JP7092295B2 - 会議室端末、会議室予約システム、質問調査方法及びプログラム - Google Patents

会議室端末、会議室予約システム、質問調査方法及びプログラム Download PDF

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特許法第30条第2項適用 ・内田洋行ITフェア2016(東京) 開催日 平成28年10月27日 開催場所 明治記念館(東京都港区元赤坂2-2-23)・SmartRoomsユーザー会 開催日 平成28年11月24日 開催場所 株式会社内田洋行 新川本社(東京都中央区新川2-4-7)
本発明は、会議室端末、会議室予約システム、質問調査方法及びプログラムに関する。
従来、利用者が、会議室の利用を開始するにあたり、施設側端末装置に利用開始を入力し、利用を終了するにあたり利用終了を入力することにより、ホスト装置に会議室の利用開始及び終了が通知され、実際の利用状況が管理されるシステムが提案されていた(例えば、特許文献1)。
また、オフィスビルのフロアに設けた各会議室全体の運用管理を行う管理サーバと、複数の予約者端末、フロアモニタ若しくはルームモニタ、通信回線手段を含み、管理サーバは、予約者端末からの送信要求に応じて会議室予約画面情報を予約者端末に送信するとともに、運用支援プログラムに基づいて、フロアモニタ若しくは各ルームモニタに対して予約者端末により予約した会議室の使用を許可するための入室申請画面情報を作成し送信するというシステムも提案されていた(例えば、特許文献2)。
特開2002-123588号公報 特開2013-20368号公報
従来、会議室ごとに設置された端末装置により、会議室の予約情報と連動して入退室を管理するシステムが提案されていた。
ところで、会議室の使用時間だけでなく、その内容についてもログを蓄積できれば、会議室の使い方、ひいては仕事の進め方について分析できるようになる。そこで、本発明は、会議室を使用して行われる会議の内容に関する情報を収集可能にすることを目的とする。
本発明に係る会議室端末は、会議室の設けられたフロアに設置される。また、会議室端末は、情報を表示すると共にユーザの操作により入力を受け付ける入出力部と、会議室の予約に関する情報を記憶する記憶部と、記憶部が記憶する会議室の予約に関する情報を入出力部に表示させる使用管理部と、表示された会議室の予約に関する情報によって予約された会議室において開催される会議の内容に関する質問調査を行う質問調査部とを備える。
このようにすれば、会議室が設けられたフロアにおいて、会議室を使用するユーザから会議の内容に関する質問調査を行うことができる。すなわち、予約された会議室がユーザの都合により使用されないこともあるところ、現地に設置された会議室端末を用いて、実際に使用される予約に対し、会議の内容に関する情報を収集できる。また、収集された質問調査の結果を分析することにより、会議室の使用の実態を把握することができ、ひいては働き方を改善するための手掛かりとすることができる。
また、使用管理部は、入出力部に表示された会議室の予約に関する情報に対し、ユーザ
から使用の開始を示す情報の入力を受け付け、質問調査部は、入力を受け付けた使用の開始を示す情報に対応する会議の内容について、質問調査を行うようにしてもよい。このように、使用開始の際にユーザの操作を求めるようにすると共に、これと併せて質問調査を行うようにすれば、ユーザから回答を得られ易くなる。
また、質問調査は、質問調査部が、会議の目的及び会議の準備に関する質問を入出力部に表示させ、ユーザが入力する回答を取得することにより行われるようにしてもよい。具体的には、会議の目的及び会議の準備に関する質問の回答を得ることにより、会議室の使用の実態を把握することができ、ひいては働き方を改善するための手掛かりとすることができる。
本発明の他の側面に係る会議室予約システムは、会議室端末を複数備え、複数の会議室端末はネットワークに接続され、会議室のあるフロアにおいて、会議室ごとに会議室端末が設置されるようにしてもよい。このようにすれば、複数の会議室において会議の開始時刻が重なった場合にも、ユーザは他の会議室についての操作を待つことなく会議室端末を使用することができる。したがって、会議室端末で質問調査を行うような場合であっても、ユーザに不便を強いることが低減される。
また、会議室予約システムは、ネットワークを介して会議室端末と接続され、会議室端末から質問調査の回答を取得し、取得した回答を蓄積する調査管理部を備える質問調査記録装置をさらに含むようにしてもよい。このような質問調査記録装置を設けることで、複数の会議室において行われた質問調査の結果を集約し、分析等できるようになる。
また、会議室予約システムは、ネットワークを介して会議室端末と接続され、会議室の予約に関する情報を記憶するグループウェアサーバをさらに含み、会議室端末は、グループウェアサーバから会議室の予約に関する情報を取得し、記憶部に記憶させる情報取得部をさらに含むようにしてもよい。このようにすれば、既存のグループウェアと連携し、グループウェアが保持している会議室の予約に関する情報を活用することができるようになる。
なお、課題を解決するための手段に記載の内容は、本発明の課題や技術的思想を逸脱しない範囲で可能な限り組み合わせることができる。また、課題を解決するための手段の内容は、コンピュータ等の装置若しくは複数の装置を含むシステム、コンピュータが実行する方法、又はコンピュータに実行させるプログラムとして実現することができる。なお、プログラムを保持する記録媒体を提供するようにしてもよい。
本発明によれば、会議室を使用して行われる会議の内容に関する情報を収集可能にすることができる。
システム全体の構成の一例を示す図である。 質問調査記録装置、会議室端末、及びグループウェアサーバの装置構成の一例を示す図である。 グループウェアサーバが提供する会議室の予約画面の一例を示す図である。 グループウェアサーバの記憶装置に格納される、予約に関する情報の一例を示す図である。 予約管理処理の一例を示す処理フロー図である。 会議室端末に表示される、「空室」のステータスを示す情報の一例を示す図である。 会議室の使用に関する状態の更新を説明するための状態遷移図である。 会議室端末に表示される、「入室待ち」のステータスを示す情報の一例を示す図である。 人数、回答の入力画面の一例を示す図である。 質問調査記録装置の記憶装置に蓄積される回答の内容を示す情報の一例である。 会議室端末に表示される、「使用中」のステータスを示す情報の一例を示す図である。 会議室の使用時間を入力するための画面の一例を示す図である。 複数の会議室の状態を管理する会議室端末の例を示す図である。 退出時に質問を行う画面の一例を示す図である。 変形例2に係る会議室の使用に関する状態の更新を説明するための状態遷移図である。 会議の感想を文字で表す選択肢含む、会議室からの退出時に質問を行う画面の例を示す図である。 会議の感想を星印の数で表す選択肢を含む、会議室からの退出時に質問を行う画面の例を示す図である。 会議の感想を数直線で表す選択肢を含む、会議室からの退出時に質問を行う画面の例を示す図である。
