スイッチデバイスとの間の接続
    情報を前記第2の接続診断コマンドの発信元へ返送する
    手段と、 前記第2の接続診断コマンドに対して返信された当該コ
    マンド送出先スイッチ デバイスと自スイッチデバイスと
    の間の接続情報を自スイッチデバイスの保持するルーテ
    ィングテーブルと照合して照合結果を前記第1の接続診
    断コマンドの発信元へと返送する手段と、 前記第2の接続診断コマンドの送出先から照合結果を返
    送により受付けした際には、当該照合結果を前記第1の
    接続診断コマンドの送出元に対して返送する手段とを備
    えることを特徴とするファイバーチャネルスイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のファイバーチャネルス
    イッチにおいて、前記スイッチデバイスは、前記第1の
    接続診断コマンドを診断装置から直接受付けすると共に
    前記各手段とデータを授受する手段を有することを特徴
    とするファイバーチャネルスイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のファイバーチャネルス
    イッチにおいて、前記第1の接続診断コマンドは、前記
    スイッチデバイスそれぞれに対する前記第2の接続診断
    コマンドの送出先を指定することを特徴とするファイバ
    ーチャネルスイッチ。
  5. 【請求項5】 相互間をファイバーケーブルで接続する
    複数のスイッチデバイスを備え複数のコンピュータ相互
    間を切替接続するファイバーチャネルスイッチにおい
    て、前記スイッチデバイスは、 隣接する 接続先スイッチデバイスとの間を接続するファ
    イバーケーブルの接続情報を予め記憶保持するルーティ
    ングテーブルと、 前記接続情報を受けた際に受けた接続情報を前記ルーテ
    ィングテーブルで照合してその照合結果を出力する接続
    判断部と、接続する前記ファイバーケーブルを収容し、当該ファイ
    バーケーブルから第1の接続診断コマンドを受けて当該
    第1の接続診断コマンドを実行すると共に、前記第1の
    接続診断コマンドで指定された接続先スイッチデバイス
    に第2の接続診断コマンドを送出するコマンド転送部と
    を備え、 前記コマンド転送部は、 前記 ファイバーケーブルを介して前記第1の接続診断コ
    マンドを受けた際、当該第1の接続診断コマンドの指定
    を前記接続判断部に送って前記ルーティングテーブルか
    ら指定された自スイッチデバイスにおけるファイバーケ
    ーブルの接続情 報を取出して前記第1の接続診断コマン
    ドの発信元に返送する手段と、 受けた前記第1の 接続診断コマンドに指定された対象の
    ファイバーケーブルを介して隣接する接続先スイッチデ
    バイスに第2の接続診断コマンドを送出して接続情報を
    要求する手段と、 送出した当該第2の接続診断コマンドに対し 接続情報の
    返送を受けた際にはこの接続情報を前記接続判断部に送
    って照合結果を受付け、この照合結果を前記第2の接続
    診断コマンドで指定される前記第1の接続診断コマンド
    発信元へ送出する手段とを有することを特徴とするフ
    ァイバーチャネルスイッチ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のファイバーチャネルス
    イッチにおいて、前記スイッチデバイスは、更に、一方
    で診断装置と他方で前記コマンド転送部と接続し前記診
    断装置から前記第1の接続診断コマンドを受付けして前
    記コマンド転送部へ転送すると共に前記コマンド転送部
    から全てのスイッチデバイスにおける照合結果の返送を
    受けて前記診断装置へ転送する診断プログラムを備え、 前記コマンド転送部は、 当該診断プログラムから前記第1の接続診断コマンドを
    受けた際、受けた前記第1の接続診断コマンドに指定さ
    れた対象のファイバーケーブルを介して隣接する接続先
    スイッチデバイスに第2の接続診断コマンドを送出して
    接続情報を要求し、 送出した当該第2の接続診断コマンドに対し接続情報の
    返送を受けた際にはこの接続情報を前記接続判断部に送
    って返答された照合結果と前記第2の接続診断コマンド
    に返送されるすべての照合結果とを前記診断プログラム
    を介して発信元の前記診断装置へ送出することを特徴と
    するファイバーチャネルスイッチ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のファイバーチャネルス
    イッチにおいて、前記コマンド転送部は、前記接続判断
    部から受けた照合結果と前記第2の接続診断コマンドに
    対して返送された照合結果とを、前記診断プログラムを
    介して前記診断装置へ送出し、当該診断装置に画面表示
    させることを特徴とするファイバーチャネルスイッチ。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか一
    つに記載のファイバーチャネルスイッチにおいて、ファ
    イバーケーブルの接続情報は、ファイバーケーブルそれ
    ぞれが接続するスイッチデバイスおよびそのデバイスの
    ポートそれぞれの番号を含むことを特徴とするファイバ
    ーチャネルスイッチ。
  9. 【請求項9】 複数のスイッチデバイスを備え複数のコ
    ンピュータ間を相互接続するファイバーチャネルスイッ
    チにおいて、前記スイッチデバイスそれぞれは、相互接
    続する接続先スイッチデバイスとの間を接続するファイ
    バーケーブルの接続情報を予め記憶保持するルーティン
    グテーブルと、前記ファイバーケーブルの接続状態を診
    断する接続診断手段とを備え、更に、診断装置から接続
    診断コマンドを受けた際にはこの接続診断コマンドに指
    定された対象のファイバーケーブルを介して接続先のス
    イッチデバイスにこのファイバーケーブルの接続情報を
    要求し、この接続情報を受けた際には前記ルーティング
    テーブルの接続情報に照合してこの照合結果を前記診断
    装置へ送出してこの診断装置に画面表示させ、更に他の
    スイッチデバイスから前記ファイバーケーブルを介して
    接続診断コマンドを受けた際にはこの接続診断コマンド
    に指定された対象のファイバーケーブルを介して接続先
    のスイッチデバイスにこのファイバーケーブルの接続情
    報を要求すると共に受けた接続診断コマンドに指定され
    るファイバーケーブルの接続情報を前記ルーティングテ
    ーブルから取り出してこのファイバーケーブルを介して
    返送し、前記接続情報の返送を受けた際にはこの接続情
    報を前記ルーティングテーブルの接続情報に照合してそ
    の照合結果を前記接続診断コマンドの発信元スイッチデ
    バイスへ送出するコンピュータに読み取り可能なプログ
    ラムを搭載した記録媒体を有することを特徴とするファ
    イバーチャネルスイッチ。
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