次に、本発明に係るシステムの実施形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下で説明する実施形態は本発明を実施するための例示であり、本発明は以下で説明する態様に限定されない。
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るシステム全体の構成の一例を示す図である。本システムは、質問調査記録装置1と、建物2と、ネットワーク3と、グループウェアサーバ4(4A又は4B)とを含む。また、図1において実線の角丸長方形で囲われた構成要素は、建物2に設けられている。建物2は、会社等の組織が利用する建築物であり、LAN(Local Area Network)21と、ユーザ装置22(22A、22B、・・・)と、会議室23(23A、23B、・・・)と、会議室端末24(24A、24B、・・・)とを備えている。なお、破線の角丸長方形に示すグループウェアサーバ4は、建物2内に設置されるオンプレミスの形態(4A)であってもよいし、ネットワーク3に接続されクラウドサービスを提供する形態(4B)であってもよい。また、ユーザ装置22、会議室23、会議室端末24の数は特に限定されない。
質問調査記録装置1は、ネットワーク3を介していわゆるクラウドサービスを提供するサーバである。質問調査記録装置1は、グループウェアサーバ4や建物2に設けられた会議室端末24と通信を行い、本実施形態に係る会議室の予約管理や会議室端末24の予約管理、ユーザに対する質問調査(アンケート)等を行う。なお、質問調査記録装置1は、図示していない他の建物や、同一の建物2を利用する他の組織の会議室をさらに管理するようにしてもよい。また、質問調査記録装置1も、LAN21に接続されるオンプレミスの形態をとるようにしてもよい。
建物2のLAN21は、組織内に設けられたネットワークであり、LAN21に接続される機器は、所定のプロトコルに従って相互に通信を行うことができる。
ユーザ装置22は、例えば上述した組織の従業者等であるユーザが使用するPC(Personal Computer)やタブレット等のコンピュータである。また、ユーザ装置22はLAN
21に接続されており、ユーザはユーザ装置22を介し、グループウェアが提供する会議室の予約機能等を利用することができる。なお、ユーザ装置22は、複数存在してもよい。
会議室23は、打合せや応接等のために複数のユーザが共用する仕切られた空間である。なお、パーティションで仕切られたブースのような、複数のユーザが予約して使用する空間も会議室23に含まれるものとする。ユーザはグループウェア上で予約した時間帯に会議室を使用することができるものとする。会議室23は、建物2内において、同一のフロア又は異なるフロアに複数設けられていてもよい。
会議室端末24は、例えば会議室23の外側に設けられ、会議室23の使用状態を管理するためのコンピュータである。会議室端末24は、例えば本実施形態に係るプログラムをインストールしたタブレットである。本実施形態では、1つの会議室23に対し1台の会議室端末24が対応付けられており、各会議室23の入口付近の壁面に対応する会議室端末24が設置されるものとする。また、会議室端末24は、本実施形態に係る質問調査を行う。なお、会議室端末24は、例えば会議室23が複数存在するフロアに1台設置され、1台の会議室端末24が、対応付けられた複数の会議室23を管理するようにしてもよい。
ネットワーク3は、インターネット等の通信網であり、ネットワーク3に接続される機器は、所定のプロトコルに従って相互に通信を行うことができる。
グループウェアサーバ4は、何らかのグループ内において情報共有等を支援するためのサービス(「グループウェア」とも呼ぶ)を提供するコンピュータである。ユーザは、グループウェア上で、会議室23を使用するための予約を行うことができるものとする。なお、グループウェアは、既存のサービスを利用するようにしてもよい。
<装置構成>
図2は、質問調査記録装置1、会議室端末24、及びグループウェアサーバ4の装置構成の一例を示す図である。なお、質問調査記録装置1、会議室端末24、及びグループウェアサーバ4は、一般的なコンピュータである。
質問調査記録装置1は、入出力インターフェース(I/F)11と、記憶装置12と、通信インターフェース(I/F)13と、プロセッサ14と、バス15とを備えている。入出力I/F11は、例えばキーボードやマウス、ディスプレイ等のユーザインターフェースである。記憶装置12は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の主記憶装置及びHDD(Hard-disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶装置(二次記憶装置)である。主記憶装置は、プロセッサが読み出したプログラムを一時的に記憶したり、プロセッサの作業領域を確保したりする。補助記憶装置は、プロセッサが実行するプログラムや、グループウェアサーバ4から取得した会議室23の予約に関する情報、会議室端末24から取得した質問調査の回答に関する情報を記憶したりする。通信I/F13は、例えば有線のネットワークカード等であり、所定のプロトコルに基づき通信を行う。プロセッサ14は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置であり、プログラムを実行することにより本実施形態に係
る各処理を行う。図1の例では、プロセッサ14内に機能ブロックを示している。具体的には、プロセッサ14は、調査管理部141として機能する。調査管理部141は、会議室端末24を介してユーザから会議の内容に関する質問調査の回答を取得し、記憶装置12に蓄積する。以上のような構成要素が、バス15を介して接続されている。
また、会議室端末24も、入出力I/F241と、記憶装置242と、通信I/F24
3と、プロセッサ244と、バス245とを備えている。入出力I/F241は、例えばタッチパネル等のユーザインターフェースである。なお、出力I/Fとして、LED(Light Emitting Diode)やスピーカ等を備えていてもよい。記憶装置242は、RAMやROM等の主記憶装置及びHDDやSSD、フラッシュメモリ等の補助記憶装置である。主記憶装置は、プロセッサが読み出したプログラムを一時的に記憶したり、プロセッサの作業領域を確保したりする。補助記憶装置は、プロセッサが実行するプログラムを記憶したりする。通信I/F243は、例えば無線LANのアクセスポイントと通信を行うための通信モジュールであり、所定のプロトコルに基づき通信を行う。プロセッサ244は、CPU等の演算処理装置であり、プログラムを実行することにより本実施形態に係る各処理を行う。図2に示すように、プロセッサ244は、情報取得部2441、使用管理部2442、及び質問調査部2443として機能する。情報取得部2441は、会議室端末24が設置された会議室の予約に関する情報を、通信I/F243を介して取得し、記憶装置242に格納する。使用管理部2442は、ユーザの操作に基づいて、会議室端末24が設置された会議室の使用開始や使用終了といった状態の変更を示す情報を取得したり、入出力I/F241を介して予約時刻の接近や超過を通知したりする。質問調査部2443は、入出力I/F241を介して、例えばユーザが会議室23の使用を開始する旨の入力を行った場合、会議の内容に関する質問を表示すると共に回答の入力を受け付け、回答の内容を表す情報を記憶装置242に蓄積したり、通信I/F243を介して質問調査記録装置1に送信したりする。以上のような構成要素が、バス245を介して接続されている。
同様に、グループウェアサーバ4も、入出力I/F41と、記憶装置42と、通信I/F43と、プロセッサ44と、バス45とを備えている。入出力I/F41は、例えばキーボードやマウス、ディスプレイ等のユーザインターフェースである。記憶装置42は、RAMやROM等の主記憶装置及びHDDやSSD、フラッシュメモリ等の補助記憶装置である。主記憶装置は、プロセッサが読み出したプログラムを一時的に記憶したり、プロセッサの作業領域を確保したりする。補助記憶装置は、プロセッサが実行するプログラムを記憶したりする。通信I/F43は、例えば有線のネットワークカード等であり、所定のプロトコルに基づき通信を行う。プロセッサ44は、CPU等の演算処理装置であり、プログラムを実行することにより本実施形態に係る各処理を行う。図2に示すように、プロセッサ44は、予定管理部441として機能する。予定管理部441は、例えばグループウェアが提供する機能の一部であり、ユーザ装置22又は会議室端末24を介して会議室の使用時間帯を登録させ、予約を管理する。以上のような構成要素が、バス45を介して接続されている。
なお、ユーザ装置22もPC(Personal Computer)等の一般的なコンピュータである
が図示を省略する。ユーザ装置22には、インターネットブラウザがインストールされており、ユーザは、インターネットブラウザを介してグループウェアの機能を利用するものとする。
<会議室の予約>
図3は、グループウェアサーバ4が提供する会議室23の予約画面の一例を示す図である。ユーザが、例えばユーザ装置22にインストールされたインターネットブラウザを介してグループウェアサーバ4へアクセスすると、グループウェアサーバ4の予定管理部441は、図3に示すような予約画面を表示させるための情報を送信する。図3の画面は、会議室23の1つであるミーティングルーム701の、1週間の予約状況の一部を表している。ユーザは、所望の会議室に予約が入っていない時間帯を指定し、当該会議室を使用する期間を少なくとも入力することにより、会議室23を使用するための予約を行うことができる。予約に関する情報は、グループウェアサーバ4の記憶装置42に記憶される。
図4は、グループウェアサーバ4の記憶装置42に格納される、予約に関する情報の一例を示す図である。予約に関する情報は、例えばデータベースファイルに格納される。図4に示すテーブルの属性は、予約識別情報と、会議室識別情報と、開始日時と、終了日時と、予定と、登録者識別情報と、参加者識別情報とを含む。予約識別情報のフィールドには、予約を一意に特定するための情報が登録される。会議室識別情報のフィールドには、会議室を一意に特定するための情報が、予定管理部441によって採番され、登録される。開始日時及び終了日時のフィールドには、それぞれユーザが指定した使用期間の始期及び終期を示す情報が登録される。予定のフィールドには、ユーザが入力した、予定の内容を表すタイトル等が登録される。登録者識別情報のフィールドには、予約を登録したユーザを一意に特定するための情報が、予定管理部441によって登録される。参加者識別情報のフィールドには、ユーザが指定した会議の出席者を一意に特定するための情報が登録される。なお、図4では、テーブルに格納する情報を行及び列からなる一般的な表で例示したが、テーブル設計や形式は特に限定されない。例えば、テーブル設計については、ソフトウェアの性能等を考慮して適宜、正規化または非正規化することができる。形式については、RDBMS(Relational Database Management System)を採用するようにして
もよいし、その他のデータベース管理システムを採用してもよい。
<予約管理処理>
図5は、本実施形態に係る質問調査方法の一例を示す処理フロー図である。ユーザ装置22は、ユーザの操作に基づいて、LAN21等のネットワークを介しグループウェアサーバ4へ、会議室を予約するための情報を送信する(図5:S1)。本ステップでは、図4に示した予約に関する情報の1つのレコードに相当する情報が、ユーザ装置22からグループウェアサーバ4へ送信される。
一方、グループウェアサーバ4の予定管理部441は、会議室を予約するための情報を受信すると、記憶装置42に格納されたデータベースファイルを更新する(図5:S2)。本ステップでは、図4に示した予約に関する情報の1つのレコードに相当する情報が、新たに登録されたり変更されたりする。
また、会議室端末24の情報取得部2441は、例えば所定のタイミングでグループウェアサーバ4に格納されている会議室の予約に関する情報を取得し、記憶装置242に記憶させる(図5:S3)。本ステップでは、情報取得部2441は、例えばグループウェアが提供しているAPI(Application Programming Interface)を利用し、自身に対応
付けられた会議室の予約に関する情報を同期させる。例えば図4に示したミーティングルーム701の入口付近に設置された会議室端末24には、図4に示した予約識別情報が1~5のように、対応する会議室23の予約情報が登録される。なお、会議室の予約に関する情報は、グループウェアサーバ4に保持されるものがオリジナルであり、会議室端末24の記憶装置242には一時的にコピーされる構成であってもよい。
また、会議室端末24の使用管理部2442は、会議室23のステータスに応じて入出力I/F241に表示する情報を更新する(図5:S4)。本ステップでは、使用管理部2442は、記憶装置242に記憶されている予約に関する情報と、処理時点における現在時刻とに基づいて会議室23のステータスを特定し、ステータスを示す情報を入出力I/F241に表示させる。
図6は、会議室端末24の入出力I/F241に表示される、ステータスを示す情報の一例を示す図である。図6の表示は、会議室23に当面の間、予約が入っていないことを示す「空室」のステータスを表す。また、図6の表示の下部には、会議室23に対して当日に登録されている予約を示す時間表が含まれる。また、図6の表示は、当該時点から即時の使用を開始するための「今すぐ使用」ボタンを含む。図5のS4においては、例えば
図6に示すような画像が入出力I/F241に表示される。
その後、使用管理部2442は、会議室23の使用に関する状態(「ステータス」とも呼ぶ)が更新されたか判断する(図5:S5)。本ステップでは、例えば記憶装置242に記憶されている予約の開始時刻が所定期間内に接近した場合や、終了時刻を超過した場合、ユーザが図6に示した「今すぐ使用」ボタンを押下して即時の使用を開始した場合等に、ステータスが更新されたと判断される。なお、ステータスが更新されていないと判断された場合、使用管理部2442は特に処理を行わず、ステータスが更新されるまで待機する。
ステータスが更新されたと判断された場合(S5:YES)、使用管理部2442は、必要に応じて質問調査の回答を質問調査記録装置1に送信する(図5:S6)。一方、質問調査記録装置1の調査管理部141は、受信した質問調査の回答を記憶装置12に蓄積する(図5:S7)。なお、即時の使用開始や、早期退室による使用終了、使用時間の延長といったログも、併せて記憶装置12に格納される。
同様に、S5においてステータスが更新されたと判断された場合(S5:YES)、使用管理部2442は、必要に応じてグループウェアサーバ4に予約の更新情報を送信し(S6)、グループウェアサーバ4の予定管理部441は、グループウェア上の予約に関する情報を更新する(図5:S8)。
図7は、会議室端末24が管理する会議室23の使用に関する状態の更新を説明するための状態遷移図である。図7の例は、長方形が各状態における画面等を表しており、「空室」を示す画面(S11)と、「入室待ち」を示す画面(S12)と、アラーム鳴動(S13)と、人数、回答入力画面(S14)と、「使用中」を示す画面(S15)と、アラーム鳴動(S16)と、時間入力画面(S17)と、時間、人数、回答入力画面(S18)とを含む。また、図7の長方形間を接続する矢印は、各画面等が示す状態の間の遷移する方向を示している。矢印の脇に記述された丸括弧(小括弧)は、時間の経過に伴う状態の変化を表し、角括弧(大括弧)は、ユーザの操作に伴う状態の変化を表している。また、円柱形状へ向かう矢印は、質問調査記録装置1又はグループウェアサーバ4が保持する情報の更新を行うことを表している。
S11は、図5に示したような画面であり、例えば10分以内等のような、現在時刻以降、所定時間内に会議室23が予約されていないことを表す。その後、例えば10分以内等のように、現在時刻から所定時間内に予約の開始時刻が接近した場合、S12の「入室待ち」を示す画面に遷移する。
図8は、会議室端末24の入出力I/F241に表示されるステータスを示す情報の一例を示す図である。図8の表示は、会議室23に、所定時間内に開始される予約が入っていることを示す「入室待ち」のステータスを表す。また、図8の例では、予約された開始時刻までの時間、並びに、予約時に入力され、図4に示すデータベースに登録された、予約の内容を表すタイトル、期間、予約者及び参加者を表す情報が表示されている。また、図8の表示の下部には、会議室23に対して当日に登録されている予約を示す時間表が含まれる。また、図8の表示は、予約を取り消すための「中止」ボタンと、予約通りに会議室23の使用を開始するための「入室」ボタンとを含む。
また、図7のS12に示す「入室待ち」のステータスにおいて、開始時刻から所定時間以上経過した場合、使用管理部2442は、アラームを鳴動させるようにしてもよい(図7:S13)。このようにすれば、ユーザが図8の画面において「入室」ボタンの押下を忘れたまま会議室23の使用を開始した場合において、ユーザに警告を与えることができ
る。なお、図8の画面において「入室」ボタンが押下された場合は、アラームの鳴動を停止する。
予約の開始時刻からさらに所定時間以上経過した場合、又は図8の「中止」ボタンが押下された場合、使用管理部2442は、当該予約を削除する。すなわち、図5のS6において使用管理部2442は予約をキャンセルする旨の情報をグループウェアサーバ4に送信し、グループウェアサーバ4の予定管理部441は、グループウェア上の予約を削除する。なお、使用管理部2442は、記憶装置242に保持している予約に関する情報において、対応する予約を削除するようにしてもよいし、グループウェアサーバ4が記憶する会議室の予約に関する情報と同期させることで予約が削除された状態を反映させるようにしてもよい。このようにすれば、不要な予約を削除することができ、使用されていない会議室23を他のユーザが有効に活用できるようになる。
図7のS12に示す「入室待ち」の状態において図8の「入室」ボタンが押下された場合、S14に示す、人数、回答の入力画面に遷移する。
図9は、人数、回答の入力画面の一例を示す図である。図9は、破線の長方形で囲われた領域を2つ含む。具体的には、予約した会議室23で行われる会議等に参加する者の人数を入力するための「参加人数の入力」領域と、会議等の内容に関する質問調査の項目を表示する「会議に関する調査」領域とを含む。
「参加人数の入力」領域には、数字を入力又は消去するためのボタンが表示され、図9の例では参加者の人数として5が入力されている。
また、「会議に関する調査」の領域には、この予約によって開催される会議等の内容に関する質問が表示される。図9の例では、会議室の用途を問う質問と、会議の目的を問う質問と、会議の準備(議題の事前共有および資料の事前配布)の有無を問う質問とが表示されている。また、回答の選択肢として、会議室の用途については、顧客・ユーザとの打合せ、仕入れ先・取引先との打合せ、社内での会議・打合せ、又はその他(倉庫、個人使用など)を択一的に回答するためのラジオボタンが表示されている。会議の主目的については、定例会議(部内、課内会議等)、実務の報告・連絡、実務の相談・アイデア出し、又はその他(考課面談等)を択一的に回答するためのラジオボタンが表示されている。また、議題の事前共有および資料の事前配布については、あり又はなしを択一的に回答するためのラジオボタンが表示されている。なお、各質問及び回答の内容は図示した例には限られず、例えば本システムの導入者は任意に質問を設定することができる。また、複数の回答を選択できるようにしてもよい。図9に示すような画面においては、ユーザが少なくとも一部の質問に対して回答を入力しなければ会議室23を使用中である旨のステータスに遷移しないようにしてもよいし、ユーザが回答しなくても会議室23の使用を開始できるようにしてもよい。
図2に示した質問調査部2443が、図9の右側に示すような質問調査を行うための画面を表示するものとする。また、質問調査部2443は、図5のS6において、ユーザが入力した回答の内容を示す情報を、質問調査記録装置1に送信し、S7において、質問調査記録装置1の調査管理部141は、受信した情報を記憶装置12に蓄積させる。
図10は、記憶装置12に蓄積される回答の内容を示す情報の一例である。回答の内容を示す情報は、例えばデータベースファイルに格納される。図10に示すテーブルの属性は、「会議識別情報」と、「会議室の用途」と、「会議の主目的」と、「議題の事前共有」と、「資料の事前配布」とを含む。会議識別情報のフィールドには、例えば図4の予約識別情報と紐付けられる会議の識別情報が登録される。その他の各フィールドには、図9
の画面においてユーザが回答した選択肢を示す情報が登録される。なお、図10のテーブルについても、テーブル設計や形式は特に限定されない。例えば本システムの導入者は、質問の内容に合わせてテーブルの構成を変更することができる。
また、図9に示す人数、回答の入力画面において「完了」ボタンが押下された場合、図10に示した回答が登録されると共に、図7のS15に示す「使用中」を示す画面に遷移する。なお、回答内容を確認させるための画面(図示せず)を経て登録させるようにしてもよい。
図11は、会議室端末24の入出力I/F241に表示されるステータスを示す情報の一例を示す図である。図11の表示は、会議室23が使用中であることを示す「使用中」のステータスを表す。また、図11の例では、使用中に係る予約が終了するまでの時間、並びに、予約時に入力され、図4に示すデータベースに登録された、予約の内容を表すタイトル、期間、予約者及び参加者を表す情報が表示されている。また、図11の表示の下部には、会議室23に対して当日に登録されている予約を示す時間表が含まれる。また、図11の表示は、予約を延長するための「延長」ボタンと、使用を終了するための「退室」ボタンとを含む。なお、「延長」ボタンは使用中に係る予約の後に所定時間以上予約が登録されていない場合に操作できるようにしてもよい。
また、図7のS15に示す「使用中」のステータスにおいて、終了時刻が所定時間以内に接近した場合、使用管理部2442は、アラームを鳴動させるようにしてもよい(図7:S16)。このようにすれば、会議室23を使用中のユーザに終了時刻が近づいていることを通知し、特に次の予約が入っている場合は、円滑な交代を促すことができる。
なお、S15に示す「使用中」のステータス予約の終了時刻を超過した場合、又は、図11に示した画面において「退室」ボタンが押下された場合、使用管理部2442は、「空室」のステータス(S11)に遷移させる。特に「退室」ボタンが押下された場合は、図5のS6において、使用管理部2442は、予約情報における終了時刻を処理時点の現在時刻に更新するようにしてもよい。このようにすれば、予約に係る会議が早期に終了した場合に、空いた会議室23を他のユーザが有効に活用できるようになる。
また、図7のS15に示す「使用中」のステータスにおいて、「延長」ボタンが押下された場合、S17に示す時間の入力画面に遷移する。
図12は、会議室23の使用時間を入力するための画面の一例を示す図である。図12の例では、時間を入力するための領域を含む。具体的には、回転するドラムを模した領域をユーザがスライドさせることにより、ドラムの表面に表示された使用時間を選択することができるようになっている。また、図12の例では使用時間を15分単位で選択することができ、15分が選択されている。なお、選択できる使用時間の単位については「15分」に限られず、例えば質問調査記録装置1の記憶装置12や会議室端末24の記憶装置242に変更可能な設定を記憶させておき、設定に従って選択肢を表示するようにしてもよい。設定は、質問調査記録装置1が提供する所定の管理サイトにインターネットブラウザを介してアクセスし、指定できるものであってもよいし、会議室端末24で直接指定できるものでもよい。また、入力の方式は、いわゆるテンキー等、その他の方法により数字を入力させるものであってもよい。
予約時間が延長された場合、「使用中」のステータスが継続されるとともに、使用管理部2442は、当該予約の終了時刻を更新する。すなわち、図5のS6において使用管理部2442は予約を延長する旨の情報をグループウェアサーバ4に送信し、グループウェアサーバ4の予定管理部441は、グループウェア上の予約における終了時刻を更新する
。このようにすれば、後に予約が登録されていない範囲内において、ユーザは会議室23の使用を継続することができる。特に会議室23に設けられた会議室端末24から延長の登録をすることができるため、例えばユーザが自席に戻ってユーザ装置22から情報を更新するような手間はかからない。なお、使用管理部2442は、記憶装置242に保持している予約に関する情報においても、対応する予約を延長してもよい。
また、図5に示した「空室」を示す画面において、「今すぐ使用」ボタンが押下された場合も、図12に示した会議室23の使用時間を入力するための画面に遷移する(図7:S18)。そして、「使用中」のステータスに遷移するとともに、使用管理部2442は、当該予約の開始時刻及び終了時刻を登録する。すなわち、図5のS6において使用管理部2442は予約を新たに登録する旨の情報をグループウェアサーバ4に送信し、グループウェアサーバ4の予定管理部441は、グループウェア上に予約に関する情報を登録する。このようにすれば、後に予約が登録されていない範囲内において、ユーザは会議室23を使用することができる。また、図12に示した画面においてユーザは使用時間を入力するだけで、使用管理部2442は、処理時点における現在時刻を予約の開始時刻として登録し、開始時刻に入力された使用時間を加算した時刻を予約の終了時刻として登録する。したがって、開始時刻及び終了時刻を入力させるような場合よりも、予約のために入力する項目が少なくなり、ユーザにとって予約の登録にかかる手間が軽減される。特に会議室の予約のような場面では1分単位で使用時間を見積もることは困難である。そこで、例えば10分単位や、図12に示したように15分単位のように、5分~数時間程度の予め設定された単位で使用時間を選択できるようにすれば、ユーザにとって使い易いものとなるため、より好ましい。なお、使用管理部2442は、記憶装置242に保持している予約に関する情報においても、対応する予約を登録してもよい。その後、図7のS15に示す「使用中」のステータスに遷移する。
なお、図5に示した「空室」を示す画面において、「今すぐ使用」ボタンが押下された場合は、会議室23の使用時間だけでなく、図9に示した参加人数や、会議に関する調査の入力画面をさらに表示するようにしてもよい。このようにすれば、会議室23を即時に使用する場合においても、会議の内容に関する情報を収集することができるようになる。また、即時に使用する場合においては、予約者を特定するために、グループウェアのユーザIDやパスワードを入力させ、グループウェアと連携するようにしてもよい。
<作用・効果>
本実施形態によれば、図9に示した画面によって、会議室23を使用するユーザに対し会議の内容に関する質問調査を行うことができる。ここで、ユーザが少なくとも一部の質問に対して回答を入力しない限り会議室23を使用中である旨のステータス(図5:S15)に遷移しないようにすれば、本システムの導入者は所望の項目について確実に回答を得られるようになる。また、例えば予約した終了時刻通りに退室する場合にはユーザは会議室端末24の操作が必要ないところ、何らかの操作が必要になる入室時に質問調査を行うことにより、ユーザから確実に回答を得られるようになっている。また、本システムの導入者は、会議の目的及び会議の準備に関する質問を含む会議の内容に関する質問調査の結果を分析することにより、会議室の使用の実態を把握することができ、ひいては働き方を改善するための手掛かりとすることができる。
<変形例1>
図13は、複数の会議室23と対応付けられた1つの会議室端末24の例を示す図である。本変形例では、1つのフロアに複数の会議室23が存在し、これらの会議室のステータスを、同一のフロアに設けられた1つの会議室端末24によって表示させる。図13の例は、ミーティングルーム701、ミーティングルーム702、及びミーティングルーム703のステータスとして「使用中」、「空室」、「入室待ち」がそれぞれ表示されてい
る。また、図6と同様に、ステータスが「空室」の会議室23については、「今すぐ使用」ボタンが表示され、図8と同様に、ステータスが「入室待ち」の会議室23については、「中止」ボタン及び「入室」ボタンが表示され、図11と同様に、ステータスが「使用中」の会議室23については、「延長」ボタン及び「退室」ボタンが表示される。そして、各ボタンが押下されると、対応する会議室23に関して図7に示した通り状態が遷移する。また、本変形例においても、図9に示した質問調査を行うものとする。また、図13の表示の右側には、会議室23に対して当日に登録されている予約を示す時間表が含まれる。本変形例によれば、会議室23ごとに1つの会議室端末24を設置しなくても、複数の会議室23の使用状態を管理することができるとともに、会議の内容に関する質問調査を実施することができる。
<変形例2>
図14は、会議室からの退出時に質問調査を行う画面の一例を示す図である。また、図15は、本変形例に係る、会議室端末24が管理する会議室23の使用に関する状態の更新を説明するための状態遷移図である。本変形例においては、会議室の使用後に質問調査を行う。すなわち、図7のS15の「使用中」の状態を示す図11の画面において、「退室」ボタンが押下された後、図7のS11の「空室」の状態に遷移する前に、図14に示すような質問調査を行うための画面を、会議室端末24の質問調査部2443が入出力I/F241に表示させる(図15:S19)。図15のその他の状態は、図7の例と同様であるため、説明を省略する。
図14に示す画面には、会議室から退室するか否かの確認するための文言と、会議の感想に関する質問とを表示するウィンドウが表示されている。また、ウィンドウには、感想の選択肢を表す「晴天」、「曇天」、「雨天」の各画像が付されたボタン、及び退室するか否かを回答するための「はい」、「いいえ」の文字が付されたボタンが表示されている。また、ユーザが会議の感想を表すボタンのいずれかを押下することで、当該ボタンに対応付けられた感想を示す情報が選択され、例えば記憶装置242に一時的に記憶される。図14の例では、「晴天」のボタンが押下され、ボタンの背景色が変更されている。また、感想の選択後に、退出する旨の意思を示す「はい」のボタンが押下されると、質問調査部2443は通信I/F243を介して質問調査記録装置1へ、回答の内容を示す情報を送信する。
一方、質問調査記録装置1の調査管理部141は、受信した回答の内容を示す情報を記憶装置12に格納する。記憶装置12には、例えば、図10に示した情報に加えて、会議の感想を示す情報を格納するための列が設けられるものとする。退室時の質問調査では、会議室等の設備を使用して開催された会議等のイベントの内容の評価に関する質問調査を行うことができる。
なお、会議の感想を選択するまで「はい」のボタンをグレーアウトさせて選択できないようにしておき、会議の感想が選択された場合に、「はい」を選択できるようにしてもよい。また、ユーザが会議の感想を選択せずに「はい」を押下した場合、感想の入力を促すメッセージを表示するようにしてもよい。このようにすれば、回答の回収率を向上させることができる。
また、質問の内容は、図14に例示したものには限られず、また、質問の数が複数であってもよい。また、質問の内容は、会議室の予約に関する情報、又は会議室の用途、会議の目的若しくは会議の準備に関する質問に対するユーザの回答の少なくともいずれかに応じて変更されるようにしてもよい。例えば、会議室の予約に関する情報に、予定のタイトルが入力されていた場合、当該タイトルとして入力された文字列を用いて、評価を求める旨のメッセージを作成するようにしてもよい。また、図9に示した質問に対するユーザの
回答において、議題の事前共有や情報の事前共有が「あり」であった場合は、事前に共有された議題や情報についての評価等、事前に共有された議題や情報に関する質問を出力するようにしてもよい。また、図9に示した質問に対するユーザの回答において、会議室の用途が「顧客・ユーザとの打合せ」又は「仕入れ先・取引先との打合せ」である場合は、会議の評価に関する質問を表示しないようにしてもよい。会社等の組織の外部からの参加者の前で会議の評価を入力させるのは好ましくない場合もあるためである。
また、会議の評価の選択肢も、図14に例示したものには限られない。図16~図18は、会議室からの退出時に質問を行う画面の他の例を示す図である。図16の例は、会議の感想を「優」、「良」、「可」の文字で表す選択肢を示している。図17の例は、会議の感想を星印の数で表す選択肢を示している。図18の例は、会議の感想を数直線で表す選択肢を示している。また、選択肢には、ユーザが用意した画像や、ユーザが入力した文字列を表示するようにしてもよい。例示したように段階的な評価の選択肢を提示すれば、ユーザは容易に回答できるようになり、また収集した情報の集計も容易になるが、会議の評価としてユーザが自由にテキストを入力できるようにしてもよい。
また、会議の評価に関する質問調査は、退室後に実施できるようにしてもよい。例えば、質問調査記録装置1の追跡調査部(図示せず)が、会議室を利用したユーザに対し、電子メールやグループウェア等のメッセージ機能、その他のメッセージ送受信手段を用いて質問調査を行う。ユーザの電子メールアドレスや、グループウェアのアカウントは、本システムにおいて会議室を予約及び使用するユーザアカウントと紐付けて予め質問調査記録装置1の記憶装置12、グループウェアサーバ4の記憶装置42等に記憶されているものとする。質問調査記録装置1がグループウェアサーバ4からユーザの連絡先を取得する場合は、会議室端末24を介して取得するようにしてもよい。電子メールを利用する場合、質問調査記録装置1の追跡調査部は、ネットワーク3やLAN21に接続されるメールサーバ(図示せず)を介して送信するようにしてもよいし、質問調査記録装置1がメールサーバの機能を備え、追跡調査部が電子メールを送信するようにしてもよい。同様に、グループウェア等のメッセージ送受信機能、その他のメッセージ送受信手段を利用する場合、それぞれ質問調査記録装置1と通信可能に接続されたグループウェアサーバ、その他の装置を介してメッセージを送信するようにしてもよい。すなわち、追跡調査部は、ユーザの連絡先に対し、直接的に又は間接的に、所定の形式のメッセージを利用して質問を送信する。また、質問調査は、回答を入力するためのウェブページを会議室の使用ごとに生成して、メッセージに記載したウェブページのURI(Uniform Resource Identifier)から
ユーザにアクセスを促すようにしてもよいし、ユーザがメッセージへの返信に回答を記載するようにしてもよい。回答を入力するためのウェブページは、ネットワーク3やLAN21に接続されるメールサーバ(図示せず)が、質問調査記録装置1の追跡調査部と連携して生成及び公開するようにしてもよいし、質問調査記録装置1がウェブサーバの機能を備え、追跡調査部がウェブページを生成及び公開するようにしてもよい。また、当該ウェブページも、例えば、図14、図16~図18に示したような内容を表示するものとする。このようにすれば、ユーザが予約や即時の使用を開始する際に入力した使用終了時刻や使用時間どおりに退室するような場合であって、「退室」ボタンを押下しないようなときであっても、又は会議に組織外の参加者が存在するため退室時に質問調査を行わないような場合であっても、事後的に質問調査を行うことができるようになる。
また、図8に示した「入室待ち」を示す画面や、図11に示した「使用中」を示す画面において、予定の内容の表示の可否をユーザ等が設定できるようにすると共に、これに応じて会議の評価に関する質問調査を表示するか否か切り替えるようにしてもよい。すなわち、図8に示した「入室待ち」を示す画面や、図11に示した「使用中」を示す画面における「マネージャー会議」という予定の内容(予約のタイトル)や、予約者、参加者等を表示しないようにユーザが設定できるようにしてもよい。このようにすれば、例えば、会
議室の予約又は使用中に係る予定の内容を、会議室のあるフロアに出入りするユーザ全員には公にしたくない場合には非表示にすることができる。そして、例えば、会議室端末24の質問調査部2443は、会議室の予約又は使用中に係る予定の内容を会議室端末24に表示させるか否かに応じて、会議の評価に関する質問調査を退室時に行うか否か決定する。このようにすれば、例えば参加者に来客を含むような会議について、内容を非表示にすると共に、併せて退室時にも質問調査を非表示にすることができる。
また、実施形態及び変形例に示したシステムは一例であり、同様の処理を行うための様々なシステム構成を採用することができる。例えば、グループウェアサーバ4に質問調査の回答を蓄積させるようにしてもよいし、いわゆるグループウェアとは連携せずに、質問調査記録装置1等が会議室の予約を管理するようにしてもよい。また、ネットワークに接続されていない会議室端末が、会議室の予約を管理すると共に、質問調査の回答を収集するようにしてもよく、実施例や変形例と同様の処理を分担する別の装置をネットワーク上に備えていてもよい。
<その他>
本発明は、上述の処理を実行するコンピュータプログラム、及び当該プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を含む。当該記録媒体をコンピュータに読み込ませ、記録されているプログラム実行させることにより、上述の処理が可能となる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータから取り外し可能なものとしては、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ、メモリカード等がある。また、コンピュータに固定された記録媒体としては、ハードディスクドライブやROM等がある。
1 :質問調査記録装置
2 :建物
22 :ユーザ装置
23 :会議室
24 :会議室端末
3 :ネットワーク
4 :グループウェアサーバ
11、241、41:入出力I/F
12、242、42:記憶装置
13、243、43:通信I/F
14、244、44:プロセッサ
141 :調査管理部
2441:情報取得部
2442:使用管理部
2443:質問調査部
441 :予定管理部
15、245、45:バス

Claims (10)

  1. 情報を表示すると共にユーザの操作により入力を受け付ける入出力部と、
    会議室の予約に関する情報を記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する前記会議室の予約に関する情報を前記入出力部に表示させる使用管理部と、
    表示された前記会議室の予約に関する情報によって予約された会議室において開催される会議の内容に関する質問調査を行う質問調査部と、
    を備え、
    前記使用管理部は、前記入出力部に表示された前記会議室の予約に関する情報に対し、ユーザから使用の開始を示す情報の入力を受け付け、前記質問調査部は、入力を受け付けた前記使用の開始を示す情報に対応する会議の内容について前記質問調査を行う、第1の質問調査処理、及び
    前記使用管理部は、前記会議室の使用中において、前記会議室が使用中である旨の情報を前記入出力部に表示させると共に、当該使用中である旨の情報に対し、ユーザから使用の終了を示す情報の入力を受け付け、前記質問調査部は、入力を受け付けた前記使用の終了を示す情報に対応する会議の内容について前記質問調査を行う、第2の質問調査処理
    の少なくとも一方を実施する
    前記会議室が設けられたフロアに設置される会議室端末。
  2. 前記質問調査は、前記質問調査部が、会議室の用途、会議の目的又は会議の準備に関する質問を前記入出力部に表示させ、ユーザが入力する回答を取得することにより行われる
    請求項1に記載の会議室端末。
  3. 前記使用管理部及び前記質問調査部は、前記第2の質問調査処理を行い、
    前記使用の終了を示す情報に対応する会議の内容についての前記質問調査は、前記質問調査部が、会議の評価に関する質問を前記入出力部に表示させ、ユーザが入力する回答を取得することにより行われる
    請求項1又は2に記載の会議室端末。
  4. 前記使用の終了を示す情報に対応する会議の内容についての前記質問調査は、対応する会議室の予約に関する情報、又は対応する会議室の用途、会議の目的若しくは会議の準備
    に関する質問に対するユーザの回答の少なくとも一部に応じて変更される
    請求項を引用する請求項に記載の会議室端末。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の会議室端末を複数備え、複数の前記会議室端末はネットワークに接続され、前記会議室のあるフロアにおいて、会議室ごとに前記会議室端末が設置される
    会議室予約システム。
  6. 前記ネットワークを介して前記会議室端末と接続され、前記会議室端末から前記質問調査の回答を取得し、取得した回答を蓄積する調査管理部を備える質問調査記録装置をさらに含む
    請求項に記載の会議室予約システム。
  7. 前記質問調査記録装置は、前記使用の終了を示す情報の入力がなされなかった会議に関し、会議室を使用したユーザの連絡先に、前記使用の終了を示す情報の入力がなされなかった会議の内容の評価に関する質問調査を送信する追跡調査部をさらに備える
    請求項6に記載の会議室予約システム。
  8. 前記ネットワークを介して前記会議室端末と接続され、前記会議室の予約に関する情報を記憶するグループウェアサーバをさらに含み、
    前記会議室端末は、グループウェアサーバから前記会議室の予約に関する情報を取得し、前記記憶部に記憶させる情報取得部をさらに含む
    請求項からのいずれか一項に記載の会議室予約システム。
  9. 会議室が設けられたフロアに設置され、情報を表示すると共にユーザの操作により入力を受け付ける入出力部と会議室の予約に関する情報を記憶する記憶部とを備える会議室端末が、
    前記記憶部に記憶されている前記会議室の予約に関する情報を読み出すと共に前記入出力部に表示させる使用管理ステップと
    前記会議室の予約に関する情報によって予約された会議室において開催される会議の内容に関する質問調査を実行する質問調査ステップと、
    を実行し、
    前記使用管理ステップにおいて、前記入出力部に表示された前記会議室の予約に関する情報に対し、ユーザから使用の開始を示す情報の入力を受け付け、入力を受け付けた前記使用の開始を示す情報に対応する会議の内容について前記質問調査ステップにおいて前記質問調査を行う、第1の質問調査処理、及び
    前記使用管理ステップにおいて、前記会議室の使用中に、前記会議室が使用中である旨の情報を前記入出力部に表示させると共に、当該使用中である旨の情報に対し、ユーザから使用の終了を示す情報の入力を受け付け、入力を受け付けた前記使用の終了を示す情報に対応する会議の内容について前記質問調査ステップにおいて前記質問調査を行う、第2の質問調査処理
    の少なくとも一方を実施する
    質問調査方法。
  10. 会議室が設けられたフロアに設置され、情報を表示すると共にユーザの操作により入力を受け付ける入出力部と、会議室の予約に関する情報を記憶する記憶部とを備える会議室端末に、
    前記記憶部に記憶されている前記会議室の予約に関する情報を読み出すと共に前記入出力部に表示させる使用管理ステップと
    前記会議室の予約に関する情報によって予約された会議室において開催される会議の内
    容に関する質問調査を実行させる質問調査ステップと、
    を実行させ、
    前記使用管理ステップにおいて、前記入出力部に表示された前記会議室の予約に関する情報に対し、ユーザから使用の開始を示す情報の入力を受け付け、入力を受け付けた前記使用の開始を示す情報に対応する会議の内容について前記質問調査ステップにおいて前記質問調査を行う、第1の質問調査処理、及び
    前記使用管理ステップにおいて、前記会議室の使用中に、前記会議室が使用中である旨の情報を前記入出力部に表示させると共に、当該使用中である旨の情報に対し、ユーザから使用の終了を示す情報の入力を受け付け、入力を受け付けた前記使用の終了を示す情報に対応する会議の内容について前記質問調査ステップにおいて前記質問調査を行う、第2の質問調査処理
    の少なくとも一方を実施させる
    プログラム。
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